JP2001281535A - ガウス型写真レンズ - Google Patents

ガウス型写真レンズ

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JP2001281535A
JP2001281535A JP2000089202A JP2000089202A JP2001281535A JP 2001281535 A JP2001281535 A JP 2001281535A JP 2000089202 A JP2000089202 A JP 2000089202A JP 2000089202 A JP2000089202 A JP 2000089202A JP 2001281535 A JP2001281535 A JP 2001281535A
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radius
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glass material
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/18Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞りを挟んで、正、正、負の前群のレンズお
よび負、正、正の後群のレンズを接合面をもたずに配設
し、所定の条件式を満足することにより、コストを含め
た製造適正を確保しつつ、中心から軸外周辺画角まで像
面が平坦で高性能なガウス型写真レンズを提供する。 【構成】 絞り2を挟んで、第1〜第3レンズ(L
)からなる前群Iと第4〜第6レンズ(L
)からなる後群IIを接合面をもたずに配設してなる
ガウス型写真レンズにおいて、条件式(1)〜(5)を満足す
る。(1)2.6<(N1-N2)/(N3-N2)<4.3、(2)1.0<R4/f<2.3、(3)
1.0<R4/R5<1.3、(4)-3.5<R10/f<-1.4、(5)1.1<R9/R10<1.6
(N1:L1の屈折率、N2:L2の屈折率、N3:L3の屈折率、
R 4:L3の像面側の面の曲率半径、R5:L3の像面側の面の
曲率半径、R9:L4の像面側の面の曲率半径、R10:L4の物
体側の面の曲率半径、f:レンズ全系の焦点距離)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一眼レフカメラ用
に適した高性能なガウス型写真レンズに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真用の明るい標準レンズと
して、ガウス型レンズが多用されており、大口径化、小
型化、高性能化、低コスト化等、種々の目的を達成する
ため様々なレンズが開発されている。
【0003】従来より、特開平6−337348号公報
や特開平11−183792号公報等に開示されたガウ
ス型レンズが知られており、これらのレンズは、絞りを
挟んだ前後群のどちらかに接合レンズを含んでいる。
【0004】これらの接合レンズにおける接合面は、レ
ンズ系全体のペッツバール和を小さくしたり、色消しを
行うために曲率が大きくってしまい、レンズ収差上極め
て重要なものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のガウス型レンズにおいて、接合レンズの接合を分離
すると、パラメーターが増加してレンズ設計上の自由度
が増し、球面収差や非点収差等を良好に補正することが
可能となり、レンズ性能を向上させることができる。
【0006】しかしながら、接合レンズの接合を分離し
た場合には、部分的に大きな収差が発生してしまい、要
求精度が厳しくなって製造適正を欠いてしまうおそれが
ある。そこで、従来より、接合レンズの接合を分離する
ことにより得られる利点を犠牲にしても、接合面を維持
しがちであった。
【0007】また、大口径化、小型化、高性能化、低コ
スト化等の諸要求をレンズに反映させようとすると、加
工性の悪い高屈折率ガラス材料を使用しなければならな
かったり、加工しづらいレンズ形状となったり、組立精
度の厳しいレンズとなったりする。このため、従来、カ
メラ用の標準レンズとして量産を行う場合には、製造適
正のみが重要視されており、レンズの高性能化という点
において十分検討がなされているとは言い難かった。
