JP2001276942A - 偏芯拡管パイプの製造方法及び偏芯拡管装置 - Google Patents

偏芯拡管パイプの製造方法及び偏芯拡管装置

Info

Publication number
JP2001276942A
JP2001276942A JP2000091493A JP2000091493A JP2001276942A JP 2001276942 A JP2001276942 A JP 2001276942A JP 2000091493 A JP2000091493 A JP 2000091493A JP 2000091493 A JP2000091493 A JP 2000091493A JP 2001276942 A JP2001276942 A JP 2001276942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
eccentric
expanded
expansion
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000091493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3342006B2 (ja
Inventor
Tsuguo Kido
継夫 木戸
Tetsuji Omori
鉄而 大森
Seiji Yamamoto
征爾 山本
Yuji Nakada
祐司 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Futaba Industrial Co Ltd
Original Assignee
Futaba Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Futaba Industrial Co Ltd filed Critical Futaba Industrial Co Ltd
Priority to JP2000091493A priority Critical patent/JP3342006B2/ja
Priority to US09/819,514 priority patent/US6453714B2/en
Publication of JP2001276942A publication Critical patent/JP2001276942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3342006B2 publication Critical patent/JP3342006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D41/00Application of procedures in order to alter the diameter of tube ends
    • B21D41/02Enlarging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡管率が大きくても亀裂等を生じることなく
偏芯拡管パイプを一体成形できる。 【解決手段】 フューエルインレットパイプFPを製造
するに当たって、(1)エキスパンダポンチを用いて素
管の一部を拡管加工して、素管径のままの首部からテー
パ部を介して連接された拡管部までが同軸となるように
形成された加工管を得る(同軸拡管工程)、(2)首部
の中心軸と拡管部の中心軸とを相対的に偏芯させるとと
もに、同軸拡管工程よりも大径のエキスパンダポンチを
用いて加工管の拡管部を更に拡管することにより、フュ
ーエルインレットパイプFPを得る、ことを特徴とす
る。ここで、同軸拡管工程は1回又は複数回行い、偏芯
拡管工程は1回だけ行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏芯拡管パイプの
製造方法及びその方法に利用するのに適した偏芯拡管装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、自動車に燃料を供給
するためのフューエルインレットパイプFPは、大径部
FPaと、徐変部FPbと、小径部FPcとを有し、大
径部FPaと小径部FPcとが偏芯したものである。こ
のフューエルインレットパイプFPは、小径部FPcに
比べて大径部FPaが1.9倍以上の径であり、しかも
小径部FPcの中心軸と大径部FPaの中心軸とが偏芯
