JP2001279839A - 建築物用スペーサシート - Google Patents
建築物用スペーサシートInfo
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Abstract
スペーサシートであって、特にこれらの構成材内部に通
気用の空隙を形成するために使用されるスペーサシート
を提供する。 【解決手段】 シート基材1の片面に、高さ0.5〜
2.5mmの範囲内で均一な高さを有する突起(又は突
条)11を、100cm2当たり20〜400個(突条
では100cm幅当たり3〜25本)の割合で有するこ
とを特徴とする。
Description
根、床等に使用されるスペーサシートに関し、特に、こ
れらの構成材内部に通気用の空隙を形成するために使用
されるスペーサシートに関する。
等のビル、一般住宅用家屋、その他各種の建築物の壁、
床、屋根等は、断熱性を高めるために、内部に硬質発泡
ポリウレタンボード、発泡ポリスチレンボード、発泡ポ
リエチレン、グラスウール、石膏ボード、その他各種の
断熱材を埋込み、これら断熱材の外側に外壁材、下側に
下床材、上側に屋根材等を取り付けて構成するが一般的
である。
に比較して透湿抵抗の高い外壁材や屋根材等とが密着し
てしまうと、建築物内側の高い湿気が壁や屋根等の内部
を通って側に放出される際に、この密着部で湿気の流れ
が遮断される。この遮断され、滞留した湿気は、特に冬
季において、低温の外気で冷却され、凝縮し、結露とな
って、断熱性能を低下させるばかりでなく、壁や屋根等
の内部構成材はもとより、これらの外部構成材をも腐食
させ、建築物自体の耐久性を低下させる要因ともなる。
材内面の水蒸気量を上昇させないことが重要であり、従
来より、断熱材の外側に通気胴縁を取り付け、その外側
に外壁材や屋根材を取り付ける等の工法で、湿気を外部
に放出している。このように、壁や屋根等の内部の結露
を防止するための工法あるいは用材として、従来から各
種のものが開発され、実用されているが、一層簡便な技
術の開発が望まれている。
のであって、壁や屋根等の内部での結露の発生を未然に
防ぐために、壁や屋根等の内部の通気性を簡便に確保す
ることができる用材として、特定構造のスペーサシート
を提供することを目的とする。
記目的を達成するために、片面に、高さ0.5〜2.5
mmの範囲で均一な高さを有する突起あるいは突条を、
突起の場合は100cm2当たり20〜400個、突条
の場合は100cmの幅内に3〜25本の割合で有する
ことを特徴とする。この突起又は突起は、予め作製した
基材シートの片面に、形成するものであってもよい。
ト状物の片面に設けられる突起又は突条により、断熱材
と、外壁材(外装材)や内壁材(内装材)、あるいは屋
根材(外装材)等の間に隙間が形成され、この隙間によ
り良好な通気性が確保される。また、シート状物の他面
に接着剤あるいは粘着剤層(以下、単に接着剤層と記
す)、その上に離型紙等の離型性担体を設けることがで
き、スペーサシートの施工に際して接着剤の塗布等の工
程が不要となり、施工性が良好となる。
脂を原料としてTダイ押出機等によりシート状に押し出
し、エンボス加工等で突起や突条を成形(すなわち、突
起や突条を有する形態のシートとして成形)する方法
や、特定構造のプレス型を使用してシート状物をプレス
成形する方法等により作製することもできるが、次のよ
うな理由により、予めシート基材を成形しておき、この
シート基材上に突起や突条を形成して作製する方法が好
ましい。
や突条を形成する合成樹脂の原料が柔らかいと、突起や
突条が潰れて、壁や屋根等内部での通気性の確保が不可
能となるため、ある程度の硬度を有する合成樹脂原料を
必要とするが、合成樹脂原料が硬いと、長尺のシート状
物を巻き取ることができなくなり、取扱上不便となる。
従って、シート基材は、柔らかい合成樹脂原料で長尺物
として作製し、このシート基材上に硬い合成樹脂原料で
突起や突条を形成する方法が好適となる。以下、この好
ましい作製方法によるスペーサシートについて詳述す
る。
ート状物あるいはフィルム状物であって、その厚さ(突
起や突条が無い平坦部における厚さ)は、スペーサシー
トを使用する外装材等の大きさや使用箇所等によって異
なるため、一概には決められないが、一般住宅用家屋の
場合は、一般には、0.03〜0.5mm程度が好適で
ある。薄すぎると、柔らかくなる傾向があり、取扱性が
低下して施工が困難となり、厚すぎると、柔軟性が無く
なり、やはり施工が困難となるばかりか、施工箇所の容
