JP2001288778A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2001288778A
JP2001288778A JP2000107932A JP2000107932A JP2001288778A JP 2001288778 A JP2001288778 A JP 2001288778A JP 2000107932 A JP2000107932 A JP 2000107932A JP 2000107932 A JP2000107932 A JP 2000107932A JP 2001288778 A JP2001288778 A JP 2001288778A
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JP
Japan
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fuel tank
frame
band
fixing
seat
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Application number
JP2000107932A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Kiyoshi Sugiyama
清 杉山
Koichi Yoshida
耕一 吉田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク内の掃除をやりやすくする等、メンテ
ナンス性を向上させた燃料タンクを有する建設機械を提
供する。 【解決手段】 燃料タンクの取り外し方法について説明
する。まず、サイドカバー21を取り外す。燃料タンク
19を固定している固定バンドのボルト41bをバンド
固定用ブラケット45から取り外す。続いて、固定バン
ド41の引っ掛け部41aを取り外し、固定バンド41
を取り外す。さらに、フィラー25を固定しているボル
トを取り外す。最後に、燃料タンク19を側方又は前方
から建設機械の外に取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンクが脱着
可能である油圧ショベル等の建設機械に関する。特に
は、タンク内の掃除をやりやすくする等、メンテナンス
性を向上させた燃料タンクを持つ建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンクを取り付けた建設機械の従来
例について図を参照しつつ説明する。図5は、従来の油
圧ショベルの運転席付近の構成例を模式的に示す正面図
である。図中の上部には、シート107が示されてい
る。シート107の下には、シート台座114を含むフ
ロアフレーム115が断面図で示されている。フロアフ
レーム115上のシート107の両側方には、レバー1
09が設けられている。レバー109の周囲には、図示
しないが、スイッチ等の操作部も設けられている。フロ
アフレーム115は厚板からなる旋回フレーム117上
に固定されている。旋回フレーム117の下には、同フ
レーム117を回動可能に支持する旋回台軸受(図示せ
ず)が設けられている。旋回台軸受はクローラー式走行
装置(図示せず)上に搭載されている。
【0003】フロアフレーム115と旋回フレーム11
7間の空間には、燃料タンク119が配置されている。
燃料タンク119は、3本の固定バンド141により固
定されている。固定バンド141の端部はボルト141
bが設けられており、同ボルト141bは、旋回フレー
ム117に溶接されたブラケット145に、2個のナッ
ト149で挟み込むようにしっかりと固定されている。
燃料タンク119の右側面には、清掃窓120が設けら
れている。燃料タンク119の右側方には、サイドカバ
ー121が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】清掃窓120は、ここ
から手やブラシ、ホース等をいれて燃料タンク119内
を清掃できるようにするために設けられている。しか
し、狭い窓からでは十分に清掃作業を行うことができな
い。そのため、大掛かりに燃料タンク119内の清掃等
のメンテナンス作業を行うためには、運転席107やフ
ロアフレーム115を旋回フレーム117から取り外し
た上で、同タンク119をショベル本体から取り出す必
要があった。この作業は大変な時間と手間がかかるもの
