JP2001287074A - 真空下での溶接方法 - Google Patents
真空下での溶接方法Info
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- JP2001287074A JP2001287074A JP2000096023A JP2000096023A JP2001287074A JP 2001287074 A JP2001287074 A JP 2001287074A JP 2000096023 A JP2000096023 A JP 2000096023A JP 2000096023 A JP2000096023 A JP 2000096023A JP 2001287074 A JP2001287074 A JP 2001287074A
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- pot
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 真空断熱体の真空封止を、低コストで、しか
も耐久性やリークに対する信頼性が高い状態で行えるよ
うにするとともに、真空封止の前段階の真空排気を迅速
に行えるようにする。 【解決手段】 二重壁の内部空間22を真空排気したう
えで排気口24を封止することで、真空断熱体を構成す
る。真空排気手段30に連通したポット26で排気口2
4の周囲を覆う。ポット26の壁部の少なくとも一部分
31を、透光性を有する材料にて形成する。真空排気手
段30により二重壁の内部空間22を真空排気した後に
ポット26内において排気口24を封止部材34で覆
い、ポット26外から壁部の透光性を有する部分31を
通過させてポット26内に光線35を導入し、この光線
35を封止部材34により排気口24を覆った部分に照
射させて、溶接により排気口24を封じ切る。
も耐久性やリークに対する信頼性が高い状態で行えるよ
うにするとともに、真空封止の前段階の真空排気を迅速
に行えるようにする。 【解決手段】 二重壁の内部空間22を真空排気したう
えで排気口24を封止することで、真空断熱体を構成す
る。真空排気手段30に連通したポット26で排気口2
4の周囲を覆う。ポット26の壁部の少なくとも一部分
31を、透光性を有する材料にて形成する。真空排気手
段30により二重壁の内部空間22を真空排気した後に
ポット26内において排気口24を封止部材34で覆
い、ポット26外から壁部の透光性を有する部分31を
通過させてポット26内に光線35を導入し、この光線
35を封止部材34により排気口24を覆った部分に照
射させて、溶接により排気口24を封じ切る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空下での溶接方法
に関し、特に、二重壁の内部を真空排気したうえで排気
口を封止することで真空断熱体を構成するための、真空
断熱体の真空封止方法として適用することができる、真
空下での溶接方法に関する。
に関し、特に、二重壁の内部を真空排気したうえで排気
口を封止することで真空断熱体を構成するための、真空
断熱体の真空封止方法として適用することができる、真
空下での溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】真空断熱体を製造するときの真空封止方
法として、たとえば、図6に示すように、二重壁によっ
て形成された内部空間1に連通する排気口2を用いてこ
の内部空間1を真空排気したうえで、この排気口2にね
じ込まれるねじ体3の先端の環状刃部4と排気口2の段
部5に形成された環状刃部6との間でパッキン7を締め
付けるようにしたものが知られている。パッキン7とし
ては、銅やアルミニウムや銀などの軟質金属が好適に用
いられる。またゴムなどのエラストマも用いることがで
きる。
法として、たとえば、図6に示すように、二重壁によっ
て形成された内部空間1に連通する排気口2を用いてこ
の内部空間1を真空排気したうえで、この排気口2にね
じ込まれるねじ体3の先端の環状刃部4と排気口2の段
部5に形成された環状刃部6との間でパッキン7を締め
付けるようにしたものが知られている。パッキン7とし
ては、銅やアルミニウムや銀などの軟質金属が好適に用
いられる。またゴムなどのエラストマも用いることがで
きる。
【0003】あるいは、図7に示すように、真空チャン
