JP2001285103A - 放送用受信機 - Google Patents

放送用受信機

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JP2001285103A JP2000097424A JP2000097424A JP2001285103A JP 2001285103 A JP2001285103 A JP 2001285103A JP 2000097424 A JP2000097424 A JP 2000097424A JP 2000097424 A JP2000097424 A JP 2000097424A JP 2001285103 A JP2001285103 A JP 2001285103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続した時系列データが送信されるデジタル
放送において、現在受信中の放送局の受信状況を劣化さ
せることなく、他局電波の受信状況検知を行う放送用受
信機を提供することを目的とする。 【解決手段】 現在受信中のデータに施された時間軸方
向のインターリーブ量を判断し、かかるインターリーブ
と復調時における誤り訂正処理によって欠落データの修
復が可能な範囲で、現在受信中の放送局の受信を中断し
て他局電波の受信状況を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送電波の受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】放送用受信機において、一つの放送局か
らの電波を受信中に他局からの電波の受信状況を検知す
る動作は従来から広く行われている。かかる動作を行う
ことにより、使用者が現在受信中の局を他局に切り替え
るときに受信状況の良好な局のみを使用者の選択に供す
ることが可能となり、選局時における受信機の操作性を
向上することが出来る。また、現在受信中の電波の受信
状況が劣化した場合、受信系統を同一番組を放送してい
る他局電波に切り替える、いわゆる周波数ダイバーシテ
ィの手法も実施可能となる。
【0003】しかしながら、高周波増幅,同調,及び検
波等の受信処理を一組のセットのみで行ういわゆるワン
チューナー受信機にて前記動作を実施する場合、現在受
信中の放送に中断を生じさせないため種々の工夫が必要
である。従来、例えば、テレビ放送電波の場合は、映像
信号の伝送されない期間である垂直帰線期間を利用して
他局電波の検知を行っていた。
【0004】しかし、テレビ放送がデジタル放送に移行
した場合、伝送される信号は時系列的に連続したデジタ
ルデータであるため、アナログテレビ放送と同様の他局
電波検知手法を採用すると、他局電波の検知期間中に現
在受信中の映像信号や音声信号が途切れ実用上の問題が
生ずる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消し、デジタル放送においても現在受信中の映像
信号や音声信号を中断せず、他局の電波受信状況を検知
し得る放送用受信機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、選局指令によ
って指定された放送局を選択する選局手段と、前記放送
局からの電波を受信して検波及び復調を行い受信信号を
生成する検波復調手段と、前記受信信号の信号処理形態
を解析する信号解析手段とを含む放送用受信機であっ
て、前記信号解析手段の結果を用いて前記選局指令を生
成する選局制御手段と、一の放送局を受信中に前記選局
指令に基づいて、前記放送局の受信を中断して他の放送
局を受信し、他局電波の受信状況を検知する受信状況検
知手段を備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるISDB−
T(統合デジタル放送)用受信機の構成を示すブロック
図である。図1において受信アンテナ10は、ロッドア
ンテナや平面アンテナ等の小型アンテナであり放送局か
らの電波を受信する。
【0008】RF部11は、受信アンテナ10が受信し
た電波について高周波増幅,周波数変換等の処理を行う
受信機のフロントエンド機能を司る。選局同調部12
は、システム制御部20からの選局指令信号に従い、受
信電波のうち特定の放送局からの電波を、所定の選局パ
ターン及びタイミングに基づいて同調、選択する機能を
有する。
【0009】検波復調部13は、主に、後述するOFD
M復調回路からなり、選局同調部12から供給された受
信電波を検波及び復調して受信データを生成し、これを
