JP2001289497A - ダクトの接続用フランジコーナー片 - Google Patents

ダクトの接続用フランジコーナー片

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JP2001289497A
JP2001289497A JP2000102509A JP2000102509A JP2001289497A JP 2001289497 A JP2001289497 A JP 2001289497A JP 2000102509 A JP2000102509 A JP 2000102509A JP 2000102509 A JP2000102509 A JP 2000102509A JP 2001289497 A JP2001289497 A JP 2001289497A
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JP
Japan
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edge
flange
duct
holding
uneven
Prior art date
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Application number
JP2000102509A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Kanda
義二 神田
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AMIRI KK
Original Assignee
AMIRI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 位置ズレしない状態でかしめ止着でき、かし
め止着後は止着強度が強く位置ズレすることが確実に防
止される画期的なダクトの接続用フランジコーナー片を
提供すること。 【解決手段】 ダクトに設けた隣り合う二辺のフランジ
片に重合止着して隣り合う二辺のフランジ片をダクト角
部で連結する接続用フランジコーナー片aにおいて、L
状基板3の角部にボルト挿入孔4を設け、このL状基板
3の左右重合部3A・3Aの外縁に前記フランジ片の外
縁に形成した抱持縁部に抱持止着せしめる被抱持縁部6
・6を立設し、この被抱持縁部6・6の所定範囲の上縁
部に凹凸縁13を形成し、この凹凸縁13の頂部縁の高さを
前記被抱持縁部6・6のこの凹凸縁13を形成しない辺縁
14の高さよりやや低く設定し、この辺縁14と凹凸縁13と
の境界に段差15を設けたダクトの接続用フランジコーナ
ー片。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調,排気などに
使用されるダクトに設けた隣り合う二辺のフランジ片に
重合止着して、隣り合う二辺のフランジ片をダクト角部
で連結するダクトの接続用フランジコーナー片に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ダクト
の接続手段は、ダクトの角部にダクトに設けたフランジ
片に重合止着してフランジ片とは別体の接続用フランジ
コーナー片を取り付け、この接続用フランジコーナー片
の角部に設けたボルト挿入孔にボルトを挿入して螺着す
るものである。
【0003】このダクトの接続用フランジコーナー片の
取り付けは、一般に隣り合う二辺のフランジ片にダクト
の接続用フランジコーナー片の左右重合部を重合し、こ
の左右重合部の外縁に立設した被抱持縁部にフランジ片
の外縁に形成した抱持縁部を抱持せしめ、かしめ止着す
るものである。
【0004】しかしながら、このような取り付け手段で
は、かしめ止着する際、接続用フランジコーナー片が位
置ズレし易く正しい位置でのかしめ止着が非常に厄介で
あった。
【0005】また、かしめ止着した後であっても、止着
強度が十分でないため、ダクトの組み付け接続に際し、
ダクトの変形などで接続用フランジコーナー片が位置ズ
レしたり、抜け外れたりする心配があった。
【0006】本発明は、このような欠点を解決し、単に
被抱持縁部の所定範囲の上縁部に凹凸縁を形成してフラ
ンジ片を抱持かしめした後に位置ズレしないようにする
だけでなく、この凹凸縁の頂部縁の高さを前記被抱持縁
部のこの凹凸縁を形成しない辺縁の高さよりやや低く設
定し、この辺縁と凹凸縁との境界に段差を設けること
