JP2001286589A - ゴルフティー - Google Patents
ゴルフティーInfo
- Publication number
- JP2001286589A JP2001286589A JP2000105303A JP2000105303A JP2001286589A JP 2001286589 A JP2001286589 A JP 2001286589A JP 2000105303 A JP2000105303 A JP 2000105303A JP 2000105303 A JP2000105303 A JP 2000105303A JP 2001286589 A JP2001286589 A JP 2001286589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting member
- golf tee
- golf
- pedestal
- cavity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフティーにおいて、インパクトの抵抗が
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
にボールの方向性を良好する。さらに、ゴルフティーの
紛失及び破損を少なくする。 【解決手段】 ゴルフボールが乗せられる台座部１１と
地中に差し込まれ台座部を支持する差し込み部１２とを
連結部材１３でフレキシブルに連結する。例えば、台座
部には差し込み部と同一方向に延びる空洞部１１ａが形
成されており、連結部材は空洞部方向に延び空洞部に対
して進退自在となっている。そして、空洞部には連結部
材を係止する係止部１１ｄが配設されている。連結部材
は、例えば、空洞部方向に延びる強化軟質ゴムパイプ体
であり、台座部は強化軟質ゴム製である。また、差し込
み部は強化硬質プラスチック製である。なお、連結部材
にはその延在方向に延びる溝を形成するようにしてもよ
い。また、台座部にはゴルフボールの球面と同様の曲面
を有する凹部が形成されている。
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
にボールの方向性を良好する。さらに、ゴルフティーの
紛失及び破損を少なくする。 【解決手段】 ゴルフボールが乗せられる台座部１１と
地中に差し込まれ台座部を支持する差し込み部１２とを
連結部材１３でフレキシブルに連結する。例えば、台座
部には差し込み部と同一方向に延びる空洞部１１ａが形
成されており、連結部材は空洞部方向に延び空洞部に対
して進退自在となっている。そして、空洞部には連結部
材を係止する係止部１１ｄが配設されている。連結部材
は、例えば、空洞部方向に延びる強化軟質ゴムパイプ体
であり、台座部は強化軟質ゴム製である。また、差し込
み部は強化硬質プラスチック製である。なお、連結部材
にはその延在方向に延びる溝を形成するようにしてもよ
い。また、台座部にはゴルフボールの球面と同様の曲面
を有する凹部が形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフに用いられ
るティー（ｔｅｅ：球座）に関し、特に、ゴルフティー
の構造に関する。
るティー（ｔｅｅ：球座）に関し、特に、ゴルフティー
の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ゴルフプレーを行う際には、ま
ず、ティーショットを行うが、この際、ゴルフボールを
ゴルフティーに乗せて、ティーショットを行っている。
従来のゴルフティーは、ゴルフボールを載置する載置台
部（台座部）と、この載置台部に連続して、下方に延び
る差し込み部を備えており、ティーショットを行う際に
は、載置台部にゴルフボールを乗せつつ、差し込み部を
地面に差し込んで、ゴルフボールが所望の高さとなるよ
うにした後、例えば、ドライバーを用いてゴルフボール
の下側を強打する。つまり、ドライバーによって、載置
台部とゴルフボールとの境目付近を強打することにな
る。このようにして、ティーショットを行うと、必然的
にゴルフティーもドライバー等で強打されることにな
る。
ず、ティーショットを行うが、この際、ゴルフボールを
ゴルフティーに乗せて、ティーショットを行っている。
従来のゴルフティーは、ゴルフボールを載置する載置台
部（台座部）と、この載置台部に連続して、下方に延び
る差し込み部を備えており、ティーショットを行う際に
は、載置台部にゴルフボールを乗せつつ、差し込み部を
地面に差し込んで、ゴルフボールが所望の高さとなるよ
うにした後、例えば、ドライバーを用いてゴルフボール
の下側を強打する。つまり、ドライバーによって、載置
台部とゴルフボールとの境目付近を強打することにな
る。このようにして、ティーショットを行うと、必然的
にゴルフティーもドライバー等で強打されることにな
