JP2001291088A - 医用画像表示装置 - Google Patents
医用画像表示装置Info
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- JP2001291088A JP2001291088A JP2000106162A JP2000106162A JP2001291088A JP 2001291088 A JP2001291088 A JP 2001291088A JP 2000106162 A JP2000106162 A JP 2000106162A JP 2000106162 A JP2000106162 A JP 2000106162A JP 2001291088 A JP2001291088 A JP 2001291088A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 17
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000011976 chest X-ray Methods 0.000 description 3
- 101100316860 Autographa californica nuclear polyhedrosis virus DA18 gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 経過診断時の医師の負担を軽減する。
【解決手段】 撮影日時の異なる第1医用画像と第2医
用画像とそれらの差分医用画像とを生成し、表示する。 【効果】 撮影日時の異なる2枚の画像の差分医用画像
を見ることにより、変化のあった部分を容易に視認で
き、経過診断時の医師の負担を軽減できる。
用画像とそれらの差分医用画像とを生成し、表示する。 【効果】 撮影日時の異なる2枚の画像の差分医用画像
を見ることにより、変化のあった部分を容易に視認で
き、経過診断時の医師の負担を軽減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医用画像表示装置
に関し、さらに詳しくは、経過診断時の医師の負担を軽
減することが出来る医用画像表示装置に関する。
に関し、さらに詳しくは、経過診断時の医師の負担を軽
減することが出来る医用画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】胸部X線写真画像を用いて経過診断を行
う場合、従来は、最近撮影した胸部X線写真画像と例え
ば1年前に撮影した胸部X線写真画像とを医用画像表示
装置に並べて表示し、それら画像を医師が見比べて、変
化のあった部分を探し、その変化の内容を診断してい
る。
う場合、従来は、最近撮影した胸部X線写真画像と例え
ば1年前に撮影した胸部X線写真画像とを医用画像表示
装置に並べて表示し、それら画像を医師が見比べて、変
化のあった部分を探し、その変化の内容を診断してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の医用画像表示装
置は、撮影日時の異なる2枚の画像を並べて表示する機
能は有していたが、それら画像の異なる部分を自動検出
する機能は有していなかった。このため、医師が、画像
を見比べて、異なっている部分を探す必要があった。し
かし、画像を見比べて異なっている部分を探すのは楽な
作業ではなく、経過診断時の医師の負担が大きい問題点
があった。そこで、本発明の目的は、変化のあった部分
を探す作業を支援する機能を備えることにより、経過診
断時の医師の負担を軽減できるようにした画像表示装置
を提供することにある。
置は、撮影日時の異なる2枚の画像を並べて表示する機
能は有していたが、それら画像の異なる部分を自動検出
する機能は有していなかった。このため、医師が、画像
を見比べて、異なっている部分を探す必要があった。し
かし、画像を見比べて異なっている部分を探すのは楽な
作業ではなく、経過診断時の医師の負担が大きい問題点
があった。そこで、本発明の目的は、変化のあった部分
を探す作業を支援する機能を備えることにより、経過診
断時の医師の負担を軽減できるようにした画像表示装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、第1医用画像より前の撮影日時を持つ第2医用画像
を選択するための医用画像選択手段と、前記第1医用画
像と前記第2医用画像の差分医用画像を生成する差分医
用画像生成手段と、前記差分医用画像を表示する差分医
用画像表示手段とを具備したことを特徴とする医用画像
表示装置を提供する。上記第1の観点による医用画像表
示装置では、第1医用画像と第2医用画像の差分医用画
像を生成し、表示する。この差分医用画像では、同じ部
分が消え、異なる部分のみが残っている。そこで、医師
は、撮影日時の異なる2枚の画像の差分医用画像を見る
ことにより、変化のあった部分を容易に視認できる。よ
って、経過診断時の医師の負担を軽減することが出来
る。
は、第1医用画像より前の撮影日時を持つ第2医用画像
を選択するための医用画像選択手段と、前記第1医用画
像と前記第2医用画像の差分医用画像を生成する差分医
用画像生成手段と、前記差分医用画像を表示する差分医
用画像表示手段とを具備したことを特徴とする医用画像
表示装置を提供する。上記第1の観点による医用画像表
示装置では、第1医用画像と第2医用画像の差分医用画
像を生成し、表示する。この差分医用画像では、同じ部
分が消え、異なる部分のみが残っている。そこで、医師
は、撮影日時の異なる2枚の画像の差分医用画像を見る
ことにより、変化のあった部分を容易に視認できる。よ
って、経過診断時の医師の負担を軽減することが出来
る。
