JP2001277152A - 釘打機のマガジンのプッシャ構造 - Google Patents

釘打機のマガジンのプッシャ構造

Info

Publication number
JP2001277152A
JP2001277152A JP2000099711A JP2000099711A JP2001277152A JP 2001277152 A JP2001277152 A JP 2001277152A JP 2000099711 A JP2000099711 A JP 2000099711A JP 2000099711 A JP2000099711 A JP 2000099711A JP 2001277152 A JP2001277152 A JP 2001277152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nail
pusher
magazine
nailing machine
nose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000099711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4122679B2 (ja
Inventor
Hironori Yamamoto
博紀 山本
Tatsushi Ogawa
辰志 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2000099711A priority Critical patent/JP4122679B2/ja
Priority to TW90107687A priority patent/TW504438B/zh
Publication of JP2001277152A publication Critical patent/JP2001277152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4122679B2 publication Critical patent/JP4122679B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノーズ部2に送られた最後の釘を確実にノーズ
部2内に支持することができる釘打機のマガジン3のプ
ッシャ構造 【解決手段】釘打機本体の先端に設けられ、マガジン3
に装填された連結釘の先頭釘をプッシャ5によって釘打
機本体の先端に設けられたノーズ部2に供給するととも
に、連結釘の最後の釘をノーズ部2の内側の前壁14と
プッシャ5の前端部とによって保持する釘打機のノーズ
部2における釘の保持機構において、前記プッシャ5の
前端部下側に、上記釘の頭部12と釘軸13に係合可能
な係合部10を突出形成し、上記最後の釘がノーズ部2
に沿って落下したとき、上記係合部10と上記前壁14
とで上記釘を支持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釘打機本体の先端
に設けられたノーズ部に、マガジンから供給された最後
の釘がノーズ部から脱落しないよう支持する釘打機のマ
ガジンのプッシャ構造に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、釘打機は、マガジン内に装填され
た連結釘をプッシャによってノーズ部に押圧供給し、こ
れをドライバによって打撃してノーズ部の先端から打ち
出すものである。複数の釘がマガジン側に残っている場
合、その先頭釘はマガジン側に残った釘と連結している
ので、ノーズ部に送られても脱落することはない。しか
し、最後の釘はノーズ部に送られたとき、他の釘に支持
されないので、脱落してしまう。そのため、プッシャの
前端部の形状を図5(a) のようにし、上端突片20から
やや下側に釘の頭部に干渉するのを避ける凹部21を形
成し、さらにその下側に傾斜面を介して突出する係合部
22を形成し、これにより脱落した釘の頭部をプッシャ
23の係合部22とノーズ部24の前壁25とによって
挟み支持することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これに
対し、上端突片20が前方に突出し過ぎる(係合部22
が前方に突出する出量が小さい)と、打撃時にドライバ
27が上端突片20を叩いてしまうおそれがある。
【0004】これに対し、同図(b) のように、係合部2
2が前方に突出し過ぎると、今度は釘軸26と係合部2
2との間の間隔が小さくなって釘の頭部28と上端突片
20との係合が浅くなり、釘の頭部28がプッシャの上
端突片20から外れやすくなるので、釘送り時等の振動
などで釘の頭部28が同図(c) のように上端突片20の
上に飛び上がってしまうという現象が発生する。この状
態ではク頭部28と上端突片20とが釘通路内でクラッ
チ状態となり、釘送りができず、送り不良となる。
【0005】したがって、上端突片20と係合部22の
突出度合いに寸法精度が要求され、公差を集積させる
と、釘の頭部28を係合部22で支持できないような寸
法になってしまう。
【0006】なお、上記係合部の下側は後退し、再び緩
やかな斜面を経て下側係合部29が形成されているの
で、上記係合部22による支持が不十分で釘が落下した
ときでも、同図(d) に示すように、釘の頭部28が上記
下側係合部29に再度係合して支持することができる。
しかし、この場合は、釘頭部28のみが係合するので、
釘頭部28の後部が上記傾斜面の下部に係合して支持さ
れるのに対し、釘頭部28の前部はノーズ部の前壁25
で支持されないから沈み込んでしまう。このため、頭部
28が前、足先が後ろになるように釘軸26が傾いてし
まう。したがって、傾き状態のまま釘を打撃することに
なるので、釘が座屈してしまうという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解消し、ノーズ部に
送られた最後の釘を確実にノーズ部内に支持することが
できる釘打機のマガジンのプッシャ構造を提供すること
をその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機のマガジンのプッシャ構造は、
釘打機本体の先端に設けられ、マガジンに装填された連
結釘の先頭釘をプッシャによって釘打機本体の先端に設
けられたノーズ部に供給するとともに、連結釘の最後の
釘をノーズ部の内側の前壁とプッシャの前端部とによっ
て保持する釘打機のノーズ部における釘の保持機構にお
いて、前記プッシャの前端部下側に、上記釘の頭部と釘
軸に係合可能な係合部を突出形成し、上記最後の釘がノ
ーズ部内を落下したとき、上記係合部と上記前壁とで上
記釘を動かないように支持したことを特徴とする。
