JP2001281995A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JP2001281995A
JP2001281995A JP2000093698A JP2000093698A JP2001281995A JP 2001281995 A JP2001281995 A JP 2001281995A JP 2000093698 A JP2000093698 A JP 2000093698A JP 2000093698 A JP2000093698 A JP 2000093698A JP 2001281995 A JP2001281995 A JP 2001281995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing roller
developing
regulating member
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000093698A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kato
圭二 加藤
Kanji Kawahito
寛司 川人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000093698A priority Critical patent/JP2001281995A/ja
Publication of JP2001281995A publication Critical patent/JP2001281995A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】現像ローラの磁極位置バラツキの影響を吸収し
ながら、円筒状スリーブ面上の現像剤を確実に遮断する
ことが可能とする。 【解決手段】現像ローラ8のシャフト2を調整板24の
回転中心孔24aに挿入・固定し、円筒状スリーブの表
面へソレノイドにより当接したときに下流側への現像剤
の流動を規制するシャッター部材34の支軸23を調整
板24の孔24bに挿入・固定する。上記孔24bは上
記回転中心孔24aに対して偏心している。また、この
調整板24の突出部に設けられた長孔24cとこの長孔
24cに挿入して締め付け固定するネジ25とにより、
調整板24の回転角を調整可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写装置や
プリンタ等の画像形成装置において使用される現像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】静電式記録装置においては、トナー(微
粒の顔料)とキャリア(磁性粉末)とを混合した現像
剤、あるいは顔料と磁性粉の両方の性質を持つ現像剤を
使用し、非磁性体であるスリーブ筒内に固定磁石体を設
けそのスリーブ外周面に前記現像剤を吸着させて磁気ブ
ラシを構成し、静電気現象を利用して予め他の帯電装置
によって帯電させた静電潜像を有する感光体ドラムを前
記磁気ブラシで摺擦して可視像とする磁気ブラシ現像法
が最も広く使用されている。
【0003】磁気ブラシを形成するための現像ローラ用
として使用するマグネットローラとしては、例えば、図
1に示すような構造のものが多い。図1において、1は
永久磁石部材からなる固定磁石体(以下、マグネット)
であり、例えばハードフェライトのような焼結粉末磁石
材料により、若しくは強磁性材料とバインダーとの混合
物により板状または棒状に成形され、それぞれが中心部
のシャフト2に固着される。
【0004】シャフト2の両端部にはフランジ3、4を
軸受5、5を介して回転自在に装着し、フランジ3、4
には中空円筒状に形成したスリーブ6を嵌着する。なお
フランジ3、4およびスリーブ6は、例えばアルミニウ
ム合金若しくはSUS304ステンレス鋼等の非磁性材
料によって形成する。7はシール部材であり、フランジ
3とシャフト2との間に嵌着する。なおマグネット1の
直径は15〜60mm、長さは200〜350mmとする場
合が多い。
【0005】上記の構成により、マグネット1とスリー
ブ6との間の相対回転(例えばマグネット1を固定し、
フランジ4を回転させる)によって、スリーブ6の外周
面に磁性現像剤(例えば一成分系の磁性トナー、または
トナーと磁性キャリアからなる二成分系現像剤)を吸着
して磁気ブラシを形成し、所定の現像作業を行う。
【0006】上記マグネットローラを構成するマグネッ
ト1に複数個の磁極を設けるには、着磁コイルを内蔵さ
せた着磁ヨークと称する治具によって着磁するが、マグ
ネット1の形状、寸法が同一であっても、着磁パターン
(磁束波形)は異なることがある。上記のような着磁ヨ
ークを製作する場合には、例えば鉄系材料により中空円
筒状に形成したヨーク内にスロットを穿設した上、着磁
コイルを巻装する必要があるため、着磁パターンに対応
した着磁ヨークを製作するが、この着磁ヨークも元来の
寸法的な誤差を有している。さらに、複数個の永久磁石
体をまとめ、現像ローラ8(マグネットローラ8)とし
て組立てる際にも寸法的な誤差を伴うので、結局最終製
品として得られた段階では、着磁パターン(磁束波形)
即ち現像剤穂立が形成される位置・角度については、設
計値に対して数度程度のズレを示すのが通常である。
【0007】そこで、上記のようにして得られた現像ロ
ーラ8を現像装置へ適用する際に、感光体との最近接位
置(現像位置)において、現像主極となる磁極の磁力が
最大となるように調整を行い、現像主極の位置のみを重
要視して角度調整を行っている。なお図2は、同角度調
整を行うための調整機構を示している。同図において、
現像ケーシング21の側板には調整板20が取付けられ
ており、この調整板20の一端に現像ローラ8のシャフ
ト2の先端部に形成されているフライス面が挿入され、
他端に形成されている長孔20bにネジ20cが挿入さ
れて固定される。ネジ20cが調整板20の長孔20b
に貫通して固定されるため、このネジ20cが貫通する
長孔の位置を変えることで調整板20を図示のように回
転して現像主極の角度調整を行う。
【0008】図3は上記現像ローラ8の一部斜視図を示
している。同図に示すように、複数の長方形状永久磁石
部材でマグネット1を構成し、これを所定の角度でシャ
フト2に固定し、円筒状のスリーブ6内に収納する。各
マグネット1は磁極を形成するのに使用され、感光体に
最接近する位置に形成される現像主極の磁力が最大とな
るように、シャフト2の角度調整を行う。なお、同図
(A)は概略斜視図、(B)概略側面図を示す。この例
ではマグネット1は5枚からなり、そのうち、1aが、
現像主極形成用のマグネットである。図4は、同現像ロ
ーラ8の磁界分布を示しており、同図のAで示す磁界が
現像主極磁界である。
【0009】一方、着磁パターンの変更調整を容易に行
い得る現像ローラとして特開平7−13431号公報に
示されるものがある。同公報に示されている現像装置の
構成は図5に示すとおりである。同図(A)(B)
(C)は、それぞれ、正面断面図、側面断面図、固定磁
石体の一部をそれぞれ示している。この現像装置では、
