JP2001285308A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2001285308A
JP2001285308A JP2000096076A JP2000096076A JP2001285308A JP 2001285308 A JP2001285308 A JP 2001285308A JP 2000096076 A JP2000096076 A JP 2000096076A JP 2000096076 A JP2000096076 A JP 2000096076A JP 2001285308 A JP2001285308 A JP 2001285308A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト機器に接続されるペリフェラル機器の
物理アドレスが通信のたびに異なるので、階層化構造の
プロトコル処理手段を備えたホスト機器の上位レイヤで
はそのペリフェラル機器のアドレスを一意に識別できな
い。 【解決手段】 ホスト機器1aにペリフェラル機器1b
を接続すると、始めに互いの機器ID等の機器情報を交
換するとともに、ホスト機器1a内で一意の第2の物理
アドレス13を生成し、ペリフェラル機器1bが通信を
開始してペリフェラル機器1bに通信のたびに異なる第
1の物理アドレス11が付されても、機器IDを介して
第2の物理アドレス13を参照することによりホスト機
器1a内で一意の論理アドレス12に変換しこのアドレ
ス管理を下位通信ソフトウェアの変換部1のアドレス管
理テーブルで行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の伝送媒体と該
下位通信ソフトウェアと、上位の通信ミドルウェアとア
プリケーションソフトウェアとからなるプロトコル処理
手段を備えて相互に通信する通信装置において、伝送媒
体のプロトコルの違いを意識することなく、その上位層
でデータの送受信を行なうことのできる通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを中心とした家庭
外との繋がりを有するネットワークの急速な普及に伴
い、家庭内や中小のビルディングの設備機器を中心とし
た情報化システムであるホームネットワークの提案の動
きが活発化している。これらには省エネ、電力量負荷制
限、在宅看護、セキュリティ監視システムなどのサービ
スを備えたものがあり、各種のサービスには緊急性の高
い環境問題や高齢化社会などに向けて社会的期待も高ま
っている。
【0003】このようなネットワークを利用したホーム
ネットワークを構築する上で、配線などの工事が簡便に
行えることや工事費を低く抑えられること、既存の通信
規格に基づいた通信設備などの資産が活かせること、マ
ルチベンダー対応であること、通信プロトコルとして扱
いやすいこと、機器やサービスアプリケーションなどの
開発が容易であること、そして安全であること、汎用性
に優れていること、国際標準であること、セキュリティ
に優れていることなどといったさまざまな要望があり、
このようなニーズを調和して実現していくことが重要と
されている。
【0004】既存の通信プロトコルとしては、HBS
(Home Bus System)やLonTal
k、IrDA Control、IrDA Dataな
どがある。
【0005】このような背景から、既存のプロトコルを
生かしつつより手軽で便利な伝送方法も取り入れること
ができ、ツウィストペヤ線や同軸ケーブル、小電力無
線、赤外線などの伝送媒体を利用することが可能な、さ
まざまなシステムや伝送媒体の呼びかけにこだまする通
信システムがECHONET(Energy Cons
ervation & Homecare Netwo
rk)として提案されている。
【0006】ここでは、電灯線搬送通信などの新たな配
線設備を必要としない伝送方法も提案されており、この
ような複数の伝送媒体から各家庭やビルディングの状況
に応じて最適なものを選択できることは、既存プロトコ
ルの導入状況や、利用目的、家屋の新築、途中工事など
のさまざまなケースを想定すると、ECHONETの活
用をするうえで有用である。
【0007】しかし、さまざまな既存の通信プロトコル
を選択できることによる利点は大きいものの解決すべき
