JP2001278129A - 乗用型作業機の運転部構造 - Google Patents

乗用型作業機の運転部構造

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JP2001278129A
JP2001278129A JP2000095550A JP2000095550A JP2001278129A JP 2001278129 A JP2001278129 A JP 2001278129A JP 2000095550 A JP2000095550 A JP 2000095550A JP 2000095550 A JP2000095550 A JP 2000095550A JP 2001278129 A JP2001278129 A JP 2001278129A
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Muneyuki Kawase
宗之 河瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体貯留タンクの配置位置を機体上に形成さ
れているスペースに配置し、機体のコンパクト化を行
う。 【解決手段】 運転部のステップ8とハンドル塔9とを
樹脂材のブロー成形によって一体成形とするとともに、
ブロー成形によって中空に構成された前記ステップの中
空部分を液体の貯留タンク8gとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインや各種
収穫機など乗用型作業機の運転部構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記運転部構造としては、部品点数、及
び組付工数の節減、並びに軽量化を促進するために、運
転部のステップと、その周囲の壁状部であるハンドル
塔、並びにエンジンカバーの前壁部とをブロー成形によ
り一体成形することが本出願人によって先に提案されて
おり、燃料タンクは機体の別箇所に配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成においては、
機体に必要な燃料を貯留しておくためのタンクを用意
し、また、このタンクを機体に配置するスペースも確保
しなければならないものであり、機体のコンパクト化や
貯留量の増大化を妨げる一因となっていた。
【0004】本発明は、液体貯留タンクの配置位置を、
ブロー成形によって成形されるステップの中空箇所を有
効に利用することで、液体貯留タンクの配置スペースを
確保する必要がない、或は小さな配置スペースを確保す
るだけでよいものとして、機体のコンパクト化や貯留量
の増大化等を可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の記載
にかかる特徴構成は、運転部のステップと、このステッ
プに隣接する壁状部とを樹脂材のブロー成形によって一
体成形とするとともに、ブロー成形によって中空構造に
構成された前記ステップの中空部分を、液体貯留タンク
としてあることを特徴とする。
【0006】〔作用〕上記構成によると、ステップと隣
接した壁状部とをブロー成形により一体的に成形すると
ともに、ブロー成形することによって得られたステップ
の中空箇所を、燃料や作動油等の液体の貯留が可能なタ
ンクとして構成し、別途に液体を貯留するためのタンク
を設ける必要がなくなる、或は設ける必要な場合でも小
さなタンクで済むようになる。
【0007】〔効果〕一体連結により連結に必要なコス
トを低減できる。また、ステップの中空箇所をタンクと
して利用したことによって、タンクを別に製造する必要
がなくなるとともに、タンクの配置スペースの必要な
い、或は小さなスペースで良いものとなり、機体のコン
パクト化、並びにコスト削減を行いやすくなった。
【0008】〔構成〕請求項2の記載にかかる特徴構成
は、請求項1に記載のものにおいて、前記壁状部が、前
記ステップ前部に立設されるハンドル塔であることを特
徴とする。
【0009】〔作用〕上記構成によると、ステップとハ
ンドル塔とをブロー成形によって一体的に成形すること
によって、連結するための部材が必要なくなりコストを
削減することができる。また、他部材によりハンドル塔
を強固に位置固定させる場合にも簡易なもので済ませる
ことができる。
【0010】〔効果〕よって、ステップとハンドル塔と
の連結を安価に構成することができた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。乗用型作業機の一例としてのコ
