JP4868775B2 - X線診断装置、画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

X線診断装置、画像処理装置および画像処理プログラム Download PDF

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本発明は、被検体のX線投影画像を撮像するX線診断装置およびこのX線診断装置での撮影を支援する機能を備える画像処理装置とその画像処理プログラムに関する。
X線診断装置は動脈瘤や狭窄などの症例を診断する装置としてのゴールドスタンダードとして認知されて来た。しかし近年CTやMRIなどの進化を受けて診断目的の使用機会が減り、逆にインターベンションの発展により治療目的の使用機会が急激に増加して来た。その結果CTやMRIで診断し、X線装置で治療を行うと言うワークフローができつつある。
ところでX線診断装置で治療を行う上で、治療対象である動脈瘤や狭窄などを明瞭に見ることができる観察角度に撮像角度を合わせる必要がある。
特開2000−217035
X線診断装置だけで適切な撮像角度を決定するには、X線画像が2次元投影像であるため、X線画像に基づく3次元的な撮像角度を判断するための情報が少ない。このため、調整には非常に多くの時間がかかる。
CTやMRIなどの情報は3次元情報を含んでいるが、X線システムとCTやMRIなどは別個の座標系、角度定義を有しているため直接利用できない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、X線診断装置における撮像角度を容易に適切な観察角度に合わせることを可能とすることにある。
以上の目的を達成するために本発明は、被検体のX線投影画像を撮像するX線診断装置であって、前記X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更する変更手段と、前記X線投影画像を提示する手段と、前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、変換された前記観察角度をユーザに提示する手段とを備えた。
以上の目的を達成するために別の本発明は、被検体のX線投影画像を撮像するX線診断装置であって、前記X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更する変更手段と、前記X線投影画像を提示する手段と、前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、変換された前記観察角度に前記撮像角度を合わせるように前記変更手段を制御する手段とを備えた。
以上の目的を達成するために別の本発明は、X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更可能なX線診断装置で撮像される画像を処理する画像処理装置であって、前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、変換された前記観察角度をユーザに提示する手段とを備えた。
以上の目的を達成するために別の本発明は、コンピュータを、前記X線投影画像を提示する手段と、X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更するように前記提示手段を制御する手段と、ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して、前記X線診断装置におけるX線投影画像の撮像角度を規定する第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、変換された前記観察角度をユーザに提示する手段として機能させるように画像処理プログラムを構成した。
本発明によれば、X線診断装置における撮像角度を容易に適切な観察角度に合わせることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るX線診断装置の構成を示す図である。
図1に示すX線診断装置は、画像処理装置100とX線撮影機構200とを有する。
X線撮影機構200は、X線管球21とX線検出器22とを有する。X線管球21は、X線検出器22とともに、C形アーム23にマウントされる。寝台の天板24上の被検体Pは、X線管球21とX線検出器22との間に配置される。
図2は図1中のX線撮影機構200の具体的な構造を示す斜視図である。なお、図2にて図1と同一の要素には同一の符号を付する。
X線検出器22は、イメージインテンシファイア22aとTVカメラ22bとから構成される。あるいはX線検出器22としては、マトリクス状に配列された半導体検出素子を有するフラットパネルディテクタ(FPD:平面型X線検出器)が適用されても良い。
C形アーム23は、天井ベース25から吊り下げられる支柱26に支持される。C形アーム23は、駆動部27によって駆動されて、直交3軸を軸心として矢印A,B,Cに示すように回転する。すなわちX線撮影機構200は、上記の直交3軸により定まる座標系内で撮像角度を変更できる。
