JP2001289467A - 空気調和機用室外機 - Google Patents

空気調和機用室外機

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JP2001289467A
JP2001289467A JP2000107674A JP2000107674A JP2001289467A JP 2001289467 A JP2001289467 A JP 2001289467A JP 2000107674 A JP2000107674 A JP 2000107674A JP 2000107674 A JP2000107674 A JP 2000107674A JP 2001289467 A JP2001289467 A JP 2001289467A
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heat exchanger
air conditioner
outdoor unit
air
casing
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Seiji Sato
誠司 佐藤
Tomohiro Suzuki
智博 鈴木
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器を通過する空気流の風速分布の均一
化を図ることにより、通風抵抗を減少させ、騒音やファ
ンモータ入力を低減させる。 【解決手段】 一側に空気吸込口4を、該空気吸込口4
と対向する他側に空気吹出口5を有するケーシング1
と、前記空気吸込口4に垂直姿勢で配置された熱交換器
2と、該熱交換器2の前記空気吹出口5側において吹出
方向が斜め上向きとなるように回転軸9A,9Bをそれ
ぞれ傾斜させた状態で上下方向に並んで配置された複数
の軸流ファン3A,3Bとを備えて構成して、熱交換器
2の垂直面とほぼ直交する方向で空気流Wが通過するよ
うにし、もって熱交換器2を通過する空気流Wの風速分
布がほぼ均一化されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機用室
外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からよく知られている空気調和機用
室外機は、図4に示すように、一側に空気吸込口4を、
天面に空気吹出口5を有するケーシング1と、前記空気
吸込口4に垂直姿勢で配置されたクロスフィンコイルタ
イプの熱交換器2と、該熱交換器2の上端より上方にお
いて前記空気吹出口5と対向する位置に配置された軸流
ファン3とを備えたものがある。符号6は圧縮機ユニッ
ト、7は軸流ファン3の駆動源であるファンモータ、8
は空気吹出口5に設けられたファンガードである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の空気調和機
用室外機の場合、複数個を連結設置して使用してもショ
ートサーキットなどによる性能劣化が生じることがない
点では好ましいが、熱交換器2より上方に軸流ファン3
が配置されているため、熱交換器2において軸流ファン
3に近い部分を通過する空気流Wの風速と遠い部分を通
過する空気流Wの風速とに大きな差異が生じることとな
り、熱交換器2を通過する空気流Wの風速分布が不均一
となる。すると、機器全体の通風抵抗が大きくなり、騒
音上昇、軸流ファンの駆動減であるファンモータの入力
増大などが生じるという不具合が起きる。また、ケーシ
ングの下部には、圧縮機ユニット6や配管、電装品など
の設置スペースが必要となるが、ケーシング1の天面に
空気吹出口5が形成されているため、雨水等がケーシン
グ1内に侵入するおそれが多分にあり、防水処理等に工
夫を凝らす必要がある。
【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、熱交換器を通過する空気流の風速分布の均一化を
図ることにより、通風抵抗を減少させ、騒音やファンモ
ータ入力を低減させることを第1の目的とし、圧縮機ユ
ニットや電装品ユニットなどのメンテナンスを容易なら
しめ且つこれらの防水処理を簡易ならしめることを第2
の目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、一側に空気吸込口
4を、該空気吸込口4と対向する他側に空気吹出口5を
有するケーシング1と、前記空気吸込口4に垂直姿勢で
配置された熱交換器2と、該熱交換器2の前記空気吹出
口5側において吹出方向が斜め上向きとなるように回転
軸9A,9B・・をそれぞれ傾斜させた状態で上下方向
に並んで配置された複数の軸流ファン3A,3B・・と
を備えて構成している。
【0006】上記のように構成したことにより、熱交換
器2の垂直面とほぼ直交する方向で空気流Wが通過する
こととなるため、熱交換器2を通過する空気流Wの風速