ンバインの側面図が図1に、このコンバインの平面図が
図2に示されている。このコンバインは、クローラ走行
装置1で走行する機体2の前面に、2条の刈取りを行う
刈取り前処理部3を昇降自在に連結するとともに、機体
2上の左側に脱穀装置4を、また機体2上の右側に運転
部5、及びアンローダ6付きの穀粒タンク7、等をそれ
ぞれ搭載配備して構成されている。
【0012】前記運転部5には、エンジン10の搭載部
と重複して配備されており、ステップ8、このステップ
8の前端に起立連接されたハンドル塔9、ステップ8の
後方において横向きに配置された水冷式のエンジン10
を覆うエンジンカバー11、このエンジンカバー11の
上面に装着された運転座席12、ハンドル塔9の左側か
ら運転座席12の左横側にわたって配備された操作盤1
3、及び操作盤13の下方においてハンドル塔9の左側
端部とエンジンカバー11の左側端部とをつなぐ側板1
4等を備えている。なお、操作盤13には、走行用変速
レバー15、作業用のクラッチレバー16類、メーター
パネル17等が備えられるとともに、ハンドル塔9の右
端にはステアリングレバー18が備えられている。この
ステアリングレバー18は、十字操作可能に構成されて
おり、左方または右方への揺動操作によって、揺動操作
された側のクローラ走行装置1の速度を落として機体を
レバー操作方向に操向するように構成されるとともに、
前方向への揺動操作によって刈取り前処理部3を下降さ
せ、後方への揺動操作によって刈取り前処理部3を上昇
させるように構成されている。
【0013】前記エンジンカバー11は、上壁部21
と、前壁部22と、後壁部23と、横壁部24とによっ
て、機体内方に向けて開放された箱型に構成されてお
り、前壁部と横壁部を介して介して取り入れた外気をエ
ンジン10搭載部に取り入れてラジエータ19を冷却す
るように構成されている。
【0014】ここで、前記ハンドル塔9、ステップ8、
エンジンカバー11の前壁部22、及びエンジンカバー
11の上壁部21は、それぞれがブロー成形によって一
体化された壁状の中空体であり、互いをつなぐ境界部が
屈曲変形可能な薄肉のヒンジ部25で構成されている。
そして、4個の中空体をヒンジ部25でつないだブロー
成形品は、図8、図9( イ) 、及び図10に示すよう
に、全体が偏平な展開状態で成形され、成形後にヒンジ
部25を所定の使用姿勢に折り曲げられるものである。
【0015】図14〜図16に示すように、ステップ8
の前端辺に沿って立設される前記ハンドル塔9の上半部
には、中空構造のループハンドル部9Aが一体成形され
るとともに、下半部には、ループハンドル部9Aの両下
端に連通する中空構造の壁部9Bが形成されている。そ
して、壁部9Bの上端部には、上端面が偏平で前後に厚
いパネル部9Baが形成されるとともに、このパネル部
9Baの下方において壁部9Bの前面が周部を除いて広
く凹入されている。また、壁部9Bの前面に広く形成さ
れた凹入部9Bbの正面から見た左上部位に、パネル部
9Baの端部に連通開放された凹部9Bcが形成され、
ここに、前記ステアリングレバー18を備えたステアリ
ング操作装置20が係入装着されている。前記凹入部9
Bbを囲むU字状の周部には、壁部9Bの前面に脱着可
能に装着される化粧カバー26の周縁を位置決め係入す
る凹溝9Bdが形成されている。また、前記凹入部9B
bの内部には、この凹入部9Bbを正面から見て左下か
ら右上に亘ってほぼ対角状に横断する隆起部9Beが形
成されて、壁部9B前面が補強されるとともに、凹入部
9Bbの正面から見た右下部位には、ステアリング操作
装置20から延出された操作ワイヤ20aを挿通する開
口9Bfが後加工によって形成されている。尚、壁部9
Bの後面には、浅い凹入部9Bgが形成されており壁部
9B後面が補強されているとともに、運転席側から見て
右側の下方に機体停止用のペダル(図示せず)が、ぶら
下げ支持されている。この機体停止用のペダルに連接さ
れている操作ワイヤ(図示せず)はハンドル塔の前面か
ら出ており、ステアリング操作装置20からの操作ワイ
ヤ20aと同様にハンドル塔の右下部位に設けられてい
る開口9Bfに挿通されている。
【0016】図12,図13に示すように、ステップ8
は、その上面に滑り止め用および補強用の凹凸パターン
が形成されるとともに、上壁8aと下壁8bとを局部的
に繋ぐ複数の部分接続部8cが分散して形成されて、運
転者の重量に耐える強度が確保されている。また、ステ
ップ8の前端部に前上がりの幅狭部8dが形成されると
ともに、ハンドル塔9の基部には、前記幅狭部8dを嵌
入可能な凹部9Cが形成されており、ハンドル塔9をヒ
ンジ部25を介して起立屈曲させた際、幅狭部8dが凹
