JP2001287285A - 段ボール製函機用スロッタナイフ - Google Patents

段ボール製函機用スロッタナイフ

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JP2001287285A
JP2001287285A JP2000104039A JP2000104039A JP2001287285A JP 2001287285 A JP2001287285 A JP 2001287285A JP 2000104039 A JP2000104039 A JP 2000104039A JP 2000104039 A JP2000104039 A JP 2000104039A JP 2001287285 A JP2001287285 A JP 2001287285A
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Kunio Jinnai
邦男 仁内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボール製函機用スロッタナイフに関し、ス
ロッタナイフが段ボールシートに対し進んだ際に溝加工
部分に破れが発生しないようにして溝加工の品質を向上
させることを目的とする。 【解決手段】 段ボール製函機に装備され、段ボールシ
ートに溝を加工するスロッタナイフ20であって、スロ
ッタナイフ端面部20bの外周に、突き刺し切断により
溝の端部を加工する突起部20aをそなえるとともに、
段ボールシートの走行速度とスロッタナイフ20の周速
度との速度差に起因して該突き刺し切断後にスロッタナ
イフ端面部20bが該溝の端部に干渉するのを低減する
ために、スロッタナイフ端面部20bに、突起部20a
の先端部とスロッタナイフ20の回転中心とを結んだ基
準面Fよりも凹ませた逃げ部20cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、段ボールシートを
箱に加工する製函機においてスロッタナイフの切れ味の
向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図2は製函機の概略構成を示す模
式的な側面図、図3は溝加工された段ボールシートを示
す正面図、図4はスロッタヘッドの詳細を示す模式的な
断面図、図5は溝加工不良を起こす原因を説明するため
のスロッタヘッド要部の模式的な側面図、図6は溝加工
不良の状態を示す段ボールシートの溝加工部分の正面図
である。
【0003】製函機においては、図2に示すように、段
ボールシート1は給紙部2で一枚ずつ下流工程に供給さ
れる。下流工程では、印刷部3で所定の印刷が施され、
クリーザスロッタ部4で罫入れや溝切りが行なわれるこ
とで、段ボールシート1は図3に示すような形状に加工
される。次に、クリーザスロッタ部4について詳細に説
明する。図2に示すように、クリーザスロッタ部4に
は、上下クリーザ軸5U,5L及び上下スロッタ軸6
U,6Lがそなえられている。クリーザ軸5U,5Lに
はリング状の上クリーザヘッド7U及び下クリーザヘッ
ド7Lがそなえられている。上スロッタ軸6Uには上ス
ロッタヘッド8がそなえられ、この上スロッタヘッド8
には2枚のスロッタナイフ10,11が取り付けられて
いる。また、下スロッタ軸6Lには下スロッタヘッド9
がそなえられている。そして、2枚のスロッタナイフ1
0,11によって、図3に示すように、段ボールシート
1の前後の溝Sが加工される。ここでは、スロッタナイ
フ10により、段ボールシート1の進行方向(図3中の
矢印参照)における前側の溝を加工し、スロッタナイフ
11により、段ボールシート1の進行方向後ろ側の溝を
加工する。
【0004】これらのスロッタナイフ10,11は、図
4に示すように、上スロッタヘッド8のあり溝8bに頭
部を内装されたボルト13によって円周方向の位置が調
整可能に取り付けられている。これにより深さが異なる
段ボール箱を製造することができる。下スロッタヘッド
9には2枚の下スロッタナイフ12が間隔筒14を挟ん
で取り付けられている。上スロッタナイフ10,11は