積が大きくなったり、材料コストが高騰する等の問題が
生じる。
に使用されるシート材の素材と同様のものが使用でき、
例えば、塩化ビニルモノマーの単独重合体、塩化ビニル
モノマーと他のモノマーとの共重合体等の塩化ビニル系
樹脂;エチレンモノマーの単独重合体、エチレンモノマ
ーと他のモノマーとの共重合体、プロピレンモノマーの
単独重合体、プロピレンモノマーと他のモノマーとの共
重合体、その他のオレフィン系樹脂;エステル系樹脂;
紙;不織布;これらの積層体等を挙げることができる。
なかでも、耐候性、平坦性、透湿性等の点で、ポリ塩化
ビニル、ポリエステル等が好ましい。上記の合成樹脂素
材には、必要に応じて、可塑剤、各種安定剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、発泡剤、充填剤、顔料等が添加され
る。
突条は、高さを0.5〜2.5mmとする。高さが十分
でないと、断熱材と外壁材や屋根材等との間に良好な通
気性を確保するための十分な隙間を形成することができ
ず、高すぎると、突起や突条が壊れたり脱落し易くなる
ばかりでなく、スペーサシートが厚くなり、スペーサシ
ート自体の取扱性が低下する。
設ける突起の数量に応じて適宜選定すればよく、スペー
サシートの全面積に対して、全突起の底面積の合計が5
〜80%程度になるように選定することが好ましい。全
突起の底面積の合計が小さすぎると、スペーサシートと
して施工した後に、1つの突起に大きな負荷が掛かりす
ぎ、突起が破壊したり脱落し易くなり、大きすぎると、
所望の通気性が確保できなくなることがある。
トにおいて、1N/cm2の圧力を垂直方向に掛けた場
合に、突起又は突条の元の高さの60〜99%の高さが
確保できる程度とすることが好ましい。軟らかすぎる
と、断熱材と外壁材や屋根材等との間に良好な隙間を形
成することができなくなる場合があり、硬すぎると、突
起や突条が壊れ易くなるばかりでなく、シート基材を湾
曲させたときに突起又は突条がシート基材から脱落する
虞れがあり、施工性が低下する。
cm2当たり20〜400個、突条で100cm幅当た
り3〜25本とする。少なすぎる(低密度である)と、
断熱材、外壁材あるいは屋根材等と密着する箇所が生じ
ることがあり、良好な通気性を確保するための十分な隙
間を形成することができず、多すぎ(高密度であっ)て
も、断熱材、外壁材あるいは屋根材等との間に良好な通
気性を確保するための十分な隙間を形成することができ
ない。
円形、楕円形、四角形、その他適宜の形状であり、側面
視で三角形、四角形、台形、半円形、半楕円形、その他
適宜の形状であってよい。突条の形状も、特に制限され
れず、断面が三角形、四角形、台形、半円形、半楕円
形、その他適宜の形状であってよい。
と同じであっても、異なっていてもよい。突起又は突条
を形成するに際しての、また形成後の突起又は突条の性
状からの、好ましい素材としては、塩化ビニル系樹脂や
アクリル系樹脂のプラスチゾルが挙げられる。
ビニル系樹脂に可塑剤を添加し、必要に応じて各種安定
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、架橋剤、発泡剤、充填
剤、顔料等を添加し、攪拌混練することにより調製され
る。この塩化ビニル系樹脂としては、上記のシート基材
の塩化ビニル系樹脂と同様の塩化ビニルモノマーの単独
重合体、塩化ビニルモノマーと他のモノマーとの共重合
体等であり、重合方法としては、乳化重合法、サスペン
ジョン重合法、マイクロシード重合法等があり、好まし
くは乳化重合法である。
可塑剤としては、通常の塩化ビニル系樹脂に使用される
一般の可塑剤であってよく、好ましくは突起又は突条の
成形後に該突起又は突条の表面に滲み出るブリード現象
が少なく、しかも塩化ビニル系樹脂との相溶性のよいも
のであって、例えば、ジ−2−エチルヘキシルフタレー
ト(DOP)、ジイソノニルフタレート(DINP)、
ジイソデシルフタレート(DIDP)、ジブチルフタレ
ート(DBP)、ブチルベンジルフタレート(BB
P)、ジウンデルフタレート(DUP)等に代表される
フタル酸エステル系可塑剤;トリオクチルトリメリテー
ト(TOTM)等に代表されるトリメリット酸系可塑
剤;等であり、これらの可塑剤は、各々単独で使用して
もよいし、2種以上を組合せて使用することもできる。
ないが、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し40〜1
50重量部程度である。少なすぎると、プラスチゾルの