していることから、拡管加工により作製することは困難
であった。このため、通常は大径部FPaと徐変部FP
bと小径部FPcの3部品を溶接して作製していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
フューエルインレットパイプFPを作製するにあたり、
拡管加工を利用して一体成形するには、次の方法が考え
られる。一般に拡管の可能範囲は、素材の伸びの限度を
超えると拡管部に亀裂あるいは素管部に座屈を生ずるの
で、一工程であまり大きな拡管はできない。したがっ
て、図6のフューエルインレットパイプFPのように拡
管率の大きなものは、多段に分けて拡管加工を施すこと
になるが、大径部FPaと小径部FPcとは偏芯してい
るため、多段に分けて少しずつ偏芯しながら拡管する方
法が考えられる。
【0004】しかしながら、偏芯しながら拡管させる
と、偏芯により部分的に大きく伸びる箇所があり、この
ような箇所では実質的な拡管率が大きくなるため、多段
に分けて少しずつ偏芯拡管を施す場合であっても、この
ように大きく伸びる箇所で亀裂が生じる可能性が大きい
という問題がある。
【0005】本発明は上記問題点を解決することを課題
とするものであり、拡管率が大きくても亀裂等を生じる
ことなく偏芯拡管パイプを一体成形できる偏芯拡管方法
を提供することを目的とする。また、その偏芯拡管方法
に利用するに適した偏芯拡管装置を提供することを別の
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の偏芯拡管パイプの製造方法
は、エキスパンダポンチを用いて素管の一部を拡管加工
して、素管径のままの首部からテーパ部を介して連接さ
れた拡管部までが同軸となるように形成された加工管を
得る同軸拡管工程と、前記首部の中心軸と前記拡管部の
中心軸とを相対的に偏芯させると共に、前記同軸拡管工
程よりも大径のエキスパンダポンチを用いて前記加工管
の拡管部を更に拡管することにより、偏芯拡管パイプを
得る偏芯拡管工程とを含み、前記同軸拡管工程は1回又
は複数回行い、前記偏芯拡管工程は1回だけ行うことを
特徴とする。
【0007】本発明の同軸拡管工程では、エキスパンダ
ポンチを用いて同軸拡管を行い、偏芯は行わない。この
同軸拡管工程は、拡管率によっては、径の異なるエキス
パンダポンチを用いて多段に分けて素管の一部を拡管加
工すること、つまり複数回この工程を行うことが好まし
い。例えば、1回目の同軸拡管工程において低率の拡管
率(例えば30〜55%、特に35〜50%)で拡管
し、2回目の同軸拡管工程において高率の拡管率(例え
ば65〜85%、特に70〜80%)で拡管する、とい
う具合である。このように多段に分けることにより、拡
管率が高くても亀裂を生じさせることなく確実に拡管す
ることが可能となる。なお、拡管率はJISによれば下
記式で表されるが、本発明では下記式のDとして常に素
管径を用いて拡管率を算出することとする。
【0008】
【数1】
【0009】この同軸拡管工程では、所望の拡管率(つ
まり偏芯拡管パイプの拡管部の拡管率)の8割程度以上
拡管しておくことが好ましい。例えば、所望の拡管率が
90%だとすると、同軸拡管工程後の加工管の拡管部の
拡管率を70%以上にするのが好ましい。
【0010】また、本発明の偏芯拡管工程では、首部の
中心軸と拡管部の中心軸とを相対的に偏芯させると共
に、同軸拡管工程後の加工管の拡管部を更に拡管するこ
とにより、偏芯拡管パイプを得る。この偏芯拡管工程
は、多段に分けずに1回のみ行う。同軸拡管は1回又は
複数回に分けて多段に行っても亀裂等が生じるおそれが
少ないが、偏芯拡管は複数回に分けて多段に行うと、偏
芯の際に大きく伸びる箇所は実質的な拡管率が高くなる
ため亀裂が生じるおそれがあることから、偏芯拡管工程
は1回のみ行うのである。
【0011】このように、本発明によれば、偏芯拡管を
多段に分けて行うのではなく、同軸拡管を1回又は多段
に行ったあと偏芯拡管を1回行うことにより、亀裂を生
じさせることなく偏芯拡管パイプを得ることができる。
本発明の偏芯拡管パイプの製造方法は、特に、偏芯拡管
パイプの拡管部の拡管率が90%以上のものを製造する
のに適している。この場合、同軸拡管工程によって得ら
れる加工管の拡管部を多段に分けて拡管部の拡管率70
〜80%とし、偏芯拡管工程によって得られる偏芯拡管
パイプの拡管部を拡管率90%以上とするのが、亀裂の
発生を確実に防止する上で好ましい。このように偏芯拡