であった。さらに、燃料タンクは一般に樹脂製であり、
清掃窓部の成形に工夫を要していた。
【0005】他の従来例である実開昭61−13065
9号には、運転席と一体となっている燃料タンクをガイ
ドレールを用いて側方に移動させることができる燃料タ
ンク取付構造が示されている。しかし、この例では、燃
料タンクはスライド可能であっても、取り外し可能では
ないので、タンク内の掃除は容易ではない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、タンク内の掃除をやりやすくする
等、メンテナンス性を向上させた燃料タンクを有する建
設機械を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の燃料タンクを有する建設機械は、 旋回フ
レームと、該旋回フレーム上のフロアフレームとの間に
燃料タンクを配置し、建設機械側方又は前方から該タン
クを脱着可能としたことを特徴とする。
【0008】上記の課題を解決するため、本発明の燃料
タンクを有する建設機械は、 旋回フレームと、該旋回
フレーム上のフロアフレームとの間に燃料タンクを配置
し、水平方向に該燃料タンクを脱着可能としたことを特
徴とする。
【0009】これらにより、タンク内の掃除をやりやす
くする等、メンテナンス性が向上し、フロアプレート
(あるいはフロアフレームや運転席)を外さなくても燃
料タンクを取り外すことができる。なお、中小型の油圧
ショベルにおいては、空の樹脂製タンクは手で持てる程
の重さであるので、取り外し・取り付けは容易である。
【0010】上記建設機械においては、上記燃料タンク
を上記旋回フレーム上面と上記フロアフレームの裏面と
に対してほぼフラットに形成して設置することが好まし
い。これにより、旋回時や移動時に旋回フレーム上で安
定させることができる。また、燃料タンクはシンプルな
形状のため、フロアフレームと旋回フレームの間にスッ
キリと収まり、フロアフレーム等との干渉がなく、安定
した稼動が得られる。
【0011】本発明の燃料タンクを有する建設機械は、
該燃料タンクを旋回フレームに固定し、 上記燃料タン
ク側方又は前方より固定解除できることが好ましい。こ
れにより、手を機械の奥のほうに突っ込まなくても燃料
タンクの脱着が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係る燃料タンクを
有する油圧ショベルの運転席付近の構成を模式的に示す
正面図である。図2は、図1の油圧ショベルの運転席付
近の構成を模式的に示す側面図である。図3は、同実施
例に係る燃料タンクの取付構造を模式的に示す分解斜視
図である。
【0013】図1中の中央部には、乗員1が示されてい
る。乗員1の頭上には、キャノピルーフ3が設置されて
いる。キャノピルーフ3の左右には、支柱5があり、キ
ャノピルーフ3を支えている。乗員1はシート7に座っ
ている。シート7の下部には、シート台座14及びフロ
アフレーム15が存在する。シート7の側方には、左右
に作業用のレバー9が設置されている。レバー9の近く
には、図示しないが、スイッチ等の操作部も設けられて
いる。また、乗員1の前方には、フロアフレーム15上
に運転用のレバー11も設置されている。フロアフレー
ム15上の乗員1の足元には、ペダル13も設置されて
いる。
【0014】フロアフレーム15の下方には、旋回フレ
ーム17が存在する。フロアフレーム15は、図示せぬ
柱によってこの旋回フレーム17上に固定されている。
フロアフレーム15と旋回フレーム17間の空間には、
燃料タンク19が配置されている。燃料タンク19の図
1の右側方には、サイドカバー21が設けられている。
旋回フレーム17の下には、同フレーム17を回動可能
に支持する旋回台軸受(図示せず)が設けられている。
旋回台軸受はクローラー式走行装置(図示せず)上に搭
載されている。
【0015】続いて、図2を参照しつつ説明する。図2
中の下部には、燃料タンク19が示されている。燃料タ
ンク19は2本の固定バンド41で旋回フレーム17に
固定されている。燃料タンク19の前側(図2の左側)
には、油圧バルブ等の入っている電磁ブロック23が設
けられている。また、燃料タンク19の後方面(図2の
右側面)にはフィラー25が取り付けられている。ま
た、カバー29の後方(図2の右側方)には、フード3
1がある。フード31には、吸気用のエアベント33が
設けられている。
【0016】次に、図3を参照しつつ、燃料タンク19