シャフト2は、例えば金属材料(鋼、アルミニウム合
金、ステンレス鋼等)により形成し、両端に小径の支持
部を設け、中間部10を前記支持部より大なる直径寸法
に形成する。次に中間部10の端面には、複数個のねじ
孔13を設ける。永久磁石からなる固定磁石体1は、横
断面形状が例えばかまぼこ型のブロック状に形成し、厚
さ方向に着磁する。ホルダー11は、例えば非磁性材料
(アルミニウム合金、真ちゅう等)からなる帯板材を略
U字状に折り曲げて形成し、端部に前記ねじ孔13に臨
む円弧状の長孔12を設ける。そしてホルダー11に
は、接着剤を介して前記固定磁石体1を固着する。この
ホルダー11は長孔12を介して止ねじ13をねじ孔に
螺着することにより、シャフト2の中間部10に装着さ
れる。一方スリーブ6とフランジ3、4とは接着剤およ
び止ねじ14によって固着される。
【0010】上記の構成によれば、必要に応じて着磁パ
ターンを変更調整するには、フランジ3、4とスリーブ
6とを分解した状態でシャフト部材を取り外し、止ねじ
13を弛める。このとき、固定磁石体1を固着したホル
ダー11は、シャフト部材に対して円周方向に移動可能
となるから、所定角度を移動調整した後、再び止ねじを
13締結することにより、すべての磁極の角度位置決め
が可能となる。
【0011】ところで、異なる色の現像剤を収容した複
数の現像装置を感光体の周囲に配置して、何れの色にで
も現像し得るように構成した多回転プロセスにより多色
画像の形成を行う多色画像形成装置が公知である。
【0012】この種の多色画像形成装置では、使用する
現像剤色の色切換えに伴って、各現像装置を動作状態
と、非動作状態とに切換可能に構成する必要があるが、
非動作状態への切換方法としては、現像スリーブ上の磁
気ブラシを感光体から退避させる方法、現像スリーブ上
に磁気ブラシを形成しないようにする方法、現像スリー
ブに印加する現像バイアス電圧を可変する方法、あるい
は現像装置全体を非現像状態になるまで退避させる方法
がある。
【0013】これらの方法のうち、特に小型の画像形成
装置においては、現像装置を退避させるための充分なス
ペースがないことから、現像スリーブへの現像剤の供給
を遮断する現像剤遮断部材(シャッタ部材:本明細書の
特許請求の範囲の第2の現像剤規制部材に対応)を設け
て現像スリーブ上に磁気ブラシを形成しないようにする
方法が採用されている。
【0014】図6は、このような現像剤遮断部材(シャ
ッタ部材)を備えた現像装置を示す。現像ケーシング2
1には、感光体ドラム30に近接して配置され(実際に
は同じ構造の現像装置が複数段配置される)、かつ複数
の磁極を形成された固定磁石体を内包する回転自在の円
筒状スリーブ6を含む現像ローラ8と、この円筒状スリ
ーブ6の表面と一定の間隔を保持しながら、現像ローラ
8の軸線方向に沿って配置され、現像ローラ8で搬送さ
れる現像剤の層厚を規制する層厚規制部材(ドクター:
本明細書の特許請求の範囲の第1の現像剤規制部材に対
応)31と、前記現像ローラ8の軸線と略平行に配置さ
れ、前記円筒状スリーブ6へトナーと磁性キャリアから
成る現像剤を混合攪拌しつつ循環搬送して供給する攪拌
搬送ローラ32、33とが収容されている。
【0015】そして、現像ローラ8と前記攪拌搬送ロー
ラ32、33との間で層厚規制部材よりも現像ローラ回
転方向の上流側で前記現像ローラ8の軸線方向に配置さ
れ、前記現像ローラ8の着磁幅と略同等の領域で前記円
筒状スリーブ6の表面への離間状態を切換えられてスリ
ーブ面で保持する現像剤の流動状態を規制する現像剤遮
断部材(シャッター部材:本明細書の特許請求の範囲の
第2の現像剤規制部材に対応)34が設けられている。
このシャッター部材34は、スリーブ6面に略当接する
ことによって攪拌搬送ローラ32、33からスリーブ6
への現像剤の供給を阻止する遮断位置と、スリーブ6面
から離間することによって現像剤の供給を開始する退避
位置とに位置切換可能に配置されている。位置切換に
は、ソレノイド等による公知の機構が使用される。そし
て、スリーブ6面上で磁気ブラシの穂立の形成される角
度(位相)が、現像剤遮断部材の当接位置と一致するよ
うに、マグネット1の位置が予め決められており、これ
により、シャッター部材34がスリーブ6面にほぼ当接
したときに、下流側への現像剤の供給を確実に阻止す
る。
【0016】なお、同図において、35はシャッター部
材34の両端部に形成されるローラであり、シャッター
部材34がスリーブ6面にほぼ当接することによってス
リーブ6への現像剤の供給を阻止した状態のときに現像
剤がシャッター部材34の両端に回り込んで下流側に供
給されないようにするためのものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の現像装置では、以下の欠点があった。
【0018】(1)図1〜図3に示す構成の現像装置で
は、現像ローラの製作誤差等の影響で現像ローラの各磁
極位置が若干ばらつくことを回避できないため、現像剤
遮断用シャッタ部材を用いた現像装置では、そのシャッ
タ部材の対向位置に形成される磁極が現像剤の流れる方
向に沿って前後に偏移する。すなわち、円筒状スリーブ
面上で磁気ブラシの穂立の形成される角度(位相)が、
現像剤遮断部材の当接位置と必ずしも一致しないことが
あり、このため、シャッター部材がスリーブ6面にほぼ
当接したときに、有効に現像剤の遮断を行えない。この
ことから、この現像装置を多色画像形成装置等に適用す
ると、現像剤色の色切換えの際に、現像剤の端部への回
り込み、擦り抜け等による混色が発生する。このように
なる原因は、図1〜図3に示す構成の現像装置では、位
置調整手段が現像主極の位置を調整するだけであるた
め、他の磁極位置の調整を現像主極の位置調整と独立し
て行えないからである。このように、図1〜図3に示す
構成の現像装置など、現像主極の位置調整だけを行う機
構を有する従来の現像装置では、現像剤遮断用シャッタ
部材を取付けたときに、確実に現像剤の遮断を行えな
い。
【0019】(2)図5に示す特開平7−13431号
公報に示されるような現像装置では、全ての磁極の位置
調整ができるが、調整を行うためには、現像装置からの
現像剤の排出、現像ローラの脱着及び現像ローラの分解
が必要であり、実用的とは言い難い。
【0020】(3)上記の現像剤の遮断を効果的に行う
には、シャッター部材のスリーブ面への当接状態を微妙
に調整することが望ましいが、このシャッター部材を構
成する可撓性弾性部材は現像剤の流れや装置の振動等の
影響を受けて変形しやすく,適切な当接状態を得にく
い。特に、現像スリーブの両端部では磁力線が回り込ん
で磁力が強くなり、両端部に現像剤が多く引き付けら
れ、現像剤の量が中央部よりも多くなって盛り上がる傾
向がある。このような状態になると、可撓性部材の現像
スリーブへの適正な当接状態を得難くくなるので、現像
剤の擦抜けが発生する。この発明の目的は、現像ローラ
の磁極位置バラツキの影響を吸収しながら、円筒状スリ
ーブ面上の現像剤を確実に遮断することが可能な現像装
置を提供することにある。
【0021】また、この発明のさらに他の目的は、多色
画像形成装置の現像剤色換えの際に有効に混色防止を図