【0005】第2の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記差分医用画像生成手段
は、前記第1医用画像中の位置基準部分と前記第2医用
画像中の位置基準部分の位置を合わせるように位置調整
してから差分画像を生成することを特徴とする医用画像
表示装置を提供する。撮影日時の異なる2枚の画像で
は、撮影時の被検体の姿勢に微妙な違い等があると、骨
格や臓器の写っている位置が微妙に違ってくる。従っ
て、そのまま差分医用画像を生成したのでは、撮影時の
被検体の姿勢の違い等が差分医用画像に現れて、診断の
妨げになる。そこで、上記第2の観点による医用画像表
示装置では、2つの医用画像の位置基準部分(幾何学的
に特徴がある部分。例えば骨格の端部。)の位置を合わ
せるように位置調整してから差分画像を生成する。これ
により、撮影時の被検体の姿勢の違い等が差分医用画像
に現れることを抑制できる。
用画像表示装置において、前記差分医用画像生成手段
は、前記第1医用画像中の位置基準部分と前記第2医用
画像中の位置基準部分の位置を合わせるように位置調整
してから差分画像を生成することを特徴とする医用画像
表示装置を提供する。撮影日時の異なる2枚の画像で
は、撮影時の被検体の姿勢に微妙な違い等があると、骨
格や臓器の写っている位置が微妙に違ってくる。従っ
て、そのまま差分医用画像を生成したのでは、撮影時の
被検体の姿勢の違い等が差分医用画像に現れて、診断の
妨げになる。そこで、上記第2の観点による医用画像表
示装置では、2つの医用画像の位置基準部分(幾何学的
に特徴がある部分。例えば骨格の端部。)の位置を合わ
せるように位置調整してから差分画像を生成する。これ
により、撮影時の被検体の姿勢の違い等が差分医用画像
に現れることを抑制できる。
【0006】第3の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記位置調整は、前記第1医
用画像の第1の位置基準部分と前記第2医用画像の第1
の位置基準部分とを位置合わせし、次に前記第2医用画
像の第1の位置基準部分を基点として該第2医用画像を
変形して前記第1医用画像の第2以下の位置基準部分と
前記第2医用画像の第2以下の位置基準部分とを位置合
わせする処理であることを特徴とする医用画像表示装置
を提供する。上記第3の観点による医用画像表示装置で
は、まず、第1医用画像と第2医用画像の第1の位置基
準部分を位置合わせし、次いで第2医用画像を変形(拡
大/縮小/回転など)して第1医用画像と第2医用画像
の第2以下の位置基準部分の位置を合わせるから、複数
の位置基準部分のうちの最も変化の少ない箇所を第1の
位置基準部分としておけば、手動でも自動でも位置合わ
せを好適に行うことが出来る。
用画像表示装置において、前記位置調整は、前記第1医
用画像の第1の位置基準部分と前記第2医用画像の第1
の位置基準部分とを位置合わせし、次に前記第2医用画
像の第1の位置基準部分を基点として該第2医用画像を
変形して前記第1医用画像の第2以下の位置基準部分と
前記第2医用画像の第2以下の位置基準部分とを位置合
わせする処理であることを特徴とする医用画像表示装置
を提供する。上記第3の観点による医用画像表示装置で
は、まず、第1医用画像と第2医用画像の第1の位置基
準部分を位置合わせし、次いで第2医用画像を変形(拡
大/縮小/回転など)して第1医用画像と第2医用画像
の第2以下の位置基準部分の位置を合わせるから、複数
の位置基準部分のうちの最も変化の少ない箇所を第1の
位置基準部分としておけば、手動でも自動でも位置合わ
せを好適に行うことが出来る。
【0007】第4の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記差分医用画像生成手段
は、前記第1医用画像の全体または部分と前記第2医用
画像の全体または部分の画素値を合わせるように画素値
調整してから差分画像を生成することを特徴とする医用
画像表示装置を提供する。撮影日時の異なる2枚の画像
では、同じ部位でも画素値が違っている場合があるの
で、そのまま差分医用画像を生成したのでは、画素値の
違いが差分医用画像に現れて、診断の妨げになる。そこ
で、上記第4の観点による医用画像表示装置では、2つ
の医用画像の画素値を合わせるように画素値を調整して
から差分画像を生成する。これにより、画素値の違いが
差分医用画像に現れることを抑制できる。
用画像表示装置において、前記差分医用画像生成手段
は、前記第1医用画像の全体または部分と前記第2医用
画像の全体または部分の画素値を合わせるように画素値
調整してから差分画像を生成することを特徴とする医用
画像表示装置を提供する。撮影日時の異なる2枚の画像
では、同じ部位でも画素値が違っている場合があるの
で、そのまま差分医用画像を生成したのでは、画素値の
違いが差分医用画像に現れて、診断の妨げになる。そこ
で、上記第4の観点による医用画像表示装置では、2つ
の医用画像の画素値を合わせるように画素値を調整して
から差分画像を生成する。これにより、画素値の違いが
差分医用画像に現れることを抑制できる。
【0008】第5の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記第1医用画像の部分は、
該第1医用画像の画素値のヒストグラムで画素数の多い
画素値の画素から順に選択していって選択した画素数が
全画素数の所定割合に達するまでに選択した画素の集合
であり、前記第2医用画像の部分は、該第2医用画像の
画素値のヒストグラムで画素数の多い画素値の画素から
順に選択していって選択した画素数が全画素数の所定割
合に達するまでに選択した画素の集合であることを特徴
とする医用画像表示装置を提供する。上記第5の観点に
よる医用画像表示装置では、医用画像の画素値のヒスト
グラムで画素数の少ない画素値の画素を捨てることにな
