JP2001284345A - 5酸化タンタル膜の製造方法 - Google Patents

5酸化タンタル膜の製造方法

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JP2001284345A
JP2001284345A JP2000090211A JP2000090211A JP2001284345A JP 2001284345 A JP2001284345 A JP 2001284345A JP 2000090211 A JP2000090211 A JP 2000090211A JP 2000090211 A JP2000090211 A JP 2000090211A JP 2001284345 A JP2001284345 A JP 2001284345A
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oxide film
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聡 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 5酸化タンタル膜の製造方法に関し、5酸化
タンタル膜の膜質向上のための熱処理工程に伴う酸化膜
容量換算膜厚EOTの増加を抑制する。 【解決手段】 シリコン1の表面を酸化して酸化珪素膜
2を形成したのち、導電体層3を堆積させ、次いで、非
酸化性雰囲気中或いは真空中のいずれかにおいて熱処理
したのち、導電体層3を除去し、次いで、5酸化タンタ
ル膜5を堆積させたのち、酸化性雰囲気中で熱処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は5酸化タンタル膜の
製造方法に関し、特に、ゲート長が0.1μm未満のM
OSFETに対応できる実効酸化膜厚の薄いゲート絶縁
膜を実現するための手法に特徴のある5酸化タンタル膜
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路装置の集積度の向
上に伴って半導体素子の微細化が求められており、例え
ば、MOSFETの微細化に伴ってゲート電極及びゲー
ト絶縁膜の薄層化が進んでいる。
【0003】この様なMOSFETの微細化に伴うゲー
ト絶縁膜の薄層化の限界に対応するために、ゲート絶縁
膜としてSiO2 より比誘電率の高い5酸化タンタル膜
(Ta2 5 膜)を使用することが検討されている。因
に、比誘電率は製造方法にもよるが、SiO2 の比誘電
率は約3.9であり、Ta2 5 の比誘電率は約25程
度である。
【0004】このTa2 5 膜で構成したゲート絶縁膜
の膜厚を、同じ特性を得ることができるSiO2 膜の膜
厚に換算した酸化膜容量換算膜厚EOT(Equiva
lent Oxide Thickness)は、理想
的には、 EOTideal =tTa2O5 ×3.9/25 ・・・・(1) で表されることになる。
【0005】したがって、MOSFETのゲート絶縁膜
としてTa2 5 膜を用いた場合には、同じ膜厚のSi
2 膜をゲート絶縁膜として用いたMOSFETに比べ
てドライバビリティが向上し、ドレイン電流を大きく取
ることができる。また、逆の観点からは、同じ駆動特性
を得るためにはゲート絶縁膜の物理的膜厚をSiO2
より厚くすることができ、薄層化の限界を回避すること
ができることを意味する。
【0006】ここで、図5を参照して、従来のTa2
5 ゲート絶縁膜の製造工程を説明する。 図5(a)参照 まず、シリコン基板31の表面を熱酸化して薄いSiO
2 膜32を形成する。この場合、シリコン基板31の表
面には洗浄等の前処理によって薄い酸化膜、即ち、1n
m程度のケミカル・オキサイド(Chemical O
xide)が形成されているが、この熱酸化によって、
全体としての厚さt1 が2nm程度になるように制御す
る。
【0007】図5(b)参照 次いで、SiO2 膜32上に、CVD法を用いて厚さが
Ta2O5 のTa2 5膜33を形成する。
【0008】図5(c)参照 次いで、Ta2 5 膜33の膜質を向上するために、例
えば、800℃の酸化性雰囲気中において熱処理を行
い、以降は、ゲート電極の形成工程等の通常のMOSF
ETの形成工程を順次行うことになる。
【0009】したがって、この様なMOSFETの酸化