この2枚の下スロッタナイフ12の間に嵌入して段ボー
ルシート1の溝加工を行なう。このとき、段ボールシー
ト1は上スロッタヘッド8の外周部8aと下スロッタヘ
ッド9の外周部9aとに挟まれて送られる。
【0005】ところで、スロッタナイフ10,11に
は、その先端に突起部をそなえたものが使われる。例え
ばスロッタナイフ11の場合、図5に示すような突起部
11aがそなえられ、スロッタナイフ10についても同
様な突起部10a(図示せず)がそなえられている。こ
のような突起部10a,11aを装備する理由は、溝S
の側面S1を切る時には、上下スロッタナイフ10,1
1,12の剪断により切ることができるが、溝Sの端部
2を切るときは、上スロッタナイフ10,11の刃を
受ける下側の受部材が無いため、剪断とか押し切りでは
切れないためである。そこで、スロッタナイフ10,1
1の先端に突起部を付けて、この突起部により段ボール
シート1を突き刺して溝Sの端部S2を切断するように
している。
【0006】また、上スロッタナイフ10,11の端面
10b,11bは、通常半径方向(即ち、上スロッタナ
イフ10,11の回転円の中心)に向かう面として形成
されている。このように端面10b,11bを形成する
のは、端面10b,11bを強いて斜めにする理由は無
く、加工上最も一般的であり、加工性もよいからであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の上スロッタナイフ11により段ボールシート1
の進行方向後ろ側の溝を加工すると、以下に説明するよ
うな溝加工不良を生ずる。つまり、図5に示すように、
上スロッタ軸6Uの軸芯OUと、下スロッタ軸6Lの軸
芯OLとが、段ボールシート1の進行方向に対して垂直
に配置されているものとする。また、段ボールシート1
は水平に送られるものとする。
【0008】実線で示す上スロッタナイフ11は突起部
11aが段ボールシート1に当たった状態を示してい
る。また、現在、突起部11aの先端の半径をR1、上
スロッタヘッド8の外周部8aの半径をする。上スロッ
タナイフ11が実線状態にある時、端面11bの鉛直方
向とのなす角度α(ラジアン)は、 α=COS-1(R0/R1) となる。
【0009】また、突起部11aが段ボールシート1に
接触した点をNとし、軸芯OU,OLとスロッタヘッド8
の外周8aの交点をQとすると,QNの距離は QN=R0*TAN(α) 次に、ヘッドがαだけ回転したときの上スロッタナイフ
11の状態を鎖線で示す。このとき、先の突起部の接触
点Nがどこにあるかを求めると、段ボールシート1はス
ロッタヘッド8の外周(半径R0)により送られるから
0・αだけ進みN´の位置にくる。とこが上スロッタ
ナイフ11の端面11bは図5においてQ点にきてい
る。これは、ナイフ11が段ボールシート1と係合して
からα回転する間にナイフ11の端面11bがシート1
の中をQN´だけ押し進んだことになる。
【0010】このQN´の距離は QN´=R0・TAN(α)−R0・α=R0(TAN
(α)−α) となる。スロッタナイフ11がこのようにシート1に対
し進むと、当然ながらそこに、図6に示すような破れb
が発生し、溝加工の品質を著しく低下させてしまう。
【0011】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、スロッタナイフが段ボールシートに対し進んだ際
に溝加工部分に破れが発生しないようにして溝加工の品
質を向上させることができるようにした、段ボール製函
機用スロッタナイフを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の段ボール製函機用スロッタナイフは、段ボー
ル製函機に装備され、段ボールシートに溝を加工するス
ロッタナイフであって、スロッタナイフ端面部の外周
に、該溝の端部を突き刺し切断により加工する突起部を
そなえるとともに、該段ボールシートの走行速度と該ス
ロッタナイフの周速度との速度差に起因して該突き刺し
切断後に該スロッタナイフ端面部が該溝の端部に干渉す
るのを低減するために、該スロッタナイフ端面部に、該