ることのできる現像装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために以下の構成を備えている。
【0023】(1) 複数の固定磁石体を内包して該固
定磁石体に対し相対的に回転する円筒状スリーブの表面
に現像剤を吸着して搬送し、現像を行う現像ローラと、
前記円筒状スリーブの表面と一定の間隔を保持しなが
ら、前記現像ローラの軸線方向に沿って配置され、現像
ローラで搬送される現像剤の層厚を規制する第1の現像
剤規制部材と、前記現像ローラの軸線と略平行に配置さ
れ、現像剤を混合・攪拌しながら搬送する攪拌搬送ロー
ラと、前記現像ローラと前記攪拌搬送ローラとの間で前
記第1の現像剤規制部材よりも現像ローラ回転方向の上
流側で前記現像ローラの軸線方向に配置され、前記現像
ローラの着磁幅と略同等の領域で前記円筒状スリーブの
表面への離間状態を切換えられてスリーブ面で保持する
現像剤の流動状態を規制する第2の現像剤規制部材とを
備えた現像装置において、前記第2の現像剤規制部材の
前記円筒状スリーブ面への当接端側の先端部を湾曲面と
して形成したことを特徴とする。
【0024】一般に、前記第2の現像剤規制部材(シャ
ッター部材)へ対向する現像ローラの磁極位置にバラツ
キがあるため、第2の現像剤規制部材(シャッター部
材)の稜線部を円筒状スリーブ面への当接部として使用
すると、当接面積が狭すぎるので有効に現像剤の規制を
行えない。しかし、この発明では、当接面を湾曲させて
当接面積を増やしているため、磁極位置のバラツキを吸
収して有効に現像剤の規制を行うことができる。
【0025】また、第2の現像剤規制部材のスリーブ面
への接触面積を増加させながら弾接あるいは軟接触させ
るので、駆動トルクの上昇やキャリア粒子の噛込みによ
るスリーブ面の損傷を防止することができる。さらに、
第2の現像剤規制部材をスリーブに対して密着性の良い
弾性材料で構成することで、現像剤の擦抜け等も発生し
にくい。そして、この現像装置を多回転プロセスにより
多色画像の形成を行う多色画像形成装置に適用すると、
現像剤色の切替えがあっても、現像剤の回り込み、擦抜
け等による混色が発生しない。
【0026】(2)前記第2の現像剤規制部材の前記円
筒状スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、そ
の曲率を前記円筒状スリーブの曲率と略同じにしたこと
を特徴とする。
【0027】第2の現像剤規制部材の湾曲面の曲率半径
を現像スリーブの曲率半径に沿わせて設定することで、
第2の現像剤規制部材の現像スリーブ面への当接端側の
接触面積が増加するので、第2の現像剤規制部材を作用
させる場合に現像スリーブ面への密着性が向上し、確実
に現像剤の規制を行うことができる。
【0028】(3)前記第2の現像剤規制部材の前記円
筒状スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、そ
の湾曲面を形成する円弧の長さを、現像ローラの磁極位
置のバラツキ範囲よりも大きく設定したことを特徴とす
る。
【0029】現像ローラの磁極位置にバラツキが生じて
も、磁極位置のバラツキによるスリーブ面上の現像剤穂
立ちの形成箇所が現像装置毎に異なるのを確実に吸収し
て有効に現像剤の規制を行うことができる。
【0030】(4)前記第2の現像剤規制部材の前記円
筒状スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、そ
の湾曲面を形成する円弧の中心角を±3°の範囲とした
ことを特徴とする。
【0031】第2の現像剤規制部材の当接端における湾
曲面を設ける具体的範囲を提案する。現像ローラ上の各
磁極位置とも製作精度等の影響で若干バラツキが発生す
るが、第2の規制部材の当接端側の接触面を現像ローラ
側の磁極位置のバラツキ範囲の最大(湾曲面を形成する
円弧の中心角を±3°)と合わせることで、穂立形成箇
所のずれを確実に吸収できる。
【0032】(5)前記現像ローラ両端部の支軸と、前
記第2の現像剤規制部材の両端部の支軸とを同一の軸受
部材で軸支することを特徴とする。
【0033】現像ローラと第2の現像剤規制部材を共通
の軸受部材で軸支することによって、現像ローラの主極
位置調整に合わせ、第2の現像剤規制部材の支持位置も
調整することができるので、正確な調整が可能となる。
現像ローラの主極位置調整と第2の現像剤規制部材の位
置調整とを別々に行う必要がなく、同時に行えるので作
業性が良好である。
【0034】(6)前記第2の現像剤規制部材の両端部
の支軸が挿通される軸穴を、現像ローラ両端部の支軸が
挿通される軸穴に対して偏心させたことを特徴とする。
【0035】現像ローラと、第2の現像剤規制部材とを
同一の軸受部材で軸支するための具体的方法を提案す
る。偏心の程度を適切に設定することで、現像ローラの
主極位置調整に合わせ、第2の現像剤規制部材の支持位
置も同時にしかも正確に調整することができる。
【0036】(7)前記第2の現像剤規制部材の現像ス
リーブ面への突出長を調整する突出長調整手段を設けた
ことを特徴とする。
【0037】現像装置の組立時点においては、現像ロー
ラの磁極位置のバラツキが既知であるので、バラツキの
状態に合わせながら、第2の現像剤規制部材のスリーブ
面への当接端側の突出量を調整して組込むことにより、
第2の現像剤規制部材のスリーブ面への接触状態が一定
に保持される。
【0038】(8)前記第2の現像剤規制部材を可撓性
弾性部材で形成し、該部材を現像スリーブ接触面に押圧
・付勢し、変位させることによって現像剤を規制するこ
とを特徴とする。
【0039】第2の現像剤規制部材のスリーブ面への当
接端側の突出量を調整する具体的方法を提案する。現像
ローラの磁極位置が製作誤差等の影響でばらつき、現像
スリーブの回転方向へ対して何れの方向へ偏ったとして
も、第2の現像剤規制部材が可撓性弾性部材であるので
追従させ、有効に現像剤の遮断を行うことができる。磁
極位置のバラツキに合せ、第2の現像剤規制部材を押圧
する付勢力を増減するのみであり、部材の可撓性や復元
力を利用するので位置調整が容易である。
【0040】(9)前記現像ローラは、前記第2の現像
剤規制部材に対向する磁極位置が他の磁極位置とは独立
して調整可能な現像ローラであることを特徴とする。
【0041】現像ローラ上の各磁極位置とも製作精度等
の影響で若干ばらつくが、許容範囲内のバラツキであれ
ば、現像主極位置の調整である程度まで吸収することが
できる。しかしながら、第2の現像剤規制部材と対向位
置に有る磁極の極位置がずれると、第2の現像剤規制部
材をスリーブ面に接触させ、現像剤規制をおこなって
も、有効に現像剤規制を行えない場合があり、使用現像
剤色の変更に伴う現像装置の切換動作時に現像剤擦抜け
等による混色が発生する。第2の現像剤規制部材への対
向磁極のみ他の磁極とは別に調整可能とすることによ
り、現像剤擦抜け等による混色を防止できる。
【0042】(10)前記現像ローラは、感光体に最接
近する位置に現像主極を形成する固定磁石体を固定した
シャフトと、該シャフトに同軸に外挿して形成され現像
主極以外の磁極を形成する固定磁石体を固定する軸受部
材とを備え、前記シャフトと前記軸受部材とが独立して
回転可能となっていることを特徴とする。
