JP2001287750A - サンドイッチ用包装袋 - Google Patents
サンドイッチ用包装袋Info
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- JP2001287750A JP2001287750A JP2000107942A JP2000107942A JP2001287750A JP 2001287750 A JP2001287750 A JP 2001287750A JP 2000107942 A JP2000107942 A JP 2000107942A JP 2000107942 A JP2000107942 A JP 2000107942A JP 2001287750 A JP2001287750 A JP 2001287750A
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Abstract
包装時の袋の形態を保ち食していないサンドイッチを収
容できて清潔に保つことができ、カットテープや開裂方
向性を有する一軸延伸フィルムや特別な封緘用粘着テー
プを用いずに済み低コストで製造でき、開封時のバージ
ン性が保証されて安全なサンドイッチ用包装袋。 【解決手段】概略台形の表フィルムと裏フィルムを重ね
て両フィルムの上縁部同士及び両側縁部同士が接続して
いて、下端開口より三角形のサンドイッチを収容しフィ
ルム下部を四方から折り畳んで粘着テープにより閉じ合
わせて包装する。表フィルム又は裏フィルムに、所要の
切り込みが付与されてなる開封用摘み片を備える。該開
封用摘み片を摘んでフィルムを帯状に引き裂いていく二
本の引き裂き線が前記粘着テープを挟んでフィルムの下
端に向かうように構成されていて、前記切り込みを閉じ
るように、閉塞フィルムを重ねて溶着してなる。
Description
イッチを包装するためのサンドイッチ用包装袋であっ
て、特に、開封が容易で開封後も袋の形態を維持できる
サンドイッチ用包装袋に関する。
照して説明する。このサンドイッチ用包装袋1は、概略
台形の表フィルム2と裏フィルム3を重ねて両フィルム
2,3の両側縁部4,4同士をヒートシールするととも
に上縁部8同士及び上縁部近傍5同士をヒートシールし
て、上縁部8と上縁部近傍5の間に摘部9を備えてな
る。摘部9は、開封するときのきっかけとなる開封用摘
み片(図示せず)を設けるためのスペースとしてや装
飾、内容表示印刷のスペースとして、あるいはサンドイ
ッチを取り扱うとき手で摘む摘み部分として使用するた
めに適宜に設けられる。図7(a)に示すように、サンド
イッチ用包装袋1の開口部7を開いて、三角形のサンド
イッチ20をその前面(傾斜面)20aが表フィルム2
に内接するように挿入し、図6に示す二本の一点鎖線1
3a,13bからサンドイッチ20に沿って折り曲げて、
角錐筒状に立体的に拡げ、図7(b)に示すように、サン
ドイッチ20の底面(陳列時に着座させる面)20cよ
り外方に角錘筒状に延びるサンドイッチ用包装袋1の下
部の四側面について、最初に、サンドイッチ20の背面
20bに対応する包装袋1の下部一側面をサンドイッチ
20の底面20cに重なるように折り畳み、次いで、サ
ンドイッチ20の両側の三角面に対応する包装袋1の下
部の対向二側面をサンドイッチ20の底面20cに重な
るように順に折り畳み、続いて、サンドイッチ20の前
面20aに対応する包装袋1の下部一側面をサンドイッ
チ20の底面20cに重なるように折り畳み、最後に、
サンドイッチ20の底面20cに折り重ねた包装袋1の
下部四側面を封緘用粘着テープ30等を貼着することに
より封緘してなる。
チ包装に関して、開封の容易さを目的としたものが今ま
でに数多く提案されている。その内、現時点で最も普及
(コンビニエンスストアではほぼ100 %普及)している
タイプは、開封手段としてサンドイッチ20の前面20
aに接する表フィルム2またはサンドイッチ20の裏面
20bに接する裏フィルム3を該フィルムの内面に溶着
して貼り込んだカットテープを引くことにより縦に分断
し、分断線から更にサンドイッチの両側面側へフィルム
を引き裂いて拡開してサンドイッチを取り出すようにし
たものである。このタイプの代表的な先行技術文献とし
ては、(a)実公平2-32587号、(b)実開平6-61757号などが
ある。この文献に開示される考案における開封手段の特
徴は、図4を参照して説明したサンドイッチ用包装袋1
の摘部9に開封のきっかけとなる摘み部(図示せず)と
それに接続された開封用カットテープ(図示せず)を設
けていることである。このサンドイッチ包装の開封方法
を図8を参照して説明する。開封するときは、まず、図
8(a)に示すように、摘み部31を下へ引いてカットテ
