JP2005173818A - 医用画像診断支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の医用画像のハードコピーを、診断に適した表示用フォーマットで出力できるようにすることにより、安価なシステムで、従来の院内作業の流れを変えずに、医師が読影において診断支援情報を容易にかつ迅速に参照及び活用することができ、それにより医師の診断性能及び作業効率を向上することのできる医用画像診断支援システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る医用画像診断支援システムによれば、画像処理装置2は、画像生成装置1a〜1eにより生成された医用画像、及び/又は、画像サーバ4に保存されている医用画像の中から主画像とする医用画像及び副画像とする医用画像を選択するための選択手段121を有し、選択された主画像用の医用画像及び副画像用の医用画像に画像処理を施して主画像及び副画像を生成し、主画像及び副画像から1枚の表示用画像を合成して画像記録装置3aまたは3bに出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、医用画像に対し医師の読影診断の効率化を図るための画像処理を施して出力する医用画像診断支援システムに関する。
従来、医師が診断に用いる医用画像としては、放射線撮影に供された増感紙/フィルム等のアナログ画像又は輝尽性蛍光体によるデジタル画像入力システムから得られた画像を銀塩フィルム等のハードコピーとして出力したものがあり、医師は、各診療室においてこれらの医用画像をシャウカステン等の画像観察装置を用いて読影するのが一般的である。
一方、近年、画像診断支援装置(例えば、特許文献1参照)により、読影用の医用画像に異常陰影候補検出結果等の診断支援情報を付加してCRT(Cathode Ray Tube)モニタ、液晶モニタ等に出力し、医師の診断の支援を行うシステムが提案されている。また、モニタに原画像を表示するとともに、異常陰影候補等に対応する部分領域の拡大画像をオーバーレイ表示する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。医用画像をモニタ等に出力して読影する場合、読影時にモニタの輝度及びコントラストをモニタ付属の調整手段によって変化させたり、階調処理や周波数処理等の画像処理条件を画像表示ソフトウエアによりリアルタイムで変化させたりすることが可能である。また、画像表示ソフトウエアにより画像の拡大縮小や移動が可能である。このように、モニタによる医用画像の読影時には、表示のフォーマット変更等がリアルタイムで操作でき、自由度が大きい。
特開2000−287957号公報 特開2000−287955号公報
しかしながら、医用画像をモニタ表示する場合、読影に適した画像を提供するためにはモニタが高性能であることが要求され、高価で、配置するためのスペースを必要とし、消費電力や排熱も大きい。そのため、大病院等一部の病院を除いて、医用画像を表示するためのモニタを放射線科の読影室や各診療室の全てに設置することは現実的に困難であった。
また、病院内に表示用モニタを導入するには、医師がモニタシステムの操作に慣れる必要があり、更に撮影から読影までの院内作業の流れが大きく変化するため、ワークフローの変更や人的資源の調整等の大きな課題が発生する。
一方、従来多くの病院で実施されているように、医用画像を銀塩フィルム等のハードコピーとして出力して読影する方法においては、読影しようとする医用画像の診断支援情報の表示方法や画像サイズが診断上好ましくないことが明らかになった場合、診断支援情報の表示方法や画像サイズ等の表示フォーマットを手動調整した上でフィルムを再出力して診療室等の読影場所まで運ぶことが必要になり、フィルムコスト及び作業に要する時間や人件費がかかるという問題点がある。
ここで、診断支援情報の表示方法としては、一般的に読影用の医用画像に異常陰影候補検出結果を示す図形を付加することが行われており、部分領域の画像とは異なり、全体画像における異常陰影候補領域の位置を確認することができるが、この方法では、読影用の医用画像の画像情報の一部が欠損し、読影に支障をきたす場合があった。
また、ある人体のある撮影部位を撮影した医用画像を読影する場合に参照される情報としては、読影する医用画像の異常陰影候補検出結果等の診断支援情報だけではなく、例えば、同一部位を他の方向から撮影した画像や、同一部位を他のモダリティで撮影した画像等、その医用画像に関連する画像を参照することが必要な場合がある。このようなとき、モニタに医用画像を表示して観察している場合には、比較的容易に関連画像への検索や切り替えを行うことができる。しかしながら、フィルム等の記録媒体上に記録した医用画像を観察する場合、関連画像を検索したりシャウカステンに並べたりするには手間がかかっていた。また、読影する医用画像の他に関連画像を並べると、読影医の視線移動時にフィルム間の隙間からシャウカステンの強烈な光の影響を受け、眩惑されるので、観察しづらいという問題があった。
本発明の課題は、所望の医用画像のハードコピーを、診断に適した表示用フォーマットで出力できるようにすることにより、安価なシステムで、従来の院内作業の流れを変えずに、医師が読影において診断支援情報を容易にかつ迅速に参照及び活用することができ、それにより医師の診断性能及び作業効率を向上することのできる医用画像診断支援システムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
被写体を撮影した医用画像を生成する画像生成装置と、医用画像をその付帯情報と対応付けて保存し管理する管理装置と、医用画像を記録媒体上に形成し記録する画像記録装置と、を含む医用画像診断支援システムにおいて、
前記画像生成装置により生成された医用画像、及び/又は、前記管理装置に保存されている医用画像の中から少なくとも一つの主画像用の医用画像及び少なくとも一つの副画像用の医用画像を選択する選択手段と、
前記主画像用に選択された医用画像に基づいて、第1の倍率で主画像を生成し、前記副画像用に選択された医用画像に基づいて、第2の倍率で副画像を生成する画像処理手段と、
前記生成された主画像及び副画像から1枚の表示用画像を合成する合成画像作成手段と、
前記合成された表示用画像の合成画像データ、又は、前記主画像及び前記副画像の個別の画像データと前記主画像及び前記副画像の合成配置に係わるフォーマットデータとを前記画像記録装置に出力する画像出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記第1の倍率は、前記被写体を実物大で表示する倍率であり、前記第2の倍率は、前記被写体を縮小する倍率であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記主画像用又は前記副画像用として選択された医用画像を解析し、異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出手段と、
