JPH08266730A - 関西枠用弾球遊技機 - Google Patents

関西枠用弾球遊技機

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JPH08266730A
JPH08266730A JP10072695A JP10072695A JPH08266730A JP H08266730 A JPH08266730 A JP H08266730A JP 10072695 A JP10072695 A JP 10072695A JP 10072695 A JP10072695 A JP 10072695A JP H08266730 A JPH08266730 A JP H08266730A
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frame plate
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kansai
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Kunio Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 量産効果を期待できると共に、島構造体に装
着した時の見栄えを良好にでき、しかも前枠の開閉、着
脱等を容易にできる。 【構成】 上枠板27及び前枠板29の左右方向の一端部上
側に、前方に突出する上下一対のヒンジブラケット31を
設け、前枠板29の上側で外枠1 の前側に、遊技盤を有す
る前枠を両ヒンジブラケット31を介して開閉自在に装着
する。左右一対の側枠板25,26 を関西枠用の高さにする
と共に、上枠板27の上端と前枠板29の上端との間の寸法
を関東枠用の前枠の高さに対応させ、左右一対の側枠板
25,26 の外側面間の寸法を関東枠用の前枠の左右幅と略
同一にし、左右一対の側枠板25,26 の内、ヒンジブラケ
ット31と反対側の側枠板26の外側に、関西枠用と関東枠
用との左右の寸法差に相当する板厚の側板30を装着し、
この側板30の前面側の装飾面30b を側枠板25,26 の前端
よりも前側に突出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機等の関西枠用弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機には、その外
形寸法の異なる2種類のものがあり、外枠及び前枠にも
2種類のものがある。即ち、弾球遊技機には、所謂、関
東枠用と関西枠用との2種類があり、関東枠用が関西枠
用に比べて若干外形寸法が小さくなっている。このた
め、弾球遊技機を製造する時には、外枠と前枠との夫々
について、関東枠用と関西枠用との2種類を別々に準備
する必要があり、量産による製造コストの低減等を図る
上で問題がある。
【0003】そこで、この対策として、従来、実公平4
ー33900号公報に記載されるように、関東枠用の外
枠を基準枠として共通に使用し、関西枠用の弾球遊技機
を製造する場合には、基準枠の左側面及び上面に板状の
スペーサを夫々着脱自在に装着して関西枠用の外枠を構
成し、この外枠に前側から関東枠用の前枠を取り付ける
ことが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構造では、
関東枠用の外枠と前枠を共通に使用できるので、大幅な
量産効果を期待することができる。しかし、従来の構造
では、各スペーサの前面側を装飾面とし、この装飾面が
弾球遊技機の正面側に現れるように構成しているが、装
飾面が基準枠の前面と面一状態になるように、外枠に各
スペーサを装着しているため、この弾球遊技機を遊技店
の島構造体に装着した場合には、前枠と島構造体との間
にスペーサに対応してL字状の溝ができ、この溝によっ
て見栄えが著しく損なわれる欠点がある。
【0005】一方、装飾面が前枠の前面側と略面一にな
るように、前枠の厚さ分だけ基準枠の前面側からスペー
サを前方に突出させれば、L字状の溝の発生を防止でき
るが、基準枠の左側で前方に突出するスペーサが前枠の
開閉時に障害になり、また基準枠の上側で前方に突出す
るスペーサが前枠の着脱時の障害になると言う新たな問
題が発生する。本発明は、このような従来の課題に鑑
み、量産効果を期待できると共に、島構造体に装着した
時の見栄えを良好にでき、しかも前枠の開閉、着脱等を
容易にできる関西枠用弾球遊技機を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、左右一対の側枠板25,26 と、この一対の側枠板25,2