【0008】なお、接合面のないガウス型レンズとし
て、特公平8−33512号公報や特開平8−2204
24号公報に記載された実施例のなかに、分離型6群6
枚構成のガウス型レンズが開示されている。しかしなが
ら、これらのガウス型レンズは、画角がやや狭いため、
像面を平坦化するために接合面の曲率を大きくする必要
がなく、接合面の分離を図ることができるものである。
【0009】本発明は上述した事情に鑑み提案されたも
ので、コストを含めた従来並みの製造適正を確保しつ
つ、接合面を分離することによる利点を最大限に生かし
て、中心から軸外周辺画角まで像面が平坦で高性能なガ
ウス型写真レンズを提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するため、物体側から順に、前群、絞りおよび後
群を配設してなり、前記前群は、物体側から順に、それ
ぞれ物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状を有する
第1レンズおよび第2レンズ、物体側に凸面を向けた負
のメニスカス形状を有する第3レンズを配設してなり、
前記後群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負
のメニスカス形状を有する第4レンズ、それぞれ像側に
凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第5レンズお
よび第6レンズを配設してなり、前記各レンズ間に接合
面をもたないガウス型写真レンズにおいて、以下の条件
式(1)〜(5)を満足するように構成されてなること
を特徴とするものである。
【0011】 2.6 <(N−N)/(N−N)< 4.3 ・・・ (1) 1.0 < R/f < 2.3 ・・・ (2) 1.0 < R/R < 1.3 ・・・ (3) −3.5 < R10/f < −1.4 ・・・ (4) 1.1 < R/R10 < 1.6 ・・・ (5) ただし、 N :第1レンズの屈折率 N :第2レンズの屈折率 N :第3レンズの屈折率 R :第2レンズにおける像面側の面の曲率半径 R :第3レンズにおける物体側の面の曲率半径 R :第4レンズにおける像面側の面の曲率半径 R10 :第5レンズにおける物体側の面の曲率半径 f :レンズ全系の焦点距離
【0012】また、上記ガウス型写真レンズは、以下の
条件式(6)〜(8)を満足するように構成されてなる
ことが好ましい。 0.001 <(D+D)/f < 0.017 ・・・ (6) 0.22 < D6〜7/f < 0.30 ・・・ (7) 0.18 < D8〜12/f < 0.25 ・・・ (8) ただし、 D :第2レンズと第3レンズの面間隔 D6〜7 :第3レンズと第4レンズの面間隔 D :第4レンズと第5レンズの面間隔 D8〜12 :第4レンズにおける物体側の面から 第6レンズにおける像面側の面までの光軸上の距離 f :レンズ全系の焦点距離
【0013】さらに、上記ガウス型写真レンズは、以下
の条件式(9)〜(11)を満足するように構成されて
なることが好ましい。 12.0 <ν−ν< 25.0 ・・・ (9) 18.0 <ν−ν< 30.0 ・・・ (10) 35.0 < ν < 45.0 ・・・ (11) ただし、 ν :第1レンズの硝材のアッベ数 ν :第2レンズの硝材のアッベ数 ν :第3レンズの硝材のアッベ数
【0014】ところで、上述した構成からなるガウス型
写真レンズでは、第2レンズと第3レンズの互いに対向
する面、および第4レンズと第5レンズの互いに対向す
る面において、その曲率半径が比較的大きくかつ近似し
た値となるようなレンズ形状とすることにより、これら
の対向面における収差発生を極力小さくすることができ
る。また、このようなレンズ形状を備えた上で、レンズ
全体として、球面収差や像面湾曲等を極めて小さなもの
とする必要がある。
【0015】そこで、本発明に係るガウス型写真レンズ
では、第1レンズを球面収差の発生が極力小さくかつ像
面湾曲が小さくなるような正のメニスカス形状とし、そ
の硝材には屈折率が高いながら比較的安価で加工性のよ
いアッベ数を有する比較的大口径のガラス材料を選択し
た。また、第2レンズと第3レンズとは、それぞれ互い
に対向する面の曲率が強くならないような硝材を選択す
る必要がある。
【0016】そこで、本発明に係るガウス型写真レンズ
では、第2レンズの硝材として、屈折率は低いがアッベ
