JP2001283062A - グループウェアを用いた電子取引システム - Google Patents

グループウェアを用いた電子取引システム

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JP2001283062A
JP2001283062A JP2000100729A JP2000100729A JP2001283062A JP 2001283062 A JP2001283062 A JP 2001283062A JP 2000100729 A JP2000100729 A JP 2000100729A JP 2000100729 A JP2000100729 A JP 2000100729A JP 2001283062 A JP2001283062 A JP 2001283062A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】グループウェア上で利用されている情報とイン
ターネット上で行われている電子取引とを関連づけるこ
とができるシステムを提供する。 【解決手段】グループウェアサーバ105は、自己の顧
客番号、各クライアントの利用者番号を記憶し、電子取
引サーバ107は取引提供サーバの接続情報を、また、
顧客番号と利用者番号とに対応した取引先利用者番号を
取引提供サーバ109毎に記憶し、グループウェアサー
バ105は、クライアント101からの電子取引の利用
目的と、顧客番号と、利用者番号を電子取引サーバ10
7に送ると利用目的に応じた取引提供サーバ109へ顧
客番号と取引先利用者番号を通知して取引の認証を行
い、クライアントは電子取引サーバ107を介して電子
取引可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グループウェアを
用いてインターネット上で電子取引を行うシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】グルー
プウェアは、個人または法人のグループの情報資源管理
を目的として利用されている。一方、電子取引は、企業
間、個人間、または企業と個人の間で行われてきた。
【0003】ここで、「グループウエア」とは、ユーザ
ー間のコミュニケーションや情報の共有を実現すること
で、グループによる作業を効率化するソフトウエアのこ
と。LAN上での利用を前提とする。グループウエアの主
な機能を分類すると、以下のようになる。
【0004】第1の機能は電子メールであり、パソコン
間で指定した相手とメッセージをやり取りする。複数の
ユーザーに同時に同じメールを送る同報機能や、メール
の返信、転送機能などを持つ。
【0005】第2の機能はスケジュール共有であり、複
数ユーザーで共通のスケジュールを管理する。カレンダ
ー形式などで予定を表示、管理する製品が多い。共通の
予定を全員に通知したり、参加者の予定を調べて会議時
間を設定する機能を持つ。電子メールと組み合わせる
と、会議の開催通知を参加者に送り、出欠の確認もでき
る。
【0006】第3の機能は文書共有であり、アイデアや
ノウハウなど、一定の書式に押し込めにくい情報を文書
やファイルの形式でデータベースに収容し、複数ユーザ
ーで参照したり、編集できるようにする。ディスク上の
文書ファイルをそのまま管理できるものもある。電子掲
示板システムもそのひとつである。
【0007】第4の機能はワークフローであり、りん議
書や交通費精算書など、決まった順番で回覧され、承認
や否認を受けていく書類の流れを電子化する。紙の書類
を持ち歩く代わりに、電子化した書類をパソコン上で回
覧して処理をする仕組み。どの申請が現在どの段階で処
理されているのかを追跡する機能や、高度なセキュリテ
ィ機能を持つ場合が多い。
【0008】そして、WWWの普及に合わせてグループウ
エア製品のほとんどが、機能の一部または全部をWebブ
ラウザーから利用できるようになっている。
【0009】代表的なグループウエア製品にロータス社
の「ノーツドミノ(商品名)」、マイクロソフト社の
「Exchange Server(商品名)」、サイボウズ社の「サ
イボウズOffice(商品名)」などがある。
【0010】また、「電子取引」とは電子商取引ともい
い、パソコンなどの端末から、通信回線を経由して行わ
れる商取引のこと。商品の受発注などの商取引だけを行
う場合と、代金決済まで行う場合とがある。企業では80
年代後半ごろから、取引が多い企業など相手を限定して
電子商取引が行われていたが、パソコン通信やインター
ネットの普及を背景に、相手を特定しないオープンな取
引も実現しつつある。その中でも企業間での取引をB to