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ドライ
バー等で強打されると、ゴルフティーが地面から抜けて
飛んでいってしまうことが多い。つまり、ゴルフティー
が紛失してしまうことが多い。
バー等で強打されると、ゴルフティーが地面から抜けて
飛んでいってしまうことが多い。つまり、ゴルフティー
が紛失してしまうことが多い。
【０００４】さらに、従来のゴルフティーは、その材質
が木又はプラスチック製のものが多く、ティーショット
の際には、ドライバー等によって、ゴルフティーが強打
されると、ゴルフティーが破損してしまうことも多い。
が木又はプラスチック製のものが多く、ティーショット
の際には、ドライバー等によって、ゴルフティーが強打
されると、ゴルフティーが破損してしまうことも多い。
【０００５】加えて、従来のゴルフティーは、木又はプ
ラスチック等によって一体的に形成されている関係上、
柔軟性に乏しく、ティーショットの際、インパクトの抵
抗が大きく飛距離が伸びず、さらには、ゴルフボールの
方向性が良好でないという問題点もある。
ラスチック等によって一体的に形成されている関係上、
柔軟性に乏しく、ティーショットの際、インパクトの抵
抗が大きく飛距離が伸びず、さらには、ゴルフボールの
方向性が良好でないという問題点もある。
【０００６】本発明の目的は、紛失及び破損することの
少ないゴルフティーを提供することにある。
少ないゴルフティーを提供することにある。
【０００７】本発明の他の目的は、インパクトの抵抗を
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
に方向性を良好にできるゴルフティーを提供することに
ある。
少なくして、容易に飛距離を伸ばすことができるととも
に方向性を良好にできるゴルフティーを提供することに
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ゴルフ
を行う際に用いられるゴルフティーであって、ゴルフボ
ールが乗せられる台座部と、地中に差し込まれ前記台座
部を支持する差し込み部と、前記台座部と前記差し込み
部とをフレキシブルに連結する連結部材とを有すること
を特徴とするゴルフティーが得られる。
を行う際に用いられるゴルフティーであって、ゴルフボ
ールが乗せられる台座部と、地中に差し込まれ前記台座
部を支持する差し込み部と、前記台座部と前記差し込み
部とをフレキシブルに連結する連結部材とを有すること
を特徴とするゴルフティーが得られる。
【０００９】そして、前記台座部には前記ゴルフボール
の球面と同様の曲面を有する凹部が形成されており、前
記連結部材は、例えば、可撓性部材である。
の球面と同様の曲面を有する凹部が形成されており、前
記連結部材は、例えば、可撓性部材である。
【００１０】具体的には、前記台座部には前記差し込み
部と同一方向に延びる空洞部が形成されており、前記連
結部材は前記空洞部方向に延び前記空洞部に対して進退
自在となっており、前記空洞部には前記連結部材を係止
する係止部が配設されている。例えば、前記連結部材は
前記空洞部方向に延びる強化軟質ゴムパイプ体であり、
前記差し込み部は強化硬質プラスチック製であり、前記
差し込み部は強化硬質プラスチック製である。また、該
差し込み部の側壁部には、ティーが地中にしっかり固定
され、遠方へ飛ばないように複数個の突起部が設けられ
ている。そして、前記連結部材にはその延在方向に延び
る溝を形成するようにしてもよい。
部と同一方向に延びる空洞部が形成されており、前記連
結部材は前記空洞部方向に延び前記空洞部に対して進退
自在となっており、前記空洞部には前記連結部材を係止
する係止部が配設されている。例えば、前記連結部材は
前記空洞部方向に延びる強化軟質ゴムパイプ体であり、
前記差し込み部は強化硬質プラスチック製であり、前記
差し込み部は強化硬質プラスチック製である。また、該
差し込み部の側壁部には、ティーが地中にしっかり固定
され、遠方へ飛ばないように複数個の突起部が設けられ
ている。そして、前記連結部材にはその延在方向に延び
る溝を形成するようにしてもよい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明について実施の形態に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１２】図１を参照して、図示のゴルフティーは、
台座部１１及び差し込み部１２を備えており、台座部１
１は、差し込み部１２に後述するようにしてフレキシブ
ルに連結されている。
台座部１１及び差し込み部１２を備えており、台座部１
１は、差し込み部１２に後述するようにしてフレキシブ
ルに連結されている。
【００１３】台座部１１は、例えば、強化軟質ゴム製で
あり、その中央部が若干くびれた形状をしており、あた
かも、二個の円錐台を突き合わせた形状となっている。