るため、ノイズ等に左右されずに画素値調整を行うこと
が出来る。
用画像表示装置において、前記第1医用画像の部分は、
該第1医用画像の画素値のヒストグラムで画素数の多い
画素値の画素から順に選択していって選択した画素数が
全画素数の所定割合に達するまでに選択した画素の集合
であり、前記第2医用画像の部分は、該第2医用画像の
画素値のヒストグラムで画素数の多い画素値の画素から
順に選択していって選択した画素数が全画素数の所定割
合に達するまでに選択した画素の集合であることを特徴
とする医用画像表示装置を提供する。上記第5の観点に
よる医用画像表示装置では、医用画像の画素値のヒスト
グラムで画素数の少ない画素値の画素を捨てることにな
るため、ノイズ等に左右されずに画素値調整を行うこと
が出来る。
【0009】第6の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1
医用画像の全体または部分の画素値の平均値に前記第2
医用画像の全体または部分の画素値の平均値を合わせる
ように前記第2医用画像の画素値を変換する処理である
ことを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記第
6の観点による医用画像表示装置では、2つの医用画像
の画素値の平均とを合わせるだけなので、処理が簡単に
なる。
用画像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1
医用画像の全体または部分の画素値の平均値に前記第2
医用画像の全体または部分の画素値の平均値を合わせる
ように前記第2医用画像の画素値を変換する処理である
ことを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記第
6の観点による医用画像表示装置では、2つの医用画像
の画素値の平均とを合わせるだけなので、処理が簡単に
なる。
【0010】第7の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1
医用画像の全体または部分の画素値のヒストグラムの分
布幅および中央値に前記第2医用画像の全体または部分
の画素値のヒストグラムの分布幅および中央値を合わせ
るように前記第2医用画像の画素値を変換する処理であ
ることを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記
第7の観点による医用画像表示装置では、2つの医用画
像の画素値のヒストグラムを揃えるので、画素値調整の
精度を向上できる。
用画像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1
医用画像の全体または部分の画素値のヒストグラムの分
布幅および中央値に前記第2医用画像の全体または部分
の画素値のヒストグラムの分布幅および中央値を合わせ
るように前記第2医用画像の画素値を変換する処理であ
ることを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記
第7の観点による医用画像表示装置では、2つの医用画
像の画素値のヒストグラムを揃えるので、画素値調整の
精度を向上できる。
【0011】第8の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示と同
時に前記第1医用画像を表示する第1医用画像表示手段
を具備したことを特徴とする医用画像表示装置を提供す
る。上記第8の観点による医用画像表示装置では、変化
のあった部分を差分医用画像上で確認しながら、第1医
用画像を観察できる。
用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示と同
時に前記第1医用画像を表示する第1医用画像表示手段
を具備したことを特徴とする医用画像表示装置を提供す
る。上記第8の観点による医用画像表示装置では、変化
のあった部分を差分医用画像上で確認しながら、第1医
用画像を観察できる。
【0012】第9の観点では、本発明は、上記構成の医
用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示と同
時に前記第2医用画像を表示する第2医用画像表示手段
を具備したことを特徴とする医用画像表示装置を提供す
る。上記第9の観点による医用画像表示装置では、変化
のあった部分を差分医用画像上で確認しながら、第2医
用画像、又は、第1医用画像および第2医用画像を観察
できる。
用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示と同
時に前記第2医用画像を表示する第2医用画像表示手段
を具備したことを特徴とする医用画像表示装置を提供す
る。上記第9の観点による医用画像表示装置では、変化
のあった部分を差分医用画像上で確認しながら、第2医
用画像、又は、第1医用画像および第2医用画像を観察
できる。
【0013】第10の観点では、本発明は、上記構成の
医用画像表示装置において、前記差分医用画像表示手段
は、前記差分医用画像と前記第1医用画像と前記第2医
用画像とを切換表示可能であることを特徴とする医用画
像表示装置を提供する。上記第10の観点による医用画
像表示装置では、差分医用画像と第1医用画像と第2医
用画像とを表示切り換えしながらそれぞれを観察でき
る。
医用画像表示装置において、前記差分医用画像表示手段
は、前記差分医用画像と前記第1医用画像と前記第2医
用画像とを切換表示可能であることを特徴とする医用画
像表示装置を提供する。上記第10の観点による医用画
像表示装置では、差分医用画像と第1医用画像と第2医
用画像とを表示切り換えしながらそれぞれを観察でき
る。
【0014】第11の観点では、本発明は、上記構成の