こともあり、既存の通信プロトコル間で異なるデータの
フォーマットや通信方式やアドレス体系を変換する工夫
がなされている。
【0008】上位のアプリケーションからは、下位の伝
送媒体にどんなプロトコルや物理アドレス体系が使われ
ていても一元的に運用できるシステムが望まれており、
その例として、OSI参照モデルに準ずる階層化構造の
通信システムがある。
【0009】図6はOSI参照モデルと対比した通信シ
ステムの説明図であり、通信レイヤでいう1、2層の物
理層とデータリンク層には伝送媒体A、媒体B、媒体C
とそれぞれの通信ソフト3,4,5とがある。その上位
にある差異吸収処理部6は伝送媒体毎に異なる差異を吸
収する機能を有しており、通信装置の物理アドレスをそ
の上位3−7層に相当する通信ミドルウェアで一意に扱
うことのできる論理アドレスに変換するアドレス変換部
61と、上位プロトコルの電文と下位通信プロトコルの
電文フレームを変換するための、上位層から下位層へは
電文の分割と送信を行なう電文分割・送信部63と、下
位層から上位層へは電文の受信と組み立てを行なう電文
受信・組立部62と、上位層と下位層へのインターフェ
ース処理を行なうIF処理部64とからなる。そして、
通信処理部7はルーティング処理、送信電文作成、基本
API(Application Program I
nterface)処理などを行い、アプリケーション
レイヤ8とつなぐ。
【0010】ここで、図7にアドレス変換部61におけ
る物理アドレスと論理アドレスの変換の例を示す。
【0011】簡単な例として、物理アドレス611と論
理アドレス612のビット長が異なるようなときには、
5ビットの物理アドレス611にダミー符号ビットb7
b6b5を付与するなどして論理アドレス612に変換
する。
【0012】伝送媒体について着目すると、伝送媒体は
有線式と無線式に大きく分けられ、有線式には電灯線、
電話線、ツイストペア線や同軸ケーブルなどがあり、無
線式には特定小電力無線や赤外線などがある。
【0013】このような伝送媒体を適宜使用すればよい
が、とりわけ情報の漏洩というセキュリティ上の問題が
顕在化し始めている。特定小電力無線などでは電波が屋
外に漏れてしまうことは回避し難いことであり、電灯線
においても屋外にサービスコンセントを設けている住宅
やビルディングが多く、同様の問題が起きうる。
【0014】これに対し、赤外線を利用した通信は壁な
どの遮蔽物を透過、漏洩することもなく、セキュリティ
上安心できる通信形態といえる。
【0015】赤外線を利用した通信プロトコルには、リ
モコンに用いられる方式やIrDAControlなど
がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IrD
A ControlをECHONETなどに収容する
と、この物理アドレスと論理アドレスの一意な変換に不
都合が生じたので、それを図に基づいて述べる。
【0017】これから述べるホスト機器はこれまでに述
べた主通信装置に相当し、ペリフェラル機器はそれと相
互に通信する副通信装置に相当する。
【0018】図8は、IrDA Controlのネッ
トワーク形状を示すものであり、1台のホスト機器1a
と、複数台の図8では8台のペリフェラル機器1bとが
1:多の通信形態を構成している。
【0019】そして、図9はIrDA Control
における通信ソフトウェアの状態図を示しており、ホス
ト機器1aとペリフェラル機器1b間の状態は、初期化
前状態S1と待機状態S4と通信状態S6に分けること
ができる。
【0020】はじめに、初期化状態S1から待機状態S
4への遷移過程では、エナムレーション呼ばれる、ペリ
フェラル機器1bの工場出荷時などに付される製造番号
などからなる32ビット長の機器を識別するための機器
IDやホスト機器1aの物理アドレスなど、互いの機器
情報が書き込まれたROM情報の読込みS2とそれらの
情報交換S3が行われる。
【0021】待機状態S4のとき、ホスト機器1aでは
ペリフェラル機器1bの物理アドレスはまだ付与されて
いない。
【0022】つぎに、待機状態S4から通信状態S6へ
の状態遷移について述べると、通信すべきデータが生じ
たときに、ペリフェラル機器1bの要求で待機状態S4
から通信状態S6へ移行する。このときバインドと呼ば
れるリンクを張る手続きが行われ、ホスト機器1aは、