バー内において排気口2を蓋板8で覆って、この蓋板8
の周縁を封止処理部9によって封止したものが知られて
いる。この封止処理部9を形成するための封止処理とし
ては、ろう付けや電子ビーム溶接などを行うことができ
る。
バー内において排気口2を蓋板8で覆って、この蓋板8
の周縁を封止処理部9によって封止したものが知られて
いる。この封止処理部9を形成するための封止処理とし
ては、ろう付けや電子ビーム溶接などを行うことができ
る。
【0004】またあるいは、図8に示すように、排気口
2を蓋部材10で塞ぐとともに、この蓋部材10と排気
口2の周縁との間にOリングなどのパッキン11を介装
したものが知られている。すなわち、たとえば真空チャ
ンバー内で蓋部材10によって排気口2を覆い、その状
態で真空断熱体の外面を大気に晒すと、蓋部材10にお
いて排気口2に対応した面積に大気圧が作用して、この
蓋部材10を押圧し、それによりパッキン11が圧縮さ
れて真空封止が行われる。
2を蓋部材10で塞ぐとともに、この蓋部材10と排気
口2の周縁との間にOリングなどのパッキン11を介装
したものが知られている。すなわち、たとえば真空チャ
ンバー内で蓋部材10によって排気口2を覆い、その状
態で真空断熱体の外面を大気に晒すと、蓋部材10にお
いて排気口2に対応した面積に大気圧が作用して、この
蓋部材10を押圧し、それによりパッキン11が圧縮さ
れて真空封止が行われる。
【0005】さらにあるいは、図9に示すように、排気
口2に接続された真空排気路12にバルブ13を介装し
て、真空排気の終了後にこのバルブ13を閉じるように
したものが知られている。このバルブ13と、真空排気
路12における排気口2からバルブ13までの部分と
は、真空断熱体と一体化され、その一体化された状態で
製品が完成する。
口2に接続された真空排気路12にバルブ13を介装し
て、真空排気の終了後にこのバルブ13を閉じるように
したものが知られている。このバルブ13と、真空排気
路12における排気口2からバルブ13までの部分と
は、真空断熱体と一体化され、その一体化された状態で
製品が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示すよ
うにねじ体3を用いて環状刃部4、6どうしの間にパッ
キンを挟み込む構成のものは、ねじの加工や刃部4、6
の加工が必要となって、真空封止部の構成が複雑にな
り、またそれによってコスト高を招く。また、ねじ体3
の締め込みが必要であるため、封じ切りのための作業が
煩雑になる。しかも、製品としての真空断熱体を温度の
昇降が大きな状況下で繰り返し使用した場合には、その
温度履歴によるねじ部と金属製のパッキン7との熱膨張
率の差によって、真空破壊が生じる可能性がある。
うにねじ体3を用いて環状刃部4、6どうしの間にパッ
キンを挟み込む構成のものは、ねじの加工や刃部4、6
の加工が必要となって、真空封止部の構成が複雑にな
り、またそれによってコスト高を招く。また、ねじ体3
の締め込みが必要であるため、封じ切りのための作業が
煩雑になる。しかも、製品としての真空断熱体を温度の
昇降が大きな状況下で繰り返し使用した場合には、その
温度履歴によるねじ部と金属製のパッキン7との熱膨張
率の差によって、真空破壊が生じる可能性がある。
【0007】図7に示すものでは、ろう付けや電子ビー
ム溶接などを行うための装置を真空チャンバー内に設置
する必要があり、そのため設備が大掛かりになる。図8
に示すように大気圧によってパッキン11を押し付ける
ものでは、耐久性に乏しく、また機械的な衝撃によって
真空が破壊されるという懸念がある。
ム溶接などを行うための装置を真空チャンバー内に設置
する必要があり、そのため設備が大掛かりになる。図8
に示すように大気圧によってパッキン11を押し付ける
ものでは、耐久性に乏しく、また機械的な衝撃によって
真空が破壊されるという懸念がある。
【0008】図9に示すようにバルブ13を利用するも
のは、部品コストが高いうえに耐久性に乏しい。また、
図6、図8のようにゴムなどの樹脂を利用するもので
は、一般的に高温および極低温には適用できず、また樹
脂が経年劣化を起こすために、長期の封止には不向きで
ある。
のは、部品コストが高いうえに耐久性に乏しい。また、
図6、図8のようにゴムなどの樹脂を利用するもので
は、一般的に高温および極低温には適用できず、また樹
脂が経年劣化を起こすために、長期の封止には不向きで
ある。