管パイプの拡管部の拡管率が90%以上という高率のも
のであっても、本発明によれば亀裂を生じさせることな
く一体成形することができる。
【0012】本発明の偏芯拡管パイプの製造方法は、特
にフューエルインレットパイプの製造に適している。フ
ューエルインレットパイプは、近年、1インチ偏芯拡管
フューエルインレットと呼ばれるタイプのものが開発さ
れており、このものの大径部は拡管率が90数%でしか
も小径部と大径部とが偏芯している(図6参照)。この
ため、従来は一体成形が不可能と考えられていたが、本
発明の製造方法により初めて一体成形が可能となった。
【0013】本発明の偏芯拡管パイプの製造方法をフュ
ーエルインレットパイプの製造に適用する場合、偏芯拡
管工程において、ハズ部を、パイプ断面をみたときに偏
芯方向に対して45〜135°の領域に配置するのが好
ましい。なお、ハズ部とは、溶接熱影響部(weld heat
affected zone、一般にHAZと称される)であり、溶
加材と母材の一部とがアークなどの熱エネルギにより融
合した際に溶接金属(weld metal)の周辺に形成される
部分のことをいう。
【0014】ハズ部は、他の部位と伸びが異なることか
ら、偏芯時に大きく伸ばされる部分、つまりフューエル
インレットパイプの上側の部分に配置するのは亀裂が生
じるおそれがあるため好ましくなく、偏芯時にあまり大
きく伸ばされない部分、つまりフューエルインレットパ
イプの下側に当たる部分に配置するのが好ましい。しか
し、このハズ部は車両衝突時のように衝撃を受けたとき
に割れが発生しやすい箇所でもあるため、フューエルイ
ンレットパイプの下側に配置したのでは割れが生じたと
きに燃料漏れの原因になるおそれがある。このため、ハ
ズ部を、パイプ断面をみたときに偏芯方向に対して45
〜135°の領域に配置することにより、偏芯時に亀裂
が生じるのを防止すると共に、仮に車両衝突時にハズ部
が割れたとしてもそこから燃料が漏れ出すのを防止する
のが好ましい。
【0015】本発明における偏芯拡管工程を実施するに
あたっては、以下の偏芯拡管装置を利用することが好ま
しい。即ち、加工管の首部の外周を保持した状態で所定
ラジアル方向へ移動することを許容された首部保持手段
と、首部保持手段を所定ラジアル方向へ移動させること
により、首部と拡管部とを偏芯させる首部移動手段と、
首部保持手段に保持された加工管の拡管部から軸方向に
沿って前記拡管部へ圧入されるエキスパンダポンチとを
備えた偏芯拡管装置を利用することが好ましい。この偏
芯拡管装置を利用すれば、容易に偏芯拡管工程を実施で
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。本実施形態では、偏芯拡管
パイプとしてフューエルインレットパイプFP(図6参
照)を製造する場合を例に挙げて説明する。以下には、
製造手順として、第1工程(第1同軸拡管工程)、第2
工程(第2同軸拡管工程)、第3工程(偏芯拡管工程)
の3つに分けて順に説明する。
【0017】(1)第1工程(第1同軸拡管工程) 図1は第1工程の説明図であり、(a)は工程作業前の
説明図、(b)は工程作業中の説明図である。まず、素
管P0として1インチのストレートパイプ(外径25.
4mm)を用意し、この素管P0の一端をストッパ10
に突き当てた状態で、素管P0の他端の開口から第1エ
キスパンダポンチ11を圧入する。
【0018】第1エキスパンダポンチ11は、円柱状の
第1ポンチ本体11aと、この第1ポンチ本体11aの
先端側に第1ポンチ本体11aと同軸に形成された第1
円錐台部11bと、第1ポンチ本体11aの基端に取り
付けられた第1台座11cとを有している。第1円錐台
部11bの先端の外径は素管P0の内径とほぼ一致して
いる。また、第1ポンチ本体11aには第1リング11
dが外挿されており、この第1リング11dは第1スプ
リング11eを介して第1台座11cに連結されてい
る。
【0019】この第1エキスパンダポンチ11を素管P
0の軸方向に沿って移動させ、第1円錐台部11bの先
端を素管P0の他端の開口から圧入すると、素管P0は
一端がストッパ10に突き当たっているため、第1エキ
スパンダポンチ11が圧入されるにつれ、この第1エキ
スパンダポンチ11の形状どおりに拡管される。
【0020】そして、第1ポンチ本体11aに外挿され
た第1リング11dが素管P0の他端に接した後は、第
1スプリング11eの付勢力に抗して更に第1エキスパ