6 の上下両端間を連結する上枠板27及び下枠板28と、一
対の側枠板25,26 の前側下端部間を連結する前枠板29と
を備えた外枠1 を構成し、上枠板27及び前枠板29の左右
方向の一端部上側に、前方に突出する上下一対のヒンジ
ブラケット31を設け、前枠板29の上側で外枠1 の前側
に、遊技盤6 を有する前枠2 を両ヒンジブラケット31を
介して開閉自在に装着した弾球遊技機において、左右一
対の側枠板25,26 を関西枠用の高さにすると共に、上枠
板27の上端と前枠板29の上端との間の寸法H1を関東枠用
の前枠2 の高さH に対応させ、左右一対の側枠板25,26
の外側面間の寸法W1を関東枠用の前枠2 の左右幅W と略
同一にし、左右一対の側枠板25,26 の内、ヒンジブラケ
ット31と反対側の側枠板26の外側に、関西枠用と関東枠
用との左右の寸法差に相当する板厚の側板30を装着し、
この側板30の前面側の装飾面30b を側枠板25,26 の前端
よりも前側に突出させたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、下枠板28と前枠板29との端部をヒン
ジブラケット31と反対側の側枠板26よりも左右方向の外
側に突出させると共に、この突出部28a,29a の突出量を
側板30の板厚と略同一にし、前枠板29の突出部29a の上
側から上枠板27の上端の範囲に、前枠板29の突出部29a
の前面と略面一状に側板30の装飾面30b を設けたもので
ある。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、側板30の下端を下枠板28に当
接させ、側枠板26の前側下部に、前枠板29の端部に対応
する切欠部30a を設けたものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、下枠板28及び前枠板29の
側枠板26から側方に突出する突出部28a,29a に側板30の
下部を上側及び後側から夫々当接させ、且つこの各突出
部28a,29a の端面と側板30の外側とを略面一状にし、前
枠板29の突出部29a と側板30とに跨がって側方からコ字
状の釘39を打ち込んだものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明では、左右一対の側枠
板25,26 を関西枠用の高さにすると共に、上枠板27の上
端と前枠板29の上端との間の寸法H1を関東枠用の前枠2
の高さH に対応させ、左右一対の側枠板25,26 の外側面
間の寸法W1を関東枠用の前枠2 の左右幅W と略同一に
し、左右一対の側枠板25,26 の内、ヒンジブラケット31
と反対側の側枠板26の外側に、関西枠用と関東枠用との
左右の寸法差に相当する板厚の側板30を装着し、この側
板30の前面側の装飾面30b を側枠板25,26 の前端よりも
前側に突出させる。このため、関東枠用及び関西枠用に
関東枠用の前枠2 を兼用することが可能であり、量産効
果によるコストの低減を期待できると共に、前枠2 の周
囲に溝等がなく島構造体34に装着した時の見栄えを良好
にでき、しかも前枠2 の開閉、着脱等を容易にできる。
【0011】請求項2に記載の本発明では、下枠板28と
前枠板29との端部をヒンジブラケット31と反対側の側枠
板26よりも左右方向の外側に突出させると共に、この突
出部28a,29a の突出量を側板30の板厚と略同一にし、前
枠板29の突出部29a の上側から上枠板27の上端の範囲
に、前枠板29の突出部29a の前面と略面一状に側板30の
装飾面30b を設けているので、装飾面30b で溝等の発生
を防止できると共に、側板30側も他の部分と調和させ易
くなる。
【0012】請求項3に記載の本発明では、側板30の下
端を下枠板28に当接させ、側枠板26の前側下部に、前枠
板29の端部に対応する切欠部30a を設けているので、側
板30を側枠板26の側面の全体に設け得ると同時に、前枠
29の突出部29a の直ぐ上側に装飾面30b を配置できる。
【0013】請求項4に記載の本発明では、下枠板28及
び前枠板29の側枠板26から側方に突出する突出部28a,29
a に側板30の下部を上側及び後側から夫々当接させてい
るので、外枠1 の強度が向上する。また各突出部28a,29
a の端面と側板30の外側とを略面一状にし、前枠板29の
突出部29a と側板30とに跨がって側方からコ字状の釘39
を打ち込んでいるので、前枠板29の前面の美観を損なう
ことなく、前枠板29と側板30を強固に固定できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は関西枠型のパチンコ機を島構造体に装着し