【0009】また、図6のねじ方式のものや図8のゴム
パッキン方式のものでは、その構成上封止口すなわち排
気口2の径を大きくすることが困難であり、このため真
空排気に時間がかかることになる。
パッキン方式のものでは、その構成上封止口すなわち排
気口2の径を大きくすることが困難であり、このため真
空排気に時間がかかることになる。
【0010】そこで本発明は、このような問題点を解決
して、真空断熱体の真空封止を、低コストで、しかも耐
久性やリークに対する信頼性が高い状態で行えるように
することを目的とするとともに、真空封止の前段階の真
空排気を迅速に行えるようにすることを目的とする。
して、真空断熱体の真空封止を、低コストで、しかも耐
久性やリークに対する信頼性が高い状態で行えるように
することを目的とするとともに、真空封止の前段階の真
空排気を迅速に行えるようにすることを目的とする。
【0011】また本発明は、広くは、真空雰囲気におけ
る溶接を容易に行えるようにすることを目的とする。
る溶接を容易に行えるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、非真空雰囲気からの光線を、真空雰囲気を形
成するための透光性を有する壁部を通過させてこの真空
雰囲気の内部に導入し、この真空雰囲気の内部で工作物
に照射させて、この工作物を溶接するものである。
本発明は、非真空雰囲気からの光線を、真空雰囲気を形
成するための透光性を有する壁部を通過させてこの真空
雰囲気の内部に導入し、この真空雰囲気の内部で工作物
に照射させて、この工作物を溶接するものである。
【0013】このようにすると、非真空雰囲気からの光
線を透光性を有する壁部を通過させて真空雰囲気の内部
に導入することで、この真空雰囲気の内部の工作物を溶
接するため、真空雰囲気に光源などの装置すなわち溶接
のための大掛かりな装置を設置する必要がなく、このた
め真空雰囲気における溶接を容易に行うことができる。
線を透光性を有する壁部を通過させて真空雰囲気の内部
に導入することで、この真空雰囲気の内部の工作物を溶
接するため、真空雰囲気に光源などの装置すなわち溶接
のための大掛かりな装置を設置する必要がなく、このた
め真空雰囲気における溶接を容易に行うことができる。
【0014】また本発明は、二重壁の内部を真空排気し
たうえで排気口を封止することで真空断熱体を構成する
に際し、真空排気手段に連通したポットで排気口の周囲
を覆い、このポットの壁部の少なくとも一部分を透光性
を有する材料にて形成し、真空排気手段により二重壁の
内部を真空排気した後にポット内において排気口を封止
部材で覆い、ポット外から壁部の透光性を有する部分を
通過させてポット内に光線を導入し、この光線を封止部
材により排気口を覆った部分に照射させて、溶接により
排気口を封じ切るものである。
たうえで排気口を封止することで真空断熱体を構成する
に際し、真空排気手段に連通したポットで排気口の周囲
を覆い、このポットの壁部の少なくとも一部分を透光性
を有する材料にて形成し、真空排気手段により二重壁の
内部を真空排気した後にポット内において排気口を封止
部材で覆い、ポット外から壁部の透光性を有する部分を
通過させてポット内に光線を導入し、この光線を封止部
材により排気口を覆った部分に照射させて、溶接により
排気口を封じ切るものである。
【0015】このようにすると、真空雰囲気に光源など
の装置すなわち溶接のための大掛かりな装置を設置する
必要がなく、このため真空雰囲気における溶接を容易に
低コストで行うことができ、またねじ部などを用いた複
雑な封止機構も不要になるため、その点でもコストダウ
ンを図ることができる。しかも、溶接による封じ切りで
あるため、耐久性やリークに対する信頼性を高くするこ
とができる。また、ねじ部やパッキンなどを用いる必要
がなく、したがって封止口すなわち排気口を比較的大き
く形成でき、このため真空排気時間の短縮を図ることが
できる。
の装置すなわち溶接のための大掛かりな装置を設置する
必要がなく、このため真空雰囲気における溶接を容易に
低コストで行うことができ、またねじ部などを用いた複
雑な封止機構も不要になるため、その点でもコストダウ
ンを図ることができる。しかも、溶接による封じ切りで
あるため、耐久性やリークに対する信頼性を高くするこ
とができる。また、ねじ部やパッキンなどを用いる必要
がなく、したがって封止口すなわち排気口を比較的大き