前記第2の倍率で生成された副画像及び前記異常陰影候補の検出結果を重畳する異常陰影候補結果重畳手段と、
を備え、
前記異常陰影候補の検出結果が重畳された重畳画像を副画像として提供可能に構成したことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記合成画像作成手段は、前記主画像の被写体領域を認識し、この認識された被写体領域外に前記副画像を配置して1枚の表示用画像を合成することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、
前記選択手段は、前記主画像用の医用画像を選択後、当該主画像に関連する医用画像を前記付帯情報に基づいて前記画像生成装置より生成された医用画像、及び/又は、前記管理装置に保存されている医用画像の中から抽出し、この抽出された医用画像の一覧を副画像候補として表示画面上に表示し、前記表示された副画像候補の中から副画像とする医用画像を選択することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明において、
前記選択手段は、前記主画像用の医用画像に対する副画像用の医用画像を複数選択可能であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の何れか一項に記載の発明において、
前記副画像に異常陰影候補結果を重畳するか否かを指定する指定手段を備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記合成画像作成手段は、前記主画像に副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで前記主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、前記表示用画像を記録する記録媒体のサイズを切り替えるサイズ切り替え手段を備えたことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記合成画像作成手段は、前記主画像に前記副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで前記主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、前記副画像の縮小倍率を前記第2の倍率より小さい縮小倍率に自動的に変更する縮小倍率変更手段を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、画像生成装置により生成された医用画像、及び/又は、管理装置に保存されている医用画像の中から少なくとも一つの主画像用の医用画像及び少なくとも一つの副画像用の医用画像を選択するための選択手段を備え、主画像用に選択された医用画像に基づいて、第1の倍率で主画像を生成し、副画像用に選択された医用画像に基づいて、第2の倍率で副画像を生成し、生成された主画像及び副画像から1枚の表示用画像を合成し、合成された合成画像のデータ、又は、主画像と副画像の個別の画像データ及び主画像と副画像の合成配置に係わるフォーマットデータを画像記録装置に出力する。従って、診断に使用する主画像用の医用画像と、主画像とともにハードコピーに表示する、診断の参考となる副画像用の医用画像を選択することができるので、医用画像の診断をより効率的に行うことができるようになり、医師の診断性能及び作業効率を向上することができる。
請求項2に記載の発明によれば、被写体を実物大で表示する倍率で主画像を生成し、被写体を縮小する倍率で副画像を生成するので、診断用の主画像を等倍で見やすく表示することができ、参照用の副画像は、診断の妨げにならないサイズで画像全体を表示することができる。
請求項3に記載の発明によれば、主画像用又は副画像用として選択された医用画像を解析することにより異常陰影候補を検出し、第2の倍率で縮小された副画像にこの異常陰影候補の検出結果を重畳して異常陰影候補の検出結果が重畳された重畳画像を副画像として提供可能であるので、医師の診断性能及び作業効率を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、主画像の被写体領域を認識し、認識された被写体領域外に副画像を配置して1枚の表示用画像を合成するので、診断用の主画像の情報が欠損することにより診断に支障をきたすということがなくなる。
請求項5に記載の発明によれば、選択手段は、主画像用の医用画像を選択後、主画像に関連する医用画像を付帯情報に基づいて画像生成装置より生成された医用画像、及び/又は、管理装置に保存されている医用画像の中から抽出し、抽出された医用画像の一覧を副画像候補として表示画面上に表示し、表示された副画像候補の中から副画像とする医用画像を選択するので、主画像に関連する画像を容易に副画像として選択することができる。
請求項6に記載の発明によれば、主画像用の医用画像に対する副画像用の医用画像を複数選択可能することができるので、より多くの関連画像を参照用に表示することが可能となる。
請求項7に記載によれば、副画像に異常陰影候補結果を重畳するか否かを指定することができるので、副画像をより好ましいフォーマットで表示することができる。
請求項8に記載によれば、主画像に副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、表示用画像を記録する記録媒体のサイズを切り替えることができるので、主画像の被写体領域の情報を欠損させずにより多くの副画像を表示することが可能となる。
請求項9に記載によれば、主画像に副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、副画像の縮小倍率を第2の倍率をより小さい縮小倍率に自動的に変更するので、設定された記録媒体のサイズで主画像の被写体領域の情報が欠損することなく選択された副画像を表示することが可能となる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における医用画像診断支援システム100の全体構成を示す概念図である。図1に示すように、医用画像診断支援システム100は、画像生成装置1a〜1e、画像処理装置2、画像記録装置3a、3b、画像サーバ4等がネットワークNを介して、相互にデータ送受信可能なように接続されている。