台座部１１の頂上（頂部）は凹面に成形されており、こ
の凹面形状は、例えば、ゴルフボールの球面と同一の曲
面である（図１（ａ）参照）。図１（ｂ）に示すよう
に、台座部１１の内部には図中上下方向に延びる空洞部
１１ａが形成されており、空洞部１１ａには後述する連
結部材１３が挿入される。
あり、その中央部が若干くびれた形状をしており、あた
かも、二個の円錐台を突き合わせた形状となっている。
台座部１１の頂上（頂部）は凹面に成形されており、こ
の凹面形状は、例えば、ゴルフボールの球面と同一の曲
面である（図１（ａ）参照）。図１（ｂ）に示すよう
に、台座部１１の内部には図中上下方向に延びる空洞部
１１ａが形成されており、空洞部１１ａには後述する連
結部材１３が挿入される。
【００１４】差し込み部１２は、例えば、強化プラスチ
ック製であり、その先端が尖った楔形状をしている。つ
まり、差し込み部１２は、尖塔状の先端部１２ａとこの
先端部１２ａに連続する円柱部１２ｂとを有しており、
円柱部１２ｂの上端には円柱部１２ｂの直径よりもその
径が大きいリング状のフランジ部１２ｃが円柱部１２ｂ
と一体的に形成されている。さらに、フランジ部１２ｃ
上には取り付け台部１２ｄが一体的に配設されている。
そして、この取り付け台部１２ｄには連結部材１３が一
体的に取り付けられる。また、差し込み部における他の
実施例として、尖塔状である地中への差し込み部の側面
壁部には複数個、望ましくは２〜６個の突起部１４を設
けることもできる。この突起部は、しっかりと地中に固
定することもさることながら、ティーショットの際、該
ティーが遠方へ飛び、該ティーが紛失しないように構成
されている（図３参照）。
ック製であり、その先端が尖った楔形状をしている。つ
まり、差し込み部１２は、尖塔状の先端部１２ａとこの
先端部１２ａに連続する円柱部１２ｂとを有しており、
円柱部１２ｂの上端には円柱部１２ｂの直径よりもその
径が大きいリング状のフランジ部１２ｃが円柱部１２ｂ
と一体的に形成されている。さらに、フランジ部１２ｃ
上には取り付け台部１２ｄが一体的に配設されている。
そして、この取り付け台部１２ｄには連結部材１３が一
体的に取り付けられる。また、差し込み部における他の
実施例として、尖塔状である地中への差し込み部の側面
壁部には複数個、望ましくは２〜６個の突起部１４を設
けることもできる。この突起部は、しっかりと地中に固
定することもさることながら、ティーショットの際、該
ティーが遠方へ飛び、該ティーが紛失しないように構成
されている（図３参照）。
【００１５】再び、台座部１１に注目して、空洞部１１
ａは第１の空洞１１ｂ及び第１の空洞１１ｂに連続する
第２の空洞１１ｃを有しており、図中、第１の空洞１１
ｂは第２の空洞１１ｃの上側に位置づけられている。第
１及び第２の空洞１１ｂ及び１１ｃは、例えば、円柱形
状又は円盤形状であり、第１の空洞１１ｂの直径は第２
の空洞１１ｃの直径よりも小さい。そして、第１の空洞
１１ｂと第２の空洞１１ｃとの境界には径方向内側に係
止部１１ｄが形成されている。
ａは第１の空洞１１ｂ及び第１の空洞１１ｂに連続する
第２の空洞１１ｃを有しており、図中、第１の空洞１１
ｂは第２の空洞１１ｃの上側に位置づけられている。第
１及び第２の空洞１１ｂ及び１１ｃは、例えば、円柱形
状又は円盤形状であり、第１の空洞１１ｂの直径は第２
の空洞１１ｃの直径よりも小さい。そして、第１の空洞
１１ｂと第２の空洞１１ｃとの境界には径方向内側に係
止部１１ｄが形成されている。
【００１６】連結部材１３は、取り付け台部１２ｄ上に
一体的に固着されている。連結部材１３は、円柱状の挿
入体であり、この連結部材１３は、例えば、強化軟質ゴ
ム製のパイプ体１３ａを有しており、このパイプ体１３
ａの下端及び上端にはそれぞれ封止体１３ｂ及び１３ｃ
で封止されている。これら封止体１３ｂ及び１３ｃは、
例えば、強化軟質ゴム製の円盤形状であり、封止体１３
ｂの径はパイプ体１３ａの径よりも僅かに大きい。な
お、パイプ体１３ａの側面に、所定の間隔をおいて、上
下方向に延びる複数の溝１３ｄを形成するようにしても
よい。図示の例では、９０度の間隔をおいて、合計４本
の溝１３ｄが形成される。
一体的に固着されている。連結部材１３は、円柱状の挿
入体であり、この連結部材１３は、例えば、強化軟質ゴ
ム製のパイプ体１３ａを有しており、このパイプ体１３
ａの下端及び上端にはそれぞれ封止体１３ｂ及び１３ｃ
で封止されている。これら封止体１３ｂ及び１３ｃは、
例えば、強化軟質ゴム製の円盤形状であり、封止体１３
ｂの径はパイプ体１３ａの径よりも僅かに大きい。な
お、パイプ体１３ａの側面に、所定の間隔をおいて、上
下方向に延びる複数の溝１３ｄを形成するようにしても
よい。図示の例では、９０度の間隔をおいて、合計４本
の溝１３ｄが形成される。
【００１７】連結部材１３を第１の空洞１１ｂ内に挿入
する際には、前述のようにして、予め差し込み部１２と