数の大きなものを使用し、第3レンズの硝材として、ア
ッベ数がやや大きくかつ屈折率が比較的低いものを使用
した。
【0017】また、前群のレンズには上述したような硝
材を使用し、ペッツバール和および色収差の補正に配慮
しながら、第2レンズと第3レンズの空気間隔を、第2
レンズの像面側の面に対して第3レンズの物体側の面の
曲率がより強い正の空気レンズとして作用させ、高次の
球面収差を発生させることにより、前群における球面収
差の発生を極めて小さいものとするとともに、軸外にお
けるサジタル方向のコマ収差の発生を抑えることができ
た。
【0018】また、後群のレンズには、その最も物体側
に配設された第4レンズの硝材として、比較的屈折率が
高くかつアッベ数が小さいものを使用し、第5レンズの
硝材として、第4レンズと比較して屈折率が高くかつア
ッベ数が大きいものを使用し、第4レンズと第5レンズ
の空気間隔を、第4レンズの像面側の面に対して第5レ
ンズの物体側の面の曲率がより強い負の空気レンズとし
て作用させ、高次の球面収差の発生を抑えながら像面湾
曲や特に非点隔差の是正に役立てることができた。
【0019】また、第6レンズにおいて、第5レンズと
同様に屈折率が高くかつアッベ数が大きい硝材を使用
し、後群全体における色収差、像面特性などを良好なも
のとした。
【0020】このようにして、所期のレンズ形状を備え
た上で各レンズに対して上述した硝材を使用し、絞りに
対して、物体側に配設した前群と像面側に配設した後群
をほぼ対称的に配設し、ガウス型レンズの特徴である色
収差や歪曲収差等を最少化することを可能とするととも
に、第2レンズと第3レンズの空気間隔を利用した正の
空気レンズにより球面収差とサジタル方向を含めたコマ
収差を極小化し、第4レンズと第5レンズの空気間隔を
利用した負の空気レンズにより像面特性を最良化し、上
記各条件式を満足することにより、光軸付近から軸外周
辺画角まで像面が平坦で高性能であり、かつ製造適正が
良好で大量生産が可能なガウス型写真レンズとすること
ができた。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施形態に係るガウス型写真レンズを実施例1〜4を
用いて説明する。
【0022】図1は本発明の実施形態(実施例1に対応
させたものを代表的に示す)に係るガウス型写真レンズ
のレンズ基本構成図である。本発明に係るガウス型写真
レンズは、図1に示すように、物体側から順に、前群
I、絞り2および後群IIを配設してなり、物体側から光
軸Xに沿って入射した光束は結像面1の結像位置Pに結
像される。
【0023】上記前群Iは、物体側から順に、それぞれ
物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第1
レンズLおよび第2レンズL、物体側に凸面を向け
た負のメニスカス形状を有する第3レンズLを配設し
てなる。
【0024】また、上記後群IIは、物体側から順に、物
体側に凹面を向けた負のメニスカス形状を有する第4レ
ンズL、それぞれ像側に凸面を向けた正のメニスカス
形状を有する第5レンズLおよび第6レンズLを配
設してなる。
【0025】また、これらのレンズは、以下の条件式
(1)〜(11)を満足する。 2.6 <(N−N)/(N−N)< 4.3 ・・・ (1) 1.0 < R/f < 2.3 ・・・ (2) 1.0 < R/R < 1.3 ・・・ (3) −3.5 < R10/f < −1.4 ・・・ (4) 1.1 < R/R10 < 1.6 ・・・ (5) 0.001 <(D+D)/f < 0.017 ・・・ (6) 0.22 < D6〜7/f < 0.30 ・・・ (7) 0.18 < D8〜12/f < 0.25 ・・・ (8) 12.0 <ν−ν<25.0 ・・・ (9) 18.0 <ν−ν<30.0 ・・・ (10) 35.0 < ν <45.0 ・・・ (11) ただし、 N :第1レンズの屈折率 N :第2レンズの屈折率 N :第3レンズの屈折率 R :第2レンズにおける像面側の面の曲率半径 R :第3レンズにおける物体側の面の曲率半径 R :第4レンズにおける像面側の面の曲率半径 R10 :第5レンズにおける物体側の面の曲率半径 D :第2レンズと第3レンズの面間隔 D6〜7:第3レンズと第4レンズの面間隔 D :第4レンズと第5レンズの面間隔 D8〜12:第4レンズにおける物体側の面から第6レン
