JP4619726B2 - ネットワーク加入ステーションに関する情報の要求方法及び当該方法を実行するネットワーク加入ステーション - Google Patents

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Description

本発明は、分散されたステーションを有するネットワーク、特にホームネットワークにおけるデータ通信に関する。
ホームネットワークは、様々な電気製品を互いに接続したものである。そのような電気製品は、テレビ装置、ビデオレコーダ、DVDプレーヤー、衛星放送受信機、CDプレーヤー、MDプレーヤー、アンプ、ラジオ、ビデオカメラなどの家電製品であるかもしれない。これに関して、今日では家電製品の1つと考えられているパーソナルコンピュータについて言及される。しかしながら一方では、他の電気製品をも含むホームネットワークも知られている。一例としては、洗濯機、電気オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、食器洗浄機などの白物家電機器である。
家電製品分野の電気製品をネットワーク化するため、適当な通信システムが開発されてきた。ここでの主要な概念は、個々のネットワーク加入ステーション(以降簡単化のため、ネットワークステーションと呼ぶ)間におけるデータの高速通信を可能にする「IEEE1394」バスシステムを利用した電気製品の有線ベースのネットワーク化である。もとのIEEE1394−1995規格は、S100、S200及びS400のデータ転送速度を規定するものである。これらは、100Mb/s、200Mb/s及び400Mb/sのデータ転送レートに対応している。他方、このもとの規格は拡張され、現在のIEEEbはさらに高速のデータ転送速度S800、S1200及びS1600を規定している。
このような高速のデータレートは、特に、家電製品間のデータ転送にとって必要なものである。なぜなら、家電製品間のデータ交換の典型的な応用は、映像または音声ソースのトラック、ビデオフィルムあるいは音楽の再生に関するものであり、これに関するデータストリームが他の1以上の家電製品に転送される。この適用事例において、データを互いに交換する電気製品間にデータリンクが確立される。そして、このデータリンクを利用して、通常ベーシスでデータパケットを転送する。このデータ転送形式は、IEEE1394規格においてアイソクロナスデータ転送と呼ばれる。このアイソクロナスデータ転送は、特定の時間間隔でのデータソースから1以上のデータシンク(data sink)への通常ベーシスでのデータパケットの転送に関するものである。
さらに、IEEE1394ネットワークでは、非同期データ転送もまた利用される。この場合、必要に応じてデータパケットが転送される。バスを介して送信される非同期データパケット数は、発生するデータ量に依存する。非同期データ転送は、主としてネットワーク中の電気製品の特定及び制御に利用される。
IEEE1394ネットワークのネットワークトポロジーに関して、IEEE1394規格にはいくつかの制約しか含まれていない。許容されているバストポロジーはツリー構造に対応するものである。しかしながら、適用事例に依存して、ツリー構造は様々な形態をとりうる。この点で、ネットワークは可変的なものとすることができる。
IEEE1394バスシステムのさらなる顕著な特徴は、ネットワークの動作中における電気製品の接続及び切断が可能であるということである。この特徴は、「ライフインサート特徴」という専門用語として知られている。電気製品が接続または切断されるときはいつでも、バスリセット処理が初期化される。各バスリセット処理後、ネットワークに対して自己設定が行われる。この処理において、各IEEE1394ネットワークステーションは、自己ID情報アイテム(当該規格では「自己IDパケット」と呼ばれる」をその他のネットワークステーションに送信する。これにより、各ネットワークステーションは、当該ネットワークにどのようなネットワークステーションが接続されているかについて知ることができる。各ネットワークステーションは、当該ネットワーク中のその他のネットワークステーションに対して自らを識別するため、自己ID情報を利用する。他のネットワークステーションから送信された自己ID情報を利用することにより、各ネットワークステーションは、「ノードリスト」の生成及び当該ネットワークステーションに関連付けされた記憶装置へのノードリストの格納を行うことができる。
その後、この格納された情報は、各ネットワーク加入ステーションに関するより正確な情報を確保するため、ネットワークステーションのドライバプログラムにより利用される。このより正確な情報は、ドライバプログラムにより「ノード情報」テーブルに編集される。このため、IEEE1394規格は、各ネットワークステーションが当該ネットワークステーションの属性及び能力についてのステーション固有の情報を、このために特別に用意された「設定ROM」と呼ばれる記憶領域に保持しなければならない。時間最適化のため、要求元ネットワークステーションはこの「設定ROM」から所望の情報をブロック単位で読み出そうとする。これは、「ブロック読み出し処理」を利用して行われる。これに関して、発明者らは以下の問題点に遭遇してきた。