医用画像表示装置において、前記差分医用画像に対する
表示コントラストを、前記第1医用画像または前記第2
医用画像に対する表示コントラストより高くすることを
特徴とする医用画像表示装置を提供する。病気による変
化があった部分における画素値の分布幅は、第1医用画
像や第2医用画像における画素値の分布幅よりも一般に
小さい場合が多い。このため、第1医用画像や第2医用
画像と同じ表示コントラストで差分医用画像を表示した
のでは、変化があった部分が見えにくいことがある。そ
こで、上記第11の観点による医用画像表示装置では、
差分医用画像に対する表示コントラストを、第1医用画
像や第2医用画像に対する表示コントラストより高くす
る。これにより、変化があった部分を見え易く出来る。
医用画像表示装置において、前記差分医用画像に対する
表示コントラストを、前記第1医用画像または前記第2
医用画像に対する表示コントラストより高くすることを
特徴とする医用画像表示装置を提供する。病気による変
化があった部分における画素値の分布幅は、第1医用画
像や第2医用画像における画素値の分布幅よりも一般に
小さい場合が多い。このため、第1医用画像や第2医用
画像と同じ表示コントラストで差分医用画像を表示した
のでは、変化があった部分が見えにくいことがある。そ
こで、上記第11の観点による医用画像表示装置では、
差分医用画像に対する表示コントラストを、第1医用画
像や第2医用画像に対する表示コントラストより高くす
る。これにより、変化があった部分を見え易く出来る。
【0015】第12の観点では、本発明は、上記構成の
医用画像表示装置において、前記差分医用画像中の着目
部分に対応する前記第1医用画像または前記第2医用画
像中の対応部分を表示する対応部分表示手段を具備した
ことを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記第
12の観点による医用画像表示装置では、差分医用画像
と第1医用画像と第2医用画像の対応部分が表示される
ので、変化のあった部分を差分医用画像上で着目部分と
すれば、変化のあった部分を第1医用画像上または第2
医用画像上でも容易に視認できる。
医用画像表示装置において、前記差分医用画像中の着目
部分に対応する前記第1医用画像または前記第2医用画
像中の対応部分を表示する対応部分表示手段を具備した
ことを特徴とする医用画像表示装置を提供する。上記第
12の観点による医用画像表示装置では、差分医用画像
と第1医用画像と第2医用画像の対応部分が表示される
ので、変化のあった部分を差分医用画像上で着目部分と
すれば、変化のあった部分を第1医用画像上または第2
医用画像上でも容易に視認できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態に
かかる医用画像表示装置11,12を含む医用画像ネッ
トワークシステム1000を示すブロック図である。こ
の医用画像ネットワークシステム1000は、インター
ネット,LAN,WANのようなネットワーク1と、そ
のネットワーク1に接続されたX線撮影装置2、X線C
T装置3、MRI装置4、超音波診断装置5、差分画像
生成サーバ100と、差分画像生成クライアント21
0,220とを具備して構成されている。前記X線撮影
装置2には、CR(Computed Radiography)装置のよう
なディジタルX線撮影装置や、X線フィルムをA/D変
換してディジタル出力する装置を含む。前記差分画像生
成サーバ100と前記差分画像生成クライアント210
とにより、医用画像表示装置11が構成される。また、
前記差分画像生成サーバ100と前記差分画像生成クラ
イアント220とにより、医用画像表示装置12が構成
される。なお、医用画像表示装置11と医用画像表示装
置12とは、構成が同一であるため、以下では医用画像
表示装置11についてのみ説明する。
本発明を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態に
かかる医用画像表示装置11,12を含む医用画像ネッ
トワークシステム1000を示すブロック図である。こ
の医用画像ネットワークシステム1000は、インター
ネット,LAN,WANのようなネットワーク1と、そ
のネットワーク1に接続されたX線撮影装置2、X線C
T装置3、MRI装置4、超音波診断装置5、差分画像
生成サーバ100と、差分画像生成クライアント21
0,220とを具備して構成されている。前記X線撮影
装置2には、CR(Computed Radiography)装置のよう
なディジタルX線撮影装置や、X線フィルムをA/D変
換してディジタル出力する装置を含む。前記差分画像生
成サーバ100と前記差分画像生成クライアント210
とにより、医用画像表示装置11が構成される。また、
前記差分画像生成サーバ100と前記差分画像生成クラ
イアント220とにより、医用画像表示装置12が構成
される。なお、医用画像表示装置11と医用画像表示装
置12とは、構成が同一であるため、以下では医用画像
表示装置11についてのみ説明する。
【0017】図2は、上記医用画像表示装置11のブロ
ック図である。この医用画像表示装置11は、前記差分
画像生成サーバ100と前記差分画像生成クライアント
210とにより構成される。前記差分画像生成サーバ1
00は、通信部101と、医用画像選択部102と、差
分医用画像生成部103とを具備している。前記差分画
像生成クライアント210は、通信部211と、入力部
212と、表示部213とを具備している。
ック図である。この医用画像表示装置11は、前記差分
画像生成サーバ100と前記差分画像生成クライアント
210とにより構成される。前記差分画像生成サーバ1
00は、通信部101と、医用画像選択部102と、差
分医用画像生成部103とを具備している。前記差分画
