JP2001286888A - 水処理装置およびこれを備えた水処理システム - Google Patents
水処理装置およびこれを備えた水処理システムInfo
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Abstract
一槽で行うことができ、同時に膜分離も行うことのでき
る水処理装置およびこれを備えた水処理システムを提供
する。 【解決手段】 原水を固液分離するととともに、原水中
の汚染物を生物学的に処理する水処理装置であり、分離
槽11と、分離槽11内に備えられた分離膜モジュール
と、分離膜モジュールの下方の分離槽11内に備えら
れ、上方に向けて気体を発生する散気手段とを有し、散
気手段の下方の分離槽11内には、さらに炭素繊維ユニ
ット13が備えられている水処理装置を使用する。炭素
繊維ユニット13を分離槽11下部の嫌気雰囲気中に設
けることによって、嫌気性細菌を炭素繊維表面に吸着
し、効率的に嫌気処理を行うことができる。好気処理は
分離槽11の上部で行う。
Description
または河川水等の水を処理する水処理装置およびこれを
備えた水処理システムに関する。
る汚染物質には、BODで表される有機性物質や、アン
モニア性窒素に代表される窒素含有物質がある。従来、
このような汚染物を含む汚水の処理法としては、微生物
を使用した生物学的処理が行われている。汚水を生物学
的に処理する方法としては、まず、原水中の砂等の固形
分をスクリーンで除去する。ついで、酸化細菌の作用に
よる原水中の有機性物質の酸化分解と、硝化細菌の作用
による原水中のアンモニア性窒素の酸化とを行う好気処
理を行う。アンモニア性窒素はここで亜硝酸性窒素また
は硝酸性窒素にまで酸化される。ついで、必要に応じて
メタノール等の水素供与体の存在下、脱窒素細菌の作用
によって、亜硝酸性窒素および硝酸性窒素を分子状窒素
にまで還元する嫌気処理を行う。さらに、最近では、好
気処理を行う槽内に、吸引型の中空糸膜モジュール等の
分離膜モジュールを浸漬させて、生物学的処理とともに
膜分離による固液分離を同時に行う方法も実施されてい
る。
うな生物学的処理法においては好気処理と嫌気処理を行
うため、処理槽を2槽設け、それぞれを好気的雰囲気と
嫌気的雰囲気に維持する必要がある。よって、装置構成
が複雑となり、建設コストがかかるうえに、2槽分の設
置スペースが必要であった。
で、好気処理と嫌気処理を一槽で行うことができ、同時
に膜分離も行うことのできる水処理装置およびこれを備
えた水処理システムを提供することを課題とする。
原水を固液分離するととともに、原水中の汚染物を生物
学的に処理する水処理装置であり、分離槽と、分離槽内
に備えられた分離膜モジュールと、分離膜モジュールの
下方の分離槽内に備えられ、上方に向けて酸素含有気体
を発生する散気手段とを有し、散気手段の下方の分離槽
内には、さらに炭素繊維ユニットが備えられていること
を特徴とする。上記炭素繊維ユニットは、複数本の炭素
繊維フィラメントからなるストランドを複数本束ねて一
端を紐等で括って固定した束状物、組み紐を変形させた
組織等の各種の炭素繊維からなる編織物が使用できるが
実用上の取り扱いを考慮するとシート状物から構成され
ることが好ましい。上記炭素繊維シート状物は、炭素繊
維からなる横糸が互いに略平行にシート状に配列され、
これら横糸の配列間隔が1列以上の縦糸によって保持さ
れたシート状物であり、前記縦糸がラッセル編みを形成
していて、編み目には横糸が通されて固定されているこ
とが好ましい。また、本発明の水処理システムは、上記
の水処理装置を備えていることを特徴とする。
図1は、本発明の水処理システムを説明する流れ図であ
る。この水処理システムにおいては、まず、生活排水、
工業廃水または河川水等からの原水を原水池に貯水し、
この原水池から原水を取水して水処理装置に導入する。
この際、原水中に含まれている砂やゴミなどの大きな固
形物を除去するために、原水池の前や水処理装置の前に
は、スクリーンを設けることが好ましい。ついで、水処
理装置において、原水中の有機性物質や窒素含有物質等
の汚染物を生物学的に処理しながら、原水を汚泥等の汚
濁物と濾過水に固液分離する。得られた濾過水は処理水
槽を経て放流ポンプ槽に供給され、放流される。一方、
