JP2001286129A - Dc−dcコンバータ装置 - Google Patents

Dc−dcコンバータ装置

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JP2001286129A
JP2001286129A JP2000099258A JP2000099258A JP2001286129A JP 2001286129 A JP2001286129 A JP 2001286129A JP 2000099258 A JP2000099258 A JP 2000099258A JP 2000099258 A JP2000099258 A JP 2000099258A JP 2001286129 A JP2001286129 A JP 2001286129A
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Nobuhisa Nagano
信久 長野
Takayuki Ogasawara
崇行 小笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のDC−DCコンバータの低電圧駆動の
PチャンネルMOSFETスイッチング素子として用い
ると、ゲート・ソースの耐圧が低いために、ゲートとソ
ース保護の為に分圧抵抗で分圧しているが、スイッチン
グ損失が増大して信頼性が低下する課題があった。 【解決手段】直流電源11から供給された直流電圧をス
イッチングして出力電圧を生成するPチャンネルMOS
FET17と、このMOSFET17からの出力電圧を
平滑整流された直流電圧を用いて、MOSFET17の
スイッチングを制御する電圧制御回路16と、この電圧
制御回路16の駆動電圧が供給される基準電位供給用入
力端子(GND)には、前記直流電源11からの直流電
圧を分圧供給して、直流電源から入力されるMOSFE
T17のソース電圧と電圧制御回路16から制御入力さ
れるゲート電圧との電圧差を少なくすることで、ソース
・ゲート間保護回路を不要とするDC−DCコンバータ
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PチャンネルMO
S形電解効果トランジスタをスイッチング素子として用
いたDC−DCコンバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に内蔵された各種電子回路を駆
動する直流電源から供給された直流電圧が変動すると、
前記電子回路の動作特性が大幅に変動するために、前記
直流電源電圧が安定化されたものが要求される。さら
に、前記直流電源から供給された直流電圧を昇圧又は降
圧して前記電子回路に供給する際には、DC−DCコン
バータ装置によって直流電圧の昇圧又は降圧を行ってい
る。
【0003】前記直流電源から供給された直流電圧を昇
圧又は降圧するDC−DCコンバータ装置のスイッチン
グ素子にPチャンネルMOS形電解効果トランジスタ
(以下、PチャンネルMOSFETという)が用いられ
るようになっている。
【0004】このPチャンネルMOSFETを用いたD
C−DCコンバータ装置について、図4を用いて説明す
る。直流電源41の正極には、PチャンネルMOSFE
T45のソース電極とドレイン電極及び磁気素子47の
直列回路を介して、出力端子49に接続されている。前
記直流電源47の負極は、出力端子50に接続されてい
る。前記直流電源41の正極と前記PチャンネルMOS
FET45のソース電極との接続点は、分圧抵抗43,
44を介して、電圧制御回路42のVo端子に接続され
ていると共に、前記電圧制御回路42のVcc端子にも
接続されている。このVcc端子は、前記直流電源41
から供給された直流電源により、電圧制御回路42を駆
動させる電源供給端子である。前記分圧抵抗43と44
の接続点は、前記PチャンネルMOSFET5のゲート
電極に接続されている。前記PチャンネルMOSFET
45のドレイン電極と磁気素子47の接続点と前記直流
電源41の負極との間には、ダイオード46が接続され
ている。前記磁気素子47と出力端子49の接続点は、
コンデンサ48を介して前記直流電源41の負極に接続
されると共に、前記電圧制御回路42のF/B(fee
dback)端子に接続されている。前記電圧制御回路
42の駆動電源の基準電位供給(GND)端子は、前記
直流電源41の負極に接続されている。前記電圧制御回
路42は、プリアンプ及び発振器等からなり、前記Pチ
ャンネルMOSFET45のゲート電極を制御するもの
である。なお、前記直流電源41は、例えば直流電圧4
0Vの電源で、前記出力端子49と50の間の出力直流
電圧V0は12Vに降圧するダウンチョッパー形式とす
る。
【0005】このような構成のDC−DCコンバータ装