く形成でき、このため真空排気時間の短縮を図ることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、21は真空断熱体
を構成する薄肉の金属製の壁体であり、この壁体21と
図外の他の壁体との二重壁によって、真空排気を行うべ
き内部空間22が形成されている。壁体21の一部分に
は口金23が設けられており、この口金23によって、
内部空間22とその外部とを連通させる排気口24が貫
通状態で形成されている。口金23の表面における排気
口24の周縁には、段部25が形成されている。
を構成する薄肉の金属製の壁体であり、この壁体21と
図外の他の壁体との二重壁によって、真空排気を行うべ
き内部空間22が形成されている。壁体21の一部分に
は口金23が設けられており、この口金23によって、
内部空間22とその外部とを連通させる排気口24が貫
通状態で形成されている。口金23の表面における排気
口24の周縁には、段部25が形成されている。
【0017】26は真空排気用ポットで、底部が開口さ
れて開口縁27を有し、この開口縁27が、口金23に
おける排気口24の周囲の部分に配置されることで、排
気口24を覆うことができるように構成されている。開
口縁27と口金23との間には、パッキン28が挟み込
まれている。この真空排気用ポット26は、排気路29
によって真空ポンプ30に連通されている。真空排気用
ポット26の天板31は、石英ガラスなどの、透光性を
有する材料にて形成されている。天板31の中央には、
作用ロッド32が貫通している。この作用ロッド32
は、金属材料などによって形成され、天板31に設けら
れたシール部材33の内部を、天板31を貫通する方向
に気密状態で摺動できるように構成されている。
れて開口縁27を有し、この開口縁27が、口金23に
おける排気口24の周囲の部分に配置されることで、排
気口24を覆うことができるように構成されている。開
口縁27と口金23との間には、パッキン28が挟み込
まれている。この真空排気用ポット26は、排気路29
によって真空ポンプ30に連通されている。真空排気用
ポット26の天板31は、石英ガラスなどの、透光性を
有する材料にて形成されている。天板31の中央には、
作用ロッド32が貫通している。この作用ロッド32
は、金属材料などによって形成され、天板31に設けら
れたシール部材33の内部を、天板31を貫通する方向
に気密状態で摺動できるように構成されている。
【0018】ポット26の内部において、作用ロッド3
2の先端には、金属製の封止板34が取り付けられてい
る。この封止板34は、図1に示すように作用ロッド3
2が排気口24に近づく方向に摺動したときに、その周
縁部が、排気口24の周縁の段部25にはまり込むよう
に構成されている。作用ロッド32への封止板34の取
り付けは、適宜の手段によって行うことができる。たと
えば、ねじなどの機械的手段のみならず、接着剤や、両
面粘着テープのような簡易な手段などによって取り付け
ることができる。
2の先端には、金属製の封止板34が取り付けられてい
る。この封止板34は、図1に示すように作用ロッド3
2が排気口24に近づく方向に摺動したときに、その周
縁部が、排気口24の周縁の段部25にはまり込むよう
に構成されている。作用ロッド32への封止板34の取
り付けは、適宜の手段によって行うことができる。たと
えば、ねじなどの機械的手段のみならず、接着剤や、両
面粘着テープのような簡易な手段などによって取り付け
ることができる。
【0019】このような構成において、内部空間を真空
排気するときには、図2に示すように、パッキン28を
介して真空排気用ポット26を口金23に載せることに
より、このポット26によって排気口24を覆う。この
とき、図示のように作用ロッド32を引き上げて、封止
板34を排気口24から遠ざけておく。
排気するときには、図2に示すように、パッキン28を
介して真空排気用ポット26を口金23に載せることに
より、このポット26によって排気口24を覆う。この
とき、図示のように作用ロッド32を引き上げて、封止
板34を排気口24から遠ざけておく。
【0020】この状態で真空ポンプ30を運転すると、
ポット26の内部が真空排気され、これにより大気圧の
作用でポット26が口金23に押圧され、その開口縁2
7と口金23との間でパッキン28を圧縮して、所要の
シール状態が達成される。続けて真空ポンプ30を運転