B(Business to Business)、企業と消費者間の取引を
B to C(Business to Consumer)と呼ぶ。特に通信相手
が限定されないB to C型の取引は、なりすましを防ぐた
めに認証局を介す必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記のように提
供されるグループウェアの機能は、電子取引とは無関係
であるか、または電子取引の部分的な情報資源または部
分的な情報流通過程を管理するだけであった。
【0012】そのため、グループウェア上からクライア
ントの利用者が電子商取引を行うことは困難であり、実
質的には各利用者が各自で電子商取引のサイトとクライ
アントとを接続して電子商取引を行っていた。
【0013】そこで、本発明は、グループウェア上で利
用されている情報とインターネット上で行われている電
子取引とを関連づけることができるシステムを提供す
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、グル
ープウェアサーバと一又は複数のクライアントとでグル
ープウェアが動作するように構成されたグループウェア
システムと、前記グループウェアシステムとインターネ
ットを介して接続されている電子取引サーバと、前記電
子取引サーバとインターネットを介して接続されている
電子取引を行う複数の取引提供サーバと、を含むグルー
プウェアを用いた電子取引システムであって、前記グル
ープウェアサーバは、自己のグループウェアシステムの
顧客番号、前記グループウェアシステム上の各クライア
ントの利用者番号を少なくとも記憶し、前記電子取引サ
ーバは、電子取引の利用目的に対応した前記取引提供サ
ーバの接続情報を記憶し、また、前記グループウェアシ
ステムの前記顧客番号と前記利用者番号とに対応した取
引先利用者番号を前記取引提供サーバ毎に記憶し、前記
グループウェアサーバは、前記クライアントから電子取
引の要求があった場合に、その電子取引の利用目的と、
前記顧客番号と、前記クライアントの利用者番号を前記
電子取引サーバに送り、前記電子取引サーバは、前記利
用目的に応じた取引提供サーバを検索し、その検索した
取引提供サーバへ前記顧客番号と前記利用者とに対応し
た前記取引先利用者番号を通知して電子取引が可能か否
かの認証を要求し、前記取引提供サーバは、前記取引先
利用者番号に基づいて電子取引可能か否かの認証を行
い、その認証結果を前記電子取引サーバに通知し、前記
電子取引サーバは、前記通知された認識結果が電子取引
が可能な場合には、前記取引提供サーバと前記クライア
ントとを前記電子取引サーバを介して電子取引可能にす
ることを特徴とするグループウェアを用いた電子取引シ
ステムである。
【0015】請求項2の発明は、グループウェアサーバ
と一又は複数のクライアントとでグループウェアが動作
するように構成されたグループウェアシステムと、前記
グループウェアシステムとインターネットを介して接続
されている電子取引サーバと、前記電子取引サーバとイ
ンターネットを介して接続されている電子取引を行う複
数の取引提供サーバと、を含むグループウェアを用いた
電子取引システムであって、前記グループウェアサーバ
は、自己のグループウェアシステムの顧客番号を少なく
とも記憶し、前記電子取引サーバは、電子取引の利用目
的に対応した前記取引提供サーバの接続情報を記憶し、
また、前記グループウェアシステムの前記顧客番号に対
応した取引先顧客番号を前記取引提供サーバ毎に記憶
し、前記グループウェアサーバは、前記クライアントか
ら電子取引の要求があった場合に、その電子取引の利用
目的と、前記顧客番号を前記電子取引サーバに送り、前
記電子取引サーバは、前記利用目的に応じた取引提供サ
ーバを検索し、その検索した取引提供サーバへ前記顧客
番号に対応した前記取引先顧客番号を通知して電子取引
が可能か否かの認証を要求し、前記取引提供サーバは、
前記取引先顧客番号に基づいて電子取引可能か否かの認
証を行い、その認証結果を前記電子取引サーバに通知
し、前記電子取引サーバは、前記通知された認識結果が
電子取引が可能な場合には、前記取引提供サーバと前記
クライアントとを前記電子取引サーバを介して電子取引
可能にすることを特徴とするグループウェアを用いた電
子取引システムである。
【0016】請求項3の発明は、前記電子取引サーバ
は、前記利用者の取引履歴を記憶し、また、前記クライ
アントから前記利用者が電子取引をした取引提供サーバ
に関する問い合わせ要求があった場合に、前記取引履歴
を前記クライアントに提示し、さらに、前記クライアン
トから前記取引履歴の中から一の電子取引についてアフ