IEEE1394仕様書に沿って、IEEE1394インタフェースは、自己の「設定ROM」へアクセスするための「クワドレット(quadlet)」読み出し処理のミニマムをサポートする必要がある。ここで、クワドレットとは、4バイトからなるデータワードである。この4バイトは、「設定ROM」のメモリ構成に従って、用意されたアドレスに格納される。ネットワークステーションが要求されたブロック読み出し処理をサポートしていない状況があるかもしれない。この場合、要求元ステーションは、アクセスタイプエラーコードを返すべきである。これは、IEEE1394規格に規定される「ack_type_error」と「resp_type_error」のエラーコードを利用して行うことができる。
実際、クワドレット読み出し処理のみをサポートするIEEE1394インタフェースを有する電気製品は、例えば、あるブロック読み出しアクセス処理に対して、誤ったエラーコード、すなわち、アドレスエラーコード「resp_address_error」(またはIEEE1394規格の「ack_address_error」)を返すことが検出されてきた。IEEE1394規格によると、このエラーコードは、用意されたアドレスには「設定ROM」がないということを実際意味するものである。このエラーコードが規格に従って解釈されると、ドライバプログラムはこのように応答するネットワークステーションを「ノード情報」テーブルに置くことができない。
しかしながら、本発明によると、そのようなネットワークステーションに対して「設定ROM」に必要なエントリを確保することができる。これは、アドレスエラーコードを受信し、その後、要求元ネットワークステーションがワード読み出しアクセス処理を利用して、特定の場合にはクワドレット読み出しアクセス処理を利用して、「設定ROM」中のステーション固有情報の読み出しを再試行することにより行われる。このアドレスエラーコードが実際には誤って生成されていた場合、読み出しアクセス処理は適切に確認され、ステーション固有情報が連続するワード読み出しアクセス処理により収集される。従って、実際に、誤りと予想されたネットワークステーションは依然としてノード情報テーブルに置かれているかもしれない。
ワード読み出しアクセス処理がアドレスエラーコードにより再び応答されると、「設定ROM」は用意されたアドレスには実際存在せず、ネットワークステーションをノード情報テーブルに入力することはできない。
ワード読み出しアクセス処理はまた、ブロック読み出しアクセス処理から返された結果がアクセスタイプエラーコードであるとき実行される。このエラーコードは、特にこのためにIEEE1394規格において備えられたものであり、ネットワークステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないとき生成されるよう構成されている。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、分散されたステーションを有するネットワークのステーション固有情報のための予約された記憶領域を有するネットワーク加入ステーションに関する情報を要求する方法と、当該方法を実行するネットワーク加入ステーションを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は、分散されたステーションを有するネットワークのステーション固有情報のための予約された記憶領域を有するネットワーク加入ステーションに関する情報を要求する方法であって、要求元ネットワークネットワーク加入ステーションにより、ブロック読み出しアクセス処理を利用して、要求対象のネットワーク加入ステーションのステーション固有情報を要求するステップと、前記ブロック読み出しアクセス処理がエラーコードにより応答される場合、前記要求元ネットワーク加入ステーションにより、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求するステップとを備えることを特徴とする。
また上記課題を解決するため、本発明は、上記方法を実行するネットワーク加入ステーションであって、ブロック読み出しアクセス処理またはワード読み出しアクセス処理を利用して、他のネットワーク加入ステーションから情報を要求する手段を備え、前記他のネットワーク加入ステーションからのステーション固有情報が、まずブロック読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を要求し、前記ブロック読み出しアクセス処理がエラーコードにより応答される場合、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求するよう設定された要求元ネットワーク加入ステーションにより要求されることを特徴とする。