ズにおける像面側の面までの光軸上の距離 ν :第1レンズの硝材のアッベ数 ν :第2レンズの硝材のアッベ数 ν :第3レンズの硝材のアッベ数 f :レンズ全系の焦点距離
【0026】次に、上記各条件式の意義について説明す
る。上記条件式(1)は、前群Iを構成する各レンズに
おいて硝材を選択する際に必要な各レンズの屈折率
,N,Nの値を規定するための条件式である。
【0027】すなわち、第1レンズLは、球面収差の
発生が極力小さくかつ像面湾曲が小さくなるような正の
メニスカス形状とし、硝材には屈折率が高いガラス材料
を選択した。また、第2レンズLと第3レンズL
は、互いに対向する面が強い曲率とならないような硝
材とする必要があるので、第2レンズLの硝材として
屈折率の低いものを、第3レンズLの硝材としてアッ
ベ数がやや大きくかつ屈折率が比較的低いもの使用し
て、ペッツバール和および色収差等の補正に配慮しなが
ら、第2レンズLと第3レンズLの空気間隔D
より適度の高次の球面収差を発生させ、レンズ全系にお
ける球面収差の発生を極めて小さいものとした。
【0028】この条件式(1)において、(N
)/(N−N)の値が下限を下回ると、第2レ
ンズLに対する第1レンズLの屈折率差が小さくな
るか、あるいは第3レンズLに対する第2レンズL
の屈折率差が大きくなるので、以下の問題が生じる。
【0029】すなわち、第1レンズLの屈折率が小さ
くなるために、球面収差や像面湾曲が増大してしまう。
また、第2レンズLの屈折率が大きくなるとともに第
3レンズLの屈折率も大きくなるために、第2レンズ
と第3レンズLの互いに対向する面で構成される
空気レンズが色消し条件等で負の屈折力を持つようにな
る。このため、適度の高次の球面収差を発生させること
ができなくなり、レンズ全系における球面収差や軸外の
サジタル方向のコマ収差が増大する。
【0030】一方、条件式(1)において(N
)/(N−N)の値が上限を上回ると、第2レ
ンズLに対する第1レンズLの屈折率差が大きくな
るか、あるいは第3レンズLに対する第2レンズL
の屈折率差が小さくなるので、次の問題が生じる。
【0031】すなわち、第1レンズLの屈折率を大き
くするために、硝材費が上昇したり、硬くて加工しづら
いレンズとなってしまう。また、第2レンズLの屈折
率が小さくなるとともに第3レンズLの屈折率も小さ
くなるので、第2レンズLと第3レンズLの互いに
対向する面の曲率半径が小さくなり過ぎて、色消しを行
うことが困難になるとともに収差が発生してしまう。
【0032】上記条件式(2)は、第2レンズLと第
3レンズLを分離させたことにより生じる製造上の問
題点を解決するための条件式である。この条件式(2)
において、R/fの値が下限を下回ると、第2レンズ
の像面側の面の曲率半径Rが小さくなり、これに
伴って第3レンズLの物体側の面の曲率半径Rも小
さくなり、収差が発生しやすくなるとともに、コマ収差
等が劣化してレンズ性能が低下してしまう。
【0033】一方、条件式(2)において、R/fの
値が上限を上回ると、製造上の問題はより軽減されるも
のの、屈折力をある程度大きく維持する必要があるた
め、第2レンズLの物体側の面の曲率半径Rが大き
くなり、これに伴って第3レンズLの像面側の面の曲
率半径Rも大きくなって、球面収差等は良好となるも
のの、像面湾曲等が劣化してしまう。これに対して、第
2レンズLの物体側の面の曲率半径Rおよび第3レ
ンズLの像面側の面の曲率半径Rを大きくせずに、
屈折力をある程度大きく維持するためには、硝材費が上
昇したり、硬くて加工しづらいレンズとなってしまう。
【0034】上記条件式(3)は、上記条件式(2)の
範囲内で、第2レンズLと第3レンズLの互いに対
向する面の空気間隔Dにより構成される空気レンズ
が、適度の高次球面を発生させることにより、レンズ全
系における球面収差や軸外のサジタル方向のコマ収差等
の諸収差をバランス良く補正するための条件式である。
【0035】この条件式(3)において、R/R
値が下限を下回ると、第2レンズL と第3レンズL
の互いに対向する面の空気間隔Dにより構成される空
気レンズの正の屈折力が小さくなり過ぎて、高次の球面
収差を発生させるには不十分となり、レンズ性能を高め
ることができない。
【0036】一方、条件式(3)において、R/R
の値が上限を上回ると、第2レンズLと第3レンズL
の互いに対向する面の空気間隔Dにより構成される