ターサービスを受ける要求があった場合に、前記取引提
供サーバにその電子取引についてのアフターサービス要
求を行い、さらに、前記取引提供サーバが前記クライア
ントへアフターサービス提供可能にすることを特徴とす
る請求項1または2記載のグループウェアを用いた電子
取引システムである。
【0017】請求項4の発明は、前記取引提供サーバ
は、自己の情報である提供情報、及び、その提供情報を
発信したい顧客に対応する情報を送信し、電子取引サー
バは、その顧客の利用者が閲覧できるように前記提供情
報を記憶し、また、その提供情報は利用者が前記グルー
プウェアシステムから前記電子取引サーバにアクセスし
た場合にその利用者に提示することを特徴とする請求項
1または2記載のグループウェアを用いた電子取引シス
テムである。
【0018】
【作 用】本発明であると、グループウェアの利用者が
電子取引を簡単に利用することを可能にし、必要な電子
取引を必要な時点で提供することを可能にする。
【0019】また、利用した電子取引に対する取引履歴
やアフターサービスを利用することを可能にする。
【0020】例えば、グループウェアのスケジュールに
出張を登録すれば、ホテルや列車の予約などを電子取引
として提供するサービスを即座に利用することができ、
またソフトウェアを電子取引により購入した場合は、そ
の後のバージョンアップや不具合修正などの情報をグル
ープウエア上の簡単な操作により適宜入手することがで
き、またサポートが必要となれば、取引先と即座に連絡
をとることを可能にする。
【0021】このように、本発明により、グループウェ
アと電子取引という、日常的に行われていながら異種の
ものととらえられていた作業を統一的に取り扱うことが
可能になり、日常的な作業若しくは業務の利便性を向上
させ、作業プロセスの効率化を可能にする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。
【0023】(全体の構成)図1はインターネットとグ
ループウェアの利用者を表した環境一例の構成図であ
る。
【0024】符号101はグループウェアの利用者が使
用しているコンピュータ(以下、クライアントとい
う)、符号102はグループウェアを利用しているLA
N、符号103はLAN102とインターネット104
を仕切るファイアーウォール等の設備、符号105はグ
ループウェアが稼動しているグループウェアサーバ、符
号106はグループウェアの情報を蓄積しているグルー
プウェアデータベースを表す。
【0025】また、符号107はインターネット104
上からアクセスできる電子取引サーバ、符号108は電
子取引で使用される利用者認証や取引履歴等の電子取引
データベースを表す。
【0026】さらに、符号109は、電子取引のサービ
スを提供する電子取引サイトのコンピュータである取引
提供サーバを表し、この取引提供サーバ109は、イン
テーネット104上に複数存在し、利用目的に応じて選
択できる。
【0027】クライアント101は、グループウェアサ
ーバ105に対して情報の入力や参照作業を行う。
【0028】グループウェアサーバ105は情報や操作
に関連する情報をグループウェアデータベース106、
または、電子取引サーバ107から取得し、クライアン
ト101に提示する。
【0029】クライアント101は提示された情報を利
用することができ、その場合、クライアント101は電
子取引サーバ107への参照を直接たどることができ
る。
【0030】(グループウェアの画面) (1)第1の具体例 図2はグループウェアの画面の第1具体例をあらわす図
である。
【0031】符号201はクライアント101で起動さ
れているグループウェアが動作しているクライアントア
プリケーション、符号202はグループウェアアプリケ
ーションの利用者の新規追加処理画面、符号204は利
用者の新規追加を行うグループウェアの機能、符号20
5は利用者の新規追加に関連付けられた電子取引のメニ
ュー、符号203はインターネット104上の電子取引
を開始するためのボタンを表している。
【0032】利用者は、その利用目的に関連づけられた
処理をグループウェアの画面上から開始することができ
る。
【0033】また、利用目的に対応する電子取引が複数
考えられる場合は、それらを電子取引サーバ107が一
括して管理することで、グループウェアからはあたかも
一つの利用目的に対して一つの電子取引サービスが存在
するような透過アクセスの環境が提供される。
【0034】(2)第2の具体例 図3はグループウェアの画面の第2具体例をあらわす図
である。
【0035】符号301はグループウェアアプリケーシ