連結部材とを一体的に取り付けた後、樹脂成形機等を用
いて、台座部１１を強化プラスチックで樹脂成形する。
この樹脂成形の際、パイプ体１３ａ及び封止体１３ｂが
第１の空洞１１ｂ内に収納されることになる。
する際には、前述のようにして、予め差し込み部１２と
連結部材とを一体的に取り付けた後、樹脂成形機等を用
いて、台座部１１を強化プラスチックで樹脂成形する。
この樹脂成形の際、パイプ体１３ａ及び封止体１３ｂが
第１の空洞１１ｂ内に収納されることになる。
【００１８】図２（ａ）及び（ｂ）も参照して、パイプ
体１３ａ及び封止体１３ｂが第１の空洞１１ｂに完全に
挿入された状態では、取り付け台部１２ｄは第２の空洞
１１ｃに収納されることになる（第２の空洞１１ｃの形
状と取り付け台部１２ｄとの形状は同一形状となってい
る）。この時、フランジ部１２ｃが台座部１１の下面に
当接するから、パイプ体１３ａは、これ以上パイプ体１
３ａを挿入できなくなる。
体１３ａ及び封止体１３ｂが第１の空洞１１ｂに完全に
挿入された状態では、取り付け台部１２ｄは第２の空洞
１１ｃに収納されることになる（第２の空洞１１ｃの形
状と取り付け台部１２ｄとの形状は同一形状となってい
る）。この時、フランジ部１２ｃが台座部１１の下面に
当接するから、パイプ体１３ａは、これ以上パイプ体１
３ａを挿入できなくなる。
【００１９】なお、図２（ａ）に示すように、台座部１
１の下面の形状とフランジ部１２ｃの形状とは同一とな
っており、この結果、パイプ体１３ａが完全に第１の空
洞１１ｂに挿入された状態では、フランジ部１２ｃは台
座部１１に連続しているように見える。
１の下面の形状とフランジ部１２ｃの形状とは同一とな
っており、この結果、パイプ体１３ａが完全に第１の空
洞１１ｂに挿入された状態では、フランジ部１２ｃは台
座部１１に連続しているように見える。
【００２０】連結部材１３が第１の空洞１１ｂから引き
出される場合とは、ティーショットの際である。即ち、
ティーショットすると、原則として材料として相応しい
強化軟質ゴム製である連結部材１３はそのインパクトで
飛球方向へ曲がるわけであるが、その際台座部１１は、
連結部材１３ の上部方向へ押し上げられ図１（ｂ）の
状態となる。封止体１３ｂが係止部１１ｄの位置に達す
ると、係止部１１ｄによって、封止体１３ｂの通過が阻
止され、これ以上連結部材１３が引き出せなくなる。こ
の状態が図１（ｂ）に示す状態である。なお、ティーの
高さは、図１（b）と図３との比較で理解できるように
台座部１１を変えた製品、即ちハイロングティー（３８
mm）、ロングティー（３１mm）、ミドルティー（２４m
m）、ローティー（１７mm）の各ティーとすることによ
って多面的に対応可能である。
出される場合とは、ティーショットの際である。即ち、
ティーショットすると、原則として材料として相応しい
強化軟質ゴム製である連結部材１３はそのインパクトで
飛球方向へ曲がるわけであるが、その際台座部１１は、
連結部材１３ の上部方向へ押し上げられ図１（ｂ）の
状態となる。封止体１３ｂが係止部１１ｄの位置に達す
ると、係止部１１ｄによって、封止体１３ｂの通過が阻
止され、これ以上連結部材１３が引き出せなくなる。こ
の状態が図１（ｂ）に示す状態である。なお、ティーの
高さは、図１（b）と図３との比較で理解できるように
台座部１１を変えた製品、即ちハイロングティー（３８
mm）、ロングティー（３１mm）、ミドルティー（２４m
m）、ローティー（１７mm）の各ティーとすることによ
って多面的に対応可能である。
【００２１】連結部材１３は、上述の如く空洞部１１a
と接触する場合とほとんど摩擦を生じない程度にフリー
に進退自在となっている場合があるが、本件発明の基本
は、後者である。すなわち、不使用時やティーショット
前後の状態は、図２（a）に示す如くである。
と接触する場合とほとんど摩擦を生じない程度にフリー
に進退自在となっている場合があるが、本件発明の基本
は、後者である。すなわち、不使用時やティーショット
前後の状態は、図２（a）に示す如くである。
【００２２】ティーショットを行う際には、台座部１１
にゴルフボールをおいて、差し込み部１２を地中に差し
込むようにすればよい。この際、プレーヤに合わせて、
つまり、プレーヤが所望する長さの台座部１１のティー
を選択すればよい。
にゴルフボールをおいて、差し込み部１２を地中に差し
込むようにすればよい。この際、プレーヤに合わせて、
つまり、プレーヤが所望する長さの台座部１１のティー
を選択すればよい。
【００２３】前述のように、パイプ体１３ａは強化軟質
ゴム製であるから、横から加わる力に対してフレキシブ
ルに対応することができる。つまり、ドライバー等を用
いてティーショットを行った際、台座部１１がパイプ体
１３ａで差し込み部１２に支持されているから、台座部
１１に加わった力がパイプ体１３ａで吸収されて強力な