流動性が低下し、突起又は突条の形成が困難となり、多
すぎると、プラスチゾルの流動性が高くなりすぎて、や
はり突起又は突条の形成が困難となるばかりか、形成さ
れる突起又は突条が柔らかすぎて突起又は突条が潰れ易
くなる上、突起又は突条表面からのブリードが多くな
り、施工時はもとより施工後にも悪影響を及ぼす。
防止剤、紫外線吸収剤、架橋剤、発泡剤、充填剤、顔料
等は、通常の塩化ビニル系樹脂に使用される一般的なこ
れら添加剤(なお、塩化ビニル系樹脂の分解抑制剤とし
ての亜鉛や各種金属石鹸等も含まれる)であってよく、
またこれらの添加量も、通常の塩化ビニル系樹脂に添加
される一般的な量であってよい。
剤、各種添加剤とを均一に攪拌混練する手段としては、
通常の塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルを調製する際に
使用されるものがそのまま使用でき、例えば、ホモミキ
サー、デイゾルバー等の攪拌機が挙げられる。また、攪
拌混練時に空気の混入で生成した気泡は、減圧により脱
泡することができるし、未分散物や異物は、濾過により
除去することもできる。
ル系樹脂に可塑剤を添加し、必要に応じて各種安定剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、架橋剤、発泡剤、充填剤、
顔料等を添加し、攪拌混練することにより調製される。
(1)〜(3)に挙げるモノマーの共重合体が挙げられ
る。 (1)メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチ
ル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレ
ート、t−ブチル(メタ)アクリレート、エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレー
ト、デシル(メタ)アクリレート等のアルキル基の炭素
数が1〜13の(メタ)アクリル酸アルキルエステルか
ら選ばれる少なくとも1種の(メタ)アクリレートモノ
マー; (2)(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸等
の不飽和カルボン酸から選ばれる少なくとも1種のモノ
マー; (3)上記(1)、(2)と共重合可能な、エチレン、
アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、N−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、スチレン、α−メ
チルスチレン、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシピロピル(メタ)アクリレート、エチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、グリ
シジル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレ
ート等のモノマー;
比率は、特に制限しないが、(1)のモノマーが少なく
とも70重量%であることが好ましく、場合によっては
(1)のモノマーの単独重合体であってもよい。なお、
この少なくとも70重量%中の(1)のモノマーは、
(1)の中から選ばれる1種であってもよいし、2種以
上を組合せたものであってもよく、また単独重合体中の
(1)のモノマーは、(1)の中から選ばれる1種
((1)のモノマーのホモポリマー)であってもよい
し、2種以上を組合せたもの((1)のモノマーのコポ
リマー)であってもよい。
は、どのような方法でもよいが、上記の単独重合体や共
重合体のペーストプラスチゾルを得ることができるエマ
ルジョン重合法が特に適している。このエマルジョン重
合法の操作方法も、通常のエマルジョン重合法の操作方
法と同様であるが、一般には、一括仕込み法、モノマー
滴下法、エマルジョン滴下法、シード法等が挙げられ
る。
合の安定性、エマルジョン粒子の大きさ、化学的安定
性、機械的安定性、凍結安定性、不飽和カルボン酸との
共重合性、生成ポリマーの塗工性等の点から、添加する
重合開始剤、界面活性剤、塩類の種類や量、モノマーの
添加法、pH等を考慮することが好ましい。特に、重合
度を調整するには、界面活性剤の選定に注意を払い、ノ
ニオン系界面活性剤を中心に数種類の界面活性剤を組合
せて使用することが好ましい。
状にされ、この粉末状樹脂の表面に少量の界面活性剤が