ョンのスケジュール閲覧画面、符号302はカレンダー
形式のスケジュール表示、符号303はカレンダーに関
連付けられた電子取引の情報、符号304はスケジュー
ルに関連付けられた電子取引を開始するボタン、符号3
05は取引先と直接情報を交換するためのボタン、符号
306は過去の取引物に関連する情報を入手するボタン
を表す。
【0036】利用者は、行動を入力することで、それに
関連する電子取引を開始したり、過去に取引した取引物
の情報を即座に入手することができる。
【0037】(グループウェアデータベース106に登
録されている情報)図4はグループウェアデータベース
106に登録されている情報を表すテーブルである。
【0038】符号401はグループウェアの利用団体
(顧客)に付与されたグループウェアサーバ105に固
有で一意な顧客番号、符号402はグループウェアの利
用者に付与されるグループウェア上で一意な利用者番
号、符号403は利用者の名前、符号404は利用者の
電子メールアドレス、符号405は利用者が所属する部
署、符号406はグループウェア上で定義されるその他
の情報を表している。
【0039】これらの情報は、電子取引開始時に電子取
引サーバ107に送信できるように、グループウェアサ
ーバ105が利用者の閲覧する情報に埋め込む。
【0040】これにより、利用者の情報が電子取引開始
時に自動的に電子取引サーバ107に送信される。
【0041】なお、電子取引によっては、利用者を特定
する必要がない場合もあるので、そのような場合は、顧
客番号のみを送信する。
【0042】また、利用者の個人情報を送信するかどう
かはグループウェアサーバ105の設定によって変更で
きるものとする。
【0043】(電子取引データベース108に保存して
いる情報) (1)第1具体例 図5は利用者を特定する必要がある電子取引を利用する
ために、電子取引データベース108に保存している情
報を表すテーブルである。
【0044】符号501は顧客番号、符号502はグル
ープウェア上の利用者番号、符号503は利用する電子
取引先番号、符号504及び符号505は当該利用者が
電子取引先番号503で指定した電子取引を開始するた
めに必要な認証情報、すなわち、取引先利用者番号(利
用者番号とは異なる)とパスワードを表している。
【0045】利用者がグループウェアから電子取引を開
始する場合、グループウェアから提供される顧客番号5
01、利用者番号502と利用目的が電子取引サーバ1
07に送信される。
【0046】電子取引サーバ107はそれらに対応する
電子取引先番号503、取引先利用者番号504、パス
ワード505の項目を検索し、その検索した電子取引を
行う取引提供サーバ109へ認証要求を行う。
【0047】(2)第2具体例 図6はグループウェアの利用団体(顧客)のみを特定す
ればよい電子取引を利用するために、電子取引データベ
ース108に保存している情報を表すテーブルである。
【0048】符号601は顧客番号、符号602は利用
する電子取引先番号、符号603は当該顧客が電子取引
先番号602で指定した電子取引を開始するために必要
な認証情報、すなわち、取引先顧客番号(顧客番号とは
異なる)とパスワードを表している。
【0049】顧客がグループウェアから電子取引を開始
する場合、グループウェアから提供される顧客番号60
1と利用目的が電子取引サーバ107に送信される。
【0050】電子取引サーバ107はそれらに対応する
電子取引先番号602、取引先顧客番号603、パスワ
ード604の項目を検索し、その検索した電子取引を行
う取引提供サーバ109へ認証要求を行う。
【0051】(取引提供サーバの情報)図7は電子取引
サービスを提供するウェブサイトの情報を管理している
テーブルである。
【0052】符号701は電子取引先番号、符号702
は利用者の電子取引の利用目的に相当する取引種別、符
号703は取引提供サーバ109のウェブ上の一意なア
ドレス(URL)、符号704は認証を行ってサービス利
用を開始するウェブサイト内の認証パスを表している。
【0053】このテーブルの情報を元に、電子取引サー
バ107は取引提供サーバ109にアクセスする。
【0054】(顧客がグループウェアを購入する際の流
れ)図8は、顧客がグループウェアを購入する際の流れ
を示すフローチャートである。
【0055】ステップ801において、顧客がグループ
ウェアを購入する。
【0056】ステップ802において、グループウェア
ベンダは一意の顧客番号を発行する。
【0057】ステップ803において、顧客は発行され
た顧客番号をグループウェアサーバ105に入力する。
【0058】ステップ804において、必要に応じてグ