インパクトは直接的に差し込み部１２に加わることがな
い。しかも、台座部１１もパイプ体１３ａを軸して振れ
ることになるから、ゴルフティーが飛んでいってしまっ
て紛失することが少なく、また、破損することも少な
い。
ゴム製であるから、横から加わる力に対してフレキシブ
ルに対応することができる。つまり、ドライバー等を用
いてティーショットを行った際、台座部１１がパイプ体
１３ａで差し込み部１２に支持されているから、台座部
１１に加わった力がパイプ体１３ａで吸収されて強力な
インパクトは直接的に差し込み部１２に加わることがな
い。しかも、台座部１１もパイプ体１３ａを軸して振れ
ることになるから、ゴルフティーが飛んでいってしまっ
て紛失することが少なく、また、破損することも少な
い。
【００２４】さらに、台座部１１がフレキシブルなパイ
プ体１３ａで差し込み部１２に支持されているから、イ
ンパクトの抵抗が少なく、容易に飛距離を伸ばすことが
できるばかりでなく方向性も良好にすることができる。
プ体１３ａで差し込み部１２に支持されているから、イ
ンパクトの抵抗が少なく、容易に飛距離を伸ばすことが
できるばかりでなく方向性も良好にすることができる。
【００２５】また、台座部１１を強化軟質ゴム製とすれ
ば、台座部１１及び連結部材１３が２段階にクッション
の役割をすることになり、よりインパクト時の抵抗を少
なくすることができる。
ば、台座部１１及び連結部材１３が２段階にクッション
の役割をすることになり、よりインパクト時の抵抗を少
なくすることができる。
【００２６】次に、図３を参照して、図示の例では、台
座部１１の長さが図１に示すゴルフティーよりも短い例
が示されており、このように、台座部１１の長さを種々
変更することも可能であり、身長等に応じて種々のゴル
フティーを選択するようにすればよい。なお、上述の例
では、パイプ体１３ａに縦方向（長さ方向）に伸びる溝
を形成したが、溝を形成することによって、パイプ体１
３ａのフレキシブル性が増すが、この溝は特に必要なも
のではなく、パイプ体１３ａをフレキシブル性を有する
材料で形成すれば、溝はなくても問題はない。また、差
し込み部１２の円柱部１２bには、その側壁部に複数の
突起部を設けることができる。即ち、突起部を設ける場
合と設けない場合の二つの態様が存在する。突起部を設
ける場合は、地中に差し込むことにより引っかかりを生
じ、ティーが容易に紛失しない。該突起部が図３に示す
形状となっているのは、差し込み易く、抜けにくい作用
を持たせるためである。
座部１１の長さが図１に示すゴルフティーよりも短い例
が示されており、このように、台座部１１の長さを種々
変更することも可能であり、身長等に応じて種々のゴル
フティーを選択するようにすればよい。なお、上述の例
では、パイプ体１３ａに縦方向（長さ方向）に伸びる溝
を形成したが、溝を形成することによって、パイプ体１
３ａのフレキシブル性が増すが、この溝は特に必要なも
のではなく、パイプ体１３ａをフレキシブル性を有する
材料で形成すれば、溝はなくても問題はない。また、差
し込み部１２の円柱部１２bには、その側壁部に複数の
突起部を設けることができる。即ち、突起部を設ける場
合と設けない場合の二つの態様が存在する。突起部を設
ける場合は、地中に差し込むことにより引っかかりを生
じ、ティーが容易に紛失しない。該突起部が図３に示す
形状となっているのは、差し込み易く、抜けにくい作用
を持たせるためである。
【００２７】また、上述の例では、パイプ体１３ａとし
て強化軟質ゴムパイプを用いたが、例えば、軟質プラス
チック等フレキシブル性を有する材料を用いるようにし
てもよい。
て強化軟質ゴムパイプを用いたが、例えば、軟質プラス
チック等フレキシブル性を有する材料を用いるようにし
てもよい。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ゴル
フボールが乗せられる台座部と地中に差し込まれ台座部
を支持する差し込み部とをフレキシブルに連結するよう
にしたから、インパクトの抵抗が少なく、容易に飛距離
を伸ばすことができるばかりでなく方向性も良好にする
ことができる。さらに、破損及び紛失を少なくすること
ができるという効果がある。
フボールが乗せられる台座部と地中に差し込まれ台座部
を支持する差し込み部とをフレキシブルに連結するよう
にしたから、インパクトの抵抗が少なく、容易に飛距離
を伸ばすことができるばかりでなく方向性も良好にする
ことができる。さらに、破損及び紛失を少なくすること
ができるという効果がある。
【図１】本発明によるゴルフティーの一例を伸長した状
態で示す図であり、（ａ）は上方から見た図、（ｂ）は
一部破断して示す側面図である。
態で示す図であり、（ａ）は上方から見た図、（ｂ）は
一部破断して示す側面図である。
【図２】本発明によるゴルフティーの一例を縮めた状態
で示す図であり、（ａ）は一部破断して示す側面図であ
り、（ｂ）は断面図である。