残存し、この残存界面活性剤が該樹脂をプラスチゾルに
したときの流動性に大きな影響を与える。上記のノニオ
ン系界面活性剤であれば流動性は余り阻害しないが、添
加量は少ない方が望ましい。できれば、界面活性剤の添
加を必要とせずに、重合度を調整することができる重合
法を採用することが好ましい。
塑剤としては、通常のアクリル系樹脂プラスチゾルを調
製する際に使用される一般的な可塑剤であり、好ましく
は突起又は突条の成形後に該突起又は突条の表面に滲み
出るブリード現象が少なく、しかもアクリル系樹脂との
相溶性のよいものであって、例えば、ジメトキシエチル
フタレート(DMEP)、ジブチルフタレート(DB
P)、ジオクチルフタレート(DOP)、ジイソノニル
フタレート(DINP)、ブチルベンジルフタレート
(BBP)等が挙げられる。
ないが、本発明に要求される物性や加工適性(突起又は
突条形成性)等の点から、アクリル系樹脂100重量部
に対し70〜200重量部程度、好ましくは80〜12
0重量部程度である。少なすぎると、プラスチゾルの流
動性が低下し、突起又は突条の形成が困難となり、多す
ぎると、プラスチゾルの流動性が高くなりすぎて、やは
り突起又は突条の形成が困難となるばかりか、形成され
る突起又は突条が柔らかすぎて突起又は突条が潰れ易く
なる上、突起又は突条表面からのブリードが多くなり、
施工時はもとより施工後にも悪影響を及ぼす。
リル系樹脂は塩化ビニル系樹脂に比べて分子構造が安定
であるため、塩化ビニル系樹脂の場合に使用される分解
抑制剤としての亜鉛や各種金属石鹸等は不要)、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、架橋剤、発泡剤、充填剤、顔料等
は、通常のアクリル系樹脂に使用される一般的なこれら
添加剤であってよく、またこれらの添加量も、通常のア
クリル系樹脂に添加される一般的な量であってよい。
各種添加剤とを均一に攪拌混練する手段としては、通常
のアクリル系樹脂のプラスチゾルを調製する際に使用さ
れるものがそのまま使用でき、例えば、上記した塩化ビ
ニル系樹脂プラスチゾルの場合と同様のホモジミキサ
ー、ディゾルバー等の攪拌機が挙げられる。また、塩化
ビニル系樹脂プラスチゾルの場合と同様に、攪拌混練時
に空気の混入で生成した気泡は、減圧により脱泡するこ
とができるし、未分散物や異物は、濾過により除去する
こともできる。
予め成形しておき、このシート基材の片面に突起又は突
条を形成する方法で作製されるが、このシート基材の成
形方法は、特に制限せず、一般的なシートの成形方法が
そのまま採用できる。また、シート基材に突起又は突条
を形成するに際し、シート基材と突起又は突条との密着
性を良好にするために、シート基材の表面に、僅かな凹
凸を設け(砂目状の表面とし)たり、コロナ放電処理や
プライマー処理等をしてもよい。
例を、図面を参照して説明する。図1(A),(B)
は、ロータリースクリーン印刷装置100を用いて、予
め成形した長尺のシート基材1の片面に突起11を形成
する方法を模式的に示す図である。図1(A)におい
て、先ず、シート基材1は巻き出され、ガイドロール2
によりロータリースクリーン印刷装置100に送られ、
該装置100を構成しているメッシュロール3とバック
アップロール4の間に挿入される。このロータリースク
リーン印刷装置100は、図1(B)に示すように、メ
ッシュロール3の内部に注入された塩化ビニル系樹脂ま
たはアクリル系樹脂のプラスチゾルPを、メッシュ31
を通して上記のシート基材1上に供給する方式のもので
ある(なお、図中の5は、スキージブレードを示してい
る)。
のメッシュロール3とバックアップロール4の間に挿入
されたシート基材1は、その片面に、メッシュロール3
のメッシュ31を通して、プラスチゾルPが供給され、
このプラスチゾルPにより突起11が形成(印刷)され
ることとなる。
や形状は、メッシュロール3のメッシュ31の寸法や形
状、あるいはプラスチゾルの粘度等を適宜調整すること
により、本発明の範囲内のものに調整することができ
る。例えば、三角錐状の突起11は、メッシュ31をロ
ール3の内部側で細く、外部側で太い言わば逆三角錐状
(すなわち、末広がり状)にすることで形成でき、角柱
状の突起11は、メッシュ31をロール3の内・外部側
で同一の寸法とすることで形成できる。そして、このよ
うな形状のメッシュ31の上端部(ロール3の外部側)
の寸法を調整することで、突起11の底面積を本発明の
範囲内のものに調整することができ、メッシュ31の上
端と下端との間の距離(メッシュ31の長さ《ロール3