すると、内部空間22が真空排気される。このとき、上
述のように封止板34が排気口24から遠ざけられてい
るため、この封止板34が真空排気の妨げとなることが
確実に防止される。
ポット26の内部が真空排気され、これにより大気圧の
作用でポット26が口金23に押圧され、その開口縁2
7と口金23との間でパッキン28を圧縮して、所要の
シール状態が達成される。続けて真空ポンプ30を運転
すると、内部空間22が真空排気される。このとき、上
述のように封止板34が排気口24から遠ざけられてい
るため、この封止板34が真空排気の妨げとなることが
確実に防止される。
【0021】内部空間22が所要の真空度となったな
ら、図1に示すように作用ロッド32を押し下げて、封
止板34で排気口24を塞ぐとともに、この封止板34
の周縁部を段部25にはめ込む。そして、この状態で、
ポット26の外部から透光性を有する天板31を通して
ポット26の内部にレーザー光線35を導入し、このレ
ーザー光線35を、段部25にはめ込まれた封止板34
の周縁部に照射して、この封止板34の周縁部と口金2
3の段部25とを互いに溶接する。このように封止板3
4を段部25にはめ込んだ状態で溶接するため、できあ
がった製品は封止板34の部分でも他の部分と面一にな
るという利点がある。
ら、図1に示すように作用ロッド32を押し下げて、封
止板34で排気口24を塞ぐとともに、この封止板34
の周縁部を段部25にはめ込む。そして、この状態で、
ポット26の外部から透光性を有する天板31を通して
ポット26の内部にレーザー光線35を導入し、このレ
ーザー光線35を、段部25にはめ込まれた封止板34
の周縁部に照射して、この封止板34の周縁部と口金2
3の段部25とを互いに溶接する。このように封止板3
4を段部25にはめ込んだ状態で溶接するため、できあ
がった製品は封止板34の部分でも他の部分と面一にな
るという利点がある。
【0022】このとき、たとえば作用ロッド32により
封止板34を段部25に押し付けて、熱歪による浮き上
がりの発生を防止し、その状態でまず周方向に沿った4
〜8点程度の仮付け溶接を行う。その後、ポット26内
を真空状態としたまま、封止板34の全周にわたってレ
ーザー光線35による溶接を行う。たとえば、口径が4
0mm、厚さが1mmのステンレス製の封止板34を、
レーザー光線35によって適宜の厚さの口金23に溶接
するために要する時間は、溶接のみなら15秒程度、セ
ンシングや片づけを含んでも2分程度である。溶接が完
了したなら、ポット26の内部に大気を導入して、この
ポット26を口金23から取り外す。
封止板34を段部25に押し付けて、熱歪による浮き上
がりの発生を防止し、その状態でまず周方向に沿った4
〜8点程度の仮付け溶接を行う。その後、ポット26内
を真空状態としたまま、封止板34の全周にわたってレ
ーザー光線35による溶接を行う。たとえば、口径が4
0mm、厚さが1mmのステンレス製の封止板34を、
レーザー光線35によって適宜の厚さの口金23に溶接
するために要する時間は、溶接のみなら15秒程度、セ
ンシングや片づけを含んでも2分程度である。溶接が完
了したなら、ポット26の内部に大気を導入して、この
ポット26を口金23から取り外す。
【0023】このようにすると、溶接のための熱源とな
るレーザー光線35を大気中からポット26の天板31
を通してこのポット26の内部に導入し、それれによっ
て封止板34を口金23に溶接するため、ねじ部や環状
刃部などの複雑な封止機構が必要ないという利点があ
る。また、大気中に設けられた光源からのレーザー光線
35を透光性を有する天板31を通してポット26の内
部に導入すればよいため、真空部すなわちポット26の
内部にレーザー光源を配置するなどの大掛かりな構成は
必要なく、この点からもコストの低減を図ることができ
る。
るレーザー光線35を大気中からポット26の天板31
を通してこのポット26の内部に導入し、それれによっ
て封止板34を口金23に溶接するため、ねじ部や環状
刃部などの複雑な封止機構が必要ないという利点があ
る。また、大気中に設けられた光源からのレーザー光線
35を透光性を有する天板31を通してポット26の内
部に導入すればよいため、真空部すなわちポット26の
内部にレーザー光源を配置するなどの大掛かりな構成は
必要なく、この点からもコストの低減を図ることができ
る。
【0024】また、溶接による封じ切りの構成であるた