ループベンダーから顧客番号は、電子取引サーバ107
に送信され、顧客情報ととともに電子取引データベース
108に蓄積される。
【0059】ステップ805において、電子取引サーバ
107は各取引提供サーバ109に対して取引提供サー
バ109の取引先顧客番号の発行を依頼する。取引先顧
客番号の発行はオンラインにて行われる。
【0060】ステップ806において、取得した各取引
提供サーバ109に対する取引先顧客番号は電子取引デ
ータベース108に蓄積される。
【0061】ステップ804において、上記のような処
理を経て顧客は、グループウェアはもちろん、そこから
提供される取引提供サーバ109の電子取引を利用でき
るようになる。
【0062】(利用者が電子取引を開始する流れ)図9
は、利用者が電子取引を開始する流れを示すフローチャ
ートである。
【0063】ステップ901において、利用者がクライ
アント101のグループウェアを起動する。
【0064】ステップ902において、グループウェア
サーバ105は、処理内容に応じた電子取引を開始でき
る環境を提供する。
【0065】ステップ903において、利用者がクライ
アント101の取引開始ボタン203を押す。
【0066】ステップ904において、図4におけるグ
ループウェアの情報のうち、顧客番号、取引を希望する
利用者の利用者番号、押された取引開始ボタン203に
対応する利用目的の情報が電子取引サーバ107に送信
される。
【0067】ステップ905において、電子取引サーバ
107は、受信した利用目的、すなわち、取引種別を処
理できる取引提供サーバ109を図7に示すテーブルか
ら所定の規則に基づいて検索して、その取引提供サーバ
109の取引先番号を特定する。
【0068】ステップ906において、電子取引サーバ
107は、検索した取引提供サーバ109に関して、取
引きする顧客の取引先顧客番号及び利用者の取引先利用
者番号がすでに登録されているかどうかを確認し、登録
されていない場合はステップ907に進む。登録されて
いる場合はステップ909に進む。
【0069】ステップ907において、対象となる取引
提供サーバ109に取引先利用者番号の発行を依頼す
る。
【0070】ステップ908において、その取引提供サ
ーバ109で発行された取引先利用者番号を電子取引デ
ータベース108に蓄積する。このようにして、取引提
供サーバ109を利用できる状態になった場合、ステッ
プ909に進む。
【0071】ステップ909において、電子取引サーバ
107は電子取引を開始するために必要な認証処理を検
索した取引提供サーバ109へ要求する。
【0072】ステップ910において、取引提供サーバ
109側は認証を確認してその結果を電子取引サーバ1
07へ通知する。
【0073】ステップ911において、認識結果を判断
して電子取引可能な場合には、ステップ912に進み、
不可能な場合には、ステップ913に進む。
【0074】ステップ912において、電子取引サーバ
107はクライアント101が電子取引が可能な状態に
して、利用者は取引提供サーバ109と電子取引サーバ
107を介して電子取引を開始できる。そして、電子取
引データベース108は、その利用者に関する取引履歴
を記憶する。すなわち、時系列順に顧客番号、利用者番
号、取り引きした商品、または、サービス、その個数、
その取引額、取り引きした取引提供サーバ109の取引
先番号を取引履歴として記憶する。
【0075】ステップ913において、電子取引サーバ
107はクライアント101に電子取引が不可能なこと
を通知して終了する。
【0076】(利用者が取引先企業に連絡を取る場合の
流れ)図10は利用者が取引先企業に連絡を取る場合の
流れを示すフローチャートである。
【0077】ステップ1001において、グループウェ
アを利用している利用者が特定の取引提供サーバ109
に対しての問い合わせボタン305を押す(図3参
照)。
【0078】ステップ1002において、グループウェ
アサーバ105は電子取引サーバ107に接続し、利用
者は電子取引データベース108に蓄積されている問い
合わせをした取引提供サーバ109の取引履歴や取引提
供サーバ109からの情報を閲覧する。
【0079】ステップ1003において、その取引履歴
の中から、自己がアフターサービスを受けたい商品、ま
たは、サービスに関するアフターサービスボタンを利用
者が押す。すなわち、利用者が過去に電子取引で購入し
た商品等を指定するものである。
【0080】ステップ1004において、電子取引サー
バ107は取引提供サーバ109に接続するための取引
先利用者番号を検索する。
【0081】ステップ1005において、その取引提供
サーバ109に認証処理と指定された商品等のアフター
サービス要求を送信する。この認証処理はステップ90
9,910,911と同様である。
【0082】ステップ1006において、電子取引サー
バ107はクライアント101が通信が可能な状態にし
て、利用者は取引提供サーバ109と電子取引サーバ1
07を介して指定した商品等のアフターサービスを受け
る。
【0083】(取引先企業が過去に取引を行った利用者
もしくは顧客に対して情報を送信する流れ)図11は取
引先企業(取引提供サーバ109)が過去に取引を行っ
た利用者もしくは利用団体(顧客)に対して情報を送信
する流れを示すフローチャートである。
【0084】ステップ1101において、取引提供サー
バ109は、自己の情報(以下、提供情報という)、及
び、その提供情報を発信したい顧客に対応する取引先顧
客番号を電子取引サーバ107に送信する。
【0085】ステップ1102において、電子取引サー
バ107は対応するグループウェアの顧客を検索する。
【0086】ステップ1103において、顧客が検索で
きた場合、電子取引サーバ107は提供情報をその顧客
の利用者が閲覧できるように電子取引データベース10
8に保存する。
【0087】ステップ1104において、この提供情報
は利用者がグループウェアから電子取引サーバ107に
アクセスした場合に取引情報等の形式で利用者に提示さ
れる。
【0088】ステップ1105において、提供情報は利
用者が明示的に削除を指示するか、一定期間経過した場
合に表示されなくなる。
【0089】(変更例)上記実施例の変更例を説明す
る。
【0090】(1) 図1のグループウェアサーバ105
はインターネット104上で運営されるものであっても
構わない。
【0091】(2) 図1のファイアウォールは、本発明
に必要不可欠な要素ではなく、ファイアーウォール等の
設備をもたないLANであっても本発明を実施できる。
【0092】(3) 図2、図3で示されているグループ
ウェアの画面は、グループウェア独自のアプリケーショ
ンやインターネットブラウザなどの汎用的なアプリケー
ション等を用いて実施することができる。
【0093】(4) 図2、図3では取引を開始するため
のボタンが例示されているが、ボタンの他にハイパーリ
ンク等のインターネットに接続できる機能を用いて実施
することができる。
【0094】
【発明の効果】以上により本発明は、利用者がインター
ネット上で行いたい電子取引を、グループウェアに蓄積
される情報や、その利用目的別にデータベースに蓄積
し、必要な電子取引が必要な時に利用できる環境を提供
するため、電子取引が活性化され、電子取引に関わる作
業の効率化と、取引先と利用者をインターネットを利用
して直接的かつ継続的に結ぶことによるサービス品質の
向上といった効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すサービス提供環境例の
構成図である。
【図2】グループウェア上で電子取引を行う画面一例の
模式図である。
【図3】グループウェア上で取引先と情報交換する画面
他例の模式図である。
【図4】グループウェア上で管理されている利用者情報
の一例を示す図面である。
【図5】利用者を特定する必要がある電子取引を行うた
めの利用者の情報の一例を示す図面である。
【図6】グループウェア顧客が特定されていればよい電
子取引を行うための顧客情報の認証情報の一例を示す図
面である。
【図7】取引提供サーバを管理する情報の図面である。
【図8】グループウェアを購入する流れを示すフローチ
ャートである。
【図9】利用者が電子取引を開始するためのフローチャ
ートである。
【図10】グループウェア上から取引先企業にアフター
サービス等の連絡を行うフローチャートである。
【図11】取引先企業が利用者若しくは顧客に対して情
報を送信するフローチャートである。
【符号の説明】
101 クライアント 102 LAN 103 ファイアーウォール 104 インターネット 105 グループウェアサーバ 106 グループウェアデータベース 107 電子取引サーバ 108 電子取引データベース 109 取引提供サーバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グループウェアサーバと一又は複数のクラ
    イアントとでグループウェアが動作するように構成され
    たグループウェアシステムと、 前記グループウェアシステムとインターネットを介して
    接続されている電子取引サーバと、 前記電子取引サーバとインターネットを介して接続され
    ている電子取引を行う複数の取引提供サーバと、 を含むグループウェアを用いた電子取引システムであっ