像生成クライアント210は、通信部211と、入力部
212と、表示部213とを具備している。
【0018】次に、図3〜図7を参照して、上記医用画
像表示装置11の動作を説明する。まず、操作者は、入
力部212を操作して、医用画像選択部102を起動す
る。すると、医用画像選択部102は、表示部213
に、図3に示す医用画像選択画面G1を表示する。そこ
で、操作者は、入力部212を操作して、患者IDおよ
び患者名とを入力する。すると、医用画像選択部102
は、患者IDおよび患者名に対応する医用画像情報をX
線撮影装置2,X線CT装置3,MRI装置4および超
音波診断装置5から収集し、それらの医用画像情報を、
図4に示す医用画像選択画面G2として表示する。
像表示装置11の動作を説明する。まず、操作者は、入
力部212を操作して、医用画像選択部102を起動す
る。すると、医用画像選択部102は、表示部213
に、図3に示す医用画像選択画面G1を表示する。そこ
で、操作者は、入力部212を操作して、患者IDおよ
び患者名とを入力する。すると、医用画像選択部102
は、患者IDおよび患者名に対応する医用画像情報をX
線撮影装置2,X線CT装置3,MRI装置4および超
音波診断装置5から収集し、それらの医用画像情報を、
図4に示す医用画像選択画面G2として表示する。
【0019】次に、操作者は、図4に示す医用画像選択
画面G2で、入力部212を操作して、第1医用画像と
第2医用画像とを選択する。すると、医用画像選択部1
02は、選択した第1医用画像と第2医用画像を、X線
撮影装置2,X線CT装置3,MRI装置4または超音
波診断装置5から収集し、それらの医用画像を、図5に
示す医用画像選択画面G3として表示する。操作者は、
第1医用画像と第2医用画像を縮小画像で確認し、「次
へ」のボタンを押す。
画面G2で、入力部212を操作して、第1医用画像と
第2医用画像とを選択する。すると、医用画像選択部1
02は、選択した第1医用画像と第2医用画像を、X線
撮影装置2,X線CT装置3,MRI装置4または超音
波診断装置5から収集し、それらの医用画像を、図5に
示す医用画像選択画面G3として表示する。操作者は、
第1医用画像と第2医用画像を縮小画像で確認し、「次
へ」のボタンを押す。
【0020】すると、差分医用画像生成部103は、図
6に示す基準部分設定画面G4のように、第1医用画像
と第2医用画像とを並べて表示する。操作者は、入力部
212を操作して、第1の基準部分a1を第1医用画像
中に設定する。この第1の基準部分a1は、最も経時的
変化の少ない箇所(例えば骨格の先端部分)を選ぶのが
好ましい。続いて、操作者は、入力部212を操作し
て、第2医用画像中に前記第1の基準部分a1対応する
第1の基準部分b1を設定する。また、同様に、第1医
用画像および第2医用画像中に対応する第2の基準部分
a2,b2を設定する。そして、操作者は、入力部21
2を操作して、手動位置調整か自動位置調整かを選択す
る。
6に示す基準部分設定画面G4のように、第1医用画像
と第2医用画像とを並べて表示する。操作者は、入力部
212を操作して、第1の基準部分a1を第1医用画像
中に設定する。この第1の基準部分a1は、最も経時的
変化の少ない箇所(例えば骨格の先端部分)を選ぶのが
好ましい。続いて、操作者は、入力部212を操作し
て、第2医用画像中に前記第1の基準部分a1対応する
第1の基準部分b1を設定する。また、同様に、第1医
用画像および第2医用画像中に対応する第2の基準部分
a2,b2を設定する。そして、操作者は、入力部21
2を操作して、手動位置調整か自動位置調整かを選択す
る。
【0021】手動位置調整を選択した場合、差分医用画
像生成部103は、所定の閾値により第1医用画像を2
値化し、その2値化第1医用画像を青色で表示する。ま
た、所定の閾値により第2医用画像を2値化し、その2
値化第2医用画像を赤色で表示する。これにより、例え
ば骨格だけを青色および赤色で表示させることが可能と
なる。次に、操作者は、2値化第2医用画像をドラッグ
して2値化第1医用画像に重ね、さらに第1の基準部分
a1,b1内の特徴部位を位置合わせしてドロップす
る。この時、青色と赤色とが重なった部分は紫色に見え
るから、これにより位置合わせを好適に行える。また、
第1の基準部分a1,b1をズームイン表示すれば、位
置合わせをより高精度に行うことが出来る。次に、操作
者は、2値化第2医用画像を選択し、図形ハンドルを表
示させ、その図形ハンドルを操作して第2医用画像を変
形(拡大/縮小,回転,移動,歪変形)し、第2の基準
部分a2,b2内の骨格の端部形状を合わせる。そし
て、入力部212を操作して、画素値調整を選択する。
像生成部103は、所定の閾値により第1医用画像を2
値化し、その2値化第1医用画像を青色で表示する。ま
た、所定の閾値により第2医用画像を2値化し、その2
値化第2医用画像を赤色で表示する。これにより、例え
ば骨格だけを青色および赤色で表示させることが可能と
なる。次に、操作者は、2値化第2医用画像をドラッグ
して2値化第1医用画像に重ね、さらに第1の基準部分
a1,b1内の特徴部位を位置合わせしてドロップす
る。この時、青色と赤色とが重なった部分は紫色に見え
るから、これにより位置合わせを好適に行える。また、
第1の基準部分a1,b1をズームイン表示すれば、位
置合わせをより高精度に行うことが出来る。次に、操作
者は、2値化第2医用画像を選択し、図形ハンドルを表
示させ、その図形ハンドルを操作して第2医用画像を変
形(拡大/縮小,回転,移動,歪変形)し、第2の基準
部分a2,b2内の骨格の端部形状を合わせる。そし
て、入力部212を操作して、画素値調整を選択する。
【0022】一方、自動位置調整を選択した場合、差分
医用画像生成部103は、一致度を最大にするようなア