分布がほぼ均一化されることとなる。その結果、機器全
体の通風抵抗が減少し、騒音およびファンモータ入力が
低減することとなる。しかも、吹出方向は斜め上向きと
なっているため、運転音の前方への伝播が抑制できると
ともに、前方側に大きな吹出スペースを必要としなくな
る。
【0007】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の空気調和機用室外機において、前記ケーシング1
に、前記軸流ファン3A,3B・・における吸込側と吹
出側とをそれぞれ仕切るベルマウス10A,10B・・
部分を前記回転軸9A,9B・・方向にそれぞれ陥没さ
せた凹部11A,11B・・を形成した場合、軸流ファ
ン3A,3B・・と熱交換器2との距離を可及的に近づ
けたレイアウトが得られることとなり、室外機のコンパ
クト設計が可能となる。
【0008】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機用室外機において、前記軸流ファン3
A,3B・・のうちの上側に位置するもの(例えば、軸
流ファン3A)のベルマウス(例えば、10A)の最下
端部(例えば、10A1)とその下側に位置するもの
(例えば、軸流ファン3B)のベルマウス(例えば、1
0B)の最上端部(例えば、10B1)とを連結するケ
ーシング面を、前記回転軸9A,9B・・と略平行な仕
切り壁部13,13・・となした場合、該仕切り壁部1
3,13・・が上下方向に並ぶ軸流ファン3A,3B・
・の吸込側および吹出側のガイド面を構成することとな
り、熱交換器2を通過する空気流Wの円滑な吹出が得ら
れる。
【0009】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外
機において、前記軸流ファン3A,3B・・の送風能力
に対応させて、それぞれの軸流ファン3A,3B・・に
よる送風が通過する前記熱交換器2の面積を設定した場
合、それぞれの軸流ファン3A,3B・・の送風能力に
対応した熱交換面積が設定されることとなり、熱交換器
2を通過する空気流Wの風速分布がより改善される。
【0010】請求項5の発明におけるように、請求項2
および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外機にお
いて、前記軸流ファン3A,3B・・の送風能力を等し
くするとともに、上側に位置する軸流ファン(例えば、
軸流ファン3A)のベルマウス(例えば、10A)の最
上端部(例えば、10A2)から、その下側に位置する
軸流ファン(例えば、軸流ファン3B)のベルマウス
(例えば、10B)の最上端部(例えば、10B1)ま
での高さ(例えば、H1)を、前記熱交換器2の高さを
軸流ファン3A,3B・・の個数で等分した高さと略等
しくした場合、軸流ファン3A,3B・・の送風能力と
熱交換器2における熱交換面積との整合性が確保できる
こととなり、熱交換器2を通過する空気流Wの風速分布
がより改善される。
【0011】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の空気調和
機用室外機において、前記ケーシング1の側板1e,1
eと前記軸流ファン3A,3B・・との間の空間を機械
室14,14となすとともに、該機械室14,14に、
下方に位置する圧縮機ユニット6と、上方に位置する電
装品ユニット15とを配設した場合、熱交換器2を通過
した空気流Wの通路を外れた位置(換言すれば、空気吹
出口5の無い部分)に圧縮機ユニット6および電装品ユ
ニット15が配設されることとなり、空気流Wの邪魔に
ならないとともに、防水処理等も簡易化できる。
【0012】請求項7の発明におけるように、請求項6
記載の空気調和機用室外機において、前記機械室14,
14の前面に、前記ケーシング1の一部を取り外し自在
となしたカバー部16,16を形成した場合、圧縮機ユ
ニット6および電装品ユニット15のメンテナンスが容
易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0014】第1の実施の形態 図1および図2には、本願発明の第1の実施の形態にか
かる空気調和機用室外機が示されている。
【0015】この空気調和機用室外機は、一側(即ち、
背面)に空気吸込口4を、該空気吸込口4と対向する他
側(即ち、前面)の左右方向中央部に空気吹出口5を有
するケーシング1と、前記空気吸込口4に垂直姿勢で配
置されたクロスフィンコイルタイプの熱交換器2と、該
熱交換器2の前記空気吹出口5(即ち、前面)側におい
て吹出方向が斜め上向きとなるように回転軸9A,9B
を傾斜させた状態(例えば、約45°に傾斜させた状
態)で上下方向に並んで配置された一対の軸流ファン3
A,3Bとを備えて構成されている。なお、回転軸9
A,9Bの傾斜角αは、40°〜50°の範囲でもよい
が、45°とするのが望ましい。
