JP2001292702A - 茶葉を原料とする粉末物の製造方法と同粉末物からなる錠剤 - Google Patents

茶葉を原料とする粉末物の製造方法と同粉末物からなる錠剤

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JP2001292702A
JP2001292702A JP2000145737A JP2000145737A JP2001292702A JP 2001292702 A JP2001292702 A JP 2001292702A JP 2000145737 A JP2000145737 A JP 2000145737A JP 2000145737 A JP2000145737 A JP 2000145737A JP 2001292702 A JP2001292702 A JP 2001292702A
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Yasuo Suzuki
康雄 鈴木
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MARUMASA SEICHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茶葉の有効成分が低減しないようにした茶葉
を原料とする粉末物の製造方法を提供する。さらに有効
成分の強化のためカテキンなどの有効成分を添加する場
合、添加した有効成分が低減しないようにした茶葉を原
料とする粉末物の製造方法を提供する。またこのような
粉末物からなる錠剤を提供する。 【解決手段】茶葉を原料とする粉末物の製造方法は、生
茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える工程と、蒸熱さ
れた茶葉を揉むとともに段階的に乾燥して強撚のない扁
平状の茶葉片を形成する工程と、前記扁平状の茶葉片を
粉砕して粉末にする工程からなる。また生茶葉を蒸熱し
て茶葉成分の発酵を抑える工程と、前記蒸熱の工程を経
た茶葉に対して強化用の有効成分の粉末を添加して揉む
とともに前記茶葉に分散する工程と、前記茶葉をさらに
揉むとともに乾燥して強撚のない扁平扁平状の茶葉片を
形成する工程と、扁平状の前記茶葉片を粉砕して粉末に
する工程とからなる。そして茶葉を原料とする粉末物か
らなる錠剤は上記のよう製法で製造された茶葉を原料と
する粉末物を打錠したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶葉を原料とする粉
末物の製造方法と、同粉末物からなる錠剤にかんする。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】緑茶はカテキンなどの
各種有効成分を含むがこれを飲用する場合すべての有効
成分を摂取することはできない。特に不溶性の有効成分
についてはその摂取が困難である。本発明は茶葉の有効
成分(不溶性の有効成分を含む)を無駄なく摂取しうる
茶葉を原料とする粉末物の製造方法を提供する。また茶
葉の有効成分が低減しないようにした茶葉を原料とする
粉末物の製造方法を提供する。また有効成分の強化のた
めカテキンなどの有効成分を添加する場合、添加した有
効成分が低減しないようにした茶葉を原料とする粉末物
の製造方法を提供する。さらにこのような製造方法で製
造された茶葉を原料とする粉末物からなる錠剤をを提供
する。
【0003】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明にかかる茶葉を原料とする粉末物の製造方法
と同粉末物からなる錠剤は次の工程から構成される。
【0004】すなわち生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵
を抑える工程と、蒸熱された茶葉を揉むとともに段階的
に乾燥して強のない扁平状の茶葉片を形成する工程
と、前記扁平状の茶葉片を粉砕して粉末にする工程から
なる。
【0005】また生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑
える工程と、蒸熱された茶葉を粗揉するとともに乾燥す
る乾燥工程と、前記茶葉を揉捻して茶葉中の水分を全体
的に均一化する工程と、前記茶葉をさらに中捻するとと
もに乾燥して強のない扁平状の茶葉片を形成する工程
と、扁平状の前記茶葉片を粉砕して粉末にする工程とか
らなる。
【0006】また生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑
える工程と、前記蒸熱の工程を経た茶葉に対して強化用
の有効成分の粉末を添加して揉むとともに前記茶葉の全
体に分散する工程と、前記茶葉をさらに揉むとともに乾
燥して強のない扁平扁平状の茶葉片を形成する工程
と、扁平状の前記茶葉片を粉砕して粉末にする工程とか
らなる。
【0007】また生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑
える工程と、蒸熱された茶葉を粗揉するとともに乾燥す
る乾燥工程と、前記茶葉を揉捻して茶葉中の水分の全体
的な均一化する工程と、強化用の有効成分の粉末を添加
しかつ前記茶葉をさらに中捻するとともに乾燥して強
のない扁平状の茶葉片を形成する工程と、前記扁平状の
茶葉片を粉砕して粉末にする工程とからなる。
【0008】また水分含有率9%乃至12%に乾燥した
茶葉にカテキンなど強化用の有効成分の粉末を添加して
揉むものである。
【0009】また扁平状の前記茶葉片の水分含有率を3
%乃至5%としたものである。
【0010】また扁平状の前記茶葉片を粉末化する粉砕
時の温度を摂氏45以下としたものである。
【0011】茶葉を原料とする粉末物からなる錠剤は、
前記製法により製造された茶葉を原料とする粉末物を打
錠してなる。
【0012】本発明は蒸熱した茶葉を揉むとともに段階
的に乾燥して強撚のない扁平状の茶葉片とし、扁平状の
茶葉片を粉砕して粉末物としたものである。すなわち茶
葉の全体(茎部を含んでもよい)を粉末物にしたから、
この粉末物は茶葉中の有効成分を無駄なく、かつ有効に
利用することができる。蒸熱された茶葉を揉むとともに
段階的に乾燥し、適宜な水分を含む扁平状の茶葉片を形
成する。茶葉の乾燥は段階的におこなうから、乾燥工程
における有効成分の低減化を防止することができる。ま
た揉む工程で茶葉に強撚をかけないで扁平状の茶葉片を
形成する点にポイントがある。強撚された茶葉は、茶葉
に強い撚りをかけるため、茶葉が全体的に撚巻かれて細
棒状となる(あるいはこのような細棒状部を部分的に有
する場合を含む)。強撚された細棒状の茶葉は相当の厚
みがあり、また部分的な厚みにも差異があり、茶葉片の
円滑な粉砕、特に粉末化にとってマイナス要因となる。
【0013】一方、扁平状な茶葉片とは茶葉が全体的に
扁平状に乾燥したものであり、1枚の茶葉からなるもの
のみならず、複数の茶葉が全体的におよび/または部分
的に重なり合って一体化し、全体的に薄い板状であり、
その厚みは強撚された細棒状の茶葉より小さい。茶葉片
は全体的にあるいは部分的に湾曲あるいは変形していて
もよく、全体的に扁平状であればその形状を問わない。
扁平状な茶葉片は厚さが相対的に薄く、またその厚みも
全体的に大きな差がないから、粉砕による均一な粉末化
が容易である。
【0014】また乾燥された扁平状な茶葉片は水分含有
率が小さく(好ましくは水分含有率が3%乃至6%)、
外力を加えると微小片に粉砕しやすい。すなわち乾燥さ
れた茶葉片は外力により粉砕されやすい硬質性を有す
る。粉砕機などで茶葉片を粉砕する場合、摩擦熱により
粉砕温度が上昇するが、粉砕温度の上昇を適宜範囲に制
限することにより、摩擦熱による茶葉片の有効成分(添
加された有効成分を含む)の低減や毀損を阻止する。
【0015】また、茶葉から抽出されたカテキンなど有
効成分の粉末を添加して成分の強化することができる。
強化用の有効成分の添加は茶葉を揉む工程でおこなう。
すなわち、茶葉の揉捻工程で有効成分の粉末を添加し、
揉捻により茶葉中の水分の全体的な均一化するとともに
粉末を全体的に分散させる。あるいは揉捻工程後の茶葉
の中捻工程において有効成分の粉末を添加し、かつ茶葉
をさらに中捻する。中捻工程ではすでに揉捻工程により
