JP2001281517A - レンズ鏡胴 - Google Patents

レンズ鏡胴

Info

Publication number
JP2001281517A
JP2001281517A JP2000098973A JP2000098973A JP2001281517A JP 2001281517 A JP2001281517 A JP 2001281517A JP 2000098973 A JP2000098973 A JP 2000098973A JP 2000098973 A JP2000098973 A JP 2000098973A JP 2001281517 A JP2001281517 A JP 2001281517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
cylindrical body
motor
cylinder
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000098973A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Noguchi
幸夫 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP2000098973A priority Critical patent/JP2001281517A/ja
Priority to US09/818,495 priority patent/US6490097B2/en
Publication of JP2001281517A publication Critical patent/JP2001281517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペース効率が良く、かつ、製造性に優れた
伸縮機構を有するレンズ鏡胴を提供すること。 【解決手段】 本発明は、スライドする第一筒体2と回
転しつつスライドする第二筒体3とベース部4とモータ
とを備え、モータの駆動力によって第二筒体3をスライ
ド・回転させる送りネジ13a及び回転機構14がベー
ス部4に配設され、第一筒体2と第二筒体3との間に形
成されたヘリコイド機構と第二筒体3の回転とによって
第一筒体2がスライド可能とされており、モータの駆動
力を送りネジ13a及び回転機構14に伝達する駆動ギ
ア11を備え、駆動ギア11が円筒ギア11aと円筒ギ
ア11aの内部に軸心部11cを挿入した軸心ギア11
bとからなり、軸心ギア11bが送りネジ13aとモー
タとの間に介在し、円筒ギア11aが回転機構14とモ
ータとの間に介在することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学機器の光学系
に用いられるレンズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】多焦点レンズ(ズームレンズ)を有する
小型カメラなどにおいては、レンズ鏡胴を伸縮させるこ
とによって、鏡胴内のレンズ(レンズ群)と結像面との
距離を変更して倍率を変更する動作(以下、ズーミング
とも言う)を行っている。このとき、鏡胴内のレンズを
少なくとも二群に分け、各レンズ群間の距離を各ズーム
比に適した距離に変更することも行っている。また、ど
の倍率でもピントを合わせる動作(以下、フォーカンシ
ングとも言う)が必要であり、鏡胴内のレンズの結像面
に対する位置を変更することによってフォーカンシング
を行っている。従来から、このようなレンズ鏡胴の伸縮
機構として、レンズ鏡胴を円形断面としてヘリコイド機
構を採用することが一般的手法の一つとして採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、光学機器は、さ
らなる小型化や高ズーム化が進み、部品の高密度化・高
集積化が要望されるようになってきている。さらには、
部品数削減や製造しやすい(樹脂成形が容易であるかな
ど)部品への変更によるコストダウンも要望されてる。
特に、小型カメラなどはこの傾向が顕著である。そこ
で、上述したレンズ鏡胴の伸縮機構に対しても更なる改
善が要望されている。従って、本発明の目的は、スペー
ス効率が良く、かつ、製造性に優れた伸縮機構を有する
レンズ鏡胴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレンズ
鏡胴は、光学系の光軸方向にスライドする第一筒体と、
光軸を回転中心軸として回転しつつ光軸方向にスライド
する第二筒体と、第一筒体及び第二筒体を内部に収納し
得るベース部と、第一筒体及び第二筒体の双方をスライ
ドさせる駆動源となる単一のモータとを備え、第二筒体
がベース部の内部から被写体側に突出可能とされ、モー
タの駆動力によって第二筒体をスライドさせる送りネジ
とモータの駆動力によって第二筒体を回転させる回転機
構とがベース部に配設され、第一筒体の外周面及び第二
筒体の内面に形成されたヘリコイド機構と第二筒体の回
転とによって第一筒体が第二筒体の内部から被写体側に
突出可能とされており、モータの駆動力を送りネジ及び
回転機構に伝達する駆動ギアを備え、駆動ギアが円筒ギ
アと円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギアとから
なり、円筒ギア及び軸心ギアが同一回転軸を中心に回転
し、軸心ギアが送りネジとモータとの間に介在し、円筒
ギアが回転機構とモータとの間に介在することを特徴と
している。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、同一回転軸を中心に回転する一対の第
一ギア及び第二ギアを備え、第一ギアが軸心ギアとモー
タとの間に介在し、第二ギアが円筒ギアとモータとの間
に介在しており、第一ギア又は第二ギアの何れか一方が
周方向に形成された長孔を有し、他方が長孔内に突出す
る突起部を有していることを特徴としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、第一レンズ群と第一レンズ群に
対して移動可能な第二レンズ群とを第一筒体の内部に有
しており、第二レンズ群を保持するレンズホルダから第
二筒体の内面に向けて突出されたピンと第二筒体の内面
に形成されたカム溝とからなるカム機構を備え、第一レ
ンズ群に対する第二レンズ群の移動を、カム機構と第一
筒体の第二筒体からの突出動作とを用いて行うように構
成されていることを特徴としている。
【0007】請求項4に記載のレンズ鏡胴は、光学系の
光軸方向にスライドする第一筒体と、光軸を回転中心軸
として回転しつつ光軸方向にスライドする第二筒体と、
第一筒体及び第二筒体を内部に収納し得るベース部と、
第一筒体及び第二筒体の双方をスライドさせる駆動源と
なる単一のモータとを備え、第二筒体がベース部の内部
から被写体側に突出可能とされ、モータの駆動力によっ
て第二筒体をスライドさせる送りネジとモータの駆動力
によって第二筒体を回転させる回転機構とがベース部に
配設され、第一筒体の外周面に形成されたカムピン及び
第二筒体の内面に形成されたカム溝と第二筒体の回転と
によって第一筒体が第二筒体の内部から被写体側に突出
可能とされており、モータの駆動力を送りネジ及び回転
機構に伝達する駆動ギアを備え、駆動ギアが円筒ギアと
円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギアとからな
り、円筒ギア及び軸心ギアが同一回転軸を中心に回転
し、軸心ギアが送りネジとモータとの間に介在し、円筒
ギアが回転機構とモータとの間に介在することを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ鏡胴の一実施形態
について、図面を参照しつつ以下に説明する。本実施形
態のレンズ鏡胴は小型カメラの鏡胴である。まず、本実
施形態のレンズ鏡胴1の構成の概要を説明する。
【0009】図1〜図5に本実施形態のレンズ鏡胴(以
下、単に鏡胴とも言う)1を示す。図1には、鏡胴1の
光軸Oに対して直角な面による断面図を示す。一方、図
2、図4及び図5には、図1におけるA-A線での断面を
展開した展開断面図を示す。図3は、図2(a)中の第一
ギア9及び第二ギア10の正面図である。なお、第一ギ
ア9及び第二ギア10は、図2(b),図4及び図5では
図示が省略されている。
【0010】図2には鏡胴1の伸縮状態が最も短くされ
た状態(以下、この状態を沈胴状態とも言う)が示され
ている。図4にはズーミングによって鏡胴1の伸縮状態
が最も長くされた状態(以下、この状態を望遠側停止状
態とも言う)が示されている。図5には図4に示される
位置からフォーカシングされた状態(以下、この状態を
望遠側フォーカシング状態とも言う)が示されている。
なお、当然のことであるが、図5にはフォーカシングの
一例が示されており、鏡胴1の伸縮量は被写体との距離
によって変わる。
【0011】鏡胴1は、主として、第一筒体2と第二筒
体3とベース部(固定筒)4とによって構成されてい
る。本実施形態におけるこれらの第一筒体2、第二筒体
3及びベース部4は、図1に示されるように、円形の断
面を有している。沈胴状態では、図2に示されるよう
に、第一筒体2は第二筒体3の内部空間に収納され、第
二筒体3はベース部4の内部空間に収納されている。ベ
ース部(固定筒)4は、カメラ本体(図示せず)と一体
化されている。
【0012】第一筒体2は、第二筒体3及びベース部4
の双方に対して、上述した光軸Oの方向にスライドす
る。また、第二筒体3は、ベース部4に対して上述した
光軸Oを回転中心軸として回転しつつ、この光軸Oの方
向にスライドする。即ち、第一筒体2は、第二筒体3の
内部から被写体側〔図1紙面手前側・図2左側〕に突出
可能とされ、第二筒体3は、ベース部4の内部から被写
体側に突出可能とされている。
【0013】さらに、第一筒体2の内部には、第一レン
ズ群5及び第二レンズ群6が配設されている。ズーミン
グ時には、これらの第一レンズ群5及び第二レンズ群6
間の距離がズーム比に応じて調節される。第一レンズ群
5は、第一筒体2の被写体側に対して固定されている。
また、第二レンズ群6は、第一筒体2の内部に取り付け
られているが、第一筒体2の内部で光軸Oの方向に移動
可能とされている。第二筒体3と第二レンズ群6のレン
ズホルダ6aとの間にカム機構が構築されており、第一
レンズ群5に対する第二レンズ群6の移動は、このカム
機構と第一筒体2の第二筒体3からの突出動作とを用い
て行われる。これについては、追って詳しく説明する。
【0014】第一筒体2、第二筒体3及びベース部4の
近傍には、第一筒体2のスライド動作及び第二筒体3の
回転・スライド動作の駆動源となるモータ7が配設され