め、できあがった真空断熱体における真空封止部は、耐
久性やリークに対する信頼性が非常に高いという利点が
ある。しかも、ねじ込み式のものなどに比べて排気口2
4の口径を大きくすることができ、したがって真空排気
のための時間を大幅に低減することができる。
め、できあがった真空断熱体における真空封止部は、耐
久性やリークに対する信頼性が非常に高いという利点が
ある。しかも、ねじ込み式のものなどに比べて排気口2
4の口径を大きくすることができ、したがって真空排気
のための時間を大幅に低減することができる。
【0025】溶接のための熱源としては、上述のように
レーザー光線35を用いるのが好適であり、具体的には
炭酸ガスレーザーやYAGレーザーや半導体レーザーな
どを用いることができる。また、一般の光ビーム加熱装
置として用いられているキセノンランプからの光線など
も、封止板34の溶接のために利用することができる。
なお、ここでいう光線とは、可視光のみならず、それ以
外の波長範囲のたとえば赤外線などをも含む概念であ
る。透光性を有する天板31は、例えば上述の石英ガラ
スを好適に用いることができるほかに、亜鉛化セレンな
どを用いることもでき、そのほかにも光源の種類に応じ
た適宜のものを選択することができる。
レーザー光線35を用いるのが好適であり、具体的には
炭酸ガスレーザーやYAGレーザーや半導体レーザーな
どを用いることができる。また、一般の光ビーム加熱装
置として用いられているキセノンランプからの光線など
も、封止板34の溶接のために利用することができる。
なお、ここでいう光線とは、可視光のみならず、それ以
外の波長範囲のたとえば赤外線などをも含む概念であ
る。透光性を有する天板31は、例えば上述の石英ガラ
スを好適に用いることができるほかに、亜鉛化セレンな
どを用いることもでき、そのほかにも光源の種類に応じ
た適宜のものを選択することができる。
【0026】溶接に際しては、図3に示すように封止板
34の外周縁と段部25の内周縁との境界部分にレーザ
ー光線35を照射して、この境界部分の材料を溶融させ
る方法や、図4に示すように封止板34の周縁の表面に
レーザー光線35を照射して、この封止板34の周縁
と、この周縁が重なっている段部25の部分とをともに
溶融させる、いわゆるレーザーシーム溶接法などを、好
適に使用することができる。このうち、図3に示す方法
であると、レーザー光線35を照射すべき部分を精度良
く検出しながら溶接を行うのが原則であり、またこのた
め封止板34などにある程度の部品精度が要求される。
これに対し、図4に示すレーザーシーム溶接法である
と、溶接部の検出はラフでよく、また同様に部品精度も
低くても差し支えないという利点がある。
34の外周縁と段部25の内周縁との境界部分にレーザ
ー光線35を照射して、この境界部分の材料を溶融させ
る方法や、図4に示すように封止板34の周縁の表面に
レーザー光線35を照射して、この封止板34の周縁
と、この周縁が重なっている段部25の部分とをともに
溶融させる、いわゆるレーザーシーム溶接法などを、好
適に使用することができる。このうち、図3に示す方法
であると、レーザー光線35を照射すべき部分を精度良
く検出しながら溶接を行うのが原則であり、またこのた
め封止板34などにある程度の部品精度が要求される。
これに対し、図4に示すレーザーシーム溶接法である
と、溶接部の検出はラフでよく、また同様に部品精度も
低くても差し支えないという利点がある。
【0027】なお、上記においては、壁体21における
排気口24の部分を真空排気用ポット26で覆うものに
ついて説明したが、真空断熱体を構成するための二重壁
体の全体を真空チャンバーの中に収容して真空排気を行
い、その後にこのチャンバーに設けられた透光性を有す
る窓などの部材を通して、このチャンバーの内部にレー
ザー光線などを導入し、それによって真空封止のための
溶接を行うようにしてもよい。
排気口24の部分を真空排気用ポット26で覆うものに
ついて説明したが、真空断熱体を構成するための二重壁
体の全体を真空チャンバーの中に収容して真空排気を行
い、その後にこのチャンバーに設けられた透光性を有す
る窓などの部材を通して、このチャンバーの内部にレー
ザー光線などを導入し、それによって真空封止のための
溶接を行うようにしてもよい。
【0028】さらに本発明は、広くは、非真空雰囲気す
なわち真空雰囲気の外部からの光線を、真空雰囲気を形
成するための透光性を有する壁部を通過させてこの真空