【0043】上記の構成で現像主極およびそれ以外の各
磁極の位置調整を行うには、シャフトを回転することに
よって前者の現像主極の位置調整を行い、軸受部材を回
転することによって後者のその他の磁極の位置調整、す
なわち、上記の第2の現像剤規制部材への対向磁極の位
置調整を行う。したがって、現像ローラを分解すること
なく、現像ローラの外側で容易に各磁極の位置調整が可
能となる。この場合、シャフトと軸受部材は相互に干渉
しないから現像主極の位置調整と第2の現像剤規制部材
への対向磁極の位置調整とは完全に独立したものとな
る。
【0044】また、さらに具体的には、第2の現像剤規
制部材への対向極に磁力を与える固定磁石体の長手寸法
を、他の複数極に磁力を与える固定磁石体の長手寸法よ
りも大きく設定するとともに、複数の磁石体を固定・保
持する支軸と同一軸上に配置した軸受部材上に第2の現
像剤規制部材への対向極に磁力を与える磁石体を固定・
保持するように構成する。
【0045】このようにすると、複数の磁石体を固定・
保持した支軸を調整することにより現像主極の磁極位置
調整が従来通り容易に行なわれる。そして、これらの磁
石体の長手寸法よりも、第2の現像剤規制部材への対向
磁極に磁力を付与する磁石体の長手寸法を大きく設定
し、支軸の両端で外挿した軸受部材上に磁石体を保持す
ることにより、この軸受部材の調整で容易に第2の現像
剤規制部材への対向磁極の位置を微調整でき、有効に現
像剤規制を行え、現像剤色切換え時の混色防止を図れ
る。また、第2の現像剤規制部材の対向磁極の磁石体の
長手寸法が、隣接する現像主極の磁石体の長手寸法より
も長く設定されているので、現像剤遮断時にスリーブ両
端部への現像剤回り込み等が発生しにくくなる。
【0046】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態の現像装置の
構成は、図6に示される通りである。すなわち、現像ケ
ーシング21には、感光体ドラム30に近接して配置さ
れ(実際には同じ構造の現像装置が複数段配置され
る)、かつ複数の磁極を形成された固定磁石体を内包す
る回転自在の円筒状スリーブ6を含む現像ローラ8と、
この円筒状スリーブ6の表面と一定の間隔を保持しなが
ら、現像ローラ8の軸線方向に沿って配置され、現像ロ
ーラ8で搬送される現像剤の層厚を規制する層厚規制部
材(ドクター:本明細書の特許請求の範囲の第1の現像
剤規制部材に対応)31と、前記現像ローラ8の軸線と
略平行に配置され、前記円筒状スリーブへトナーと磁性
キャリアから成る現像剤を混合攪拌しつつ循環搬送して
供給する攪拌搬送ローラ32、33とが収容されてい
る。
【0047】そして、現像ローラ8と前記攪拌搬送ロー
ラ32、33との間でドクター31よりも現像ローラ回
転方向の上流側で前記現像ローラ8の軸線方向に配置さ
れ、前記現像ローラ8の着磁幅と略同等の領域で前記円
筒状スリーブ6の表面への離間状態を切換えられてスリ
ーブ6面で保持する現像剤の流動状態を規制する現像剤
遮断部材(シャッター部材:本明細書の特許請求の範囲
の第2の現像剤規制部材に対応)34が設けられてい
る。このシャッター部材34は、スリー6面に略当接す
ることによって攪拌搬送ローラ32、33からスリーブ
6下流側への現像剤の供給を阻止する遮断位置と、スリ
ーブ6面から離間することによって現像剤の供給を開始
する退避位置とに位置切換可能に配置されている。位置
切換には、ソレノイド等による公知の機構が使用され
る。そして、スリーブ6面上で磁気ブラシの穂立の形成
される角度(位相)が、現像剤遮断部材の当接位置と一
致するように、マグネット1の位置が予め決められてお
り、これにより、シャッター部材34がスリーブ6面に
ほぼ当接したときに、下流側への現像剤の供給を確実に
阻止する。
【0048】なお、同図において、35はシャッター部
材34の両端部に形成されるローラであり、シャッター
部材34がスリーブ面にほぼ当接することによってスリ
ーブ6への現像剤の供給を阻止した状態のときに現像剤
がシャッター部材34の両端に回り込んで下流側に供給
されないようにするためのものである。
【0049】図7〜図11は、上記シャッタ部材34の
実施例を示している。
【0050】(実施例1 )図7に示すように、シャッタ
部材34の円筒状スリーブ6面への当接端側の先端部を
湾曲面として形成する。34aは、この湾曲面である。
【0051】一般に、シャッター部材34へ対向するの
磁極位置にはバラツキがある。この実施例では、当接面
を湾曲させて当接面積を増やしているため、磁極位置の
バラツキを吸収して有効に現像剤の規制を行うことがで
きる。
【0052】また、シャッター部材34のスリーブ面へ
の接触面積を増加させながら弾接あるいは軟接触させる
ので、駆動トルクの上昇やキャリア粒子の噛込みによる
スリーブ面の損傷を防止することができる。さらに、シ
ャッター部材34をスリーブ6に対して密着性の良い弾
性材料で構成することで、現像剤の擦抜け等も発生しに
くい。そして、この現像装置を多回転プロセスにより多
色画像の形成を行う多色画像形成装置に適用すると、現
像剤色の切替えがあっても、現像剤の回り込み、擦抜け
等による混色が発生しない。
【0053】シャッター部材34の上記湾曲面34aの
曲率は前記円筒状スリーブ6の曲率と略同じにしてもよ
い。シャッター部材34の湾曲面34aの曲率半径をス
リーブ6の曲率半径に沿わせて設定することで、シャッ
ター部材34のスリーブ6面への当接端側の接触状態が
良好なものとなる。
【0054】また、シャッター部材34の前記円筒状ス
リーブ6面への当接部を湾曲面34aにするとともに、
その湾曲面34aを形成する円弧の長さを、現像ローラ
の磁極位置のバラツキ範囲よりも大きく設定してもよ
い。現像ローラの磁極位置のバラツキ範囲は設計値とし
て与えられるから、湾曲面34aを形成する円弧の長さ
を決定するのは容易である。
【0055】前記現像ローラの磁極位置のバラツキ範囲
は、一般には、湾曲面34aを形成する円弧の中心角を
±3°の範囲とすることでカバーすることができる。
【0056】(実施例2)図8に示すように、シャッタ
部材34を、円筒状スリーブ6の周囲で位置調整可能と
する。図9は、現像装置の一部斜視図である。同図のよ
うに現像ケーシング21の側板には現像ローラ8のシャ
フト2の貫通孔21aとシャッタ部材34の支軸23の
貫通孔21bが形成されている。本実施例では、シャフ
ト2は、図3に示すように内部のマグネット1を固着す
るものであり、組み立て時には固定される。また、円板
に突出部を一体形成した調整板24は、現像ケーシング
21の側板に取付けられ、その円板部には回転中心孔2
4aと、これに偏心する孔24bとが形成されている調
整板24の突出部には長孔24cが形成されている。こ
の調整板24の回転中心孔24aに前記貫通孔21aが
合わせられて前記現像ローラ8の支軸2が挿入・固定さ
れる。また、この調整板24の貫通孔21bにシャッタ
部材34の支軸23が貫通して孔24bに挿入・固定さ
れる。ネジ25は、調整板24を固定するためのもので
あって、長孔24cに挿入して現像ケーシング21の側
板に締め付け固定する。
【0057】以上の構成で、調整板24を回転させれ