バインドを行うペリフェラル機器1bに対して4ビット
のPADDと呼ばれる物理アドレスを発行する。ホスト
機器1aはポーリングにより、この物理アドレスPAD
Dを指定してペリフェラル機器1bと通信を行う。
【0023】一方、通信状態S6から待機状態S4への
遷移は、一定期間例えば、ホスト機器の(図示しない)
バインドタイマーであらかじめ設定される5秒または3
0秒間通信すべきデータが途絶えたとき、ホスト機器1
aはIrDA Controlを解除し、先のPADD
も破棄する。
【0024】こうして、IrDA Controlで
は、複数台存在するペリフェラル機器1bのうちバイン
ド要求があった機器に対してのみ選択的にポーリングを
行なって通信するようにしており、このときホスト機器
1aが発行するPADDはバインドするたびに新たに発
行されて、毎回同じPADDが付与されるとは限らな
い。
【0025】このように、IrDA Controlを
採用する特定のペリフェラル機器1bの物理アドレスが
固定値を取らないシステムであるために、個々のペリフ
ェラル機器1bに対応する一意の論理アドレスに変換す
る手法がなく、このことにより、IrDA Contr
olをこれまでのような通信システムにおいて活用する
ことができなかった。
【0026】そこで、本発明の目的は、IrDA Co
ntrolをこれまで述べてきたような通信システムに
収容することを目的とするものであり、一意に定まらな
いIrDA Controlの物理アドレス体系を、E
CHONETなどの通信システムにおいて一意の論理ア
ドレスに変換する通信システムを提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明は伝送媒体と該下位通信ソフトウェア
と、上位の通信ミドルウェアとアプリケーションソフト
ウェアとからなり、異なる通信方式とデータフォーマッ
トとアドレス体系とを処理するプロトコル処理手段を備
えて相互に通信する主通信装置と副通信装置とからなる
通信システムにおいて、伝送媒体を介して接続される副
通信装置の第1の物理アドレスが変動しても、下位通信
ソフトウェアが仮想物理アドレスである固定のユニーク
な第2の物理アドレスに変換することにより副通信装置
を特定することを特徴としている。
【0028】そして、このユニークな第2の物理アドレ
スは、副通信装置のそれぞれに固有の機器IDにに基づ
いて前記第1の物理アドレスから変換されることを特徴
とする。
【0029】さらに、機器IDと変動する第1の物理ア
ドレスとユニークな第2の物理アドレスは、下位通信ソ
フトウェアのアドレス管理テーブルで管理されて互いに
リンクする。
【0030】このアドレス管理テーブルは、副通信装置
を登録する欄と、機器ID欄と、第1の物理アドレス欄
と、第2の物理アドレス欄とからなり、複数の副通信装
置と本発明の主通信装置の下位通信ソフトウェアは互い
に機器IDの交換を行なって、副通信装置に対応する機
器IDを機器ID欄に登録するとともに、それに対応す
るユニークな第2の物理アドレスを生成して第2の物理
アドレス欄に順次登録する。
【0031】つぎに、副通信装置のうちいずれかの特定
の副通信装置が通信を開始したとき、同一の副通信装置
であっても通信するたびに付されて異なる第1の物理ア
ドレスを、その特定の副通信装置の機器IDに対応して
特定される第1の物理アドレス欄に更新して登録するこ
とにより、その副通信装置の行なう通信に付される第1
の物理アドレスが通信のたびに異なっても、その機器I
D欄の対応する機器IDを参照してリンクする第2の物
理アドレス見れば、通信を行なう副通信装置自身をユニ
ークに特定して識別することができる。
【0032】このとき、副通信装置のそれぞれを区別す
る機器IDとして、その製造番号のすべてまたは、その
一部を含むものを用いた。
【0033】一方、副通信装置のそれぞれを区別する機
器IDとして、主通信装置に設けた乱数発生器が発生す
る乱数を用いたものであり、また一方、副通信装置のそ
れぞれを区別する機器IDとして、いずれかの副通信装
置に設けた乱数発生器が発生する乱数を用いている。
【0034】そして、はじめに主通信装置と副通信装置
との間で互いの機器IDを含む機器情報を交換すると
き、主通信装置に設けた乱数発生器またはそれに副通信
装置に設けた乱数発生器が、副通信装置が接続されるた