ルゴリズムを用いて、第1の基準部分a1,b1内の特
徴部位を合わせるように第1医用画像と第2医用画像と
を位置合わせし、次いで第2医用画像を変形(拡大/縮
小,回転,移動,歪変形)して第2の基準部分a2,b
2内の特徴部位を合わせる。そして、画素値調整を選択
する。なお、第2医用画像を変形する理由は、第1医用
画像が最新の画像であり、第2医用画像が過去の画像で
あることを想定しているためである。
医用画像生成部103は、一致度を最大にするようなア
ルゴリズムを用いて、第1の基準部分a1,b1内の特
徴部位を合わせるように第1医用画像と第2医用画像と
を位置合わせし、次いで第2医用画像を変形(拡大/縮
小,回転,移動,歪変形)して第2の基準部分a2,b
2内の特徴部位を合わせる。そして、画素値調整を選択
する。なお、第2医用画像を変形する理由は、第1医用
画像が最新の画像であり、第2医用画像が過去の画像で
あることを想定しているためである。
【0023】画素値調整が選択されると、差分医用画像
生成部103は、第1医用画像の画素値のヒストグラム
を計算し、該ヒストグラムで画素数の多い画素値の画素
から順に選択していって、選択した画素数が全画素数の
例えば80%に達するまで選択すると、それまでに選択
した画素の画素値の平均値を算出する。次に、差分医用
画像生成部103は、第2医用画像の画素値のヒストグ
ラムを計算し、該ヒストグラムで画素数の多い画素値の
画素から順に選択していって、選択した画素数が全画素
数の例えば80%に達するまで選択すると、それまでに
選択した画素の画素値の平均値を算出する。次に、差分
医用画像生成部103は、第1医用画像についての前記
平均値と第2医用画像についての前記平均値の差を、第
2医用画像の全ての画素の画素値に加算する。これによ
り、平均値を一致させる画素値調整が完了する。
生成部103は、第1医用画像の画素値のヒストグラム
を計算し、該ヒストグラムで画素数の多い画素値の画素
から順に選択していって、選択した画素数が全画素数の
例えば80%に達するまで選択すると、それまでに選択
した画素の画素値の平均値を算出する。次に、差分医用
画像生成部103は、第2医用画像の画素値のヒストグ
ラムを計算し、該ヒストグラムで画素数の多い画素値の
画素から順に選択していって、選択した画素数が全画素
数の例えば80%に達するまで選択すると、それまでに
選択した画素の画素値の平均値を算出する。次に、差分
医用画像生成部103は、第1医用画像についての前記
平均値と第2医用画像についての前記平均値の差を、第
2医用画像の全ての画素の画素値に加算する。これによ
り、平均値を一致させる画素値調整が完了する。
【0024】画素値調整の他の例としては、第1の基準
部分a1,b1内の画素値のヒストグラムを計算し、分
布幅と中央値とを求め、基準部分a1についての前記中
央値と基準部分b1についての前記中央値の差を、第2
医用画像の全ての画素の画素値に加算し(つまり、中央
値を揃える。)、次に、第2医用画像の全ての画素につ
いて、その画素値と前記中央値の差を前記基準部分b1
についての前記分布幅で割り且つ基準部分a1について
の前記分布幅を掛け、それに前記中央値を加えた値を新
たな画素値とする(つまり、分布幅を揃える。)。これ
により、ヒストグラムの分布幅と中央値を一致させる画
素値調整が完了する。
部分a1,b1内の画素値のヒストグラムを計算し、分
布幅と中央値とを求め、基準部分a1についての前記中
央値と基準部分b1についての前記中央値の差を、第2
医用画像の全ての画素の画素値に加算し(つまり、中央
値を揃える。)、次に、第2医用画像の全ての画素につ
いて、その画素値と前記中央値の差を前記基準部分b1
についての前記分布幅で割り且つ基準部分a1について
の前記分布幅を掛け、それに前記中央値を加えた値を新
たな画素値とする(つまり、分布幅を揃える。)。これ
により、ヒストグラムの分布幅と中央値を一致させる画
素値調整が完了する。
【0025】位置調整と画素値調整の後、差分医用画像
生成部103は、第1医用画像から第2医用画像をサブ
トラクション演算し、差分医用画像を生成する。そし
て、図7に示すように第1医用画像と差分医用画像を並
べて表示する。なお、図7の差分医用画像では破線で骨
格を表示しているが、これは単に説明の便宜のためであ
り、差がない部分は実際には表示されない。差分医用画
像については、差分医用画像生成部103は、第1医用
画像の表示コントラストよりも高い表示コントラストと
する。また、差分医用画像中に、着目部分を指し示すた
めの着目部分ポインタPSを表示する。この着目部分ポ
インタPSは、操作者の操作に応じて差分医用画像中を
任意に移動する。さらに、差分医用画像生成部103
は、第1医用画像中に、着目部分に対応する部分を指し
示すための対応部分ポインタP1を表示する。この対応
部分ポインタP1は、着目部分ポインタPSの移動に応
じて第1医用画像中を移動する。
生成部103は、第1医用画像から第2医用画像をサブ
トラクション演算し、差分医用画像を生成する。そし
て、図7に示すように第1医用画像と差分医用画像を並
べて表示する。なお、図7の差分医用画像では破線で骨
格を表示しているが、これは単に説明の便宜のためであ
り、差がない部分は実際には表示されない。差分医用画
像については、差分医用画像生成部103は、第1医用
画像の表示コントラストよりも高い表示コントラストと
する。また、差分医用画像中に、着目部分を指し示すた
めの着目部分ポインタPSを表示する。この着目部分ポ
インタPSは、操作者の操作に応じて差分医用画像中を
任意に移動する。さらに、差分医用画像生成部103
は、第1医用画像中に、着目部分に対応する部分を指し
示すための対応部分ポインタP1を表示する。この対応
部分ポインタP1は、着目部分ポインタPSの移動に応