ば、シャフト2が回転して、現像ローラ8のマグネット
1が回転する。これにより、現像主極を含む全磁極の位
置も回転変位する。さらに、この回転とともに、シャッ
タ部材34の支軸23も回転するから、同シャッタ部材
34のスリーブ面に対する位置も変わる。この場合、調
整板24の回転により、磁極の位置とともにシャッタ部
材34の位置も同時に変化し、また、孔24cが回転中
心孔24aに対して偏心しているから、この孔24bの
位置を適切に設定することで、磁極の位置調整(特に現
像主極の位置調整)を行いながら,同時に、シャッタ部
材34の微調整を行うことが可能となる。なお、長孔2
4cにより、調整板24による調整範囲が制限されるよ
うになっている。
【0058】(実施例3)図10に示すように、シャッ
タ部材34に長孔34aを設けて、ネジ34bをこの長
孔34aを通して締め付けることで、同シャッタ部材3
4をシャッタ支持部材cに固定する。長孔34bの方向
は上記スリーブ6方向であるため、図の矢印で示すよう
に、シャッタ部材34のスリーブ6方向の突出量を、こ
のネジ34bと長孔34cにより調整することができ
る。
【0059】(実施例4)図11に示すように、シャッ
タ部材34をゴム等の可撓性弾性部材で形成し、該シャ
ッタ部材34をスリーブ6面に押圧・付勢し、変位させ
る。シャッタ部材34をスリーブ6面に押圧・付勢する
タイミングは、現像剤の流れを規制して下流側に流れな
いようにするときであり、規制しないときには、スリー
ブ面から離れる。
【0060】シャッタ部材34はゴムなどの可撓性弾性
部材で構成されるため、スリーブ6面に押圧・付勢する
と、図示のように撓みが出て変形する。この変形によ
り、スリーブ面への当接位置も変位する。そこで、この
押圧・付勢力を調整することで、磁極位置のバラツキを
吸収できる。また、本実施例では、シャッター部材34
を押圧する付勢力を増減するのみであるため、構造が簡
単であり、しかも部材の可撓性や復元力を利用するので
位置調整が容易である。
【0061】次に、この発明の他の実施形態の現像装置
について説明する。
【0062】この現像装置は、現像ローラのシャッター
部材34に対向する磁極位置を現像主極位置とは独立し
て調整可能とする。図12は、このことを示す概念図で
ある。また、図13,図14は、具体的な構成を示す、
現像ローラの斜視図、現像装置の一部組み立て図であ
る。
【0063】以下、同現像装置の構成について詳細に説
明する。
【0064】図13は現像装置内に収納される現像ロー
ラを示し、同図(A)は概略斜視図、(B)は概略側面
図、(C)は概略一部正面図、(D)は軸受部の概略側
面図である。
【0065】この実施形態の現像ローラの構成は、円筒
状のスリーブ6内に、長方形板状の複数のマグネット1
が収納され、スリーブ6の回転により現像剤を搬送する
構造を持つ。マグネット1は、例えばハードフェライト
のような焼結粉末磁石材料により,若しくは強磁性材料
とバインダーとの混合物により板状に一体成形すること
で形成される。マグネット1は、図示のように5枚の長
方形板状の永久磁石部材からなり、それぞれがシャフト
2に同軸的に固着される。また、各マグネット1の取付
け角度は、磁極パターンが所定のパターンになるように
予め決められる。
【0066】本実施形態の現像ローラの5枚のマグネッ
ト1の内、マグネット1aは、感光体に最接近して現像
主極を形成するためのものであり、現像剤の流れに沿っ
てその上流側に位置するマグネット1bは、現像剤遮断
用のシャッタ部材34に対向する磁極を形成するための
ものである。このマグネット1bが他のマグネットと独
立していて、長さが他のマグネットに比べて少し長めに
設定されている。マグネット1b以外の他のマグネット
はすべてシャフト2に同軸に固着されるが、マグネット
1bは、その両端の部分がそれぞれシャフト2に外挿す
る軸受40に固着されている。また、軸受40は軸受4
1によってフランジ3に取付けられているため、シャフ
ト2と同様に回転可能となっている。したがって、シャ
フト2を回転することで、マグネット1b以外の他のマ
グネット全部の角度を調整でき、軸受40を回転するこ
とで、マグネット1bの角度を調整できる。なお、シャ
フト2と軸受40には、それぞれ、フライス面2aとフ
ライス面40aが形成されていて、このフライス面を後
述の調整板に嵌入することにより該シャフト2と軸受4
0との角度調整が容易になる。図14は、上記現像ロー
ラを現像ケーシングに組み付けるときの一部組立図であ
る。
【0067】現像ケーシング21の側板には現像ローラ
8の端部に突き出たシャフト2と軸受40を貫通させる
孔21aが開口し、またボス20d、22dが設けられ
ている。図2の従来の現像装置や図9の本発明の実施形
態の現像装置と同様に調整板20が設けられ、この孔2
0aにシャフト2のフライス面2aが嵌入し、長孔20
bに挿入されるネジ20cによって該調整板20が側板
に固定される。シャフト2の回転角度を調整するには、
ネジ20cを緩めて調整板20を図示の矢印方向に回転
させ、所定の角度になったところでネジ20cを再び締
め付ける。
【0068】上記調整板20に別の調整板22が重ねて
取付けられる。この調整板22は、調整板20と同様の
形状を有し、一端には現像ローラ8の軸受40に形成さ
れているフライス面40aが嵌入する孔22aが形成さ
れ、多端にはネジ22cが貫通する長孔22bが形成さ
れている。この調整板22を調整板20aの内側に重ね
て現像ケーシング21の側板に重ね合わせ、該側板の孔
21aから外部に突出する軸受40のフライス面40a
を該調整板22の孔22aに嵌入固定する。また、調整
板22の多端に形成されている長孔22bにはネジ22
cを貫通させてボス22dのネジ孔に締め付ける。軸受
40の回転角度を調整するには、シャフト2の回転角度
の調整と同様に、ネジ22cを緩めて調整板22を図示
の矢印方向に回転させ、所定の角度になったところでネ
ジ22cを再び締め付ける。
【0069】以上の構造により、現像ケーシング21か
ら現像ローラ8を取り出さなくても、また、現像ローラ
8を分解しなくても、現像ケーシングの外部から、容易
に、マグネット1aの角度、およびそれ以外のマグネッ
ト角度を独立して調整することができる。
【0070】上記のようにして組み付けられた現像装置
に、現像剤攪拌ローラと、現像剤遮断用のシャッタ部材
34が取付けられる。
【0071】この実施形態では、現像装置を組み付けた
状態で、マグネット1bの回転位置の調整が行われる。
この調整は、マグネット1bにより形成される磁極の位
置がシャッタ部材34のスリーブ面への当接位置に一致
するように行われる。調整の仕方は、図14において、
ネジ22cを緩めて調整板22を回転させ、上記の位置
の一致が得られたところでネジ22cを再び締め付け
る。以上の作業は、現像ローラや現像装置を分解しなく
ても簡単にできるため、調整時間も短くてすむなお、現
像主極の位置調整は、調整板20を回転させることで行
う。この調整も調整板22と同様簡単であり、且つ、調
整板22の調整と独立して行える。
【0072】シャッター部材14と所定の磁極位置とを
一致させて、現像剤が下流側に流れるのを阻止する本発
明の実施形態については以上の通りである。