画像処理装置100は図1に示すように、A/D変換部1、インタフェース部(I/F部)2、画像メモリ3、フィルタリング部4、アフィン変換部5、ルックアップテーブル(LUT)6、D/A変換部7、表示部8、3D表示部9、角度誤差テーブル10、入力部11および制御部12を含む。
A/D変換部1は、X線検出器22に接続される。A/D変換部1は、X線検出器22から出力される投影画像信号をディジタル化して、投影画像データを得る。インタフェース部2は、LAN(local area network)700に接続される。LAN700には、X線CT(X線 computed tomography)300、MRI(magnetic resonance imaging)400、あるいはSPECT(single photon emission computed tomography)500などのモダリティや、PACS(picture archiving and communication system)サーバ600が適宜に接続される。インタフェース部2は、LAN700に接続されたこれらの機器と通信する。特に本実施形態においてインタフェース部2は、X線CT300、MRI400、SPECT500あるいはPACSサーバ600から、3次元画像データをロードするために使用される。画像メモリ3は、A/D変換部1で得られた投影画像データやインタフェース部2によってロードされた3次元画像データを記憶する。
フィルタリング部4は、投影画像データに対して高周波強調フィルタリングなどのフィルタリング処理を施す。アフィン変換部5は、投影画像データに対して拡大処理、移動処理を施す。ルックアップテーブル6は、投影画像データに対して階調変換処理を施す。
D/A変換部7は、表示部8に接続される。D/A変換部7は、投影画像データに対してフィルタリング処理、拡大処理、移動処理、階調変換処理などが適宜に施されることによって生成される表示画像のデータをアナログ化して、表示部8を駆動するための画像信号を得る。表示部8は、例えばCRT(cathode-ray tube)などの表示デバイスを含む。表示部8は、D/A変換部7から出力される画像信号が表す画像を、上記の標示デバイスにより表示する。3D表示部9は、例えば液晶表示器などの表示デバイスを含む。3D表示部9は、3次元画像データが表す3次元画像を表示する。
角度誤差テーブル10は、後述する補正情報を記憶する。
入力部11は、キーボードおよびマウスなどの既知の入力デバイスを有する。入力部11は、ユーザによる各種の指示を入力する。
制御部12は、投影画像の撮像などのようなX線診断装置が一般的に備える各種の動作を実現するように各部を制御する機能を持つ。また制御部12はさらに、入力機能、変換機能、提示機能および変更制御機能を持つ。この制御部12は、例えば汎用のプロセッサを基本ハードウェアとして用いることができる。そして入力機能、変換機能、提示機能および変更制御機能は、上記のプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。
入力機能は、入力部11で入力される指示に基づいて、3次元画像に関する座標系上での観察角度の指定を受け付ける。変換機能は、上記の指定された観察角度を、臨床座標系上での観察角度(以下、臨床角度と称する)に変換する。なお臨床座標系は、C形アーム23の回転に関する直交3軸により定まる座標系である。提示機能は、臨床角度を例えば3D表示部9に表示させることによって、ユーザに提示する。変更制御機能は、臨床角度に撮影角度を合わせるように駆動部27を制御する。
次に以上のように構成されたX線診断装置の動作について説明する。
このX線診断装置が備える特徴的な機能は、3次元画像上でユーザにより指定される観察角度に応じた撮影角度をユーザに提示する機能である。以下においては、この機能に関わる動作について説明する。
上記の機能が有効とされている場合、制御部12は図3に示すような処理を実行する。
ステップSa1において制御部12は、診断対象となる被検体Pに関するX線投影画像を撮像して、表示部8に表示させる。この撮像の際の臨床角度は、予め定められた基準角度としても良いし、ユーザにより定められた角度としても良い。ただし、被検体Pの頭頂方向がX線投影画像における上方を向くように臨床角度が定められる。なお、被検体Pは天板24上にほぼ一定の向きで載置されるが、実際には診断プロトコルの違いなどに応じて天板24に対する被検体Pの向きがばらつく。