【0016】上記のように構成したことにより、熱交換
器2の垂直面とほぼ直交する方向で空気流Wが通過する
こととなるため、熱交換器2を通過する空気流Wの風速
分布がほぼ均一化されることとなる。その結果、機器全
体の通風抵抗が減少し、騒音およびファンモータ入力が
低減することとなる。しかも、吹出方向は斜め上向きと
なっているため、運転音の前方への伝播が抑制できると
ともに、前方側に大きな吹出スペースを必要としなくな
る。
【0017】前記ケーシング1は、背面側が空気吸込口
4となる垂直面とされ、天面1aから前面1bにかけて
湾曲面1cで連結されており、左右方向中央部であって
天面1aの背面側の一部および前面1bの下部側の一部
を除く部分が空気吹出口5とされている。該空気吹出口
5には、ファンガード8が設けられている。
【0018】前記ケーシング1において前面空気吹出口
5と対応する部分には、前記軸流ファン3A,3Bにお
ける吸込側と吹出側とをそれぞれ仕切るベルマウス10
A,10B部分を前記回転軸9A,9B方向にそれぞれ
陥没させた凹部11A,11Bが形成されている。この
ように構成すると、軸流ファン3A,3Bと熱交換器2
との距離を可及的に近づけたレイアウトが得られること
となり、室外機のコンパクト設計が可能となる。
【0019】前記軸流ファン3A,3Bは、前記ケーシ
ング1の天面1aの背面側と底面1dの前後方向中央部
との間に架設されたステー12に対してそれぞれのファ
ンモータ7A,7Bを支持することにより取り付けられ
ている。前記ステー12は、前記熱交換器2の上端とケ
ーシング天面1aとの間に固定される上部固定部12a
と、該上部固定部12aの下端から前向きに突出して上
側に位置する軸流ファン3Aのファンモータ7Aが固定
される上部モータ支持部12cと、該上部モータ支持部
12bの下端において前記熱交換器2と平行に延設され
た連結部12cと、該連結部12cの下端から前向きに
突出して下側に位置する軸流ファン3Bのファンモータ
7Bが固定され且つ下端が前記ケーシング底面1dの前
後方向中央部に固定される下部モータ支持部12dとか
らなっており、軸流ファン3A,3Bにより吸い込まれ
る空気流Wの邪魔にならない幅を有する部材からなって
いる。
【0020】また、前記上側に位置する軸流ファン3A
のベルマウス10Aの最下端部10A1とその下側に位
置する軸流ファン3Bのベルマウス10Bの最上端部1
0B1とを連結するケーシング面は、前記回転軸9A,
9Bと略平行な仕切り壁部13とされている。このよう
に構成すると、仕切り壁部13が上下方向に並ぶ軸流フ
ァン3A,3Bの吸込側および吹出側のガイド面を構成
することとなり、熱交換器2を通過する空気流Wの円滑
な吹出が得られる。
【0021】さらに、上側に位置する軸流ファン3Aの
送風能力P1が下側に位置する軸流ファン3Bの送風能
力P2より大きくされており(例えば、P1≒2P2とさ
れており)、上側に位置する軸流ファン3Aのベルマウ
ス10Aの最上端部10A2から、その下側に位置する
軸流ファン3Bのベルマウス10Bの最上端部10B 1
までの高さH1が、前記熱交換器2の高さH1+H2=H0
を2:1で比例配分した高さと略等しくされている。つ
まり、前記軸流ファン3A,3Bの送風能力に対応させ
て、それぞれの軸流ファン3A,3Bによる送風が通過
する前記熱交換器2の面積が設定されているのである。
このように構成すると、それぞれの軸流ファン3A,3
Bの送風能力P1,P2に対応した熱交換面積が設定され
ることとなり、熱交換器2を通過する空気流Wの風速分
布がより改善される。
【0022】さらにまた、前記ケーシング1の両側板1
e,1eと前記軸流ファン3A,3Bとの間の空間は機
械室14,14とされるとともに、該機械室14,14
には、下方に位置する圧縮機ユニット6およびアキュー
ムレータ(図示省略)と、上方に位置する電装品ユニッ
ト15とが配設されている。そして、前記機械室14,
14の前面には、前記ケーシング1の前面1bの一部を
取り外し自在となしたカバー部16,16が形成されて
いる。このように構成すると、熱交換器2を通過した空
気流Wの通路を外れた位置(換言すれば、空気吹出口5
の無い部分)に圧縮機ユニット6、アキュームレータ
(図示省略)および電装品ユニット15が配設されるこ
ととなり、空気流Wの邪魔にならないとともに、防水処
理等も簡易化できるし、圧縮機ユニット6、アキューム
レータ(図示省略)および電装品ユニット15のメンテ
ナンスが容易となる。なお、図1において右側の機械室
14には、2台の圧縮機ユニットが必要な場合に一方側
の圧縮機ユニットが配設される。
【0023】第2の実施の形態 図3には、本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機が示されている。
【0024】この場合、軸流ファン3A,3Bの送風能
力Pは等しくされており、上側に位置する軸流ファン3