た状態を示す。図1において、1 は関西枠用の矩形状の
外枠、2 は外枠1 の前面に取り付けられた関東枠用の前
枠で、左側の上下一対のヒンジ3 により外枠1 の前面側
に開閉自在に枢支されている。前枠2 にはガラス扉4 及
び前面板5 が装着され、その後側に遊技盤6 が着脱自在
に装着されている。
【0015】遊技盤6 の前面には、発射された遊技球を
案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイ
ドレール7 により囲まれた範囲内に障害釘の他、入球チ
ャッカー8 〜12、変動図柄表示装置13、下部入賞装置1
4、左入賞装置15、右入賞装置16及びアウト口17等が夫
々配置されている。
【0016】前面板5 には上皿18が装着され、また前枠
2 の下部には下皿22と発射装置23の操作ハンドル24とが
設けられている。発射装置23は、操作ハンドル24を操作
した時に発射モータが作動して、上皿18から発射部に1
個づつ供給される遊技球をガイドレール7 に沿って発射
させるようになっている。
【0017】関西枠用の外枠1 はラワン材、ベニヤ板等
を使用した木製であって、図2、図3乃至図6に示すよ
うに、左右一対の側枠板25,26 と、この一対の側枠板2
5,26の上下両端間を連結する上枠板27及び下枠板28と、
一対の側枠板25,26 の前側下端部間を連結する前枠板29
と、一対の側枠板25,26 の内、その右側の側枠板26の外
側面に装着された側板30とから構成されている。
【0018】上枠板27と前枠板29との左端部上側には、
前方に突出する上下一対のヒンジブラケット31が設けら
れている。そして、外枠1 には、各ヒンジブラケット31
に対応する上下一対のヒンジブラケット32を介して、前
枠2 が前枠板29の上側で前面側から開閉自在に装着され
ている。なお、側枠板25,26 、上枠板27、下枠板28、前
枠板29、側板30は、釘等により互いに結合されている。
【0019】なお、上側のヒンジブラケット31の取り付
け部31a は、上枠板27の左端部上側から側枠板25の上端
部外側に跨がってネジ等で固定されている。下側のヒン
ジブラケット31の取り付け部31b は、前枠板29の左端部
上側から側枠板25の内側に跨がってネジ等で固定されて
いる。
【0020】左右一対の側枠板25,26 は、外枠1 が関西
枠用であるため、関西枠用の外枠1の高さに応じた長さ
を有し、その外側面間の寸法W1が関東枠用の前枠2 の左
右幅W と略同一となるように、左右両側に平行に上下方
向に配置されている。上枠板27は関東枠用の前枠2 の左
右幅W と略同一長さであって、両端部で各側枠板25,26
の上部側に対して直角状に固定されている。
【0021】下枠板28及び前枠板29は、関西枠用の左右
幅の寸法に対応するように上枠板27よりも若干長い寸法
W2になっている。この下枠板28及び前枠板29の左端側
は、ヒンジブラケット31側の側枠板25に対して直角且つ
面一状になるように前側及び下側から当接させて固定さ
れ、また右端側はヒンジブラケット31と反対側の端部を
側枠板26よりも側方に突出した状態で、この側枠板26に
対して前側及び下側から夫々直角に当接させて固定され
ている。
【0022】そして、下枠板28及び前枠板29の突出部28
a,29a は、上枠板27との寸法差W3分、即ち、関東枠用と
関西枠用との寸法差W3分に相当する突出量となってお
り、その突出部28a,29a に側板30の下端部を上側及び後
側から当接させて固定されている。前枠板29は、上枠板
27の上端から前枠板29の上端までの寸法H1が関東枠用の
前枠2 の高さH に対応するように、関東枠用のものより
も上下の高さH2が若干大になっている。なお、下枠板28
及び前枠板29の厚さは、関東枠用と関西枠用との何れも
同じである。
【0023】側板30は、関西枠用と関東枠用との寸法差
W3、即ち、突出部28a,29a の突出量に相当する板厚であ
って、外側面が下枠板28及び前枠板29の突出部28a,29a
の端面と略面一状になるように、ヒンジブラケット31と
反対側の側枠板26の外側面に上下両端部と中間部とでネ
ジ又は釘等の固定具33により固定されている。側板30に
は、前枠板29の突出部29a に対応する切欠部30a が前端
下部に形成されると共に、この切欠部30a の上側の前端
面に装飾面30b が形成されている。
【0024】側板30の上端は上枠板27の上端と略面一状
であり、また側板30の下端部側はその切欠部30a が前枠
板29の突出部29a と対応するように、前枠板29の突出部
29aに後側から当接し、且つ下枠板28の突出部28a に上