の取付構造等について詳しく説明する。図3の中央部に
は、燃料タンク19が示されている。本実施例において
は、燃料タンク19は、従来よりもフラットな形状にし
た。こうすることにより、旋回時や移動時に旋回フレー
ム17上で安定させることができる。また、燃料タンク
19はシンプルな形状のため、フロアフレーム15と旋
回フレーム17の間にスッキリと収まり、フロアフレー
ム15等との干渉がなく、安定した稼動が得られる。燃
料タンク19には、固定バンド41を取り付けるための
溝19aが2ヶ所形成されている。溝19aを設けるこ
とにより、燃料タンク19に固定バンド41をより確実
に固定することができる。また、燃料タンク19は樹脂
製であるので、このような溝19aを形成することによ
り強度を増すことができる。なお、本発明の燃料タンク
19においては、従来のような清掃窓が必要ないので、
製造工程を簡略化できる。
【0017】燃料タンク19には、筒状のフィラー等の
取付口19bが設けられている。取付口19bには、成
形ホース26が嵌合されており、バンド27で固定され
ている。成形ホース26の上方の端部には、フィラー2
5が嵌合されており、バンド28で固定されている。
【0018】燃料タンク19の上部には、固定ベルト4
1が図示されている。本実施例においては、2本にして
いる(図では1本だけ示してある)が、燃料タンク19
の形状(例えば、中央部付近に溝をつけたとき)によっ
ては1本でもよい。これは、燃料タンク19がフラット
形状になったことにより安定性が増したからである。ま
た、それにより固定バンド41自体に柔軟性を持たせる
ことができる。固定バンド41の一方側の端部には、ボ
ルト41bが設けられている。固定バンド41の他方側
の端部は、引っ掛け部41aが設けられている。これら
の端部を利用して、固定バンド41を旋回フレーム17
に固定する。この例では、固定バンド41の固定用のボ
ルト41bをカバー21を開けたすぐ手前の部分に設け
たので、手を奥のほうに突っ込まなくても固定ベルト4
1を取り出すことができる。
【0019】燃料タンク19の下部には、旋回フレーム
17が示されている。旋回フレーム17上側には、バン
ド41を固定するためのブラケット45が立設されてい
る。バンド固定用ブラケット45は、旋回フレーム17
の底面からボルト47によって固定されている。バンド
固定用ブラケット45のZ型に折り曲げられた部分に
は、バンド固定用の孔45aが開けられている。この孔
45aに上述の固定バンド41のボルト41bを挿入
し、ナット49でしっかりと固定する。旋回フレーム1
7上の前側には、L字型のブラケット43が設けられて
おり、旋回時や移動時に燃料タンク19の前後方向の揺
れやズレを防止している。この他、旋回フレーム17上
には、固定バンド41の引っ掛け部41aを引っ掛けて
固定するためのブラケット(図示せず)がある。尚、タ
ンクの固定方法はこの方法に限るものではなく、両側と
も引っ掛け部が有るものでもよい。
【0020】本発明の第1の実施例に係る燃料タンク取
付構造を有する油圧ショベルにおける燃料タンクの取り
外し方法について説明する。 サイドカバー21を取り外す(サイドカバーと前面
カバーが一体のものの場合はサイドカバー部と前面カバ
ー部を同時に取り外す)。 固定バンドのボルト41bをバンド固定用ブラケッ
ト45から取り外す。 固定バンド41の引っ掛け部41aを取り外し、固
定バンド41を取り外す。 成形ホース26を燃料タンク19に固定しているバ
ンド27を取り外す。 燃料タンク19を側方から油圧ショベルの外に取り
出す。
【0021】上述のように燃料タンクを固定する各部品
を取り外すことにより、燃料タンクを完全に油圧ショベ
ルの外に取り出すことができる。なお、本実施例におい
ては、フィラーを取り付けてあるボルトを外すことによ
り、フィラーと成形ホースを燃料タンクに取り付けたま
ま油圧ショベルの外に取り出すこともできる。これらの
構造により、燃料タンクの掃除等のメンテナンス性が向
上し、フロアプレート(あるいはフロアフレームや運転
席)を外さなくても燃料タンクを取り外すことができ
る。
【0022】続いて、本発明の第2の実施例に係る燃料
タンク取付構造を有する油圧ショベルについて説明す
る。図6は、本発明の第2の実施例に係る燃料タンク取
付構造を有する油圧ショベルの運転席付近の構成を模式
的に示す正面図である。図7は、図6の油圧ショベルの
運転席付近の構成を模式的に示す側面図である。