空気レンズの正の屈折力が大きくなり過ぎて、高次の球
面収差の発生が過度となり、コマ収差等の劣化を招いた
り、偏芯感度が厳しくなり、レンズの製造が難しくなっ
てしまう。
【0037】上記条件式(4)および条件式(5)は、
後群IIにおける第4レンズLおよび第5レンズL
互いに対向する面の曲率半径RおよびR10の値に基
づいて、第4レンズLと第5レンズLの互いに対向
する面の空気間隔Dにより構成される空気レンズの屈
折力を規定することにより、主として像面特性を良好に
維持するための条件式である。
【0038】この条件式(4)において、R10/fの
値が下限を下回ると、第5レンズL の物体側の面の曲
率半径R10が負方向に大きくなるとともに、全系の焦
点距離等の諸条件を一定に保つために第4レンズL
像面側の面の曲率半径Rも負方向に大きくなって、ペ
ッツバール和を小さくして像面特性を良好とすることが
できるものの、球面収差との間でアンバランスを生じた
り、色収差を劣化させてしまう。これに対して、第4レ
ンズLおよび第5レンズLの硝材を変更することも
可能であるが、各々の屈折率を変更することが必要とな
り、硝材費が上昇したり、硬くて加工しづらいレンズと
なってしまう。
【0039】一方、条件式(4)において、R10/f
の値が上限を上回ると、第5レンズLの物体側の面の
曲率半径R10が負方向に小さくなるに従って第4レン
ズL の像面側の面の曲率半径Rも負方向に小さくな
って、像面特性を悪化させてしまう。
【0040】上記条件式(5)は、上記条件式(4)の
範囲内で、第4レンズLと第5レンズLの互いに対
向する面の空気間隔Dで構成される空気レンズに対し
て、わずかな正の屈折力を持たせることにより、タンジ
ェンシャル方向とサジタル方向との非点隔差をなくして
良好な軸外性能を得るための条件式である。
【0041】この条件式(5)において、R/R10
の値が下限を下回ると、タンジェンシャル方向の像面倒
れがサジタル方向の像面倒れよりも大きくなって非点隔
差が大きくなってしまう。
【0042】一方、条件式(5)において、R/R
10の値が上限を上回ると、タンジェンシャル方向の像
面がサジタル方向の像面に比べてオーバー方向に大きく
なり、逆の非点隔差が大きくなってしまう。
【0043】上記条件式(6)〜(8)は、各レンズの
配置条件を規定することにより、コストを含めた製造の
適正化をさらに推し進めるための条件式であり、これら
の条件式を満足することにより、鏡胴上のメカ部品の点
数削減や接合面を分離したことによる製造上の問題を解
決することができる。
【0044】上記条件式(6)は、第2レンズLと第
3レンズLの空気間隔Dを狭めることにより、第2
レンズLと第3レンズLの空気間隔Dにおいて1
枚のマイラー板を挟むだけで十分な間隔精度を引き出す
ことができるとともに、間隔環のような金属加工部品を
必要としないのでコスト的にも有利となる。また、第4
レンズLと第5レンズLの空気間隔Dの間隔を狭
めることにより、第4レンズLおよび第5レンズL
をエッジコンタクトとすることができ、メカ部品を削減
することができるとともに、間隔精度を向上させること
ができる。
【0045】この条件式(6)において、(D
)/fの値が下限を下回ると、空気間隔Dおよび
が小さくなり過ぎて、対向する面の間でニュートン
干渉縞を発生させたり、マイラー板が薄くなり過ぎて組
立が難しくなる。
【0046】一方、条件式(6)において、(D+D
)/fの値が上限を上回ると、マイラー板を使用する
ことができずに間隔環を使用せざるを得なくなったり、
エッジコンタクトにおける当り径が大きくなるため、レ
ンズ有効径以上の無駄なレンズ外径が必要となってコス
トが上昇する。
【0047】ところで、接合面を分離することにより増
透コートが2面増加したり、メカ部品点数が増えたりし
てコストが上昇する場合もある。しかしながら、接合工
程もかなりの時間と作業を必要とするため、同レベルの
接合コストが生じて、接合レンズがコスト的に有利であ
るとはいえない。
【0048】上記条件式(7)は、前群Iと後群IIの空
気間隔D6〜7に関する条件式である。この条件式
(7)において、D6〜7/fの値が下限を下回ると、
前群Iおよび後群IIにおける周辺光量が増加するもの
の、軸外中間画角におけるサジタル方向の過剰なコマ収
差をカットすることができずにコントラストが低下す
る。また、レンズ押さえ環をレンズ面で受けることがで
きなくなるため、精度良くレンズを固定することができ