で、この段差によってフランジ片の抱持縁部が喰い込み
係合した上で、前記凹凸縁に更に喰い込むため、一層位
置ズレしない状態でかしめ止着でき、かしめ止着後は止
着強度が強く位置ズレすることが確実に防止される画期
的なダクトの接続用フランジコーナー片を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】ダクト1に設けた隣り合う二辺のフランジ
片2・2に重合止着して隣り合う二辺のフランジ片2・
2をダクト角部で連結する接続用フランジコーナー片a
において、L状基板3の角部にボルト挿入孔4を設け、
このL状基板3の左右重合部3A・3Aの外縁に前記フ
ランジ片2・2の外縁に形成した抱持縁部5・5に抱持
止着せしめる被抱持縁部6・6を立設し、この被抱持縁
部6・6の所定範囲の上縁部に凹凸縁13を形成し、この
凹凸縁13の頂部縁の高さを前記被抱持縁部6・6のこの
凹凸縁13を形成しない辺縁14の高さよりやや低く設定
し、この辺縁14と凹凸縁13との境界に段差15を設けたこ
とを特徴とするダクトの接続用フランジコーナー片に係
るものである。
【0009】また、前記辺縁14と前記凹凸縁13との境界
位置を示す指標16を前記L状基板3の左右重合部3A上
面に形成したことを特徴とする請求項1記載のダクトの
接続用フランジコーナー片に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】ダクト1に設けた隣り合う二辺のフランジ
片2・2にL状基板3の左右重合部3A・3Aを重合
し、フランジ片2・2の外縁の抱持縁部5・5をこの左
右重合部3A・3Aの外縁に形成した被抱持縁部6・6
に抱持せしめる。
【0012】この際、被抱持縁部6・6にはこの被抱持
縁部6・6の所定範囲の上縁部に例えばキザ歯状に凹凸
縁13を形成しているため、前記フランジ片2・2の外縁
に形成した抱持縁部5・5を抱持してかしめ止着した
際、この凹凸縁13へのかしめによる喰い込みによってす
べり止め作用を奏し、横ズレすることなくかしめ止着す
ることができる。
【0013】しかも、本発明では、このように単に被抱
持縁部6・6の所定範囲の上縁部に凹凸縁13を形成して
フランジ片2・2の抱持縁部5・5を抱持かしめした後
に位置ズレしないようにするだけでなく、この凹凸縁13
の頂部縁の高さを前記被抱持縁部6・6のこの凹凸縁13
を形成しない辺縁14の高さよりやや低く設定し、この辺
縁14と凹凸縁13との境界に段差15を設けることで、この
段差15によってフランジ片2・2の抱持縁部5・5が喰
い込み係合した上で、前記凹凸縁13に更に喰い込むた
め、この相乗効果によって一層抱持縁部5・5が被抱持
縁部6・6の前記段差15に落ち込み変形喰い込み状態で
凹凸縁13に係止されかしめられることとなり、位置ズレ
が極めて強固に阻止されることとなる。
【0014】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0015】本実施例では、L状基板3の角部にボルト
挿入孔4を設け、このL状基板3の左右重合部3A・3
Aの外縁にダクト1のフランジ片2・2の外縁に形成し
た抱持縁部5・5に抱持止着せしめる被抱持縁部6・6
を立設し、この被抱持縁部6・6の所定範囲の上縁部に
キザ歯状に連続した凹凸縁13を形成している。
【0016】本実施例では、この凹凸縁13の頂部縁の高
さを同一としているが、この頂部縁ラインをこの凹凸縁
13の近傍であって、前記被抱持縁部6・6のこの凹凸縁
13を形成しない辺縁14の高さよりやや低く設定し、この
辺縁14と凹凸縁13との境界に段差15を設けている。
【0017】また、辺縁14と前記凹凸縁13との境界位置
を示す指標16を前記L状基板3の左右重合部3A上面に
形成している。
【0018】本実施例では、前後の境界位置に対応する
目盛りを左右重合部3A上面の補強条11上面に刻設して
いる。
【0019】従って、被抱持縁部6・6をかしめるとき
に、段差15を介して凹凸縁13が形成している位置がわか
るため、この部分は少なくとも確実に強力に抱持かしめ
付けることで、間違いなく強固に横ズレしないようにか
しめ止着できることとなる。
【0020】尚、図中符号8は、かしめ止着に際し、仮
止めしたL状基板3を正しい位置にずり動補正するた
め、ドライバーなどを挿入する補正用孔であって、開口
形状を十字型とし、マイナスドライバーであっても、プ
ラスドライバーであっても補正できるようにしている。