置において、前記PチャンネルMOSFET45は、電
圧制御回路42のVo端子からの制御電圧の基で、直流
電源41から供給された直流電圧を高速でスイッチング
させて所定の一定電圧を出力する。このPチャンネルM
OSFET45が前記電圧制御回路42の制御の基で、
オン状態となると、前記直流電源41からの直流電圧は
磁気素子47を介して出力端子49,50から出力され
ると共に、前記コンデンサ48を充電する。前記Pチャ
ンネルMOSFET45がオフ状態となると、前記コン
デンサ48に充電された電荷をダイオード46で整流し
て出力端子49,50に出力する。これによって、出力
端子49,50から負荷へと直流出力電圧V0が供給さ
れる。この出力端子49,50の直流出力電圧は12V
であり、この出力電圧V0(12V)が前記電圧制御回
路42のF/B端子に帰還される。一方、前記電圧制御
回路42は、直流電源41からの直流電圧40Vで動作
しており、この直流電圧40Vと前記F/B端子に供給
された直流電圧V0(12V)と比較されて、電圧制御
回路42のV0端子から前記PチャンネルMOSFET
45のゲート電極の電圧を制御して、ドレイン電極から
出力される出力電圧の安定化が図られる。
【0006】しかし、この電圧制御回路42で生成され
るPチャンネルMOSFET42のゲート電極を制御す
る電圧は比較的低い値となり、ソース電極には直流電源
41からの比較的高い値の電圧が供給される。一方、D
C−DCコンバータ処理する電圧が比較的低圧の場合に
は、前記PチャンネルMOSFET42のゲート・ソー
ス電極の耐圧Vgsは、±20V位の低耐圧のものが用
いられる。このため、前記PチャンネルOSFET45
のゲート電極とソース電極の間の耐圧Vgsを考慮して
分圧抵抗43,44を配置して保護している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のダウンチョッパ
ーDC−DCコンバータ装置は、直流電源41から供給
された直流電圧で駆動する電圧制御回路42で、Pチャ
ンネルMOSFET45を高速スイッチングして、所定
の定電圧出力を生成する際に、低電圧用の前記Pチャン
ネルMOSFET45のゲート・ソース電極の耐圧が低
いために、電圧制御回路42から供給されるゲート電極
制御電圧と、ソース電極に供給される直流電源41から
の直流電圧との差が前記ゲート・ソース間耐圧を超える
と、PチャンネルMOSFET45が破壊するために、
分圧抵抗43,44で分圧して、PチャンネルMOSF
ET44のゲート・ソース電極間の保護を行っている。
【0008】しかし、このPチャンネルMOSFET4
5のゲート・ソース電極間の耐圧保護のために、分圧抵
抗43,44を介して制御電圧を供給すると、Pチャン
ネルMOSFET45のスイッチング損失が増大する。
このスイッチング損失により、PチャンネルMOSFE
T45が発熱劣化して、DC−DCコンバータ装置とし
ての信頼性が低下する課題があった。
【0009】本発明は、PチャンネルMOSFETを用
いて、スイッチング損失が生じず、安定な出力電圧が維
持可能なDC−DCコンバータ装置を提供することを目
的とした。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のDC−
DCコンバータ装置は、直流電源から供給された直流電
圧をスイッチングにより所定の出力電圧を生成するスイ
ッチング手段と;直流電源からの直流電圧を分圧供給す
る分圧手段と;スイッチング手段の出力電圧を平滑整流
する整流出力手段と;分圧手段によって分圧された直流
電圧が基準電位供給用入力端子に入力され、整流出力手
段から出力された直流電圧と比較しスイッチング手段の
スイッチングを制御する電圧制御手段と具備することを
特徴とする。
【0011】本発明とこれ以降の発明に用いる用語とそ
の技術的意味は次の通りである。前記スイッチング手段
は、直流電源から供給された直流電圧を高速にスイッチ
ングして、スイッチングオン状態時は、前記直流電源か
らの直流電圧を出力し、スイッチングオフ状態時は、前
記直流電源からの直流電圧を不出力して、スイッチング
出力として方形波交流電圧を生成するものである。
【0012】前記分圧手段は、前記直流電源から供給さ
れた直流電圧を抵抗分圧して、前記電圧制御手段を駆動
する基準電位供給用端子に対して、前記直流電源から供
給される直流電圧を分圧供給して、前記電圧制御手段を
低電圧下で動作させるものである。
【0013】前記整流出力手段は、磁気素子とコンデン
サ及びダイオードからなり、前記スイッチング手段がス
イッチングオン状態時に出力した直流電圧を磁気素子を
介してコンデンサに充電し、前記スイッチング手段がス
イッチングオフ状態時に、前記コンデンサに充電された