Aのベルマウス10Aの最上端部10A2から、その下
側に位置する軸流ファン3Bのベルマウス10Bの最上
端部10B1までの高さH1が、熱交換器2の高さH0
半分(即ち、H1=H2)とされている。つまり、前記高
さH1は、熱交換器2の高さH0を軸流ファン3A,3B
の個数(即ち、2)で等分した高さと略等しくされてい
るのである。このように構成すると、軸流ファン3A,
3Bの送風能力Pと熱交換器2における熱交換面積との
整合性が確保できることとなり、熱交換器2を通過する
空気流Wの風速分布がより改善される。その他の構成お
よび作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0025】上記各実施の形態においては、2個の軸流
ファンを有するものについて説明したが、本願発明は、
3個以上の軸流ファンを有するものにも適用可能なこと
は勿論である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、一側に空気吸
込口4を、該空気吸込口4と対向する他側に空気吹出口
5を有するケーシング1と、前記空気吸込口4に垂直姿
勢で配置された熱交換器2と、該熱交換器2の前記空気
吹出口5側において吹出方向が斜め上向きとなるように
回転軸9A,9B・・をそれぞれ傾斜させた状態で上下
方向に並んで配置された複数の軸流ファン3A,3B・
・とを備えて構成して、熱交換器2の垂直面とほぼ直交
する方向で空気流Wが通過するようにしたので、熱交換
器2を通過する空気流Wの風速分布がほぼ均一化される
こととなり、機器全体の通風抵抗が減少し、騒音および
ファンモータ入力が低減するという効果がある。しか
も、吹出方向は斜め上向きとなっているため、運転音の
前方への伝播が抑制できるとともに、前方側に大きな吹
出スペースを必要としなくなるという効果もある。
【0027】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の空気調和機用室外機において、前記ケーシング1
に、前記軸流ファン3A,3B・・における吸込側と吹
出側とをそれぞれ仕切るベルマウス10A,10B・・
部分を前記回転軸9A,9B・・方向にそれぞれ陥没さ
せた凹部11A,11B・・を形成した場合、軸流ファ
ン3A,3B・・と熱交換器2との距離を可及的に近づ
けたレイアウトが得られることとなり、室外機のコンパ
クト設計が可能となる。
【0028】請求項3の発明におけるように、請求項2
記載の空気調和機用室外機において、前記軸流ファン3
A,3B・・のうちの上側に位置するもの(例えば、軸
流ファン3A)のベルマウス(例えば、10A)の最下
端部(例えば、10A1)とその下側に位置するもの
(例えば、軸流ファン3B)のベルマウス(例えば、1
0B)の最上端部(例えば、10B1)とを連結するケ
ーシング面を、前記回転軸9A,9B・・と略平行な仕
切り壁部13,13・・となした場合、該仕切り壁部1
3,13・・が上下方向に並ぶ軸流ファン3A,3B・
・の吸込側および吹出側のガイド面を構成することとな
り、熱交換器2を通過する空気流Wの円滑な吹出が得ら
れる。
【0029】請求項4の発明におけるように、請求項
1、2および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外
機において、前記軸流ファン3A,3B・・の送風能力
に対応させて、それぞれの軸流ファン3A,3B・・に
よる送風が通過する前記熱交換器2の面積を設定した場
合、それぞれの軸流ファン3A,3B・・の送風能力に
対応した熱交換面積が設定されることとなり、熱交換器
2を通過する空気流Wの風速分布がより改善される。
【0030】請求項5の発明におけるように、請求項2
および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外機にお
いて、前記軸流ファン3A,3B・・の送風能力を等し
くするとともに、上側に位置する軸流ファン(例えば、
軸流ファン3A)のベルマウス(例えば、10A)の最
上端部(例えば、10A2)から、その下側に位置する
軸流ファン(例えば、軸流ファン3B)のベルマウス
(例えば、10B)の最上端部(例えば、10B1)ま
での高さ(例えば、H1)を、前記熱交換器2の高さを
軸流ファン3A,3B・・の個数で等分した高さと略等
しくした場合、軸流ファン3A,3B・・の送風能力と
熱交換器2における熱交換面積との整合性が確保できる
こととなり、熱交換器2を通過する空気流Wの風速分布
がより改善される。
【0031】請求項6の発明におけるように、請求項
1、2、3、4および5のいずれか一項記載の空気調和
機用室外機において、前記ケーシング1の側板1e,1
eと前記軸流ファン3A,3B・・との間の空間を機械
室14,14となすとともに、該機械室14,14に、
下方に位置する圧縮機ユニット6と、上方に位置する電