出力信号処理部等の各処理回路に供給する。受信電波検
出部14は、選局同調部12の出力をAM検波すること
により、所望の周波数に搬送波が存在するか否かを検出
し、その結果をシステム制御部20に供給する。
【0010】受信電波属性判定部15は、前記受信電波
がISDB−T放送用電波か或いはアナログ放送用電波
かを識別し、その結果をシステム制御部20に供給す
る。受信信号誤り率検知部18は、ISDB−T放送受
信信号の復調データ誤り率を検定し、その結果をシステ
ム制御部20に供給する。TMCC信号検出部17は、
ISDB−T放送用データに含まれる制御信号の一種で
あるTMCC(Transmission and Multiplexing Config
uration Control)信号を検出し、これをシステム制御
部20に供給する。
【0011】ガードインターバル検出部16は、ISD
B−T放送受信信号に含まれるガードインターバルを検
出し、これをシステム制御部20に供給する。出力信号
処理部19は、検波復調部13からの復調データを基に
放送局から送信された映像信号や音声信号を再生して、
ブラウン管や液晶パネル等のディスプレー機器、又はス
ピーカやヘッドホーン等の音響機器に出力する。
【0012】操作入力部22は、本装置に局選択指令等
の各種動作指令を入力するキーボード若しくはスイッチ
群から構成され、システム制御部20は、主にマイクロ
コンピュータから構成され本装置全体の動作を制御する
ものであり、例えば、メモリ部21に記憶されたメイン
ルーチンを内蔵クロックに同期して1ステップずつ実行
する。
【0013】メモリ部21は、ROM(Read Only Memor
y)やRAM(Random Access Memory)等の記憶素子から構
成されており、ROMの中には本装置の動作を制御する
メインルーチンや各種のサブルーチンに関するプログラ
ムが記憶されている。また、RAMには、メインルーチ
ンや各種サブルーチンにおける処理結果が一時的に記憶
される。
【0014】図1に示した装置の他局電波検知モードに
おける動作処理を以下に説明する。システム制御部20
は、ISDB−T放送の受信中に図2に示す他局電波検
知モードの処理サブルーチンを、例えば、内蔵クロック
に同期して常時実行されるメインルーチン(説明せず)
に割り込んで、所定の間隔ごとに実行する。システム制
御部20は、前記サブルーチンのステップ10に従っ
て、現在受信中のISDB−T放送電波における受信信
号誤り率が所定の値以下であるか否かを判定する。かか
る処理は、ソフトウェア上の処理のみならず放送電波の
受信から受信データの復調までを含めた装置各部のハー
ドウェアデバイスの動作が関係するものであり、その概
略は以下に説明する通りである。
【0015】すなわち、放送局からのISDB−T放送
用電波はアンテナ10で受信され、RF部11にて増
幅,周波数変換等の高周波信号に対するフロントエンド
処理がなされた後、選局同調部12に供給される。選局
同調部12では、システム制御部20からの選局指令信
号に従い、受信電波の中から所望の放送局の電波のみを
同調して選局し、かかる受信電波を検波復調部13に供
給する。
【0016】ISDB−T放送用電波では、OFDM(O
rthogonal Frequency Division Multiplex;直交周波数
分割多重)変調がなされているため、検波復調部13
は、90度位相の異なる2波の局部発振搬送波13a及
び13bを準備し、これを選局同調部12からの出力信
号に乗算して、当該信号に含まれる直交成分と同相成分
を抽出する。さらに、検波復調部13は、これらの成分
をアナログ・デジタル変換器13cにてデジタル値に変
換した後、AFC(Automatic Frequency Control)回路
13dでOFDM復調のための周波数同期を取り、高速
フーリエ変換回路13eでフーリエ変換処理し、各搬送
波に含まれていたデジタルデータを復調する。復調デー
タはいったん出力バッファ13fに蓄えられ、後述する
デ・インターリーブや誤り訂正等の処理がなされた後、
所定のタイミングにて出力信号処理部19等の他の処理
回路に出力される。
【0017】受信信号誤り率検知部18は、前記バッフ
アより復調データの供給を受け、受信信号の誤り率を検
定する。一般に、ISDB−T放送では高品質のデータ
伝送を確保すべく、送信データにリードソロモン符号や
トレリス符号等の誤り訂正符号を付加して伝送を行って
いる。しかしながら、かかる誤り訂正処理を行っても電
波伝搬環境の劣化により受信データにおける信号誤り率