びに新たな乱数を発生してその副通信装置の機器IDと
するか、または、始めに主通信装置または副通信装置が
一連の複数の乱数を発生して主通信装置自身または副通
信装置のいずれかに記憶し、副通信装置が接続されるた
びに該機器IDとして読み出して順次割り当てる。
【0035】本発明の通信システムは、このようにし
て、下位通信ソフトウェアにプロトコルIrDA Co
ntrolを収容する。
【0036】さらに、伝送媒体を赤外線に限ることな
く、複数の伝送媒体とそれぞれの下位通信ソフトウェア
と、通信ミドルウェアとアプリケーションソフトウェア
とからなり、異なる通信方式とデータフォーマットとア
ドレス体系とを処理するプロトコル処理手段を備えて相
互に通信する主通信装置と副通信装置とからなる通信シ
ステムにおいて、それぞれの伝送媒体を介して通信する
副通信装置の用いる機器IDに主通信装置またはいずれ
かの副通信装置に設けた乱数発生器が発生する乱数を用
いれば、それぞれの乱数は乱数の性質から互いに一致す
ることなく、一意の機器IDに用いることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のOSI参照モデ
ルの通信レイヤに対比した通信システムの階層図であ
る。
【0038】図1において、1、2層は物理層、データ
リンク層であり、赤外線を伝送媒体とするプロトコルI
rDA Controlを含む通信ソフト2と、他の伝
送媒体A、媒体B、媒体Cの通信ソフト3,4,5とが
第2層を形成する。
【0039】その上位レイヤは、3−7層に相当する差
異吸収処理部6と通信処理部7とからなる。
【0040】差異吸収処理部6は、下位伝送媒体のプロ
トコルの差異を吸収するためのものであり、アドレス変
換部61、上下のレイヤとのIF処理部64、下位レイ
ヤに対する電文受信・組立部62、そして、電文分割・
送信部63とからなる。
【0041】アドレス変換部61では、下位伝送媒体の
物理アドレスとシステムの論理アドレスの変換を行い、
電文分割・送信部63では、上位レイヤで作成した電文
を伝送する媒体のプロトコルサイズに応じ分割して下位
のレイヤ引き渡す処理を行ない、逆に、電文受信・組立
部62では、下位伝送媒体が受信した電文を受け取って
上位レイヤで扱う電文フォーマットに戻す処理を行う。
【0042】上位レイヤの通信処理部7では、ルーティ
ング処理、送信電文作成、基本API(Applica
tion Program Interface)処理
などを行い、アプリケーションレイヤ8とつなぐ。
【0043】本発明は、変動する物理アドレスをユニー
クに変換する変換部1を下位レイヤの通信ソフト2に設
けたことを特徴とする。
【0044】以下に、一連のアドレス変換の処理につい
て述べる。
【0045】まず、上位レイヤの差異吸収部6のアドレ
ス変換部61におけるアドレスの変換処理について述べ
る。
【0046】図2は、下位レイヤの通信プロトコルと上
位レイヤのミドルウェアにおける電文フォーマットとそ
の関係を示したものである。
【0047】下位レイヤの通信プロトコルの電文フォー
マット30は、電文のヘッダー301、ペリフェラル機
器1bの物理アドレス302、ホスト機器1aの物理ア
ドレス303、データ部いまは、上位レイヤの通信プロ
トコル収納部304、誤り訂正コードなどを含む電文の
フッター305とから構成され、そして、上位レイヤの
ミドルウェアの電文フォーマット60は、送信先論理ア
ドレス602、送信元論理アドレス603、データ収納
部604とから構成される。このとき、これらの物理ア
ドレス302、303と論理アドレス602,603は
互いに一意に変換される。
【0048】つぎに、本発明の、赤外線を伝送媒体とす
るプロトコルIrDA Controlを含む下位レイ
ヤの通信ソフト2における変換部1のアドレス変換の方
法を図に基づいて述べる。
【0049】図3は、本発明のアドレス変換によるそれ
ぞれのアドレスの関係を示す図であり、PADDと呼ば
れる物理アドレス11と論理アドレス12との間に新た
に仮想物理アドレス13を設けたことを特徴とする。
【0050】4ビットのPADD、すなわち第1の物理
アドレス11は、8ビットの仮想物理アドレス、すなわ
ち第2の物理アドレス13に変換され、この第2の物理
アドレス13はシステムの論理アドレス612として用
