JP2001289769A - 集塵/カウント装置 - Google Patents
集塵/カウント装置Info
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- JP2001289769A JP2001289769A JP2000109582A JP2000109582A JP2001289769A JP 2001289769 A JP2001289769 A JP 2001289769A JP 2000109582 A JP2000109582 A JP 2000109582A JP 2000109582 A JP2000109582 A JP 2000109582A JP 2001289769 A JP2001289769 A JP 2001289769A
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Abstract
イ方式の集塵/カウント装置を提供する。 【解決手段】 密閉構造のチャンバーと、このチャンバ
ーに設けられた空気流入口と、この気体流入口に設けら
れたウルパフィルタと、前記チャンバーに設けられた空
気流出口と、この空気流出口に接続されたサイクロン式
の大流量パーティクル集塵/カウント装置と、前記チャ
ンバー内に設けられ集塵対象物が取付けられるターンテ
ーブルと、前記集塵対象物に空気を吹き付けるノズルと
を具備した事を特徴とする集塵/カウント装置である。
Description
立て部品に付着したコンタミの集塵/カウント装置に関
し、特に、ハ−ドディスクアセンブリの部品,並びにそ
の組立品等に付着したコンタミを集塵/カウントするの
に好適な集塵/カウント装置に関するものである。
る集塵/カウント装置の要部説明図で、集塵/カウント
対象物として、ハ−ドディスクアセンブリの部品を使用
した例に付いて説明する。
ンブリの部品1を超純水2で超音波洗浄し,剥離したパ−
ティクル3を含む超純水2を、 液体用パ−ティクルカウ
ンタ−を用いパ−ティクルの数を測定する。
タリングし、パ−ティクル3を集め、パ−ティクルアナ
ライザ等を用い分析する。
カウント技術が向上し、より細かい微粒径の パ−ティ
クルについても測定出来るようになって来ると、以下の
ような問題が発生する。 (1)超純水中のパ−ティクルが無視できなく,かつビ
−カ−等の容器コンタミの影響も大きく,バックグラン
ドを取るのに多大の時間並びに高度なテクニックを必要
とする。
上の(通常なら落ちない)パ−ティクルを落してしま
い,測定結果の信頼性を低下させていた。
は、超音波洗浄により発生した気泡をもカウントしてし
まい,特に、微粒径の パ−ティクルの再現性を得るこ
とが、ほとんど不可能であった。
−上に捕集する手間がかかる上,水に溶けるパ−ティク
ルについては捕集出来なかった。
ターが組み込まれた部品等については測定出来なかっ
た。また、組み立てられた部品については、動作してい
る状態での集塵/カウントができなかった。
ので、簡単で,再現性の良い測定を可能にするため,ド
ライ方式の集塵/カウント装置を実現する事を目的とす
る.
るために、本発明では、請求項1においては、密閉構造
のチャンバーと、このチャンバーに設けられた空気流入
口と、この気体流入口に設けられたウルパフィルタと、
前記チャンバーに設けられた空気流出口と、この空気流
出口に接続されたサイクロン式の大流量パーティクル集
塵/カウント装置と、前記チャンバー内に設けられ集塵
対象物が取付けられるターンテーブルと、前記集塵対象
物に空気を吹き付けるノズルとを具備した事を特徴とす
る。
載の集塵/カウント装置において、前記ノズルと前記タ
ーンテーブルの両方あるいは前記ノズルとターンテーブ
ルのいずれか一方が回転されるようにされたことを特徴
とする。
は請求項2記載の集塵/カウント装置において、前記タ
ーンテーブルを回転する回転軸と前記チャンバーとの隙
間に設けられこの隙間を通って前記チャンバー内に侵入
しようとする塵を吸引して外部に排出する吸引装置を具
備したことを特徴とする。
至請求項3の何れかに記載の集塵/カウント装置におい
て、前記ノズルとして、前記ターンテーブルのテーブル
面に平行に中心軸が配置されたノズル筒体と、この筒体
の周面に設けられ前記集塵対象物に前記テーブル面に直
交した方向に空気を吹き付ける少なくとも1個のノズル
孔とを具備したことを特徴とする。
至請求項3の何れかに記載の集塵/カウント装置におい
て、前記ターンテーブルのテーブル面に直交した方向に
中心軸が配置され一端に設けられたノズル孔よりそれぞ
れ前記集塵対象物の所定個所の内の1個所を個別に所定
個所を重複することなく空気を吹き付ける所定個の筒状
のノズルとを具備した事を特徴とする。
説明する。図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の平面図、図3は図1の要部詳細図、図4は図3