側から当接している。従って、側板30の装飾面30b は、
前枠板29の上側近傍から上枠板27の上端側の範囲に亘っ
て設けられている。
【0025】側板30の装飾面30b は、前枠2 及び前枠板
29の前面と略面一状となるように、側枠板26の前端より
も前側に突出しており、外枠1 を島構造体34に装着した
時に、前枠2 、前枠板29の前面と共に、島構造体34の前
面と略面一に揃うようになっている。
【0026】前枠板29は、下枠板28の前端部に下側から
打ち込まれた釘によって下枠板28に固定されると共に、
図7に示すように、突出部29a の端面を含む前枠板29の
左右両端面に、この前枠板29の上部側を側枠板25,26 、
側板30と前後に結合するコ字状の釘39が両者に跨がって
側方から打ち込まれている。従って、前枠板29には、前
側から打ち込まれた釘等がなく、前枠板29の前側の美観
を損なうことなく、前枠板29と側枠板25,26 とを強固に
固定できる。
【0027】なお、前枠板29の左右両端部と各側枠板2
5,26 との隅部には、図6及び図7に示すように、隅補
強材35が釘36等で固定されている。また側枠板26の内側
には、施錠機構37に対応するように切欠部38が形成され
ている。上記構成において、関西枠用のパチンコ機を製
造する場合、一対の側枠板25,26 、下枠板28、前枠板29
は関西枠用のものを準備すると共に、上枠板27、ヒンジ
ブラケット31には関東枠用と共通に使用、これに側板30
を追加して、図2に示すように関西枠用の外枠1 を構成
する。前枠2 は関東枠用のものを共通に使用する。そし
て、関西枠用の外枠1 ができれば、ヒンジブラケット3
1,32 を介して、関東枠用の前枠2 を外枠1 の前側に装
着れば、関西枠用のパチンコ機ができ上がる。
【0028】関東枠用のパチンコ機の場合には、図9及
び図10に示すように、関東枠用の側枠板25s,26s 、下
枠板28s 及び前枠板29s を用い、上枠板27、ヒンジブラ
ケット31を関西枠用と共通に使用して外枠1Aを構成す
る。そして、前枠2 には共通の関東枠用を用い、この前
枠2 を関東枠用の外枠1Aに装着する。従って、このよう
にすれば、前枠2 は関東枠用のものを関西枠用にも共通
に使用するので、関東枠用と関西枠用との前枠2 を別々
に準備する場合に比較して、部品管理が容易であると同
時に、前枠2 を製造する上でも量産による製造コストの
低減を図ることができる。
【0029】しかも、関東枠用の外枠1Aと関西枠用の外
枠1 とを比較した場合、両者は関東枠用と関西枠用とで
一応寸法が異なるが、上枠板27には全く同一のものを兼
用でき、またその他の側枠板25,26 、下枠板28は関西枠
用の長さが若干大になる程度であるため、関西枠用の前
枠板29及び側板30を除いて、殆ど同一の長尺材を適宜長
さに切断して使用することができる。従って、寸法の異
なる部材の数が少なくなり、量産による製造コストの低
減が可能である。
【0030】また前枠2 には関東枠用を共通に用いるの
で、関東枠用の前枠2 のみを製作すれば良く、しかも関
東枠用の前枠2 を関西枠用のパチンコ機に兼用するた
め、側枠板26に形成すべき施錠機構37用の切欠部38は、
関東枠用、関西枠用の何れの場合にも、側枠板26の上端
からの寸法位置を同じにできる。よって、各部材の加工
も容易である。更に、関西枠用の外枠1 は、関東枠用の
外枠1Aと殆ど同じ工程に加えて、側枠板26の外側に側板
30を釘、ネジの固定具33等で固定すれば良く、製作自体
も容易である。
【0031】関西枠用のパチンコ機を島構造体34に装着
する場合には、図1及び図8に示すように、外枠1 を島
構造体34の上取付枠40と下取付枠41と左右一対の縦桟4
2,43との間に形成された開口部44に嵌め込んだ状態で、
その上枠板27を上取付枠40に、下枠板28を下取付枠41に
夫々釘によって固定する。この場合、外枠1 は、前枠板
29の前面及び側板30の装飾面30b が島構造体34の前面と
略面一になるように固定する。
【0032】これによって、外枠1 に前枠2 を装着した
時にも、前枠2 と上取付枠40との間、前枠2 と左右の縦
桟との間に不必要な隙間、溝等が発生することもない。
従って、前枠2 を関東枠用と関西枠用とに兼用し、外枠
1 側の各部材にも同じようなものを使用できるにも拘わ
らず、島構造体34にパチンコ機を装着した時の見栄えが
非常に良好になる。
【0033】また前枠板29の上端と上枠板27の上端との
寸法H1を関東枠用の前枠2 の寸法Hに対応させて、関東
枠用と関西枠用との寸法差分だけ前枠板29の高さH2を大
にしており、前枠2 の上側に、外枠1 から前方に突出す
る部材がないので、ヒンジブラケット31,32 を介して外
