JP2001282063A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001282063A JP2000091381A JP2000091381A JP2001282063A JP 2001282063 A JP2001282063 A JP 2001282063A JP 2000091381 A JP2000091381 A JP 2000091381A JP 2000091381 A JP2000091381 A JP 2000091381A JP 2001282063 A JP2001282063 A JP 2001282063A
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    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の熱定着装置は、プロセスユニットで発
生するオゾンの全体を効果的に回収することを課題とす
る。 【解決手段】装置本体11と、記録紙を上下方向に沿っ
て搬送する搬送路を挟んで一側に少なくとも水平な感光
体、この感光体を帯電するコロナ放電式帯電器および現
像器を配置するとともに、他側に少なくともコロナ放電
式転写器を配置してなるプロセスユニットと、搬送路の
一側から感光体に光線を照射して露光する露光器と、感
光体の中心軸線より下側において搬送路を挟んで一側と
他側に夫々感光体の軸方向に沿って形成された吸込み口
を有する吸込み部およびこの吸込み口に接続され吸込み
口で吸込んだ気体を装置本体の外部へ導く通路部を備え
た排気通路体24と、排気ファン25とフィルタ26と
を具備し、排気通路体は搬送路に対して一側に位置して
通路部に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録紙を上下方向に
沿って搬送させて電子写真法によって画像記録を行なう
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、ファクシミリ
装置、複写機あるいはプリンタなどに用いられるもの
で、図5および図6に示す構成をなしている。図5は従
来の画像形成装置の概略的構成を示す正面から見た断面
図、図6は上側から見た断面図である。装置本体1の内
部に上下方向(垂直)に沿い記録紙Pを下側から上側へ
搬送する搬送路Rを設定し、且つこの搬送路Rの一側に
感光体ドラム2、除電器3、感光体ドラム2の表面を帯
電する帯電器4および感光体ドラム2の表面にトナー像
を形成する現像器5を設けるとともに、他側に感光体ド
ラム2の表面に形成されたトナーを記録紙を感光体ドラ
ムに吸着して転写する転写器6および転写器6により感
光体ドラム2に吸着された記録紙を分離する分離器7を
設けてプロセスユニットUを構成している。また、搬送
路Rの一側には感光体ドラム2を露光する露光器8を設
けている。プロセスユニットUの上側には定着器9を設
け、装置本体1の下側には記録紙カセットCを設ける。
【0003】そして、記録紙カセットCから繰出した記
録紙Pを下側から上側へ向けて上下方向に沿って搬送し
プロセスユニットUおよび定着器9を通過する過程で画
像を記録して装置本体1の上部から排出する。
【0004】この画像形成装置において、プロセスユニ
ットUに設けた帯電器4にはワイヤYに高電圧を印加し
てコロナ放電を発生させて帯電を行なうコロナ放電式の
ものが多く用いられており、転写器6および分離器7も
同様にワイヤYに高電圧を印加してコロナ放電を発生さ
せて夫々の動作行なうコロナ放電式のものが多く用いら
れている。ところが、これらコロナ放電式の各機器4,
6および7では、コロナ放電に伴い大気中の酸素分子を
イオン化してオゾンを発生させるという問題点がある。
このオゾンはプロセスユニットUにおける感光体ドラム
2などの部品を汚染して機能を劣化させるとともに、画
像形成装置を使用する使用者の身体に対しても悪影響を
与える。
【0005】このため、従来からプロセスユニットUに
発生したオゾンを処理するために、装置本体の内部の空
気を排気ファンによってオゾンフィルタにより処理して
外部へ排出する方式が採用されている。すなわち、図6
に示すように装置本体1における図示下面が使用者が前
に立つ前面壁し、上面が前面壁とは反対側の後面壁とす
ると、使用者に対して排気による不快感を与えないよう