直流電圧をダイオードを介して放電し、前記スイッチン
グ手段から出力された方形波交流電圧を直流電圧に平滑
整流するものである。
【0014】前記電圧制御手段は、プリアンプ、比較器
及び発振器から構成され、前記スイッチング手段の高速
スイッチングを制御するもので、前記整流出力手段から
出力された直流電圧と基準電圧とを比較し、その比較結
果で前記スイッチング手段のスイッチング速度を制御す
る。これにより、前記スイッチング手段と前記整流出力
手段で生成された直流出力電圧の安定化を図る。
【0015】つまり、前記電圧制御手段を駆動する電源
の電位差を少なくし、前記スイッチング手段の直流電源
入力端子と、スイッチング動作を制御する前記電圧制御
手段からの制御電圧が供給される制御端子とに入力され
る電圧差を少なくすることで、前記スイッチング手段の
スイッチング特性を最良特性下で動作させることが可能
となり、出力直流電圧の安定化されたDC−DCコンバ
ータ装置が提供可能となった。
【0016】請求項2の発明のDC−DCコンバータ装
置は、直流電源から供給された直流電圧をスイッチング
により所定の出力電圧を生成するスイッチング手段と;
スイッチング手段からの出力された直流電圧を変圧する
変圧手段と;スイッチング手段の出力電圧を平滑整流す
る整流出力手段と;変圧手段によって変圧された直流電
圧が基準電位供給用入力端子に入力され、整流出力手段
から出力された直流電圧と比較しスイッチング手段のス
イッチングを制御する電圧制御手段とを具備することを
特徴とする。
【0017】前記変圧手段は、前記スイッチング手段か
ら出力された直流電圧を変圧して、前記電圧制御手段を
駆動する基準電位供給用端子に対して、基準電位を供給
生成する変圧器で、前記電圧制御手段を低電圧下で動作
させるものである。
【0018】つまり、前記電圧制御手段を駆動する電源
の電位差を少なくし、前記スイッチング手段の直流電源
入力端子と、スイッチング動作を制御する前記電圧制御
手段からの制御電圧が供給される制御端子とに入力され
る電圧差を少なくすることで、前記スイッチング手段の
スイッチング特性を最良特性下で動作させることが可能
となり、出力直流電圧の安定化されたDC−DCコンバ
ータ装置が提供可能となった。
【0019】また、請求項3の発明のDC−DCコンバ
ータ装置は、請求項1乃至2記載のDC−DCコンバー
タ装置において、前記スイッチング手段は、Pチャンネ
ルMOS形電界効果トランジスタを用い、前記電圧制御
手段で前記PチャンネルMOS形電界効果トランジスタ
のゲート電極を制御してスイッチングさせることを特徴
とする。
【0020】前記スイッチング手段を低電圧駆動させる
PチャンネルMOS形電界効果トランジスタを用い、前
記電圧制御手段を駆動する電源の電位差を少なくしたこ
とにより、前記PチャンネルMOS形電界効果トランジ
スタの直流電源入力電極と、スイッチング動作を制御す
る前記電圧制御手段からの制御電圧が供給される制御電
極とに入力される電圧差を少なくすることで、前記Pチ
ャンネルMOS形電界効果トランジスタのソース・ゲー
ト電極間の保護回路が不要となり、スイッチング特性を
最良特性下で動作させることが可能となり、出力直流電
圧の安定化されたDC−DCコンバータ装置が提供可能
となった。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
DC−DCコンバータ装置の第一実施の形態を示すブロ
ック図である。
【0022】図1に示したDC−DCコンバータ装置
は、直流電源11の正極には、PチャンネルMOSFE
T17のソース電極とドレイン電極と、磁気素子19の
直列回路を介して、出力端子21が接続されている。前
記直流電源11の負極は、出力端子22に接続されてい
る。前記直流電源11の両極端には、直列接続されたコ
ンデンサ12,13と、直列接続された抵抗14,15
が接続され、前記コンデンサ12と13の接続点と、抵
抗14と15の接続点は、電圧制御回路16の駆動電源
の基準電位供給(GND)端子に接続されている。電圧
制御回路16を駆動させる電源供給(Vcc)端子は、
前記直流電源11の正極に接続され、Vo端子は、前記
PチャンネルMOSFET17のゲート電極に接続され
ている。この電圧制御回路16は、Vcc端子に直流電
源11からの駆動電圧が供給され、GND端子は、直流
電源11からの直流電圧をコンデンサ12,13及び抵
抗14、15で分圧された電圧が供給されている。つま
り、電圧制御回路16は、分圧抵抗14,15で分圧さ
れた直流電圧で浮いた状態となっている。
【0023】前記PチャンネルMOSFET17のドレ
イン電極と磁気素子19の接続点と前記直流電源11の
負極との間には、ダイオード18が接続されている。前