    て、 前記グループウェアサーバは、自己のグループウェアシ
    ステムの顧客番号、前記グループウェアシステム上の各
    クライアントの利用者番号を少なくとも記憶し、 前記電子取引サーバは、電子取引の利用目的に対応した
    前記取引提供サーバの接続情報を記憶し、また、前記グ
    ループウェアシステムの前記顧客番号と前記利用者番号
    とに対応した取引先利用者番号を前記取引提供サーバ毎
    に記憶し、 前記グループウェアサーバは、前記クライアントから電
    子取引の要求があった場合に、その電子取引の利用目的
    と、前記顧客番号と、前記クライアントの利用者番号を
    前記電子取引サーバに送り、 前記電子取引サーバは、前記利用目的に応じた取引提供
    サーバを検索し、その検索した取引提供サーバへ前記顧
    客番号と前記利用者とに対応した前記取引先利用者番号
    を通知して電子取引が可能か否かの認証を要求し、 前記取引提供サーバは、前記取引先利用者番号に基づい
    て電子取引可能か否かの認証を行い、その認証結果を前
    記電子取引サーバに通知し、 前記電子取引サーバは、前記通知された認識結果が電子
    取引が可能な場合には、前記取引提供サーバと前記クラ
    イアントとを前記電子取引サーバを介して電子取引可能
    にすることを特徴とするグループウェアを用いた電子取
    引システム。
  2. 【請求項2】グループウェアサーバと一又は複数のクラ
    イアントとでグループウェアが動作するように構成され
    たグループウェアシステムと、 前記グループウェアシステムとインターネットを介して
    接続されている電子取引サーバと、 前記電子取引サーバとインターネットを介して接続され
    ている電子取引を行う複数の取引提供サーバと、 を含むグループウェアを用いた電子取引システムであっ
    て、 前記グループウェアサーバは、自己のグループウェアシ
    ステムの顧客番号を少なくとも記憶し、 前記電子取引サーバは、電子取引の利用目的に対応した
    前記取引提供サーバの接続情報を記憶し、また、前記グ
    ループウェアシステムの前記顧客番号に対応した取引先
    顧客番号を前記取引提供サーバ毎に記憶し、 前記グループウェアサーバは、前記クライアントから電
    子取引の要求があった場合に、その電子取引の利用目的
    と、前記顧客番号を前記電子取引サーバに送り、 前記電子取引サーバは、前記利用目的に応じた取引提供
    サーバを検索し、その検索した取引提供サーバへ前記顧
    客番号に対応した前記取引先顧客番号を通知して電子取
    引が可能か否かの認証を要求し、 前記取引提供サーバは、前記取引先顧客番号に基づいて
    電子取引可能か否かの認証を行い、その認証結果を前記
    電子取引サーバに通知し、 前記電子取引サーバは、前記通知された認識結果が電子
    取引が可能な場合には、前記取引提供サーバと前記クラ
    イアントとを前記電子取引サーバを介して電子取引可能
    にすることを特徴とするグループウェアを用いた電子取
    引システム。
  3. 【請求項3】前記電子取引サーバは、 前記利用者の取引履歴を記憶し、 また、前記クライアントから前記利用者が電子取引をし
    た取引提供サーバに関する問い合わせ要求があった場合
    に、前記取引履歴を前記クライアントに提示し、 さらに、前記クライアントから前記取引履歴の中から一
    の電子取引についてアフターサービスを受ける要求があ
    った場合に、前記取引提供サーバにその電子取引につい
    てのアフターサービス要求を行い、 さらに、前記取引提供サーバが前記クライアントへアフ
    ターサービス提供可能にすることを特徴とする請求項1
    または2記載のグループウェアを用いた電子取引システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記取引提供サーバは、自己の情報である
    提供情報、及び、その提供情報を発信したい顧客に対応
    する情報を送信し、 電子取引サーバは、その顧客の利用者が閲覧できるよう
    に前記提供情報を記憶し、また、その提供情報は利用者
    が前記グループウェアシステムから前記電子取引サーバ
    にアクセスした場合にその利用者に提示することを特徴
    とする請求項1または2記載のグループウェアを用いた
    電子取引システム。
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