なお、本実施の形態では、画像生成装置1a〜1e、画像処理装置2、画像記録装置3a、3b、画像サーバ4とがネットワーク接続された例を説明するが、これに限らず、各装置が直接有線接続されたシステム構成であってもよい。また、各装置の台数及び設置場所は特に限定されない。
ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等の様々な回線形態を適用可能である。なお、病院等の医療機関内で許可されるのであれば、無線通信や赤外線通信であってもよいが、重要な患者情報を含むため、送受信される情報は暗号化することが好ましい。また、病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、上述したネットワークN上の各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。
画像生成装置1a〜1eは、例えば、CR(Computed Radiography)、FPD(Flat Panel Detector)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)、超音波診断装置等のモダリティから構成され、人体を撮影し、撮影した画像をデジタル変換して、医用画像を生成する装置である。本実施の形態においては、画像生成装置1aがCRであり、画像生成装置1bがCTであり、画像生成装置1cがMRIであり、画像生成装置1dがFPDであり、画像生成装置1eが超音波診断装置である場合を例として説明する。
ここで、画像生成装置1a〜1eで生成され、画像処理装置2に出力される医用画像の画像データは、撮影部位や診断目的にもよるが、例えばマンモグラム(乳房の放射線画像)に対しては、画像の実効画素サイズが200μm以下であることが好ましく、更には100μm以下であることが好ましい。この発明の画像処理装置2の性能を最大限に発揮させるためには、例えば実効画素サイズ50μm程度で生成された画像データを用いる構成が好ましい。
なお、画像生成装置1a〜1eは上述したDICOM規格に準拠した装置であり、医用画像に対して、DICOMの画像付帯情報(以下、付帯情報と称する)を入力させたり、自動生成したりすることができる。画像生成装置1a〜1eは、生成された医用画像の画像データとともにその付帯情報を画像データのヘッダ情報としてネットワークNを介して画像処理装置2へ出力するものとするが、DICOM規格に不準拠の場合、図示しないDICOM変換装置を用い、付帯情報を入力させることができる。
医用画像の付帯情報としては、例えば、撮影された患者の患者氏名、患者ID、年齢、性別等の患者に関する患者情報、撮影日、検査ID、撮影部位、撮影条件(体位、撮影方向等)、画像生成装置(モダリティ種)情報、画像サイズ等の画像に関する情報等の検査情報が含まれる。
画像処理装置2は、画像生成装置1a〜1eから入力される医用画像、及び/又は、画像サーバ4の画像DB41に保存されている医用画像の中から主画像用の医用画像及び副画像用の医用画像が選択されると、選択された医用画像に基づいて、主画像及び副画像から1枚の表示用画像を合成し、合成画像のデータ、又は、主画像及び副画像の個別の画像データと主画像及び副画像の合成配置に係るフォーマットデータとを画像記録装置3a又は3bへ出力する装置である。
画像記録装置3a、3bは、画像処理装置2から入力される画像データを可視像として再生したハードコピーを出力するものである。例えば、画像記録装置3aは、大四切サイズの記録媒体上に画像を出力するものであり、画像記録装置3bは、半切サイズの記録媒体上に画像を出力するものである。
画像サーバ4は、画像生成装置1a〜1eにより生成された医用画像の画像データをその付帯情報と対応付けて保存する画像DB41を有している。画像サーバ4は、画像処理装置2からネットワークNを介して受信された医用画像の一覧(リスト)の配信要求に応じて、画像DB41に保存されている医用画像の一覧を画像処理装置2に出力する。医用画像の一覧は、例えば、画像DB41に保存されている医用画像の付帯情報である。また、画像処理装置2から検査ID等が出力され、医用画像の送信要求を受信すると、画像DB41から、該当する画像データを抽出し、その付帯情報とともに画像処理装置2に出力する。
次に、画像処理装置2の内部構成について説明する。
図2は、本実施の形態における画像処理装置2内部の要部構成を示す図である。図2において、画像処理装置2は、制御手段11、操作表示手段12、通信手段13、記憶手段14、異常陰影候補検出手段15、主画像処理手段16、副画像処理手段17、異常陰影候補検出結果重畳手段18、合成画像作成手段19、画像出力手段20、データ取得手段21等により構成されており、各部はバス22により接続されている。
制御手段11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、CPUはROMに記憶されているシステムプログラムや処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って画像処理装置2の各部を制御し、後述する画像出力制御処理を始めとする各種処理を実行する。
操作表示手段12は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、表示画面上に各種操作ボタンや装置の状態表示、当該画像処理装置2で作成した合成画像のプレビュー表示等を行う。LCDの表示画面上は、透明電極を格子状に配置して構成された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルに覆われており、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として出力する。なお、表示装置と入力装置は別体としてもよい。表示装置としては、CRT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いることができる。入力装置としては、カーソルキーや数字入力キー、決定キー等の各種機能に対応した機能キーを備えたキーボード、マウス等のポインティングデバイスを用いることができる。
また、操作表示手段12は、図2に示すように、選択手段121を有している。選択手段121は、画像DB41、及び/又は、入力画像データ記憶部141に記憶されている医用画像の画像データの中から主画像用の医用画像及び副画像用の医用画像を選択するためのユーザインターフェースである。