汚濁物は、余剰汚泥とともに汚泥貯留槽に貯留された
後、適宜処理される。なお、水処理装置内には、汚濁物
の沈殿凝集を促進させるために凝集剤を添加してもよ
い。
置は、図2に示すように、分離槽11と、分離槽11内
に備えられた中空糸膜モジュール12と、分離槽11内
の、中空糸膜モジュール12の下方の位置に備えられ、
上方に向けて酸素含有気体を発生する散気管16と、分
離槽11内の、散気管16の下方の位置に備えられた炭
素繊維ユニット13から概略構成されてる。また、分離
槽11には、次亜塩素酸ナトリウム水溶液などの入った
薬液タンク19が備えられていて、この水溶液をポンプ
あるいは落差を利用して分離膜の2次側から1次側(原
水側)に送液して中空糸膜の膜面に付着した有機物を分
解し除去する、いわゆる逆洗ができるようにする場合も
ある。分離槽11は、その底部11aを図示のように傾
斜した錐体状にして、原水中の汚泥が底部11aに沈降
しやすいようにする場合もある。分離槽11内に配置さ
れた中空糸膜モジュール12は、略平行にシート状に配
列された複数本の中空糸膜12aと、これら中空糸膜1
2aの両端部を支持する管状支持体12bから構成され
ている。中空糸膜12aは、その両端部が開口状態を維
持したまま管状支持体12bの側面と接合されていて、
この管状支持体12bには吸引ポンプ14が接続されて
いる。そして、この吸引ポンプ14を作動させて分離槽
11内の原水を中空糸膜12aを通して吸引濾過するこ
とによって、処理水槽に濾過水が溜まるようになってい
る。
下方に配置されていて、ポンプ18から圧縮空気等の酸
素含有気体を送ることによって、散気管16の側面の上
部に形成されている散気孔から上方に向けてこの気体を
発生できるようになっている。このような散気管16か
らの酸素含有気体によって、分離槽11内の散気管16
よりも上方の原水に酸素を供給できるとともに、中空糸
膜12aの膜面をエアースクラビング処理できるように
なっている。
られた炭素繊維ユニット13は、図3に示すように、複
数本の炭素繊維がシート状に配列された炭素繊維シート
状物20が積層され、支持体31に固定された形態の炭
素繊維積層体からなり、炭素繊維の有する有機物吸着能
によって原水中の活性汚泥をその表面に吸着できるよう
になっている。支持体31は、平行に配された2枚の平
板31aとこれらの間に設けられた4本の支柱31bか
らなり、各炭素繊維シート状物20の両端部が平板31
aに固定治具33で固定されている。なお、平板31a
は桟で形成された簀の子状であってもよい。また、炭素
繊維シート状物20は水流等で揺動できるように、炭素
繊維に張力がかかっておらず、撓みを有している状態で
固定されていることが好ましい。
には、まず、原水を分離槽11に導入し、散気管16に
接続しているポンプ18を作動させて、散気孔から上方
に向けて酸素含有気体を発生させる。すると、分離槽1
1内において、散気管16よりも上方の原水には酸素が
供給されるため、分離槽11内の上部は酸素濃度が高く
なり、好気的な雰囲気が形成される。一方、散気管16
よりも下方に存在する原水中には酸素が直接供給されな
い。そのため、分離槽11内の下部は酸素濃度が低くな
り、嫌気的な雰囲気が形成される。その結果、汚泥中に
存在する細菌のうち、原水中の有機性物質を酸化分解す
る酸化細菌や、原水中のアンモニア性窒素を酸化する硝
化細菌等の好気性細菌は、分離槽11の上部に多く存在
するようになる。一方、硝化細菌の作用で得られた亜硝
酸性窒素または硝酸性窒素を、分子状窒素にまで還元す
る脱窒素細菌等の嫌気性細菌は、炭素繊維ユニット13
が設けられている分離槽11の下部に多く存在するよう
になる。そして、炭素繊維は、その表面に有機物を吸着
する能力、すなわち有機物吸着能を有するため、炭素繊
維の表面には嫌気性細菌を多く含む汚泥が吸着するよう
になる。このような状態において、中空糸膜モジュール
12に接続している吸引ポンプ14を作動させると、分
離槽11内で好気性細菌と嫌気性細菌によって生物学的
処理された原水が中空糸膜12aで濾過され濾過水とな
り、処理水槽に送られる。一方、原水中の活性汚泥等の
固形分は分離槽11内にとどまる。
膜モジュール12よりも下方に、上方に向けて酸素含有