部9Cに嵌入されることで、ハンドル塔9の起立姿勢が
安定するようになっている。また、このステップ8の底
部の左右を凹形成するとともに、この箇所を機体フレー
ム34によって支持しており、ステップ8にかかる荷重
を確実に機体フレーム34で受け止め支持するよう構成
されている。そして、ブロー成形によって形成されたス
テップ8の中空部分を燃料を貯留するための燃料タンク
部8gとしており、上壁8aの前部に燃料を供給する補
給口8hが形成されているとともに、この補給口8hを
塞ぐ蓋体39を備え付けてある。なお、図示しないがエ
ンジン10側とは ステップ8の底部の前端付近から機
体後方に延出された補給パイプによって連通接続されて
いる。
【0017】図20に示すように、ステップ8の後端辺
に沿って起立される中空の前記前壁部22は、起立状態
においてその下端角部22bがステップ8の上面に接当
して起立限界となるよう形成されている。また、図19
に示すように、エンジンカバー11の上壁部21の前端
辺に沿って折り下げられる前壁部22は、折り下げ状態
においてその上端面22cが上壁部21の前端下面に接
当して折り曲げ限界となるよう形成されている。
【0018】そして、この前壁部22の右の側辺には他
部材取付け用のフランジ22aが突設されるとともに、
上壁部21の右側辺にもフランジ21aが突設されてお
り、これらのフランジ22a,21aに横壁部24が連
結されるようになっている。
【0019】前記前壁部22の前面には、ブロー成形後
の加工により形成された防塵構造の外気取入れ口27が
設けられるとともに、前壁部22の横側面にはブロー成
形後の加工によって開口28が設けられ、前記外気取入
れ口27から導入した外気を、この開口28を介して横
壁部24内に導くよう構成されている。また、横壁部2
4の外面には、ブロー成形後の加工により形成された外
気取入れ口29が設けられるとともに、その外気取入れ
口29を覆う防塵カバー30が配備され、防塵カバー3
0の周囲に形成された間隙sから取り入れた外気と前壁
部22の外気取入れ口27からの外気とを合流して、エ
ンジンルーム内のラジエータ19に供給するように構成
されている。
【0020】図17および図18に示すように、上壁部
21の内壁21cは局部的に上方に凹入されて外壁21
bに接続され、外壁21bと内壁21cとを局部的につ
なぐ多数の部分接続部21dが分散して形成されて、運
転者の着座荷重に耐える強度が確保されるとともに、内
壁21cにエンジンルーム内に向かう多数の凹部が形成
されることで、エンジン騒音を吸収減衰することが可能
となっている。なお、この部分接続部21dを不規則に
分散形成したり、それぞれの大きさを異ならせること
で、エンジン騒音の吸収減衰機能を一層高めることが可
能となる。また、上壁部21の後辺と右側辺とに亘って
断面積の大きい周縁部21eが形成されており、ブロー
成形時に、この周縁部21eが断面積の大きいエアー通
路となって、成形が容易に行われる。
【0021】前記横壁部24と後壁部23とは、ブロー
成形によって一体に成形されるとともに、屈曲可能な薄
肉のヒンジ部31でつながれており、このヒンジ部31
を介して屈曲した後に、横壁部24を前壁部22と上壁
部21にボルト等で連結するとともに、後壁部24の上
縁を上壁部21の後端辺にボルト等で連結することで、
機体内方に開放された箱形のエンジンカバー11が構成
されるようになってる。なお、上壁部21の後部上面に
は、外気取入れ用のダクト32が付設され、このダクト
32に形成された防塵構造の外気取入れ口33から取り
入れた外気も横壁部24内に導入されてラジエータ19
の冷却に利用されるようになっている。また、エンジン
ルーム内のエアークリーナ43の吸気口43aは、横向
きの支点xと略同じ高さに配置されて横壁部24に連通
接続され、横壁部24内に導入された清浄外気を取り入
れるように構成されている。
【0022】ここで、ラジエータ19の外側端縁の周縁
部に沿ってスポンジ等からなるシール材44が装着され
るとともに、エアークリーナ43の吸気口43aの周端
縁にも同様なシール材45が装着され、カバー体Aが閉
じられた状態において、前記横壁部24の内面がラジエ
ータ19のシール材44およびエアークリーナ43のシ
ール材45に密着するように構成されている。つまり、
エンジンルーム内の熱気が、横壁部24内に導入された
冷外気に混じってラジエータ19およびエアークリーナ
43に供給されるのを防止している。
【0023】なお、ヒンジ部25,31を介して屈曲さ
れた各部の繋ぎ部位は分離することはないが、図19、
図20に示すように、所定の使用姿勢に折り曲げた屈曲