ずに空気間隔D6〜7が変動し、像面湾曲のバラつきを
助長してしまう。
【0049】一方、条件式(7)において、D6〜7
fの値が上限を上回ると、軸外周辺光束の光線高さが大
きくなり過ぎて、周辺光量が低下したり、レンズ系の口
径が大きくなり過ぎてしまう。
【0050】上記条件式(8)は、後群IIにおいて、最
も物体側に配設された第4レンズL の物体側の面か
ら、最も物体側に配設された第6レンズLの像面側の
面までにおける、光軸上の距離D8〜12に関する条件
式である。
【0051】すなわち、一眼レフカメラ用レンズは、適
度のバックフォーカスを必要とする一方、レンズ厚が大
きくなり過ぎても不適当であるため、この条件式(8)
により適度なバックフォーカスおよびレンズ厚となるよ
うに規定している。
【0052】この条件式(8)において、D8〜12
値が式の下限を下回ると、レンズの薄肉化には有利であ
るものの、バックフォーカスが短くなり過ぎて一眼レフ
カメラ用レンズとして適さなくなる。
【0053】一方、条件式(8)において、D8〜12
の値が上限を上回ると、十分なバックフォーカスを得ら
れるものの、レンズが厚くなり過ぎてコストが上昇する
とともに、レンズの大型化に繋がってしまう。
【0054】上記条件式(9)〜(11)は、前群Iを
構成する第1レンズL〜第3レンズLの硝材に関す
るもので、コストや製造上の問題を軽減するための条件
式である。特に、本発明に係るガウス型写真レンズの特
徴である前群Iを構成する第1レンズL〜第3レンズ
の屈折率の割り振りに鑑みて、各硝材を選択する意
味で重要な条件式となっている。これらの条件式(9)
〜(11)を満足することにより、上記条件式(1)〜
(5)を満足した上で、コストを低減するとともに、加
工が比較的容易な硝材の組み合わせが可能となり、製造
上の適正化を図ることができる。
【0055】上記条件式(9)は、第1レンズLおよ
び第2レンズLの材料選択に関する条件式である。
【0056】この条件式(9)において、ν−ν
値が下限を下回ると、第1レンズL および第2レンズ
の硝材のアッベ数の差が小さくなリ過ぎる。このた
め、第1レンズLの硝材のアッベ数が大きくなれば負
の倍率色収差が大きくなり、第2レンズLの硝材のア
ッベ数が小さくなれば軸上色収差が補正不足となって、
倍率色収差と軸上色収差とのバランスが崩れてしまう。
このような問題を解決するためには、たとえ第3レンズ
の硝材のアッベ数を変更したとしても倍率色収差を
良好に補正することは極めて困難である。このため、第
2レンズLと第3レンズLの互いに対向する面にお
いて収差補正を行わなければならず、上記条件式(2)
の範囲から外れてしまう。
【0057】一方、条件式(9)において、ν−ν
の値が上限を上回ると、第1レンズLの硝材のアッベ
数が小さくなれば正の倍率色収差が大きくなり、第2レ
ンズLの硝材のアッベ数が大きくなれば軸上色収差が
補正過剰となり過ぎる。このような問題を解決するため
には、上述したように、第2レンズLと第3レンズL
の互いに対向する面において収差補正を行わなければ
ならず、上記条件式(2)の範囲から外れてしまう。
【0058】上記条件式(10)は、第2レンズL
よび第3レンズLの材料選択に関する条件式である。
この条件式(10)において、ν−νの値が下限を
下回ると、第2レンズLおよび第3レンズLの硝材
のアッベ数の差が小さくなり過ぎる。このため、軸上色
収差が補正不足となって十分な色消しを行うことができ
ず、たとえ第1レンズLの硝材のアッベ数により補正
したとしても、倍率色収差の変化が大きすぎて補正しき
れない。このため、第2レンズLと第3レンズL
互いに対向する面において収差補正を行わなければなら
ず、上記条件式(2)の範囲から外れてしまう。
【0059】一方、条件式(10)において、ν−ν
の値が上限を上回ると、軸上色収差が大きくなり過ぎ
てしまい、これを補正しようとすると、第2レンズL
と第3レンズLの互いに対向する面において収差補正
を行わなければならず、上記条件式(2)の範囲から外
れてしまう。
【0060】上記条件式(11)は、第3レンズL
硝材のアッベ数に関して使用する硝材を制限するための
条件式である。この条件式(11)において、νの値
が下限および上限を超えると、軸上色収差の補正が過剰
あるいは不足となって、バランス良く軸上色収差を補正
することができない。このため、第2レンズLの硝材