雰囲気の内部に導入し、この真空雰囲気の内部で工作物
に照射させて、この工作物を溶接することを特徴とする
ものである。具体的には、図5に示すように、透光性を
有するたとえば強化ガラス性のチャンバー41の内部に
工作物42を設置し、チャンバー41の内部を真空排気
したうえで、チャンバー41の外部から工作物42に向
けてレーザー光線43を照射すれば、それによって工作
物42を溶接することができる。
なわち真空雰囲気の外部からの光線を、真空雰囲気を形
成するための透光性を有する壁部を通過させてこの真空
雰囲気の内部に導入し、この真空雰囲気の内部で工作物
に照射させて、この工作物を溶接することを特徴とする
ものである。具体的には、図5に示すように、透光性を
有するたとえば強化ガラス性のチャンバー41の内部に
工作物42を設置し、チャンバー41の内部を真空排気
したうえで、チャンバー41の外部から工作物42に向
けてレーザー光線43を照射すれば、それによって工作
物42を溶接することができる。
【0029】このようにすると、非真空雰囲気すなわち
大気中からのレーザー光線43を透光性を有するチャン
バー41の壁部を通過させて真空雰囲気の内部すなわち
チャンバー41の内部に導入することで、このチャンバ
ー41の内部の工作物42を溶接するため、チャンバー
41の内部に溶接のための大掛かりな設備を設置する必
要がなく、このため真空雰囲気における工作物42の溶
接を容易に行うことができる。
大気中からのレーザー光線43を透光性を有するチャン
バー41の壁部を通過させて真空雰囲気の内部すなわち
チャンバー41の内部に導入することで、このチャンバ
ー41の内部の工作物42を溶接するため、チャンバー
41の内部に溶接のための大掛かりな設備を設置する必
要がなく、このため真空雰囲気における工作物42の溶
接を容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によると、非真空雰
囲気からの光線を、真空雰囲気を形成するための透光性
を有する壁部を通過させてこの真空雰囲気の内部に導入
し、この真空雰囲気の内部で工作物に照射させて、この
工作物を溶接するため、真空雰囲気に光源などの装置す
なわち溶接のための大掛かりな装置を設置する必要がな
く、したがって真空雰囲気における溶接を容易に行うこ
とができる。
囲気からの光線を、真空雰囲気を形成するための透光性
を有する壁部を通過させてこの真空雰囲気の内部に導入
し、この真空雰囲気の内部で工作物に照射させて、この
工作物を溶接するため、真空雰囲気に光源などの装置す
なわち溶接のための大掛かりな装置を設置する必要がな
く、したがって真空雰囲気における溶接を容易に行うこ
とができる。
【0031】また本発明によると、二重壁の内部を真空
排気したうえで排気口を封止することで真空断熱体を構
成するに際し、真空排気手段に連通したポットで排気口
の周囲を覆い、このポットの壁部の少なくとも一部分を
透光性を有する材料にて形成し、真空排気手段により二
重壁の内部を真空排気した後にポット内において排気口
を封止部材で覆い、ポット外から壁部の透光性を有する
部分を通過させてポット内に光線を導入し、この光線を
封止部材により排気口を覆った部分に照射させて、溶接
により排気口を封じ切るため、真空雰囲気に光源などの
装置すなわち溶接のための大掛かりな装置を設置する必
要がなく、このため真空雰囲気における溶接を容易に低
コストで行うことができ、またねじ部などを用いた複雑
な封止機構も不要になるため、その点でもコストダウン
を図ることができ、しかも溶接による封じ切りであるた
め、耐久性やリークに対する信頼性を高くすることがで
き、また、ねじ部やパッキンなどを用いる必要がなく、
したがって封止口すなわち排気口を比較的大きく形成で
き、このため真空排気時間の短縮を図ることができる。
排気したうえで排気口を封止することで真空断熱体を構
成するに際し、真空排気手段に連通したポットで排気口
の周囲を覆い、このポットの壁部の少なくとも一部分を
透光性を有する材料にて形成し、真空排気手段により二
重壁の内部を真空排気した後にポット内において排気口
を封止部材で覆い、ポット外から壁部の透光性を有する
部分を通過させてポット内に光線を導入し、この光線を
封止部材により排気口を覆った部分に照射させて、溶接
により排気口を封じ切るため、真空雰囲気に光源などの
装置すなわち溶接のための大掛かりな装置を設置する必
要がなく、このため真空雰囲気における溶接を容易に低
コストで行うことができ、またねじ部などを用いた複雑
な封止機構も不要になるため、その点でもコストダウン
を図ることができ、しかも溶接による封じ切りであるた
め、耐久性やリークに対する信頼性を高くすることがで
き、また、ねじ部やパッキンなどを用いる必要がなく、
したがって封止口すなわち排気口を比較的大きく形成で
き、このため真空排気時間の短縮を図ることができる。
【図1】本発明の真空下での溶接方法の実施の形態とし
ての真空断熱体の真空封止方法を説明するための断面図
である。
ての真空断熱体の真空封止方法を説明するための断面図
である。
【図2】図1に示す部分における真空排気時の状態を示
す図である。
す図である。
【図3】図1における具体的な溶接方法の一例を示す図
である。
である。
【図4】図1における具体的な溶接方法の他の例を示す
図である。
図である。
【図5】本発明の実施の形態の真空下での溶接方法を説
明するための斜視図である。
明するための斜視図である。
【図6】従来例を説明するための断面図である。
【図7】他の従来例を説明するための断面図である。
【図8】さらに他の従来例を説明するための断面図であ
る。
る。
【図9】さらに他の従来例を説明するための断面図であ
る。
る。
22 内部空間 23 口金 24 排気口 25 段部 26 真空排気用のポット 31 天板 32 作用ロッド 34 封止板 35 レーザー光線
Claims (2)
- 【請求項1】 非真空雰囲気からの光線を、真空雰囲気
を形成するための透光性を有する壁部を通過させてこの
真空雰囲気の内部に導入し、この真空雰囲気の内部で工
作物に照射させて、この工作物を溶接することを特徴と
する真空下での溶接方法。 - 【請求項2】 二重壁の内部を真空排気したうえで排気
口を封止することで真空断熱体を構成するに際し、真空
排気手段に連通したポットで排気口の周囲を覆い、この
ポットの壁部の少なくとも一部分を透光性を有する材料
にて形成し、真空排気手段により二重壁の内部を真空排
気した後にポット内において排気口を封止部材で覆い、
ポット外から壁部の透光性を有する部分を通過させてポ
ット内に光線を導入し、この光線を封止部材により排気
口を覆った部分に照射させて、溶接により排気口を封じ
切ることを特徴とする真空断熱体の真空封止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096023A JP2001287074A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 真空下での溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000096023A JP2001287074A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 真空下での溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001287074A true JP2001287074A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18610841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000096023A Pending JP2001287074A (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 真空下での溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001287074A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000096023A patent/JP2001287074A/ja active Pending
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JP7250407B2 (ja) | 2018-12-05 | 2023-04-03 | 林 美子 | レーザー溶接用ワーク押さえ冶具およびその作製方法 |
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