【0009】なお、前記係合部と前記前壁とで前記釘を
支持したとき、上記係合部の下部が上記釘の連結帯に係
合するように形成するのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は釘打機のノーズ部の要部の
側面図を示す。図において符号1は空気圧駆動式の釘打
機本体、2はノーズ部、3はマガジンを示す。釘打機本
体1の内部には圧縮空気を利用する打撃機構(図示せ
ず)が配置され、トリガレバーを引き操作することによ
り打撃機構を作動させ、打撃機構によってドライバ4を
駆動してマガジン3からノーズ部2に供給された釘を打
撃して打ち出すように構成されている。
【0011】マガジン3には複数の釘を連結帯を介して
連結した連結釘が収納され、連結釘は釘通路内に配置さ
れたプッシャ5によってノーズ部2側に押圧され、常に
先頭釘がノーズ部2に送り出されるように付勢されてい
る。
【0012】ところで、プッシャ5は図示しないバネに
より常時前方に付勢され、その前端部はノーズ部2内に
入り込むことができるように形成されている。そして、
プッシャ5の前端上部には断面T字形の突片6が形成さ
れ、その下側には凹部7が形成され、さらにその下に傾
斜部を含む第1の係合部8が突出形成されている。第1
の係合部8の下部は後退し、その下側には緩やかな傾斜
部9が形成されている。さらに、この緩斜部9の下側に
は、傾斜部を含む第2の係合部10が突出形成されてい
る。この第2の係合部10の長さは釘11の頭部12と
釘軸13に係合できる程度に設定されている。
【0013】なお、ドライバ4の先端の後側は図2に示
すような溝4aが形成され、打撃時に次位の釘の頭部1
2やプッシャの上部突片6を叩かないように形成されて
いる。
【0014】前記構成によれば、マガジン3内の連結釘
はプッシャ5によってノーズ部2に送られ、さらにドラ
イバ4によって打撃されてノーズ部2の先端から打ち出
される。複数の釘がマガジン3側に残っている場合、そ
の先頭釘はマガジン3側に残った釘と連結しているの
で、ノーズ部2に送られても脱落することはない。しか
し、最後の釘11がノーズ部2に送られたとき、他の釘
に支持されないので落下するが、図1のように、第1の
係合部8に係合してノーズ部2の前壁14とプッシャ5
との間に挟み込まれるようにして支持される。釘の頭部
12は凹部7内に納まる。
【0015】ところで、上記釘が第1の係合部8でうま
く支持されずに落下したときは、図3に示されるように
釘11の頭部12はプッシャ5の第2の係合部10に係
合する。しかも、第2の係合部10は釘11の頭部12
と釘軸13に係合できる程度の長さであるから、第2の
係合部10に係合した釘11の頭部12と釘軸13はノ
ーズ部2の前壁14に押し付けられる。この状態でドラ
イバ4が打撃作動すると、釘11は正規の姿勢になって
いるから、打撃時に釘が座屈することがなく、釘打ち込
みは良好に行なわれる。
【0016】したがって、上記マガジン3のプッシャ構
造によれば、ノーズ部2に送られた最後の釘を確実にノ
ーズ部2内に支持することができる。
【0017】なお、第2の係合部10は、前壁14との
間で釘を支持したとき、第2の係合部10の下部が上記
釘11の連結帯16に係合するように形成するのが好ま
しい。こうすることにより、図4に示すように、プッシ
ャ5は釘軸13に係合する前に釘軸13を押すことがで
きるので、より効率的に釘の足先を前に押し付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマガジンのプッシャを含むノーズ
部の側面の断面図
【図2】ドライバの先端形状を示す斜視図
【図3】落下した釘を支持した状態の側面の断面図
【図4】他のプッシャ構造を示す拡大断面図
【図5】(a) (b) (c) (d) は従来の釘支持態様を示す側
面の断面図
【符号の説明】
2 ノーズ部 3 マガジン 5 プッシャ 10 第2の係合部 14 前壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機本体の先端に設けられ、マガジン
    に装填された連結釘の先頭釘をプッシャによって釘打機
    本体の先端に設けられたノーズ部に供給するとともに、
    連結釘の最後の釘をノーズ部の内側の前壁とプッシャの
    前端部とによって保持する釘打機のノーズ部における釘
    の保持機構において、 前記プッシャの前端部下側に、上記釘の頭部と釘軸に係
    合可能な係合部を突出形成し、上記最後の釘がノーズ部
    内を落下したとき、上記係合部と上記前壁とで上記釘を
    動かないように支持したことを特徴とする釘打機のマガ
    ジンのプッシャ構造。
  2. 【請求項2】 前記係合部と前記前壁とで前記釘を支持
    したとき、上記係合部の下部が上記釘の連結帯に係合す
    るように形成した、請求項1記載の釘打機のマガジンの
    プッシャ構造。
JP2000099711A 2000-03-31 2000-03-31 釘打機のマガジンのプッシャ構造 Expired - Lifetime JP4122679B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000099711A JP4122679B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 釘打機のマガジンのプッシャ構造
TW90107687A TW504438B (en) 2000-03-31 2001-03-30 Structure for pusher section of nailing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000099711A JP4122679B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 釘打機のマガジンのプッシャ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001277152A true JP2001277152A (ja) 2001-10-09
JP4122679B2 JP4122679B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=18614028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000099711A Expired - Lifetime JP4122679B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 釘打機のマガジンのプッシャ構造