いられる。図1で示した上位レイヤのアドレス変換部6
1での処理は、仮想物理アドレス13から論理アドレス
612への変換を行うことになるが、ここでは特に両者
ともビット長が8ビットであって1:1に対応している
ので、第2の物理アドレス13はそのまま図7の論理ア
ドレス612として扱われる。
【0051】これまでに述べたように、他の伝送媒体の
プロトコルと異なり、IrDA ControlではP
ADDと呼ばれる物理アドレス11は固定値を取り得な
いアドレスである。このPADD11から仮想物理アド
レス13へは、アドレス管理テーブルを用いて一意に変
換するので、この変換方法について述べる。
【0052】図4は、本発明のアドレス変換の実施に用
いるアドレス管理テーブルである。
【0053】この表は、それぞれのペリフェラル機器1
bに固有の機器ID10と、バインドごとに変動するア
ドレスPADDすなわち第1の物理アドレス11と、仮
想物理アドレスすなわち第2の物理アドレス13の三者
を対応付けるものである。表の行数は、少なくとも接続
されるペリフェラル機器1bの台数分を確保すればよ
い。
【0054】P欄はホスト機器1aに接続されるペリフ
ェラル機器1bのそれぞれを示しており、A欄の機器I
D10は、例えば工場出荷時にROMに書きこまれた製
造番号など、ペリフェラル機器1bに割り当てられた固
有の機器情報を登録する。
【0055】B欄には、IrDA ControlのP
ADDのようにバインドごとに変動する第1の物理アド
レス11を登録し、C欄には、仮想物理アドレスである
第2の物理アドレス13を登録する。
【0056】そして、この機器ID10と変動するアド
レスPADD、すなわち第1の物理アドレス11と、仮
想物理アドレスすなわち第2の物理アドレス13との三
者を図4のアドレス管理テーブルでリンクする方法につ
いて述べる。
【0057】ペリフェラル機器1bがシステムに参入す
ると、すなわち、ペリフェラル機器1bがホスト機器1
aに接続要求をすると、まずエナムレーションが行なわ
れる。
【0058】エナムレーションにより、ペリフェラル機
器1bが機器ID10をホスト機器1aに通知すると、
ホスト機器1aは受信した機器ID10をアドレス管理
テーブルのA欄にシステムへの参入ごとに順次追加して
登録し、その同一の行のC欄に、あらかじめ決められた
方法で、例えばシリアル番号に準じた8ビットの仮想物
理アドレスすなわち第2の物理アドレス13を生成して
登録する。この仮想物理アドレスはペリフェラル機器1
bにも返信される。A欄とC欄の関係は不変となってい
る。
【0059】ペリフェラル機器1bがホスト機器1aに
通信しようとするとすなわちバインド開始をホスト機器
1aに要求すると、まず、機器ID10をデータとして
送信する。
【0060】ホスト機器1aは受信した機器ID10に
より、どのペリフェラル機器1bかを特定して、その機
器ID10に対応する行のB欄にPADDである第1の
物理アドレス11を新たに登録する。これによりA欄と
B欄がリンクされる。
【0061】ペリフェラル機器1bからの通信が途絶え
て5秒または30秒経過すると、ホスト機器1aのバイ
ンドタイマーの計時によりそのバインドが終了し、ホス
ト機器1aは先の第1の物理アドレス11を破棄してB
欄の内容を消去又は無効とする。
【0062】再びペリフェラル機器1bがホスト機器1
aに通信しようとすると、同様に新たにバインドを開始
するが、プロトコルIrDA Controlでは先と
同一のペリフェラル機器1bからの通信要求であっても
PADDは先のものとは異なるので、B欄の内容も先と
異なる新たな第1の物理アドレス11が更新して登録さ
れる。
【0063】しかし、A欄とB欄の関係は機器ID10
によりリンクされており、また、A欄とC欄の関係はエ
ナムレーションにより不変であるので、B欄とC欄は一
意にリンクされる。
【0064】従って、特定のペリフェラル機器1bが、
通信ごとに異なり変動する物理アドレスを発行しても、
下位通信ソフトウェアに設けた変換部1のアドレス管理
テーブルに基づくアドレス変換処理によって生成された
固定の仮想物理アドレスにより、上位レイヤは一意の論
理アドレスとして扱うことができる。
【0065】これまでは、赤外線を伝送媒体とするプロ
トコルIrDA Controlについて述べてきた