にするために、排気ファン51とオゾンフィルタ52を
装置本体1の後面壁においてプロセスユニットUに対向
した位置に設けている。これはオゾン発生元であるプロ
セスユニットUに最も近い位置で排気を行ないオゾンを
効率良く取り除こうという考え方によるものである。
【0006】そして、排気ファン51を回転して装置本
体1の内部に空気を吸引して送り出し、送り出される空
気をオゾンフィルタ52に通して空気に含まれるオゾン
を吸着した後に装置本体1の外部ヘ排出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て装置本体1内部の空気を処理する構成では次に述べる
問題がある。帯電器4、転写器5および分離器6に設け
られる放電用ワイヤYは感光体ドラム2の軸線方向長さ
とほぼ同じ長さを有し、長さ方向全体にわたり均等にオ
ゾンが発生する。排気ファン51は装置本体1の後面壁
におけるプロセスユニットUに対向して設けているため
に、プロセスユニットU(感光体ドラム)の軸線方向の
一端に対向した位置に設けられることになる。すなわ
ち、排気ファン51はワイヤの一端に対向した位置に設
けられることになる。このため、排気ファン51はワイ
ヤYの軸線方向全体から発生したオゾンのうち自身の近
傍であるワイヤYの一端部に発生したオゾンは充分に吸
引してオゾンフィルタ52で回収することができるが
゛、一端部から離れたワイヤYの他の部分で発生したオ
ゾンは充分吸引して回収することができず、なかでも特
に排気ファン51とは反対側のワイヤYの他端部で発生
したオゾンの回収が困難となり、この結果プロセスユニ
ットUの部品を汚損したり、空気に含まれてそのまま装
置本体1における隙間から装置本体1の外部ヘ漏れ出て
使用者の身体に悪影響を与えることになる。特にA3サ
イズの記録紙に対応した画像形成装置ではワイヤの長さ
が長くなり、且つ高速化を図るためにワイヤに流す電流
値が増大するために、発生するオゾン量が増大してし装
置本体外部へ漏れ出るオゾン量も増大する。
【0008】本発明は、プロセスユニットで発生するオ
ゾンの全体を効果的に回収して、オゾンによる悪影響を
回避できる熱定着装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、装置本体と、この装置本体に設けられ記録紙
を上下方向に沿って搬送する搬送路を挟んで一側に少な
くとも水平な感光体、この感光体を帯電するコロナ放電
式帯電器および感光体にトナー像を形成する現像器を配
置するとともに、他側に少なくとも感光体のトナー像を
記録紙に転写する転写器を配置してなるプロセスユニッ
トと、前記搬送路の一側から前記感光体に光線を照射し
て露光する露光器と、前記装置本体に設けられ前記感光
体の中心軸線より下側において前記搬送路を挟んで一側
と他側に夫々前記感光体の軸線方向荷に沿って形成され
た吸込み口を有する吸込み部およびこの吸込み口に接続
され前記吸込み口で吸込んだ気体を前記装置本体の外部
へ導く通路部を備えた排気通路体と、この排気通路体の
吸込み部から通路部へ向う気流を形成する排気ファン
と、この排気ファンにより形成された気流を通過させる
フィルタとを具備することを特徴とする。
【0010】この発明の構成によれば、上下方向に沿う
搬送路を挟む両側に配置したプロセスユニットを構成す
る帯電器を含む機器の作用により発生するオゾンを感光
体の軸線方向に全体にわたり充分回収することができ、
且つ空気より重く下に流れるオゾンの自然な流れを利用
して感光体中心より下側に位置する吸込み体が効果的に
吸引して回収できる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記排気通路体の通路部は、前記搬
送路に対して一側に位置して前記吸込み部に接続されて
いることを特徴とする。
【0012】この発明の構成によれば、帯電器の作用に
より多くのオゾンを発生する搬送路の一側から排気ファ
ンの吸引力を作用して効果的にオゾンを吸引して回収す
ることができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記プロセスユニットは前記露光器
から照射される光線を前記感光体に入射させる露光窓を
備え、前記排気通路体における吸込み部の吸込み口が前
記露光窓の光線入口に面していることを特徴とする。
【0014】この発明の構成によれば、プロセスユニッ