記出力端子21と22の間には、コンデンサ20が接続
されている。前記ダイオード18,磁気素子19及びコ
ンデンサ20は、前記PチャンネルMOSFET17が
オン状態の際に、ドレイン電極から出力された直流電圧
が前記磁気素子47を介して、コンデンサ48を充電す
ると共に、出力端子21,22に出力し、前記Pチャン
ネルMOSFET17がオフ状態の際に、前記コンデン
サ20に充電された電荷が磁気素子19を介してダイオ
ード18で整流されて出力端子21,22に出力され
る。
【0024】前記出力端子21は、前記電圧制御回路1
6のF/B(feedback)端子に接続されてい
る。前記電圧制御回路16は、プリアンプ、比較器及び
発振器等からなり、前記F/B端子に出力端子21から
帰還された出力電圧を基に、前記PチャンネルMOSF
ET17のゲート電極を制御する。
【0025】このような構成のDC−DCコンバータ装
置において、直流電源11は電圧40Vを有し、出力端
子21,22は電圧12Vの直流電圧を得るものとす
る。
【0026】前記直流電源11から供給された直流電圧
40Vは、分圧抵抗14,15で分圧された電圧が前記
電圧制御回路16のVcc端子とGND端子間に供給さ
れる。つまり、電圧制御回路16は、Vcc端子とGN
D端子間に供給された抵抗14、15で分圧された直流
電圧で駆動される。
【0027】一方、前記PチャンネルMOSFET17
は、前記電圧制御回路16のVo端子からゲート電極に
供給された制御電圧の基で高速スイッチング動作し、出
力端子21,22に直流電圧V0が出力される。この出
力端子21から前記電圧制御回路16のF/B端子に帰
還供給された直流出力電圧V0は、電圧制御回路16で
基準電圧と比較されて、Vo端子から前記Pチャンネル
MOSFET17のゲート電極を制御して出力端子2
1,22の出力直流電圧V0の一定化を図っている。こ
の電圧制御回路16のVcc端子とGND端子に供給さ
れる直流電源11からの直流電圧は分圧抵抗14で分圧
された電圧値であるために、Vo端子から供給される制
御電圧との電圧差は最小化される。すなわち、低圧駆動
の前記PチャンネルMOSFET17のゲート電極とソ
ース電極間の耐圧Vgsの範囲内の低い電圧差で駆動可
能となる。
【0028】これにより、前記PチャンネルMOSFE
T17のスイッチング損失が低減されて最良動作特性で
使用可能となり、スイッチング性能の優れたDC−DC
コンバータが提供可能となった。
【0029】次に本発明に係るDC−DCコンバータ装
置の第二の実施形態について図2を用いて説明する。な
お、図1と同一部分は同一符号を付し、その詳細説明は
省略する。
【0030】図2の図1との相違は、前記電圧制御回路
16のVcc端子とGND端子に供給される直流電圧の
供給方法にある。前記Vcc端子は、前記直流電源11
の正極に接続されているが、GND端子は、前記チャン
ネルMOSFET17のドレイン電極に接続されている
磁気結合素子19aの2次側から供給されるようになっ
ている。すなわち、前記PチャンネルMOSFET17
のドレイン電極と出力端子21の間に磁気結合素子19
aの1次側が接続されている。この磁気結合素子19a
の2次側の一方端は、ダイオード26を介して前記直流
電源11の正極に接続され、他方端は、前記電圧制御回
路16のGND端子に接続されている。このGND端子
は、コンデンサ27を介して、Vcc端子に接続され、
さらに、抵抗28を介して直流電源11の負極に接続さ
れている。
【0031】つまり、前記電圧制御回路16のGND端
子は、前記磁気結合素子19aの2次側に生成された直
流電圧を抵抗28で分圧され電圧が供給されており、こ
のGND端子は抵抗28で分圧された電圧分浮いた状態
となる。
【0032】この結果、電圧制御回路16のVcc端子
とVo端子の電圧差が最小化され、前述した第一の実施
形態と同様に、低圧駆動の前記PチャンネルMOSFE
T17のゲート電極とソース電極間の耐圧Vgsの範囲
内の低い電圧差で駆動可能となり、前記PチャンネルM
OSFET45のスイッチング損失が低減された最良動
作特性で使用可能となり、スイッチング性能の優れたD
C−DCコンバータ装置が提供可能となった。
【0033】次に、本発明に係るDC−DCコンバータ
装置の第三の実施形態を図3を用いて説明する。なお、
図1及び図2と同一部分は同一符号を付し、詳細説明は
省略する。
【0034】図3の図1及び図2との相違は、前記電圧
制御回路19aのGND端子には、前記出力端子21と
接続され、F/B端子には、前記磁気結合素子19aの
2次側の一方端とダイオード31を介して接続されると
共に、コンデンサ32を介して前記直流電源11の負極
に接続されている。前記磁気結合素子19aの2次側の
他方端は、前記出力端子21に接続されている。