じて第1医用画像中を移動する。
【0026】図7に示す画面で、操作者が「差分・第
2」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103は、図
7と同様に差分医用画像と第2医用画像とを並べて表示
する。また、「全」ボタンを押すと、差分医用画像生成
部103は、図8に示すように第1医用画像と差分医用
画像と第2医用画像とを並べて表示する。このとき、第
2医用画像中には、前記対応部分ポインタP1と同様の
対応部分ポインタP2を表示する。
2」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103は、図
7と同様に差分医用画像と第2医用画像とを並べて表示
する。また、「全」ボタンを押すと、差分医用画像生成
部103は、図8に示すように第1医用画像と差分医用
画像と第2医用画像とを並べて表示する。このとき、第
2医用画像中には、前記対応部分ポインタP1と同様の
対応部分ポインタP2を表示する。
【0027】図7や図8に示す画面で、操作者が「差
分」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103は、図
9に示すように差分医用画像のみを表示する。操作者が
「第1」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103
は、図10に示すように第1医用画像のみを表示する。
操作者が「第2」ボタンを押すと、差分医用画像生成部
103は、図10と同様に第2医用画像のみを表示す
る。
分」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103は、図
9に示すように差分医用画像のみを表示する。操作者が
「第1」ボタンを押すと、差分医用画像生成部103
は、図10に示すように第1医用画像のみを表示する。
操作者が「第2」ボタンを押すと、差分医用画像生成部
103は、図10と同様に第2医用画像のみを表示す
る。
【0028】以上の医用画像表示装置11によれば、差
分医用画像を見ることにより、変化のあった部分を容易
に視認できる。よって、経過診断時の医師の負担を軽減
することが出来る。
分医用画像を見ることにより、変化のあった部分を容易
に視認できる。よって、経過診断時の医師の負担を軽減
することが出来る。
【0029】
【発明の効果】本発明の医用画像表示装置によれば、第
1医用画像と第2医用画像の差分医用画像を生成し表示
するが、この差分医用画像では、同じ部分が消え、異な
る部分のみが残っているので、撮影日時の異なる2枚の
画像の差分医用画像を見ることにより、変化のあった部
分を容易に視認できる。よって、経過診断時の医師の負
担を軽減することが出来る。
1医用画像と第2医用画像の差分医用画像を生成し表示
するが、この差分医用画像では、同じ部分が消え、異な
る部分のみが残っているので、撮影日時の異なる2枚の
画像の差分医用画像を見ることにより、変化のあった部
分を容易に視認できる。よって、経過診断時の医師の負
担を軽減することが出来る。
【図1】本発明の一実施形態にかかる医用画像表示装置
を含む医用画像ネットワークシステムの構成図である。
を含む医用画像ネットワークシステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる医用画像表示装置
の構成図である。
の構成図である。
【図3】医用画像選択画面G1の例示図である。
【図4】医用画像選択画面G2の例示図である。
【図5】医用画像選択画面G3の例示図である。
【図6】基準部分設定画面G4の例示図である。
【図7】差分医用画像表示画面G5の例示図である。
【図8】差分医用画像表示画面G6の例示図である。
【図9】差分医用画像表示画面G7の例示図である。
【図10】差分医用画像表示画面G8の例示図である。
1 ネットワーク 2 X線撮影装置 3 MRI装置 4 CT装置 5 超音波診断装置 11,12 医用画像表示装置 100 差分画像生成サーバ 101 通信部 102 医用画像選択部 103 差分医用画像生成部 210,220 差分画像生成クライアント 211 通信部 212 入力部 213 表示部 1000 医用画像ネットワークシステム a1,a2 基準部分 b1,b2 基準部分 G1〜G3 医用画像選択画面 G4 基準部分設定画面 G5〜G8 差分医用画像表示画面 P1,P2 対応部分ポインタ PS 着目部分ポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 CA50 FF34 FF37 4C096 AB50 DC33 4C301 EE20 JC12 5B057 AA07 BA03 BA05 BA07 DA07 DA16 DC19 DC32
Claims (13)
- 【請求項1】 第1医用画像より前の撮影日時を持つ第
2医用画像を選択するための医用画像選択手段と、前記
第1医用画像と前記第2医用画像の差分医用画像を生成
する差分医用画像生成手段と、前記差分医用画像を表示
する差分医用画像表示手段とを具備したことを特徴とす
る医用画像表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の医用画像表示装置にお
いて、前記差分医用画像生成手段は、前記第1医用画像
中の位置基準部分と前記第2医用画像中の位置基準部分
の位置を合わせるように位置調整してから差分画像を生
成することを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の医用画
像表示装置において、前記位置調整は、前記第1医用画
像の第1の位置基準部分と前記第2医用画像の第1の位
置基準部分とを位置合わせし、次に前記第2医用画像の