の厚さ》)を調整することで、突起11の高さを本発明
の範囲内のものに調整することができる。
置100で突起11が形成されたシート基材1は、続い
て加熱炉6に送られて突起11(プラスチゾルP)の加
熱ゲル化が行われ、次いで冷却固化されて製品シート
(本発明のスペーサシート)となり、巻き取られる。
ン印刷装置200を用いて、予め成形した短尺のシート
基材(長尺のシート基材を裁断したもの)1の片面に、
同図では図示を省略するが、突起11を形成する方法を
模式的に示す図である。同図(A)において、先ず、シ
ート基材1は、メッシュスクリーン印刷装置200の台
7上に載置され、このシート基材1上に該装置200の
メッシュスクリーン8が被せられる。
基材1上に被せた状態で、メッシュスクリーン8の一端
部上に、塩化ビニル系樹脂またはアクリル系樹脂のプラ
スチゾルPを置く。このプラスチゾルPは、図面に対し
左右方向に移動可能なスキージ9を矢印α方向に移動さ
せることにより、スクリーン8上に流延され、かつメッ
シュ81を通してシート基材1上に供給されて、図示省
略の突起11を形成する。
や形状は、図1の場合と同様に、メッシュスクリーン8
のメッシュ81の寸法や形状を適宜調整することによ
り、本発明の範囲内のものに調整することができる。
200で突起11が形成されたシート基材1は、図1の
場合と同様に、加熱炉6に送られて突起11(プラスチ
ゾルP)の加熱ゲル化が行われ、製品シート(本発明の
スペーサシート)となる。なお、上記のようにしてシー
ト基材1の片面に突起11を形成して製品シートにした
後、この製品シートを反転させて再び上記の工程(すな
わち、メッシュスクリーン印刷装置200で突起11を
形成し、続いて加熱炉6で突起11を加熱ゲル化する工
程)に付せば、他方の面にも突起11を形成することが
でき、両面に突起11を有する製品シート(本発明のス
ペーサシート)を得ることができる。
一例として、図示は省略するが、ノズルを用いて、シー
ト基材上にプラスチゾルを連続滴下して突条を形成し、
これを加熱ゲル化する等の方法によっても本発明のスペ
ーサシートを得ることができる。この場合、ノズルの形
状や寸法、あるいはプラスチゾルのノズルからの滴下速
度(プラスチゾルの粘度や、プラスチゾルのノズルから
の押出圧力等)等を調整することによって、突条の形状
や大きさを調整することができる。
面に接着剤層と、この上に離型紙を設けることができ
る。この接着剤は、本発明のスペーサシートを外装材や
断熱材等に貼り付けるためのものであって、本発明のス
ペーサシートと外装材や断熱材等とを強固に接着できる
ものが使用できる。例えば、ゴム系、アクリル系、ホッ
トメルト系の接着剤が使用でき、これらゴム系、アクリ
ル系の接着剤は、溶剤型、エマルジョン型、無溶剤型の
どれでも使用できる。また、接着剤層は、シート基材1
に接着剤を直接塗布して設けてもよいし、離型性の有る
基材に接着剤を塗布したものをシート基材1に圧着転写
して設けてもよい。更に、突起11を形成する前または
後のいずれで設けてもよい。
トにおいては、次のような作用・効果を得ることができ
る。すなわち、特に冬場においては、室内の湿気(水蒸
気量)が室外より高くなり、室内の水蒸気が内装材から
外側に漏れないようにすれば、内装材と外装材との間の
水蒸気量は上昇しないので、冷却による結露は発生し難
いが、現実には、水蒸気は、内装材側の材料自体及びそ
の継ぎ目等から外側に漏れて、断熱材の外側付近の外気
温に近い部分では、飽和水蒸気量を上回り、結露を発生
する。本発明のスペーサシートを、通気性のない外装材
(金属薄板等)と断熱材との間に挿入しておけば、室内
側の断熱材を透過して来る水蒸気は、突起や突条で形成
される隙間を通して外装材の上端部や下端部に設けられ
る開口部から外部へ放出されるため、断熱材中の水蒸気
量が低減し、外気温に近い外装材が飽和量の水蒸気の堰
となることはない。このように、本発明のスペーサシー
トを使用すれば、極めて簡単に結露防止用の壁や屋根を
構成することができる等の作用・効果を得ることができ
る。
ート基材1に、図1に示す方法で、表1に示す配合のア
クリル系樹脂プラスチゾルPにより、平面視が円形で、
側面視が半楕円形の突起11を形成した。なお、加熱炉
6としては熱風炉を使用し、加熱条件は150℃で3分
間とした。また、突起11形成後に、シート基材1の裏
面にアクリル系接着剤を転写法により塗工し、該接着剤
上に離型紙を積層した。
さが1.5mm、全突起の底面積の合計がスペーサシー