例えば、選択手段121は、画像DB41、及び/又は、入力画像データ記憶部141に記憶されている医用画像の一覧を主画像選択画面122として操作表示手段12の表示画面上に表示し、主画像選択画面122の画像一覧の中からタッチパネルやマウス等で主画像用の医用画像が選択されると、その選択結果を制御手段11に出力する。図3(a)に主画像選択画面122の一例を示す。主画像選択画面122は、図3(a)に示すように、例えば、一覧表示された医用画像を選択するための医用画像選択領域122a、「並び替え」ボタン122b、「抽出」ボタン122c、「確定」ボタン122d等を有している。「並び替え」ボタン122b、「抽出」ボタン122cを押下することにより、患者IDや撮影部位等の各項目をキーとして一覧の並び替えや絞り込みを行うことができる。
医用画像選択領域122aから主画像用の医用画像が選択され「確定」ボタン122dが押下されると、選択手段121は、選択結果を制御手段11に出力するとともに、選択された主画像用の医用画像と同一画像、選択された主画像用の医用画像に関連する医用画像、例えば、主画像用の医用画像と同一検査IDで撮影された、撮影条件の異なる画像(例えば、マンモグラフィの場合、MLO(斜位方向)−R(右乳房)、MLO−L(左乳房)、CC(上下方向)−R、CC−Lの4つの撮影条件のうち一つ以上を同一検査で撮影する)、同一患者の同一撮影部位を同一モダリティ(画像生成装置)で撮影した過去の医用画像、同一患者の同一撮影部位を他のモダリティで撮影した他モダリティ画像等を抽出し、副画像選択画面123に副画像候補として一覧表示する。図3(b)に副画像選択画面123の一例を示す。当該副画像選択画面123は、選択された主画像毎に表示されるものであり、副画像候補領域123aからタッチパネルやマウス等で副画像用の医用画像が選択され、「アノテーション有」ボタン123b又は「アノテーション無」ボタン123cが操作されることにより、選択された画像に対する異常陰影候補結果重畳の有無が指定されると、その結果を制御手段11に出力する。
上記主画像選択画面122においては、一検査で撮影された複数の医用画像を主画像用の医用画像として選択することが可能である。例えば、医用画像がマンモグラフィである場合、主画像選択画面122から一検査で撮影された左右乳房(例えば、MLO−R、L)の画像をタッチパネルやマウス等で操作することにより、これらの医用画像を主画像として2面出しすることができる。また、副画像選択画面123においては、一つの主画像に対して複数の副画像をタッチパネルやマウス等で操作して選択することができる。また、主画像と同一の画像を副画像として選択することも可能である。
また、操作表示手段12は、画像データの画像記録装置への出力形態を選択するための出力形態選択手段として機能する。
通信手段13は、ネットワークインターフェイスカード、モデム、ターミナルアダプタ等の通信用インターフェイスにより構成され、ネットワークN上の外部機器と各種情報の送受信を行う。
記憶手段14は、HDD(Hard Disc)或いは半導体の不揮発性メモリ等により構成されている。図4に、記憶手段14の構成を示す。図4に示すように、記憶手段14は、入力画像データ記憶部141、異常陰影候補情報記憶部142、主画像用画像データ記憶部143、副画像用画像データ記憶部144、画像記録装置情報記憶部145を有して構成されている。
入力画像データ記憶部141は、画像生成装置1a〜1eから入力された医用画像の画像データを、検査IDを始めとする付帯情報と対応付けて保存する。異常陰影候補情報記憶部142は、異常陰影候補検出手段15から入力された異常陰影候補情報を、検査ID等の画像を識別する情報と対応付けて記憶する。主画像用画像データ記憶部143は、選択手段121により選択された主画像用の医用画像の画像データ(以下、主画像用画像データと称する)及びその付帯情報を一時的に記憶する。副画像用画像データ記憶部144は、選択手段121により選択された副画像用の医用画像の画像データ(以下、副画像用画像データと称する)及びその付帯情報を一時的に記憶する。なお、主画像用画像データ記憶部143及び副画像用画像データ記憶部144に記憶される医用画像データは、データ取得手段21により取得された医用画像データ又は入力画像データ記憶部141から読み出された画像データである。画像記録装置情報記憶部145は、少なくとも画像出力手段20が有する出力チャンネル情報と、各出力チャンネルに設定されている画像記録装置の機種情報と、その画像記録装置で出力可能な記録媒体サイズとが対応付けて記憶されている。
異常陰影候補検出手段15は、制御手段11からの指示に基づいて、副画像用画像データ記憶部144から副画像用画像データを読み出して画像解析を行うことにより、異常陰影と思われる候補領域を検出し、検出結果を異常陰影候補情報記憶部142に出力する。異常陰影候補検出手段15は、各病変種に応じて異常陰影候補検出のアルゴリズムを複数有しており、検出時には、副画像用画像データの撮影部位に応じたアルゴリズムを適用して異常陰影候補の検出処理を行う。なお、主画像用画像データと副画像用画像データが同一画像である場合には、主画像用画像データ記憶部143から主画像用画像データを読み出して画像解析を行うことにより、異常陰影と思われる候補領域を検出し、検出結果を異常陰影候補情報記憶部142に出力するようにしても良い。
マンモグラフィでは、乳癌の特徴である腫瘤や微小石灰化クラスタと思われる陰影を検出する。腫瘤陰影は、ある程度の大きさを有する塊であり、マンモグラフィ上では、ガウス分布に近い、白っぽく丸い陰影として現れる。微小石灰化クラスタは、微小石灰化した部分が集まって(クラスタ化して)存在するとそこが初期癌である可能性が高い。マングラフィ上では、略円錐構造を持った白っぽく丸い陰影として現れる。
以下、上述した腫瘤陰影及び微小石灰化クラスタ陰影を検出するアルゴリズムについて説明する。
異常陰影候補検出手段15では、腫瘤陰影の検出に適したアルゴリズムとして、以下の論文に記載された公知の検出方法を適用することが可能である。
・左右乳房を比較することによって検出する方法
(Med.Phys.,Vol.21.No.3,pp.445-452)
・アイリスフィルタを用いて検出する方法
(電子情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J75-D-II,no.3,pp.663-670,1992)
・Quoitフィルタを用いて検出する方法
(電子情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J76-D-II,no.3,pp.279-287,1993)
・分割した乳房領域の画素値のヒストグラムに基づく2値化により検出する方法