が増加することがある。
【0018】システム制御部20は、ステップ10にお
いて、誤り率検知部18における検知結果が所定の値を
超えていると判断した場合は、他局電波検知を行わずに
図2に示すサブルーチンを終了する。かかる場合に現在
受信中の電波を中断して他局電波検知を行えば、受信デ
ータの欠落を招き、更なる誤り率の増加を引き起こすた
めである。すなわち、ステップ10の判断処理は、現在
受信中の放送局の受信状態が悪い場合は敢えて他局電波
検知を行わないことを意味している。
【0019】なお、この場合システム制御部20は、選
局同調部12に対して現在選局中の受信局の同調を維持
する選局指令信号を供給する。ステップ10にて受信信
号の誤り率が所定の値以下であった場合、システム制御
部20は、TMCC信号検知部17を介して復調データ
に含まれるTMCC信号を取り込みその解析を行う(ス
テップ11)。
【0020】TMCC信号とは前述の如くISDB−T
放送データに含まれる制御信号の一種であり、ISDB
−T放送用電波の変調方式や伝送されるデジタルデータ
に関する種々の属性を定義したパラメータ情報から構成
される。TMCC信号は204ビットの長さからなり、
3ビットずつ階層数に応じて最大9ビツトが、伝送デー
タの現在時間軸方向のインターリーブ量を表す識別子と
して使用されている。
【0021】ISDB−T放送でデータを送信する場合
は、前述のように誤り訂正符号を付けて送信するため、
データの伝送途中で比較的短いデータが欠落するいわゆ
るランダムエラーが発生しても、受信側で受信データの
エラー訂正が可能である。しかし、比較的長いデータが
欠落するいわゆるバーストエラーが発生すると、エラー
によって欠落したデータのビット数が誤り訂正符号の冗
長度を越えた場合、受信側におけるデータのエラー訂正
が困難となる。
【0022】そこで、ISDB−T放送では、図3に示
す如く送信時に所定の手順でデータ時系列の順番を入れ
替え(インターリーブ)して送信し、受信側では逆の手
順により受信データ時系列の再入れ替え(デ・インター
リーブ)を行う。かかる処理を行えば、伝送途中でバー
ストエラーが発生して比較的長いデータが欠落しても、
バーストエラーにより欠落した部分が受信側でのデ・イ
ンターリーブによってデータ時系列上に振り分けられる
ため、比較的短いデータの欠落即ちランダムエラーとし
て処理することが可能となる。
【0023】つまり、時間軸方向のインターリーブ処理
(以下単にインターリーブと称する)を施すことによ
り、バーストエラーによるデータ欠落を、エラー訂正の
可能なランダムエラーに転化する事が出来るのである。
TMCC信号中のインターリーブ量を表す識別子とは、
かかるインターリーブの施された度合を示すパラメータ
であり図4の表に示すような定義がなされている。図4
において、インターリーブレベル0とは送信データにイ
ンターリーブが施されていない状態を表し、レベルが上
がるにつれて送信データに施されたインターリーブの量
が増大することを表している。
【0024】なお、インターリーブの量は、信号の変調
方式やデータの属性等のパラメータによって変化するた
め、図4の表に示す各レベルのインターリーブ量が、実
時間においてどの程度の長さのバーストエラーによるデ
ータ欠落に対処できるかを示すことは困難である。しか
し、インターリーブレベルが上がるほど、即ちインター
リーブ量が増大するほど、受信信号の中断に対する信号
訂正能力が増加する。これを別の視点から見ると、イン
ターリーブ量の大きい受信信号ほど信号の中断時間を長
く採れることを意味している。
【0025】システム制御部20は、ステップ11にお
いてTMCC信号検知部から取り込んだTMCC信号の
35ビット目から37ビット目(以下かかる3ビットの
みの信号をもってTMCC信号と称する)を検定し、そ
の値が“000”であるならば、他局電波検知処理を行
わずに図2のサブルーチンを終了する。TMCC信号が
“000”の場合、現在受信しているISDB−T放送
のデータにはインターリーブ処理が施されていない。よ
って、かかるデータ受信中にその受信を中断して他局電
波検知を行うと、受信中断によるデータの欠落をデ・イ
ンターリーブ処理によってランダムエラーに転化でき
ず、受信データが訂正修復できない恐れがあるためであ
る。
【0026】TMCC信号が“000”でない場合、シ
ステム制御部20は、ステップ12においてTMCC信
号が“001”または“010”であるか否かを判断
し、TMCC信号が“001”又は“010”のとき、
システム制御部20は、他局からの受信電波の検知処理