枠1 に前枠2 を着脱する際の着脱作業を容易に行える。
【0034】しかも、側板30がヒンジブラケット31と反
対側の側枠板26の外側面にあるので、側板30の装飾面30
b 側を側枠板26から前方に突出させても、ヒンジブラケ
ット31側の側枠板25に側板30を設けに場合に比較して、
前枠2 の開閉時に側板30が障害になることがなく、前枠
2 のの開閉も容易にできる。
【0035】更に、ヒンジブラケット31のない側枠板26
に側板30を設けているので、側板30がヒンジブラケット
31、特に上側のヒンジブラケット31の取り付け部31a と
干渉することもない。また側枠板26側は、上下一対のヒ
ンジブラケット31を備える側枠板25に比較して、強度の
確保が困難になるが、この側枠板26に側板30を設けるこ
とによって、側枠板26側の強度の確保が容易になり、外
枠1 全体の強度が向上する。
【0036】以上、本発明の実施例について例示した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。例
えば、外枠1 の各部材の板厚は適宜選択すれば良く、ま
た材料も木材の他、合成樹脂等を用いても良い。また実
施例では、パチンコ機を例示しているが、これ以外の各
種の弾球遊技機においても同様に実施可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、左右
一対の側枠板25,26 と、この一対の側枠板25,26 の上下
両端間を連結する上枠板27及び下枠板28と、一対の側枠
板25,26 の前側下端部間を連結する前枠板29とを備えた
外枠1 を構成し、上枠板27及び前枠板29の左右方向の一
端部上側に、前方に突出する上下一対のヒンジブラケッ
ト31を設け、前枠板29の上側で外枠1 の前側に、遊技盤
6 を有する前枠2 を両ヒンジブラケット31を介して開閉
自在に装着した弾球遊技機において、左右一対の側枠板
25,26 を関西枠用の高さにすると共に、上枠板27の上端
と前枠板29の上端との間の寸法H1を関東枠用の前枠2 の
高さH に対応させ、左右一対の側枠板25,26 の外側面間
の寸法W1を関東枠用の前枠2 の左右幅W と略同一にし、
左右一対の側枠板25,26 の内、ヒンジブラケット31と反
対側の側枠板26の外側に、関西枠用と関東枠用との左右
の寸法差に相当する板厚の側板30を装着し、この側板30
の前面側の装飾面30b を側枠板25,26 の前端よりも前側
に突出させているので、関東枠用及び関西枠用に関東枠
用の前枠2 を兼用することができ、量産効果による製造
コストの低減を期待できると共に、前枠2 の周囲に溝等
がなくなり、島構造体34に装着した時の見栄えを良好に
でき、しかも前枠2 の開閉、着脱等を容易に行うことが
できる利点がある。
【0038】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、下枠板28と前枠板29との端部
をヒンジブラケット31と反対側の側枠板26よりも左右方
向の外側に突出させると共に、この突出部28a,29a の突
出量を側板30の板厚と略同一にし、前枠板29の突出部29
a の上側から上枠板27の上端の範囲に、前枠板29の突出
部29a の前面と略面一状に側板30の装飾面30b を設けて
いるので、装飾面30bによって溝等の発生を防止でき、
しかも、側板30の下部側にも他の部分と同様に前枠板29
の突出部29a があって、他の部分との調和を図り易くな
り、弾球遊技機全体の前面側のデザインを良好にできる
利点がある。
【0039】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、側板30の下端を下枠板
28に当接させ、側枠板26の前側下部に、前枠板29の端部
に対応する切欠部30a を設けているので、側板30を側枠
板26の側面の全体に設け得ると同時に、前枠29の突出部
29a の直ぐ上側に装飾面30b を配置できる。
【0040】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1、2又は3に記載の発明において、下枠板28及び前枠
板29の側枠板26から側方に突出する突出部28a,29a に側
板30の下部を上側及び後側から夫々当接させ、且つこの
各突出部28a,29a の端面と側板30の外側とを略面一状に
し、前枠板29の突出部29a と側板30とに跨がって側方か
らコ字状の釘39を打ち込んでいるので、外枠1 の強度が
向上すると共に、前枠板29の前面の美観を損なうことな
く、前枠板29と側板30とを強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す島構造体に装着状態の