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4122679B2 (ja)
TW (1) TW504438B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021303A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Hitachi Koki Co Ltd 打込機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021303A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Hitachi Koki Co Ltd 打込機
JP4525214B2 (ja) * 2004-07-09 2010-08-18 日立工機株式会社 打込機

Also Published As

Publication number Publication date
TW504438B (en) 2002-10-01
JP4122679B2 (ja) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8220687B2 (en) Nailing drive guide mechanism for nailing machine
JP2005007547A (ja) 釘打機
WO2005037493A1 (ja) 釘打機およびマガジン
JP2005034973A (ja) 釘打機における打込みガイド機構
JP2001277152A (ja) 釘打機のマガジンのプッシャ構造
US7357286B2 (en) Nailing machine
JP4186380B2 (ja) 釘打機のノーズ部に対する釘の案内構造
JP4525585B2 (ja) フロア施工用釘打機の除釘機構
JP5218330B2 (ja) 衝撃工具
JP2007168007A (ja) フロア施工用釘打機
JP2000354981A (ja) ファスニングマシンの空打ち防止装置
JP2002210676A (ja) 釘打機の空打ち防止装置
JPS6134964B2 (ja)
JP3536711B2 (ja) 釘打機用マガジンにおける連結釘の案内機構
JP4423814B2 (ja) 釘打機
JP4066158B2 (ja) 釘打機の打込ガイド機構
JP2000343451A (ja) ステープル打ち機の空打ち防止装置
JP2003103476A (ja) 釘打ち機の釘マガジン
JP2003103478A (ja) 釘打機
JP2006026785A (ja) 打込機
JP2006000988A (ja) 無頭釘打込機
US20060219751A1 (en) Magazine for pneumatic nailers
JP2001078804A (ja) ヒール用留め金具打込み機
JP5082712B2 (ja) 打込機
JP2004050375A (ja) 釘打機におけるコンタクト部材ガイド機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4122679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term