【0023】図6中の中央部には、乗員1が示されてい
る。乗員1の頭上には、キャノピルーフ3が設置されて
いる。キャノピルーフ3の左右には、支柱5があり、キ
ャノピルーフ3を支えている。乗員1はシート7に座っ
ている。シート7の下部には、シート台座14及びフロ
アフレーム15が存在する。シート7の側方には、左右
に作業用のレバー9が設置されている。レバー9の近く
には、図示しないが、スイッチ等の操作部も設けられて
いる。また、乗員1の前方には、フロアフレーム15上
に運転用のレバー11も設置されている。フロアフレー
ム15上の乗員1の足元には、ペダル13も設置されて
いる。
【0024】フロアフレーム15の下方には、旋回フレ
ーム17が存在する。フロアフレーム15は、図示せぬ
柱によってこの旋回フレーム17上に固定されている。
旋回フレーム17上側には、バンド41を固定するため
のブラケット45が立設されている。バンド固定用ブラ
ケット45は、旋回フレーム17の底面からボルト47
によって固定されている。
【0025】フロアフレーム15と旋回フレーム17間
の空間には、燃料タンク19が配置されている。燃料タ
ンク19は固定バンド41で旋回フレーム17に固定さ
れている。図3に示すように、固定バンド41の一方側
の端部には、ボルト41bが設けられている。固定バン
ド41の他方側の端部は、引っ掛け部41aが設けられ
ている。固定バンド41のボルト41bをバンド固定用
ブラケット45の孔45aに挿入し、ナット49でしっ
かりと固定する。
【0026】旋回フレーム17の下には、同フレーム1
7を回動可能に支持する旋回台軸受(図示せず)が設け
られている。旋回台軸受はクローラー式走行装置(図示
せず)上に搭載されている。
【0027】続いて、図7を参照しつつ説明する。図7
中の下部には、燃料タンク19が示されている。燃料タ
ンク19の前方(図7の左側方)には、前面カバー22
が設けられている。また、燃料タンク19にはフィラー
25等が取り付けられている。図3の例と同様に、燃料
タンク19には、筒状のフィラー等の取付口19bが設
けられている。取付口19bには、成形ホース26が嵌
合されており、バンド27で固定されている。成形ホー
ス26の上方の端部には、フィラー25が嵌合されてお
り、バンド28で固定されている。
【0028】フィラー25等の上端部の周りには、カバ
ー29があり、カバー29の後方(図7の右側方)に
は、フード31がある。フード31には、吸気用のエア
ベント33が設けられている。
【0029】本発明の第2の実施例に係る燃料タンク取
付構造を有する油圧ショベルにおける燃料タンクの取り
外し方法について説明する。 前面カバー22を取り外す(前面カバーとサイドカ
バーが一体のものの場合は前面カバー部とサイドカバー
部を同時に取り外す)。 固定バンドのボルト41bをバンド固定用ブラケッ
ト45から取り外す。 固定バンド41の引っ掛け部41aを取り外し、固
定バンド41を取り外す。 成形ホース26を燃料タンク19に固定しているバ
ンド27を取り外す。 燃料タンク19を前方から油圧ショベルの外に取り
出す。
【0030】上述のように燃料タンクを固定する各部品
を取り外すことにより、前方から燃料タンクを油圧ショ
ベルの外に取り出すこともできる。この場合には、図6
に示すように、電磁ブロック23は燃料タンク19の側
方等に配置し、燃料タンク19等の取り出しの障害とな
らないようにする。これらの構造により、燃料タンクの
掃除等のメンテナンス性が向上し、フロアプレート(あ
るいはフロアフレームや運転席)を外さなくても燃料タ
ンクを取り外すことができる。
【0031】次に、本発明の第3の実施例に係る燃料タ
ンク取付構造を有する油圧ショベルについて図1、2、
6、7で説明する。図1、図6は、本発明の第3の実施
例に係る燃料タンク取付構造を有する油圧ショベルの運
転席付近の構成を模式的に示す正面図である。図2、図
7は図1、図6それぞれの油圧ショベルの運転席付近の
構成を模式的に示す側面図である。
【0032】図1、図6の中央部には、乗員1が示され
ている。乗員1の頭上には、キャノピルーフ3が設置さ
れている。キャノピルーフ3の左右には、支柱5があ
り、キャノピルーフ3を支えている。乗員1はシート7
に座っている。シート7の下部には、シート台座14及
びフロアフレーム15が存在する。シート7の側方に
は、左右に作業用のレバー9が設置されている。レバー
9の近くには、図示しないが、スイッチ等の操作部も設
