JP2001287217A - タイルユニット製造ラインのタイル配列・吸着搬送装置における吸着補助装置及びタイルの吸着搬送方法 - Google Patents

タイルユニット製造ラインのタイル配列・吸着搬送装置における吸着補助装置及びタイルの吸着搬送方法

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JP2001287217A
JP2001287217A JP2000105851A JP2000105851A JP2001287217A JP 2001287217 A JP2001287217 A JP 2001287217A JP 2000105851 A JP2000105851 A JP 2000105851A JP 2000105851 A JP2000105851 A JP 2000105851A JP 2001287217 A JP2001287217 A JP 2001287217A
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suction
tiles
plates
conveyors
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JP2000105851A
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Iwao Sakakibara
巌 榊原
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HEKINAN TOKUSHU KIKAI
Hekinan Tokushu Kikai Co Ltd
Original Assignee
HEKINAN TOKUSHU KIKAI
Hekinan Tokushu Kikai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着搬送すべきタイル間の不要なタイルも一
緒に持ち上げてしまう。 【解決手段】 全てのタイルT、Ta…を吸着後、タイ
ル吸着部8に配設された、タイルT、Ta…間を微小に
離間させる手段102 により、該タイルT、Ta…間に微
小な隙間を開ける様に各吸着板9、9a…をスライドさせ
た後、不要なタイルT、Ta…の吸着を解除して、必要
なタイルT、Ta…だけを吸着し、持ち上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の色のタイル
からなるタイルユニットを製造するためのタイルユニッ
ト製造ラインのタイル配列・吸着搬送装置における吸着
補助装置及びタイルの吸着搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、目地板コンベヤAにおける目地板
Bのタイル収容凹部C、Ca…にタイルT、Ta…を移
載、収容するタイル配列・吸着搬送装置1にあっては、
目地板コンベヤAの中間部の一側方に、目地板コンベヤ
Aの搬送方向に所定間隔毎に並設された、目地板コンベ
ヤAに対し直角な複数台のタイル配列コンベヤ2、2a…
と、該タイル配列コンベヤ2、2a…の終端側より目地板
コンベヤAを跨ぐ様に配設されたタイル吸着搬送装置
3、3a…とにより構成されている。
【0003】タイル配列コンベヤ2、2a…にあっては、
間歇駆動するベルトコンベヤ4の直上に、該ベルトコン
ベヤ4の幅方向に所定間隔毎に並列された複数本のセパ
レーター5、5a…間をタイルT、Ta…が1列毎に移送
されると共に、セパレーター5、5a…間にタイルT、T
a…が一列に隙間無く配列される様に成っている。
【0004】タイル吸着搬送装置3、3a…にあっては、
フレーム6上に、タイル配列コンベヤ2、2a…の終端側
の上方と、目地板コンベヤAにおける目地板Bの上方間
を往復移動自在に配設された移動体7と、該移動体7の
下方に昇降自在に配設されたタイル吸着部8とにより構
成されている。又、タイル吸着部8の下部に、タイル配
列コンベヤ2、2a…の幅方向に長い複数枚の吸着板9、
9a…を、ベルトコンベヤ4の搬送方向に並設すると共
に、かかる吸着板9、9a…を、隣接する吸着板9、9a…
間が、目地板Bにおけるタイル収容凹部C、Ca…間の
寸法だけ拡開可能となる様にタイル吸着部8の下部に設