で示す図であり、（ａ）は一部破断して示す側面図であ
り、（ｂ）は断面図である。
【図３】本発明によるゴルフティーの他の例を伸長した
状態で示す図である。
状態で示す図である。
１１ 台座部 １１ａ 空洞部 １２ 差し込み部 １２ａ 先端部 １２b 円柱部 １２ｃ フランジ部 １２ｄ 取り付け台部 １３ 連結部材 １３ａ パイプ体 １３ｂ，１３ｃ 封止体 １３ｄ 溝 １４ 突起部
Claims (9)
- 【請求項１】 ゴルフを行う際に用いられるゴルフティ
ーであって、ゴルフボールが乗せられる台座部と、地中
に差し込まれ前記台座部を支持する差し込み部と、前記
台座部と前記差し込み部とをフレキシブルに連結する連
結部材とを有することを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項２】 請求項１に記載されたゴルフティーにお
いて、前記台座部には前記ゴルフボールの球面と同様の
曲面を有する凹部が形成されていることを特徴とするゴ
ルフティー。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載されたゴルフティ
ーにおいて、前記連結部材は可撓性部材であることを特
徴とするゴルフティー。 - 【請求項４】 請求項３に記載されたゴルフティーにお
いて、前記台座部には前記差し込み部と同一方向に延び
る空洞部が形成されており、前記連結部材は前記空洞部
方向に延び前記空洞部に対して進退自在となっており、
前記空洞部には前記連結部材を係止する係止部が配設さ
れていることを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項５】 請求項４に記載されたゴルフティーにお
いて、前記連結部材は前記空洞部方向に延びる強化軟質
ゴムパイプ体であることを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれかに記載された
ゴルフティーにおいて、前記台座部は強化軟質ゴム製で
あることを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項７】 請求項１乃至６のいずれかに記載された
ゴルフティーにおいて、前記差し込み部は強化硬質プラ
スチック製であることを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項８】 請求項３又は５に記載されたゴルフティ
ーにおいて、前記連結部材にはその延在方向に延びる溝
が形成されていることを特徴とするゴルフティー。 - 【請求項９】請求項１に記載されたゴルフティーにおい
て、前記差し込み部の側壁に複数個の突起部を有するこ
とを特徴とするゴルフティー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000105303A JP2001286589A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | ゴルフティー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000105303A JP2001286589A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | ゴルフティー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001286589A true JP2001286589A (ja) | 2001-10-16 |
Family
ID=18618690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000105303A Pending JP2001286589A (ja) | 2000-04-06 | 2000-04-06 | ゴルフティー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001286589A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037354A1 (en) * | 2002-10-22 | 2004-05-06 | Velocitee Golf Pty Ltd | Golf tee |
| WO2005002682A1 (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-13 | Yasuhiro Ijiri | ゴルフボール支持体 |
| WO2005032668A1 (en) * | 2003-10-06 | 2005-04-14 | Se-Chang Chang | Golf tee |
| JP2007130339A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Tabata:Kk | ゴルフティ |