のノズルの詳細図、図5は図4の底面図、図6は図1の要
部詳細図である。図において、図13と同一記号の構成
は同一機能を表す。以下、図13と相違部分のみ説明す
る。
造をなす。空気流入口12は、このチャンバー11に設
けられている。ウルパフィルタ(ULPAフィルタ)1
3は、この気体流入口12に設けられ、チャンバ−11
内にクリ−ンな空気を供給する。
られている。サイクロン式の大流量パーティクル集塵/
カウント装置15は、この空気流出口14に接続され、
この場合は、約1.2m3/minの流量で吸引する。
に設けられ、集塵対象物Aを乗せる。この場合は、集塵
対象物Aとして、ハ−ドディスクアセンブリの部品が使
用されている。
付ける。この場合は、図3,図4,図5に示す如く、ノ
ズル17として、ターンテーブル16のテーブル面に平
行に中心軸が配置されたノズル筒体171と、この筒体
171の周面に設けられ、集塵対象物Aに、テーブル面
に直交した方向に空気を吹き付ける少なくとも1個のノ
ズル孔172とを有する。
部品Aより10mmの位置に配置され,2.5mmピッ
チで25mmにわたり9個の孔172が開けられ、その
孔172から空気をハ−ドディスクアセンブリの部品A
上に吹き付ける。
るようになっている。従って、図6に示す如く、この場
合、ターンテーブル16を回転する回転軸21とチャン
バー11との隙間22に設けられ、この隙間22を通っ
てチャンバー11内に侵入しようとする塵を吸引して、
外部に排出する吸引装置23が設けられている。
量パーティクル集塵/カウント装置15は、空気流出口
14に接続され、この場合は、約1.2m3/minの流量で
吸引する。
設けられているので、チャンバ−11内にクリ−ンな空
気が供給される。集塵対象物Aとしてのハ−ドディスク
アセンブリの部品が、タ−ンテ−ブル16に乗せられ,
ノズル17から空気が吹き付けられることにより,ハ−
ドディスクアセンブリの部品Aに付着しているパ−ティ
クルは、チャンバ−11内に飛散する。
大流量パーティクル集塵/カウント装置15により吸引
され,各粒径毎に数がカウントされる。カウントされた
パ−ティクルは捕集用フィルタ−に捕獲され,パ−ティ
クルアナライザー等で分析する事が出来る。
り、ハ−ドディスクアセンブリの部品A全面に空気が吹
き付けられ,付着しているパ−ティクルを効率よく集塵
する事が出来る。
はパ−ティクルの捕集個数、横軸は測定経過時間(分)
を示す。パ−ティクルの大きさは0.3mμ以上であ
る。最初に吸引Eのみを行い、次に、タ−ンテ−ブル1
6の回転Fの動作を加え、最後に、ノズル17から空気
を吹き付けるGの動作を加えるようにした。
吹き付けGの開始時に、明らかにパ−ティクルが多く捕
集されている。従って、吸引E、回転Fすることによる
吸引風の当たる方向の変化、空気の強制的吹き付けGの
動作の効果があることが分かる。
示す。縦軸はパ−ティクルの捕集個数、横軸は測定経過
時間(分)を示す。パ−ティクルの大きさは0.3mμ
以上である。非常に良好なバックグランド状態が得られ
ることが分かる。
図、図10は図9の要部詳細図、図11は図10の要部
A−A矢視図でノズル31と集塵対象物Aとの配置関係
を示した図、図12はノズル31の詳細図である。
ル31、この場合は、10個のノズル31は、ターンテ
ーブル16のテーブル面に直交した方向に中心軸が配置
され、一端に設けられたノズル孔311より、それぞれ
集塵対象物Aの所定個所の内の1個所を個別に所定個所
を重複することなく空気を吹き付ける。
ディスクアセンブリの部品Aが使用されている。集塵対
象物Aの所定個所とは、この場合は、図11に示す如
く、ハ−ドディスクアセンブリの部品Aのa〜jの個所
がこれに当たる。
は、集塵対象物Aに対する位置がずらして配置されてい
るので、ターンテーブル16を回転させることにより、
この場合は10個のハ−ドディスクアセンブリの部品の
所定個所を一度に集塵/カウントし評価することが出来
る。
a〜jのみを選択して集塵/カウント出来るので、發塵
個所を容易に解析する事が出来る集塵/カウント装置が
得られる。
jのみを選択して集塵/カウント出来るので、効率の良
い集塵/カウント装置が得られる。また、図9実施例で
は、ノズル31の位置を変えて多数使用し、ターンテー
ブル16を回転させることにより、一度に多量の集塵対
象物Aの評価を行うことが出来る集塵/カウント装置が
得られる。
ーブル16が回転することについて説明したが、これに
限る事は無く、ノズル17,31が回転しても良く、ま
た、組立て品の場合は、ターンテーブル16とノズル1
7,31とを回転させずに、組立て品自体を動作させ
て、組立て品の動作状態の發塵状態を評価することも出
来る。
例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎな
い。したがって本発明は、上記実施例に限定されること
なく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、
変形をも含むものである。
によれば、次のような効果がある。従来の如き、ウエッ
ト処理に起因する問題、又はウエット処理が不可能な物
のコンタミ状況を集塵し,測定するためドライ方式によ
る装置を開発した。
定するため、ノズルによる空気吹き付け方式を併用し
た。
ため、チャンバ−内を密閉構造とし、出入り口を2カ所
設け、片方からサイクロン式の大流量パーティクル集塵
/カウント装置で大量吸引し、他方はクリ−ンな空気を
チャンバ−内に供給するためウルパフィルタ−を取り付
ける構造とした。
のパ−ティクルの存在を気にすること無く、かつ、ビ−
カ−等の容器コンタミの影響を気にすること無く、バッ
クグランドを取るのに多大の時間並びに高度なテクニッ
クを必要としない集塵/カウント装置が得られる。
上の(通常なら落ちない)パ−ティクルを落してしま
い、測定結果の信頼性を低下させる事も無い集塵/カウ
ント装置が得られる。
は、超音波洗浄により発生した気泡をもカウントしてし
まい、特に、微粒径の パ−ティクルの再現性を得るこ
とが、ほとんど不可能になる事も無い集塵/カウント装
置が得られる。
−上に捕集する手間がかかる上、水に溶けるパ−ティク
ルについては捕集出来ない問題も生じない集塵/カウン
ト装置が得られる。
ば、モーターが組み込まれた部品等についても測定出来
るようになる集塵/カウント装置が得られる。また、組
み立てられた部品については、動いている状態での集塵
/カウントをも出来るようになる集塵/カウント装置が
得られる。
果がある。ノズルとターンテーブルの両方あるいはノズ
ルとターンテーブルのいずれか一方が回転されるように
された。従って、集塵対象物全面からのパーティクルの
捕集を可能とした集塵/カウント装置が得られる。
果がある。ターンテーブルの回転により発生する塵をも
防止出来るので、より精度が向上された集塵/カウント
装置が得られる。
果がある。ハ−ドディスクアセンブリの部品全面に空気
が吹き付けられ、付着しているパ−ティクルを効率よく
集塵する事が出来る集塵/カウント装置が得られる。
果がある。集塵対象物の必要な所定個所のみを選択して
集塵/カウント出来るので、發塵個所を容易に解析する
事が出来る集塵/カウント装置が得られる。また、集塵
対象物の必要な所定個所のみを選択して集塵/カウント
出来るので、効率の良い集塵/カウント装置が得られ
る。
の良い測定を可能にした、ドライ方式の集塵/カウント
装置を実現することが出来る。
塵対象物Aとの配置関係を示した図である。
ト装置の説明図である。
ント装置 16 ターンテーブル 17 ノズル 171 ノズル筒体 172 ノズル孔 21 回転軸 31 ノズル 311 ノズル孔 32 第2のモニタ器 33 第1と第2の電荷増幅器 34 第1と第2の電荷増幅器 35 演算器 36 演算器 A 集塵対象物 E 吸引 F 回転 G 空気の吹き付け
Claims (5)
- 【請求項1】密閉構造のチャンバーと、 このチャンバーに設けられた空気流入口と、 この気体流入口に設けられたウルパフィルタと、 前記チャンバーに設けられた空気流出口と、 この空気流出口に接続されたサイクロン式の大流量パー
ティクル集塵/カウント装置と、 前記チャンバー内に設けられ集塵対象物が取付けられる
ターンテーブルと、 前記集塵対象物に空気を吹き付けるノズルとを具備した
事を特徴とする集塵/カウント装置。 - 【請求項2】前記ノズルあるいは前記ターンテーブルの
何れかが回転されるようにされたことを特徴とする請求
項1記載の集塵/カウント装置。集塵/カウント装置。 - 【請求項3】前記ターンテーブルを回転する回転軸と前
記チャンバーとの隙間に設けられこの隙間を通って前記
チャンバー内に侵入しようとする塵を吸引して外部に排
出する吸引装置を具備した事を特徴とする請求項1又は
請求項2記載の集塵/カウント装置。 - 【請求項4】前記ノズルとして、前記ターンテーブルの
テーブル面に平行に中心軸が配置されたノズル筒体と、 この筒体の周面に設けられ前記集塵対象物に前記テーブ
ル面に直交した方向に空気を吹き付ける少なくとも1個
のノズル孔とを具備した事を特徴とする請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の集塵/カウント装置。 - 【請求項5】前記ターンテーブルのテーブル面に直交し
た方向に中心軸が配置され一端に設けられたノズル孔よ
りそれぞれ前記集塵対象物の所定個所の内の1個所を個
別に所定個所を重複することなく空気を吹き付ける所定
個の筒状のノズルとを具備した事を特徴とする請求項1
乃至請求項3の何れかに記載の集塵/カウント装置。
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