ている。モータ7の出力軸にはギア7aが取り付けられ
ており、このギア7aは減速ギア群8と重ね合わされた
第一ギア9及び第二ギア10とを介して駆動ギア11に
駆動力を伝達している。第一ギア9、第二ギア10及び
駆動ギア11については、追って詳しく説明する。駆動
ギア11では、モータ7からの駆動力の伝達経路が分割
され、一方は送りネジ機構13に伝達され、他方は回転
機構14に伝達される。なお第一筒体2のスライド動作
は、第二筒体3の回転動作にともなって行われる。
【0015】送りネジ機構13は、第二筒体3をスライ
ドさせる機構で、ベース部4の内部に配設されている。
送りネジ機構13は、光軸Oに対して平行に配設されて
いる。また、回転機構14は、第二筒体3を回転させる
機構で、ベース部4の内部の送りネジ機構13の近傍
に、光軸Oに対して平行に配設されている。回転機構1
4は、第二筒体3のスライド動作をガイドする役割もあ
る。これらの送りネジ機構13及び回転機構14につい
ても、追って詳しく説明する。
【0016】次に、ズーミング時の第一筒体2及び第二
筒体3の挙動について説明する。
【0017】モータ7の駆動力は、図2(a)に示される
ように、減速ギア群8の最後のギアによって、第一ギア
9に伝達される。第一ギア9は、第二ギア10と同一回
転軸を中心に回転する。この第一ギア9及び第二ギア1
0とを、図3に示す。図3(a)に示される第一ギア9
は、その円盤状の外周にギア歯が形成されているが、こ
の円盤状の部分に円周方向に形成された長孔9aを有し
ている。長孔9aは、第一ギア9の全周にわたる範囲に
設けられるのではなく、その一部分にのみ形成されてい
る。また、第一ギア9の中央には、第二ギア10の軸心
部10bが回転自在に挿通される挿入孔9bも形成され
ている。
【0018】一方、図3(b)に示される第二ギア10
は、その円盤状の外周にギア歯が形成されているのは第
一ギア9と同様であり、この円盤状の部分からは突起部
10aが突設されている。また、第二ギア10の中央に
は、第一ギア9の挿入孔9bに対して回転自在に挿入さ
れる軸心部10bが形成されている。突起部10aは、
図2(a)に示されるように第一ギア9の長孔9aの内部
に突出される。第一ギア9及び第二ギア10のギア歯数
やギア半径は同一とされている。
【0019】上述したように、モータ7からの駆動力
は、減速ギア群8を介して第一ギア9にのみ伝達され
る。この駆動力によって第一ギア9が回転されると、長
孔9aが回転し、その両端の何れかと第二ギア10の突
起部10aとが当接する。この状態が、図3(c)又は図
3(d)に示されている。これらの状態から、減速ギア群
8によって第一ギア9がさらに図3(c)又は図3(d)中の
矢印方向に回転駆動されると、突起部10aと長孔9a
の端部とが当接しているため、第一ギア9と第二ギア1
0とが一緒に回転する。そして、何れかの時点でモータ
7が逆回転に移行すると、突起部10aが長孔9aの反
対側の端部と当接するまでは、第一ギア9のみが回転駆
動される。上述した構成となっている第一ギア9及び第
二ギア10とによって、送りネジ機構13及び回転機構
14を駆動する駆動ギア11が回転駆動される。
【0020】送りネジ機構13は、図2(a)に示される
ように、主としてベース部4の内部に構築されている。
送りネジ機構13は、光軸Oに平行に配された送りネジ
13aと、送りネジ13aの一端に固定され、送りネジ
13aと同一回転軸を中心に回転するギア13bと、送
りネジ13aに回転自在にはめ込まれたナット部材13
cとからなる。ナット部材13cは、その回転が規制さ
れた状態でキー部材12によって保持されている。送り
ネジ13aの表面には、螺旋状にネジ溝が形成されてい
る。送りネジ13aが回転することによって、ナット部
材13cが図2(a)中の左右方向に移動するので、これ
に伴ってキー部材12(即ち、第二筒体3)がベース部
4に対してスライドする。
【0021】キー部材12は、第二筒体3のフィルム面
(結像面)側に取り付けられているが、第二筒体3のよ
うに回転はせず、第二筒体3の光軸O方向のスライドに
だけ追随する。キー部材12の端部近傍の外周部にはフ
ランジ部12aが形成されている。このフランジ部12
aは、第二筒体3の内面に向けて突設され、第二筒体3
の一端側に係合されている。しかし、フランジ部12a
は単に係合されているだけであり、第二筒体3はキー部
材12に対して回転可能である。キー部材12は、光軸
O方向に第二筒体3と一体となって移動すると共に、相
対回転可能に支持される。このため、送りネジ機構13
によってキー部材12がスライドされると、同時に第二
筒体3もスライドされる。
【0022】回転機構14は、図2(b)に示されるよう
に、ベース部4の内部に構築されている。回転機構14
は、光軸Oに平行に配されたガイドシャフト14aと、
このガイドシャフト14aにスライド自在に取り付けら
れると共にキー部材12に固定されたガイドスリーブ1
4bと、ガイドスリーブ14bにはめ込まれたスライド
ギア14cとからなる。スライドギア14cは、ガイド
スリーブ14bと共にスライドするが、ガイドスリーブ
14bに対して回転可能である。
【0023】スライドギア14cは、第二筒体3のフィ
ルム面側の端縁部に全周にわたって形成されたギア部3
aと噛み合っている。ガイドスリーブ14bはキー部材