のアッベ数をより小さいものとしたり、あるいはより大
きいものとしなくてはならず、上記条件式(1)〜
(5)を満足した上で前群Iにおける第1レンズL
第3レンズLの硝材を選択することが困難となる。
【0061】以下、実施例1〜4の各々について具体的
数値を用いて説明する。
【0062】<実施例1>実施例1における各レンズ面
の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レン
ズ間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈
折率Nおよびアッベ数νを下記表1に示す。ただ
し、この表1および後述する表2〜4において、各記号
R,D,N,ν に対応させた数字は物体側から順次
増加するようになっている。
【0063】また、表1の中段に、この実施例1におけ
るレンズ系全体の合成焦点距離f、バックフォーカスB
f、FNo、画角2ωの値を示す。さらに、表1の下段
に、この実施例1における上記条件式(1)〜(11)
に関する(N−N)/(N−N)、R/f、
/R、R10/f、R/R10、(D
)/f、D/f、D8〜12/f、ν−ν
、ν−ν、νの各値を示す。
【0064】
【表1】
【0065】上記表1から明らかなように、実施例1で
は条件式(1)〜(11)の全てが満足されている。
【0066】<実施例2>実施例2における各レンズ面
の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レン
ズ間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈
折率Nおよびアッベ数νを下記表2に示す。
【0067】また、表2の中段に、この実施例2におけ
るレンズ系全体の合成焦点距離f、バックフォーカスB
f、FNo、画角2ωの値を示す。さらに、表2の下段
に、この実施例2における上記条件式(1)〜(11)
に関する(N−N)/(N−N)、R/f、
/R、R10/f、R/R10、(D
)/f、D/f、D8〜12/f、ν−ν
、ν−ν、νの各値を示す。
【0068】
【表2】
【0069】上記表2から明らかなように、実施例2で
は条件式(1)〜(11)の全てが満足されている。
【0070】<実施例3>実施例3における各レンズ面
の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レン
ズ間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈
折率Nおよびアッベ数νを下記表3に示す。
【0071】また、表3の中段に、この実施例3におけ
るレンズ系全体の合成焦点距離f、バックフォーカスB
f、FNo、画角2ωの値を示す。さらに、表3の下段
に、この実施例3における上記条件式(1)〜(11)
に関する(N−N)/(N−N)、R/f、
/R、R10/f、R/R10、(D
)/f、D/f、D8〜12/f、ν−ν
、ν−ν、νの各値を示す。
【0072】
【表3】
【0073】上記表3から明らかなように、実施例3で
は条件式(1)〜(11)の全てが満足されている。
【0074】<実施例4>実施例4における各レンズ面
の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レン
ズ間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈
折率Nおよびアッベ数νを下記表4に示す。
【0075】また、表4の中段に、この実施例4におけ
るレンズ系全体の合成焦点距離f、バックフォーカスB
f、FNo、画角2ωの値を示す。さらに、表4の下段
に、この実施例4における上記条件式(1)〜(11)
に関する(N−N)/(N−N)、R/f、
/R、R10/f、R/R10、(D
)/f、D/f、D8〜12/f、ν−ν
、ν−ν、νの各値を示す。
【0076】
【表4】
【0077】上記表4から明らかなように、実施例4で
は条件式(1)〜(11)の全てが満足されている。
【0078】また、実施例1〜4における各収差(球面
収差、像面湾曲、歪曲収差)を図2〜5に示す。なお、
各球面収差の収差図には正弦条件を併せて示し、各像面
湾曲の収差図には、サジタル像面およびタンジェンシャ
ル像面における収差が示されている。これら図2〜5か
ら明らかなように、上述した各実施例によれば、諸収差