けられている。また、乗員1の前方には、フロアフレー
ム15上に運転用のレバー11も設置されている。フロ
アフレーム15上の乗員1の足元には、ペダル13も設
置されている。
【0033】フロアフレーム15の下方には、旋回フレ
ーム17が存在する。フロアフレーム15は、図示せぬ
柱によってこの旋回フレーム17上に固定されている。
旋回フレーム17上側には、バンド41を固定するため
のブラケット45(図2、図6参照)が立設されてい
る。バンド固定用ブラケット45は、旋回フレーム17
の底面からボルト47によって固定されている。
【0034】フロアフレーム15と旋回フレーム17間
の空間には、燃料タンク19が配置されている。燃料タ
ンク19は固定バンド41(図2、図6参照)で旋回フ
レーム17に固定されている。図3に示すように、固定
バンド41の一方側の端部には、ボルト41bが設けら
れている。固定バンド41の他方側の端部は、引っ掛け
部41aが設けられている。固定バンド41のボルト4
1bをバンド固定用ブラケット45の孔45aに挿入
し、ナット49でしっかりと固定する。
【0035】旋回フレーム17の下には、同フレーム1
7を回動可能に支持する旋回台軸受(図示せず)が設け
られている。旋回台軸受はクローラー式走行装置(図示
せず)上に搭載されている。
【0036】続いて、図2、図7を参照しつつ説明す
る。図2、図7中には、燃料タンク19が示されてい
る。燃料タンク19を含む旋回フレーム17とフロアフ
レーム15の間の空間を覆うようにカバー22、21が
設けられている。また、燃料タンク19にはフィラー2
5等が取り付けられている。図3の例と同様に、燃料タ
ンク19には、筒状のフィラー等の取付口19bが設け
られている。取付口19bには、成形ホース26が嵌合
されており、バンド27で固定されている。成形ホース
26の上方の端部には、フィラー25が嵌合されてお
り、バンド28で固定されている。
【0037】フィラー25等の上端部の周りには、カバ
ー29があり、カバー29の後方(図2、図7の右側
方)には、フード31がある。フード31には、吸気用
のエアベント33が設けられている。
【0038】本発明の第3の実施例に係る燃料タンク取
付構造を有する油圧ショベルにおける燃料タンクの取り
外し方法について説明する。 旋回フレーム17とフロアフレーム15の空間を覆
っているカバーを取り外す。 固定バンドのボルト41bをバンド固定用ブラケッ
ト45から取り外す。 固定バンド41の引っ掛け部41aを取り外し、固
定バンド41を取り外す。 成形ホース26を燃料タンク19に固定しているバ
ンド27を取り外す。 燃料タンク19を旋回フレーム17とフロアフレー
ム15の空間から水平方向に油圧ショベルの外に取り出
す。
【0039】上述のように燃料タンクを固定する各部品
を取り外すことにより、水平方向に燃料タンクを油圧シ
ョベルの外に取り出すこともできる。これらの構造によ
り、燃料タンクの掃除等のメンテナンス性が向上し、フ
ロアプレート(あるいはフロアフレームや運転席)を外
さなくても燃料タンクを取り外すことができる。
【0040】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図4は、本発明の第4の実施例に係る燃料タンク
取付構造を有する油圧ショベルの運転席付近の構成を模
式的に示す側面図である。図中の上部には、シート7が
示されている。シート7の下部には、シート台座14や
フロアフレーム15がある。フロアフレーム15の下方
には、旋回フレーム17が存在する。フロアフレーム1
5は、柱16を介してこの旋回フレーム17上に固定さ
れている。フロアフレーム15と旋回フレーム17間の
空間には、燃料タンク19が配置されている。燃料タン
ク19は上部に段付構造部(または溝)19cを有して
いる。燃料タンク19の下部には、2本のガイドレール
51が設置されている。燃料タンク19の下部には支持
脚が設けられており、各ガイドレール51内に設けられ
た孔に内嵌載置されている。燃料タンク19の段付構造
部(または溝)19cには、タンク固定用ブラケット5
3が配置されており、燃料タンク19のスライドを防止
している。タンク固定用ブラケット53は前後(図4の
左右)の小さなブラケット53aとそれらの間の長い部
材53bの3点からなる。小さなブラケット53aには
ナット57が溶接されており、ボルト55によりフロア
フレーム15に固定されている。