本発明により、ワード読み出しアクセス処理のみをサポートし、ブロックアクセス読み出しアクセス処理イベントにおいて、規格に準拠しない不明確なエラーコードを返すネットワーク加入ステーションを「ノード情報」テーブルに統合することが可能となる。
図1は、5つのネットワーク加入ステーションを有する一例となるIEEE1394ネットワークを示す。これらステーションはツリー構造で接続されている。この場合、各ノードは個別のIEEE1394ネットワークケーブルにより他のノードと接続されている。ケーブルポート数はノードごとに異なってもよい。図示された例では、ステーション13には「3ポート物理層チップ」が備えられ、2つのネットワークノード12と10には各自の2ポート物理層チップが、ステーション11には7ポート物理層チップが、ステーション14には1ポート物理層チップがそれぞれ備えられている。
バスリセット処理に従って、2つの段階によりバス初期化は実行される。これら2つの段階は、「ツリー識別」と「自己識別」である。「ツリー識別」段階では、現在のバス構造がネットワークステーション上のポート利用を解析することにより確認される。この段階はまた、どのネットワークステーションがルート機能を担っているか決定するのに利用される。「自己識別」段階では、各ネットワークステーションは自身を識別すると同時に、どのような送信速度をサポートしているかに関する情報を提供する。これは、バス構造に規定される順序で自己ID情報パケットを送信することにより行われる。
図1は、バス初期化段階においてネットワークノードが自身の自己ID情報パケットを送信する順序を示す。図示されるツリー構造に基づき、ステーション11がまず当該バスに割り当てられる。従って、ステーション11は最小のノード番号(ノードID#0)を有するノードとなる。以降、バスが以下の順序で各ノードに割り当てられる。すなわち、ノード12、ノード14、ノード13、ノード10である。すべてのネットワークステーションが各自の自己ID情報パケットを送信すると、すべての自己ID情報パケットを解析することにより、すべてのネットワークステーションのノードリストが構成される。これらバス初期化の2つの段階は、IEEE1394−1995規格において詳細に記述されている。
バス初期化に続いて、個々のネットワークステーションに関するより正確な情報を要求することによりノード情報テーブルが構成される。この段階が以下でより詳細に説明される。バスリセット処理後、自己初期化段階でノードリストが生成されると、さらなるステーション固有情報が次の段階で要求される。これは、バス上のすべてのノードが「設定ROM」の読み出し処理をこれらすべてのノードに送信することに関する。例えば、この処理は同時に行われてもよい。この段階は、各ネットワークステーションがすべてのネットワークステーションからステーション固有情報を要求し、このステーション固有情報を有する「ノード情報」テーブルが生成されたときに完了する。
図2は、IEEE1394規格に基づく「設定ROM」の一般的なフォーマットを示す。図2に示されるように、「設定ROM」は4バイトに相当する32ビットのデータワードに分割される。各32ビット長のデータは個別にアドレス指定可能である。IEEE1394規格はまた、「設定ROM」が設定される必要があるアドレスを規定する。これは通常、ネットワークステーションの自由に利用可能なRAMストアの「設定ROM」のための適切な記憶領域を用意(割り当て)することにより行われる。「設定ROM」の第1クワドレットは、「設定ROM」の長さ、CRC長及び当該「設定ROM」の実際のCRCチェックコードに関する情報を含む。さらに、これは「bus_info_block」に続く。「設定ROM」のさらなるエントリは、「root_directory」「unit_directory」「root&unit leaves」及び「vendor_dependent_information」についての情報に関する。「設定ROM」に備えられるすべての領域は、IEEE1394規格に定義されている。「ノード情報」テーブルの構成に必要なステーション固有情報は、要求される内容に応じて変えられる。例えば、「ノード情報」テーブルのBusInfoBlockからのすべての情報を記録するため、「設定ROM」の最初の4つのクワドレットが読み取られる。図3は、「bus_info_block」のフォーマットを示す。第1クワドレットは、単にASCIIフォーマットで「1394」という表現を格納している。「bus_infor_block」の第2クワドレットは、ネットワーク加入ステーションの能力についてのエントリを含んでいる。エントリ「irmc」は、ネットワーク加入ステーションがアイソクロナスデータ転送をサポートしているか示す。情報「bmc」は、ネットワーク加入ステーションが「バスマネージャ」として動作可能か示している。他の重要な項目は、第3クワドレットの最終バイトの「chip_id_hi」と、第4クワドレットの「chip_id_lo」の2つのエントリである。これら2つの情報アイテムは、ネットワーク加入ステーションの一意的なグローバル識別番号を確認するのに利用されるためである。この識別番号は、一度だけ割り当てられ、「グローバルユニークアイデンティファイア(Global Unique Identifier)」を表すGUIDと呼ばれる。いくつかのホームネットワークでのネットワーク処理は、ある程度までGUIDアドレス指定を利用して実行されるため、この情報はとても重要である。「Home Audio Video Interoperability」を表す典型的なHAViネットワークが一例としてあげられる。