ンダポンチ11を素管P0に圧入していき、その後もは
や圧入方向へ進行できない状態に至った時点で、今度は
第1エキスパンダポンチ11を逆向きにつまり引き抜き
方向に移動させる。
【0021】この結果、素管P0は塑性加工されて第1
加工管P1になる。この第1加工管P1は、第1エキス
パンダポンチ11の第1ポンチ本体11aにより拡管さ
れた第1拡管部P1aと、第1エキスパンダポンチ11
の第1円錐台部11bにより形取られた第1テーパ部P
1bと、第1エキスパンダポンチ11が挿入されなかっ
た素管径のままの第1首部P1cとを有し、各部P1a
〜cは同軸に形成されている。このときの第1拡管部P
1aは外径36.2mmであり、素管P0に対する拡管
率は42.5%である。
【0022】(2)第2工程(第2同軸拡管工程) 図2は第2工程の説明図であり、(a)は工程作業前の
説明図、(b)は工程作業中の説明図である。まず、第
1工程後の第1加工管P1の一端をストッパ20に突き
当てた状態で、他端の開口から第2エキスパンダポンチ
21を圧入する。
【0023】第2エキスパンダポンチ21は、円柱状の
第2ポンチ本体21aと、この第2ポンチ本体21aの
先端側に第2ポンチ本体21aと同軸に形成された第2
円錐台部21bと、第2ポンチ本体21aの基端に取り
付けられた第2台座21cとを有している。第2円錐台
部21bの先端の外径は第1加工管P1の第1首部P1
cの内径とほぼ一致している。また、第2ポンチ本体2
1aには第2リング21dが外挿されており、この第2
リング21dは第2スプリング21eを介して第2台座
21cに連結されている。なお、第2ポンチ本体21a
の径は第1ポンチ本体11aの径よりも大きい。
【0024】この第2エキスパンダポンチ21を第1加
工管P1の軸方向に沿って移動させ、第2円錐台部21
bの先端を第1加工管P1の他端(第1拡管部P1aの
端部)の開口から圧入すると、第1加工管P1は一端
(第1首部P1cの端部)がストッパ20に突き当たっ
ているため、第2エキスパンダポンチ21が圧入される
につれ、この第2エキスパンダポンチ21の形状どおり
に拡管される。
【0025】そして、第2ポンチ本体21aに外挿され
た第2リング21dが第1加工管P1の他端に接した後
は、第2スプリング21eの付勢力に抗して更に第2エ
キスパンダポンチ21を第1加工管P1に圧入してい
き、その後もはや圧入方向へ進行できない状態に至った
時点で、今度は第2エキスパンダポンチ21を逆向きに
つまり引き抜き方向に移動させる。
【0026】この結果、第1加工管P1は塑性加工され
て第2加工管P2になる。この第2加工管P2は、第2
エキスパンダポンチ21の第2ポンチ本体21aにより
拡管された第2拡管部P2aと、第2エキスパンダポン
チ21の第2円錐台部21bにより形取られた第2テー
パ部P2bと、第2エキスパンダポンチ21が挿入され
なかった素管径のままの第2首部P2cとを有し、各部
P2a〜cは同軸に形成されている。このときの第2拡
管部P2aは外径45.0mmであり、素管P0に対す
る拡管率は77.2%である。
【0027】(3)第3工程(偏芯拡管工程) 図3は第3工程の説明図であり、(a)は工程作業前の
説明図、(b)及び(c)は工程作業中の説明図であ
る。第3工程の説明に先立ち、偏芯拡管装置50の構成
について説明する。偏芯拡管装置50は、移動体51、
首部保持体52、第3エキスパンダポンチ56、拡管部
保持体57を備えており、作業台60の上に設置されて
いる。
【0028】移動体51は、油圧シリンダ等の図示しな
いアクチュエータにより作業台60に対して上下方向に
移動するように構成されている。なお、本実施形態では
上下方向が本発明の所定ラジアル方向に当たる。また、
この移動体51は、本発明の首部移動手段に相当する。
【0029】首部保持体52は、作業台60に複数のス
プリング53aを介して上下動可能に設置された首部下
側保持部材53と、移動体51の下面に固着された首部
上側保持部材54とから構成されている。両部材53,
54は、第2加工管P2の第2首部P2cを上下から挟
み込んで保持し、第2加工管P2が軸方向(第3エキス
パンダ56の挿入方向、図3にて右方向)へ移動するの
を阻止する役割を果たす。なお、首部保持体52が本発
明の首部保持手段に相当する。
【0030】第3エキスパンダポンチ56は、図6に示
すフューエルインレットパイプFPの大径部FPaに相
当する円柱状の第3ポンチ本体56aと、フューエルイ