茶葉中の水分が全体的に均一化されているから、粉末を
全体的に均一に分散できる。また適宜な水分を含有する
茶葉に有効成分の粉末を添加するのが好ましい。添加さ
れた強化用の有効成分(粉末)が全体的に分散(偏在し
ない)するとともに茶葉になじみやすく、茶葉と一体的
に付着しやすいからである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の形態を説明すると、茶葉
を原料とする粉末物と同粉末物からなる錠剤の製造方法
は次のとうりである。
【0017】生茶葉の蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える
工程。 生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵作用を抑える工程であ
る。採取した生茶葉を蒸気により蒸熱する。蒸熱は生茶
葉中の酵素の発酵作用を抑制し、ビタミンCなどの有効
成分が破壊されない。茎付きの生茶葉はそのまま蒸熱し
て茶葉を構成する一部とすることができる。蒸熱後、蒸
熱された茶葉は冷却してもよい。蒸熱は荒茶の製造工程
で使用される蒸機を利用することができる。
【0018】蒸熱された茶葉を粗揉と乾燥する工程。 蒸熱により軟化した茶葉を粗揉するとともに乾燥して主
に茶葉の表面に含まれる水分を除去する乾燥工程であ
る。茶葉に大きな加重をかけないで粗揉する(揉む)と
ともに熱風を当てて茶葉から水分を除去する。粗揉であ
るから茶葉に強い撚りをかけることはない。最初の乾燥
で茶葉の水分含有率を9%乃至12%程度に減少するの
が好ましい。なお粗揉は、例えば、荒茶の製造工程で使
用される粗揉機を利用しておこなうことができる。
【0019】前記茶葉を揉捻して茶葉中の水分の全体的
な均一化を図る工程。 茶葉は葉脈、葉、芽、茎などそれぞれ含有水分量が異な
るから、茶葉を揉捻(揉むこと)して、茶葉中の水分の
全体的な均一化を図る。茶葉中の水分の均一化によりそ
の後の乾燥工程において茶葉全体を段階的に均一状態で
乾燥することが可能となる。揉捻工程においても茶葉を
強撚を付与しない。この工程中の茶葉の水分含有率に大
きな変化はなく、通常は9%乃至12%程度である。な
お茶葉の揉捻は荒茶の製造工程で使用される揉捻機によ
りおこなうことがきる。
【0020】前記茶葉をさらに中揉するとともに乾燥し
て強撚のない扁平状の茶葉片を形成する工程。 茶葉をさらに中揉する(揉む)とともに乾燥し、強撚の
ない扁平状の茶葉片を形成する。茶葉の中揉と乾燥は茶
葉の水分含有率を段階的に減少し、少なくとも2回に分
けおこなうのが望ましい。たとえばまず摂氏35度乃至
40度の温度で中揉するとともに水分含有率を減少させ
る(たとえば水分含有率を6%乃至8%程度)。次に乾
燥された茶葉をさらにたとえば摂氏60度乃至70度で
中揉する(揉む)とともに、茶葉の水分含有率を3%乃
至5%にする。以上の乾燥工程においても茶葉には強撚
をかけない。茶葉の中揉は中揉機によりおこなうことが
きる。以上の乾燥工程においても茶葉に強撚はかけな
い。乾燥工程が完了する(好ましくは水分含有率が3%
乃至5%に減少する)と扁平状の茶葉片が形成される。
なお茶葉の中揉は荒茶の製造工程で使用される中捻機に
よりおこなうことがきる。
【0021】成分の強化のためカテキンなど有効成分の
粉末を茶葉に添加して揉む工程。 茶葉はカテキンなどの有効成分を含むが、茶葉から抽出
されたカテキンなどの有効成分(粉末など)を添加して
さらに成分を強化することができる。強化用の成分(粉
末)の添加は、茶葉を粉砕した後の粉末に添加するので
はなく、それ以前の工程、すなわち茶葉を揉む工程にお
こなう。これにより強化用の成分を含む粉末(カテキン
などの粉末)が偏在しないで、ほぼ茶葉全体にまたほぼ
均一に分散することができる。
【0022】強化用の有効成分の添加は茶葉を揉む工程
でおこなう。すなわち、茶葉の揉捻工程で有効成分の粉
末を添加し、揉捻により茶葉中の水分の全体的な均一化
するとともに粉末を全体的に分散させる。あるいは揉捻
工程後の茶葉の中捻工程において有効成分の粉末を添加
し、かつ茶葉をさらに中捻する。中捻工程ではすでに揉