12に固定されている。また、スライドギア14cは、
ガイドスリーブ14bに形成されたフランジによって、
ガイドスリーブ14bから外れないようにガイドスリー
ブ14b上に回転可能に保持される。このため、スライ
ドギア14cは、第二筒体3がキー部材12と共に光軸
O方向にスライドしても、ガイドスリーブ14bのスラ
イドに追随しつつ、常にギア部3aと噛み合う。
【0024】上述した送りネジ機構13及び回転機構1
4に駆動力を伝達する駆動ギア11は、図2に示される
ように、円筒状の円筒ギア11aとこの円筒ギア11a
の内部に軸心部11cを挿入した軸心ギア11bとから
なる二重構造となっている。円筒ギア11aと軸心ギア
11bとは、同一回転軸を中心に互いに独立して回転す
る。
【0025】円筒ギア11aは、その外周面上に回転軸
方向に伸びる複数のギア歯が形成されており、図2(b)
に示されるように、第二筒体3に取り付けられたスライ
ドギア14cと噛み合っている。また、円筒ギア11a
は、上述した第二ギア10とも噛み合っている。円筒ギ
ア11aは、モータ7の駆動力を第二ギア10から受け
取り、スライドギア14c、即ち、回転機構14に伝達
する。
【0026】一方、軸心ギア11bは、その中央部がギ
ア歯の形成されていない軸心部11cとされており、こ
の軸心部11cが円筒ギア11aの内部に挿入されてい
る。また、軸心部11cの被写体側の端部には、ギア部
11dが形成されている。ギア部11dのギア歯数やギ
ア半径は、円筒ギア11aと同一である。ギア部11d
は、図2(a)に示されるように、上述した送りネジ機構
13のギア13bと噛み合っている。軸心ギア11b
は、ギア部11dにおいてモータ7の駆動力を第一ギア
9から受け取って送りネジ機構13に伝達する。
【0027】また、第一筒体2外周面のフィルム面側の
端縁には、光軸Oに対して斜めに形成された複数の平行
なヘリコイド突起2aが形成されている。第一筒体2の
内面には、光軸O方向にガイド用溝2cが形成され、キ
ー部材12の外面側に形成されたガイド用突起12bを
受け入れている。第二筒体3の内面には、ヘリコイド突
起2aに対応する複数のヘリコイド溝3bがほぼ全面に
形成されている。ヘリコイド溝3bも、光軸Oに対して
斜めに形成されている。これらのヘリコイド突起2a及
びヘリコイド溝3bは互いに噛み合っており、第二筒体
3が回転すると第一筒体2がキー部材12のガイド用突
起12bとの係合により回転せずに第二筒体3に対して
スライドするようになっている。
【0028】次いで、ズーミング時における第一レンズ
群5及び第二レンズ群6の挙動について簡単に説明す
る。
【0029】第一レンズ群5及び第二レンズ群6間の距
離は、広角側位置にあるときに広く、望遠側にあるとき
に狭くなる。第一レンズ群5及び第二レンズ群6間の距
離は、上述したように、カム機構と第一筒体2の第二筒
体3からの突出動作とを用いて行われる。このカム機構
の構成について説明する。広角側位置にある鏡胴1の状
態は図示しないが、鏡胴1は、沈胴状態状態から伸縮さ
れるにつれて、広角側状態から望遠側状態となる。
【0030】カム機構は、図1に示されるように、第二
レンズ群6を保持するレンズホルダ6aから第二筒体3
の内面に向けて突出されたピン6bと、第二筒体3の内
面に形成されたカム溝3cとからなる。即ち、第二筒体
3の内面には、上述したヘリコイド溝3bと共に、この
カム溝3cも形成されている。ピン6bは、第一筒体2
のフィルム面側の端縁に形成された切欠部2bの内部か
ら第一筒体2の外部に突出されている。また、ピン6b
は、光軸O方向に形成された切欠部2bに案内される。
レンズホルダ6aは、光軸O方向にスライド可能である
が、光軸Oを回転中心軸として回転することはない。
【0031】第二筒体3が回転すると、ピン6bはカム
溝3cに従って、第一筒体2に対して光軸O方向に移動
する。このとき、第一筒体2は回転しないので、切欠部
2bの内部に位置するピン6bも回転はせず、第二筒体
3の内部で光軸O方向にのみ移動する。
【0032】このように、第一筒体2の第二筒体3に対
する伸縮動作と上述したカム機構とによって、第一レン
ズ群5と第二レンズ群6との間の距離を変更している。
これにより、各ズーム比において第一レンズ群5と第二
レンズ群6との間の最適な距離を実現し、フィルム面で
の結像状態を最適なものとすることができる。このよう
にすれば、第一レンズ群5と第二レンズ群6との間の距
離を変更のために、モータなどを設けることは必要な
く、第一筒体2の第二筒体3に対する伸縮動作と上述し
たカム機構によってこれを実現できる。なお、ズーミン
グ後のフォーカシングにおける第一レンズ群5及び第二
レンズ群6の挙動については、追って詳しく説明する。
【0033】上述した、第一ギア9、第二ギア10、駆
動ギア11、送りネジ機構13及び回転機構14を用い
たズーミング動作とフォーカシング動作とを図2、図4
及び図5を参照しつつ説明する。図2、図4及び図5の
各(a)図にはモータ7からの駆動力が送りネジ機構13
に伝達される部分が示されており、各(b)図にはモータ
7からの駆動力が回転機構14に伝達される部分が示さ
れている。
【0034】図2(b)、図4及び図5には第一ギア9及
び第二ギア10が図示されていないが、駆動ギア11の
円筒ギア11a及び軸心ギア11bは、それぞれ第二ギ
ア10及び第一ギア9によって駆動される〔図2(a)参