姿勢を強固に維持するように連結補強金具50を取り付
けている。
【0024】上記のように、運転部5には、ハンドル塔
9、ステップ8、エンジンカバー11、側板14、およ
び、操作盤13を一体化したカバー体Aが備えられるこ
とになり、このカバー体Aは、機体フレーム34の前端
部に支点金具35を介して左右および上下揺動可能に連
結支持される。つまり、前記支点金具35は、図23お
よび図24に示すように、機体フレーム34に立設され
た縦ボス36と、この縦ボス36に縦向き支点y周りに
回動可能に挿通支持されるとともに、周方向長孔36a
とピン37aとによって回動範囲が規制された支点軸3
7と、この支点軸37の上端に連結された横ボス38と
から構成されており、前記カバー体Aは、前記横ボス3
8に横向き支点x周りに上下揺動可能に連結されてい
る。
【0025】なお、図14に示すように、ステップ8の
前部に形成された幅狭部8dの背面には凹部8iが形成
され、この凹部8gに前記支点金具35の一部が入り込
んで配置されており、凹部8gの横側面と支点金具35
とが接当干渉することによって、カバー体Aの実際の横
揺動角度は数度程度に規制されている。
【0026】従って、エンジン搭載部の周辺を開放して
メンテナンス作業を行う場合には、先ず、前記カバー体
Aを縦向き支点yを中心にして少し横外方に揺動させな
がら上方へ持ち上げて、ラジエータ19のシール材44
およびエアークリーナ43の吸気口43aのシール材4
5に対して横壁部24の内面を摺らせることなく斜め外
上方に離反させた後、図7に示すように、横向きの支点
xを中心に大きく上方に揺動することで、エンジン周り
に広いメンテナンス作業空間を形成するのである。ま
た、カバー体Aを閉じる場合は逆に揺動操作すること
で、シール材44,45に横壁部24の内面を摺らせる
ことなく接触させることができる。
【0027】また、前記ハンドル塔9からはステアリン
グ装置20の操作ワイヤ20aが導出されているが、こ
の操作ワイヤ20aを挿通する開口9Bfは、ハンドル
塔9の下部、すなわち、横向き支点xにできるだけ近く
設けてあるので、カバー体Aを揺動開閉する際の操作ワ
イヤ20aの振れ動きは少ないものとなっている。ま
た、ステップ8と補給パイプとの接続もステップ8の前
端寄りで行っているために、カバー体Aを揺動開閉する
際の補給パイプの振れ動きは少ないものとなっている。
【0028】また、上記構成の運転部5の後方に配備さ
れた穀粒タンク7は、スクリュウ式のアンローダ6の縦
スクリュウ部6aにおける縦向き軸心zを中心にして機
体内外方向に旋回揺動可能に構成されており、穀粒タン
ク7を機体外方に旋回揺動することで、穀粒タンク7と
脱穀装置4との間に配備された機構のメンテナンスを広
い空間から行うことができるようになっている。ここ
で、穀粒タンク7を旋回させる縦向き軸心zは、カバー
体Aの縦向き支点xから直後方に延ばされた延長線近く
に位置しており、上記のようにカバー体Aを上方に開放
するとともに穀粒タンク7をも横外方に旋回開放するこ
とで、エンジン10の周囲を更に大きく開放することが
できる。
【0029】図4,図6に示すように、エンジン10の
上部にはマフラ46が配備され、このマフラ46から導
出された排気管47が、エンジンルーム内で下方に向け
て屈曲された後、左右の走行装置1の間を通って機体後
部にまで延長されている。そして、マフラ46を上方か
ら覆う防熱カバー48と、エンジンルーム内の排気管4
7部分を後方から覆う防熱カバー49とが備えられ、樹
脂製のエンジンカバー11がマフラ46および排気管4
7からの熱によって不当に加熱されないようにしてい
る。
【0030】〔別実施例〕ハンドル塔9にぶら下げ支持
させていた機体停止用のペダルを機体フレーム34に設
けるとともに、ステップ8の前部に挿通させる開口部を
形成して、ステップ8上に機体停止用のペダルが現出さ
せるようにしてもよい。なお、前記ペダルのペダル部
は、前記開口部に挿通されたペダルアームに脱着可能に
ピン連結されており、カバー体Aを上下に揺動開閉する
際には、ペダル部をペダルアームから抜きはずしてお
く。
【0031】ステップ8前部に補給口8hより一回り大
きな凹部を設け、この凹部に補給口8hを形成すること
によって、補給口8hの上端部がステップ8上に突出さ
せないように構成してもよい。この場合、ステップ8上
から機体停止用のペダルや補給口8h等の突出部分をな
くすことができる。
【0032】上記実施の形態では、ステップ8の中空部
分を燃料を貯留する燃料タンク部8gとして用いていた
が、燃料に限らず作動油等を貯留するタンクでもよい。