を開始する(ステップ13)。この場合は、現在受信中
のデジタルデータには図4の表に示す比較的小さいレベ
ル1乃至レベル2のインターリーブが施されている。従
って、比較的短い時間であれば、その受信を中断して他
局電波の検知を行っても、受信中断により生じたデータ
の欠落は検波復調部13におけるデ・インターリーブ処
理によってランダムエラーに転化することが可能とな
る。
【0027】システム制御部20は、ステップ13にお
いて、予め定められた選局手順及び選局タイミングに従
い選局指令信号を生成し、該信号を選局同調部12へ供
給して逐次、現在受信している放送局以外の他局を選択
すべく同調周波数を変化させる。かかる選局手順として
は種々のパターンが考えられ、例えば、本装置が受信可
能な周波数帯域を端から端まで、同調周波数を走査して
行く方法や、予め、使用者が操作入力部22からプリセ
ットした放送局の周波数を順次拾って走査していく方法
等が考えられる。
【0028】また、選局タイミングとしても種々のパタ
ーンを採用することが可能であり、例えば、図5の例1
に示す如く、現在受信中の局の電波を一度中断するごと
に1つの他局電波を検知する方法や、例2に示す如く一
度の中断で複数の他局電波を検知していく方法等が考え
られる。例1のパターンは、現在受信中局の中断を極力
短くした場合であり、中断によって生ずるバーストエラ
ーを最小限に押さえることができるが、全ての他局の受
信状況を検知するのに時間を要する。一方、例2のパタ
ーンは、現在受信中局からのデータ復調に支障が生じな
い最大の中断時間を採用した場合である。例1に比較し
て雑音等の外乱によりバーストエラーが発生する確率は
増加するが、全ての他局検知に要する時間を大幅に短縮
することができる。
【0029】なお、ステップ13における他局受信状況
の検知は、インターリーブ量が小さいため短い中断時間
しか設定できず、他局電波の有無のみの検知となる。選
局同調部12で同調選択した他局周波数の電波が受信で
きたか否かは、選択同調部12の出力信号を受信電波検
出部14にてAM検波することにより検出する事がで
き、受信電波検出部14はその結果をシステム制御部2
0に供給する。
【0030】システム制御部20は、選局した局の電波
が受信できたか否かをメモリ部21のRAM上の記憶領
域(以下メモリテーブルと称する)に当該他局のチャン
ネル情報と共に記憶し、予め定められた検知すべき他局
を全て走査して終わった場合は、本サブルーチンを終了
する(ステップ14)。ステップ12においてTMCC
信号が“001”または“010”でないとき、システ
ム制御部20は、次のステップ15においてTMCC信
号が“011”または“100”であるか否かを判断す
る。
【0031】TMCC信号が“011”または“10
0”である場合は、現在受信中のデジタルデータには図
4の表に示す比較的大きいレベル3乃至レベル4のイン
ターリーブが施されている。従って、現在受信中の放送
局からの電波を前記ステップ13の処理以上に中断して
も、受信中断により生じたデータの欠落は、検波復調部
13におけるデ・インターリーブ処理によってランダム
エラーに転化することが可能となる。
【0032】そこで、TMCC信号が“011”または
“100”の場合、システム制御部20は、他局からの
受信電波検知処理のみならず、より処理時間を必要とす
る検知局がアナログ局であるか若しくは、デジタル局で
あるかの検知局電波の属性までも判定することとした。
この場合システム制御部20は、図5の例3に示すよう
に先ず、ステップ16及びステップ17にて、ステップ
13及びステップ14と同様の他局電波検知処理を行
い、前記RAM領域上のメモリテーブルに他局からの電
波受信状況をいったん記憶する。次に、他局電波の属性
判定を行うべく、前記メモリテーブルを検索しながら電
波の受信できた他局のみを抽出し、これを選択する選局
指令信号を選局同調部12に供給する(ステップ1
8)。かかる選局指令に基づき選局同調部12で選局さ
れた電波は、受信電波属性判定部15に供給され、当該
電波の属性即ち、選局された電波がISDB−T放送の
ものであるかアナログ放送のものであるかが判定され
る。
【0033】かかる属性判定が必要とされるのは、アナ
ログ放送とISDB−T放送は同一の周波数帯域でチャ
ンネル周波数が割り当てられるため、単に受信電波の有
無を確認するだけでは、当該他局がアナログ局かデジタ
ル局かの判断がつかない場合があるためである。一般
に、アナログ放送では映像信号がAM変調されて送信さ
れるため、映像搬送波近傍とカラー信号用副搬送波近傍