図4は、「root_directory」の第1クワドレットのフォーマットを示す。これはまた、24ビットの「module_vendor_id」情報アイテムを含んでいる。これは、電気製品の製造者を特定するものである。
以下において、図5を参照してIEEE1394インタフェースのプロトコルアーキテクチャが説明される。最下位の通信レイヤである物理層20は、常にハードウェアを利用して製造される。このため、個別のICが長時間利用可能であった。次に上位にある通信レイヤであるデータリンク層21は、同様に通常ハードウェアを利用して製造される。個別のリンクICが市場において同様に利用可能である。図示されるその他のレイヤである「トランザクション層」22、「シリアルバス管理」23及び「アプリケーション層」24は、通常ソフトウェアを利用して実現され、ネットワークステーションの強力なマイクロコントローラ上で実行される。
「シリアルバス管理」23のレイヤ内では、「ノードコントローラ」27、「アイソクロナスリソースマネージャ」26と「バスマネージャ」25が表示されている。1394ネットワークでは、複数のネットワークノードが各自の機能を実行していたとしても、高々1つの「バスマネージャ」25と高々1つの「アイソクロナスリソースマネージャ」26が一時アクティブ状態とされるにすぎない。どのネットワークノードが各自の機能を実行するかは、IEEE1394規格に規定される方法に従って、各バスリセット処理後に決定される。「ルート」ノードがそれの機能を実行することができる場合、この方法によると、高い確率で「ルート」の機能がアクティブ状態とされているといえる。あるいは、「バスマネージャ」25が存在せず、「アイソクロナスリソースマネージャ」26(存在すれば)が「バスマネージャ」25のいくつかのタスクを引き受ける必要が出てくる状況が生じるかもしれない。
本発明では、「ノードコントローラ」27と「トランザクション層」22の要素が基本的要素である。そのため以下では、これらの要素がより詳細に説明される。
「トランザクション層」22は、データ通信におけるOSI/ISO参照モデルによるネットワーク層とトランスポート層の一部を有する。しかしながら、この「トランザクション層」22については、IEEE1394−1995に詳細に説明されている。そこでは、トランザクション層22は、結果が返されたときに実行される機能を有するように、他のネットワークステーションのある指定されたアドレスへのデータの書き込み、ある指定されたアドレスの指定されたネットワークステーションからのデータの読み出し、及び他のネットワークへのデータの送信に関するサービスとして提供されている。本発明に対して基本的に重要なものは、読み出し処理を実行するのに利用可能なサービスである。当該読み出し処理は、READタイプの処理要求を送信する「バス管理」要素またはアプリケーション層に関する。この要求は、ノード上で情報が検出されうるメモリアドレスと、これのスタートアドレスから要求されるデータアイテム数とを有する。当該処理が送信されるネットワークステーションに関する情報は、バス管理要素からデータリンク層21に直接転送される。要求されるデータは、トランザクション層22を介して要求元「バス管理」要素に転送される。要求されたデータが応答でエラーコードが受信されたということを表す場合、トランザクション層22は同様にこのエラーコードを「バス管理」要素に通知する。
IEEE1394規格は、読み出し処理に対して以下のエラーコードを提供する。
・「resp_conflict_error」またはIEEE1394aからの「ack_conflict_error」:
これらのエラーコードは、指定されたアドレスに対する処理がネットワークステーションですでに開始されたが、まだ終了していないときに返される。
・「resp_data_error」または「ack_data_error」:
これらのエラーコードは、例えば、「設定ROM」へのアクセスがCRCエラーの存在が検出されるものに関する場合、供給される。
・「resp_type_error」または「ack_type_error」:
これらのエラーコードは、ネットワークステーションが当該要求に従うブロック読み出しアクセスをサポートしていない場合に提供される。
・「resp_address_error」またはIEEE1394aからの「ack_address_error」:
これらのエラーコードは、要求されたネットワークステーションの要求されたアドレスにデータが存在しない場合、すなわち、この記憶領域が割り当てられていない場合に生成される。