ープ32でサンドイッチ20の背面20bに接する裏フ
ィルム3部分を縦に分断する。分断するカットテープ3
2の進行は、サンドイッチ裏面20cに貼着された封緘
用粘着テープ30に当たったところで停止する。次い
で、分断線からサンドイッチ20の両側面方向(図8(a)
に示す矢印方向)へフィルムを押し広げ図8(b)のよう
に拡開し、更に図8(c)に示すようにまだフィルムで覆
われているサンドイッチ20の底部が完全に露出するま
で袋を開裂して、袋を完全に引き裂いて袋の形をとどめ
ない破壊された状態にすると、サンドイッチ20が取り
出せるようになっている。
うに種々問題点がある。 (イ)フィルムを縦に分断した後、サンドイッチの底部が
完全に露出するまでフィルムを開裂する必要があるが、
サンドイッチは軟弱で型崩れや変形しやすく余計な外圧
をかけることができず、手に持ったままでフィルムを開
裂する操作がやりにくい。台の上などに載せないと安定
した操作がしにくく、手で持ったままでの開封は大変や
りにくかった。小さな子供だとサンドイッチを下に落と
してしまうことさえあった。 (ロ)サンドイッチ包装袋が袋の形をとどめないで開裂さ
れてしまうため、何枚か収納されているサンドイッチの
一枚を食しているとき、食しているもの以外の残りのサ
ンドイッチはむき出しのままになってしまう。もしも、
包装袋がそのままの形で残っていれば、一つずつ包装袋
からと取り出して食したり、食べ切れなかったものを一
時、衛生的に保管しておくことができるのに、これがで
きない。また、車内で食するときなどでは食べ残しのサ
ンドイッチがむき出しのままでは一時的な置き場所に困
ってしまう。 (ハ)(a)実公平2-32587号、(b)実開平6-61757号公報に開
示されているように、フィルムを縦に分断して開封する
とき分断線が途中で細ったり分断力に負けて切れてしま
うことがある。これを防止するためカットテープを用い
て分断線を補強したり、一軸延伸フィルムを使い分断線
を延伸方向と一致させて確実に分断できるようにしてい
る。このため、サンドイッチ用包装袋の製造にあたっ
て、カットテープや開裂方向性を有する一軸延伸フィル
ムの使用による余計なコストが掛かっている。
行技術文献があり、例えば、(c)実開平5-61043号、(d)登
録実用新案第3063714号、(e)実開平6-10171号等、その
他多数ある。いずれも、開封時にサンドイッチの前面ま
たは背面に当接するフィルムを縦方向に分断、開裂し、
サンドイッチを取り出すようになっている点は共通して
おり、上記の問題点(イ)、(ロ)、(ハ)も同じように顕在し
ている。
チ用包装袋を用いている点は同じだが、今まで前述した
ものとは異なる別の開封手段を提案している先行技術文
献として(f)実開平6-35144号公報等がある。この開封手
段の特徴は、実開平6-35144号公報の図10および図1
1に示すように、サンドイッチの底面を封緘している封
緘用粘着テープの端部を非接着性とし、開封時はこの非
接着部から粘着テープを引き剥がして開封することであ
る。この開封手段によれば、開封時にサンドイッチ用包
装袋は破壊されることが無いので、前述した問題点
(イ)、(ロ)、(ハ)は一挙に解消されることになり、非常に
優れた開封手段である。また、同文献に述べられている
ように開封がワンタッチで瞬時に容易にできる優れた特
長を有する。しかし、この形態は実用面で次のような大
きな問題点があり、実際には全く実用化されていない。 (ニ)開封時に封緘用粘着テープを引き剥がして開封する
ので、サンドイッチ用包装袋のどこにも全くキズが残ら
ない。剥がした封緘用粘着テープでもう一度封緘すれ
ば、一度開封した痕跡が全く残らないので、いたずらや
毒物混入など安全面で大きな不安がある。いわゆる開封
バージン性を保証できず、安全管理が厳しいコンビニエ
ンスストア業界では採用することができない。 (ホ)端部を非接着性にした粘着テープは、ロール巻きの
汎用粘着テープと違い連続製造ができず、コストが大幅
に上がる。またサンドイッチの封緘作業時にも、ロール
巻きの汎用粘着テープから適度な長さに切って使うのに
比較して扱いが煩雑になり作業効率が低下する。
(ニ)、(ホ)に鑑み、一度開封したら元の包装形態に完全に
は戻らない包装のバージン性が保証された開封が行え
て、しかも、カットテープや開裂方向性を有する一軸延
伸フィルムや特別な封緘用粘着テープ(端部を非接着性
にした粘着テープ)を用いずに開封が行えて、誰でもが
容易にかつワンタッチで瞬時に袋の形態を保った状態に
開封できて、食べ残しのサンドイッチを引き続き収容し
て清潔を保つことができ、低コストで製造できる、サン
ドイッチ用包装袋を提供することを目的としている。
の表フィルムと裏フィルムが重なり両フィルムの上縁部
同士及び両側縁部同士が接続していて、下端開口より三