ンレットパイプFPの徐変部FPbに相当する先端部5
6bとを備えている。第3ポンチ本体56aの径は、第
2ポンチ本体21aの径よりも大きい。また、先端部5
6bのうち、第3エキスパンダポンチ56の上側は先端
に向かって湾曲しながら下方へ傾斜するように形成され
ている。
【0031】拡管部保持体57は、作業台60に固着さ
れた拡管部下側保持部材58と、移動体51の下面に複
数のスプリング59aを介して上下動可能に設置された
拡管部上側保持部材59とから構成されている。両部材
58,59は、第2加工管P2の第2拡管部P2aを上
下から挟み込んで保持する。
【0032】次に、この偏芯拡管装置50を用いて、第
2加工管P2を偏芯拡管する手順を説明する。まず、図
3(a)に示すように、移動体51を作業台60から上
方に大きく離間させ、この状態で第2加工管P2の第2
首部P2cを首部下側保持部材53に、第2拡管部P2
aを拡管部下側保持部材58に載せる。
【0033】ここで、第2加工管P2に図4に示すよう
なビード部B(溶接金属部)やハズ部H(熱影響部)が
存在する場合には、これらが偏芯方向である上下方向に
対して45°〜135°の領域(特に90°前後)に収
まるように第2加工管P2を配置する。
【0034】続いて、図3(b)に示すように、移動体
51を作業台60に向かって移動させ、首部上側保持部
材54と首部下側保持部材53とにより第2加工管P2
の第2首部P2cを挟み込んで保持し、拡管部上側保持
部材59と拡管部下側保持部材58により第2拡管部P
2aを挟み込んで保持すると共に、第2首部P2cを第
2拡管部P2aに対して偏芯させる。
【0035】即ち、移動体51が下降すると、首部上側
保持部材54は首部下側保持部材53と作業台60との
間に介在するスプリング53aを圧縮させながら第2加
工管P2の第2首部P2cを下降させる。したがって、
第2首部P2cの中心軸は移動体51が下降する前に比
べて下方へ移動する。一方、このように移動体51が下
降しても、移動体51と拡管部上側保持部材59との間
に介在するスプリング59aが圧縮されるため、第2拡
管部P2aの中心軸は移動体51が下降する前と同じ位
置に維持される。なお、移動体51の下降量は、フュー
エルインレットパイプFPの小径部FPcの中心軸と大
径部FPaの中心軸とのズレに応じて定められる。
【0036】続いて、図3(c)に示すように、第3エ
キスパンダポンチ56を第2加工管P2の軸方向に沿っ
て移動させ、第2加工管P2の他端(第2拡管部P2a
側の端部)の開口から圧入する。第2加工管P2は、首
部保持体52によって軸方向へ移動するのを阻止されて
いるため、第3エキスパンダポンチ56が圧入されるに
つれ、この第3エキスパンダポンチ56の形状どおりに
拡管される。
【0037】このとき、拡管部上側保持部材59は移動
体51の下面にスプリング59aを介して設置されてい
るため、第3エキスパンダポンチ56が第2加工管P2
に圧入されると、第3ポンチ本体56aが第2拡管部P
2aを更に拡管することによりスプリング59aが圧縮
されて拡管部上側保持部材59が上昇する。
【0038】以上のように、第2首部P2cは移動体5
1が移動して首部保持体52が拡管部保持体57に対し
て相対的にずれることにより第2拡管部P2aと偏芯
し、第2拡管部P2aは第3エキスパンダポンチ56に
よってその形状どおりに拡管される。
【0039】この結果、第2加工管P2は塑性加工され
てフューエルインレットパイプFPになる。このフュー
エルインレットパイプFPは、図6に示すように、第3
エキスパンダポンチ56の第3ポンチ本体56aにより
拡管された大径部FPaと、第3エキスパンダポンチ5
6の先端部56bにより形取られた徐変部FPbと、第
3エキスパンダポンチ56が挿入されなかった素管径の
ままの小径部FPcとを有し、大径部FPaと小径部F
Pcとは偏芯して形成されている。もちろん、大径部F
Paや徐変部FPbに亀裂はなく、小径部FPcに座屈
も見られない。このときの大径部FPaは外径48.7
〜49.1mmであり、素管P0に対する拡管率は9
1.7〜93.3%である。
【0040】以上詳述したように、第1〜第3工程を経
ることにより、素管P0に対する大径部FPaの拡管率
が大きくても、亀裂等を生じることなく偏芯拡管パイプ
としてのフューエルインレットパイプFPを製造するこ
とが可能となる。また、ビード部Bやハズ部Hは、他の