装品ユニット15とを配設した場合、熱交換器2を通過
した空気流Wの通路を外れた位置(換言すれば、空気吹
出口5の無い部分)に圧縮機ユニット6および電装品ユ
ニット15が配設されることとなり、空気流Wの邪魔に
ならないとともに、防水処理等も簡易化できる。
【0032】請求項7の発明におけるように、請求項6
記載の空気調和機用室外機において、前記機械室14,
14の前面に、前記ケーシング1の一部を取り外し自在
となしたカバー部16,16を形成した場合、圧縮機ユ
ニット6および電装品ユニット15のメンテナンスが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の内部の一部を開示した斜視図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の縦断面図である。
【図3】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の縦断面図である。
【図4】従来の空気調和機用室外機を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1はケーシング、1eは側板、2は熱交換器、3A,3
Bは軸流ファン、4は空気吸込口、5は空気吹出口、6
は圧縮機ユニット、7A,7Bはファンモータ、9A,
9Bは回転軸、10A,10Bはベルマウス、11A,
11Bは凹部、13は仕切り壁部、14は機械室、15
は電装品ユニット、16はカバー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に空気吸込口(4)を、該空気吸込
    口(4)と対向する他側に空気吹出口(5)を有するケ
    ーシング(1)と、前記空気吸込口(4)に垂直姿勢で
    配置された熱交換器(2)と、該熱交換器(2)の前記
    空気吹出口(5)側において吹出方向が斜め上向きとな
    るように回転軸(9A),(9B)・・をそれぞれ傾斜
    させた状態で上下方向に並んで配置された複数の軸流フ
    ァン(3A),(3B)・・とを備えたことを特徴とす
    る空気調和機用室外機。
  2. 【請求項2】 前記ケーシング(1)には、前記軸流フ
    ァン(3A),(3B)・・における吸込側と吹出側と
    をそれぞれ仕切るベルマウス(10A),(10B)・
    ・部分を前記回転軸(9A),(9B)・・方向にそれ
    ぞれ陥没させた凹部(11A),(11B)・・を形成
    したことを特徴とする前記請求項1記載の空気調和機用
    室外機。
  3. 【請求項3】 前記軸流ファン(3A),(3B)・・
    のうちの上側に位置するもののベルマウスの最下端部と
    その下側に位置するもののベルマウスの最上端部とを連
    結するケーシング面を、前記回転軸と略平行な仕切り壁
    部(13)となしたことを特徴とする前記請求項2記載
    の空気調和機用室外機。
  4. 【請求項4】 前記軸流ファン(3A),(3B)・・
    の送風能力に対応させて、それぞれの軸流ファン(3
    A),(3B)・・による送風が通過する前記熱交換器
    (2)の面積を設定したことを特徴とする前記請求項
    1、2および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外
    機。
  5. 【請求項5】 前記軸流ファン(3A),(3B)・・
    の送風能力を等しくするとともに、上側に位置する軸流
    ファンのベルマウスの最上端部から、その下側に位置す
    る軸流ファンのベルマウスの最上端部までの高さ
    (H1)を、前記熱交換器(2)の高さ(H0)を軸流フ
    ァン(3A),(3B)・・の個数で等分した高さと略
    等しくしたことを特徴とする前記請求項2および3のい
    ずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  6. 【請求項6】 前記ケーシング(1)の側板(1e),
    (1e)と前記軸流ファン(3A),(3B)・・との
    間の空間を機械室(14),(14)となすとともに、
    該機械室(14),(14)には、下方に位置する圧縮
    機ユニット(6)と、上方に位置する電装品ユニット
    (15)とを配設したことを特徴とする前記請求項1、
    2、3、4および5のいずれか一項記載の空気調和機用
    室外機。
  7. 【請求項7】 前記機械室(14),(14)の前面に
    は、前記ケーシング(1)の一部を取り外し自在となし
    たカバー部(16),(16)を形成したことを特徴と
    する前記請求項6記載の空気調和機用室外機。
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