が、それに限らず下位の伝送媒体の物理アドレスが固定
値を取らないようなときにも本発明を適用することがで
きる。
【0066】さらに、他の実施例として、エナムレーシ
ョンのときアドレス管理テーブルのA欄に乱数を登録す
る方法について述べる。
【0067】図5は本発明の他の実施例におけるアドレ
ス変換処理の状態図を示している。
【0068】これまでに述べたように、ホスト機器1a
とペリフェラル機器1bの間の状態として、初期化前状
態S1、待機状態S4、通信状態S6に分けることがで
きる。
【0069】初期化状態S1から待機状態S4への遷移
過程では、これまでと同様にエナムレーションが行なわ
れるが、ペリフェラル機器1bがホスト機器1aに接続
要求をすると、ホスト機器1aは、ホスト機器1aに設
けた(図示しない)乱数発生器によって32ビットの乱
数を発生し、図4のアドレス管理テーブルのA欄にこの
乱数を登録するとともにペリフェラル機器1bに知らせ
る。
【0070】そして、これまで述べたペリフェラル機器
1bの機器ID10に代えてこの乱数を本発明のアドレ
ス管理テーブルに用いる。32ビットの乱数は他の複数
のペリフェラル機器1bが接続要求するたびに発生され
るが、乱数の性質から互いに一致することはない。
【0071】また、乱数発生器をペリフェラル機器1b
に備えれば、ペリフェラル機器1bが通信要求を行なう
とき、その乱数発生器が発生する乱数を機器ID10と
して用いて図4のアドレス管理テーブルのA欄に登録す
る。
【0072】これらの乱数発生器の発生する乱数に関
し、ホスト機器1aが最初のエナムレーションのときに
一連の乱数を複数個発生して記憶しておき、システムに
参入するペリフェラル機器1bに順次割り当ててもよい
し、情報交換S3のときにペリフェラル機器1bで発生
させた一連の複数の乱数をホスト機器1aに伝送して提
供し、ホスト機器1aが他のペリフェラル機器1bの機
器ID10にそれぞれ利用してもよい。
【0073】さらに、乱数に関し、通信媒体が赤外線に
限らず、他の通信媒体A、B、Cなどにおいてもそれぞ
れの通信媒体を介して通信する副通信装置の機器IDと
して乱数を用いれば、乱数の性質から通信システムのす
べての副通信装置を互いに一意に識別することができ
る。
【0074】これまで述べた乱数発生器は、ソフトウェ
アで実現してもよいし、マイコンに内蔵されたハードウ
ェアや、よく知られたデジタル回路で実現してもよい。
【0075】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるから、
伝送媒体を介して接続される副通信装置の第1の物理ア
ドレスが通信のたびに異なるものであっても、その副通
信装置が接続されたときにユニークな第2の物理アドレ
スが付されるので、副通信装置がユニークに特定され
る。
【0076】また、通信を開始したときに付される第1
の物理アドレスと接続されたときに生成される第2の物
理アドレスを、機器IDに基づきリンクすることができ
る。
【0077】そして、機器IDと通信を開始したときに
付される第1の物理アドレスと接続されたときに生成さ
れる第2の物理アドレスをリンクするためのアドレス管
理テーブルを設けたので、下位通信ソフトウェアでのア
ドレス管理の処理が容易となる。
【0078】そしてまた、アドレス管理テーブルにおい
て、いずれかの副通信装置が通信するたびに異なる第1
の物理アドレスを、その副通信装置の機器IDを参照し
て対応する第1の物理アドレス欄に更新して登録するの
で、その副通信装置が接続されたときに第2の物理アド
レス欄に生成されて登録された第2の物理アドレスとリ
ンクすることができ、管理運用が容易になる。
【0079】さらに、機器IDとして副通信装置の製造
番号を利用するので、製造番号に含まれる製造年月や、
製造者と製品に特有な符号などの各種の情報を通信シス
テムに取り込むことができる。
【0080】さらにまた、機器IDに主通信装置に設け
た乱数発生器が発生する乱数を用いたときには、主通信
装置側で機器IDが重複するかどうかなどの判定をする
ことなく簡単に機器IDを設定できる。
【0081】しかも、機器IDにいずれかの副通信装置
に設けた乱数発生器が発生する乱数を用いたときには、
副通信装置側で機器IDが重複するかどうかなどの考慮
や判定をすることなく簡単に機器IDを設定できる。