【0073】なお、上記のシャッタ部材34は、図示し
ないソレノイドにより、選択的にスリーブ面に対して当
接したりスリーブ面から離間したりする。図15に同シ
ャッタ部材34の斜視図を示す。同図のように、シャッ
タ部材34は、スリーブ6の長さと略同一の長さを有す
る。また、図16にシャッタ部材34のスリーブ面への
当接位置(シャッティング位置)Pを示す。この当接位
置Pに対向して図13のマグネット1bが対向する。シ
ャッタ部材34は、図外のソレノイドと連結していて、
ソレノイドのオンオフに応じて図15および図 16のよ
うに揺動することによりスリーブ6面に当接したりスリ
ーブ6面から離間する。シャッタ部材34がスリーブ6
面に当接すると現像剤がせき止められてその下流側に流
れなくなる。
【0074】図17は、上記の現像装置を、多回転プロ
セスにより多色現像の形成を行う多色画像形成装置に適
用した現像部の構造を示す。この例では、感光体87の
周囲に現像装置51、61、71が3段配置されてい
る。各現像装置は同じ構造にあり、現像ローラ52,6
2,72と、現像剤攪拌ローラ56(56a、56
b)、66(66a、66b)、76(76a、76
b)と、磁気ブラシの穂立ちを規制するドクター53,
63,73と、シャッタ部材54、64、74と、該シ
ャッタ部材の回転軸57、67、77と、該シャッタ部
材の両端部に設けられ該シャッタ部材がスリーブ面に当
接しているときに現像剤が該シャッタ部材の周囲に回り
こんで下流側に流れるのを防止するローラ55b、65
b、75bとを備えている。
【0075】3つの現像装置51,61,71は、それ
ぞれ、色の異なった現像剤を収納していて、画像形成プ
ロセスにしたがって、順次いずれかの現像剤が感光体8
7に供給されていく。例えば、一番上に位置する現像装
置51から現像剤を供給するときは、同現像装置51の
シャッタ部材54をオフし、他の現像装置61,71の
シャッタ部材64,74がオンする。これにより、現像
装置51のシャッタ部材54は同現像装置のスリーブ面
から離間し、他の現像装置61,71のシャッタ部材6
4,74は同現像装置のスリーブ面に当接する。このた
め、現像装置51からだけ感光体87に現像剤が供給さ
れ、他の現像装置61,71からは現像剤が感光体87
に供給されない。次に、2番目の現像装置61だけのシ
ャッタ部材64をオフすると、2番目の現像装置61か
らだけ現像剤が供給される。さらに、3番目の現像装置
71だけのシャッタ部材74をオフすると、2番目の現
像装置61からだけ現像剤が供給される。このような制
御により、現像ローラを感光体に近づけたり離したりせ
ずに、簡単に3つの種類の現像剤をそれぞれ独立に感光
体に対して供給することが可能なる。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、シャッター部材の形
状や構造により、磁極位置のバラツキを吸収して有効に
現像剤の規制を行うことができる。
【0077】シャッター部材の形状を、円筒状スリーブ
面への当接端側の先端部が湾曲面となるようにすること
で、同シャッタ部材のスリーブ面への接触面積を増加さ
せながら弾接あるいは軟接触させることができ、駆動ト
ルクの上昇やキャリア粒子の噛込みによるスリーブ面の
損傷を防止することができる。さらに、スリーブに対し
て密着性の良い弾性材料で構成することで、現像剤の擦
抜け等も発生しにくい。
【0078】また、シャッター部材の形状を、前記円筒
状スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、その
曲率を前記円筒状スリーブの曲率と略同じにしたり、そ
の湾曲面を形成する円弧の長さを、現像ローラの磁極位
置のバラツキ範囲よりも大きく設定したりすることで、
現像ローラの磁極位置にバラツキが生じても、磁極位置
のバラツキによるスリーブ面上の現像剤穂立ちの形成箇
所が現像装置毎に異なるのを確実に吸収して有効に現像
剤の規制を行うことができる。
【0079】また、この発明では、前記現像ローラ両端
部の支軸と、前記第2の現像剤規制部材の両端部の支軸
とを同一の軸受部材で軸支することにより、現像ローラ
の主極位置調整に合わせ、第2の現像剤規制部材の支持
位置も調整することができるので、正確な調整が可能と
なる。そして、現像ローラの主極位置調整と第2の現像
剤規制部材の位置調整とを別々に行う必要がなく、同時
に行えるので作業性が良好となる効果がある。
【0080】また、この発明では、シャッター部材の両
端部の支軸が挿通される軸穴を、現像ローラ両端部の支
軸が挿通される軸穴に対して偏心させたことにより、偏
心の程度を適切に設定することで、現像ローラの主極位
置調整に合わせ、第2の現像剤規制部材の支持位置も同
時にしかも正確に調整することができる。
【0081】また、この発明では、シャッター部材の現
像スリーブ面への突出長を調整する突出長調整手段を設
けるようにしたので、現像ローラの磁極位置のバラツキ
の状態に合わせながら、シャッター部材のスリーブ面へ
の当接端側の突出量を調整して組込むことにより、シャ
ッター部材のスリーブ面への接触状態が一定に保持され
る。
【0082】また、この発明では、シャッター部材を可
撓性弾性部材で形成し、該部材を現像スリーブ接触面に
押圧・付勢し、変位させることによって現像剤を規制す
るようにしたので、現像ローラの磁極位置が製作誤差等
の影響でばらつき、現像スリーブの回転方向へ対して何
れの方向へ偏ったとしても、それに追従させ、有効に現
像剤の遮断を行うことができる。
【0083】また、この発明では、前記現像ローラにお
いて、シャッター部材に対向する磁極位置を独立して調
整可能とすることでも、その磁極位置を調整することで
有効に現像剤の遮断を行うことができる。
【0084】また、この発明では、上記の現像装置を多
回転プロセスで画像を形成する多色画像形成装置に使用
することで、各色の現像装置で現像主極位置の適正な調
整を行えるから、現像剤の回り込み、現像剤擦抜け等に
よる混色を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の現像ローラの断面図
【図2】同現像ローラの現像主極調整手段の構造図
【図3】同現像ローラの斜視図
【図4】同現像ローラの磁極パターンを示す図
【図5】(A)(B)(C)は、それぞれ従来の現像装
置の他の例の正面断面図、側面断面図、マグネットの構
造を示す図
【図6】現像装置の構成図
【図7】この発明の実施形態の現像装置で使用するシャ
ッター部材の第1の実施例を示す図
【図8】第2の実施例を示す図
【図9】第2の実施例のシャッター部材を使用する現像
装置の一部斜視図
【図10】第3の実施例
【図11】第4の実施例
【図12】第5の実施例
【図13】(A)(B)(C)(D)は、それぞれ第2
の実施形態の現像装置に使用するローラの斜視図、側面
図、軸受構造図、軸受側面図
【図14】同現像ローラの各磁極調整手段の構造図
【図15】シャッタ部材の斜視図
【図16】シャッタ部材のスリーブ面への当接位置を示
す図
【図17】多色画像形成装置の現像部構造図
【符号の説明】