突起部の先端部と該スロッタナイフの回転中心とを結ん
だ基準面よりも凹ませた逃げ部が形成されていることを
特徴としている。
【0013】請求項2記載の本発明の段ボール製函機用
スロッタナイフは、請求項1記載のものにおいて、該逃
げ部の逃げ量は、該速度差に起因した該基準面の理論上
の干渉量の略1/2以上に設定されていることを特徴と
している。請求項3記載の本発明の段ボール製函機用ス
ロッタナイフは、請求項1又は2記載のものにおいて、
該段ボールシートは該スロッタナイフが装着されたスロ
ッタヘッドの外周に駆動されて該スロッタヘッドの周速
度に応じて走行するとともに、該スロッタナイフ端面部
は、該段ボールシートの走行方向後ろ側の溝の端部を加
工するように該スロッタヘッドの回転方向前側に形成さ
れ、該逃げ部は、該スロッタナイフ端面部よりも回転方
向後ろ側に凹むように形成されていることを特徴として
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1は本発明の一実施形態
としての段ボール製函機用スロッタナイフを示すもので
ある。また、既に従来技術として説明した図2〜図5に
ついても適宜流用して説明する。本段ボール製函機用ス
ロッタナイフは、製函機におけるクリーザスロッタ部4
(図2参照)に装備された上スロッタナイフであり、図
4に示す従来例のスロッタナイフ11と同様に、上スロ
ッタヘッド8のあり溝8bに頭部を内装されたボルト1
3によって円周方向の位置が調整可能に取り付けられ、
深さが異なる段ボール箱を製造することができるように
なっている。また、この上スロッタヘッド8に対向して
設けられた下スロッタヘッド9には図4に示すような2
枚の下スロッタナイフ12が間隔筒14を挟んで取り付
けられ、本段ボール製函機用スロッタナイフはこの2枚
の下スロッタナイフ12の間に嵌入して段ボールシート
1の溝加工を行なうようになっている。
【0015】本段ボール製函機用スロッタナイフ20
は、図1に示すように、その突起部近傍の形状に特徴が
ある。すなわち、従来のスロッタナイフ11(図5参
照)と同様に、その回転方向(進行方向)前方にスロッ
タナイフ外周面よりも外方へ突出した突起部20aが形
成されており、段ボールシート1の進行方向後ろ側の溝
(図3参照)を加工するようになっている。
【0016】この突起部20a自体は、従来と同様の機
能のものであり、溝Sの端部S2は剪断とか押し切りで
は切れないため、この突起部20aにより段ボールシー
ト1を突き刺して溝Sの端部S2を切断するものであ
る。本スロッタナイフ20の場合、その前端面(スロッ
タナイフ端面部)20bの突起部20a近傍に逃げ部2
0cが形成されている。この逃げ部20cは、段ボール
シート1の走行速度とスロッタナイフ20の周速度との
速度差に起因して、突起部20aによって溝Sの端部S
2を突き刺し切断した後に、スロッタナイフ端面部20
bが溝Sの端部S2に干渉する(押圧する)のを低減す
るためのものである。この逃げ部20cは、スロッタナ
イフ端面部20bにおいて、突起部20aの先端部(半
径R1の箇所)とスロッタナイフの回転中心(上スロッ
タ軸6Uの軸芯、図5参照)OUとを結んだ基準面Fよ
りも、その回転方向(進行方向)後方側へ凹ませた形状
に形成されている。
【0017】ここでは、逃げ部20cの逃げ量(逃げ部
20cの底面の基準面Fからの距離)dは、速度差に起
因した基準面Fの理論上の干渉量の略1/2に設定され
ている。また、その目的から当然ではあるが、逃げ部2
0cは、スロッタナイフ端面部20bにおいて、突起部
20aの先端部(半径R1の箇所)から、本スロッタナ
イフ20が段ボールシート1内に進入し得る箇所(半径
0の箇所)にわたって設けられている。
【0018】すなわち、図5を参照して既に説明したよ
うに、突起部20aは鉛直下方の手前の角度αの地点で
段ボールシート1に接触して、その後、スロッタナイフ
20の突起部20a先端(半径R1)の周速度とスロッ
タヘッド8の外周(半径R0)により送られる段ボール
シート1の走行速度(移動速度)との差によって、段ボ