トの全面積に対して15%であり、設置密度は100c
m2当たり90個であった。また、このスペーサシート
に、垂直方向に1N/cm2の圧力を掛けたときの突起
の高さは元の高さの65%であった。このスペーサシー
トを、金属外壁材の裏面に、離型紙を剥がして貼り付
け、この外壁材を柱等に固定した後、外壁材の裏面側
(突起)に、平板状の発泡ポリエチレン断熱材を接着剤
により貼り付けた。この結果、外壁材と断熱材の間に
は、外壁材の上端から下端に渡って十分な通気性が確保
でき、外壁材が水蒸気の堰とならないようにすることが
できた。また、夏場においては、この通気性により、熱
くなった外壁材を冷却する効果を得ることもできる。
にゴム系接着剤を塗布し、該接着剤上に離型紙を積層し
た。このシート基材1の他面に、図3に示すように、図
1に示す方法で、表2に示す配合のアクリル系樹脂プラ
スチゾルPにより、平面視が円形で、側面視が半楕円形
の突起11を形成した。なお、加熱炉6は熱風炉を用
い、加熱条件は90℃で3分間とした。
さが0.6mm、全突起の底面積の合計がスペーサシー
トの全面積に対して15%であり、設置密度は100c
m2当たり90個であった。また、このスペーサシート
に、垂直方向に1N/cm2の圧力を掛けたときの突起
の高さは元の高さの85%であった。このスペーサシー
トを、突起側で平板状の発泡ポリエチレンボードに、接
着剤により貼り付けて、接着剤付き断熱材を作製した。
この断熱材を発泡ポリエチレンボード側で柱等に固定し
た後、スペーサシート裏面の離型紙を剥がし、その面に
合成樹脂外壁材を貼り付けた。この結果、外壁材と断熱
材の間には、外壁材の上端から下端に渡って十分な通気
性が確保でき、外壁材が水蒸気の堰とならないようにす
ることができた。また、夏場においては、この通気性に
より、熱くなった外壁材を冷却する効果を得ることもで
きる。
81が200個/100cm2設けられた厚さ2mmの
アルミニウム板を用いたメッシュスクリーン印刷装置2
00により、図2に示す方法で、目付量60g/m2の
不織布をシート基材1とし、表3に示す配合の塩化ビニ
ル系樹脂プラスチゾルPにより、図3に示すような平面
視が円形で、側面視が半楕円形の突起11を形成した。
なお、加熱炉6は熱風炉を用い、加熱条件は180℃で
2分間とした。
さが1.8mm、全突起の底面積の合計がスペーサシー
トの全面積に対して39%であり、設置密度は100c
m2当たり200個であった。また、このスペーサシー
トに、垂直方向に1N/cm2の圧力を掛けたときの突
起の高さは元の高さの90%であった。このスペーサシ
ートは、通気性のある不織布を使用したため、突起側で
ない不織布側で、硬質発泡ポリウレタンボードに接着剤
により貼り付けて、突起付き断熱材を作製した。この断
熱材を硬質発泡ポリウレタンボード側で垂木等に載置・
固定し、突起側の上に金属屋根材を載置・固定した。こ
の結果、屋根材と断熱材の間には、屋根材の一方側端か
ら他方側端に渡って十分な通気性が確保でき、屋根材が
水蒸気の堰とならないようにすることができた。また、
夏場においては、この通気性により、熱くなった屋根材
を冷却する効果を得ることもできる。
シートによれば、建築物の壁内部や屋根内部等に通気用
の空隙を形成するための簡便な用材として好適であり、
この空隙により、壁や屋根、あるいは断熱材等での結露
の発生を未然に防ぐことができる。
様例を模式的に示す図であり、(A)が全体図、(B)
がその一部説明図である。
態様例を工程順に模式的に示す図であり、(A)がシー
ト基材をメッシュスクリーン印刷装置に載置した態様、
(B)がプラスチゾルをシート基材上に移行させる態様
をそれぞれ示す。
側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 片面に、高さ0.5〜2.5mmの範囲
内で均一な高さを有する突起を、100cm2当たり2
0〜400個の割合で有することを特徴とする建築物用
スペーサシート。 - 【請求項2】 片面に、高さ0.5〜2.5mmの範囲
内で均一な高さを有する互いに平行な突条を、100c
mの幅内に3〜25本の割合で有することを特徴とする
建築物用スペーサシート。 - 【請求項3】 基材シートの片面に、突起又は突条を形
成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の建築
物用スペーサシート。
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