捻工程により茶葉中の水分が全体的に均一化されている
から、粉末を全体的に均一に分散できる。
【0023】また適宜な水分を含有する茶葉に有効成分
の粉末を添加するのが好ましい。添加された強化用の有
効成分(粉末)が全体的に分散(偏在しない)するとと
もに茶葉になじみやすく、茶葉と一体的に付着しやす
い。具体的には茶葉の水分含有率が6%から13%の状
態で粉末を添加して揉むのが好ましい。水分含有率が1
4%以上の場合は、水分が多過ぎて粉末物を茶葉全体に
分散、特に均一的な分散が困難である。また水分含有率
が5%以下の場合は、水分が少なく添加された有効成分
が茶葉に付着しにくい。
【0024】このように、成分強化のため有効成分の粉
末を添加する場合、あるいは添加しない場合、いずれの
場合においても茶葉の中揉工程後に強撚のない扁平状の
茶葉片が形成される。茶葉を揉む工程で、例えば、「精
揉機」などで茶葉に強撚をかけると、茶葉が全体的に撚
巻かれて固い細棒状となる(細棒状のものが部分的に形
成される場合を含む)。これに対して扁平状の茶葉片1
は全体的に平板状である。扁平状な茶葉片1とは、1枚
の茶葉が扁平状に乾燥したもの、あるいは複数(2、3
枚程度)の茶葉が重なり合い全体的にあるいは部分的に
一体化して扁平状に乾燥したものを含むが、通常は、1
枚の茶葉が部分的に重り合い一体化し扁平状に乾燥した
ものである。たとえば図3、4の茶葉片1は1枚の茶葉
の両側部2、3が屈曲し、表面側において部分的に重な
り合い一体化して乾燥したもの説明的に示すが、側面図
(図5)に示されるように、茶葉片1は全体的に扁平状
である。もちろんこれは1例にすぎず、茶葉を揉む工程
まどで茶葉片が全体的にあるいは部分的に湾曲あるいは
変形したり、茶葉の一部が欠損することもあり、茶葉片
の全体的な形状は問わない。ポイントは茶葉片1が全体
的に扁平状であることである。
【0025】扁平状の茶葉片は水分含有率を3%乃至5
%としたものである。水分の含有量を2%以下に乾燥す
ると、有効成分の劣化が生じやすい。水分の含有量が1
0%以上であると、茶葉片の粉砕時に水分で茶葉に粘り
を生じやすく、茶葉片の粉砕化(とくに粉末化)上でマ
イナス要因となる。また粉末物を錠剤化したときは含有
水分により品質に変化を生じやすい。
【0026】扁平状の茶葉片の粉砕工程。 次に扁平状の茶葉片を粉末状に粉砕する工程である。通
常は100乃至150ミクロンの粉末に粉砕するが限定
はない。粉砕は公知の粉砕手段でおこなうことができ
る。たとえば高速回転する粉砕機で扁平状の茶葉片を粉
砕する。扁平状の茶葉片は水分の含有率が小さく粉砕に
適した適宜な硬度をもち(柔軟性がない)、粉砕が容易
である。また茶葉片は扁平状であるからその粉砕、特に
粉末化が容易である。
【0027】また強化用の有効成分の粉末の付着してい
る扁平状の茶葉片を粉砕すると、茶葉片の粉砕にともな
い、茶葉に全体的に付着された粉末が茶葉片の粉末物中
にほぼ均一に混入されるから、強化用の有効成分が粉末
物中に偏在しないで均一に分布する。
【0028】また茶葉片の粉砕時には粉砕機の回転によ
り摩擦熱が発生して粉砕温度が上昇するが、粉砕温度を
摂氏45以下に調節する。粉砕温度の調節は茶葉片の
投入量や粉砕機の回転数などを調整しておこなう。粉砕
温度が摂氏5度を超えると、茶葉片の有効成分の劣化を
生じやすい。茶葉に強撚があると摩擦熱が大きく粉砕温
度が上昇しやすく、茶葉の有効成分が劣化するおそれが
ある。扁平状の茶葉片は粉砕化が容易であるから、粉砕
温度を調整(摂氏45度以下に調整)下において所定の
粉末化を確実におこなうことができる。粉砕温度に特に
下限はないが、摂氏45度以下であればよいから、通常
は常温下での粉砕をおこなえばよい。このようにして茶
葉を原料とする粉末物が形成されるが、粉末物をそのま
ま湯に混入して飲用し、あるいは菓子の原料や料理に使
用するなど種々の用途に利用できる。
【0029】粉末物を錠剤化する工程。 粉末物(強化成分を混入したものを含む)を使用して錠
剤とすることができる。粉末物の錠剤化は公知の錠剤の
形成方法を任意に選択することができるが、たとえば粉
末物を造粒して打錠化する。また粉末物に他の材料を添
加してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明においては茶葉の有効成分を効果
的に摂取できるとともに、製造工程において、有効成分
が低減化しない粉末物を製造することができる。また必
要に応じてカテキンなどの有効成分を効果的に添加し、
さらに添加された有効成分が低減化しない粉末物を製造
することができる。またこのような粉末物からなる錠剤
はこれらの特徴を具備し、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる茶葉を原料とする粉末物の製造
を示す工程図である。
【図2】同粉末物からなる錠剤の製造工程図である。
【図3】扁平状の茶葉片を説明的に示す拡大表面図であ
る。
【図4】同扁平状の茶葉片を説明的に示す拡大裏面図で
ある。
【図5】同扁平状の茶葉片を説明的に示す拡大右側面図
である。
【符号の説明】
1 茶葉片 2 茶葉片の左側部 3 茶葉片の右側部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える
    工程と、蒸熱された茶葉を揉むとともに段階的に乾燥し
    て強のない扁平状の茶葉片を形成する工程と、前記扁
    平状の茶葉片を粉砕して粉末にする工程からなる茶葉を
    原料とする粉末物の製造方法。
  2. 【請求項2】生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える
    工程と、蒸熱された茶葉を粗揉するとともに乾燥する乾
    燥工程と、前記茶葉を揉捻して茶葉中の水分の全体的な
    均一化する工程と、前記茶葉をさらに中捻するとともに
    乾燥して強のない扁平状の茶葉片を形成する工程と、
    扁平状の前記茶葉片を粉砕して粉末にする工程とからな
    る茶葉を原料とする粉末物の製造方法。
  3. 【請求項3】生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える
    工程と、前記蒸熱の工程を経た茶葉に対して強化用の有
    効成分の粉末を添加して揉むとともに前記茶葉に分散す
    る工程と、前記茶葉をさらに揉むとともに乾燥して強
    のない扁平扁平状の茶葉片を形成する工程と、扁平状の
    前記茶葉片を粉砕して粉末にする工程とからなる茶葉を
    原料とする粉末物の製造方法。
  4. 【請求項4】生茶葉を蒸熱して茶葉成分の発酵を抑える
    工程と、蒸熱された茶葉を粗揉するとともに乾燥する乾
    燥工程と、前記茶葉を揉捻して茶葉中の水分を全体的に
    均一化する工程と、強化用の有効成分の粉末を添加しか
    つ前記茶葉をさらに中捻するとともに乾燥して強のな
    い扁平状の茶葉片を形成する工程と、前記扁平状の茶葉
    片を粉砕して粉末にする工程とからなる茶葉を原料とす
    る粉末物の製造方法。
  5. 【請求項5】水分含有率9%乃至12%に乾燥した茶葉
    にカテキンなど強化用の有効成分の粉末を添加して揉む
    ことを特徴とする請求項5に記載の茶葉を原料とする粉
    末物の製造方法。
  6. 【請求項6】扁平状の前記茶葉片の水分含有率を3%乃
    至5%としたことを特徴とする請求項1、2、3又は4
    に記載の茶葉を原料とする粉末物の製造方法。
  7. 【請求項7】扁平状の前記茶葉片を粉末化する粉砕時の
    温度を摂氏45以下とした請求項5に記載の茶葉を原料
    とする粉末物の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3又は4にかかる製法によ
    り製造された茶葉を原料とする前記粉末物を打錠してな
    る錠剤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007082526A (ja) * 2005-09-25 2007-04-05 Hideyuki Obata 茶および茶の製造方法
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