JP2002041861A - ネットワークを用いた複数オークション運営方法とそのシステム - Google Patents

ネットワークを用いた複数オークション運営方法とそのシステム

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JP2002041861A
JP2002041861A JP2000221797A JP2000221797A JP2002041861A JP 2002041861 A JP2002041861 A JP 2002041861A JP 2000221797 A JP2000221797 A JP 2000221797A JP 2000221797 A JP2000221797 A JP 2000221797A JP 2002041861 A JP2002041861 A JP 2002041861A
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智子 南場
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ユーザ間の混乱を招くことなく複数のオークシ
ョンサイトの運営を行う方法とそのシステムを提供す
る。 【解決手段】複数のオークションサイトの会員に対して
共通の販売または購入申し出アイテムに対する入札を許
可し、第1のオークションサイトの所属ユーザに対する
連絡用電子メールには、第1のオークションサイトから
の電子メールであることを明記し、第2のオークション
サイトの所属ユーザに対する連絡用電子メールには、第
2のオークションサイトからの電子メールであることを
明記する。入札を複数のオークションサイトの所属ユー
ザに開放することで、オークションサービスを活性化
し、所属ホームサイトからの電子メールであることを明
記することで、所属ホームサイトへの信頼感や親近感が
得られる。また、落札時のメールには相手のホームサイ
トを明記して取引の混乱を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのネットワークを利用したオークションに関し、特に
複数のオークションを運営する方法及びそのシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの急速な普及に伴
い、オンラインの個人間、会社と個人との間、または会
社間での取引を支援するサービスとして、オンラインオ
ークションサービスが注目されている。このようなオー
クションサービスにおいて、ユーザは、インターネット
に接続されたパーソナルコンピュータなどのユーザ端末
から、かかるサービスが提供されるオークションサイト
へアクセスし、販売したいアイテムの出品ならびに購入
したいアイテムへの入札を手軽に行うことができる。或
いは、購入したいアイテムの申し出ならびに販売または
販売したいアイテムへの入札を行うこともできる。オー
クションサイトでは、ユーザからの販売申し出情報、購
入申し出情報及び入札情報の管理、ユーザへの情報提
供、及び落札処理などを行い、落札の結果は、電子メー
ルなどにより落札者及び販売または購入申し出者へ通知
される。
【0003】ネットワークを利用したオンラインオーク
ションサイトは、お互いに身分を明かすことなく匿名
(オークション会場内の使用名を使用して)により出品
したり入札したりする。そして、落札後は出品者と落札
者との間で入金処置と落札アイテムの発送が行われる。
従って、ネットワークを利用したオークションでは、出
品したり入札したりするためには、そのオークションサ
イトで会員登録を行う必要がある。会員登録手続では、
過去に取引を乱したユーザの氏名、電子メールアドレ
ス、クレジット番号などをチェックする審査を行うと共
に、個人ユーザには電子メールアドレスを利用した本人
確認手続が行われ、法人ユーザには郵便を利用した本人
確認手続が行われる。更に、入会後も会員の取引の履歴
を蓄積し、問題のあるユーザには強制退会を要求する。
このようなユーザ管理を行うことで、ネットワーク上の
オークション会場の品質と信用を保つ必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターネット
上のサイトには、多くの会員を有する所謂メガサイトと
呼ばれる特定サイトがある。或いは、特殊な分野の会員
のみがアクセスする特定サイトがある。このような特定
サイトにおいて、オンラインオークションサービスが提
供できれば、そのサイトの会員に対してより多くのサー
ビスを提供することができて好ましい。
【0005】しかしながら、オークションサービスを提
供するためには、そのためのシステムを構築する必要が
あると共に、上記の通りオークションサービスに特有の
運営(オペレーション)を行う必要がある。従って、シ
ステム構築をする余裕がなく特別のノウハウも持たない
特定サイトがかかるオークションサービスを会員に提供
することは容易でない。
【0006】また、独自にオークションサイトを運営し
ているサービスプロバイダにとっては、上記のようなメ
ガサイトの会員や特定サイトの会員がオークションに参
加できれば、出品アイテムの増大、入札数の増大が見込
まれ、オークション会場がますます活性化され、オーク
ションサービスの向上につながる。
【0007】そこで、特定サイトの会員が既存のオーク
ションに参加できるようにすることは、当該既存オーク
ションサイトにとってもオークションサービスを提供し
ていない特定サイトにとってもメリットがある。ところ
が、既存オークションサイトが複数の特定サイトの会員
にオークションサービスを提供する場合、特定サイトの
会員にその所属サイトとは異なるオークションサイトか
らオークションサービスを受けているように見せること
は、会員のホームサイトに対する信頼感や親近感を裏切
ることになり、特定サイトの顧客管理上好ましくない。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数のオークシ
ョンサイトの会員に対するトラブル及び会員間のトラブ
ルをできるだけ少なくした複数オークションサイトを運
営する方法及びそのシステムを提供することにある。
【0009】更に、本発明の目的は、特定のオークショ
ンサイトの会員に他のオークションサイトの存在をでき
るだけ気づかれることなく複数のオークションサイトを
運営する方法及びそのシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の1つの側面では、ネットワークを介して
ユーザ端末と接続可能であり、それぞれオークションサ
ービスを提供する複数のオークションサイトを運営する
方法において、複数のオークションサイトの会員に対し
て共通の販売または購入申し出アイテムに対する入札を
許可し、第1のオークションサイトの所属ユーザに対す
る連絡用電子メールには、当該第1のオークションサイ
トからの電子メールであることを明記し、第2のオーク
ションサイトの所属ユーザに対する連絡用電子メールに
は、当該第2のオークションサイトからの電子メールで
あることを明記する。
【0011】本発明の運営方法によれば、出品または購
入申し出アイテムに対する入札を複数のオークションサ
イトの所属ユーザに開放することで、複数のオークショ
ンサイトのオークションサービスを活性化すると共に、
ユーザに対する連絡用電子メールには所属ホームサイト
からの電子メールであることを明記することで、各オー
クションサイトの所属ユーザが持っている所属ホームサ
イトへの信頼感や親近感が失われることが防止される。
【0012】上記の第1の側面において、より好ましい
実施例では、異なるオークションサイトのユーザ間で連
絡電子メールの交換が必要な場合でも、それぞれの電子
メールには所属するホームサイトから発信されているこ
とが明記される。その結果、ユーザに対してはホームサ
イトとは異なるオークションサイトのユーザと交信して
いることを気づかせずに運営することができる。
【0013】上記の目的を達成するために、本発明の第
2の側面では、ネットワークを介してユーザ端末と接続
可能であり、それぞれオークションサービスを提供する
複数のオークションサイトを運営する方法において、複
数のオークションサイトの所属ユーザに対して共通の販
売または購入申し出アイテムに対する入札を許可し、落
札決定時に販売又は購入申し出者と落札者とが異なるオ
ークションサイトの所属ユーザの場合は、相手方のオー
クションサイトを明示した落札連絡メールを、前記販売
又は購入申し出者に送信することを特徴とする。
【0014】本発明は、上記した本発明の第1の側面と
組み合わされる時に、特に有効になる。即ち、落札が決
定するまでの販売又は購入アイテムの申し出と、入札ま
ではお互いにオークション会場内のニックネームである
ユーザ使用名を利用して匿名で行われるので、お互いの
所属するホームサイト名を明示する必要がない。従っ
て、それまでは、それぞれのオークションサイト画面や
連絡メールは、所属するホームサイトによることを明示
して、会員のホームサイトへの親近感や信頼感を失わな
いようにし、一方、落札時は、両者の間で個人的な取引
が始まるので、それぞれのホームサイトからの落札メー
ルに相手が所属するオークションサイト名を明記して、
その後の取引に混乱が生じないようにする。こうするこ
とにより、ユーザが所属するホームサイト名を落札時ま
で公表せずに、個人情報をできるだけ秘匿して複数のオ
ークションサイトを運営することができる。
【0015】上記の目的を達成するために、本発明の第
3の側面では、ネットワークを介してユーザ端末と接続
可能であり、それぞれオークションサービスを提供する
複数のオークションサイトを運営する方法において、複
数のオークションサイトの所属ユーザに対して共通の販
売または購入申し出アイテムに対する入札を許可し、オ
ークションサイトへの入会手続においてユーザに与えら
れるオークションサイト内での使用名が、複数のオーク
ションサイト内で重複しないことをチェックすることを
特徴とする。
【0016】オークション会場では、個人ユーザには本
名とは異なるニックネームである使用名が与えられ、そ
の使用名により出品者や入札者を特定する。従って、複
数オークションサイトの会員間で使用名に重複がないこ
とをチェックしておくことによって、複数のオークショ
ンサイトの会員に共通の出品または購入申し出アイテム
に対する入札を許可することが可能になる。複数サイト
間においてユーザの使用名に重複がないので、そのユー
ザ使用名に対して過去の取引によって蓄積された信用力
や品質保証機能などの商標的価値が形成された場合、他
の会員に対して混同を生じることが防止される。従っ
て、より好ましい実施例では、ユーザ使用名の重複チェ
ック時に、類似性チェックも行って、混同を生じるほど
類似するユーザ使用名の登録を防止する工程を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0018】尚、オークションには、販売申し出者がア
イテムを出品し例えば最高価格で落札した者にアイテム
購入権が与えられる通常オークションと、購入申し出者
がアイテムを申し出て、例えば最低価格で落札した者に
アイテム販売権が与えられる逆オークションとがある。
本発明はいずれの場合にも適用可能であるが、以下の実
施の形態例では通常オークションを例にして説明する。
【0019】図1は、本実施の形態例における複数のオ
ークションサイトとそのユーザとの関係を示す図であ
る。図1に示した例では、主にユーザ会員にオークショ
ンサービスを提供するメインオークションサイトMASに
加えて、一定のサービスを提供しているAホームサイト
のユーザ会員とBホームサイトのユーザ会員に対して
も、同様のオークションサービスを提供するために、A
オークションサイトAASとBオークションサイトBASとが
設けられる。従って、AオークションサイトAASは、例
えばAホームサイトAHSに張られたリンクにより、Aホ
ームサイトAHSからユーザがアクセスすることができ
る。同様に、BオークションサイトBASも、例えばBホ
ームサイトBHSに張られたリンクにより、Bホームサイ
トBHSからユーザがアクセスすることができる。但し、
後述する通り、AオークションサイトAASで出品や落札
などのサービスを受けるためには、AホームサイトAHS
で認証を受ける必要がある。BオークションサイトBAS
の場合も同様である。
【0020】それぞれのオークションサイトは、WWW(W
orld Wide Web)上のアドレスであるURL(Uniform R
esource Locator)で特定されるサイトに、オークショ
ンサービスを提供するためのインターフェース画面を用
意している。また、A,Bホームサイトは、それぞれの
サービスを提供するためのインターフェース画面を用意
している。これらの画面は、通常、HTML(Hyper Text
Mark-up Language)形式で記述されており、インター
ネット20に接続された各端末から閲覧が可能である。
尚、リンクを張るとは、AオークションサイトやBオー
クションサイトのURLアドレスが埋め込まれたタグが、
それぞれのホームサイトのHTML文書内に設けられること
を意味する。
【0021】更に、各オークションサイトは、他のWWW
上のインターフェース画面と同様に、階層化された複数
のページから構成されており、そのトップページである
オークションメインページには誰もがアクセス可能であ
り、認証を受けた所属ユーザが出品や入札というオーク
ションサービスを受けることができる。
【0022】従って、メインオークションサイトMASの
ユーザMは、自らのクライアント端末13Mからインター
ネット20を介してメインオークションサイトMASにア
クセスし、認証を受けてから、そのオークションサイト
に対して出品及び入札を行うことができる。同様に、
A、Bホームサイトの会員であるユーザA、Bも、その
クライアント端末13A,13BからそのホームサイトAHS,BHS
にアクセスして認証を受けてから、それぞれのオークシ
ョンサイトAAS,BASに対して出品及び入札を行うことが
できる。
【0023】異なるオークションサイト間で共通の出品
アイテムに対して入札を許可することができるように、
オークションデータベース4が共通に設けられる。オー
クションデータベース4には、例えば、ユーザ、出品、
入札、落札、メールについてのデータベースを有する。
そして、それらのデータベースは、あるオークションサ
イトからの入会、出品、入札、メール送信などが行われ
ると、共通のデータベースに記録される。従って、例え
ば、あるオークションサイトからの出品や入札が行われ
ると、異なるオークションサイトのオークション用イン
ターフェース画面に反映される。このように運用するこ
とにより、オークション会場の出品アイテム数と入札数
を増やし、オークションサービスを活性化させることが
できる。
【0024】更に、複数のオークションサイトに共通に
落札モジュール7が設けられ、共通のデータベース4に
従って、後述する落札処理が行われる。この落札モジュ
ール7は、それぞれのオークションサイトに設けること
も可能であるが、その場合は互いの整合性を保つことが
必要である。
【0025】各オークションサイトがそれぞれのユーザ
会員に対して連絡メールを送信するときは、それぞれの
オークションサイトを発信元にして所属ユーザのメール
サーバ16M,16A,16Bに連絡メールが送信される。また、
各オークションサイトが提供するインターフェース画面
には、それぞれのホームサイトのオークションであるこ
とが明示される。従って、各ユーザ会員に対しては、上
記オークションサイトのインターフェース画面と連絡メ
ールを介して、複数のオークションサイトが同時に運営
されていることが意識されることはなく、それぞれが所
属するホームサイトのオークションサービスのみを受け
ているように意識される。
【0026】図1に示される通り、メガサイトや特定サ
イトであるAホームサイトとBホームサイトは、それぞ
れ独自のシステムでインターネット上のサービスを提供
している。それに対して、これらのサイトAHS,BHSは、
オークションサービスの提供を、メインオークションサ
イトMASのオークション運営者に委託する。従って、
A、Bホームサイトのユーザ会員にオークションサービ
スを提供するオークションサイトAAS,BASは、メインオ
ークションサイトMASと同じオークションシステム1内
に設けられる。但し、A,BホームサイトのユーザA,
Bは、あくまでもそれぞれのホームサイトからオークシ
ョンサービスを受けているように見せられる。
【0027】図2は、本実施の形態例におけるオークシ
ョンシステムの詳細図である。図2では、例示的にメイ
ンオークションサイトのサーバの構成が詳細に示され
る。メインオークションサーバMASは、ウエブサーバ2
に加えて、オークションサービスの各種処理を実行する
プログラムモジュール群5,6,8,9、及びオークシ
ョンサービスのためにユーザへの連絡を行うメールサー
バ3などにより構成されている。これらと同じ構成が、
A,BオークションサイトのサーバAAS,BASにも備えら
れている。そして、3つのオークションサイトに共通
に、落札モジュールのサーバ7が設けられている。落札
モジュール7は、通常オークションにおいて入札価格の
うち例えば最高価格で入札したユーザを落札者に決定し
たり、所謂ダッチオークションにおいて出品個数分の落
札者や落札額を決定したりする。オークションサイト内
のプログラムモジュール群は、例えば、ユーザがオーク
ションサイトに入会する時に、ユーザ使用名の重複をチ
ェックしたり、一定の認証処理をしたり、認証処理のた
めの確認メールをユーザの電子メールアドレスに送信し
たりする入会モジュール8と、ユーザからの出品要求が
あった場合に、出品アイテムの情報を出品データベース
に登録したりする出品モジュール9と、出品アイテムに
対して入札要求があった場合に、入札価格を含む入札情
報を入札データベースに登録したりする入札モジュール
6と、ユーザ宛の連絡メールを作成したりするメール管
理モジュール5などを有する。それ以外に、プログラム
モジュールによって処理されたデータベースの情報を反
映して、ユーザ向けの表示画面を生成するページ表示モ
ジュール(図示せず)なども有する。
【0028】入会、出品、入札及びメール管理モジュー
ルは、それぞれのサイトに所属するユーザからのアクシ
ョンに応答して一定の処理を行い、それぞれのユーザに
対して一定の処理を行う。従って、これらのプログラム
モジュールは、それぞれのオークションサイト内のサー
バに設けられることが好ましい。一方、落札モジュール
7は、複数のオークションサイトに対して整合性を保ち
ながら、落札者を決定したりすることが必要であり、複
数のオークションサイトに共通に設けられることが好ま
しい。例えば、オークションデータベース4と同じサー
バ内に設けられても良い。
【0029】図3は、本実施の形態例におけるユーザデ
ータベースの一例を示す図である。図3には3つのオー
クションサイトMAS,AAS,BASに所属するユーザM,A,Bのデ
ータベースが例示的に示される。ユーザMのデータベー
スには、複数オークションに共通に与えられるユーザシ
リアル番号「ユーザSN」と、メインオークション内のユ
ーザID及びパスワードと、オークション会場内でニッ
クネームとして使用する使用名と、所属ホームサイト
と、氏名、電子メールアドレス、住所、電話番号、そし
てユーザタイプなどが含まれる。ユーザタイプには個人
と法人とがあり、ユーザタイプにより入会時の認証基準
とその後の取扱が異なる。ユーザMは、メインオークシ
ョンMASの所属会員であり、そのユーザIDとパスワード
は、メインオークションで出品、入札する際の認証に利
用される。上記以外にも、ユーザデータベースには、入
会後の出品料や成約手数料をデポジットする購入ポイン
トや落札後の取引の評価履歴である評価ポイントのデー
タフィールドも設けられる。
【0030】ユーザA、Bのデータベースも、ユーザM
の場合と同様である。但し、図3に示した例では、ユー
ザAは、そのAホームサイトにおいてユーザIDとパスワ
ードを所有し、AホームサイトAHSにて認証手続きが行
われる。そして、Aホームサイト内で認証済みのユーザ
Aには、AオークションサイトAAS内で再度認証手続き
が要求されないようにされている。つまり、一旦Aホー
ムサイト内で認証が完了すると、そのセッション内では
AオークションサイトAASにアクセスした時も再度認証
を求められない。それにより、Aホームサイトの会員で
あるユーザAには、Aホームサイト内のオークションサ
ービスを受けているように見せることができる。
【0031】従って、ユーザAのデータベースには、A
ホームサイト内のユーザIDとは異なるが、Aホームサイ
トAHSとAオークションサイトAASとの間の共通の識別番
号「A000001」がユーザIDとして記録されている。ま
た、認証手続きは要求されないので、パスワードはな
い。また、ホームサイトは所属するAホームサイトであ
ることが記録されている。
【0032】図3に示した例では、ユーザBは、そのB
ホームサイトにおいてユーザIDとパスワードを所有し、
BオークションサイトBASにアクセスした時に認証手続
きが終わってない場合は、そのサイトでユーザIDとパス
ワードの入力が求められ、BオークションサイトBASが
BホームサイトBHSに認証を要求するようになってい
る。従って、ユーザBのデータベースには、Bホームサ
イト内でのユーザIDとパスワードとが記録されている。
【0033】いずれのオークションサイトに所属するユ
ーザであっても、ネットワークを利用したオークション
サイトでは、互いの顔が見えない電子商取引を行うこと
になるので、その身分を事前に登録するための入会手続
が必要になる。従って、例えA,Bホームサイトに所属
するユーザであって、それぞれのホームサイトで認証済
みであっても、A,Bオークションサイトでオークショ
ンサービスを受けるためには、入会手続によりその個人
情報と所属ホームサイトなどをデータベースに登録する
ことが要求される。入会手続については、後述する。
【0034】図4は、オークションサイトの階層化され
た画面の例を示す図である。図4には、メインオークシ
ョンサイトMASのトップページ22が示される。トップ
ページ22は、出品アイテムを選択するためのカテゴリ
検索またはキーワード検索を行う領域24と、ユーザが
入会するときに利用する入会登録フォーム画面(個人用
と法人用)32,34にリンクされた入会ボタン26
と、ユーザが出品するときに利用する出品登録フォーム
画面36にリンクされた出品ボタン28と、各種の会員
サービス画面38にリンクされたサービスカウンタボタ
ン30とを有する。オークションサービスに逆オークシ
ョンが含まれる場合は、更に購入申し出ボタンが表示さ
れる。
【0035】図4の例では、メインオークションサイト
の会員用のトップページであるので、トップページのタ
イトルに「Mオークション」と表示される。従って、
A,Bオークションサイトの会員に対するトップページ
には、「Mオークション」の代わりに、「Aオークショ
ン」や「Bオークション」が表示される。
【0036】ユーザがオークションサイトへの入会を希
望する場合は、入会登録フォーム画面32,34を表示
して、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、ユ
ーザID、パスワードなどを記入し、オークションサー
バ1に返信する。入会手続は、入会モジュール8で行わ
れるが、具体的な手順は後述する。そして、入会するこ
とにより、その後の出品と入札を行うことができる。
【0037】ユーザが、このオークションサービスを利
用して出品を行う際には、このオークショントップペー
ジ22から出品ボタン28をクリックして、出品登録フ
ォーム36を表示し、出品物(アイテム)に関する情報
を入力する。入力された情報は、出品モジュール9によ
ってオークションデータベース4内の出品データベース
に登録される。登録された出品アイテムの情報は、ペー
ジ表示モジュールによって、適宜検索されオークション
ページに出品物リストとして表示される。
【0038】図5は、入札画面の一例を示す図である。
ユーザが入札を行う際には、トップページ22の検索画
面24から希望する出品物リストを表示する。そして、
その出品物リストの中から所望のアイテムを選択する
と、図5の入札画面48が表示される。入札画面48
は、アイテム情報や現在最高入札価格や入札締め切り時
間等を含む出品アイテム情報領域50と、売り手の使用
名や過去の取引評価データであるプロファイル及び売り
手への質問ボタンを含む売り手情報領域52と、現在の
落札権利者の使用名を含む領域54とを有する。
【0039】更に、入札画面48は入札領域56を有す
る。入札を希望するユーザは、入札領域56に、自分の
IDとパスワードの入力、通常入札かエージェント入札
(アウトビット時に自動的に再入札する機能)かの選
択、及び入札価格の入力を行い、入札ボタン58をクリ
ックして、入札情報をオークションサーバ1に送る。入
札モジュール8は、入力された入札情報に基づいて、現
在最高入札価格の更新を含む入札状況の更新表示や必要
に応じて入札者への連絡等を行う。入札期限など予め設
定されたオークション方法による条件が整った時点で入
札が終了され、一般落札モジュール7により落札者が決
定される。そして、その旨が落札者及び出品者へ連絡さ
れると共に表示画面へ反映される。尚、最低入札価格を
提示した出品者が落札する逆オークションの場合は、最
低入札価格が入札画面48に表示される。
【0040】図5においても、メインオークションサイ
トのユーザ向け入札画面であるので、タイトルに「Mオ
ークション 出品情報」と表示される。A,Bオークシ
ョンサイトのユーザであれば、それぞれのホームサイト
のオークション名が表示される。また、Aホームサイト
のユーザ向けの入札画面には、前述の通りユーザIDとパ
スワードの入力を求める表示は存在しない。
【0041】図4に戻り、ユーザが各種サービスを受け
たい時は、トップページのサービスカウンタボタン30
をクリックして、サービスカウンタ画面38を表示し、
必要なサービスボタンを選択してクリックする。サービ
スの種類としては、入会登録した内容の変更や照会4
0、個人会員から法人会員へ、またはその逆の変更をす
るためのステータス変更42、出品料などの前払い金の
購入と現在の事前購入ポイント高を照会するポイント購
入・照会44、ユーザの過去の取引評価データの入力と
照会をする評価入力・照会46などがある。
【0042】オークションサイトでは、出品料とオーク
ションが成約した時の成約料を前払い制でおこなうこと
もでき、そのデポジットが上記事前購入ポイントであ
る。また、不特定多数の個人ユーザが参加するオークシ
ョンであるので、取引が成立した時点で、当事者に相手
側の対応を評価し、その評価を蓄積することが行われ
る。過去の評価データが、図5のプロファイルボタン
(図中領域52参照)をクリックすることにより表示さ
れ、出品者の評価を参考にして入札するか否かを決定で
きるようになっている。
【0043】図6は、評価入力画面例を示す図である。
落札後の取引が終了すると、電子メールなどにより、落
札者と出品者との間でお互いに評価することが促され
る。電子メールのURLアドレスにアクセスすることによ
り図6の評価入力画面68が表示される。この評価入力
画面68では、落札したオークションのロット番号入力
70と、評価入力(「非常によい」「良い」「問題あ
り」)のいずれかのボタンをクリックすることで、評価
入力を行うことができる。この評価データは、ユーザ毎
に蓄積される。
【0044】図7は、評価照会画面例を示す図である。
図5の入札画面48で、売り手のプロファイルボタン
(領域52)をクリックすると、出品者の過去の取引評
価データが図7のように示される。また、図4のサービ
スカウンタ画面38で、評価入力・照会ボタンをクリッ
クすると、一定の操作を経て、自分の過去の取引評価デ
ータが図7のように示される。
【0045】図7の例では、過去3ヶ月とそれより前及
びトータルの評価履歴76と、それら評価履歴の平均を
示す評価メータ78とが示される。従って、落札を検討
しているユーザは、出品者のプロファイルから、過去の
取引評価履歴を参照して、落札すべきか否かの判断材料
に利用することができる。また、出品者も落札価格を上
げて落札率を上げるために、取引評価ポイントを上げる
ように努力することになる。その結果、オークション会
場の信頼性が高まりより適正な取引が担保される。ま
た、かかる評価履歴がユーザ使用名毎に蓄積されるの
で、ユーザ使用名は、複数オークションサイト間におい
ても重複しないようにすることが望まれる。
【0046】[入会手続]図8は、メインオークション
サイトへの入会手続のフローチャート図である。メイン
オークションサイトMASは、主にオークションサービス
を提供する専用サイトである。そして、ユーザがオーク
ションに参加したい場合、即ち、出品、入札をしたい場
合は、入会手続を経て会員登録を行う必要がある。この
入会プロセスは、入会モジュール8により制御される。
【0047】図8に従ってその入会プロセスを説明する
と、最初にユーザMがクライアント端末のブラウザを使
用してオークションサイトMASにアクセスする(S1
0)。そのアクセスに応答して、メインオークションサ
イトMASは、図4のようなトップページを表示するため
のHTML文書を送信し、ユーザMのクライアント端末に表
示させる(S11)。ユーザMが入会ボタン26をクリ
ックして入会要求が送信されると(S12)、メインオ
ークションサイトMASは、図4に示した入会登録フォー
ム32,34を送信し表示させる(S13)。ユーザMが入
会登録フォームに必要な事項を記入して送信すると(S
14)、メインオークションサイトMASでは、入会審査
を行うと共に、既存のユーザデータベースを参照して、
ユーザ使用名に重複がないか否かをチェックする(S1
5)。このユーザ使用名の重複チェックでは、ユーザデ
ータベースに登録されているユーザのホームサイトにか
かわらず、複数のオークションサイトにまたがって重複
がないか否かがチェックされる。
【0048】入会審査がパスすると、確認コードが示さ
れた入会確認メールが、登録された電子メールアドレス
宛に送信される(S16)。図9は、メインオークショ
ンサイトにおける入会確認メール画面例を示す図であ
る。入会確認メール画面80は、メール送信元を示すFR
OMクローズ81に、Mオークションサイト発であること
が明記される。そして、メールの文面にもMオークショ
ンへの入会手続であることが示される(例えば領域8
2)。そして、入会者を同定するための確認コード83
が含まれる。図9の例では、確認コードを送信するため
の送信フォーム画面のURLアドレス84が示される。こ
のURLアドレスもMオークションサイト内であることが
示される。これにより、ユーザには、Mオークションサ
イトMASへの入会手続であることが意識される。
【0049】図8に戻り、ユーザMは、図9のハイパー
リンク84をクリックすることにより、確認コード送信
サイトにアクセスし(S17)、Mオークションサイト
はその送信フォーム画面を送信する(S18)。そし
て、ユーザMは、図示しない送信フォーム画面に入会確
認メールに示された確認コード83を入力して送信する
と(S19)、MオークションサイトMASの入会モジュ
ール8が確認コードをチェックして、一致すれば入会手
続を終了する(S20)。
【0050】さて、次にAホームサイトAHSの会員であ
るユーザAがAオークションサイトAASにアクセスし
て、出品、入札などのオークションサービスを受けよう
とするとき、オークションサイトへの入会が求められ
る。そのときの入会手続は、基本的にはメインオークシ
ョンサイトの場合と同じで電子メールや住所、氏名など
の個人情報のデータベース4への登録が求められる。但
し、AオークションサイトAASではAホームサイトで登
録済みの会員であれば、新たにユーザIDやパスワードを
登録することは求められない。従って、入会審査では、
クレジット番号などがブラックリストにないかの一般的
な審査とユーザ使用名の重複チェックとが行われる。そ
して、入会審査がパスすると、入会確認メールにより確
認コードを電子メールアドレスに送信し、その確認コー
ドの返信が求められる。
【0051】図10は、AオークションサイトAASの入
会確認メール画面例を示す図である。Aオークションサ
イトの入会確認メール画面85では、メール送信元を示
すFROMクローズ86に、Aオークションサイト発である
ことが明記され、メールの文面にもAオークションへの
入会手続であることが示される(例えば領域87)。そ
して、入会者を同定するための確認コード88が含ま
れ、確認コードを送信するための送信フォーム画面のUR
Lアドレス89が示される。このURLアドレス89もAオ
ークションサイト内であることが示され、ユーザには、
AオークションサイトAASへの入会手続であることが意
識される。
【0052】Bホームサイトの会員であるユーザBがB
オークションサイトBASに入会するときも、同様の入会
プロセスが取られる。その場合の入会確認メールには、
メール発信元がBオークションであり、Bオークション
の入会プロセスであることが明示され、送信フォームの
URLアドレスにBオークションサイトのアドレスが使用
される。
【0053】上記の入会確認メールは、個人ユーザの場
合の入会確認手続で利用される。法人ユーザの場合の入
会確認手続は、入会確認メールが法人ユーザの電子メー
ルアドレス宛ではなく、実際の住所宛になる。従って、
郵便が利用される。手続としては、上記の電子メールア
ドレスが実際の住所に変わり、電子メールが郵便に変わ
るだけであり、入会確認メールの郵送元や文面は、上記
と同様に所属するオークションサイトからのものに作成
される。
【0054】以上の入会手続では、第1に、複数のオー
クションサイトの会員間でユーザ使用名が重複しないよ
うに審査される。第2に、入会確認メールが、それぞれ
のオークションサイトから発信されたものであることが
明示される。入会プロセスは各オークションサイトの入
会モジュール8により制御されるので、それぞれの入会
確認メールはそれぞれのオークションサイトから発信さ
れたように生成され、返信フォームは各オークションサ
イトのテンプレートが利用される。
【0055】入会が許可されると、ユーザM,A,Bは、そ
れぞれのオークションサイトにおいて、出品、入札を行
うことが許可される。会員には、例えば各オークション
サイトからオークション情報を通知するお知らせメール
が送信される。このお知らせメールにも、入会確認メー
ルと同様に、その送信元がユーザの所属ホームサイトで
あることが明記される。これらのメールは、例えばそれ
ぞれのオークションサイトのメール管理モジュール5に
より行われる。
【0056】[最高落札価格更新メール]図11,12
は、最高入札価格更新メール画面例を示す図である。通
常オークションの場合、最高価格で入札した者にアイテ
ム購入権が与えられる。そして、オークション期間満了
前において、あるユーザが一旦最高価格で入札した後、
別のユーザにより更に高い入札価格でアウトビットされ
ると、最初のユーザに対して最高入札価格更新メールが
送信される。最高入札価格更新メールは、各オークショ
ンサイトの入札モジュール6が共通の入札データベース
を参照して作成する。
【0057】特に、複数のオークションサイトを運営す
る場合、ユーザAの入札により別のオークションサイト
のユーザBの入札がアウトビットされることがある。そ
の場合は、AオークションサイトAASの入札モジュール
6が、ユーザAの入札に応答して、共通の入札データベ
ースを参照し、最高落札価格を保持していたのがユーザ
Aであることを検出し、ユーザAにはAオークションサ
イトからの文面の最高入札価格更新メールが送信される
ことになる。
【0058】図11、12は、メインオークションサイ
トのユーザM向けとAオークションサイトのユーザA向
けのメール画面である。それぞれの画面90,94に
は、発信元を示すFROMクローズにMオークション(図中
91)とAオークション(図中95)が明記され、ま
た、それぞれのオークションにおける最高入札価格更新
メールであることが明記され(図中92,96)、再入
札する場合の入札フォームのURLアドレスもそれぞれの
オークションサイトのアドレスが利用される(図中9
3,97)。
【0059】上記の入会確認メール、お知らせメール、
最高入札価格更新メールは、それぞれのオークションサ
イトが所属するユーザ会員に送信する一方向のメールで
ある。或いは、別のオークションサイトに所属するユー
ザ会員に送信する一方向メールである。それに対して、
異なるオークションサイトに所属するユーザ会員間でメ
ール交信を行う場合がある。例えば、出品アイテムにつ
いての質問を行う場合が該当する。図5の入札画面48
において、領域52の質問ボタンをクリックすること
で、出品者に出品アイテムについての質問を行うことが
行われる。そのような場合でも、オークションサイトで
は、お互いの電子メールアドレス等の個人情報を秘匿状
態にして、それぞれの所属するオークションサイトから
のメールであるようにユーザに見せる必要がある。
【0060】[質問メール]図13は、A,Bオークシ
ョンサイトのユーザA,B間で質問メールが交信される
場合のフローチャート図である。また、図14は、その
質問メールの処理手順を示す図である。異なるオークシ
ョンサイトA,BのユーザA,B間で質問メールを交信
する場合、それぞれの所属サイトAAS,BASのメール管理
モジュール5が、質問メールと回答メールを作成して対
応するユーザのメールアドレスに送信する。従って、そ
れぞれのユーザA,Bには、所属サイトからの質問メー
ル、回答メールが送られ、相手を特定しない匿名形式に
なる。
【0061】最初に、ユーザAが図5の入札画面48の
領域52における質問ボタンをクリックすることによ
り、質問メールが要求される(S31)。その結果、質
問ボタンに埋め込まれたAオークションサイト内のURL
アドレスにアクセスされる。Aオークションサイト内の
メール管理モジュール5は、共有するオークションデー
タベース4にアクセスして、質問対象の出品アイテムの
情報を参照して、出品者がBオークションサイトBASの
ユーザBであることを知る。そして、対象の出品アイテ
ムについての質問フォーム100が、ウエブサーバ2から
ユーザAに送信される(S32)。この質問フォーム10
0には、図14に示される通り、出品アイテムのロット
番号やアイテム表示が含まれる。ユーザAが質問フォー
ム100の空欄に質問を記入して送信ボタンをクリックす
ることで、AオークションサイトAASに送信される(S
33)。
【0062】AオークションサイトAASのメール管理モ
ジュール5は、ユーザB宛も質問メール102を作成して
ユーザBに送信する(S34)。この質問メール102
は、メール送信元がBオークションサイトであることが
明記され(領域103)、Bオークションサイトの出品ア
イテムの質問であることが明記される。そして、回答フ
ォームのURLアドレス104として、Bオークションサイト
のURLアドレスが示される。この時、共有するオークシ
ョンデータベース4の出品データベースに対象の出品ア
イテムについてユーザAから質問があったことが記録さ
れ、質問メールの文面がメールデータベースに記録され
る。なお、質問メール102には、ユーザAからの質問で
あることは明示されるが、ユーザAが所属するAオーク
ションサイトは示されない。もちろん、ユーザAの個人
情報は秘匿されている。
【0063】ユーザBは、質問メール102を受信すると
(S35)、回答フォームのURLアドレスにアクセスし
(S36)、BオークションサイトBASのメール管理モ
ジュール5は、データベース4にアクセスして、この質
問メールがユーザAからのものであることを知る。そし
て、ユーザBに図示しない回答フォームが送信される
(S37)。回答フォームは、質問フォーム100と同
様であり、回答を記入する欄が示される。ユーザBがそ
れに記入して送信すると(S38)、Bオークションサ
イトBASのメール管理モジュール5が、宛先がユーザA
で発信元がAオークションサイトであることを明記した
回答メールを作成して、ユーザAにメールサーバ3経由
で送信する(S39)。この回答メールも共有データベ
ースに記録される。そして、ユーザAは、Aオークショ
ンサイトからの回答メールを受信する(S40)。
【0064】以上の通り、ユーザ間のメールが全て所属
するオークションサイト経由で匿名状態で行われる。そ
して、異なるオークションサイトに属するユーザ間で交
信が必要な場合でも、受信者のユーザのオークションサ
イトから発信されたメールであるように送信元や文面が
加工される。この結果、ユーザA,Bは、相手が自分の
所属ホームサイト以外のユーザであることを意識するこ
とはなく、親近感と信頼感を損なわずにメール交信を行
うことができる。
【0065】[落札メール]入札条件が満たされると、
例えば入札期限が過ぎると、落札モジュール7が通常オ
ークションの場合は最高入札価格で入札したユーザへの
落札を決定する。この落札の決定は、落札者と出品者に
電子メールにより連絡される。そして、その後のユーザ
間の取引を円滑に行うために、取引ナビゲーション機能
が備えられている。
【0066】図15,16は、落札メールと取引ナビを
説明する図である。ここでは、ユーザBが出品したアイ
テムがユーザAにより落札された場合を例にして説明す
る。落札モジュール7は、落札者を決定したら、共有デ
ータベース4を参照して、落札者と出品者の情報を取得
し、落札者のユーザAと出品者のユーザBにそれぞれの
サイトのメールサーバから(または直接)落札メール11
0,115を送信する(S40,S41)。落札モジュール
7は、落札者であるユーザAに対する落札メール110に
は、メール送信元111と文面112をAオークションサイト
用に加工し、出品者名、出品者のメールアドレス、出品
者の所属サイト名を有する出品者情報113を明記する。
更に、落札者用落札メール110には、その後の取引の更
新メールの作成を補助する取引ナビゲーション機能のUR
Lアドレス114を含ませる。このURLアドレス114のAオー
クションのアドレスが使用される。
【0067】また、出品者であるユーザBへの落札メー
ルも、落札モジュール7により生成され、直接または所
属サイトのメールサーバから送信される(S41)。こ
の出品者用落札メール115も、送信元116と文面117が所
属ホームサイトのBオークションサイト用に加工され、
落札者情報118として、使用名、メールアドレス、所属
サイト名が明記される。
【0068】上記の通り、落札メールは、他のメールと
同様にそれぞれ所属するホームサイトからのメールのよ
うに加工されているが、その後の取引での混乱を事前に
防止するために、相手の所属サイト名がこの時点で知ら
される。
【0069】図16に示される通り、落札者であるユー
ザAが取引ナビ(メール110内の114)を選択すると(S
42)、Aオークションサイト内のウエブサーバ2から
取引メール作成フォーム120が送信される(S43)。
この取引メール作成フォーム120には、あらかじめ出品
者が選んだ取引形態の中から希望するものを選択するボ
タンに加えて、個人情報を記入する欄が設けられる。記
入後送信ボタンをクリックすると、そのデータがAオー
クションサイトに送信される(S44)。この記入され
たデータを利用して、落札モジュール7は、取引メール
125を作成し、ユーザBに送信する(S45)。
【0070】図16の例では、取引メール125には、代
引郵送を希望していることと、落札者へのアイテム発送
に必要な個人情報が含まれている。そして、その後も取
引ナビゲーション機能を利用して取引メールを行うこと
ができるように、URLアドレス126も含まれる。出品者で
あるユーザBがこれを選択すると、上記と同様にして落
札モジュール7を介してメール作成され送信される。ま
た、取引中に取引の拒否を申し出る場合にも同様な方法
でメールを作成することをサポートすることができる。
相手方に不審な行動がある場合に利用される。
【0071】落札後は、取引ナビゲーションを利用しな
い場合は、出品者と落札者との間で直接メール交信が行
われる場合がある。そのような時点において、相手の所
属ホームサイトが、自分の所属サイトと異なることが、
事務局でなく相手方から知らされると、ユーザに不信感
を持たせて取引が混乱するおそれがある。従って、上記
の通り、オークションサイトの事務局からの落札メール
にあらかじめ相手の所属ホームサイトを通知することが
好ましい。
【0072】以上、実施の形態例で説明した通り、複数
のオークションサイトを運営する場合であって、それぞ
れのサイトから出品されたアイテムに対する入札を異な
るオークションサイトのユーザ会員にも許可すること
が、オークションを活性化する上で好ましい。但し、既
に存在する特定ホームサイトの会員に対しては、あくま
でもそのホームサイトのオークションサービスであるよ
うに、オークションページの文面、各種連絡メールの発
信元と文面を加工することが、ユーザのホームサイトへ
の信頼感と親近感を維持する上で好ましい。それは、異
なるオークションサイトのユーザ間の更新メールを送信
する場合も同じである。但し、落札時以降については、
ユーザ間での取引が主体となるので、相手の所属サイト
をオークション事務局から連絡することが好ましい。そ
して、複数オークションサイト間で出品と入札を公開す
るためには、複数オークションサイト間でユーザ使用名
が重複しないように入会時にチェックすることが必要で
ある。
【0073】以上の実施の形態例では、通常オークショ
ンを例にして説明したが、購入希望者が購入アイテムを
申し出て、販売希望者が販売価格を入札し、最低入札価
格で落札される逆オークションにも適用することができ
る。また、それぞれ示したメール画面やその文面は一例
であり、他の画面、文面でも良いことはいうまでもな
い。
【0074】更に、本発明はオークションに限定され
ず、一般的な電子商取引サービスを複数のサイトの会員
に対して行う場合にも応用できる。
【0075】以上、本発明の保護範囲は、上記の実施の
形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数のオークシ
ョンサイトを運営する上で、それぞれのホームサイトに
所属するユーザがもつホームサイトへの親近感と信頼感
を損なうことなく、共通の公開されたオークションに参
加させることができる。また、落札後に異なるホームサ
イトのユーザ間で取引に混乱が生じることを未然に防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例における複数のオークションサ
イトとその会員ユーザとの関係を示す図である。
【図2】本実施の形態例におけるオークションシステム
の詳細図である。
【図3】本実施の形態例におけるユーザデータベースの
一例を示す図である。
【図4】オークションサイトの階層化された画面の例を
示す図である。
【図5】入札画面の一例を示す図である。
【図6】評価入力画面例を示す図である。
【図7】評価照会画面例を示す図である。
【図8】メインオークションサイトへの入会手続のフロ
ーチャート図である。
【図9】メインオークションサイトの入会確認メール画
面例を示す図である。
【図10】Aオークションサイトの入会確認メール画面
例を示す図である。
【図11】メインオークションサイトの最高入札価格更
新メール画面例を示す図である。
【図12】Aオークションサイトの最高入札価格更新メ
ール画面例を示す図である。
【図13】A,BオークションサイトのユーザA,B間
で質問メールが交信される場合のフローチャート図であ
る。
【図14】図13の質問メールの処理手順を示す図であ
る。
【図15】落札メールと取引ナビを説明する図である。
【図16】落札メールと取引ナビを説明する図である。
【符号の説明】
MAS,AAS,BAS オークションサイト AHS,BHS ホームサイト 1 オークションシステム 4 共有オークションデータベース 6 入札モジュール 7 落札モジュール 8 入会モジュール 9 出品モジュール 13 ユーザ端末

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介してユーザ端末と接続可
    能であり、それぞれオークションサービスを提供する複
    数のオークションサイトを運営する方法において、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    所定のアイテムについての販売または購入の申し出に応
    答して、オークションサーバ内の共通のオークションデ
    ータベースに当該申し出を登録し、前記所属ユーザ端末
    に前記アイテムを表示可能状態にする工程と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    前記登録された申し出アイテムに対する入札に応答し
    て、前記オークションデータベースに当該入札を反映す
    る工程と、 第1のオークションサイトの所属ユーザに対する連絡用
    電子メールを、当該第1のオークションサイトからの電
    子メールであることが明示されるように作成し、前記所
    属ユーザに送信する工程と、 第2のオークションサイトの所属ユーザに対する連絡用
    電子メールを、当該第2のオークションサイトからの電
    子メールであることが明示されるように作成し、前記所
    属ユーザに送信する工程とを有することを特徴とする複
    数オークションサイトの運営方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記複数のオークションサイトにおいて、ユーザ端末か
    らの入会の申し出に応答して、少なくともユーザの電子
    メールアドレスを含む入会に必要な個人情報の登録を要
    求する工程と、 前記個人情報データをユーザ端末から受信後に、前記ユ
    ーザの電子メールアドレスに確認コードを含む入会確認
    メールを前記連絡用電子メールとして送信して、前記確
    認コードの返信を要求する工程と、 前記ユーザ端末から前記確認コードの送信に応答して、
    前記入会確認メールに含めた確認コードと照合を取る工
    程とを有することを特徴とする複数オークションサイト
    の運営方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記入札に応答して、それまでの落札権利保持者に落札