(JAMIT Frontier 講演論文集,pp.84-85,1995)
・方向性のある多数のラプラシアンフィルタの最小出力をとる最小方向差分フィルタ)
(電子情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J76-D-II,no.2,pp.241-249,1993)
・フラクタル次元を利用して腫瘤陰影の良悪性を鑑別する方法
(Medical Imaging Technology17(5),pp.577-584,1999)
また、微小石灰化クラスタ陰影の検出に適したアルゴリズムとして、以下の論文に記載された公知の検出方法を適用することができる。
・乳房領域から石灰化の疑いがある領域を局部化し、陰影像の光学濃度差や境界濃度差の標準偏差値等から偽陽性候補を削除する方法
(IEEE Trans Biomed Eng BME-26(4):213-219,1979)
・ラプラシアンフィルタ処理を行った画像を用いて検出する方法
(電子情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J71-D-II,no.10,pp.1994-2001,1988)
・乳腺等の背景パターンの影響を抑えるためにモルフォロジー解析した画像を使用する検出方法
(電子情報通信学会論文誌(D-II),Vol.J71-D-II,no.7,pp.1170-1176,1992)
また、その他の異常陰影候補の検出に適したアルゴリズムとして、例えば以下の公知の検出方法を適用することができる。
(3)胸部画像における結節性陰影の検出
・特開平6−121792号公報
(4)胸部画像における間質性疾患陰影の検出
・特開平2−185240号公報
異常陰影候補検出手段15は、上述したようなアルゴリズムを用いて異常陰影候補の検出を行い、検出時にはその候補領域について、候補領域の位置情報、大きさ(面積)、縦横比、円形度、候補領域内のコントラスト、標準偏差、陰影の周辺部から中心部にかけての濃度勾配の強度成分、方向成分等の多種の特徴量を算出する。また、異常陰影候補検出手段15は、候補領域の位置情報から、この候補領域を文字、マーカ等で図示するアノテーション(annotation)情報を作成する。そして、異常陰影候補検出手段15は、上記算出された各種特徴量及びアノテーション情報を、検査ID、検出に用いたアルゴリズム情報、検出アルゴリズムで用いた閾値(検出パラメータ)、検出病変種、病変指摘数等と対応付けて異常陰影候補情報として異常陰影候補情報記憶部142に出力する。
主画像処理手段16は、制御手段11からの指示に基づいて、主画像用画像データ記憶部143から主画像用画像データを読み出して、診断に適した医用画像となるように各種画像処理を施して、処理済みの画像データを主画像データとして合成画像作成手段19に出力する。画像処理には、画像のコントラストを調整する階調処理、鮮鋭度を調整する周波数処理やダイナミックレンジの広い画像を被写体の細部のコントラストを低下させることなく見やすい濃度範囲に収めるためのダイナミックレンジ圧縮処理、被写体をライフサイズ(実物大)で出力するための補間処理等が含まれる。また、主画像処理手段16は、主画像用画像データを解析して被写体領域を認識し、被写体領域以外の領域を所定の濃度値以上、例えば、被写体領域における最小濃度値より高濃度の値となる値に濃度補正を行う。
被写体領域の認識は、例えば、主画像用画像データを解析し、被写体の輪郭線を抽出する等により行う。例えば、主画像用画像データの濃度データを適当な閾値を用いて2値化し、「0」と「1」の境界を追跡して輪郭線とし、この輪郭線及び撮影部位/体位、撮影方向に応じて被写体領域を決定するものである。或いは、人体領域又は人体内部の所定の解剖学的構造に対応する領域の輪郭線抽出方法(日本乳癌検診学会誌,Vol.17,No.1,pp87-102,1998、特開昭63−240832号公報)を用いて被写体領域を決定するようにしてもよい。
副画像処理手段17は、制御手段11からの指示に基づいて副画像用画像データ記憶部144から副画像用画像データを読み出して予め設定された第2の倍率で縮小し、縮小された画像データに階調処理、周波数処理等の画像処理を施す。また、上述した被写体認識の方法により、縮小された画像データの被写体領域を認識し、被写体領域以外の領域を所定の濃度値以上、例えば、被写体領域における最小濃度値より高濃度の値となる値に濃度補正を行う。副画像処理手段17で処理された処理済みの画像データ(以下、副画像データと称する)は、制御手段11からの指示に基づき検査IDと対応付けて異常陰影候補検出結果重畳手段18又は合成画像作成手段19に出力される。
ここで、主画像処理手段16及び副画像処理手段17は、本発明の画像処理手段を構成するものである。
異常陰影候補検出結果重畳手段18は、制御手段11からの指示に基づいて、副画像処理手段17から入力された副画像データと検査ID等により対応している異常陰影候補情報のうち、異常陰影候補領域の位置情報及びアノテーション情報を読み出して、第2の倍率で生成された副画像データに合わせて異常陰影候補領域の位置情報を変換し、変換された位置にアノテーション情報を重畳して重畳副画像データを作成し、合成画像作成手段19に出力する。
合成画像作成手段19は、制御手段11からの指示により、入力された主画像データ、副画像データ、重畳副画像データに基づいて、主画像と、副画像及び/又は重畳副画像とを1枚の表示用画像に合成する。合成する主画像がマンモグラフィであり、2つの主画像データが入力された場合には、2つのマンモグラフィを1枚の記録媒体に二面出力するように1枚の画像として合成する合成処理を行う。その後、制御手段11からの指示に基づいて、合成された主画像について、副画像及び/又は重畳副画像の合成を行う。
具体的には、合成画像作成手段19は、上述した被写体領域認識方法により主画像の被写体領域を認識するとともに、予め設定された記録媒体サイズに基づいて、主画像の被写体領域の情報の欠損がないように、主画像と、副画像及び/又は重畳副画像とを配置する。即ち、副画像及び/又は重畳副画像は、主画像の被写体領域外に配置される。記録媒体サイズは、例えば、主画像用の医用画像の画像サイズに応じた記録媒体サイズが自動的に設定される。又は、操作表示手段12からユーザが設定してもよい。ここで、合成画像作成手段19は、副画像及び/又は重畳副画像の縮小倍率、配置個数、記録媒体サイズにおける主画像の被写体領域外の面積等に基づいて、予め設定されている記録媒体サイズで主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、被写体領域の情報が欠損する場合は、画像記録装置情報記憶部145から当該医用画像診断支援システム100で出力可能な記録媒体サイズを取得して、被写体領域の情報が欠損しない記録媒体サイズに切り替えるサイズ切り替え手段を有し、このサイズ切り替え手段により記録媒体サイズが切り替えられると、切り替えられた記録媒体サイズを画像出力手段20に出力するとともに、変更された記録媒体サイズに基づいて、主画像の被写体領域外に副画像及び/又は、重畳副画像を配置する。そして、配置された副画像及び/又は重畳副画像に、スケール目盛りや縮小率を示す情報等を付加して1枚の表示用画像を合成し、合成画像データを画像出力手段20に出力する。
例えば、図5(a)に示すように、記録媒体サイズA(例えば、大四切)の記録媒体において、主画像201aに対して3つの副画像及び/又は重畳副画像を配置しようとすると主画像201aの被写体領域の情報に欠損が生じる。そのため、合成画像作成手段19のサイズ切り替え手段において、図5(b)に示すように、記録媒体サイズをB(例えば、半切)に切り替えることにより、主画像201aの被写体領域外への3つの副画像及び/又は重畳副画像の配置が可能となる。
ここで、記録媒体上に、主画像、副画像(重畳副画像を含む)の配置されない空き領域(例えば、図5(b)の領域201b(ハッチングで示した領域))が生じると、記録媒体がフィルムの場合には、医師が読影する際に記録媒体を透過するシャウカステンの光の影響により眩惑されるので読影しづらいといった問題がある。そこで、合成画像作成手段19において、記録媒体サイズに応じて、主画像、副画像(重畳副画像を含む)の配置されない空き領域を所定の濃度値以上、例えば、被写体領域における最小濃度値より高濃度となる値に濃度補正を行うことが好ましい。或いは、画像記録装置側に画像データ等を出力する際に、濃度補正情報を併せて出力し、画像記録装置側で濃度補正処理を行うようにしてもよい。
なお、本実施の形態においては、合成画像作成手段19は、サイズ情報付加手段としての機能を有し、スケール目盛りの付加、縮小率の付加等を行うこととしたが、サイズ情報の付加は、副画像処理手段17等において行っても良い。また、縮小率を示す情報及びスケール目盛りは、それぞれ操作表示手段12からの入力により付加する/しないを設定しておくことができる。
また、合成画像作成手段19は、制御手段11からの指示に基づいて、入力された主画像データ、副画像データ、重畳副画像データに基づいて、主画像と、副画像及び/又は重畳副画像とを1枚の表示用画像に合成するためのフォーマットデータ(例えば、主画像データ、副画像データ及び/又は重畳副画像データから1枚の表示用画像を合成するための各画像の合成配置に係わる位置情報、副画像及び/又は重畳副画像の縮小倍率情報等)を作成し、このフォーマットデータを、主画像、この主画像と合成する副画像及び/又は重畳副画像の個別の画像データ(即ち、主画像データ、この主画像と合成する副画像データ及び/又は重畳副画像データ)とともに画像出力手段20へ出力する。
画像出力手段20は、制御手段11からの指示に基づいて、合成画像作成手段19から入力された下記の(1)又は(2)の何れかのデータを通信手段13を介して画像記録装置3へ出力する。
(1)合成画像データ
(2)主画像、この主画像と合成する副画像及び/又は重畳副画像の個別の画像データ及びフォーマットデータ
画像出力手段20は、複数の出力チャンネルを有しており、出力チャンネル毎に、データの出力先となる画像記録装置の機種情報、記録媒体サイズがそれぞれ設定されている。この設定内容は、画像記録装置情報記憶部145に保存されている。画像出力手段20は、何れの出力チャンネルから画像を出力するかを、操作入力手段19により入力された記録媒体サイズに基づいて決定するが、合成画像作成手段19により記録媒体サイズの切り替えが行われた場合には、切り替え後の記録媒体サイズに基づいて決定する。画像の出力が指示されると、画像出力手段20は、記録媒体サイズに応じた出力チャンネルから画像記録装置3へデータ(合成画像データ、或いは、主画像、副画像及び/又は重畳副画像の個別の画像データ並びにフォーマットデータ)を出力する。
データ取得手段21は、制御手段11からの指示に応じて、通信手段13を介して画像サーバ4の画像DB41に保存されている医用画像の画像データやリストの配信要求を行い、画像データやリストを取得する。
以上、画像処理装置2の構成について説明したが、異常陰影候補検出手段15、主画像処理手段16、副画像処理手段17、異常陰影候補検出結果重畳手段18、合成画像作成手段19は、制御手段11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウエア処理によって実現されるようにしてもよいし、専用のハードウエアにより構成するようにしてもよい。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
図6に、制御手段11により実行される画像出力制御処理を示す。以下、図6を参照して画像出力制御処理について説明する。当該処理は、操作表示手段12によりハードコピーの作成指示が入力された際に開始される。
まず、データ取得手段21により画像DB41に保存されている医用画像のリスト(一覧)が取得されるとともに、入力画像データ記憶部141に記憶されている医用画像のリストが取得される(ステップS1)。この一覧は、医用画像の付帯情報の一部又は全部の情報を含むものである。次いで、選択手段121により、医用画像の一覧から主画像用の医用画像を選択するための主画像選択画面122が表示され(ステップS2)、主画像用の医用画像が選択操作されると(ステップS3)、主画像用の医用画像の付帯情報に基づいて、選択された医用画像に関連する画像(例えば、主画像用の医用画像と同一検査IDで撮影された撮影条件の異なる画像、同一患者の同一撮影部位を同一モダリティで撮影した過去の医用画像、同一患者の同一撮影部位を他のモダリティで撮影した他モダリティ画像)が医用画像の一覧から副画像候補として抽出され、副画像選択画面123に表示される(ステップS4)。
選択手段121により副画像選択画面123から主画像に対する副画像が選択され、各副画像について異常陰影候補の検出結果(アノテーション)の重畳の有無が指定されると(ステップS5)、選択された主画像及び副画像の医用画像の画像データ、即ち、主画像用画像データとその付帯情報及び副画像用画像データとその付帯情報がデータ取得手段21により画像サーバ4から取得され、あるいは入力画像データ記憶部141から読み出され、それぞれ主画像用画像データ記憶部143、副画像用画像データ記憶部144に格納される(ステップS6)。なお、各副画像用画像データは、異常陰影候補結果重畳の有無を示す情報と対応付けて記憶される。