膜容量換算膜厚EOTは、 EOT=tTa2O5 ×3.9/25+t1 ・・・(2) となり、最初に設けるSiO2 膜32の膜厚t1 を薄く
することによって、 EOT≒tTa2O5 ×3.9/25=EOTideal にすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、上
述の図5(c)のTa2 5 膜33の膜質を向上するた
めの熱処理工程において、酸素がSiO2 膜32とシリ
コン基板31の界面まで拡散してシリコン基板31の界
面を酸化するので、SiO2 膜32の膜厚はt1からt
2 に増加する。
【0011】したがって、この場合の実際の酸化膜容量
換算膜厚EOTconv. は、 EOTconv. =tTa2O5 ×3.9/25+t2 >EOTideal ・・・(3) となり、SiO2 膜32の膜厚の増加によってt2 が無
視できなくなるので、酸化膜容量換算膜厚EOTをある
程度以上小さくすることができないという問題がある。
なお、Ta2 5 より比誘電率の高いTiO2 等の絶縁
体を用いた場合には、EOTを小さくすることができる
が、ピンホールフリーのTiO2 を形成することが困難
であり、且つ、物理的膜厚が厚くなりすぎるので形状ア
ンバランスが発生する。
【0012】したがって、本発明は、5酸化タンタル膜
の膜質向上のための熱処理工程に伴う酸化膜容量換算膜
厚EOTの増加を抑制することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)乃至(d)参照 (1)本発明は、5酸化タンタル膜の製造方法におい
て、シリコン1の表面を酸化して酸化珪素膜2を形成し
たのち、導電体層3を堆積させる工程〔図1(a)〕、
次いで、非酸化性雰囲気中或いは真空中のいずれかにお
いて熱処理したのち〔図1(b)〕、導電体層3を除去
する工程〔図1(c)〕、次いで、5酸化タンタル膜5
を堆積させたのち、酸化性雰囲気中で熱処理する工程
〔図1(d)〕を有することを特徴とする。
【0014】この様に、5酸化タンタル膜5、即ち、T
2 5 を堆積させる前に、導電体層3を設け、非酸化
性雰囲気中或いは真空中のいずれかにおいて熱処理する
ことによって、シリコン1の表面に形成した酸化珪素膜
2を導電体層3を構成する金属元素の金属酸化膜4に置
換することができ、それによって、Ta2 5 の膜質向
上のための熱処理工程における酸化珪素膜2の膜厚の増
加を防止することができる。なお、本発明における「シ
リコン」とは、シリコン基板、シリコン基板上に成長さ
せたシリコンエピタキシャル成長層、SOS基板或いは
SOI基板上に設けたシリコン層等を意味する。
【0015】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、導電体層3の物理的膜厚を、シリコン1の表面を酸
化して形成した酸化珪素膜2の物理的膜厚より厚くする
ことを特徴とする。
【0016】この様に、導電体層3の物理的膜厚を、シ
リコン1の表面を酸化して形成した酸化珪素膜2の物理
的膜厚t1 より厚く形成することによって、非酸化性雰
囲気中或いは真空中のいずれかにおける熱処理によって
酸化珪素膜2から酸素を奪い導電体層3を構成する金属
元素の金属酸化膜4に置換する際に、化学量論比からず
れた酸素プアーな金属酸化膜4とすることができ、後の
Ta2 5 の膜質向上のための熱処理工程において拡散
してくる酸素を捕らえて化学量論比に近い金属酸化膜6
を生成するので、シリコン1表面の酸化を抑制すること
ができる。
【0017】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、導電体層3として、TiN、Ti、Z
r、或いは、Hfのいずれかひとつを用いたことを特徴
とする。
【0018】この様に、導電体層3としては、その酸化
物の比誘電率が大きなTiN、Ti、Zr、或いは、H
fのいずれかが好適である。即ち、TiO2 、Hf
2 、或いは、ZrO2 の比誘電率は25〜100程度
であり、したがって、金属酸化膜6のEOTは、金属酸
化膜6の物理的膜厚の3.9/25〜3.9/100≒
1/6〜1/25となり、最初に形成した酸化珪素膜2
の膜厚t1 が増大しないどころか、膜厚t1 を実効的に
1/6〜1/25にすることができるので、酸化膜容量
換算膜厚EOTをほぼ理想的なEOTidea l にすること