2:シャフト 8:現像ローラ 34:シャッター部材 24:調整板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AC01 AC08 AC18 AC19 AC30 FA01 2H077 AB03 AB14 AB18 AC01 AC04 AD02 AD06 AD13 BA10 DB14 EA24 GA13 3J103 AA02 CA25 CA63 DA05 FA17 GA02 GA32 GA52 GA57 GA58

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の固定磁石体を内包して該固定磁石
    体に対し相対的に回転する円筒状スリーブの表面に現像
    剤を吸着して搬送し、現像を行う現像ローラと、 前記円筒状スリーブの表面と一定の間隔を保持しなが
    ら、前記現像ローラの軸線方向に沿って配置され、現像
    ローラで搬送される現像剤の層厚を規制する第1の現像
    剤規制部材と、 前記現像ローラの軸線と略平行に配置され、現像剤を混
    合・攪拌しながら搬送する攪拌搬送ローラと、 前記現像ローラと前記攪拌搬送ローラとの間で前記第1
    の現像剤規制部材よりも現像ローラ回転方向の上流側で
    前記現像ローラの軸線方向に配置され、前記現像ローラ
    の着磁幅と略同等の領域で前記円筒状スリーブの表面へ
    の離間状態を切換えられてスリーブ面で保持する現像剤
    の流動状態を規制する第2の現像剤規制部材とを備えた
    現像装置において、 前記第2の現像剤規制部材の前記円筒状スリーブ面への
    当接端側の先端部を湾曲面として形成したことを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の現像剤規制部材の前記円筒状
    スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、その曲
    率を前記円筒状スリーブの曲率と略同じにしたことを特
    徴とする前記請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の現像剤規制部材の前記円筒状
    スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、その湾
    曲面を形成する円弧の長さを、現像ローラの磁極位置の
    バラツキ範囲よりも大きく設定したことを特徴とする前
    記請求項1記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の現像剤規制部材の前記円筒状
    スリーブ面への当接部を湾曲面にするとともに、その湾
    曲面を形成する円弧の中心角を±3°の範囲としたこと
    を特徴とする前記請求項1記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 複数の固定磁石体を内包して該固定磁石
    体に対し相対的に回転する円筒状スリーブの表面に現像
    剤を吸着して搬送し、現像を行う現像ローラと、 前記円筒状スリーブの表面と一定の間隔を保持しなが
    ら、前記現像ローラの軸線方向に沿って配置され、現像
    ローラで搬送される現像剤の層厚を規制する第1の現像
    剤規制部材と、 前記現像ローラの軸線と略平行に配置され、現像剤を混
    合・攪拌しながら搬送する攪拌搬送ローラと、 前記現像ローラと前記攪拌搬送ローラとの間で前記第1
    の現像剤規制部材よりも現像ローラ回転方向の上流側で
    前記現像ローラの軸線方向に配置され、前記現像ローラ
    の着磁幅と略同等の領域で前記円筒状スリーブの表面へ
    の離間状態を切換えられてスリーブ面で保持する現像剤
    の流動状態を規制する第2の現像剤規制部材とを備えた
    現像装置において、 前記現像ローラ両端部の支軸と、前記第2の現像剤規制
    部材の両端部の支軸とを同一の軸受部材で軸支すること
    を特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の現像剤規制部材の両端部の支
    軸が挿通される軸穴を、現像ローラ両端部の支軸が挿通
    される軸穴に対して偏心させたことを特徴とする前記請
    求項5記載の現像装置
  7. 【請求項7】 複数の固定磁石体を内包して該固定磁石
    体に対し相対的に回転する円筒状スリーブの表面に現像
    剤を吸着して搬送し、現像を行う現像ローラと、 前記円筒状スリーブの表面と一定の間隔を保持しなが
    ら、前記現像ローラの軸線方向に沿って配置され、現像
    ローラで搬送される現像剤の層厚を規制する第1の現像
    剤規制部材と、 前記現像ローラの軸線と略平行に配置され、現像剤を混
    合・攪拌しながら搬送する攪拌搬送ローラと、 前記現像ローラと前記攪拌搬送ローラとの間で前記第1
    の現像剤規制部材よりも現像ローラ回転方向の上流側で
    前記現像ローラの軸線方向に配置され、前記現像ローラ
    の着磁幅と略同等の領域で前記円筒状スリーブの表面へ
    の離間状態を切換えられてスリーブ面で保持する現像剤
    の流動状態を規制する第2の現像剤規制部材とを備えた
    現像装置において、 前記第2の現像剤規制部材の現像スリーブ面への突出長
    を調整する突出長調整手段を設けたことを特徴とする現
    像装置。
  8. 【請求項8】 複数の固定磁石体を内包して相対的に回
    転する円筒状スリーブの表面に現像剤を吸着して搬送
    し、現像を行う現像ローラと、前記円筒状スリーブの表
    面と一定の間隔を保持しながら、前記現像ローラの軸線
    方向に沿って配置され、現像ローラで搬送される現像剤
    の層厚を規制する第1の現像剤規制部材と、前記現像ロ
    ーラの軸線と略平行に配置され、現像剤を混合・攪拌し
    ながら搬送する攪拌搬送ローラと、前記現像ローラと前
    記攪拌搬送ローラとの間で前記第1の現像剤規制部材よ
    りも現像ローラ回転方向の上流側で前記現像ローラの軸
    線方向に配置され、前記現像ローラの着磁幅と略同等の
    領域で前記円筒状スリーブの表面への離間状態を切換え
    られてスリーブ面で保持する現像剤の流動状態を規制す
    る第2の現像剤規制部材とを備えた現像装置において、 前記第2の現像剤規制部材を可撓性弾性部材で形成し、
    該部材を現像スリーブ接触面に押圧・付勢し、変位させ
    ることによって現像剤を規制することを特徴とする現像
    装置。
  9. 【請求項9】 複数の固定磁石体を内包して相対的に回
    転する円筒状スリーブの表面に現像剤を吸着して搬送
    し、現像を行う現像ローラと、前記円筒状スリーブの表
    面と一定の間隔を保持しながら、前記現像ローラの軸線
    方向に沿って配置され、現像ローラで搬送される現像剤
    の層厚を規制する第1の現像剤規制部材と、前記現像ロ
    ーラの軸線と略平行に配置され、現像剤を混合・攪拌し
    ながら搬送する攪拌搬送ローラと、前記現像ローラと前
    記攪拌搬送ローラとの間で前記第1の現像剤規制部材よ