角形のサンドイッチを収容しフィルム下部をサンドイッ
チの底面へ四方から折り畳んで粘着テープにより閉じ合
わせて包装するサンドイッチ用包装袋において、前記表
フィルム又は裏フィルムの,前記粘着テープの長尺方向
に延長した近傍位置に対応するように、所要の切り込み
が付与されてなる開封用摘み片を備え、該開封用摘み片
を摘んでフィルムを帯状に引き裂いていく二本の引き裂
き線が前記粘着テープを挟んでフィルムの下端に向かう
ように構成されていて、前記切り込みを閉じるように、
該切り込みを設けるフィルムの内面に閉塞フィルムを重
ねかつ前記開封用摘み片を摘んで帯状の引き裂きが確保
されるように溶着してなることを特徴とするサンドイッ
チ用包装袋により達成される。
本願発明の実施形態に係るサンドイッチ用包装袋を説明
する。この実施形態に係る本願発明のサンドイッチ用包
装袋1は、図1で示すように、概略台形のポリプロピレ
ンフィルム等からなる表フィルム2の幅中央に切り込み
10を付与することにより形成される開封用摘み片11
を備え、切り込み10を閉じるように矩形のポリプロピ
レンフィルム等からなる閉塞フィルム40を重ねて四方
の縁部(三方の縁部でも良い)を表フィルム2に対して
剥離可能に弱くヒートシールして、次いで、該閉塞フィ
ルム40が内側に来るようにして、表フィルム2を同一
形状のポリプロピレンフィルム等からなる裏フィルム3
に重ね、両フィルム2,3の両側縁部4,4同士をヒー
トシールするとともに、両フィルム2,3の上縁部8同
士及び上縁部近傍5同士をヒートシールして、上縁部8
と上縁部近傍5の間に摘部9を備えてなる。
2(a)に示すように、サンドイッチ用包装袋1の開口部
7を開いて、サンドイッチ20をその前面20aが表フ
ィルム2に内接するように挿入していき、図1に示すよ
うに、表フィルム2と裏フィルム3とを二本の一点鎖線
13a,13bからサンドイッチ20に沿って折り曲げ
て、四角錐筒状に立体的に拡げてサンドイッチ20を深
く収容したら、サンドイッチ20の底面20cより外方
に角錘筒状に延びるサンドイッチ用包装袋1の下部の四
側面21a,21b,21c,21dについて、図2(b)に示す
ように、最初に、サンドイッチ20の背面20bに対応
する包装袋1の下部一側面21bをサンドイッチ20の
底面20cに重なるように折り畳み、次いで、図2(c)
に示すように、サンドイッチ20の両側の三角面に対応
する包装袋1の下部の対向二側面21b,21cをサンド
イッチ20の底面20cに重なるように順に折り畳み、
続いて、図2(d)に示すように、サンドイッチ20の前
面20aに対応する包装袋1の下部一側面21aをサン
ドイッチ20の底面20cに重なるように折り畳み、最
後に、サンドイッチ20の背面20bに対応する包装袋
1の下部一側面21bとこの上に重なっているサンドイ
ッチ20の前面20aに対応する包装袋1の下部一側面
21aとに封緘用粘着テープ30を貼着することにより
封緘してサンドイッチ包装を完成してなる。エアを用い
てサンドイッチ用包装袋1の開口部7を開くとき、閉塞
フィルム40で閉じられている切り込み10からエア漏
れが生じず、又、該エアにより切り込み10が引き裂け
ていく虞れがない。さらに、閉塞フィルム40で切り込
み10が閉じられているので、サンドイッチ20をサン
ドイッチ用包装袋1に収容する際に、該サンドイッチ2
0が切り込み10に引っ掛かることを回避できる。
0が付与されてなる開封用摘み片11は、表フィルム2
の,前記粘着テープ30の長尺方向に延長した近傍位置
に対応しているので、図3(a)に示すように、該開封用
摘み片11を摘んで表フィルム2を帯状に引き裂いてい
くと、二本の引き裂き線が前記粘着テープ30を挟んで
表フィルム2の下端(開口縁)に到達するから、図3
(b)に示すように、粘着テープ30による閉じ合わせが
解ける。そこで、包装袋1の下部四側面21a,21b,2
1c,21dを大きく開いて、図3(c)に示すように、サン
ドイッチ用包装袋1からサンドイッチ20を取り出すこ
とができる。
のような、実施の形態も含まれる。 (1) 切り込み10は、┗┛形に限定されない。例えば、
┗ ┛形に形成しても良い。切り込み10の形状は┗┛
形が好適であるが、V字やH字型状であってよく、開封
時に表フィルム又は裏フィルムの切り裂きのきっかけと
なるものであればよく、特に形状は限定しない。図4に
示すように、半円形切り込みとその両側に配設したミシ
ン目とからなる切り込み10であっても良い。 (2)切り込み10をサンドイッチ20の前面20aの下部
に来るように設けても良い。又、切り込み10をサンド
イッチ用包装袋1の背面20bに対応する包装袋1の下
部一側面21bに設けて包装時にサンドイッチ20の底
面20cに対応する位置に来るように設けても良い。さ