ができる。
【0019】この場合のTa2 5 /金属酸化膜4/シ
リコン1からなる構造のEOTnewは、 EOTnew =tTa2O5 ×3.9/25+ t1 ×3.9/25(〜3.9/100) <EOTconv. ・・・(4) となり、優れたドライバビリティを有する微細なMOS
FETを実現することができる。
【0020】また、本発明は、上記(1)乃至(3)の
いずれかにおいて、酸化珪素膜2は、酸化性ガス雰囲気
中で形成しても良いし、或いは、シリコン1の表面を薬
液処理することによって形成しても良いものである。な
お、薬液処理する場合には、H2 SO4 +H2 2 、H
Cl+H2 2 +H 2 O、NH4 OH+H2 2 +H2
O、或いは、HNO3 を用いれば良い。
【0021】また、本発明は、上記(1)乃至(3)の
いずれかにおいて、非酸化性雰囲気としては、Arガス
雰囲気或いはN2 雰囲気が好適である。
【0022】また、本発明は、上記(1)乃至(3)の
いずれかにおいて、導電体層3を除去する工程におい
て、硫酸と過酸化水素の混合液、即ち、H2 SO4 +H
2 2を用いることが好適であり、TiN、Ti、Z
r、或いは、Hfのいずれの除去も可能である。
【0023】また、本発明は、上記(1)乃至(3)の
いずれかにおいて、5酸化タンタル膜5を熱処理する酸
化性雰囲気としては、O2 、N2 O、或いは、NOのい
ずれかが好適である。この場合、酸素比が小さいほど酸
化反応がゆっくり進むので、緻密な5酸化タンタル膜5
の形成が可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】ここで、図2乃至図4を参照し
て、本発明の実施の形態のnチャネル型MOSFETの
製造工程を説明する。なお、各図は、概略的断面図であ
る。 図2(a)参照 まず、p型シリコン基板11の表面をO2 を含んだ雰囲
気中で、例えば、800℃において熱酸化することによ
って、3nm以下、より好適には2nm以下、例えば、
1 ≒1.5nmのSiO2 膜12を形成したのち、ス
パッタリング法を用いて、厚さが、例えば、10nmの
TiN膜13を形成する。なお、この場合のSiO2
12は、前処理において、1nm程度のケミカル・オキ
サイドが形成されているので、このケミカル・オキサイ
ドを含めて全体が1.5nm程度になるように酸化す
る。
【0025】図2(b)参照 次いで、急速昇降温処理(RTA:Rapid The
rmal Anneal)装置を用いて、Ar雰囲気中
で、例えば、500℃で30秒間アニールする。
【0026】このアニール工程において、SiO2 膜1
2中の酸素がTiN膜13に吸収されて、TiN膜13
の下部にTiO2-x 膜14が形成され、一方、酸素を奪
われたSiO2 膜12はSi層となってp型シリコン基
板11の一部となる。この場合のTiO2-x 膜14は、
化学量論比の組成のTiO2 からずれた酸素欠損の酸化
膜、即ち、酸素プアーな酸化膜である。
【0027】図2(c)参照 次いで、p型シリコン基板11を硫酸と過酸化水素の混
合液、即ち、H2 SO 4 +H2 2 中に浸漬することに
よって、未反応のTiN膜13を除去する。この結果、
p型シリコン基板11の表面にはTiO2-x 膜14のみ
が存在した状態となり、TiO2-x 膜14の膜厚は最初
に形成したSiO2 膜12の膜厚t 1 とほぼ同じとな
る。
【0028】図3(d)参照 次いで、CVD法を用いて、例えば、450℃において
Ta2 5 膜15を6nm堆積させる。
【0029】図3(e)参照 次いで、Ta2 5 膜15を形成したp型シリコン基板
11を、再び、RTA装置中に搬入し、酸素雰囲気中に
おいて、例えば、800℃で30秒間処理し、Ta2
5 膜15を結晶化して膜質を向上させる。
【0030】この酸化工程(RTO工程)において、p
型シリコン基板11方向へ拡散した酸素は酸素プアーな
TiO2-x 膜14に吸収され、酸素を吸収したTiO
2-x 膜14は化学量論比に近いTiO2 膜16に変換さ
れる。
【0031】この場合の酸化膜容量換算膜厚EOTは、 EOT=tTa2O5 ×3.9/25+t1 ×3.9/100 =6×3.9/25+1.5×3.9/100(nm) ≒1(nm) となり、ゲート絶縁膜として約1nmのSiO2 膜を用
いた場合の特性と同等になる。
【0032】図3(f)参照 次いで、ゲート電極を形成するために、再び、スパッタ