トに設けられる既存の露光窓を利用して、搬送路の一側
で多く発生するオゾンを効果的に吸引して回収すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図1ないし図4は本発明におけ
る画像形成装置の実施の形態を示すもので、図1は概略
的構成を示す断面図、図2は排気通路体の概略的構成を
示す平面図、図3はプロセスユニットを拡大して示す断
面図、図4は排気通路体を示す斜視図である。
【0016】図中11は装置本体で、この装置本体11
の下部には記録紙Pを積層したカセットCを収容するカ
セット収容部12が設けられ、上面部には排紙口13お
よびこの排紙口13から排出される記録紙Pを受ける排
紙トレイ14が設けられている。カセット収容部12に
は、カセットCから記録紙Pを繰出す繰出しローラ15
および繰出した記録紙Pを上側ヘ向けて搬送する搬送ロ
ーラ16が設けられ、装置本体11の上面部における排
紙口13に面した箇所には画像記録を終えた記録紙Pを
排出する排出ローラ17が設けられている。そして、装
置本体1の内部における一側部には、装置本体下部にお
けるカセットCから記録紙Pを繰出して装置本体上面お
ける排出口13まで上側へ向けて搬送させる上下方向に
沿う搬送路Rが設定される。
【0017】装置本体11の内部には、プロセスユニッ
ト21、露光器22および定着器23と、排気通路体2
4、排気ファン25およびオゾンフィルタ26が設けら
れている。
【0018】プロセスユニット21は上下方向に沿う搬
送路Rを挟んで設けられる。搬送路Rを挟んで一側に
は、搬送される記録紙Pの紙面と平行に配置された感光
体ドラム31が配置され、この感光体ドラム31の周囲
にその回転方向上流側から、画像記録後に感光体ドラム
31の表面に残存するトナーを取り除くクリーニング器
32、感光体ドラム31の表面に残存するで電荷を取り
除く除電器33、感光体ドラム31の表面を帯電するコ
ロナ放電式の帯電器34、感光体ドラム31表面に静電
潜像に基づいてトナー像を形成する現像器35が配設さ
れている。クリーニング器32はトナーを溜めるケース
32aと感光体ドラム31の表面に摺接するブレード3
2bを有している。帯電器34は感光体ドラム31の軸
方向長さに相当する長さを有して感光体ドラム31と平
行に配置される放電ワイヤ34aを有している。現像器
35はトナーを溜めるケース35aと、トナーを感光体
ドラム31の表面に運ぶ現像ローラ35bを有してい
る。
【0019】搬送路Rを挟んで他側には、感光体ドラム
31に対向して位置し記録紙Pを感光体ドラム31に接
触させて感光体ドラム31のトナー像を記録紙Pに転写
するコロナ放電式の転写器36と、感光体ドラム31の
表面に接触した記録紙Pを感光体ドラム31から剥離す
るコロン放電式の分離器37が配設されている。転写器
36および分離器37は、夫々感光体ドラム31の軸方
向長さに相当する長さを有して感光体ドラム31と平行
に配置される放電ワイヤ36a、37aを有している。
【0020】露光器22は、プロセスユニット21に対
して一側に設けられ、感光体ドラム31の表面にレーザ
光を照射して静電潜像を形成するものである。プロセス
ユニット21では、露光器22に面してレーザ光を感光
体ドラム31へ入射させる露光窓38が設けてある。す
なわち、露光窓38は、搬送路に対して一側に設けたク
リーニング器32のケース32aの下部に付設したカバ
ー32cと、現像器35のケース35aの上面部35c
と上側と下側の案内面を形成して、感光体ドラム31の
軸方向に沿って形成されている。露光窓38は、プロセ
スユニット21の外部に位置する露光器22に面した光
線入口38aと、プロセスユニット21の内部に位置す
る感光体ドラム31に面した光線出口38bを有してい
る。これにより露光器22から発したレーザ光は、光線
入口38aから露光窓38の内部を通過して光線出口3
8bから感光体ドラム31の表面を照射している。
【0021】定着器23は、感光体ドラム31と排出ロ
ーラ17との間に設けられ、記録紙Pを通過させてトナ
ー像を記録紙Pに定着するものである。
【0022】排気通路体24は、感光体ドラム31の下
側で搬送路Rの両側から装置本体1内部の空気を吸引す
る吸込み部41と、この吸込み部41で吸込んだ空気を
搬送路Rの一側から導いて装置本体1の外部ヘ排出する
通路部42を有し、両者は一体に形成されている。