以下では、図6に示されるフローチャートを利用して、「ノードコントローラ」27による他のネットワークステーションからのステーション固有情報の要求方法と、返されるエラーコードへの対応方法が説明される。
ステップ30において、要求元ネットワークステーションの「ノードコントローラ」27が、例えば、指定されたネットワークステーションの「設定ROM」の最初の24バイトを読み出す要求を「トランザクション層」22に送信する。ステップ31において、「ノードコントローラ」27は、「ack_type_error」または「resp_type_error」タイプのエラーコードが返されたかチェックする。これらのエラーコードが返された場合、「ノードコントローラ」がワード読み出しアクセス処理を利用して、ステーション固有情報を要求しようとする。当該情報をチェックするため、フローチャートにおいてステップ33が呼び出される。他方、ステップ31においてエラーコードが受信されなかった場合、ステップ32において、エラーコード「resp_address_error」が返されたかチェックされる。エラーコード「resp_address_error」が返された場合、ステーション固有情報が指定されたアドレスは利用可能でないということを実際には意味しているにもかかわらず、ワード読み出しアクセス処理を利用してこの指定されたアドレスで再び要求がなされる。この場合もまた、ステップ33でのフローチャートにおいてチェック処理が継続される。エラーコードがもはや現れなければ、チェックステップはスキップされる。ステップ33において、カウンタ変数iが1に設定される。次のステップ34において、クワドレット読み出しアクセス処理を利用した「設定ROM」の第1クワドレットに対する読み出し要求が、「トランザクション層」22に送信される。その後、ステップ35において、「resp_address_error」が再び返されたかチェックされる。「resp_address_error」が再び返された場合、本発明によると、無効なアドレスでの読み出しが実際行われるべきであると考えられ、当該チェックステップは終了される。他方、「resp_address_error」が再び返されなければ、有効なデータが返され、エラーコードは現れない。しかしながら、その後、ステップ36において、「設定ROM」の次のクワドレットのアドレスが決定され、カウンタ変数iがインクリメントされる。ステップ37において、インデックス変数iが6を超えていないことをチェックした後、ワード読み出しアクセス処理が実行される。これにより、ブロック読み出しアクセス処理を利用してこれらのデータにアクセスすることができなくても、「設定ROM」の最初の6つのクワドレットがそれぞれ適切に読み出される。その後、当該チェック処理は終了される。
本発明は、上述された実施例に限定されるものでない。本発明はまた、異なるエラーコードが返されるときでさえ、依然としてまずワード読み出しアクセス処理を利用した所望のデータの取得が試みられるような形態でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、様々な変形及び変更が可能である。
図1は、一例となるIEEE1394ネットワークの構成を示す。 図2は、「設定ROM」の一般的なフォーマットを示す。 図3は、「設定ROM」内の「bus_info_block」の構成を示す。 図4は、「設定ROM]の「root_directory」内の「module_vendor_ID」エントリのフォーマットを示す。 図5は、IEEE1394−1995規格に基づくIEEE1394ノードの「プロトコルアーキテクチャ」を示す。 図6は、ネットワークステーションからステーション固有情報を要求するため、要求元ネットワークステーションの「ノードコントローラ」において実行されるプログラムの一例となるフローチャートを示す。
符号の説明
10〜14 ステーション
20 物理層
21 データリンク層
22 トランザクション層
23 シリアルバス管理
24 アプリケーション層
25 バスマネージャ
26 アイソクロナスリソースマネージャ
27 ノードコントローラ

Claims (11)

  1. 分散されたステーションを有するネットワークにおけるステーション固有情報のための予約された記憶領域を有するネットワーク加入ステーションに関する情報を要求する方法であって、
    要求元ネットワークネットワーク加入ステーションはまず、ブロック読み出しアクセス処理を利用して、要求対象の他のネットワーク加入ステーションのステーション固有情報を要求し、
    前記ブロック読み出しアクセス処理が、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示すエラーコードにより応答される場合、前記要求元ネットワーク加入ステーションは、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求し、