第1の位置基準部分を基点として該第2医用画像を変形
して前記第1医用画像の第2以下の位置基準部分と前記
第2医用画像の第2以下の位置基準部分とを位置合わせ
する処理であることを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の医用画像表示装置において、前記差分医用画像生成手
段は、前記第1医用画像の全体または部分と前記第2医
用画像の全体または部分の画素値を合わせるように画素
値調整してから差分画像を生成することを特徴とする医
用画像表示装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の医用画像表示装置にお
いて、前記第1医用画像の部分は、該第1医用画像の画
素値のヒストグラムで画素数の多い画素値の画素から順
に選択していって選択した画素数が全画素数の所定割合
に達するまでに選択した画素の集合であり、前記第2医
用画像の部分は、該第2医用画像の画素値のヒストグラ
ムで画素数の多い画素値の画素から順に選択していって
選択した画素数が全画素数の所定割合に達するまでに選
択した画素の集合であることを特徴とする医用画像表示
装置。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の医用画
像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1医用
画像の全体または部分の画素値の平均値に前記第2医用
画像の全体または部分の画素値の平均値を合わせるよう
に前記第2医用画像の画素値を変換する処理であること
を特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項7】 請求項4または請求項5に記載の医用画
像表示装置において、前記画素値調整は、前記第1医用
画像の全体または部分の画素値のヒストグラムの分布幅
および中央値に前記第2医用画像の全体または部分の画
素値のヒストグラムの分布幅および中央値を合わせるよ
うに前記第2医用画像の画素値を変換する処理であるこ
とを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
の医用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示
と同時に前記第1医用画像を表示する第1医用画像表示
手段を具備したことを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
の医用画像表示装置において、前記差分医用画像の表示
と同時に前記第2医用画像を表示する第2医用画像表示
手段を具備したことを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
載の医用画像表示装置において、前記差分医用画像表示
手段は、前記差分医用画像と前記第1医用画像と前記第
2医用画像とを切換表示可能であることを特徴とする医
用画像表示装置。 - 【請求項11】 請求項8から請求項10のいずれかに
記載の医用画像表示装置において、前記差分医用画像に
対する表示コントラストを、前記第1医用画像または前
記第2医用画像に対する表示コントラストより高くする
ことを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項12】 請求項8から請求項11のいずれかに
記載の医用画像表示装置において、前記差分医用画像中
の着目部分に対応する前記第1医用画像または前記第2
医用画像中の対応部分を表示する対応部分表示手段を具
備したことを特徴とする医用画像表示装置。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
記載の医用画像表示装置において、前記第1医用画像お
よび前記第2医用画像が、X線撮影装置、X線CT装
置、MRI装置および超音波診断装置のうちのいずれか
一つで得られた医用画像であることを特徴とする医用画
像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106162A JP2001291088A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 医用画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000106162A JP2001291088A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 医用画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001291088A true JP2001291088A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18619385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000106162A Pending JP2001291088A (ja) | 2000-04-07 | 2000-04-07 | 医用画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001291088A (ja) |
Cited By (15)
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-04-07 JP JP2000106162A patent/JP2001291088A/ja active Pending
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