照〕。図2に示される状態から、鏡胴1を伸張させよう
とモータ7が駆動されると、第一ギア9及び第二ギア1
0は長孔9aと突起部10aとが当接して同一回転軸を
中心にして共に回転し、駆動ギア11の円筒ギア11a
及び軸心ギア11bを回転させる。この結果、軸心ギア
11bが送りネジ機構13のギア13bを介して送りネ
ジ13aを回転させ、ナット部材13cの移動に伴って
第二筒体3がベース部4に対して被写体方向にスライド
される。
【0035】これと同時に、円筒ギア11aが回転機構
14のスライドギア14cを回転させる。スライドギア
14cが回転されると、スライドギア14cと第二筒体
3のギア部3aとが噛み合っているため第二筒体3が回
転される。なお、このとき、送りネジ機構13によって
第二筒体3は光軸O方向にスライドしているが、スライ
ドギア14cは、円筒ギア11aとの噛み合い位置を変
えながらも常に噛み合っており、第二筒体3は確実に回
転される。さらに、第二筒体3が回転されることによっ
て、上述したヘリコイド機構によって第一筒体2は第二
筒体3の内部から被写体側に突出され、上述したカム機
構によって第二レンズ群6が第一筒体2の内部でスライ
ドされて第一レンズ群5と第二レンズ群6との間の距離
が調節される。最も被写体側にまで第一筒体2及び第二
筒体3がスライドされた状態が図4に示されている。
【0036】図4に示される状態は、鏡胴1の望遠側位
置における初期位置である。この状態で、ズーミングは
終了しているが、次に、フィルム面での被写体像のピン
トを合わせるフォーカシングを行うことになる。フォー
カシングは、図4に示された状態の第一レンズ群5及び
第二レンズ群6を、両者間の距離を変えることなく光軸
O方向に移動させることによって行う。これは、図4に
示される位置からモータ7を逆回転させることによって
行う。即ち、各ズーム比での初期位置はフィルム面より
も被写体側でピントが合っているような状態に設定され
ており、この位置からフォーカシングが行われる。
【0037】フォーカシングのためにモータ7を逆回転
させると、第二ギア10の突起部10aが第一ギア9の
長孔9aの他端側と当接するまでは、軸心ギア11bの
みが回転駆動され、円筒ギア11aは回転駆動されな
い。このため、第二ギア10の突起部10aが第一ギア
9の長孔9aの他端側と当接するまでは、図5に示され
るように、送りネジ機構13のみが駆動され、第一筒体
2及び第二筒体3とが両者間の位置関係を変えることな
くフィルム面側にスライドされ、フォーカシングが行わ
れる。円筒ギア11aは回転されないので、回転機構1
4は機能せず、第二筒体3の回転や、第二筒体3の回転
に伴う第一筒体2のスライドは行われない。このように
して、鏡胴1が伸縮され、ズーミングとフォーカシング
が行われる。
【0038】本発明のレンズ鏡胴は、上述した実施形態
に制限されるものではない。例えば、上述した実施形態
によっては、第一筒体2の外周面と第二筒体3の内面と
の間に形成したヘリコイド機構を用いて、第一筒体2を
第二筒体3に対してスライドさせている。しかし、第一
筒体2を第二筒体3に対してスライドさせる機構とし
て、ヘリコイド機構ではなくカム機構を用いることも可
能である。この場合は、第一筒体2の外周面から外方に
向けてカムピンを突出させると共に、第二筒体3の内面
にこのカムピンの先端が係合されるカム溝を形成させ
る。このようにすれば、第二筒体3の回転の回転に伴っ
て、カムピンとカム溝とからなるカム機構によって第一
筒体2を第二筒体3に対してスライドさせることができ
る。
【0039】また、上述した実施形態のレンズ鏡胴にお
いては、第一レンズ群5及び第二レンズ群6の二つのレ
ンズ群によって光学系が構築されたが、三つ以上のレン
ズ群によって光学系が構築されてもよい。また、上述し
た実施形態においては、第一レンズ群5及び第二レンズ
群6の何れも、複数枚のレンズによって各レンズ群が構
築されたが、一枚のレンズのみによって一つのレンズ群
が構築される場合もあり得る。さらに、請求項1又は2
に記載の発明に関しては、複数のレンズ群を有する場合
に、その全てが第一筒体2の内部に配設されない構成も
考え得る。
【0040】また、上述した実施形態においては、送り
ネジ機構13を駆動する第一ギア9が長孔9aを有し、
回転機構14を駆動する第二ギア10が突起部10aを
有していた。しかし、これとは反対に、回転機構14を
駆動するギアがピンを有し、送りネジ機構13を駆動す
るギアが長孔を有していてもよい。さらに、第一ギア9
及び第二ギア10は、駆動ギア11を直接駆動したが、
これらの間に他のギアが介在しても良い。ただし、第一
ギア9及び第二ギア10によって駆動ギア11を直接駆
動する構成の方がスペース効率に優れるので好ましい。
同様に、駆動ギア11によって送りネジ機構13及び回
転機構14を直接駆動する構成の方がスペース効率に優
れるので好ましい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、駆動ギ
アが円筒ギアと円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心
ギアとからなり、円筒ギア及び軸心ギアが同一回転軸を
中心に回転し、円筒ギアが送り回転機構とモータとの間
に介在し、軸心ギアが送りネジ機構とモータとの間に介
在するので、モータの駆動力を伝達する機構をコンパク