ステップSa2において制御部12は、LAN700を介して上記の被検体Pに関する3次元画像データをロードし、このデータが表す3次元画像を3D表示部9に表示させる。ここでロードする3次元画像データは、X線CT300、MRI400、あるいはSPECT500などの他のモダリティにより上記の被検体Pに関して収集された情報に基づいて生成されたものである。X線CT300、MRI400またはSPECT500から3次元画像データを直接にロードしても良いし、X線CT300、MRI400またはSPECT500で生成された3D画像データを、PACSサーバを介してロードしても良い。さらには、X線CT300、MRI400またはSPECT500により収集された情報に基づいて図示しない3Dワークステーションによって生成された3D画像データや、X線CT300、MRI400またはSPECT500により生成されたのちに図示しない3Dワークステーションにより画像処理が施された3次元画像データをロードしても良い。この3次元画像データのロードには、例えばDICOM(digital imaging and communications in medicine)プロトコルが利用される。
図4は3D表示部9での表示画面の一例を示す図である。
この表示画面では、左側に3次元画像を表示している。制御部12は、この3次元画像を、初期には例えば被検体Pの正面からの観察画像として表示する。すなわち、被検体Pの体軸をz軸、被検体Pの右手方向をx軸とすると、y軸のプラス方向からの観察画像である。この3次元画像の右側には、GUI(graphical user interface)のための角度送信スイッチSW1、角度セットスイッチSW2および頭頂方向セットスイッチSW3を表示している。
ステップSa3乃至ステップSa7において制御部12は、3次元画像の回転を指示する回転操作、頭頂方向セットスイッチSW3のON操作、角度セットスイッチSW2のON操作、観察角度を指定する操作および角度送信スイッチSW1のON操作のいずれかが入力部11により入力されるのを待ち受ける。
回転操作が入力されたことに応じて制御部12は、ステップSa3からステップSa8へ進む。ステップSa8において制御部12は、3D表示部9に表示している3次元画像を上記の入力された回転操作に応じて回転させる。そして回転操作が停止されたならば、制御部12はステップSa3乃至ステップSa7の待ち受け状態に戻る。
さてユーザは、後述する臨床角度の補正に用いる補正量を、キャリブレーションにより取得するか、あるいは角度誤差テーブル10から取得するかを選択できる。補正量をキャリブレーションに取得することを望む場合にユーザは、X線投影画像と3次元画像との双方に表示される特徴的構造(例えば、血管の分岐)が同様な形状に見えるように、上記の機能を利用して3D表示部9に表示される3次元画像を任意に回転させる。
一方、頭頂方向セットスイッチSW3のON操作が入力されたことに応じて制御部12は、ステップSa4からステップSa9へ進む。ステップSa9において制御部12は、3D表示部9に表示している3次元画像を、現在の画像面に垂直な軸を中心とする回転のみにより頭頂方向を画像上方に合わせる。こののちに制御部12は、ステップSa3乃至ステップSa7の待ち受け状態に戻る。
特徴的構造の向きをX線投影画像と3次元画像とで合わせるような回転操作をユーザが行うことは一般的には困難である。そこでユーザは、上記のように3次元画像を回転させたのちに、頭頂方向セットスイッチSW3のON操作を行う。そうすると、上記の機能により3次元画像が回転されることにより、ユーザが着目している特徴的構造がX線投影画像と3次元画像とでほぼ同じ向きを向くようになる。ただし、ユーザが着目している特徴的構造がX線投影画像と3次元画像とで一致することになるとは限らない。これは、ユーザが3次元画像を回転操作するとき、X線投影画像と3次元画像とではユーザが着目している特徴的構造の向きが異なっているために、特徴的構造の見た目の形状を一致させることが困難であることと、頭頂方向がX線投影画像の垂直方向には必ずしも一致しないことなどの原因による。しかし、ユーザが着目している特徴的構造がX線投影画像と3次元画像とでほぼ同じ向きを向くため、ユーザは回転操作を再度行って3次元画像の向きを微調整することによって、X線投影画像と3次元画像とをほぼ一致させることができる。
このような作業によってX線投影画像と3次元画像とをほぼ一致させたならばユーザは、角度セットスイッチSW2のON操作を行う。角度セットスイッチSW2のON操作が入力されたことに応じて制御部12は、ステップSa5からステップSa10へ進む。ステップSa10において制御部12は、ステップSa1でX線投影画像を撮像したときの臨床角度とステップSa2で表示する3次元画像の視方向との角度差と、ステップSa2で表示する3次元画像の視方向と現時点で表示されている3次元画像の視方向との角度差とに基づいて、後述する臨床角度の補正のための補正量を決定する。具体的には制御部12は、上述の後者の角度差から前者の角度差を差し引いて求まる角度を補正量とする。なお、X線診断装置の臨床角度を直接取得できない別構成のコンピュータなどでは、臨床角度をマニュアルで入力しても良い。こののちに制御部12は、ステップSa3乃至ステップSa7の待ち受け状態に戻る。