【0041】この実施例に係る燃料タンク取付構造を有
する油圧ショベルにおける燃料タンクの取り外し方法に
ついて説明する。 サイドカバー21を取り外す(図1参照)。 ボルト55を取り外し、タンク固定用ブラケット5
3を取り出す。 ガイドレール51を利用して、燃料タンク19を油
圧ショベルの側方(図4の手前方向)にスライドさせ
る。 燃料タンク19をガイドレール51から取り外す。
【0042】上述のように燃料タンクを側方にスライド
させガイドレールから取り外すことにより、燃料タンク
を完全に油圧ショベルの外に取り出すことができる。こ
れにより、燃料タンクの掃除等のメンテナンス性が向上
し、フロアプレート(あるいはフロアフレームや運転
席)を外さなくても燃料タンクを取り外すことができ
る。また、この実施例と第2実施例より燃料タンク19
を前方にスライドさせて取り出すことも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、油圧ショベル等の建設機械において、タンク
内の掃除をやりやすくする等、メンテナンス性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る燃料タンクを有す
る油圧ショベルの運転席付近の構成を模式的に示す正面
図である。
【図2】図1の油圧ショベルの運転席付近の構成を模式
的に示す側面図である。
【図3】同実施例に係る燃料タンク取付構造を模式的に
示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第4の実施例に係る燃料タンクを有す
る油圧ショベルの運転席付近の構成を模式的に示す側面
図である。
【図5】従来の油圧ショベルの運転席付近の構成を模式
的に示す正面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る燃料タンクを有す
る油圧ショベルの運転席付近の構成を模式的に示す正面
図である。
【図7】図6の油圧ショベルの運転席付近の構成を模式
的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 乗員 3 キャノピル
ーフ 5 支柱 7 シート(運
転席) 9 レバー 11 レバー 13 ペダル 14 シート台
座 15 フロアフレーム 17 旋回フレ
ーム 19 燃料タンク 21 サイドカ
バー 22 前面カバー 23 電磁ブロ
ック 25 フィラー 26 成形ホー
ス 27、28 バンド 29 カバー 31 フード 33 エアベン
ト 41 固定バンド 43 L字型ブ
ラケット 45 バンド固定用ブラケット 47 ボルト 49 ナット 51 ガイドレ
ール 53 タンク固定用ブラケット 55 ボルト 57 ナット 107 シート 109 レバー 115フロアフ
レーム 117 旋回フレーム 119 燃料タ
ンク 120 清掃窓 121 サイド
カバー 141 固定バンド 145 ブラケ
ット 149 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 耕一 石川県小松市符津町ツ23 株式会社小松製 作所栗津工場内 Fターム(参考) 2D015 CA00 3D038 CA13 CB09 CC14 CC20 CD00 CD02 CD11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の旋回フレームと、該旋回フレ
    ーム(17)上のフロアフレーム(15)との間に燃料
    タンク(19)を配置し、 該燃料タンク(19)が側方又は前方から脱着可能であ
    る建設機械。
  2. 【請求項2】 建設機械の旋回フレームと、該旋回フレ
    ーム(17)上のフロアフレーム(15)との間に燃料
    タンク(19)を配置し、 該燃料タンク(19)が水平方向に脱着可能である建設
    機械。
  3. 【請求項3】 上記燃料タンク(19)を上記旋回フレ
    ーム(17)上面と上記フロアフレーム(15)の裏面
    とに対してほぼフラットに形成して設置する請求項1、
    2記載の建設機械。
  4. 【請求項4】 上記燃料タンク(19)を上記旋回フレ
    ーム(17)に固定し、 上記燃料タンク(19)側方又は前方より固定解除がで
    きる請求項1〜3いずれか1項記載の建設機械。
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