けられている。具体的には、タイル吸着部8の四隅部よ
り垂下固設された二対のブラケット10、10、10a 、10a
の下部間に架設された一対のガイドシャフト11、11a
を、各吸着板9、9a…の両端側に固設されたガイドブロ
ック12、12a に挿通することで、タイル吸着部8の下部
に吸着板9、9a…が取り付けられ、該吸着板9、9a…
は、異なる列のタイルT、Ta…の横1列全てを吸着可
能とし、且つ吸着すべきタイルT、Ta…を選択して吸
着することが可能な構造に成っている。又、ベルトコン
ベヤ4の搬送方向の始端側に位置する一対のフレーム1
0、10aの下端部間に固定フレーム13を架設し、該固定フ
レーム13に基端部を水平揺動可能に枢着したシリンダー
14のロッド15を、1列目の吸着板9の外側に並設した移
動フレーム16に固設し、該移動フレーム16を1列目の吸
着板9に連結している。又、吸着板9、9a…に、隣接す
る吸着板9、9a…の一方のスライドに対し他方を連動さ
せて、吸着板9、9a…をベルトコンベヤ4の搬送方向に
順次スライドさせる連動手段17、17a …が設けられてい
る。
【0005】そして、タイルT、Ta…は下記(1)〜
(5)の工程を経て目地板Bに収容され次工程へ移送さ
れる。 (1)タイル配列コンベヤ2、2a…上にタイルT、Ta
…が隙間無く配列されると、タイル配列コンベヤ2、2a
…が停止する。 (2)タイル配列コンベヤ2、2a…上に待機状態のタイ
ル吸着部8を下降させて、吸着板9、9a…がタイルT、
Ta…の上面に当接した後、吸着板9、9a…に所定位置
のタイルT、Ta…だけを吸着させる。 (3)タイル吸着部8を上昇させると共に、タイルT、
Ta…を目地板Bのタイル収容凹部C、Ca…内に収容
すべく吸着板9、9a…間を拡開させ、移動体7によりタ
イル吸着部8を目地板Bの直上に移動させる。 (4)吸着板9、9a…による吸着を解除しタイルT、T
a…を落下させて、所定のタイル収容凹部C、Ca…内
にタイルT、Ta…を収容後、タイル吸着部8をタイル
配列コンベヤ2、2a…側へ移動させると共に、目地板B
を次のタイル吸着搬送装置3、3a…まで移動させる。 (5)(1)〜(4)の工程を繰り返すことで、目地板
Bの全てのタイル収容凹部C、Ca…内に複数種類のタ
イルT、Ta…を収容する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のタ
イル配列・吸着搬送装置1にあっては、タイル配列コン
ベヤ2、2a…上の所定位置のタイルT、Ta…だけを吸
着し持ち上げる必要があるが、同列のタイルT、Ta…
間に隙間が無いために、吸着搬送すべきタイルT、Ta
…間の不要なタイルT、Ta…も一緒に持ち上げてしま
う可能性があり、仮に持ち上げてしまったら、不要なタ
イルT、Ta…が途中で落下してしまい、初期段階で落
下すると、タイル配列コンベヤ2、2a…上のタイルT、
Ta…の上に重なってしまって、次の吸着搬送工程に支
障を来してしまう等解決せねばならない課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、吸着搬送すべきタイルT、Ta…間の不要な
タイルT、Ta…も一緒に持ち上げてしまう課題に鑑
み、タイル吸着部8に、タイルT、Ta…を吸着後に隣
接するタイルT、Ta…間を微小に離間させる手段102
を配設し、タイル配列コンベヤ2、2a…上に待機状態の
タイル吸着部8を下降させて、吸着板9、9a…がタイル
T、Ta…の上面に当接した後、吸着板9、9a…が当接
した全てのタイルT、Ta…を吸着し、次に隣接するタ
イルT、Ta…間に隙間H1を開けた後、不要なタイル
T、Ta…の吸着を解除すると共に、タイル吸着部8を
上昇させることによって、必要なタイルT、Ta…だけ
を持ち上げる様にして、上記課題を解決する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1はタイルの配列・吸着搬送装置
の側面図であり、図2は、図1の要部拡大図であり、図
3は、図2のXーX断面図であり、図4は、タイルの吸
着過程を示す概略図であり、図5は、ストッパーの平面
図であり、図6は、図5の正面図であり、図7は、カバ
ー装置の平面図であり、図8は、図7の正面図であり、