続いてユーザは、上記の機能を利用して3D表示部9に表示される3次元画像を任意に回転させつつ、手技(治療やカテーテル挿入など)を行うのに適した観察角度を3次元画像上に指定する操作を入力部11にて行う。なお、補正量を角度誤差テーブル10から取得することを希望する場合にユーザは、角度セットスイッチSW2のON操作を行うことなく、観察角度の指定を行う。このように観察角度が指定されたことに応じて制御部12は、ステップSa6からステップSa7へ進む。ステップSa7において制御部12は、上記の観察角度を臨床角度に変換する。すなわち、観察角度は3次元画像における座標系での角度であるから、これを臨床座標系での臨床角度に変換する。すなわち例えば、x,y,zの3軸で定義される座標系における角度を、図5(a)に示すようなCRA(cranial)/CAU(caudal)および図5(b)に示すようなLAO(left anterior oblique view)/RAO(right anterior oblique view)で表される角度に変換する。
ステップSa12において制御部12は、補正量をステップSa10にて決定済みか否かを確認する。ユーザが補正量を角度誤差テーブル10から取得することを希望しているために角度セットスイッチSW2をONすることなく観察角度を指定した場合、ステップSa10が実行されず、補正量が決定されていない。そこでこの場合に制御部12はステップSa12からステップSa14に進む。ステップSa14において制御部12は、補正量を角度誤差テーブル10から判定する。角度誤差テーブルには、X線透視画像を撮像する条件や3次元画像を生成する条件などのような診断に関わる条件に対応付けて補正量が記述されている。診断に関わる条件としては、例えば3次元画像の生成に使用される上方を取得するモダリティの種類、上記のモダリティの識別情報、または診断に適用される検査プロトコルなどを含む。そして補正量は、各条件毎で生じ得る角度誤差を補正し得るように予め決定される。補正量を判定したならば制御部12は、ステップSa15へ進む。
これに対して、ユーザが補正量をキャリブレーションに取得することを望むために上述のように補正量をステップSa10にて決定したならば、制御部12はステップSa12からステップSa14へ進む。ステップSa14において制御部12は、ステップSa10で決定された補正量に基づいて角度誤差テーブル10の情報を更新する。具体的には例えば、ステップSa10で決定された補正量を、θx,θy,θzとする。また、今回の診断条件に関して角度誤差テーブル10に記述された補正量がm個のデータに基づいて後述のように算出されたものであり、その値がθm,x,θm,y,θm,zであるとする。なお、θxおよびθm,xはx軸周り、θyおよびθm,yはy軸周り、θzおよびθm,zはz軸周りの回転角度を表す。この場合に制御部12は、今回の診断条件に関して角度誤差テーブル10に記述された補正量を以下の式で求まるθm+1,x,θm+1,y,θm+1,zに更新する。
θm+1,x=(θm,x×m+θx)/(m+1)
θm+1,y=(θm,y×m+θy)/(m+1)
θm+1,z=(θm,z×m+θz)/(m+1)
なお、この例では単純に補正量を平均化して新たな補正量を求めているが、一部の異常データを除くために、ステップSa10で決定される補正量のそれぞれを保持しておき、これらのうちの最大および最小の2データを除く残りの補正量を平均化して新たな補正量を求めても良い。こののちに制御部12は、ステップSa15へ進む。
ステップSa15において制御部12は、ステップSa10で決定した補正量またはステップSa14で判定した補正量を用いて、ステップSa12で得た臨床角度を補正する。そしてステップSa16において制御部12は、ステップSa15で得た臨床角度を、例えば図4に示すように3D表示部9に表示させる。こののちに制御部12は、ステップSa3乃至ステップSa7の待ち受け状態に戻る。
ユーザは、3D表示部9での表示を参照して、C形アーム23の傾きをマニュアルで操作し、ステップSa15で得られた臨床角度に調整することができる。また本実施形態のX線診断装置は、自動的にC形アーム23の傾きを調整する機能を備える。この機能を利用する場合にユーザは、角度送信スイッチSW1のON操作を行う。そうすると制御部12は、ステップSa7からステップSa17へ進む。ステップSa17において制御部12は、ステップSa15で得られた臨床角度を駆動部27にセットする。こののちにステップSa18において制御部12は、トリガスイッチがONされるのを待ち受ける。トリガスイッチは、例えば入力部11に含まれる。
ユーザは、安全を確認しながら、トリガスイッチをONする。そうすると制御部12は、ステップSa18からステップSa19へ進む。ステップSa19において制御部12は、駆動部27にC形アーム23の回転を指示する。駆動部27は制御部12からの指示を受けて、セットされている臨床角度になるようにC形アーム23を回転させる。