リング法を用いて、厚さが、例えば、150nmのTi
N膜17を堆積させる。なお、TiNの仕事関数φTiN
とシリコンの仕事関数φSiの差、Δφが、シリコンの禁
制帯幅Eg の1/2程度であり、TiNの伝導帯端がシ
リコンのバンド・ギャップのほぼ中間に位置するため、
nチャネル型及びpチャネル型のいずれのMOSFET
もTiNゲート電極によって形成することができる。
【0033】図4(g)参照 次いで、フォトリソグラフィー工程によりパターニング
することによって、ゲート長が0.1μmのTiNゲー
ト電極18を形成したのち、このTiNゲート電極18
をマスクとしてAsイオン19を注入することによっ
て、n- 型LDD(Lightly Doped Dr
ain)領域20を形成する。
【0034】図4(h)参照 次いで、全面にSiO2 膜を堆積させたのち、異方性エ
ッチングを施すことによってTiNゲート電極18の側
部にサイドウォール21を形成し、次いで、このサイド
ウォール21をマスクとしてAsイオン22をイオン注
入することによってn+ 型ドレイン領域23及びn+
ソース領域24を形成することによって、MOSFET
の基本構成が完成する。
【0035】この様に、本発明の実施の形態において
は、Ta2 5 膜の堆積に先だってTiN膜を形成し、
非酸化性雰囲気中で熱処理することによってp型シリコ
ン基板11の表面に形成したSiO2 膜12を酸素プア
ーなTiO2-x 膜14に置換しているので、Ta2 5
膜15の緻密化工程において、p型シリコン基板11方
向に拡散してきた酸素はTiO2-x 膜14に吸収される
のでp型シリコン基板11の表面が酸化されることがな
く、したがって、Ta2 5 膜以外の付随酸化膜の膜厚
1 が増大することがない。
【0036】また、TiN膜の酸化物であるTiO2
の比誘電率は約100であり、SiO2 の約3.9に比
べて非常に高いので、付随酸化膜の実効的膜厚をt1
3.9/100≒1/25にすることができ、EOTを
理想的なEOTideal に近づけることができる。
【0037】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明は実施の形態に記載された構成・条件に限ら
れるものではなく、各種の変更が可能である。例えば、
SiO2 膜を置換するためにTiNを用いているが、T
iNに限られるものではなく、その酸化膜の比誘電率が
高いTi、Hf、或いは、Zrを用いても良いものであ
り、TiNを用いた場合と同様の効果が得られる。
【0038】また、上記の実施の形態においては、Ti
N膜を堆積後の置換のための熱処理をAr雰囲気中で行
っているが、N2 雰囲気中で行っても良いものであり、
さらには、真空中で行っても良いものである。
【0039】また、上記の実施の形態においては、Ta
2 5 膜の緻密化処理をO2 雰囲気中で行っているが、
2 O或いはNO等の他の酸化性雰囲気中で行っても良
いものであり、酸素比率が小さいほど酸化反応がゆっく
り進行するのでより緻密なTa2 5 膜を形成すること
が可能になる。
【0040】また、上記の実施の形態においては、p型
シリコン基板11の表面に形成するSiO2 膜12を熱
酸化によって形成しているが、薬液処理によってSiO
2 膜を形成しても良いものである。この場合の薬液とし
ては、H2 SO4 +H2 2 、HCl+H2 2 +H2
O、NH4 OH+H2 2 +H2 O、或いは、HNO3
を用いれば良い。
【0041】また、上記の実施の形態においては、ゲー
ト電極としてTiNを用いているが、TiNに限られる
ものではなく、WiSi2 等の他の導電体を用いても良
いものであり、得ようとするゲート特性或いはプロセス
に応じて適宜選択すれば良いものである。
【0042】また、上記の実施の形態においてはnチャ
ネル型MOSFETの製造工程として説明しているが、
pチャネル型MOSFETの製造工程にも適用されるも
のであり、また、MOSFETを形成するためのシリコ
ン領域は、シリコン基板自体でも良いし、シリコン基板
上にエピタキシャル成長させたシリコン成長層でも良
く、或いは、SOI基板或いはSOS基板の表面に設け
たシリコン層でも良いものである。
【0043】また、上記の実施の形態においては、MO
SFETのゲート絶縁膜の製造工程として説明している
が、MOSFETのゲート絶縁膜の製造工程に限られる