【0023】吸込み部41は、プロセスユニット21の
下部である現像器35および感光体ドラム31の下半分
を嵌合できる幅および深さを有する上面開放の溝部41
aが感光体ドラ21の長さに相当する長さもって形成さ
れた樋形のケースなしている。吸込み部41は、プロセ
スユニット21の下側に感光体ドラム軸方向に沿って配
置され、溝部41aに現像器35および感光体ドラム3
1の下部を上側から嵌合されている。すなわち、溝部4
1aの一側壁部41bは搬送路Rの一側に位置し、他側
壁部42cは搬送路Rの他側に位置しており、これら各
側壁部41b、41cの上端は感光体ドラム31の中心
軸線と同じ高さ、またはそれより下側に位置している。
溝部41aの底部の他側部は、記録紙Pを搬送通過させ
るため上下に貫通する長孔41eが感光体ドラム軸方向
に沿って形成されて搬送路Rの一部を構成している。
【0024】溝部41aの一側壁部41bにおける上端
には溝部に面した角稜部分には感光体ドラム軸方向に延
びるスリット形をなす複数の吸込み孔41dが感光体ド
ラム軸方向に並べて形成されており、溝部41aの他側
壁部41cにおける上端には溝部に面した角稜部分には
感光体ドラム軸方向に延びるスリット形をなす複数の吸
込み孔41eが感光体ドラム軸方向に並べて形成されて
いる。これら各吸込み孔41d、41eは吸込み部41
の外部と内部空間とを連通しており、吸込み孔41dは
プロセスユニット21において搬送路Rに対して一側近
傍の空気を吸引し、吸込み孔41eはプロセスユニット
21において搬送路Rに対して他側近傍の空気を吸引す
る。また、感光体ドラム31の中心軸線より下側にある
各側壁部41b、41cに形成した吸込み孔41d、4
1eは感光体ドラム31の中心軸線より下側に位置して
いるここで、一側壁部41bにおける上端の溝部に面し
た角稜部分は、プロセスユニット21に設けた露光窓3
8における光線入口38aに面しており、一側壁部41
bにおける上端の溝部に面した角稜部分に形成した吸込
み孔41dは露光窓38における光線入口38aに面す
ることになる通路部42は吸込み部41に対して搬送路
Rの一側において感光体ドラム軸方向に対して直交する
方向に沿って配置され、一方の端部が吸込み体41にお
ける一側壁部41bに接続されて吸込み体41と連通し
ている。吸込み体41における一側壁部41bに接続す
る通路部42の端部は一側壁部41bの長さ方向全体に
わたって接続する。通路部42の他方の端部は装置本体
11の一側壁11aに組合されて排気口43となってい
る。これにより通路部42を流れる気流を装置本体11
の外部ヘ排出することができる。
【0025】排気ファン25は通路部42における排気
口側端部に設けられており、これは排気通路体24の吸
込み部41から通路部42へ向う気流を形成して装置本
体11の外部へ排出するものである。また、オゾンフィ
ルタ26は通路部42における排気口側端部において排
気ファン25に対して下流側に設けられ、排気ファン2
5により形成された気流を通過させて気流に含まれるオ
ゾンを吸着するものである。
【0026】このように構成した画像形成装置について
説明する。プロセスユニット21により記録紙Pを搬送
しながら画像を記録する際に、帯電器34が放電ワイヤ
34aによりコロナ放電を行い感光体ドラム31を帯電
する作用を行なうと帯電器34において空気中にオゾン
発生する。また、転写器36が放電ワイヤ36aにより
コロナ放電を行い感光体ドラム31にトナー像を記録紙
Pに転写する作用を行なうと転写器36において空気中
にオゾン発生する。分離器37が放電ワイヤ37aによ
りコロナ放電を行い感光体ドラム31付着している記録
紙Pを分離する作用を行なうと転写器36において空気
中にオゾン発生する。
【0027】一方、排気ファン25を回転駆動すると、
排気通路体24では吸込み部41から通路部42へかけ
て流れ、さらに排気口43から排出される気流が形成さ
れる。このため、装置本体11内部における空気は、吸
込み部41における各側壁部41b、41cに形成した
吸込み孔41d、41eを介して吸込み部41の内部に
吸込まれる。搬送路Rの一側に設けられるプロセスユニ
ット21の構成要素が周辺における空気は、一側壁部4
1bに形成した吸込み孔41dを通して吸込み部41の
内部に吸込まれる。搬送路Rの一側に設けられる帯電器
34が放電ワイヤ34aを用いたコロナ放電を行なう時