以上のように本実施形態によれば、ユーザは、3次元画像上で観察角度を指定すれば、それと同様な角度から被検体Pを撮像するための臨床角度を3D表示部9での表示により知ることができる。従って、動脈瘤や狭窄などを明瞭に見ることができる観察角度を3次元画像に基づいて容易に決定することができ、さらにその観察角度と同様な角度から被検体Pを撮像したX線透視画像を簡易に得ることができる。この結果、診断や治療に掛かるユーザの手間を大幅に軽減することが可能である。
また本実施形態によれば、ユーザは、3次元画像上で観察角度を指定した上で、角度送信スイッチSW1のON操作を行えば、C形アーム23が上記の観察角度と同様な角度から被検体Pを撮像する状態に自動的に調整される。従って、ユーザはC形アーム23の角度の調整すら行う必要がなく、その負担は大幅に軽減される。
ところで、3次元画像を生成するための情報を収集するモダリティの種類の違いや個体の違いにより、モダリティの機械的な座標系に対する被検体Pの傾きが異なる。また、検査プロトコルなどの違いに伴い、ヘッドマウントの使用状態や被検体Pの姿勢が変化することなどにより、X線診断装置やモダリティの機械的な座標系に対する被検体Pの傾きが異なる。本実施形態によれば、観察角度から変換した臨床角度を、上記のような事情を考慮して定めた補正量により補正することができるため、より正確な観察角度を得ることができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
得られた臨床角度を提示する機能と、得られた臨床角度に撮像角度を合わせるようにC形アーム23の回転を制御する機能とは、いずれか一方を省略することが可能である。
補正量は、キャリブレーションおよび角度誤差テーブル10のいずれか一方からのみ取得することとしても良い。
角度誤差テーブル10に代えて角度誤差学習部を設けても良い。そしてこの角度誤差学習部に、3次元画像の生成に使用される上方を取得するモダリティの種類、上記のモダリティの識別情報、または診断に適用される検査プロトコルなどの情報を参照データとして入力し、角度誤差データを教師信号として学習し、この学習結果に基づいて角度誤差の補正量を生成させる。角度誤差学習部としては、例えばニューラルネットワーク(neural network)を適用することができる。
角度誤差テーブル10の補正は行わなくても良い。
X線診断装置で撮像されたX線投影画像およびその他のモダリティで生成された3次元画像の処理を行う、これらX線診断装置またはその他のモダリティからは独立したコンピュータなどに例えばソフトウェア処理により上記の入力機能、変換機能、提示機能および変更制御機能を実現させることにより、上記の特徴的な動作を行う画像処理装置を構成することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係るX線診断装置の構成を示す図。 図1中のX線撮影機構200の具体的な構造を示す斜視図。 図1中の制御部12の処理手順を示すフローチャート。 図1中の3D表示部9での表示画面の一例を示す図. 臨床角度の表し方を示す図。
符号の説明
1…A/D変換部、2…インタフェース部(I/F部)、3…画像メモリ、4…フィルタリング部、5…アフィン変換部、6…ルックアップテーブル(LUT)、7…D/A変換部、8…表示部、9…3D表示部、10…角度誤差テーブル、11…入力部、12…制御部、100…画像処理装置、200…X線撮影機構、300…X線CT、400…MRI、500…SPECT、600…PACSサーバ。

Claims (10)

  1. 被検体のX線投影画像を撮像するX線診断装置であって、
    前記X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更する変更手段と、
    前記X線投影画像を提示する手段と、
    前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、
    ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、
    前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、
    指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、
    変換された前記観察角度をユーザに提示する手段とを具備したことを特徴とするX線診断装置。
  2. 被検体のX線投影画像を撮像するX線診断装置であって、
    前記X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更する変更手段と、
    前記X線投影画像を提示する手段と、
    前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、
    ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、
    前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、