気体を発生する散気管16が設けられている。したがっ
て、この散気管16から、酸素含有気体を発生させるこ
とによって、分離槽11の上部を酸素濃度が高い好気雰
囲気に維持し、好気性細菌による好気処理を行うことが
できる。一方、有機物吸着能を有する炭素繊維ユニット
13は散気管16よりも下方に設けられているため、そ
の周囲を酸素濃度が低い嫌気的雰囲気に維持し、炭素繊
維の表面に吸着した嫌気性細菌による嫌気処理を行うこ
とができる。したがって、1槽の分離槽11の上部と下
部で、それぞれ好気処理と嫌気処理を行うことができ、
そして、中空糸膜モジュール12に接続している吸引ポ
ンプ14を作動させることにより、中空糸膜モジュール
12による固液分離も同時に行うことができる。
横断面積中に占める分離膜モジュールの横断面積の割合
を50%以下とし、同時に散気管16も分離膜モジュー
ルの直下に配置して、分離槽11の内壁と中空糸膜モジ
ュール12との間に十分な間隔を確保すると、散気管1
6からの酸素含有気体の発生量を小さくしても、分離槽
11の内壁と中空糸膜モジュール12との間に、酸素を
高濃度で含有し、かつ、高濃度の活性汚泥懸濁液をスム
ーズに循環させることができる。
る中空糸膜12aとしては、セルロース系、ポリオレフ
ィン系、ポリビニルアルコール系、PMMA系、ポリス
ルフォン系等の各種材料からなるものが使用でき、外径
が50〜1000μm、阻止孔径または分画が0.01
〜1.0μm、空孔率が50〜80%、膜厚が20〜3
00μmであることが好ましい。また、ここで、中空糸
膜の孔径を0.2μm以下とすると、原水中の病原性微
生物をほぼ完全に膜面で捕らえ、分離することができ
る。中空糸膜モジュール12の形態には特に制限はな
く、図2および図3に示した形態の他、中空糸膜12a
を束にしてケーシング内やハウジングに固定した形態の
もの等を使用できる。また、分離槽11内に複数の中空
糸膜モジュール12を配置して、膜面積を大きくし、濾
過効率を向上させてもよい。また、この例では分離膜モ
ジュールとして中空糸膜12aを使用した中空糸膜モジ
ュール12を使用しているが、分離膜の種類は中空糸膜
12aタイプに限らず、平膜タイプ、管状タイプ、袋状
タイプ等の任意の分離膜を使用できる。分離膜の表面に
親水化処理が施され、有機物の吸着を抑制できるものを
使用してもよい。
維シート状物20からなる炭素繊維積層体であるが、こ
こで炭素繊維シート状物20に使用される炭素繊維は、
PAN系、ピッチ系等の炭素繊維であり、直径1〜20
μmのフィラメントが1000〜320000本集合し
たストランド、撚糸等であり、これらの炭素繊維がシー
ト状に配列されたものである。炭素繊維シート状物20
の具体例としては、図4に示すように、炭素繊維が互い
に略平行にシート状に配列された横糸21と、これら横
糸21の配列間隔を保持するための縦糸22から構成さ
れていて、縦糸22が、図5に示すようにラッセル編み
を形成している形態が挙げられる。この例においては、
縦糸22が形成しているラッセル編みの編み目内には横
糸21が1列ずつ通されていて、横糸21は移動しない
ように編み目によって固定されている。そして、縦糸2
2が形成する連続した編み目によって、横糸21同士は
ほぼ一定の間隔を保持して配列されている。この例では
横糸21には、多数の炭素繊維フィラメント21aから
なるストランドが使用されている。
は、縦糸22は横糸21に対して略90°に、かつ、各
縦糸22同士は適宜間隔を有して設けられている。すな
わち、縦糸22は横糸21の両端部に2列ずつ、横糸2
1の中央部に4列、両端部の近傍に10列ずつ設けられ
ていて、さらにこれらの10列の縦糸22と中央部の縦
糸22との間に4列ずつ設けられている。この炭素繊維
シート状物20において、横糸21は、縦糸22が配さ
れている部分は縦糸22のラッセル編みによって固定さ
れているが、それ以外の部分には縦糸22が設けられて
いないため、外からの力によって容易に揺動できるよう
になっている。また、この例では、1本の炭素繊維スト
ランドが所定の長さL1 ずつn回折り返されて、(n+
1)列の横糸21を形成している。また、ここで使用さ
れている縦糸22としては、通常の織物や編物に使用さ
れる糸を使用でき、特に制限はないが、水中で使用した