に生じたオゾンも空気と一緒に吸込み孔41dを通して
吸込み部41の内部に吸込まれる。ここで、吸込み孔4
1dは一側壁部41bにおいて感光体ドラム軸方向全
体、すなわち帯電器34の放電ワイヤ34aの全長に沿
って設けられるので、放電ワイヤ34aの全長において
発生したオゾンの全体を均等に且つ充分に一側壁部41
bの内部に吸込むことができる。
【0028】また、プロセスユニット21において搬送
路Rの一側に設けた露光窓38は、感光体ドラム軸方向
全体に沿って31のプロセスユニット21の内部(感光
体ドラム31および帯電器34が設けられている。)と
プロセスユニット21の外部とを連通している。このた
め、帯電器34の放電ワイヤ34a全長で発生したオゾ
ンは光線出口38bから露光窓38内部を通り光線入口
38aからプロセスユニット21の外部に移動する。こ
こで、露光窓38内部を通り光線入口38aと一側壁部
41bの各吸込み口42dとが対応しているために、露
光窓38内部を通り光線入口38aから出たオゾンはそ
のまま直接直ちに吸込み孔41dを通って一側壁部41
bに吸込まれる。すなわち、露光窓38は帯電器34で
発生したオゾン全体を一側壁部41bの吸込み孔42d
に案内して無駄なく効果的に吸込ませる案内通路として
利用される。
【0029】搬送路Rの他側に設けられるプロセスユニ
ット21の構成要素が周辺における空気は、他側壁部4
1cに形成した吸込み孔41eを通して吸込み部41の
他側壁部41c内部に吸込まれる。搬送路Rの他側に設
けられる転写器36が放電ワイヤ36aを用いたコロナ
放電を行なう時、および分離器37が放電ワイヤ37a
を用いたコロナ放電を行なう時に生じたオゾンも空気と
一緒に吸込み孔41eを通して吸込み部41の内部に吸
込まれる。ここで、吸込み孔41eは他側壁部41cに
おいて感光体ドラム軸方向全体、すなわち転写器36の
放電ワイヤ36aおよび分離器37の放電ワイヤ37a
の全長に沿って設けられるので、放電ワイヤ36a、3
7aの全長において発生したオゾンの全体を均等に且つ
充分に他側壁部41bの内部に吸込むことができる。
【0030】記録紙Pを上側へ向けて移動させて画像記
録を行なうので、画像記録位置の関係から帯電器34、
転写器36および分離器37が感光体ドラム31の上半
分部に対応して設けられる。これら各機器の放電ワイヤ
により発生ししたオゾンは空気より重いために感光体ド
ラム31の下半分部に向けて下降移動する。吸込みたい
41の各側壁部41b、41cに形成した吸込み孔41
d、41eは、感光体ドラム31の中心軸線より下側に
位置して上側から下降して来るオゾンを吸込む。すなわ
ち、空気より重く下に流れるオゾンの自然な流れを利用
して感光体中心より下側に位置する吸込み体が効果的に
吸引して回収できる。
【0031】そして、各側壁部41b、41cから吸込
み部41内部に吸込まれた空気およびオゾンは一側壁部
41bに接続する通路部42の他方の端部に集められ、
他方の端部から一方の端部である排気口43へ向けて流
れる。
【0032】また、排気通路体21の吸込み部41は、
搬送路Rに対して一側に位置する通路部42に接続され
ているので、帯電器34の作用により多くのオゾンを発
生する搬送路Rの一側から排気ファン25の吸引力を作
用して効果的にオゾンを吸引して回収することができ
る。ここで、搬送路Rの一側に位置する帯電器34は感
光体ドラム31を帯電するために、転写器36および分
離器37に比較してコロナ放電の量が多く、これに伴っ
て発生するオゾンの量も多い。このため、吸込み部41
では吸込み孔41dを介して一側壁部41bが吸込むオ
ゾン量は吸込み孔41eを介して一側壁部41cが吸込
むオゾン量に比較して多くなる。そこで、通路部42が
オゾン量が多く吸込まれる一側壁部41cから吸引する
ことにより、吸込み部41内部のオゾンを強力に通路部
42ヘ流すことができる。すなわち、帯電器34の作用
により多くのオゾンを発生する搬送路の一側から排気フ
ァン25の吸引力を作用して効果的にオゾンを吸引して
回収することができるさらに、吸込み部42を流れる空
気およびオゾンは、吸込み部42の排気口43に設けた
排気ファン25に吸引されてオゾンフィルタ26を通過
する。ここで、オゾンばオゾンフィルタ26に吸着され
て回収され、空気のみが装置本体11の外部ヘ送り出さ
れる。
【0033】このようにして上下方向に沿う搬送路Rを
挟む両側に配置したプロセスユニット21を構成する帯