    指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、
    変換された前記観察角度に前記撮像角度を合わせるように前記変更手段を制御する手段とを具備したことを特徴とするX線診断装置。
  3. 角度誤差テーブルと、
    前記決定手段により決定された補正量を前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶するように前記角度誤差テーブルを更新する手段とをさらに具備し、
    前記変換手段は、指定された前記観察角度を、前記角度誤差テーブルが前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶する前記補正値に基づいて補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のX線診断装置。
  4. 前記収集条件は、前記モダリティの種類、前記モダリティの識別情報および前記3次元画像の収集に適用される検査プロトコルのうちの少なくとも1つすることを特徴とする請求項に記載のX線診断装置。
  5. X線投影画像の撮像角度を第1の座標系内で変更可能なX線診断装置で撮像される画像を処理する画像処理装置であって、
    前記X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、
    ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、
    前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、
    指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して前記第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、
    変換された前記観察角度をユーザに提示する手段とを具備したことを特徴とする画像処理装置。
  6. 角度誤差テーブルと、
    前記決定手段により決定された補正量を前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶するように前記角度誤差テーブルを更新する手段とをさらに具備し、
    前記変換手段は、指定された前記観察角度を、前記角度誤差テーブルが前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶する前記補正値に基づいて補正することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記収集条件は、前記モダリティの種類、前記モダリティの識別情報および前記3次元画像の収集に適用される検査プロトコルのうちの少なくとも1つすることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. コンピュータを、
    前記X線投影画像を提示する手段と、
    X線診断装置とは撮像角度を表す角度定義が別個の別のモダリティで前記被検体に関して収集された情報に基づき生成された3次元画像を提示するもので、ユーザによる指示に応じて前記3次元画像の視方向を変更する提示手段と、
    ユーザによる規定操作がなされたときに提示されている前記X線投影画像の撮像角度と前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向との角度差と、前記提示手段が提示する前記3次元画像の初期の視方向と前記規定操作がなされたときに提示されている前記3次元画像の視方向との角度差とに基づいて補正量を決定する決定手段と、
    前記3次元画像に関する第2の座標系上での観察角度の指定を入力する手段と、
    指定された前記観察角度を前記補正量に基づいて補正して、前記X線診断装置におけるX線投影画像の撮像角度を規定する第1の座標系内での観察角度に変換する変換手段と、
    変換された前記観察角度をユーザに提示する手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    前記決定手段により決定された補正量を前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶するように角度誤差テーブルを更新する手段としてさらに機能させ、
    かつ前記変換手段を、指定された前記観察角度を、前記角度誤差テーブルが前記3次元画像の収集条件に対応付けて記憶する前記補正値に基づいて補正するものとすることを特徴とする請求項に記載の画像処理プログラム。
  10. 前記収集条件を、前記モダリティの種類、前記モダリティの識別情報および前記3次元画像の収集に適用される検査プロトコルのうちの少なくとも1つとすることを特徴とする請求項に記載の画像処理プログラム。
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