トにすることができるので、スペース効率に優れる。ま
た、第一筒体と第二筒体とを、この駆動ギアを単一のモ
ータで駆動することによってスライドすることができる
ので、この点からもスペース効率に優れると共に、モー
タが一つで済むのでコスト的にも優れたものとなる。
【0042】さらに、第二筒体は、送りネジ機構によっ
てスライドされ、ヘリコイド機構によってスライドされ
ない(ヘリコイド機構によってスライドされるのは第一
筒体)ので、部品の製造が容易である。ヘリコイド機構
は、円筒状の部材の外周面や内周面に複雑な突起部や溝
を形成する必要があり、これらの部品の製造は困難であ
る。特に、これらの部品は樹脂成型品によって成形され
るのが一般的であるが、このような突起部や溝を形成す
るためには成形用金型を複雑な形状とし、かつ、成形用
金型に複雑なスライド機構を設ける必要が生じる。本発
明によれば、このようなヘリコイド機構を少なくできる
(第一筒体のスライドには採用するが第二筒体のスライ
ドには採用しないで済む)ので、製造効率を向上させ、
製造コストを削減することが可能となる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、第一ギア
及び第二ギアを備え、第一ギアが軸心ギアとモータとの
間に介在し、かつ、第二ギアが円筒ギアとモータとの間
に介在し、第一ギア又は第二ギアの何れか一方が周方向
に形成された長孔を有し、他方が長孔内に突出する突起
部を有しているので、ズーミングとフォーカシングをも
一つのモータによって行うことができ、高密度化・高集
積化が行え、スペース効率に優れたものとなる。また、
このようにすることによって、ズーミングだけでなくフ
ォーカシングをも含めて一つのモータのみを駆動源とす
ることができ、コスト的にもより一層優れたものとな
る。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、第一レン
ズ群と第二レンズ群とを第一筒体の内部に有し、第一レ
ンズ群に対する第二レンズ群の移動をカム機構と第一筒
体の第二筒体からの突出動作とを用いて行うように構成
されているので、ズーム比に適した両レンズ群間の距離
調節のために別途モータなどの駆動源を設ける必要がな
い。このため、コスト的にも優れたものとすることがで
き、部品点数が少なくなることから、高密度化・高集積
化を行いやすく、スペース効率に優れる。
【0045】また、請求項1に記載の発明と請求項4に
記載の発明との間の差異は、第二筒体に対する第一筒体
の繰り出しをヘリコイド機構によって行うかカム機構に
よって行うかの差異であり、請求項4に記載の発明も、
上述した請求項1に記載の発明と同様の効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ鏡胴の一実施形態の光軸に垂直
な平面での断面図である。
【図2】(a)は図1における(a)側のA-A線断面展開図
(沈胴位置)であり、(b)は図1における(b)側のA-A線
断面展開図(沈胴位置)である。
【図3】(a)は第一ギアの正面図、(b)は第二ギアの正面
図、(c)及び(d)は第一ギア及び第二ギアが重ね合わさ
れた状態の正面図である。
【図4】(a)は図1における(a)側のA-A線断面展開図
(望遠側停止位置)であり、(b)は図1における(b)側の
A-A線断面展開図(望遠側停止位置)である。
【図5】(a)は図1における(a)側のA-A線断面展開図
(望遠側フォーカシング状態)であり、(b)は図1にお
ける(b)側のA-A線断面展開図(望遠側フォーカシング状
態)である。
【符号の説明】
O…光軸、1…鏡胴、2…第一筒体、2a…ヘリコイド
突起、3…第二筒体、3a…ギア部、3b…ヘリコイド
溝、3c…カム溝、4…ベース部、5…第一レンズ群、
6…第二レンズ群、6a…レンズホルダ、6b…ピン、
7…モータ、9…第一ギア、9a…長孔、10…第二ギ
ア、10a…突起部、11…駆動ギア、11a…円筒ギ
ア、11b…軸心ギア、11c…軸心部、11d…ギア
部、13…送りネジ機構、13a…送りネジ、13b…
ギア、13c…ナット部材、14…回転機構、14a…
ガイドシャフト、14b…ガイドスリーブ、14c…ス
ライドギア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系の光軸方向にスライドする第一筒
    体と、前記光軸を回転中心軸として回転しつつ前記光軸
    方向にスライドする第二筒体と、前記第一筒体及び前記
    第二筒体を内部に収納し得るベース部と、前記第一筒体
    及び前記第二筒体の双方をスライドさせる駆動源となる
    単一のモータとを備え、 前記第二筒体が前記ベース部の内部から被写体側に突出
    可能とされ、前記モータの駆動力によって前記第二筒体
    をスライドさせる送りネジと前記モータの駆動力によっ
    て前記第二筒体を回転させる回転機構とが前記ベース部
    に配設され、前記第一筒体の外周面及び前記第二筒体の
    内面に形成されたヘリコイド機構と前記第二筒体の回転
    とによって前記第一筒体が前記第二筒体の内部から被写
    体側に突出可能とされており、 前記モータの駆動力を前記送りネジ及び前記回転機構に
    伝達する駆動ギアを備え、前記駆動ギアが円筒ギアと前
    記円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギアとからな
    り、前記円筒ギア及び前記軸心ギアが同一回転軸を中心
    に回転し、 前記軸心ギアが前記送りネジと前記モータとの間に介在
    し、前記円筒ギアが前記回転機構と前記モータとの間に
    介在することを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 同一回転軸を中心に回転する一対の第一
    ギア及び第二ギアを備え、前記第一ギアが前記軸心ギア
    と前記モータとの間に介在し、前記第二ギアが前記円筒
    ギアと前記モータとの間に介在しており、 前記第一ギア又は前記第二ギアの何れか一方が周方向に
    形成された長孔を有し、他方が前記長孔内に突出する突
    起部を有している、請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 【請求項3】 第一レンズ群と前記第一レンズ群に対し
    て移動可能な第二レンズ群とを前記第一筒体の内部に有
    しており、 前記第二レンズ群を保持するレンズホルダから前記第二
    筒体の内面に向けて突出されたピンと前記第二筒体の内
    面に形成されたカム溝とからなるカム機構を備え、 前記第一レンズ群に対する前記第二レンズ群の移動を、
    前記カム機構と前記第一筒体の前記第二筒体からの突出
    動作とを用いて行うように構成されている、請求項1又
    は2に記載のレンズ鏡胴。
  4. 【請求項4】 光学系の光軸方向にスライドする第一筒
    体と、前記光軸を回転中心軸として回転しつつ前記光軸
    方向にスライドする第二筒体と、前記第一筒体及び前記
    第二筒体を内部に収納し得るベース部と、前記第一筒体
    及び前記第二筒体の双方をスライドさせる駆動源となる
    単一のモータとを備え、 前記第二筒体が前記ベース部の内部から被写体側に突出
    可能とされ、前記モータの駆動力によって前記第二筒体
    をスライドさせる送りネジと前記モータの駆動力によっ
    て前記第二筒体を回転させる回転機構とが前記ベース部
    に配設され、前記第一筒体の外周面に形成されたカムピ
    ン及び前記第二筒体の内面に形成されたカム溝と前記第
    二筒体の回転とによって前記第一筒体が前記第二筒体の
    内部から被写体側に突出可能とされており、 前記モータの駆動力を前記送りネジ及び前記回転機構に
    伝達する駆動ギアを備え、前記駆動ギアが円筒ギアと前
    記円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギアとからな
    り、前記円筒ギア及び前記軸心ギアが同一回転軸を中心
    に回転し、 前記軸心ギアが前記送りネジと前記モータとの間に介在
    し、前記円筒ギアが前記回転機構と前記モータとの間に
    介在することを特徴とするレンズ鏡胴。
JP2000098973A 2000-03-31 2000-03-31 レンズ鏡胴 Pending JP2001281517A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098973A JP2001281517A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 レンズ鏡胴
US09/818,495 US6490097B2 (en) 2000-03-31 2001-03-28 Lens barrel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098973A JP2001281517A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 レンズ鏡胴

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001281517A true JP2001281517A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18613383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000098973A Pending JP2001281517A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 レンズ鏡胴

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6490097B2 (ja)
JP (1) JP2001281517A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3875913B2 (ja) * 2002-05-10 2007-01-31 ペンタックス株式会社 光学的位置決め調整機構を持つ光学ユニット
JP4164412B2 (ja) * 2003-06-19 2008-10-15 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒および撮像装置
US20050264873A1 (en) * 2004-05-26 2005-12-01 Hall John M Optical imager for the 3-5 micron spectral band
US20060028713A1 (en) * 2004-08-05 2006-02-09 Hall John M Optical imager for the 3-5 micron spectral band
US20060259603A1 (en) * 2005-05-16 2006-11-16 Shrader Anthony G User based - workflow and business process management
GB2432427B (en) * 2005-11-21 2007-12-05 Foxlink Image Tech Co Ltd Auto-focusing zoom lens mechanism with cam plate
JP4445458B2 (ja) * 2005-11-24 2010-04-07 シャープ株式会社 レンズ駆動装置およびそれを用いた撮像装置
EP2146116A4 (en) * 2008-03-28 2011-05-04 Nec Display Solutions Ltd COMBINATION GEAR, LENS ADJUSTMENT MECHANISM AND ELECTRONIC DEVICE
US20100172032A1 (en) * 2008-12-26 2010-07-08 Nikon Corporation Lens barrel, image capturing apparatus, and manufacturing method
TWI449979B (zh) * 2009-04-30 2014-08-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 對焦鏡頭模組
KR20140014849A (ko) 2012-07-26 2014-02-06 삼성전자주식회사 경통 조립체 및 이를 구비한 촬영장치

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1331429C (en) * 1988-06-03 1994-08-16 Hiroshi Nomura Zoom lens barrel and camera incorporating such barrel
US4990945A (en) * 1988-08-13 1991-02-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera of changeable focal length
JP3151561B2 (ja) 1991-06-30 2001-04-03 株式会社リコー レンズバリヤを備えたカメラ用の撮影レンズ鏡胴装置
JPH05346527A (ja) * 1992-06-12 1993-12-27 Nikon Corp レンズ鏡筒
JPH08220411A (ja) * 1995-02-08 1996-08-30 Nikon Corp レンズ鏡筒
JPH1164708A (ja) * 1997-08-19 1999-03-05 Fuji Photo Optical Co Ltd ズームレンズ鏡筒

Also Published As

Publication number Publication date
US6490097B2 (en) 2002-12-03
US20010028512A1 (en) 2001-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080019685A1 (en) Lens barrel
JP2007206238A (ja) レンズ鏡筒
JP2005049599A (ja) レンズ調整機構およびカメラ
JP2001281517A (ja) レンズ鏡胴
JP3498530B2 (ja) ズームレンズ
JP2003066308A (ja) ズームレンズ鏡胴
JP2004302001A (ja) レンズ鏡筒
EP2122402B1 (en) Lens barrel and mobile information terminal device
JPS63271306A (ja) ズ−ムレンズ付沈胴式カメラ
JP5163385B2 (ja) レンズ鏡筒およびカメラ
JPH09203842A (ja) レンズ鏡筒
JP5525971B2 (ja) レンズ鏡胴及び撮像装置
US6046865A (en) Zoom lens barrel
JPH1164708A (ja) ズームレンズ鏡筒
JP2001281515A (ja) レンズ鏡胴
JPH08220411A (ja) レンズ鏡筒
JP2004184599A (ja) レンズ鏡胴
JPH11211966A (ja) 沈胴式ズームレンズ鏡筒
JP3028558B2 (ja) ズームレンズ鏡胴
JPH08211435A (ja) ズーム式レンズ鏡筒を備えた沈胴式カメラ
JP4572914B2 (ja) レンズの移動機構
JP4403767B2 (ja) カム伝動機構及びカメラモジュール
JP3576243B2 (ja) ズームカメラ
JP2006317808A (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
WO2020003921A1 (ja) レンズ鏡筒