では信号レベルが異なる。また、各搬送波について水平
同期信号の周波数間隔ごとに高調波が現れるため、その
周波数スペクトラムは平坦ではない。一方、ISDB−
T放送の場合はデジタルデータがOFDM変調されて送
信されるため、そのスペクトラムは、信号レベルが周波
数帯域全体でほぼ等しい矩形状をなす。
【0034】そこで、受信電波属性判定部15は、選局
同調部12の出力信号について複数の周波数ポイントに
おける信号レベルを測定し、各ポイント間におけるレベ
ル比率をもって選局した電波がアナログ放送かISDB
−T放送であるかを識別して、その結果をシステム制御
部20に供給する。また、受信電波属性判定の信頼度を
高めるのであれば、属性判定部15の結果のみならず、
検波復調部13の結果を併用してもよい。即ち、アナロ
グ放送電波を検波復調部13にて検波復調した場合、当
然にISDB−T放送に付加される制御信号であるTM
CC信号を検出することはできない。よって、前記周波
数スペクトラムの相違とかかるTMCC信号検出の有無
を併用して、受信電波の属性判定を行うのである。
【0035】なお、本実施例では、受信電波の属性判定
即ち、受信電波がアナログ波かデジタル波かの検知は、
前述の如く、周波数スペクトラムの相違やTMCC信号
の有無により検知しているが、本発明はこれに限定され
る物でなく、例えば、後述するガードインターバルの有
無や、そのタイミング検出等の放送形態の違いを利用す
るものであれば全て応用することができる。
【0036】システム制御部20は、前記メモリテーブ
ルに記憶されている受信可能局を1局ずつ選局し、前記
方法に基づいてかかる局の受信電波属性を判定し、その
結果を受信可能な他局電波の属性としてチャンネル情報
と共に前記メモリーテーブルに記憶する。システム制御
部20は、前記メモリテーブルに記憶されている受信可
能局の電波の属性を全て判定し終えたならば本サブルー
チンを終了する(ステップ19)。
【0037】なお、ステップ15においてTMCC信号
が“011”または“100”でない場合は、TMCC
信号が未定義のものか若しくは受信電波がTMCC信号
を含まないアナログ放送のものである事も考えられる。
従って、この場合システム制御部20は、現在受信中の
放送局の選局を維持したまま本サブルーチンを終了す
る。
【0038】以上の処理を行うことにより、メモリ部2
1のRAM領域上のメモリテーブルには、受信可能な他
の放送局とその局の電波属性等の情報が記憶される。よ
って、使用者が現在受信中の放送局から他の局に受信を
切り替える場合や、現在受信中の局の受信状態が劣化し
同一番組を放送する他局へ受信電波の切り替えが必要と
なった場合、システム制御部20は前記メモリーテーブ
ルを検索するだけで、切り替え対象となる他のISDB
−T放送局を迅速かつ容易に抽出する事ができる。
【0039】また、ISDB−T放送用電波では、デー
タの送信時にガードインターバルを設ける場合が多い。
ガードインターバルとは、送信データ中の有効シンボル
の後ろから1/4乃至1/32の長さを切り取り、これ
を先行する有効シンボルとの間に挿入したものをいう。
かかるガードインターバルを設けることによりデータの
伝送効率は低下するが、ガードインターバル期間によっ
てマルチパス波等の反射波による遅延干渉を防止できる
ため、放送電波にとって最大の障害となるゴーストを防
ぐことができる。
【0040】受信側では、ガードインターバルをのぞい
た有効シンボルのみを復調すれば送信データを再現でき
るため、復調時に有効シンボルのみを含む時間軸方向の
ウィンドを設定し、かかるウィンド内の受信信号にのみ
高速フーリエ変換を施している。つまり、ガードインタ
ーバルについては当該部分のデータが欠落してもデータ
の復調になんら影響を及ぼすことはない。
【0041】そこで、本発明の変形実施例としてかかる
ガードインターバルの期間を利用して他局検知動作を行
う処理が考えられる。すなわち、ガードインターバル検
知部16は、現在受信しているISDB−T放送データ
でガードインターバルが施されているか否かを検知し、
ガードインターバルが施されていた場合は、その旨をシ
ステム制御部20に通知する。システム制御部20は、
かかる状況を認識すると、図2に示すフローチャートに
て他局電波の検知(ステップ13及び16)若しくは他
局電波の属性判定(ステップ18)を行う際に、ガード
インターバルの期間のみを利用して、若しくはガードイ
ンターバルの期間を優先的に利用して、検知又は判定の
動作を行う処置をなす。
【0042】かかる処置を採ることにより、現在受信中