図9は、カバー装置の作動過程を示す側面図であり、図
10は、カバー装置の作動過程を示す概略図である。図
1〜3に示す様に、目地板コンベヤAにおける目地板B
のタイル収容凹部C、Ca…にタイルT、Ta…を移
載、収容するタイル配列・吸着搬送装置1に配設される
吸着補助装置100 にあっては、タイル配列コンベヤ2、
2a…におけるベルトコンベヤ4の下流側に配設した、該
ベルトコンベヤ4の搬送方向に進退自在なストッパー10
1 と、タイル吸着部8に配設された、タイルT、Ta…
を吸着後に該タイルT、Ta…間を微小に離間させる手
段102 とにより構成されている。
【0009】先ず、ストッパー101 にあっては、図5、
6に示す様に、ベルトコンベヤ4のフレーム103 に固定
されたベース板104 上を、ベルトコンベヤ4の搬送方向
にスライド可能なスライドボード105 と、該スライドボ
ード105 の上面における先端側に基端側を固設したスト
ッパー板106 とにより構成され、ストッパー板106 の先
端部に複数個のストッパー本体107 、107a…を垂下形成
すると共に、該ストッパー本体107 、107a…は隣接する
セパレーター5、5a…間に位置させている。又、ベース
板104 の両側部にシリンダー108 、108aを配設すると共
に、該シリンダー108 、108aのロッド109 、109aを、ス
ライドボード105 の基端側の両側部に突設した固定体11
0 、110aに固設して、ロッド109 、109aの進退によりス
トッパー101 (ストッパー本体107 、107a…)を進退自
在と成している。又、スライドボード105 の先端部にス
リット118 、118a…を設けて、該スリット118 、118a…
内にセパレーター5、5a…の端部を配置している。
【0010】次に、図3、4に示す様に、タイルT、T
a…を吸着後に該タイルT、Ta…間を微小に離間させ
る手段102 にあっては、一対の初期スライド装置111 、
111aにより構成され、該初期スライド装置111 、111aの
夫々にあっては、固定フレーム13に固設されたシリンダ
ー112 のロッド(図示せず)に基端部を固設されたシャ
フト114 を、吸着板9、9a…上に固設された当接板115
、115a…の挿通部位116 、116a…に挿通させ、且つ当
接板115 、115a…でシャフト114 が水平に受承されてい
る。又、シャフト114 に所定間隔毎にピン117 、117a…
が突設され、シリンダー112 のロッド(図示せず)の、
ベルトコンベヤ4の搬送方向への突出によりピン117 、
117a…が当接板115 、115a…に順次当接して、吸着板
9、9a…がベルトコンベヤ4の搬送方向へ順次スライド
して行くことで、吸着板9、9a…間に微小な隙間H1が
開く様に成っている。又、初期スライド装置111 、111a
にあっては、偶数列の吸着板9a、9c…の端部側に当接板
115 、115a…が固設されており、ピン117 、117a…の間
隔D、タイル幅W及び隙間H1の関係は、D=2W+H
1としている。尚、図示しないが、1台の初期スライド
装置111 で上記手段102 を構成しても良く、この場合、
全ての吸着板9、9a…に固設した当接板115 、115a…の
挿通部位116 、116a…に、シリンダー112 のロッド(図
示せず)に基端部を固設されたシャフト114 を挿通さ
せ、該シャフト114 におけるピン117 、117a…の間隔
D、タイル幅W及び隙間H1の関係は、D=W+H1と
すれば良い。
【0011】図7〜10に示す様に、ベルトコンベヤ4
の両側方に、該ベルトコンベヤ4の上方のカバー装置12
0 、120aを設け、該カバー装置120 、120aは、ベルトコ
ンベヤ4のフレーム103 側に固設された駆動手段121 、
121aによりカバー板122 、122aを往復移動自在にしたも
ので、ベルトコンベヤ4の上方に位置したカバー板122
、122aが、セパレーター5、5a…の直上に位置させる
様に成っている。各駆動手段121 、121aにあっては、ベ
ルトコンベヤ4におけるタイル吸着位置Pより始端側の
上方に、タイル吸着部8の昇降の邪魔にならない様に架
設されたフレーム123 の端部に水平固設されたレール12
4 にスライド自在に装着された移動体125 に、レール12