場合でも酸化や加水分解等の化学反応を起こしにくく劣
化しにくいものであることが好ましい。このようなもの
としては、例えば、炭素繊維からなる糸や、ポリエステ
ル、ポリエチレン等の樹脂糸等が挙げられる。
素繊維からなる横糸21が互いに略平行にシート状に配
列され、これら横糸21の配列間隔が縦糸22によって
保持されているため、炭素繊維フィラメント21a同士
がばらばらになったり、絡み合ったりすることがないう
えに、炭素繊維の表面積を高く維持している。したがっ
て、分離槽11内で使用する場合にも交換時等の取り扱
いが容易で、かつ、炭素繊維と水との接触効率も高く維
持でき、嫌気性細菌を含む汚泥を効率的に吸着できる。
また、炭素繊維が規則的に配列した形態であって、か
つ、水中等で揺動することができるため、単位体積あた
りの炭素繊維密度を高くできるうえに、より効率的に炭
素繊維と水とを接触させ嫌気性細菌を吸着することがで
きる。そして、この炭素繊維シート状物は横糸21に対
して縦糸22がラッセル編みを形成している単純な構造
であるため、通常のラッセル機を用いて容易に製造する
ことができる。さらにこの場合、使用する炭素繊維のフ
ィラメント径、1本のストランドや撚糸を形成するフィ
ラメント数、1列の横糸の長さL1 、横糸の列数(n+
1)等を任意に変化させることによって、炭素繊維の全
表面積を任意に調節でき、原水の処理量、汚濁の度合い
に応じた所望の有機物吸着能力を有する炭素繊維シート
状物20を簡単に得ることができる。
他の形態として、図6に示すように、縦糸22が横糸2
1の一方の端部に1列のみ配されている形態、図7に示
すように、横糸21の両端部に1本列ずつ配されている
形態、図8に示すように、横糸21の一方の端部に1列
とその近傍に数列配されている形態等が挙げられる。こ
のように、縦糸22の列数や縦糸22の位置を変化させ
ることによって、横糸21の水中での揺動状態を適宜設
定することができ、取り扱い易さ等とのバランスを考慮
して所望の形態の炭素繊維シート状物20を得ることが
できる。
の端部のみが縦糸22で固定されていると、それ以外の
部分は外部からの水流等の力によって大きく揺動できる
ため、水中で使用する場合、高い接触効率で水と接触す
ることができ、嫌気性細菌の吸着効率を高めることがで
きる。また、図7に示すような形態では、横糸21の両
端部が固定されているため、図6に示した形態例よりも
横糸21の揺動幅は小さくなるが、炭素繊維フィラメン
ト21a同士はより絡まりにくく扱い易いものとなる。
図8に示す例では、横糸21の一方の端部だけでなく、
その近傍も固定されているため、横糸21の揺動が大き
く炭素繊維と水との接触効率が高いうえ、より取り扱い
やすい形態になっている。
1は1本のストランドが複数回折り返されて、複数の横
糸21の列を形成しているが、必ずしも横糸21の各列
が糸の折り返しによって連続的に形成されている必要は
なく、一列の横糸21がそれぞれ1本のストランドから
なっていてもよい。しかしながら、糸の折り返しによっ
て横糸21の各列が連続的に形成される方が、炭素繊維
シート状物20の製造時に横糸21を取り扱いやすい。
炭素繊維ユニット13として、このような炭素繊維シー
ト状物20が、支持体31に複数枚固定された、図3の
ような形態の炭素繊維積層体を使用すると、炭素繊維の
密度を高くでき、しかも、炭素繊維フィラメント同士を
絡まりにくく取り扱い易い状態に維持できるため好まし
い。また、炭素繊維シート状物20の枚数やこれらを支
持体31に固定する間隔等を適宜設定することによっ
て、分離槽11の大きさや形状、汚泥の量に応じた所望
の有機物吸着能力を有する炭素繊維ユニット13を得る
ことができる。しかしながら、炭素繊維ユニット13の
形態は、例示したような炭素繊維積層体に限定されず、
例えば、炭素繊維シート状物20を、簀巻きして図3で
示したものと同じ支持体31に固定した図9に示す形態
や、多数の炭素繊維を束ねて支持体に固定した形態等で
もよい。
散気手段としては、図2に示す例では側面に散気孔を有
する散気管16を使用しているが、上方に向けて気体を
発生できる形態であれば特に制限はなく、多孔質板を利
用した散気板等を使用してもよい。さらに、分離槽11
内に、図10に示すように遮蔽板40を設けてもよい。