    りも現像ローラ回転方向の上流側で前記現像ローラの軸
    線方向に配置され、前記現像ローラの着磁幅と略同等の
    領域で前記円筒状スリーブの表面への離間状態を切換え
    られてスリーブ面で保持する現像剤の流動状態を規制す
    る第2の現像剤規制部材とを備えた現像装置において、 前記現像ローラは、前記第2の現像剤規制部材に対向す
    る磁極位置が他の磁極位置とは独立して調整可能な現像
    ローラであることを特徴とする現像装置。
  10. 【請求項10】 前記現像ローラは、感光体に最接近す
    る位置に現像主極を形成する固定磁石体を固定したシャ
    フトと、該シャフトに同軸に外挿して形成され現像主極
    以外の磁極を形成する固定磁石体を固定する軸受部材と
    を備え、前記シャフトと前記軸受部材とが独立して回転
    可能となっていることを特徴とする、請求項9記載の現
    像装置。
JP2000093698A 2000-03-30 2000-03-30 現像装置 Pending JP2001281995A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093698A JP2001281995A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093698A JP2001281995A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001281995A true JP2001281995A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18608848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093698A Pending JP2001281995A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001281995A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249916A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Ricoh Co Ltd 現像モジュール、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
CN101581895A (zh) * 2008-05-15 2009-11-18 村田机械株式会社 图像形成装置
JP2011145465A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
KR20120071977A (ko) * 2010-12-23 2012-07-03 삼성전자주식회사 현상기 및 이를 채용한 화상형성장치
JP2015219252A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 シャープ株式会社 現像装置及び画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249916A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Ricoh Co Ltd 現像モジュール、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4536399B2 (ja) * 2004-03-02 2010-09-01 株式会社リコー プロセスカートリッジ及び画像形成装置
CN101581895A (zh) * 2008-05-15 2009-11-18 村田机械株式会社 图像形成装置
JP2009276611A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP4553161B2 (ja) * 2008-05-15 2010-09-29 村田機械株式会社 画像形成装置
US8078084B2 (en) 2008-05-15 2011-12-13 Murata Machinery, Ltd. Image forming apparatus including a photoreceptor and a supplying member arranged to supply the photoreceptor with toner
JP2011145465A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
KR20120071977A (ko) * 2010-12-23 2012-07-03 삼성전자주식회사 현상기 및 이를 채용한 화상형성장치
KR101579738B1 (ko) 2010-12-23 2016-01-05 삼성전자주식회사 현상기 및 이를 채용한 화상형성장치
JP2015219252A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 シャープ株式会社 現像装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04136965A (ja) 現像装置
EP1239342B1 (en) Developing apparatus provided with magnetic seal functions on both sides of a developing roller
KR0167073B1 (ko) 현상 장치
JP2001281995A (ja) 現像装置
JP2001201999A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2001272861A (ja) 現像ローラ及び現像装置
JP2000112226A (ja) 現像装置
JPH0566679A (ja) 現像装置及びプロセスカートリツジ
JPH0822194A (ja) マグネットロール及びそれを備えた現像装置並びにそれを備えたプロセスカートリッジ
JP2000206788A (ja) 現像装置
JPH08114980A (ja) 現像装置
JPH0922189A (ja) 現像装置
JPH05313481A (ja) 現像装置
JPH06231941A (ja) マグネットロール及びその製造方法
JPH05289520A (ja) 現像装置
JP3532487B2 (ja) 現像装置
JPH0466514B2 (ja)
JP2004109189A (ja) プロセスカートリッジ及び現像装置および現像バイアス電圧接点装置
JPH0954492A (ja) 現像装置
JPH09138584A (ja) 現像ローラの位置決め装置
JPH11184253A (ja) マグネットロール
JP2008268576A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH07219353A (ja) 現像装置
JPS5886579A (ja) 磁気ブラシ現像方法
JP2000122415A (ja) 現像装置