【0082】そのうえ、副通信装置が接続されるたびに
主通信装置または副通信装置に設けた乱数発生器の発生
する乱数を機器IDとするか、または、始めに主通信装
置または副通信装置が一連の複数の乱数を発生して主通
信装置自身または副通信装置のいずれかに記憶し、接続
のたびに読み出して機器IDとして副通信装置に割り当
てるので、主通信装置側で機器IDが重複するかどうか
などの判定をすることなく簡単に機器IDを設定できる
とともに、乱数発生器の起動を接続のたびに行なわなく
てもよい。
【0083】また、下位通信ソフトウェアにIrDA
Controlを収容したので、赤外線を伝送媒体とす
る標準的な通信を利用できる。
【0084】そして、第1の物理アドレスが通信のたび
に異なるもののみならず、主通信装置に接続されるすべ
ての副通信装置の機器IDに乱数を用いることにより、
それらが互いに重複するかどうか判定する処理が不要に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムのブロック図である。
【図2】本発明の下位レイヤとミドルウェアにおける電
文フォーマットの説明図である。
【図3】本発明のアドレス変換によるそれぞれのアドレ
スとその関係を示す説明図である。
【図4】本発明のアドレス変換の実施に用いるアドレス
変換テーブルの説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるアドレス変換処
理の状態の説明図である。
【図6】従来の通信システムのブロック図である。
【図7】従来のアドレス変換による物理アドレスと論理
アドレスを示す説明図である。
【図8】従来のホスト機器と複数のペリフェラル機器と
の接続を示す説明図である。
【図9】従来のIrDA Controlにおける通信
ソフトウェアの状態の説明図である。
【符号の説明】
1 変換部 1a ホスト機器 1b ペリフェラル機器 2 通信ソフトウェア 6 差異吸収部 10 機器ID 11 第1の物理アドレス 12 論理アドレス 13 第2の物理アドレス
フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA09 BA01 CB01 CB02 CC01 DA01 DA19 DA20 DB12 DB14 EC01 EC03 5K034 AA05 AA20 DD03 EE01 HH04 HH06 HH14 HH61 HH63 KK21 LL01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送媒体と該下位通信ソフトウェアと、
    上位の通信ミドルウェアとアプリケーションソフトウェ
    アとからなり、異なる通信方式とデータフォーマットと
    アドレス体系とを処理するプロトコル処理手段を備えて
    相互に通信する主通信装置と副通信装置とからなる通信
    システムにおいて、伝送媒体内で副通信装置を特定する
    ための第1の物理アドレスが固定しないとき、前記第1
    の物理アドレスを下位通信ソフトウェア内で固定の仮想
    アドレスである第2の物理アドレスに変換する変換手段
    を下位通信ソフトウェアに設けたことを特徴とする通信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、
    前記変換手段は前記第1の物理アドレスを用いる副通信
    装置の機器IDに基づいて前記第2の物理アドレスに変
    換することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信システムにおいて、
    主通信装置に接続される副通信装置の機器IDと前記第
    1の物理アドレスと前記第2の物理アドレスとをリンク
    するアドレス管理テーブルを、下位通信ソフトウェアに
    設けたことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のアドレス管理テーブル
    は、接続される副通信装置を登録する欄と機器ID欄と
    第1の物理アドレス欄と第2の物理アドレス欄とからな
    り、いずれかの副通信装置が通信を開始すると、順次、
    それぞれの副通信装置の機器IDを機器ID欄に登録す
    るとともに、対応するユニークな第2の物理アドレスを