4 の上方に水平配設されたシリンダー126 のロッド127
を固設し、該ロッド127 の進退により移動体125 をベル
トコンベヤ4の幅方向に往復移動自在と成している。
又、シリンダー126 の両端部を、フレーム123 に上方突
設した固定板128 、128aに固定することで、シリンダー
126 がレール124 の上方に水平配設されている。各カバ
ー板122 、122aにあっては、カバー板本体130 における
ベルトコンベヤ4の始端側の側端部に、駆動手段121 、
121aにおける移動体125 への固定部131を立ち上げ形成
すると共に、カバー板本体130 におけるベルトコンベヤ
4の終端側の側端部はストッパー101 (ストッパー板10
6 )上に載置されている。尚、カバー板122 、122aの内
端縁部は、上方へ反らす様に曲げられ、外端縁部は、上
方に直角に折曲されている。
【0012】次に本発明に係る吸着補助装置100 の作用
について説明する。 (1)タイル配列コンベヤ2、2a…の上方に待機状態の
タイル吸着部8を下降させて、吸着板9、9a…がタイル
T、Ta…の上面に当接した後、吸着板9、9a…が当接
した全てのタイルT、Ta…を吸着板9、9a…に吸着さ
せた後、タイル吸着部8を少し上昇させる(図4(a)
参照)。 (2)ストッパー101 におけるシリンダー108 、108aの
ロッド109 、109aを縮退させて、ストッパー本体107 、
107a…を後退させ、次に初期スライド装置111 、111aに
おけるシリンダー112 のロッド(図示せず)を伸長させ
シャフト114 を突出させて、ピン117 、117a…を吸着板
9、9a…の当接板115 、115a…に順次当接させて、隣接
するタイルT、Ta…間に隙間H1を開け、次に不要な
タイルT、Ta…の吸着を解除しタイル配列コンベヤ
2、2a…上に落として、タイル吸着部8を上昇させる
(図4(b)参照)。 (3)必要なタイルT、Ta…だけを持ち上げて、タイ
ル吸着部8を目地板Bの上方まで移動させると共に、タ
イルT、Ta…を目地板Bのタイル収容凹部C、Ca…
内に収容すべく吸着板9、9a…間を拡開させる(図4
(c)参照)。尚、(1)の工程時に、タイル吸着部8
を上昇させなくても良いが、(2)の工程における隙間
H1を開ける際に、タイルT、Ta…の裏面とタイル配
列コンベヤ2、2a…間に摩擦抵抗が発生するため、
(1)の通りに行うのが好ましい。
【0013】又、カバー装置120 、120aにあっては、図
9、10に示す様に、先ず所定位置のタイルT、Ta…
の吸着、上昇後、タイル配列コンベヤ2、2a…を作動さ
せる前に、シリンダー126 のロッド127 が伸長して、カ
バー板122 、122aが、停止状態のタイル配列コンベヤ
2、2a…の中央側へ水平移動して、2枚のカバー板12
2、122aをタイル吸着位置P上に位置させ、そしてタイ
ル配列コンベヤ2、2a…を作動させると共に、ストッパ
ー101 を復帰させて、タイル吸着位置P上に残ったタイ
ルT、Ta…間の隙間を無くしつつタイルT、Ta…を
タイル配列コンベヤ2、2a…上に隙間無く配列させる。
配列後、タイル配列コンベヤ2、2a…を停止させ、次に
シリンダー126 のロッド127 の縮退により2枚のカバー
板122 、122aをタイル配列コンベヤ2、2a…の外方側へ
後退させて、タイル配列コンベヤ2、2a…上のタイル
T、Ta…を吸着可能な状態にする。
【0014】
【発明の効果】要するに本発明は、目地板コンベヤAの
側方に配設されたタイル配列コンベヤ2、2a…の終端側
と、目地板コンベヤAにおける目地板Bの上方間を往復
移動自在な移動体7の下方にタイル吸着部8を昇降自在
に配設し、該タイル吸着部8の下部に、複数枚のタイル
T、Ta…を吸着可能で、而も吸着すべきタイルT、T
a…を選択して吸着可能な構造とした複数枚の吸着板
9、9a…を配設すると共に、隣接する吸着板9、9a…間
が、目地板Bにおけるタイル収容凹部C、Ca…間の寸
法だけ拡開可能としたことによって、タイル配列コンベ
ヤ2、2a…上の所定位置のタイルT、Ta…を、目地板
コンベヤAにおける目地板Bのタイル収容凹部C、Ca
…内に自動的に収容可能にすることが出来る。又、タイ
ル吸着部8に、タイルT、Ta…を吸着後に隣接するタ
イルT、Ta…間を微小に離間させる手段102 を配設し