電器を含む機器の作用により発生するオゾンを効果的に
充分回収することができる。
【0034】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず、種々変形して実施することができる。例えば、
吸込み孔は排気通路体において搬送路を挟んで一側と他
側に夫々前記感光体の軸方向に沿って形成するだけでな
く、オゾンを回収できるように排気通路体のいずれの箇
所にも形成することができる。また、プロセスユニット
の転写器および分離機器はコロナ放電式のものに限定さ
れない。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明の画像形成装置によれ
ば、上下方向に沿う搬送路を挟む両側に配置したプロセ
スユニットを構成する帯電器を含む機器の作用により発
生するオゾンを感光体の軸線方向に全体にわたり充分回
収することができ、且つ空気より重く下に流れるオゾン
の自然な流れを利用して感光体中心より下側に位置する
吸込み体が効果的に吸引して回収できる。
【0036】請求項2の発明によれば、帯電器の作用に
より多くのオゾンを発生する搬送路の一側から排気ファ
ンの吸引力を作用して効果的にオゾンを吸引して回収す
ることができる。
【0037】請求項3の発明によれば、プロセスユニッ
トに設けられる既存の露光窓を利用して、搬送路の一側
で多く発生するオゾンを効果的に吸引して回収すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像形成装置の
概略的構成を示す断面図。
【図2】同実施の形態の装置に設ける排気通路体の概略
的構成を示す平面図。
【図3】同実施の形態の装置におけるプロセスユニット
部を拡大して示す断面図。
【図4】同実施の形態の装置に設ける排気通路体を示す
図。
【図5】従来の一形態における画像形成装置の概略的構
成を示す断面図。
【図6】同従来の形態における画像形成装置の概略的構
成を示す断面図。
【符号の説明】 11…装置本体、 21…プロセスユニット、 22…露光器、 24…排気通路体、 25…排気ファン、 16…オゾンフィルタ、 31…感光体ドラム、 34…帯電器、、 36…転写器、 35…現像器、 36…転写器、 37…分離器、 38…露光窓、 41…吸込み部、 41a…溝部、 41b…一側壁部、 41c…他側壁部、 41d…吸込み孔、 41e…吸込み孔、 41f…連通孔、 42…通路部、 43…排気口、 R…搬送路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体に設けられ記
    録紙を上下方向に沿って搬送する搬送路を挟んで一側に
    少なくとも水平な感光体、この感光体を帯電するコロナ
    放電式帯電器および感光体にトナー像を形成する現像器
    を配置するとともに、他側に少なくとも感光体のトナー
    像を記録紙に転写する転写器を配置してなるプロセスユ
    ニットと、前記搬送路の一側から前記感光体に光線を照
    射して露光する露光器と、前記装置本体に設けられ前記
    感光体の中心軸線より下側において前記搬送路を挟んで
    一側と他側に夫々前記感光体の軸方向に沿って形成され
    た吸込み口を有する吸込み部およびこの吸込み口に接続
    され前記吸込み口で吸込んだ気体を前記装置本体の外部
    へ導く通路部を備えた排気通路体と、この排気通路体の
    吸込み部から通路部へ向う気流を形成する排気ファン
    と、この排気ファンにより形成された気流を通過させる
    フィルタとを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排気通路体の通路部は、前記搬送路
    に対して一側に位置して前記吸込み部に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセスユニットは前記露光器から
    照射される光線を前記感光体に入射させる露光窓を備
    え、前記排気通路体における吸込み部の吸込み口が前記
    露光窓の光線入口に面していることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
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