    生成して第2の物理アドレス欄に登録し、これら副通信
    装置のうち特定の副通信装置が通信をするときには、特
    定の副通信装置が通信するたびに付されて異なる第1の
    物理アドレスを、特定の副通信装置の機器IDに対応す
    る第1の物理アドレス欄に更新して登録することによ
    り、特定の副通信装置を識別可能とする通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3、または請求項4記
    載の通信システムにおいて、副通信装置のそれぞれを区
    別する機器IDとして、該副通信装置の製造番号のすべ
    てまたは、その一部を含むものとしたことを特徴とする
    通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項2、請求項3、または請求項4記
    載の通信システムにおいて、副通信装置のそれぞれを区
    別する機器IDとして、主通信装置に設けた乱数発生器
    が発生する乱数を用いたことを特徴とする通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項2、請求項3、または請求項4記
    載の通信システムにおいて、副通信装置のそれぞれを区
    別する機器IDとして、副通信装置に設けた乱数発生器
    が発生する乱数を用いたことを特徴とする通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の通信シス
    テムにおいて、はじめに主通信装置とそれに副通信装置
    との間で互いの機器IDを含む機器情報を交換すると
    き、主通信装置に設けた乱数発生器または副通信装置に
    設けた乱数発生器が、乱数を発生して主通信装置自身ま
    たは副通信装置のいずれかに記憶し、副通信装置が接続
    されるたびに 該一連の複数の乱数の一つを該機器ID
    として割り当てることを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項6の何れかに記載の
    通信システムおいて、下位通信ソフトウェアにIrDA
    Controlを収容したことを特徴とする通信シス
    テム。
  10. 【請求項10】 複数の伝送媒体と該下位通信ソフトウ
    ェアと、上位の通信ミドルウェアとアプリケーションソ
    フトウェアとからなり、異なる通信方式とデータフォー
    マットとアドレス体系とを処理するプロトコル処理手段
    を備えて相互に通信する主通信装置と副通信装置とから
    なる通信システムにおいて、それぞれの伝送媒体を介し
    て通信する副通信装置の用いる機器IDに主通信装置ま
    たは副通信装置に設けた乱数発生器が発生する乱数を用
    いることを特徴とする通信システム。
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JP2005033808A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Samsung Electronics Co Ltd 異種端末のアドホックネットワークを構築する装置及び方法
US7430591B2 (en) 2001-10-19 2008-09-30 Renesas Technology America, Inc. Methods and arrangements for configuring functional networks
US7831696B2 (en) 2002-03-12 2010-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for providing device information via network and a method thereof
JP2012195737A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Shikoku Electric Power Co Inc 無線通信システム
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