たので、隣接するタイルT、Ta…間に隙間が出来るた
め、吸着すべきタイルT、Ta…間の不要なタイルT、
Ta…を一緒に持ち上げることが無く、吸着すべきタイ
ルT、Ta…だけを確実に吸着、搬送することが出来、
而も吸着後のタイル配列コンベヤ2、2a…上のタイル
T、Ta…は、所々に隙間のある状態で、タイル配列コ
ンベヤ2、2a…を稼働させれば自動的にタイルT、Ta
…が隙間無く配列されるため、従来の様なタイルが重な
ることによる吸着不良を防止することが出来る。
【0015】又、タイルT、Ta…間を微小に離間させ
る手段102 を、タイル吸着部8側に固設された、下流側
に突出するシリンダー112 と、該シリンダー112 に基端
部を固設したシャフト114 と、吸着板9、9a…上に固設
して、挿通部位116 、116a…にシャフト114 を挿通させ
た当接板115 、115a…とにより構成し、シャフト114に
所定間隔毎に突設されたピン117 、117a…を当接板115
、115a…に当接させる様にしたので、シリンダー112
によるロッド(図示せず)の突出によりピン117、117a
…が対応する当接板115 、115a…に順次当接して吸着板
9、9a…をスライドさせることが出来るため、単純な構
造で効果的に吸着板9、9a…間を拡幅させることが出来
る。又、タイル配列コンベヤ2、2a…上に隙間無く配列
されているタイルT、Ta…の少なくとも一側面を隣接
するタイルT、Ta…から離間させれば、不要なタイル
T、Ta…を一緒に持ち上げることが無いことから、吸
着板9、9a…の一枚おきに当接板115 、115a…を固設し
て吸着板9、9a…を2枚毎にスライドさせる様にしたの
で、全ての吸着板9、9a…をスライド制御する必要がな
く、かかる操作を簡易に行うことが出来る。
【0016】又、タイル配列コンベヤ2、2a…における
ベルトコンベヤ4の下流側に、該ベルトコンベヤ4の搬
送方向に進退自在なストッパー101 を配設したので、最
先頭のタイルT、Ta…をストッパー101 に当接、停止
させることで、タイル配列コンベヤ2、2a…上にタイル
T、Ta…を隙間無く配列させることが出来る。加え
て、吸着板9、9a…で所定位置のタイルT、Ta…を吸
着後、該タイルT、Ta…をタイル配列コンベヤ2、2a
…上に接地状態のまま吸着板9、9a…間を拡幅させる
と、ストッパー101 が邪魔になるため、そのままでは、
タイルT、Ta…を持ち上げた後に吸着板9、9a…間を
拡幅させて、不要なタイルT、Ta…を落下させねばな
らないが、ストッパー101 は進退自在自在であるため、
ストッパー101 を予め後退させておくか、同時に後退さ
せることで、吸着板9、9a…間を拡幅させることが出
来、よって不要なタイルT、Ta…もタイル配列コンベ
ヤ2、2a…上に接地状態のままで、吸着、搬送後のタイ
ルT、Ta…の配列作業を滞り無く行うことが出来る等
その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイル配列・吸着搬送装置の側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のXーX断面図である。
【図4】タイルの吸着過程を示す概略図である。
【図5】ストッパーの平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】カバー装置の平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】カバー装置の作動過程を示す側面図である。
【図10】カバー装置の作動過程を示す概略図である。
【符号の説明】
2、2a… タイル配列コンベヤ 7 移動体 8 タイル吸着部 9、9a… 吸着板 101 ストッパー 102 微小に離間させる手段 112 シリンダー 114 シャフト 115 、115a… 当接板 116 、116a… 挿通部位 117 、117a… ピン A 目地板コンベヤ B 目地板 C、Ca… タイル収容凹部 H1 隙間 T、Ta… タイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目地板コンベヤAの側方に配設されたタ
    イル配列コンベヤ2、2a…の終端側と、目地板コンベヤ