    前記ブロック読み出しアクセス処理が、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードにより応答される場合、前記要求元ネットワーク加入ステーションは、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求し、
    前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードであって、前記ステーション固有情報の再要求をするのに考慮される前記エラーコードは、要求される記憶領域が割り当てられていないことを示すアドレスエラーコードである、
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、前記ステーション固有情報の要求は、ワード読み出しアクセス処理が再びエラーコードにより応答されると終了されることを特徴とする方法。
  3. 請求項記載の方法であって、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードであって、前記ステーション固有情報の再要求をするのに考慮される前記エラーコードはまた、アクセスタイプエラーコードであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1乃至何れか一項記載の方法であって、前記予約された記憶領域はIEEE1394ネットワーク加入ステーションの設定ROMに対応することを特徴とする方法。
  5. 請求項乃至何れか一項記載の方法であって、前記アドレスエラーコードは、IEEE1394規格に基づく「resp_address_error」エラーコード、または「ack_address_error」エラーコードに対応することを特徴とする方法。
  6. 請求項乃至何れか一項記載の方法であって、前記アクセスタイプエラーコードは、IEEE1394規格に基づく「ack_type_error」エラーコード、または「resp_type_error」エラーコードに対応することを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至何れか一項記載の方法であって、前記要求されたステーション固有情報は、前記IEEE1394設定ROMの内容であることを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至何れか一項記載の方法であって、前記ワード読み出しアクセス処理はクワドレット読み出しアクセス処理に対応することを特徴とする方法。
  9. 請求項1乃至何れか一項記載の方法を実行する要求元ステーションとしてのネットワーク加入ステーションであって、
    ブロック読み出しアクセス処理またはワード読み出しアクセス処理を利用して、他のネットワーク加入ステーションからステーション固有情報を要求する手段を備え、
    前記他のネットワーク加入ステーションからのステーション固有情報が、まずブロック読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を要求し、前記ブロック読み出しアクセス処理が、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示すエラーコードにより応答される場合、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求するよう設定された要求元ネットワーク加入ステーションにより要求され、
    前記ブロック読み出しアクセス処理が、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードにより応答される場合、前記要求元ネットワーク加入ステーションは、ワード読み出しアクセス処理を利用して前記ステーション固有情報を再要求し、
    前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードであって、前記ステーション固有情報の再要求をするのに考慮される前記エラーコードは、要求される記憶領域が割り当てられていないことを示すアドレスエラーコードである、
    ことを特徴とするネットワーク加入ステーション。
  10. 請求項記載のネットワーク加入ステーションであって、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードであって、前記ステーション固有情報の再要求をするのに考慮される前記エラーコードは、アドレスエラーコードであることを特徴とするネットワーク加入ステーション。
  11. 請求項記載のネットワーク加入ステーションであって、前記ステーションがブロック読み出しアクセスをサポートしていないことを示す前記エラーコードと異なるエラーコードであって、前記ステーション固有情報の再要求をするのに考慮される前記エラーコードはまた、アクセスタイプエラーコードであることを特徴とするネットワーク加入ステーション。
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