【0033】上記実施の形態では、ステップ8の中空部
分にだけ燃料を貯留させていたが、他の部分にも燃料を
貯留するためのタンクを設けてもよい。また、ステップ
8の中空箇所を複数に分割して数種類の液体を貯留する
タンクとしてもよい。
【0034】上記実施の形態では、ステップ8とハンド
ル塔9、並びにエンジンカバー11の上壁部21と前壁
部22との4面をブロー成形によって一体形成したが、
以下のような実施の形態で実施することも可能である。
【0035】(1)ステップ8、ハンドル塔9、エンジ
ンカバー11の前壁部22、エンジンカバー11の上壁
部21、エンジンカバーの後壁部23、側板14の6面
をブロー成形によって一体化する。この場合、側板14
を前壁部22に一体連接するか、あるいは、ステップ8
に一体連接するか選択することも可能である。
【0036】(2)ステップ8とブロー成形によって一
体化させる部材は、ハンドル塔9、前壁部22、上壁部
21、側板14のうち、任意の1種類、或は複数種類の
部材を選んで一体成形させることも可能である。ただ
し、上壁部21を一体成形させる場合には前壁部22を
共に一体形成させなければならない
【0037】(3)操作盤と側板とを樹脂材で一体成形
するもよい。
【0038】(4)ハンドル塔9、ステップ8、エンジ
ンカバー11を一体化して揺動開閉可能なカバー体Aを
構成し、操作盤13と側板14とを機体側に固定して実
施することもできる。
【0039】なお、ブロー成形によって側板を形成した
場合には、ハンドル塔9の左側端部とエンジンカバー1
1の左側端部とにわたって金属部材を架設するととも
に、側板の内面に沿わせて配置して側板14を補強して
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】運転部の斜視図
【図4】運転部の一部切欠き側面図
【図5】運転部の平面図
【図6】原動部の横断平面図
【図7】カバー体を開放した運転部の側面図
【図8】成形されたカバー体の展開状態の平面図
【図9】(イ)成形されたカバー体の展開状態の側面図
(ロ)屈曲加工されたカバー体の側面図
【図10】成形されたカバー体の展開状態の斜視図
【図11】屈曲加工されたカバー体の斜視図
【図12】(イ)カバー体におけるステップ部分の平面
図(ロ)カバー体におけるステップ部分の底面図
【図13】カバー体におけるステップ部分の縦断正面図
【図14】カバー体におけるハンドル塔部分の縦断側面
【図15】カバー体におけるハンドル塔部分の正面図
【図16】カバー体におけるハンドル塔部分の横断平面
【図17】エンジンカバーにおける上壁部の縦断側面図
【図18】(イ)エンジンカバーにおける上壁部の平面
図 (ロ)エンジンカバーにおける上壁部の底面図
【図19】エンジンカバーの上壁部と前壁部との繋ぎ部
分を示す縦断側面図
【図20】カバー体におけるステップ部と前壁部との繋
ぎ部分を示す縦断側面図
【図21】前壁部の正面図
【図22】前壁部の横断平面図
【図23】運転部下方の機体フレーム部分を示す斜視図
【図24】支点金具の部分を示す平面図
【符号の説明】
5 運転部 8 ステップ 8g 燃料タンク部 9 ハンドル塔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B074 AA02 AB01 AC02 AD04 AF02 AG03 BA08 CA01 CD04 CD08 CE01 DA01 DA02 DA03 DA05 DA06 DC01 DE03 DF03 DF08 2B076 AA03 BA03 CD02 3D003 AA04 AA18 BB12 CA14 CA20 DA07 DA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転部のステップと、このステップに隣
    接する壁状部とを樹脂材のブロー成形によって一体成形
    とするとともに、 ブロー成形によって中空に構成された前記ステップの中
    空部分を、液体の貯留タンクとしてあることを特徴とす
    る乗用型作業機の運転部構造。
  2. 【請求項2】 前記壁状部が、前記ステップ前部に立設
    されるハンドル塔である請求項1記載の乗用型作業機の
    運転部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014019391A1 (zh) * 2012-08-03 2014-02-06 福田雷沃国际重工股份有限公司 联合收割机的翻转护罩防护装置
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