    Aにおける目地板Bの上方間を往復移動自在な移動体7
    の下方にタイル吸着部8を昇降自在に配設し、該タイル
    吸着部8の下部に、複数枚のタイルT、Ta…を吸着可
    能で、而も吸着すべきタイルT、Ta…を選択して吸着
    可能な構造とした複数枚の吸着板9、9a…を配設すると
    共に、隣接する吸着板9、9a…間が、目地板Bにおける
    タイル収容凹部C、Ca…間の寸法だけ拡開可能とし
    た、目地板コンベヤAにおける目地板Bのタイル収容凹
    部C、Ca…にタイルT、Ta…を移載、収容するタイ
    ル配列・吸着搬送装置1において、 上記タイル吸着部8に、タイルT、Ta…を吸着後に隣
    接するタイルT、Ta…間を微小に離間させる手段102
    を配設したことを特徴とするタイルユニット製造ライン
    のタイル配列・吸着搬送装置における吸着補助装置。
  2. 【請求項2】 タイルT、Ta…間を微小に離間させる
    手段102 を、タイル吸着部8側に固設された、下流側に
    突出するシリンダー112 と、該シリンダー112 に基端部
    を固設したシャフト114 と、吸着板9、9a…上に固設し
    て、挿通部位116 、116a…にシャフト114 を挿通させた
    当接板115 、115a…とにより構成し、シャフト114 に所
    定間隔毎に突設されたピン117 、117a…を当接板115 、
    115a…に当接させる様にしたことを特徴とする請求項1
    記載のタイルユニット製造ラインのタイル配列・吸着搬
    送装置における吸着補助装置。
  3. 【請求項3】 吸着板9、9a…の一枚おきに当接板115
    、115a…を固設して吸着板9、9a…を2枚毎にスライ
    ドさせる様にしたことを特徴とする請求項2記載のタイ
    ルユニット製造ラインのタイル配列・吸着搬送装置にお
    ける吸着補助装置。
  4. 【請求項4】 タイル配列コンベヤ2、2a…におけるベ
    ルトコンベヤ4の下流側に、該ベルトコンベヤ4の搬送
    方向に進退自在なストッパー101 を配設したことを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のタイルユニット製造ラ
    インのタイル配列・吸着搬送装置における吸着補助装
    置。
  5. 【請求項5】 タイル配列コンベヤ2、2a…上に待機状
    態のタイル吸着部8を下降させて、吸着板9、9a…がタ
    イルT、Ta…の上面に当接した後、吸着板9、9a…が
    当接した全てのタイルT、Ta…を吸着し、次に隣接す
    るタイルT、Ta…間に隙間H1を開けた後、不要なタ
    イルT、Ta…の吸着を解除すると共に、タイル吸着部
    8を上昇させて、必要なタイルT、Ta…だけを持ち上
    げる様にしたことを特徴とするタイルの吸着搬送方法。
  6. 【請求項6】 全てのタイルT、Ta…の吸着した後に
    タイル吸着部8を少し上昇させると共に、不要なタイル
    T、Ta…の吸着を解除して、タイル配列コンベヤ2、
    2a…上に落下させて、タイル吸着部8を上昇させる様に
    したことを特徴とする請求項5記載のタイルの吸着搬送
    方法。
  7. 【請求項7】 隣接するタイルT、Ta…間に隙間H1
    を開ける際に、吸着板9、9a…ををタイル配列コンベヤ
    2、2a…の搬送方向にスライドさせると共に、タイル配
    列コンベヤ2、2a…の下流側のストッパー101 を後退さ
    せる様にしたことを特徴とする請求項5又は6記載のタ
    イルの吸着搬送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101844354A (zh) * 2010-04-22 2010-09-29 彭智勇 一种用于移送墙地砖的抓取装置

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CN101844354A (zh) * 2010-04-22 2010-09-29 彭智勇 一种用于移送墙地砖的抓取装置

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