    価格が更新された情報を含む落札価格更新メールを前記
    連絡用メールとして送信する工程を有することを特徴と
    する複数オークションサイトの運営方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 所定の落札条件を満たす時に落札者を決定し、前記申し
    出したユーザと落札したユーザに、当該落札情報と相手
    方の所属オークションサイト名を含む落札メールを前記
    連絡メールとして送信する工程を有することを特徴とす
    る複数オークションサイトの運営方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記第1のオークションサイトの所属ユーザ端末から、
    前記第2のオークションサイトの所属ユーザへの電子メ
    ール送信要求に応答して、当該第2のオークションサイ
    トの所属ユーザに対して、前記第1のオークションサイ
    トを示すことなく前記連絡用メールを送信する工程を有
    することを特徴とする複数オークションサイトの運営方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記連絡用メールの発信元表示を当該連絡用メールを受
    信するユーザが所属するオークションサイトにすること
    を特徴とする複数オークションサイトの運営方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記共通のオークションデータベースは、少なくともユ
    ーザの電子メールアドレスと所属するホームサイトと氏
    名及び住所を含む個人情報とを有するユーザデータベー
    スを有し、 前記連絡用メールを作成するときに、前記ユーザデータ
    ベースを参照することを特徴とする複数オークションサ
    イトの運営方法。
  8. 【請求項8】ネットワークを介してユーザ端末と接続可
    能であり、それぞれオークションサービスを提供する複
    数のオークションサイトを運営する方法において、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    所定のアイテムについての販売または購入の申し出に応
    答して、オークションサーバ内の共通のオークションデ
    ータベースに当該申し出を登録し、前記所属ユーザ端末
    に前記アイテムを表示可能状態にする工程と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    前記登録された申し出アイテムに対する入札に応答し
    て、前記オークションデータベースに当該入札を反映す
    る工程と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    それぞれのオークションサイトへの入会要求に応答し
    て、入会後のユーザに与えられるオークションサイト内
    でのユーザ使用名が、前記複数のオークションサイトに
    所属するユーザのユーザ使用名と重複しないことをチェ
    ックする工程と、 前記重複がない場合に、当該入会要求を行ったユーザに
    対して入会メールを送信する工程とを有することを特徴
    とする複数オークションサイトを運営する方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記共通のオークションデータベースは、少なくともユ
    ーザの電子メールアドレスと所属するホームサイトと前
    記ユーザ使用名と氏名及び住所を含む個人情報とを有す
    るユーザデータベースを有し、 前記入会要求時のユーザ使用名の重複をチェックする
    時、既存のユーザデータベースの所属するホームサイト
    情報を無視してチェックすることを特徴とする複数オー
    クションサイトの運営方法。
  10. 【請求項10】ネットワークを介してユーザ端末と接続
    可能であり、それぞれオークションサービスを提供する
    複数のオークションサイトの運営システムにおいて、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    所定のアイテムについての販売または購入の申し出に応
    答して、オークションサーバ内の共通のオークションデ
    ータベースに当該申し出を登録し、前記所属ユーザ端末
    に前記アイテムを表示可能状態にする手段と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    前記登録された申し出アイテムに対する入札に応答し
    て、前記オークションデータベースに当該入札を反映す
    る手段と、 第1のオークションサイトの所属ユーザに対する連絡用
    電子メールを、当該第1のオークションサイトからの電
    子メールであることが明示されるように作成し、前記所
    属ユーザに送信する手段と、 第2のオークションサイトの所属ユーザに対する連絡用
    電子メールを、当該第2のオークションサイトからの電
    子メールであることが明示されるように作成し、前記所
    属ユーザに送信する手段とを有することを特徴とする複
    数オークションサイトの運営システム。
  11. 【請求項11】請求項10において、 所定の落札条件を満たす時に落札者を決定し、前記申し
    出したユーザと落札したユーザに、当該落札情報と相手
    方の所属オークションサイト名を含む落札メールを前記
    連絡メールとして送信する手段を有することを特徴とす
    る複数オークションサイトの運営システム。
  12. 【請求項12】ネットワークを介してユーザ端末と接続
    可能であり、それぞれオークションサービスを提供する
    複数のオークションサイトの運営システムにおいて、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    所定のアイテムについての販売または購入の申し出に応
    答して、オークションサーバ内の共通のオークションデ
    ータベースに当該申し出を登録し、前記所属ユーザ端末
    に前記アイテムを表示可能状態にする手段と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    前記登録された申し出アイテムに対する入札に応答し
    て、前記オークションデータベースに当該入札を反映す
    る手段と、 前記複数のオークションサイトの所属ユーザ端末からの
    それぞれのオークションサイトへの入会要求に応答し
    て、入会後のユーザに与えられるオークションサイト内
    でのユーザ使用名が、前記複数のオークションサイトに
    所属するユーザのユーザ使用名と重複しないことをチェ
    ックする手段と、 前記重複がない場合に、当該入会要求を行ったユーザに
    対して入会メールを送信する手段とを有することを特徴
    とする複数オークションサイトを運営システム。
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