を全て良好なものとすることができる。
【0079】なお、本発明に係るガウス型写真レンズと
しては、上記実施例のものに限られず種々の態様の変更
が可能であり、例えば各レンズの曲率半径Rおよびレン
ズ間隔(もしくはレンズ厚)Dを適宜変更することが可
能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るガウ
ス型写真レンズは、各レンズ間に接合面をもたせずにレ
ンズ系を構成するとともに、所定の条件式を満足してい
る。これにより、コストを含めた従来並みの製造適正を
確保しつつ、接合面を分離することによる利点を最大限
に生かして、中心から軸外周辺画角まで像面が平坦で高
性能なレンズとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガウス型写真レンズのレンズ基本
構成を示す概略図
【図2】本発明の実施例1に係るレンズの各収差図(球
面収差、像面湾曲、歪曲収差)
【図3】本発明の実施例2に係るレンズの各収差図(球
面収差、像面湾曲、歪曲収差)
【図4】本発明の実施例3に係るレンズの各収差図(球
面収差、像面湾曲、歪曲収差)
【図5】本発明の実施例4に係るレンズの各収差図(球
面収差、像面湾曲、歪曲収差)
【符号の説明】
〜L レンズ R〜R13 レンズ面の曲率半径 D〜D12 レンズ面間隔(レンズ厚) X 光軸 P 結像位置 1 結像面 2 絞り

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、前群、絞りおよび後群
    を配設してなり、 前記前群は、物体側から順に、それぞれ物体側に凸面を
    向けた正のメニスカス形状を有する第1レンズおよび第
    2レンズ、物体側に凸面を向けた負のメニスカス形状を
    有する第3レンズを配設してなり、 前記後群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負
    のメニスカス形状を有する第4レンズ、それぞれ像側に
    凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第5レンズお
    よび第6レンズを配設してなり、 前記各レンズ間に接合面をもたないガウス型写真レンズ
    において、 以下の条件式(1)〜(5)を満足するように構成され
    てなることを特徴とするガウス型写真レンズ。 2.6 <(N−N)/(N−N)< 4.3 ・・・ (1) 1.0 < R/f < 2.3 ・・・ (2) 1.0 < R/R < 1.3 ・・・ (3) −3.5 < R10/f < −1.4 ・・・ (4) 1.1 < R/R10 < 1.6 ・・・ (5) ただし、 N :第1レンズの屈折率 N :第2レンズの屈折率 N :第3レンズの屈折率 R :第2レンズにおける像面側の面の曲率半径 R :第3レンズにおける物体側の面の曲率半径 R :第4レンズにおける像面側の面の曲率半径 R10 :第5レンズにおける物体側の面の曲率半径 f :レンズ全系の焦点距離
  2. 【請求項2】 以下の条件式(6)〜(8)を満足する
    ように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の
    ガウス型写真レンズ。 0.001 <(D+D)/f < 0.017 ・・・ (6) 0.22 < D6〜7/f < 0.30 ・・・ (7) 0.18 < D8〜12/f < 0.25 ・・・ (8) ただし、 D :第2レンズと第3レンズの面間隔 D6〜7 :第3レンズと第4レンズの面間隔 D :第4レンズと第5レンズの面間隔 D8〜12 :第4レンズにおける物体側の面から 第6レンズにおける像面側の面までの光軸上の距離 f :レンズ全系の焦点距離
  3. 【請求項3】 以下の条件式(9)〜(11)を満足す
    るように構成されてなることを特徴とする請求項2記載
    のガウス型写真レンズ。 12.0 <ν−ν< 25.0 ・・・ (9) 18.0 <ν−ν< 30.0 ・・・ (10) 35.0 < ν < 45.0 ・・・ (11) ただし、 ν :第1レンズの硝材のアッベ数 ν :第2レンズの硝材のアッベ数 ν :第3レンズの硝材のアッベ数
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