ールシート1の溝Sの端部S2が突起部20aの略鉛直
下方に来たときには、突起部20a先端は、溝Sの端部
2よりもQN´だけ押し進んでしまい、突起部20a
先端が溝Sの端部S2に干渉しこれを押圧する。
【0019】この干渉量(押圧長さ)は、理論上(段ボ
ールシート1の溝Sが弾性変形しないものとする)は幾
何学的に決まる距離QN´になるが、実際には、溝加工
時に段ボールシート1の溝Sは弾性変形するので、この
理論上の距離QN´よりも小さくなり、実験によれば突
起部20aによる溝Sの端部S2の干渉量(押圧長さ)
は理論上の距離QN´の略1/2程度になることがわか
った。そこで、本実施形態では、逃げ部20cの逃げ量
dを、理論上の干渉量の略1/2に設定しているのであ
る。
【0020】本発明の一実施形態としての段ボール製函
機用スロッタナイフは、上述のように構成されているの
で、以下のように作用する。つまり、スロッタナイフ端
面部20bに逃げ20cが設られているので、上スロッ
タナイフ20の突起部20aが段ボールシート1に切り
込んでもナイフ端面20bが段ボールシート1の溝Sを
押し潰すことが無く、溝加工部分において、きれいな切
口が得られるようになる。
【0021】ところで、上述のように溝加工時に段ボー
ルシート1の溝Sが弾性変形する点に関する実験結果を
説明する。ここでは、上記議論を理解しやすくするため
数値例を示す。R0=150mm,R1=162mmとする
と、 α=COS-1(150/162)=0.3873(ラシ゛ア
ン) したがって、 QN′=150×(0.4079−0.3873)=
3.1(mm) 即ち、理論的には3.1mm以上の逃げを付けることにな
る。
【0022】これに対して、このような数値条件下で代
表的なサンプルを用いて実験を行なった結果、その半分
の1.5mm以上の逃げ20cを設ければ実用上差し支え
ない良好な切口が得られることがわかった。なお、上記
のR1=162(mm)はR0=150(mm)をベースと
し、これにシート厚さを5mm、上下スロッタナイフの重
なり(突起部以外)を1mm、突起部高さを6mmとそれぞ
れ仮定し、これらの和12(=5+1+6)mmを加えた
ものである。
【0023】なお、段ボールシート1の材質の特性(特
に剛性や強度)によっては、段ボールシート1の溝Sが
弾性変形の度合いが異なり、段ボールシート1の剛性の
高さのわり破断強度が低ければ、逃げ部20cの逃げ量
dを理論上の干渉量により近い大きさに設定する必要が
あり、段ボールシート1の溝Sが弾性変形し易く破断強
度が高ければ、逃げ部20cの逃げ量dを理論上の干渉
量の略1/2よりも小さくしてもよい。
【0024】いずれにしても、大半の段ボールシート1
に対しては、逃げ部20cの逃げ量dを理論上の干渉量
の略1/2以上に設定すれば、ナイフ端面20bが段ボ
ールシート1を押し潰すことが無く、きれいな切口が得
られるようになる。なお、本発明は、上述の実施形態に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲でかかる実施形態を種々変形して実施しうるものであ
る。
【0025】例えば本実施形態の場合、突起部20aの
先端部からすぐに逃げ部20cが形成されており、逃げ
部20cの機能をより発揮しやすくなっているが、これ
が加工上難しければ、突起部20aの先端部(半径R1
の箇所)よりも少しだけスロッタナイフ20の中心側に
ずれた位置から半径R0の位置にわたって逃げ部20c
を設けるようにしてもよい。
【0026】また、本発明は、段ボールシートの走行速
度とスロッタナイフの周速度との速度差が生じるもので
あって、この速度差に起因してスロッタナイフの段ボー
ルシートの溝の端部を突き刺し切断した後にスロッタナ
イフ端面部が溝の端部に干渉するようなものに広く適用
することができ、段ボールシートの走行方向前側の溝の
端部を加工するスロッタナイフにおいて、かかる課題が
あれば、このようなスロッタナイフへの適用も考えられ
る。この場合、逃げ部は、スロッタナイフの回転方向後
側の端面部において回転方向前側に凹むように形成され