次いで、主画像処理手段16において、主画像用画像データが読み出され、主画像用画像データに対して階調処理、周波数処理、ダイナミックレンジ圧縮処理、被写体領域外の濃度補正処理等の画像処理が施され、処理済みの主画像データが合成画像作成手段19に出力される(ステップS7)。また、異常陰影候補検出手段15において、異常陰影候補結果を重畳する副画像用画像データ及びその付帯情報が読み出され、副画像用画像データに対して異常陰影候補の検出が行われ、検出結果が異常陰影候補情報記憶部142に記憶される(ステップS8)。また、副画像処理手段17において、副画像用画像データが読み出され、所定の倍率への縮小処理、被写体領域外を所定の濃度以上に濃度補正する濃度補正処理等が施されることにより処理済みの副画像データが作成され、異常陰影候補結果重畳の有無に応じて異常陰影候補結果重畳手段18又は合成画像作成手段19に出力される(ステップ9)。
なお、ステップS8は、異常陰影候補結果を重畳すると指定された副画像用画像データが存在しない場合は省略される。また、異常陰影候補情報記憶部142に既に副画像用画像データに関する情報が記憶されている場合には、当該ステップは省略することができる。また、画像サーバ4に当該副画像用画像データに対する異常陰影候補情報が記憶されている場合には、データ取得手段21によりこれを取得することにより、当該ステップは省略することができる。
異常陰影候補結果重畳手段18において、副画像データが入力されると、異常陰影候補情報記憶部142に記憶された、副画像データと同一の副画像用画像データに対する異常陰影候補情報のうち異常陰影候補領域の位置情報及びアノテーション情報が読み出され、副画像データの異常陰影候補領域の位置にアノテーション情報が重畳されて重畳副画像データが作成され、合成画像作成手段19に出力される(ステップS10)。
合成画像作成手段19において、主画像データと、これと合成する副画像データ及び/又は重畳副画像データが全て入力されると、入力されたデータに基づいて、主画像の被写体領域の情報の欠損がないように、主画像と、副画像及び/又は重畳副画像とが1枚の表示用画像に合成される。ここで、合成画像作成手段19においては、サイズ切り替え手段において予め設定された記録媒体サイズに基づいて、主画像と、副画像及び/又は重畳副画像とを配置した場合に主画像中の被写体領域の情報の欠損が生じるか否かが判断され、欠損が生じると判断された場合は記録媒体サイズが切り替えられ、主画像中の被写体領域外に副画像及び/又は重畳副画像が配置され、スケール目盛り、縮小率が付加されて表示用画像が合成される(ステップS11)。合成された表示用画像は、操作表示手段12の表示画面上に表示される(ステップS12)。次いで、操作表示手段12により出力形態(表示用画像の合成画像データを画像記録装置3に出力するか/主画像データ、副画像データ及び/又は重畳副画像データの個別の画像データ及び表示用画像のフォーマットデータとを個別に画像記録装置3に出力するか)が選択されると(ステップS13)、画像出力手段20により、通信手段13を介して、選択された出力形態に応じたデータが画像記録装置3に出力される(ステップS14)。
ここで、ステップS13において合成画像データの出力が選択されると、画像記録装置3a又は3bにおいて、診断用に各種情報が見やすく配置された画像を容易に出力することができるが、合成画像データは情報量が大きいため、通信データ量が大きくなるという問題がある。そこで、主画像データと、副画像データ及び/又は重畳副画像データを個別に送信することにより、ネットワークN上の通信データ量を抑制することができる。
図7に、画像処理装置2により出力される出力画像202の一例を示す。図7に示すように、出力画像202には、主画像としてCC−Rの画像202aとCC−Lの画像202bとが二面出力されている。CC−Rの画像202aにはMLO−Rの副画像202cが、スケール目盛り及び縮小率が付加されて表示されている。また、CC−Lの画像202bには異常陰影候補検出結果が重畳されたMLO−Lの副画像が表示されている。
以上説明したように、医用画像診断支援システム100によれば、選択手段121により、画像生成装置1a〜1eから通信手段13を介して入力され入力画像データ記憶部141に記憶されている医用画像、画像サーバ4に記憶されている医用画像の中から主画像となる医用画像をリスト表示した主画像選択画面122が表示され、この画面上から主画像が選択されると、選択された医用画像に関連する医用画像が抽出され、抽出結果が副画像候補として副画像選択画面123に表示され、この副画像選択画面425から副画像及び各副画像に対する異常陰影候補結果重畳の有無が選択されると、選択結果に従って、主画像用画像データ及び副画像用画像データから1枚の表示用画像を作成し、操作表示手段12から選択された出力形態に基づく画像データを画像記録装置3へ出力し、表示用画像を画像記録装置3からハードコピー出力する。
従って、診断に使用する主画像用の医用画像と、主画像とともにハードコピーに表示する、診断の参考となる副画像用の医用画像及びそのフォーマット(異常陰影候補検出結果の有無)とを選択することができ、選択された主画像の情報が欠損しないように副画像及び/又は異常陰影候補結果が重畳副画像を配置してハードコピーとして出力することができるので、医用画像の診断をより効率的に行うことができるようになり、医師の診断性能及び作業効率を向上することができる。
なお、上記実施の形態おける記述内容は、本発明に係る医用画像診断支援システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、合成画像作成手段19のサイズ切り替え手段において、予め設定された記録媒体サイズに基づいて画像合成した場合に主画像中の被写体領域の情報の欠損が生じると判断した場合に、記録媒体サイズを切り替えることにより主画像中の被写体領域の欠損のない表示用画像を作成することとしたが、表示用画像を記録媒体に収める方法としてはこれに限定されない。例えば、合成画像作成手段19が縮小倍率変更手段を備える構成とし、この縮小倍率変更手段において、予め設定された記録媒体サイズに基づいて画像合成した場合に主画像中の被写体領域の情報の欠損が生じるか否かを判断し、欠損が生じると判断した場合に、第2の縮小倍率で縮小された副画像データ及び/又は重畳副画像データを、予め設定された記録媒体サイズで合成を行っても主画像の被写体領域の情報の欠損が生じない、より小さい縮小倍率に自動的に変更するようにしてもよい。これにより、記録媒体サイズを変更せずとも主画像の情報の欠損のない表示用画像を作成することが可能となる。