| JP2007301267A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Forlivi:Kk | ゴルフティー |
| JP6483783B1 (ja) * | 2017-10-27 | 2019-03-13 | 株式会社第一クリエイト | ゴルフティー |
-
2000
- 2000-04-06 JP JP2000105303A patent/JP2001286589A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037354A1 (en) * | 2002-10-22 | 2004-05-06 | Velocitee Golf Pty Ltd | Golf tee |
| WO2005002682A1 (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-13 | Yasuhiro Ijiri | ゴルフボール支持体 |
| WO2005032668A1 (en) * | 2003-10-06 | 2005-04-14 | Se-Chang Chang | Golf tee |
| JP2007130339A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Tabata:Kk | ゴルフティ |
| JP4502935B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2010-07-14 | 株式会社タバタ | ゴルフティ |
| JP2007301267A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Forlivi:Kk | ゴルフティー |
| JP6483783B1 (ja) * | 2017-10-27 | 2019-03-13 | 株式会社第一クリエイト | ゴルフティー |
| JP2019076648A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-23 | 株式会社第一クリエイト | ゴルフティー |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6232065Y2 (ja) | ||
| KR101697785B1 (ko) | 스윙 웨이트 부착 그립 구조체 | |
| CN107456742B (zh) | 羽毛球、羽毛球球头和羽毛产品及其制造方法 | |
| US4418916A (en) | Tilt top gulf tee | |
| US7815529B2 (en) | Adjustable golf tee assembly | |
| EP0592719B1 (en) | Ball for ball game | |
| JP2005185372A (ja) | ゴルフパターのヘッド構造 | |
| US8932160B1 (en) | Oblong throwing ball with central passage | |
| JPH0241001Y2 (ja) | ||
| JP2001286589A (ja) | ゴルフティー | |
| JP2005137542A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブの組立セット | |
| JP6804688B1 (ja) | ゴルフティー | |
| JP2017077406A (ja) | ゴルフティー | |
| JP2000342716A (ja) | ゴルフボール | |
| KR101078897B1 (ko) | 수축 튜브를 이용한 헤드접힘형 기능성 골프티 | |
| WO2012081728A1 (ja) | ゴルフティー | |
| JP2007330774A (ja) | ゴルフ用ティー | |
| US11504590B2 (en) | Adjustable golf tee | |
| JP2012120743A (ja) | ゴルフティー | |
| JP2011167243A (ja) | ウェイト付グリップ構造体及びゴルフクラブ | |
| KR100728597B1 (ko) | 높이 조절이 가능한 골프티 | |
| JP6483783B1 (ja) | ゴルフティー | |
| KR200339158Y1 (ko) | 골프티의 구조 | |
| KR20210014869A (ko) | 파크골프채 | |
| CN211513341U (zh) | 一种娱乐型儿童用乒乓球拍 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |