JP2001281515A - レンズ鏡胴 - Google Patents

レンズ鏡胴

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JP2001281515A
JP2001281515A JP2000098965A JP2000098965A JP2001281515A JP 2001281515 A JP2001281515 A JP 2001281515A JP 2000098965 A JP2000098965 A JP 2000098965A JP 2000098965 A JP2000098965 A JP 2000098965A JP 2001281515 A JP2001281515 A JP 2001281515A
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gear
cylinder
feed screw
motor
lens barrel
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JP2000098965A
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Yukio Noguchi
幸夫 野口
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペース効率の良い伸縮機構を有するレンズ
鏡胴を提供すること。 【解決手段】 本発明は、第一筒体、第二筒体、ベース
部、及び単一のモータを備えたレンズ鏡胴において、モ
ータの駆動力を第一筒体2及び第二筒体3に伝達する駆
動ギア11を備え、駆動ギア11が円筒ギア11aと円
筒ギア11aの内部に軸心部11cを挿入した軸心ギア
11bとからなり、円筒ギア11a及び軸心ギア11b
が同一回転軸を中心に回転し、円筒ギア11aが第一送
りネジ13aとモータとの間に介在し、軸心ギア11b
が第二送りネジ14aとモータとの間に介在することを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学機器の光学系
に用いられるレンズ鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】多焦点レンズ(ズームレンズ)を有する
小型カメラなどにおいては、レンズ鏡胴を伸縮させるこ
とによって、鏡胴内のレンズ(レンズ群)と結像面との
距離を変更して倍率を変更する動作(以下、ズーミング
とも言う)を行っている。このとき、鏡胴内のレンズを
少なくとも二群に分け、各レンズ群間の距離を各ズーム
比に適した距離に変更することも行っている。また、ど
の倍率でもピントを合わせる動作(以下、フォーカンシ
ングとも言う)が必要であり、鏡胴内のレンズの結像面
に対する位置を変更することによってフォーカンシング
を行っている。
【0003】鏡胴を伸縮させるために、鏡胴を複数の筒
体からなる構造とすることが従来から行われている。例
えば、その一例として、特開平5-11310号公報に記載の
ものがある。この公報に記載のレンズ鏡胴は、光学系の
光軸方向にスライドする第一筒体及び第二筒体と、この
第一筒体及び第二筒体を内部に収納し得るベース部とを
備えている。第一筒体は、第二筒体の内部から被写体側
に突出可能とされ、第二筒体は、ベース部から被写体側
に突出可能とされている。また、第一筒体及び第二筒体
の双方をスライドさせる駆動源となる単一のモータを備
えており、このモータの駆動力によって第一筒体をスラ
イドさせる第一送りネジ機構が第二筒体に配設されてい
る。さらに、モータの駆動力によって第二筒体をスライ
ドさせる第二送りネジ機構もベース部に配設されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した公報に記載の
鏡胴の伸縮機構は、鏡胴の伸縮を単一のモータで行うな
どの工夫を行い、部品の高密度化・高集積化を実現し、
さらには、部品数削減によるコストダウンをも図ってい
る。しかし、光学機器の内部は、部品の高密度化・高集
積化がさらに進んでおり、小型カメラなどは特にこの傾
向が顕著である。そこで、鏡胴の伸縮機構も更なる省ス
ペース化が要望されている。従って、本発明の目的は、
スペース効率の良い伸縮機構を有するレンズ鏡胴を提供
することにある。
【0005】さらに、上述した公報は、複数のレンズ群
を有しており、ズーム比の変更時及びフォーカシング時
には、このレンズ群同士の距離を変更するという、ごく
一般的なレンズ群の移動制御を行っている。しかし、そ
のレンズ群間の距離を変更するために、鏡胴伸縮用のモ
ータに加えてさらに別のモータを配設している。レンズ
近傍に二つのモータを配置することは、高密度化・高集
積化をする上で障害となると共に、その分コストもかか
る要因となる。本発明の第二の目的は、上述した鏡胴の
伸縮とレンズ群間の距離変更との双方を単一のモータに
よって行い、更なる高密度化・高集積化及び低コスト化
を行うことのできるレンズ鏡胴を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレンズ
鏡胴は、光学系の光軸方向にスライドする第一筒体及び
第二筒体と、第一筒体及び第二筒体を内部に収納し得る
ベース部と、第一筒体及び第二筒体の双方をスライドさ
せる駆動源となる単一のモータとを備え、第一筒体が第
二筒体の内部から被写体側に突出可能とされ、第二筒体
がベース部の内部から被写体側に突出可能とされ、モー
タの駆動力によって第一筒体をスライドさせる第一送り
ネジが第二筒体に配設され、モータの駆動力によって第
二筒体をスライドさせる第二送りネジがベース部に配設
されているレンズ鏡胴において、モータの駆動力を第一
筒体及び第二筒体に伝達する駆動ギアを備え、駆動ギア
が円筒ギアと円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギ
アとからなり、円筒ギア及び軸心ギアが同一回転軸を中
心に回転し、円筒ギアが第一送りネジとモータとの間に
介在し、軸心ギアが第二送りネジとモータとの間に介在
することを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、同一回転軸を中心に回転する一対の第
一ギア及び第二ギアを備え、第一ギアが軸心ギアとモー
タとの間に介在し、第二ギアが円筒ギアとモータとの間
に介在しており、第一ギア又は第二ギアの何れか一方が
周方向に形成された長孔を有し、他方が長孔内に突出す
る突起部を有していることを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、第一レンズ群と第一レンズ群に
対して移動可能な第二レンズ群とを第一筒体の内部に有
しており、第一レンズ群に対する第二レンズ群の移動
を、第一筒体及び第二筒体の間に構築されたカム機構と
第一筒体の第二筒体からの突出動作とを用いて行うよう
に構成されていることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ鏡胴の一実施形態
について、図面を参照しつつ以下に説明する。本実施形
態のレンズ鏡胴は小型カメラの鏡胴である。まず、本実
施形態のレンズ鏡胴1の構成の概要を説明する。
【0010】図1(a)に本実施形態のレンズ鏡胴(以
下、単に鏡胴とも言う)1の光軸Oに対して平行な面に
よる断面図を示す。一方、図1(b)には鏡胴1の光軸O
に対して直角な面による断面図を示す。なお、図1(a)
及び図1(b)には、鏡胴1の伸縮状態が最も短くされた
状態(以下、この状態を沈胴状態とも言う)が示されて
いる。
【0011】鏡胴1は、主として、第一筒体2と第二筒
体3とベース部(固定筒)4とによって構成されてい
る。本実施形態におけるこれらの第一筒体2、第二筒体
3及びベース部4は、図1(b)に示されるように、角形
の断面を有している。沈胴状態では、第一筒体2は第二
筒体3の内部空間に収納され、第二筒体3はベース部4
の内部空間に収納されている。ベース部(固定筒)4
は、カメラ本体(図示せず)と一体化されている。
【0012】第一筒体2は、第二筒体3及びベース部4
の双方に対して、上述した光軸Oの方向にスライドす
る。また、第二筒体3は、ベース部4に対して上述した
光軸Oの方向にスライドする。即ち、第一筒体2は、第
二筒体3の内部から被写体側〔図1(a)下側・図1(b)紙
面手前側〕に突出可能とされ、第二筒体3は、ベース部
4の内部から被写体側に突出可能とされている。
【0013】さらに、第一筒体2の内部には、第一レン
ズ群5及び第二レンズ群6が配設されている。ズーミン
グ時には、これらの第一レンズ群5及び第二レンズ群6
間の距離がズーム比に応じて調節される。第一レンズ群
5は、第一筒体2の被写体側に対して固定されている。
また、第二レンズ群6は、第一筒体2の内部に取り付け
られているが、第一筒体2の内部で光軸Oの方向に移動
可能とされている。第一レンズ群5に対する第二レンズ
群6の移動は、第一筒体2及び第二筒体3の間に構築さ
れたカム機構と第一筒体2の第二筒体3からの突出動作
とを用いて行われる。これについては、追って詳しく説
明する。
【0014】第一筒体2、第二筒体3及びベース部4の
近傍には、第一筒体2及び第二筒体3をスライドさせる
ための駆動源となるモータ7が配設されている。モータ
7の出力軸にはギア7aが取り付けられており、このギ
ア7aは減速ギア群8と重ね合わされた第一ギア9及び
第二ギア10とを介して駆動ギア11に駆動力を伝達し
ている。第一ギア9、第二ギア10及び駆動ギア11に
ついては、追って詳しく説明する。駆動ギア11では、
モータ7からの駆動力の伝達経路が分割され、一方は中
間ギア12を介して第一送りネジ機構13に伝達され、
他方は第二送りネジ機構14に伝達される。
【0015】第一送りネジ機構13は、第一筒体2をス
ライドさせる機構で、第二筒体3の内部に配設されてい
る。第二送りネジ機構14は、第二筒体3をスライドさ
せる機構で、ベース部4の内部に配設されている。第一
送りネジ機構13及び第二送りネジ機構14は、光軸O
に対して平行に配設されている。これらの第一送りネジ
機構13及び第二送りネジ機構14についても、追って
詳しく説明する。
【0016】第二筒体3内部の第一送りネジ機構13の
近傍には、第一送りネジ機構13と平行に第一ガイドシ
ャフト15が配設されている。第一ガイドシャフト15
は、第一筒体2の一部にスリーブ状に挿入されており、
第二筒体3に対する第一筒体2のスライドをガイドす
る。また、第一送りネジ機構13や第一ガイドシャフト
15の他にも、第二筒体3に対する第一筒体2のスライ
ドをガイドするために、第二筒体3の内面に形成された
光軸Oに対して平行な溝部と第一筒体2の外面に形成さ
れた凸部とからなる第一ガイド機構16も形成されてい
る。
【0017】また、ベース部4内部の第二送りネジ機構
14の近傍には、第二送りネジ機構14と平行に第二ガ
イドシャフト17が配設されている。第二ガイドシャフ
ト17は、第二筒体3の一部にスリーブ状に挿入されて
おり、ベース部4に対する第二筒体3のスライドをガイ
ドする。また、第二送りネジ機構14や第二ガイドシャ
フト17の他にも、ベース部4に対する第二筒体3のス
ライドをガイドするために、ベース部4の内面に形成さ
れた光軸Oに対して平行な溝部と第二筒体3の外面に形
成された凸部とからなる第二ガイド機構18も形成され
ている。
【0018】次いで、ズーミング時における第一レンズ
群5及び第二レンズ群6の挙動について、図2〜図5及
び図6〜図9を参照しつつ説明する。
【0019】図3〜図5及び図7〜図9は何れも断面図
であるが、図3〜図5と図7〜図9とではその切断面が
異なる。図2は図3〜図5に示される断面図の切断面を
示しており、図6は図7〜図8に示される断面図の切断
面を示している。
【0020】また、図3及び図7は、鏡胴1が沈胴状態
にある場合を示している。図4及び図8は、鏡胴1(第
一レンズ群5及び第二レンズ群6を含む)が広角状態と
なっている場合を示している。この状態の鏡胴1の位置
を広角側位置とも言うこととする。図5及び図9は、鏡
胴1(第一レンズ群5及び第二レンズ群6を含む)が望
遠状態となっている場合を示している。この状態の鏡胴
1の位置を望遠側位置とも言うこととする。
【0021】第一レンズ群5及び第二レンズ群6間の距
離は、広角側位置にあるときに広く、望遠側にあるとき
に狭くなる。また、沈胴時には、カメラ全体をコンパク
トにするため、第一レンズ群5及び第二レンズ群6間の
距離は、望遠側にあるときと同様に狭くされる。第一レ
ンズ群5及び第二レンズ群6間の距離は、上述したよう
に、第一筒体2及び第二筒体3の間に構築されたカム機
構と第一筒体2の第二筒体3からの突出動作とを用いて
行われる。このカム機構の構成について説明する。
【0022】カム機構は、図2及び図3に示されるよう
に、第二筒体3の内面から立設されたカム板19、この
カム板19に形成されたカムプロフィールに当接するピ
ン20aを有するリンク部材20とからなる。カム板1
9の平面は、光軸Oに対して平行とされている。リンク
部材20は、L字状の板材で、その一端の表面上には、
上述したピン20aが、第一筒体2の内部から第二筒体
側にむけて突設されている。また、リンク部材20中央
の折れ曲がり部分には、第一筒体2内面に突設されたボ
ス2aに対して回転自在に取り付けられる取付孔20b
が形成されている。さらに、リンク部材20の他端に
は、後述するピン6cがはめ合わされる切欠部20cが
形成されている。
【0023】第二レンズ群6は、レンズホルダ6aに取
り付けられており、このレンズホルダ6aは、その下部
側方に円筒状のスリーブ6bを有している。スリーブ6
b内には、第一筒体2内に取り付けられたガイド軸2b
が挿入されている。また、ガイド軸2bは、光軸Oに対
して平行に配設されている。第二レンズ群6は、このガ
イド軸2b及びスリーブ6bによって、第一筒体2の内
部でのスライドがガイドされる。なお、ガイド軸2b及
びスリーブ6bの他にも、第一筒体2の内部での第二レ
ンズ群6のスライドをガイドするために、第一筒体2の
内面に形成された凸部とレンズホルダ6aの外面に形成
された光軸Oに対して平行な溝部とからなる第三ガイド
機構21も形成されている。
【0024】スリーブ6bの側面からは、上述したピン
20aと平行となるピン6cが突設されており、リンク
部材20の切欠部20cと係合している。ピン6cは、
切欠部20cの内部で移動可能である。また、ガイド軸
2bの被写体側(図3左側)には、コイルバネ22が挿
通されている。コイルバネ22は、その被写体側の端部
が第一筒体2の内面に当接されると共に、他端部がスリ
ーブ6bの端面に当接されている。このため、第二レン
ズ群6は、コイルバネ22によって常に第一レンズ群5
から遠ざかる方向に付勢され、リンク部材20のピン2
0aが常にカム板19のカムフォロアに対して押し付け
られた状態となる。
【0025】カム板19のカムフォロアは、その中央部
分の図3中上方に向けて削られている。図3に示される
沈胴状態では、カム板19の上述した削られた部分より
もフィルム面側(図3中右方)の部分とピン20aとが
当接するため、リンク部材20によって第二レンズ群6
は第一レンズ群5に対して近接した位置に配置される。
【0026】この状態から、第一筒体2が第二筒体3に
対して被写体側にスライドされると、ピン20aはカム
板19のカムフォロアに従って移動し、カム板19の削
られた部分と当接するようになる。この位置が、図4及
び図8に示される広角側位置である。このとき、ピン2
0aの位置は図4中上方に移動しており、これと同時
に、第一筒体2の内部においてピン6cがカム機構によ
ってフィルム面側に移動する。この結果、第一レンズ群
5と第二レンズ群6との距離が広くなる。
【0027】この状態から、第一筒体2が第二筒体3に
対して被写体側にさらにスライドされると、ピン20a
はカム板19のカムフォロアに従って移動し、カム板1
9の被写体側の部分と当接するようになる。この位置
が、図5及び図9に示される望遠側位置である。このと
き、ピン20aの位置は図5中下方に移動しており、こ
れと同時に、第一筒体2の内部においてピン6cがカム
機構によって被写体側に移動する。この結果、第一レン
ズ群5と第二レンズ群6との距離が狭くなる。
【0028】このように、第一筒体2の第二筒体3に対
する伸縮動作と上述したカム機構とによって、第一レン
ズ群5と第二レンズ群6との間の距離を変更している。
これにより、各ズーム比において第一レンズ群5と第二
レンズ群6との間の最適な距離を実現し、フィルム面で
の結像状態を最適なものとすることができる。このよう
にすれば、第一レンズ群5と第二レンズ群6との間の距
離を変更のために、モータなどを設けることは必要な
く、第一筒体2の第二筒体3に対する伸縮動作と上述し
たカム機構によってこれを実現できる。
【0029】なお、ズーミング後のフォーカシングにお
ける第一レンズ群5及び第二レンズ群6の挙動について
は、追って詳しく説明する。また、第一筒体2が第二筒
体3に対して被写体側にスライドされる際には、第二筒
体3もベース部4に対して被写体側にスライドされてお
り、次はこの挙動について説明する。
【0030】次に、ズーミング時の第一筒体2及び第二
筒体3の挙動について説明する。
【0031】まず、モータ7から駆動ギア11を介して
第一送りネジ機構13に駆動力を伝達する構造につい
て、図10〜12を用いて説明する。図11は断面展開
図で、図10に示されるC-C線で切断した断面の下方を
展開して示したものである。C-C線は、光学系の光軸
O、第一送りネジ機構13の中心、中間ギア12、駆動
ギア11、第一ギア9及び第二ギア10の中心を通って
いる。
【0032】図10及び図11に示されるように、モー
タ7の駆動力は、減速ギア群8の最後のギアによって、
第一ギア9に伝達される。第一ギア9は、第二ギア10
と同一回転軸を中心に回転する。この第一ギア9及び第
二ギア10とを、図12に示す。図12(a)に示される
第一ギア9は、その円盤状の外周にギア歯が形成されて
いるが、この円盤状の部分に円周方向に形成された長孔
9aを有している。長孔9aは、第一ギア9の全周にわ
たる範囲に設けられるのではなく、その一部分にのみ形
成されている。また、第一ギア9の中央には、第二ギア
10の軸心部10bが回転自在に挿通される挿入孔9b
も形成されている。
【0033】一方、図12(b)に示される第二ギア10
は、その円盤状の外周にギア歯が形成されているのは第
一ギア9と同様であり、この円盤状の部分からは突起部
10aが突設されている。また、第二ギア10の中央に
は、第一ギア9の挿入孔9bに対して回転自在に挿入さ
れる軸心部10bが形成されている。突起部10aは、
図11に示されるように第一ギア9の長孔9aの内部に
突出される。第一ギア9及び第二ギア10のギア歯数や
ギア半径は同一とされている。
【0034】上述したように、モータ7からの駆動力
は、減速ギア群8を介して第一ギア9にのみ伝達され
る。この駆動力によって第一ギア9が回転されると、長
孔9aが回転し、その両端の何れかと第二ギア10の突
起部10aとが当接する。この状態が、図12(c)又は
図12(d)に示されている。これらの状態から、減速ギ
ア群8によって第一ギア9がさらに図12(c)又は図1
2(d)中の矢印方向に回転駆動されると、突起部10a
と長孔9aの端部とが当接しているため、第一ギア9と
第二ギア10とが一緒に回転する。そして、何れかの時
点でモータ7が逆回転に移行すると、突起部10aが長
孔9aの反対側の端部と当接するまでは、第一ギア9の
みが回転駆動される。
【0035】上述した構成となっている第一ギア9及び
第二ギア10とによって、第一送りネジ機構13及び第
二送りネジ機構14を駆動する駆動ギア11が回転駆動
される。以下に、まず第一送りネジ機構13及び第二送
りネジ機構14の機構を説明した後に、駆動ギア11の
構造を説明する。
【0036】第一送りネジ機構13は、図11に示され
るように、主として第二筒体3の内部に構築されてい
る。第一送りネジ機構13は、光軸Oに平行に配された
第一送りネジ13aと、第一送りネジ13aの一端に固
定され、第一送りネジ13aと同一回転軸を中心に回転
するギア13bと、第一送りネジ13aに回転自在には
め込まれたナット部材13cとからなる。ナット部材1
3cは、その回転が規制された状態で第一筒体2に保持
されている。第一送りネジ13aの表面には、螺旋状に
ネジ溝が形成されている。第一送りネジ13aが回転す
ることによって、ナット部材13cが図11中の左右方
向に移動するので、これに伴って第一筒体2が第二筒体
3に対してスライドする。
【0037】第二送りネジ機構14も図7〜図9に示さ
れるように、第一送りネジ機構13と同様の構成を有し
ている。ただし、第二送りネジ機構14は、主としてベ
ース部4の内部に構築されており、光軸Oに平行に配さ
れた第二送りネジ14aと、第二送りネジ14aの一端
に固定されたギア14bと、第二送りネジ14aに回転
自在にはめ込まれたナット部材14cとからなる。ナッ
ト部材14cは、その回転が規制された状態で第二筒体
3に保持されている。第二送りネジ14aが回転するこ
とによって、ナット部材14cが図7〜図9中の左右方
向に移動するので、これに伴って第二筒体3がベース部
4に対してスライドする。
【0038】上述した第一送りネジ機構13及び第二送
りネジ機構14に駆動力を伝達する駆動ネジ11は、図
11に示されるように、円筒状の円筒ギア11aとこの
円筒ギア11aの内部に軸心部11cを挿入した軸心ギ
ア11bとからなる二重構造となっている。円筒ギア1
1aと軸心ギア11bとは、同一回転軸を中心に互いに
独立して回転する。
【0039】円筒ギア11aは、その外周面上に回転軸
に平行な複数のネジ溝が形成されており、これが第二筒
体3に取り付けられた中間ギア12と噛み合っている。
中間ギア12は、上述した第一送りネジ機構13のギア
13bと噛み合っている。また、円筒ギア11aは、上
述した第二ギア10とも噛み合っている。円筒ギア11
aは、モータ7の駆動力を第二ギア10から受け取り、
中間ギア12を介して第一送りネジ機構13に伝達す
る。なお、中間ギア12は、第二筒体3のスライド位置
によって、円筒ギア11aとの噛み合い位置を変えるこ
とができる。
【0040】一方、軸心ギア11bは、その中央部がギ
ア歯の形成されていない軸心部11cとされており、こ
の軸心部11cが円筒ギア11aの内部に挿入されてい
る。また、軸心部11cの両端には、それぞれギア部1
1d,11eが形成されている。ギア部11d,11e
のギア歯数やギア半径は、円筒ギア11aと同一であ
る。被写体側のギア部11dは、上述した第一ギア9と
噛み合っている。また、フィルム面側のギア部11e
は、第二送りネジ機構14のギア14bと噛み合ってい
る〔この点は図11には図示されていない。図14〜図
16の各(a)図を参照。〕。軸心ギア11bは、モータ
7の駆動力を第一ギア9からギア部11dによって受け
取り、ギア部11eによって第二送りネジ機構14に伝
達する。
【0041】上述した、第一ギア9、第二ギア10、駆
動ギア11、第一送りネジ機構13及び第二送りネジ機
構14を用いたズーミング動作とフォーカシング動作と
を図13〜図16を参照しつつ説明する。
【0042】なお、図14〜図16は断面展開図であ
る。図14〜図16の各(a)図は、図13における(a)側
のD-D線で切断した断面展開図である。また、図14〜
図16の各(b)図は、図13における(b)側のD-D線で切
断した断面展開図である。図14〜図16の各(b)図
は、その上方部分が各(a)図と同一であるため、下方部
分のみが示されている。即ち、各(a)図にはモータ7か
らの駆動力が第二送りネジ機構14に伝達される部分が
示されており、各(b)図にはモータ7からの駆動力が第
一送りネジ機構13に伝達される部分が示されている。
また、図14は鏡胴1が沈胴位置にある状態を示してい
る。図15はズーミングによって鏡胴1が望遠側停止位
置(望遠位置における初期位置)にある状態を示してい
る。図16は図15に示される望遠側停止位置からフォ
ーカンシングが行われた後の望遠側フォーカシング状態
を示している。
【0043】図14〜図16には第一ギア9及び第二ギ
ア10が図示されていないが、駆動ギア11の円筒ギア
11a及び軸心ギア11bは、それぞれ第二ギア10及
び第一ギア9によって駆動される〔図11参照〕。図1
4に示される状態から、鏡胴1を伸張させようとモータ
7が駆動されると、第一ギア9及び第二ギア10は長孔
9aと突起部10aとが当接して同一回転軸を中心にし
て共に回転し、駆動ギア11の円筒ギア11a及び軸心
ギア11bを回転させる。この結果、図14(a)に示さ
れるように、軸心ギア11bが第二送りネジ機構14の
ギア14bを介して第二送りネジ14aを回転させ、ナ
ット部材14cの移動に伴って第二筒体3がベース部4
に対して被写体方向にスライドされる。最も被写体側に
まで第二筒体3がスライドされた状態が図15(a)に示
されている。
【0044】これと同時に、図14(b)に示されるよう
に、円筒ギア11aが中間ギア12を介して第一送りネ
ジ機構13のギア13bを回転させる。ギア13bの回
転によって第一送りネジ13aが回転され、ナット部材
13cの移動に伴って第一筒体2が第二筒体3に対して
被写体方向にスライドされる。このとき、駆動ギア11
はベース部4に固定され、かつ、第一送りネジ機構13
は第二筒体3と共に被写体側に移動する。このため、中
間ギア12は円筒ギア11aとスライドしながら噛み合
うことによって、モータ7の駆動力を第一送りネジ機構
13に伝達させている。最も被写体側にまで第一筒体2
がスライドされた状態が図15(b)に示されている。さ
らに、この第二筒体3に対する第一筒体2のスライドを
利用して、上述したように、第一レンズ群5及び第二レ
ンズ群6の間の距離がズーム比に対応して変更されてい
る。
【0045】図15に示される状態は、鏡胴1の望遠側
位置における初期位置である。この状態で、ズーミング
は終了しているが、次に、フィルム面での被写体像のピ
ントを合わせるフォーカシングを行うことになる。フォ
ーカシングは、図15に示された状態の第一レンズ群5
及び第二レンズ群6を、両者間の距離を変えることなく
光軸O方向に移動させることによって行う。これは、図
15に示される位置からモータ7を逆回転させることに
よって行う。即ち、各ズーム比での初期位置はフィルム
面よりも被写体側でピントが合っているような状態に設
定されており、この位置からフォーカシングが行われ
る。
【0046】フォーカシングのためにモータ7を逆回転
させると、第二ギア10の突起部10aが第一ギア9の
長孔9aの他端側と当接するまでは、軸心ギア11bの
みが回転駆動され、円筒ギア11aは回転駆動されな
い。このため、第二ギア10の突起部10aが第一ギア
9の長孔9aの他端側と当接するまでは、図16に示さ
れるように、第二送りネジ機構14のみが駆動され、第
一筒体2及び第二筒体3とが両者間の位置関係を変える
ことなくフィルム面側にスライドされ、フォーカシング
が行われる。円筒ギア11aは回転されないので、第一
送りネジ機構13は機能せず、第二筒体3に対する第一
筒体2のスライドは行われない。このようにして、鏡胴
1が伸縮され、ズーミングとフォーカシングが行われ
る。
【0047】角形断面の鏡胴は断面が角形であるので、
鏡胴を回転させて伸縮させるヘリコイド機構を採用する
ことができない。しかし、本実施形態のように、二段階
の送りネジを用いたコンパクトな伸縮機構を構築するこ
とによって、角形断面の鏡胴であっても何らの支障なく
鏡胴を伸縮させることができる。また、円形断面の鏡胴
は周囲への部品の配置が行いにくい(無駄なスペースが
生じやすい)が、角形断面の鏡胴は周囲への部品の配置
が行いやすく、スペース効率に優れるという面がある。
このような角形断面の鏡胴に対しても適用できる本実施
形態の鏡胴は、鏡胴自身で光学機器の高密度・高集積化
に寄与するのみでなく、その周辺部品に関しても高密度
・高集積化を行いやすくすることができるという側面も
持っている。
【0048】本発明のレンズ鏡胴は、上述した実施形態
に制限されるものではない。例えば、上述した実施形態
のレンズ鏡胴においては、第一レンズ群5及び第二レン
ズ群6の二つのレンズ群によって光学系が構築された
が、三つ以上のレンズ群によって光学系が構築されても
よい。また、上述した実施形態においては、第一レンズ
群5及び第二レンズ群6の何れも、複数枚のレンズによ
って各レンズ群が構築されたが、一枚のレンズのみによ
って一つのレンズ群が構築される場合もあり得る。さら
に、請求項1又は2に記載の発明に関しては、複数のレ
ンズ群を有する場合に、その全てが第一筒体2の内部に
配設されない構成も考え得る。
【0049】また、上述した実施形態においては、第二
送りネジ機構14を駆動する第一ギア9が長孔9aを有
し、第一送りネジ機構13を駆動する第二ギア10が突
起部10aを有していた。しかし、これとは反対に、第
二送りネジ機構14を駆動するギアがピンを有し、第一
送りネジ機構13を駆動するギアが長孔を有していても
よい。さらに、本実施形態においては第一ギア9及び第
二ギア10が駆動ギア11を直接駆動したが、これらの
間に他のギアが介在しても良い。ただし、第一ギア9及
び第二ギア10によって駆動ギア11を直接駆動する構
成の方がスペース効率に優れるので好ましい。同様に、
駆動ギア11によって第一送りネジ機構13及び第二送
りネジ機構14を直接駆動する構成、あるいは中間ギア
12のように最小限のギアのみを介して駆動する構成の
方がスペース効率に優れるので好ましい。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、駆動ギ
アが円筒ギアと円筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心
ギアとからなり、円筒ギア及び軸心ギアが同一回転軸を
中心に回転し、円筒ギアが第一送りネジ機構とモータと
の間に介在し、軸心ギアが第二送りネジ機構とモータと
の間に介在するので、モータの駆動力を第一筒体及び第
二筒体に伝達する機構をコンパクトにすることができる
ので、スペース効率に優れる。また、第一筒体と第二筒
体とを、この駆動ギアを単一のモータで駆動することに
よってスライドすることができるので、この点からもス
ペース効率に優れると共に、モータが一つで済むのでコ
スト的にも優れたものとなる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、第一ギア
及び第二ギアを備え、第一ギアが軸心ギアとモータとの
間に介在し、かつ、第二ギアが円筒ギアとモータとの間
に介在し、第一ギア又は第二ギアの何れか一方が周方向
に形成された長孔を有し、他方が長孔内に突出する突起
部を有しているので、ズーミングとフォーカシングをも
一つのモータによって行うことができ、更なる高密度化
・高集積化が行え、スペース効率に優れたものとなる。
また、このようにすることによって、ズーミングだけで
なくフォーカシングをも含めて一つのモータのみを駆動
源とすることができ、コスト的にもより一層優れたもの
となる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、第一レン
ズ群と第二レンズ群とを第一筒体の内部に有し、第一レ
ンズ群に対する第二レンズ群の移動をカム機構と第一筒
体の第二筒体からの突出動作とを用いて行うように構成
されているので、ズーム比に適した両レンズ群間の距離
調節のために別途モータなどの駆動源を設ける必要がな
い。このため、コスト的にも優れたものとすることがで
き、部品点数が少なくなることから、高密度化・高集積
化を行いやすく、スペース効率に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ鏡胴の一実施形態の断面図であ
り、(a)は光軸に水平な平面での断面図、(b)は光軸に垂
直な平面での断面図。
【図2】図3〜図5の切断面を示す図1(a)相当図。
【図3】図2におけるA-A線断面図(沈胴位置)。
【図4】図2におけるA-A線断面図(広角側位置)。
【図5】図2におけるA-A線断面図(望遠側位置)。
【図6】図7〜図9の切断面を示す図1(a)相当図。
【図7】図6におけるB-B線断面図(沈胴位置)。
【図8】図6におけるB-B線断面図(広角側位置)。
【図9】図6におけるB-B線断面図(望遠側位置)。
【図10】図11の切断面を示す図1(a)相当図。
【図11】図10におけるC-C線断面展開図。
【図12】(a)は第一ギアの正面図、(b)は第二ギアの正
面図、(c)及び(d)は第一ギア及び第二ギアが重ね合わ
された状態の正面図である。
【図13】図14〜図16の切断面を示す図1(a)相当
図。
【図14】(a)は図13における(a)側D-D線断面展開図
(沈胴位置)であり、(b)は図13における(b)側D-D線
断面展開図(沈胴位置)である。
【図15】(a)は図13における(a)側D-D線断面展開図
(望遠側停止位置)であり、(b)は図13における(b)側
D-D線断面展開図(望遠側停止位置)である。
【図16】(a)は図13における(a)側D-D線断面展開図
(望遠側フォーカシング状態)であり、(b)は図13に
おける(b)側D-D線断面展開図(望遠側フォーカシング状
態)である。
【符号の説明】
O…光軸、1…鏡胴、2…第一筒体、3…第二筒体、4
…ベース部、5…第一レンズ群、6…第二レンズ群、7
…モータ、8…減速ギア群、9…第一ギア、9a…長
孔、10…第二ギア、10a…突起部、11…駆動ギ
ア、11a…円筒ギア、11b…軸心ギア、11c…軸
心部、12…中間ギア、13…第一送りネジ機構、13
a…第一送りネジ、14…第二送りネジ機構、14a…
第二送りネジ、19…カム板、20…リンク部材、20
a…ピン、20b…取付孔、20c…切欠部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系の光軸方向にスライドする第一筒
    体及び第二筒体と、前記第一筒体及び前記第二筒体を内
    部に収納し得るベース部と、前記第一筒体及び前記第二
    筒体の双方をスライドさせる駆動源となる単一のモータ
    とを備え、 前記第一筒体が前記第二筒体の内部から被写体側に突出
    可能とされ、前記第二筒体が前記ベース部の内部から被
    写体側に突出可能とされ、前記モータの駆動力によって
    前記第一筒体をスライドさせる第一送りネジが前記第二
    筒体に配設され、前記モータの駆動力によって前記第二
    筒体をスライドさせる第二送りネジが前記ベース部に配
    設されているレンズ鏡胴において、 前記モータの駆動力を前記第一筒体及び第二筒体に伝達
    する駆動ギアを備え、前記駆動ギアが円筒ギアと前記円
    筒ギアの内部に軸心部を挿入した軸心ギアとからなり、
    前記円筒ギア及び前記軸心ギアが同一回転軸を中心に回
    転し、 前記円筒ギアが前記第一送りネジと前記モータとの間に
    介在し、前記軸心ギアが前記第二送りネジと前記モータ
    との間に介在することを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 同一回転軸を中心に回転する一対の第一
    ギア及び第二ギアを備え、前記第一ギアが前記軸心ギア
    と前記モータとの間に介在し、前記第二ギアが前記円筒
    ギアと前記モータとの間に介在しており、 前記第一ギア又は前記第二ギアの何れか一方が周方向に
    形成された長孔を有し、他方が前記長孔内に突出する突
    起部を有している、請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 【請求項3】 第一レンズ群と前記第一レンズ群に対し
    て移動可能な第二レンズ群とを前記第一筒体の内部に有
    しており、前記第一レンズ群に対する前記第二レンズ群
    の移動を、前記第一筒体及び前記第二筒体の間に構築さ
    れたカム機構と前記第一筒体の前記第二筒体からの突出
    動作とを用いて行うように構成されている、請求項1又
    は2に記載のレンズ鏡胴。
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