正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す関西枠用の外枠の斜視
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す関西枠用の外枠の正面
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す関西枠用の外枠の側面
図である。
【図5】図3のX−X線断面図である。
【図6】図3のY−Y線断面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す関西枠用の外枠の要部
拡大断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す関西枠用の装着状態の
断面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す関東枠用の外枠の斜視
図である。
【図10】本発明の一実施例を示す関東枠用の装着状態
の断面図である。
【符号の説明】 1 外枠 2 前枠 6 遊技盤 25,26 側枠板 27 上枠板 28 下枠板 29 前枠板 30 側板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の側枠板(25)(26)と、この一対
    の側枠板(25)(26)の上下両端間を連結する上枠板(27)及
    び下枠板(28)と、一対の側枠板(25)(26)の前側下端部間
    を連結する前枠板(29)とを備えた外枠(1) を構成し、上
    枠板(27)及び前枠板(29)の左右方向の一端部上側に、前
    方に突出する上下一対のヒンジブラケット(31)を設け、
    前枠板(29)の上側で外枠(1) の前側に、遊技盤(6) を有
    する前枠(2) を両ヒンジブラケット(31)を介して開閉自
    在に装着した弾球遊技機において、左右一対の側枠板(2
    5)(26)を関西枠用の高さにすると共に、上枠板(27)の上
    端と前枠板(29)の上端との間の寸法(H1)を関東枠用の前
    枠(2) の高さ(H) に対応させ、左右一対の側枠板(25)(2
    6)の外側面間の寸法(W1)を関東枠用の前枠(2) の左右幅
    (W) と略同一にし、左右一対の側枠板(25)(26)の内、ヒ
    ンジブラケット(31)と反対側の側枠板(26)の外側に、関
    西枠用と関東枠用との左右の寸法差に相当する板厚の側
    板(30)を装着し、この側板(30)の前面側の装飾面(30b)
    を側枠板(25)(26)の前端よりも前側に突出させたことを
    特徴とする関西枠用弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 下枠板(28)と前枠板(29)との端部をヒン
    ジブラケット(31)と反対側の側枠板(26)よりも左右方向
    の外側に突出させると共に、この突出部(28a)(29a)の突
    出量を側板(30)の板厚と略同一にし、前枠板(29)の突出
    部(29a) の上側から上枠板(27)の上端の範囲に、前枠板
    (29)の突出部(29a) の前面と略面一状に側板(30)の装飾
    面(30b) を設けたことを特徴とする請求項1に記載の関
    西枠用弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 側板(30)の下端を下枠板(28)に当接さ
    せ、側枠板(26)の前側下部に、前枠板(29)の端部に対応
    する切欠部(30a) を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の関西枠用弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 下枠板(28)及び前枠板(29)の側枠板(26)
    から側方に突出する突出部(28a)(29a)に側板(30)の下部
    を上側及び後側から夫々当接させ、且つこの各突出部(2
    8a)(29a)の端面と側板(30)の外側とを略面一状にし、前
    枠板(29)の突出部(29a) と側板(30)とに跨がって側方か
    らコ字状の釘(39)を打ち込んだことを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の関西枠用弾球遊技機。
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