【0035】すなわち、前記電圧制御回路16のGND
端子には、出力端子21、22の間の直流出力電圧V0
が供給されており、F/B端子には、前記電子結合素子
19aの2次側に生成された直流電圧が供給されてい
る。
【0036】この結果、電圧制御回路16のVcc端子
とVo端子の電圧差が最小化され、前述した第一の実施
形態と同様に、低圧駆動の前記PチャンネルMOSFE
T17のゲート電極とソース電極間の耐圧Vgsの範囲
内の低い電圧差で駆動可能となり、前記PチャンネルM
OSFET45のスイッチング損失が低減された最良動
作特性で使用可能となり、スイッチング性能の優れたD
C−DCコンバータ装置が提供可能となった。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至2の本発明のDC−DCコ
ンバータ装置は、スイッチング素子のスイッチング動作
を制御する電圧制御回路の動作電位を直流電源の基準電
位と異なる電位で駆動させることにより、前記スイッチ
ング素子の入力電極と前記電圧制御回路で制御する制御
電極に供給する電位差が低電圧とするために、前記入力
電極と制御電極間の保護回路を不要とし、前記スイッチ
ング素子のスイッチング損失が低減されてスイッチング
特性の最良領域でスイッチング動作させることができ、
安定した直流電圧が得られる効果を有している。
【0038】また、請求項3の本発明のDC−DCコン
バータ装置は、請求項1乃至2のDC−DCコンバータ
装置において、前記スイッチング素子の直流電源入力電
極と、スイッチング動作制御電極に供給する電位差が低
電圧化されることにより、低電圧駆動のPチャンネルM
OS形電界効果トランジスタが用いることが可能とな
り、かつ、このPチャンネルMOS形電界効果トランジ
スタの入力電極と制御電極の間に保護回路を設けること
もなく、スイッチング損失が低減され、スイッチング特
性の最良領域でスイッチング動作が可能となり、安定し
た直流電圧が得られる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDC−DCコンバータ装置の第一
の実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明に係るDC−DCコンバータ装置の第二
の実施形態を示すブロック図。
【図3】本発明に係るDC−DCコンバータ装置の第三
の実施形態を示すブロック図。
【図4】従来のDC−DCコンバータ装置の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
11…直流電源 12、13、20、27、32…コンデンサ 14,15、28…抵抗 16…電圧制御回路 17…PチャンネルMOS形電界効果トランジスタ 18、26、31…ダイオード 19…磁気素子 21,22…出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源から供給された直流電圧をスイッ
    チングにより所定の出力電圧を生成するスイッチング手
    段と;直流電源からの直流電圧を分圧供給する分圧手段
    と;スイッチング手段の出力電圧を平滑整流する整流出
    力手段と;分圧手段によって分圧された直流電圧が基準
    電位供給用入力端子に入力され、整流出力手段から出力
    された直流電圧と比較しスイッチング手段のスイッチン
    グを制御する電圧制御手段と;具備することを特徴とす
    るDC−DCコンバータ装置。
  2. 【請求項2】直流電源から供給された直流電圧をスイッ
    チングにより所定の出力電圧を生成するスイッチング手
    段と;スイッチング手段からの出力された直流電圧を変
    圧する変圧手段と;スイッチング手段の出力電圧を平滑
    整流する整流出力手段と;変圧手段によって変圧された
    直流電圧が基準電位供給用入力端子に入力され、整流出
    力手段から出力された直流電圧と比較しスイッチング手
    段のスイッチングを制御する電圧制御手段と;を具備す
    ることを特徴とするDC−DCコンバータ装置。
  3. 【請求項3】前記スイッチング手段は、PチャンネルM
    OS形電界効果トランジスタを用い、前記電圧制御手段
    で前記PチャンネルMOS形電界効果トランジスタのゲ
    ート電極を制御してスイッチングさせることを特徴とす
    る請求項1または2のいずれか1記載のDC−DCコン
    バータ装置。
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Cited By (3)

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