遮蔽板40を設けることによって、分離槽11中の酸素
濃度分布をより容易に制御でき、好気雰囲気と嫌気雰囲
気をそれぞれ形成させやすくすることができる。
1と、分離槽11内に備えられた分離膜モジュールと、
分離膜モジュールの下方の分離槽11内に備えられ、上
方に向けて気体を発生する散気手段とを有し、散気手段
の下方の分離槽11内には、さらに炭素繊維ユニット1
3が備えられているので、分離槽11の上部を好気的雰
囲気とし、分離槽11の下部を嫌気的雰囲気とすること
ができる。よって、嫌気性細菌を含む汚泥は炭素繊維ユ
ニット13に吸着して、炭素繊維上にとどまって嫌気処
理を行うため、1つの分離槽11で、好気性細菌による
有機物の酸化分解およびアンモニア性窒素の酸化と、嫌
気性細菌による亜硝酸性窒素および硝酸性窒素の還元を
安定に効率的に行うことができる。
数本の炭素繊維がシート状に配列された炭素繊維シート
状物20から構成されるものを使用することによって、
炭素繊維フィラメント21a同士がばらばらになった
り、絡み合ったりすることを防ぎ、かつ、炭素繊維の表
面積を高く維持できる。よって、交換等の取り扱いが容
易であるうえに、炭素繊維と水との接触効率も高く維持
でき原水中の嫌気性細菌を効率的に吸着できる。さら
に、炭素繊維シート状物20として、炭素繊維からなる
横糸21が互いに略平行にシート状に配列され、これら
横糸21の配列間隔が1列以上の縦糸22によって保持
されたシート状物であり、さらに、この縦糸22がラッ
セル編みを形成していて、編み目には横糸21が通され
て固定されているものを使用すると、この炭素繊維シー
ト状物は、炭素繊維が規則的に配列した形態であって、
かつ、水中で揺動することができるため、単位体積あた
りの炭素繊維密度を高くできコンパクトであり、より効
率的に嫌気性細菌を吸着することができる。したがっ
て、このような水処理装置を備えた浄水システムによれ
ば、装置構成が簡単で建設コストが低く、省スペース化
が図れるとともに、効率的に水処理を行うことができ
る。
によれば、1槽で好気性細菌と嫌気性細菌による生物学
的処理と、分離膜による固液分離を行うことができる。
したがって、この水処理装置を用いた本発明の水処理シ
ステムによれば、簡単な装置で非常に効率的に水処理を
行うことができる。
る。
る。
ある。
平面図である。
である。
である。
である。
ある。
す概略構成図である。
維シート状物、21…横糸、22…縦糸
Claims (4)
- 【請求項1】 原水を固液分離するととともに、原水中
の汚染物を生物学的に処理する水処理装置であり、 分離槽と、分離槽内に備えられた分離膜モジュールと、
分離膜モジュールの下方の分離槽内に備えられ、上方に
向けて酸素含有気体を発生する散気手段とを有し、 散気手段の下方の分離槽内には、さらに炭素繊維ユニッ
トが備えられていることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項2】 炭素繊維ユニットは、複数本の炭素繊維
がシート状に配列された炭素繊維シート状物から構成さ
れることを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。 - 【請求項3】 炭素繊維シート状物は、炭素繊維からな
る横糸が互いに略平行にシート状に配列され、これら横
糸の配列間隔が1列以上の縦糸によって保持されたシー
ト状物であり、 前記縦糸がラッセル編みを形成していて、編み目には横
糸が通されて固定されていることを特徴とする請求項2
に記載の水処理装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の水
処理装置を備えていることを特徴とする水処理システ
ム。
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---|---|---|---|
JP2000108479A JP4497646B2 (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | 水処理装置およびこれを備えた水処理システム |
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