また、選択された主画像用の医用画像データ、副画像用の医用画像データ、フォーマットデータ、異常陰影候補検出結果重畳の有無に関する情報、異常陰影候補検出結果の副画像への重畳に関わる情報等を対応付けて記憶手段14に保存しておくと、再呼び出しプリントや、副画像の一部を入れ替えて新たにプリントする場合等に時間短縮が図れて好ましい。例えば、1ヶ月前に出力した表示用画像のフォーマットに対し、主画像を最新撮影されたデータに置き換え、異常陰影候補検出結果をそのままとする等のプリントが短時間で可能となる。
また、上記実施の形態においては、画像処理装置2において本発明を実現する各手段を備える場合を例にとり説明したが、医用画像診断支援システム100において本発明の機能を実現する手段を備えていればよく、これに限定されない。例えば、画像サーバ4において、本発明の機能を実現してもよいし、異常陰影候補の検出を画像処理装置2とは別体の装置により行うようにしてもよい。
その他、医用画像診断支援システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る医用画像診断支援システム100の全体構成を示す図である。 図1の画像処理装置2の機能的構成を示すブロック図である。 図3(a)は、図2の操作表示手段12の表示画面上に表示される主画像選択画面122の一例を示す図であり、図3(b)は、図2の操作表示手段12の表画面上に表示される副画像選択画面123の一例を示す図である。 図2の記憶手段14の構成例を示す図である。 記録媒体サイズを変更して副画像及び/又は重畳副画像を配置する場合の一例を示す図である。 図2の制御手段11により実行される画像出力制御処理を示すフローチャートである。 画像処理装置2により出力される出力画像202の一例を示す図である。
符号の説明
100 医用画像診断支援システム
1a〜1e 画像生成装置
2 画像処理装置
3 画像記録装置
4 画像サーバ
41 画像DB
11 制御手段
12 操作表示手段
13 通信手段
14 記憶手段
15 異常陰影候補検出手段
16 主画像処理手段
17 副画像処理手段
18 異常陰影候補検出結果重畳手段
19 合成画像作成手段
20 画像出力手段
21 データ取得手段
22 バス

Claims (9)

  1. 被写体を撮影した医用画像を生成する画像生成装置と、医用画像をその付帯情報と対応付けて保存し管理する管理装置と、医用画像を記録媒体上に形成し記録する画像記録装置と、を含む医用画像診断支援システムにおいて、
    前記画像生成装置により生成された医用画像、及び/又は、前記管理装置に保存されている医用画像の中から少なくとも一つの主画像用の医用画像及び少なくとも一つの副画像用の医用画像を選択する選択手段と、
    前記主画像用に選択された医用画像に基づいて、第1の倍率で主画像を生成し、前記副画像用に選択された医用画像に基づいて、第2の倍率で副画像を生成する画像処理手段と、
    前記生成された主画像及び副画像から1枚の表示用画像を合成する合成画像作成手段と、
    前記合成された表示用画像の合成画像データ、又は、前記主画像及び前記副画像の個別の画像データと前記主画像及び前記副画像の合成配置に係わるフォーマットデータとを前記画像記録装置に出力する画像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする医用画像診断支援システム。
  2. 前記第1の倍率は、前記被写体を実物大で表示する倍率であり、前記第2の倍率は、前記被写体を縮小する倍率であることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断支援システム。
  3. 前記主画像用又は前記副画像用として選択された医用画像を解析し、異常陰影候補を検出する異常陰影候補検出手段と、
    前記第2の倍率で生成された副画像及び前記異常陰影候補の検出結果を重畳する異常陰影候補結果重畳手段と、
    を備え、
    前記異常陰影候補の検出結果が重畳された重畳画像を副画像として提供可能に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の医用画像診断支援システム。
  4. 前記合成画像作成手段は、前記主画像の被写体領域を認識し、この認識された被写体領域外に前記副画像を配置して1枚の表示用画像を合成することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の医用画像診断支援システム。
  5. 前記選択手段は、前記主画像用の医用画像を選択後、当該主画像に関連する医用画像を前記付帯情報に基づいて前記画像生成装置より生成された医用画像、及び/又は、前記管理装置に保存されている医用画像の中から抽出し、この抽出された医用画像の一覧を副画像候補として表示画面上に表示し、前記表示された副画像候補の中から副画像とする医用画像を選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の医用画像診断支援システム。
  6. 前記選択手段は、前記主画像用の医用画像に対する副画像用の医用画像を複数選択可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の医用画像診断支援システム。
  7. 前記副画像に異常陰影候補結果を重畳するか否かを指定する指定手段を備えたことを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載の医用画像診断支援システム。
  8. 前記合成画像作成手段は、前記主画像に副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで前記主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、前記表示用画像を記録する記録媒体のサイズを切り替えるサイズ切り替え手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の医用画像診断支援システム。
  9. 前記合成画像作成手段は、前記主画像に前記副画像を配置した場合に、予め設定された記録媒体のサイズで前記主画像の被写体領域の情報が欠損するか否かを判断し、欠損すると判断した場合に、前記副画像の縮小倍率を前記第2の倍率より小さい縮小倍率に自動的に変更する縮小倍率変更手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の医用画像診断支援システム。
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