ることになる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の段ボール製函機用スロッタナイフによれば、段ボ
ールシートの走行速度とスロッタナイフの周速度との速
度差に起因して該突き刺し切断後に該スロッタナイフ端
面部が該溝の端部に干渉するのが低減され、ナイフ端面
が段ボールシートの溝を押し潰すことが無く、溝加工部
において、きれいな切口が得られるようになる。
【0028】請求項2記載の本発明の段ボール製函機用
スロッタナイフによれば、逃げ部の逃げ量を過不足なく
設定でき、逃げ量の大きさを抑えながら、溝加工部を確
実にきれいな切口に仕上げることができるようになる。
請求項3記載の本発明の段ボール製函機用スロッタナイ
フによれば、特に課題となる、段ボールシートの進行方
向後ろ側の溝加工について、溝加工部を確実にきれいな
切口に仕上げることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての段ボール製函機用
スロッタナイフを示す模式的な要部断面図である。
【図2】一般的な製函機の概略構成を示す模式的な側面
図である。
【図3】溝加工された段ボールシートを示す正面図であ
る。
【図4】従来のスロッタヘッドの詳細を示す模式的な断
面図である。
【図5】溝加工不良を起こす原因を説明するための図で
あり、従来のスロッタヘッド要部の模式的な側面図であ
る。
【図6】溝加工不良の状態を示す段ボールシートの溝加
工部分の正面図である。
【符号の説明】
1 段ボールシート 2 給紙部 3 印刷部 4 クリーザスロッタ部 5U 上クリーザ軸 5L 下クリ−ザ軸 6U 上スロッタ軸 6L 下スロッタ軸 7U 上クリ−ザヘッド 7L 下クリーザヘッド 8 スロッタヘッド(上) 8a 外周部 8b あり溝 9 スロッタヘッド(下) 9a 外周部 10 上スロッタナイフ(前) 10a 突起部 10b 端面部 11 上スロッタナイフ(後) 11a 突起部 11b 端面 12 下スロッタナイフ 13 ボルト 14 間隔筒 20 スロッタナイフ 20a 突起部 20b 端面 20c 逃げ b 敗れ d 逃げ量 f 基準面 S 溝 S1 側面 S2 端部 R0 上スロッタヘッド外周部の半径 R1 上スロッタナイフ突起部の半径 N 上スロッタナイフとシートとの最初の接触点 N´ シート移動後の上スロッタナイフとの最初の接触
点のシート上の位置 Q 上スロッタナイフ端面部が最もシートを押す位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール製函機に装備され、段ボールシ
    ートに溝を加工するスロッタナイフであって、 スロッタナイフ端面部の外周に、突き刺し切断により該
    溝の端部を加工する突起部をそなえるとともに、 該段ボールシートの走行速度と該スロッタナイフの周速
    度との速度差に起因して該突き刺し切断後に該スロッタ
    ナイフ端面部が該溝の端部に干渉するのを低減するため
    に、該スロッタナイフ端面部に、該突起部の先端部と該
    スロッタナイフの回転中心とを結んだ基準面よりも凹ま
    せた逃げ部が形成されていることを特徴とする、段ボー
    ル製函機用スロッタナイフ。
  2. 【請求項2】 該逃げ部の逃げ量は、該速度差に起因し
    た該基準面の理論上の干渉量の略1/2以上に設定され
    ていることを特徴とする、請求項1記載の段ボール製函
    機用スロッタナイフ。
  3. 【請求項3】 該段ボールシートは該スロッタナイフが
    装着されたスロッタヘッドの外周に駆動されて該スロッ
    タヘッドの周速度に応じて走行するとともに、 該スロッタナイフ端面部は、該段ボールシートの走行方
    向後ろ側の溝の端部を加工するように該スロッタヘッド
    の回転方向前側に形成され、 該逃げ部は、該スロッタナイフ端面部よりも回転方向後
    ろ側に凹むように形成されていることを特徴とする、請
    求項1又は2記載の段ボール製函機用スロッタナイフ。
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