らに又、切り込み10をサンドイッチ用包装袋1の背面
20bに対応する包装袋1の下部一側面21bに設けて
包装時にサンドイッチ20の背面20b下部に対応する
位置に来るように設けても良い。 (3) 図5に示すように、サンドイッチ用包装袋1は、連
続フィルムを重ねてヒートシールして台形と逆さ台形に
交互にカットすることで量産できる。詳述すると、図1
に示す表フィルム2の台形の高さに等しい幅寸法の、該
表フィルム2を構成するための第一の原反ロールR1か
ら連続するフィルムF1を繰り出して切り込み10を千
鳥配置にかつ反対向きになるように付与して引き続き走
行し、又、表フィルム2の台形の高さの約3/5に等し
い幅寸法の閉塞フィルム40を構成するための第二の原
反ロールR2からそれぞれ連続するフィルムF2を繰り出
して前記千鳥配置の切り込み10を閉塞するように前記
表フィルム2を構成するための連続するフィルムに重ね
て走行し、ヒートロールr1,r1により閉塞フィルム4
0を構成するための連続するフィルムF2の両縁を、前
記表フィルム2を構成するための連続するフィルムF1
に対して引き剥がし可能な弱い溶着状態にヒートシール
して引き続いて、両フィルムF1,F2を走行し、次い
で、図1に示す裏フィルム3の台形の高さに等しい幅寸
法の裏フィルム3を構成するための第三の原反ロールR
3から連続するフィルムF3を繰り出して、該連続するフ
ィルムF3を、前記閉塞フィルム40を構成するための
連続するフィルムF2をサンドイッチするようにして前
記表フィルム2を構成するための連続するフィルムF1
に重ねて走行し、図示しない一対のシールカットロール
の間に通して、台形と逆さ台形とが交番するように強く
シールしカットすると、サンドイッチ用包装袋1,1,
・・を量産できる。この製造方法により製造されるサン
ドイッチ用包装袋1における閉塞フィルムは、表フィル
ム2の台形の高さの中程3/5に重なっている台形とな
って上縁及び下縁が表フィルムに対して剥離可能に弱く
溶着されるとともに、両側縁が表フィルム及び裏フィル
ムに対して強く溶着される。なお、上記の連続製造方法
に対する変形例として、表フィルム2の台形の高さの約
1/3に等しい幅寸法の閉塞フィルムを構成するための
二本の第二の原反ロールからそれぞれ連続するフィルム
を二列状に繰り出して前記千鳥配置の切り込み10を閉
塞するように前記表フィルム2を構成するための連続す
るフィルムに重ねて走行するようにしても良い。この製
造方法により製造されるサンドイッチ用包装袋における
閉塞フィルムは、表フィルム2の台形の上部1/3及び
下部1/3にそれぞれ重なっている台形となって上縁及
び下縁が表フィルムに対して剥離可能に弱く溶着されて
いて、図1に示す切り込み10は、表フィルムの幅方向
中央でかつ台形の高さ方向の中央よりも下端側に寄って
付与されるとともに、両側縁が表フィルム及び裏フィル
ムに対して強く溶着される。表フィルムと裏フィルムに
サンドイッチされる上側の1/3の重なりとなる台形の
フィルムは役割の内余分なフィルムであるが、製造上か
ら形成されることになる。 (4)摘部9は本願発明としての必須要件ではない。 (5)袋を形成するための端縁同士を溶着でなく粘着でも
よい。 (6)上記実施形態例に於いて、包装袋の一方の側面延出
部と他方の側面延出部と前面、背面両延出部の夫々の端
縁は、直線で形成されてなるが、サンドイッチ底面上で
折り畳まれ封緘できるものであれば必ずしも平行な直線
である必要はない。 (7)サンドイッチの包装時にサンドイッチの底面に折り
畳む部分の折り畳み方法は、開封用摘部により引き起こ
されて開封できるものであればどんな折り畳み方でもよ
く折り畳み方法を特に限定しない。 (8)更に、上記実施形態例に於いて、包装袋に収納され
る被収納物は略直角三角形のサンドイッチとして説明し
たが、これに限定されない。
ば、従来のサンドイッチ包装の開封に関わる問題点を全
て解決したきわめて優れたサンドイッチ用包装袋が提供
できる。詳しく述べると次のような利点、効果がある。 (1)誰でも容易にかつワンタッチで瞬時に開封できる。 (2) 開封によって開封用摘み片の通過面のフィルムは切
り取られ、一度開封した証拠となって残るので、未開封
かどうかのバージン性は保証される。すなわち、一度開
封したら元の包装形態に完全には戻らない包装のバージ
ン性が保証された開封が行えて包装の安全性を保証でき
て、誰でも容易にかつワンタッチで瞬時に袋の形態を保
って開封できる。 (3)開封後もサンドイッチ用包装袋は破壊されずそのま
まの形で残っているので、何枚か収納されているサンド
イッチの一枚を食しているとき、まだ食していないもの
を袋にいれた状態で清潔に保つことができる。車の中な
どで一度に食べきれなかったサンドイッチの置き場に困