ものではなく、シリコン基板に接して設けるコンデンサ
等の製造工程にも適用されるものである。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、Ta2 5 膜の緻密化
のための酸化性雰囲気における熱処理を行う前に、シリ
コン基板の表面に形成したSiO2 膜を酸素プアーな金
属酸化膜に置換しているので、緻密化のための酸化工程
においてシリコン基板の表面が酸化されることがなく、
且つ、金属酸化膜として比誘電率がSiO2 より大きな
材料を選択することによって、酸化膜容量換算膜厚EO
Tをほぼ理想的なEOT ideal にすることができ、それ
によって、優れたドライバビリティを有する微細なMO
SFETを実現することができるので、高集積度半導体
集積回路装置のさらなる微細化及び高性能化に寄与する
ところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の途中までの製造工程の説
明図である。
【図3】本発明の実施の形態の図2以降の途中までの製
造工程の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の図3以降の製造工程の説
明図である。
【図5】従来のTa2 5 ゲート絶縁膜の製造工程の説
明図である。
【符号の説明】
1 シリコン 2 酸化珪素膜 3 導電体層 4 金属酸化膜 5 5酸化タンタル膜 6 金属酸化膜 11 p型シリコン基板 12 SiO2 膜 13 TiN膜 14 TiO2 -x膜 15 Ta2 5 膜 16 TiO2 膜 17 TiN膜 18 TiNゲート電極 19 Asイオン 20 n- 型LDD領域 21 サイドウォール 22 Asイオン 23 n+ 型ドレイン領域 24 n+ 型ソース領域 31 シリコン基板 32 SiO2 膜 33 Ta2 5
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 AA09 AA10 BB28 BB30 CC05 DD28 DD37 EE03 EE16 EE20 GG09 GG10 GG14 GG19 5F040 DC01 EB12 EC04 ED01 ED03 EF02 FA05 FB02 FC21 5F058 BD01 BD02 BD04 BD05 BE01 BE02 BF02 BH03 BJ01 5F110 AA04 AA07 CC02 DD05 EE02 EE32 EE44 FF01 FF02 FF23 FF28 FF29 FF36 GG02 GG12 GG28 HJ01 HJ12 HM15 QQ11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンの表面を酸化して酸化珪素膜を
    形成したのち、導電体層を堆積させる工程、次いで、非
    酸化性雰囲気中或いは真空中のいずれかにおいて熱処理
    したのち、前記導電体層を除去する工程、次いで、5酸
    化タンタル膜を堆積させたのち、酸化性雰囲気中で熱処
    理する工程を有することを特徴とする5酸化タンタル膜
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記導電体層の物理的膜厚を、上記シリ
    コンの表面を酸化して形成した酸化珪素膜の物理的膜厚
    より厚くすることを特徴とする請求項1記載の5酸化タ
    ンタル膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記導電体層として、TiN、Ti、Z
    r、或いは、Hfのいずれかひとつを用いたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の5酸化タンタル膜の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100379020C (zh) * 2003-09-04 2008-04-02 株式会社东芝 半导体器件
JP2008288227A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Renesas Technology Corp 半導体装置の製造方法

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