【0021】また、9はダクト1の角部に当接する当接
角板、10はダクト1の辺部に当接する当接辺板部であ
る。
【0022】尚、図6,図7は、かしめ止着した本案品
のボルト挿入孔4にボルト12を挿入し、本案品同志を螺
着連結することによりダクト1・1同志を連結する場合
を示したもので、図6はその連結部分,図7は分解斜視
図を示している。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、か
しめ止着するに際して、位置ズレせず、容易に正しい位
置にかしめ止着でき、かしめ止着後は、抱持縁部が被抱
持縁部に変形喰い込み状態でかしめられるため、位置ズ
レが強固に阻止されることとなり、極めて止着強度の強
いダクトの接続用フランジコーナー片を提供できること
となる。
【0024】しかも、この位置ズレ防止作用は、単に被
抱持縁部の所定範囲の上縁部に凹凸縁を形成してフラン
ジ片の抱持縁部を抱持かしめした後に位置ズレしないよ
うにするだけでなく、この凹凸縁の頂部縁の高さを前記
被抱持縁部のこの凹凸縁を形成しない辺縁の高さよりや
や低く設定し、この辺縁と凹凸縁との境界に段差を設け
ることで、この段差によってフランジ片の抱持縁部が喰
い込み係合した上で、前記凹凸縁に更に喰い込むため、
一層位置ズレしない状態でかしめ止着でき、かしめ止着
後は止着強度が強く位置ズレすることが確実に防止され
る画期的なダクトの接続用フランジコーナー片となる。
【0025】また、請求項2記載の発明においては、被
抱持縁部をかしめるときに、段差を介して凹凸縁が形成
している位置がわかるため、この部分は間違いなく確実
にかしめることで極めて強固に横ズレしない一層秀れた
ダクトの接続用フランジコーナー片となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の側面図である。
【図3】本実施例の平面図である。
【図4】本実施例のかしめ止着状態での説明斜視図であ
る。
【図5】本実施例のかしめ止着状態での要部の断面図で
ある。
【図6】本実施例のダクト連結の一例を示す組み付け状
態の要部の断面図である。
【図7】本実施例のダクト連結の一例を示す組み付け分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 ダクト 2 フランジ片 3 L状基板 3A 重合部 4 ボルト挿入孔 5 抱持縁部 6 被抱持縁部 13 凹凸縁 14 辺縁 15 段差 16 指標 a 接続用フランジコーナー片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトに設けた隣り合う二辺のフランジ
    片に重合止着して隣り合う二辺のフランジ片をダクト角
    部で連結する接続用フランジコーナー片において、L状
    基板の角部にボルト挿入孔を設け、このL状基板の左右
    重合部の外縁に前記フランジ片の外縁に形成した抱持縁
    部に抱持止着せしめる被抱持縁部を立設し、この被抱持
    縁部の所定範囲の上縁部に凹凸縁を形成し、この凹凸縁
    の頂部縁の高さを前記被抱持縁部のこの凹凸縁を形成し
    ない辺縁の高さよりやや低く設定し、この辺縁と凹凸縁
    との境界に段差を設けたことを特徴とするダクトの接続
    用フランジコーナー片。
  2. 【請求項2】 前記辺縁と前記凹凸縁との境界位置を示
    す指標を前記L状基板の左右重合部上面に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のダクトの接続用フランジコ
    ーナー片。
JP2000102509A 2000-04-04 2000-04-04 ダクトの接続用フランジコーナー片 Pending JP2001289497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102399282B1 (ko) * 2021-12-02 2022-05-18 주식회사 태동폴리텍 단열 및 흡음 성능이 우수한 공조용 덕트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102399282B1 (ko) * 2021-12-02 2022-05-18 주식회사 태동폴리텍 단열 및 흡음 성능이 우수한 공조용 덕트

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