るといったこともなくなる。食べ残しのサンドイッチを
引き続き収容して清潔に保つことができる。 (4)開封用摘み片を引いて表フィルムを切り取るとき、
開封用摘み片から封緘用粘着テープまでの距離はごく僅
かなので、表フィルムが途中で千切れてしまう心配がな
い。封緘用粘着テープから先の開封は封緘用粘着テープ
が切り裂きラインの案内テープとして機能するので、表
フィルムが途中で千切れることはない。従って、コスト
の掛かる開裂方向性の強い一軸延伸フィルムやカットテ
ープを使用する必要は全くなく、コストの低い汎用フィ
ルムを用いて本願発明のサンドイッチ用包装袋を製造で
きる。
袋の表面図。
チを包装する工程を示す斜視図。
ンドイッチを取り出す工程を示す斜視図。
包装袋の包装を解くための切り込みを示すサンドイッチ
包装の底面図。
包装を連続的に製造する工程を示す斜視図。
チを包装する工程を示す斜視図。
く状態を示す斜視図。
包装袋の下部側面 21b サンドイッチの背面に対応するサンドイッチ用
包装袋の下部側面 21c,21d サンドイッチの三角面に対応するサンド
イッチ用包装袋の下部側面 30 封緘用粘着テープ 31 摘み部 32 カットテープ 40 閉塞フィルム R1 フィルムを構成するための第一の原反ロール F1 第一の原反ロールから連続するフィルム R2 フィルムを構成するための第一の原反ロール F2 第一の原反ロールから連続するフィルム R3 フィルムを構成するための第一の原反ロール F3 第一の原反ロールから連続するフィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 概略台形の表フィルムと裏フィルムが重
なり両フィルムの上縁部同士及び両側縁部同士が接続し
ていて、下端開口より三角形のサンドイッチを収容しフ
ィルム下部をサンドイッチの底面へ四方から折り畳んで
粘着テープにより閉じ合わせて包装するサンドイッチ用
包装袋において、 前記表フィルム又は裏フィルムの,前記粘着テープの長
尺方向に延長した近傍位置に対応するように、所要の切
り込みが付与されてなる開封用摘み片を備え、該開封用
摘み片を摘んでフィルムを帯状に引き裂いていく二本の
引き裂き線が前記粘着テープを挟んでフィルムの下端に
向かうように構成されていて、前記切り込みを閉じるよ
うに、該切り込みを設けるフィルムの内面に閉塞フィル
ムを重ねかつ前記開封用摘み片を摘んで帯状の引き裂き
が確保されるように溶着してなることを特徴とするサン
ドイッチ用包装袋
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107942A JP2001287750A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | サンドイッチ用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107942A JP2001287750A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | サンドイッチ用包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287750A true JP2001287750A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18620871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000107942A Pending JP2001287750A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | サンドイッチ用包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001287750A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009040430A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-26 | Howa Sangyo Kk | 食品用包装袋及びその製造方法 |
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-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000107942A patent/JP2001287750A/ja active Pending
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