のデータにて有効シンボル部分の欠落を防止し、受信デ
ータの誤り率を良好に保つことができる。なお、本発明
は、ISDB−T放送に限定されるものではなく、送信
データが時間軸方向にインターリーブされている放送で
あればよい。また、本実施例における他局電波の検知及
び判定動作では、放送局からの電波の有無及び、アナロ
グ局かデジタル局かの判断しか行っていないが、他局電
波の属性判定において、放送されている番組名,番組内
容,及びジャンル等の各種の情報までも判断する構成と
してもよい。
【0043】本実施例では、他局検知を行う条件とし
て、現在受信局信号における時間軸方向インターリーブ
の有無及びインターリーブ量を用いているが、検知条件
はこれに限定されるものではなく、他局検知を行うこと
により現在受信局信号にバーストエラーが生じても、受
信データの復調に支障のない放送受信状態を担保し得る
ものであればよく、例えば、放送の伝送モードやガード
インターバルの量、及び変調方式等のパラメータを検知
条件として、実施例に示したような他局検知動作を行わ
せてもよい。また、これらの条件と、本実施例に示した
時間軸方向インターリーブとを組合わせて実施してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によればIS
DB−T放送用受信機において、現在受信中の局からの
受信データの受信状態を劣化させることなく、他局受信
状況の検知を行うことができ、予め受信可能な放送局を
知ることができるため、選局時における操作性及び利便
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるISDB−T放送用受信
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置における他局電波検知モードの動作
を示すフローチャートである。
【図3】ISDB−T放送における伝送データに対する
時間軸方向のインターリーブと、デ・インターリーブの
様子を示すタイムチャートである。
【図4】TMCC信号とインターリーブ量との関係を示
す表である。
【図5】図1の装置における他局検知に際しての選局手
順と、選局タイミングの様子を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10 受信アンテナ 11 高周波フロントエンド部 12 選局同調部 13 検波復調部 14 受信電波検出部 15 受信電波属性判定部 16 ガードインターバル検知部 17 TMCC信号検知部 18 受信信号誤り率検知部 19 出力信号処理部 20 システム制御部 21 メモリ部 22 操作入力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局指令によって指定された放送局を選
    択する選局手段と、 前記放送局からの電波を受信して検波及び復調を行い受
    信信号を生成する検波復調手段と、 前記受信信号の信号処理形態を解析する信号解析手段と
    を含む放送用受信機であって、 前記信号解析手段の結果を用いて前記選局指令を生成す
    る選局制御手段と、一の放送局を受信中に前記選局指令
    に基づいて、前記放送局の受信を中断して他の放送局を
    受信し、他局電波の受信状況を検知する受信状況検知手
    段を備えることを特徴とする放送用受信機。
  2. 【請求項2】 前記信号解析手段は、前記受信信号が時
    間軸方向にインターリーブされた信号であるか否かを示
    す制御信号を、前記受信信号から抽出してこれを解析す
    ることを特徴とする請求項1記載の放送用受信機。
  3. 【請求項3】 前記信号解析手段は、前記制御信号に含
    まれるインターリーブ量を検出してこれを解析し、前記
    選局制御手段は、前記検出及び解析結果に応じ前記選局
    指令を生成することを特徴とする請求項2記載の放送用
    受信機。
  4. 【請求項4】 前記選局制御手段は、現在受信中の電波
    の受信状況の良否を判定し、かかる判定結果も含めて前
    記選局指令を生成することを特徴とする請求項3記載の
    放送用受信機。
  5. 【請求項5】 前記選局制御手段は、現在受信中の電波
    がその信号中にガードインターバル期間を有する場合、
    前記期間中に他の放送局の受信を行う選局指令を生成す
    る事を特徴とする請求項4記載の放送用受信機。
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