部位に比べて伸びが異なるため、偏芯時に大きく伸ばさ
れない部分、つまりフューエルインレットパイプFPの
下側になるように配置するのが好ましいが、ビード部B
やハズ部Hは車両衝突時のように衝撃を受けたときに割
れが発生しやすいため、フューエルインレットパイプF
Pの下側に配置したのでは燃料漏れの原因になるおそれ
がある。このため、本実施形態では、これらを、パイプ
断面をみたときに偏芯方向に対して45〜135°の領
域に配置することにより、偏芯時に亀裂が生じるのを防
止すると共に、仮に車両衝突時にこれらの箇所が割れた
としてもそこから燃料が漏れ出すのを防止している。
【0041】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態では同軸拡管工程を2回行っ
たが、3回以上に分けて行ってもよい。また、拡管率に
よっては同軸拡管工程を1回だけ行ってもよい。
【0042】また、偏芯拡管パイプはフューエルインレ
ットパイプに限らず、どのような用途に使用されるもの
であっても、本発明の製造方法により製造可能である。
更に、第3工程において、第2加工管P2を軸方向に移
動するのを阻止するストッパを首部保持体52に組み入
れてもよい。例えば、図5に示すように、首部上側保持
部材54のうち第2首部P2cを載せる部分に第2首部
P2cの端面と当接する壁54bを設け、同じく首部下
側保持部材53のうち第2首部P2cを載せる部分に第
2首部P2cの端面と当接する壁53bを設け、これら
の壁53b,54bをストッパとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の第1工程の説明図である。
【図2】 本実施形態の第2工程の説明図である。
【図3】 本実施形態の第3工程の説明図である。
【図4】 本実施形態のハズ部の配置状態を表す説明図
である。
【図5】 他の実施形態の偏芯拡管装置の概略図であ
る。
【図6】 フューエルインレットパイプの断面図であ
る。
【符号の説明】 10・・・ストッパ、11・・・第1エキスパンダポン
チ、11a・・・第1ポンチ本体、11b・・・第1円
錐台部、21・・・第2エキスパンダポンチ、21a・
・・第2ポンチ本体、21b・・・第2円錐台部、50
・・・偏芯拡管装置、51・・・移動体、52・・・首
部保持体、53・・・首部下側保持部材、53a・・・
スプリング、54・・・首部上側保持部材、56・・・
第3エキスパンダポンチ、56a・・・第3ポンチ本
体、56b・・・先端部、57・・・拡管部保持体、5
8・・・拡管部下側保持部材、59・・・拡管部上側保
持部材、59a・・・スプリング、60・・・作業台、
FP・・・フューエルインレットパイプ、FPa・・・
大径部、FPb・・・徐変部、FPc・・・小径部、P
0・・・素管、P1・・・第1加工管、P1a・・・第
1拡管部、P1b・・・第1テーパ部、P1c・・・第
1首部、P2・・・第2加工管、P2a・・・第2拡管
部、P2b・・・第2テーパ部、P2c・・・第2首
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 征爾 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 フタ バ産業株式会社内 (72)発明者 中田 祐司 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 フタ バ産業株式会社内 Fターム(参考) 4E050 AA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキスパンダポンチを用いて素管の一部
    を拡管加工して、素管径のままの首部からテーパ部を介
    して連接された拡管部までが同軸となるように形成され
    た加工管を得る同軸拡管工程と、 前記首部の中心軸と前記拡管部の中心軸とを相対的に偏
    芯させると共に、前記同軸拡管工程よりも大径のエキス
    パンダポンチを用いて前記加工管の拡管部を更に拡管す
    ることにより、偏芯拡管パイプを得る偏芯拡管工程とを
    含み、前記同軸拡管工程は1回又は複数回行い、前記偏
    芯拡管工程は1回だけ行うことを特徴とする偏芯拡管パ
    イプの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記同軸拡管工程では、径の異なるエキ
    スパンダポンチを用いて多段に分けて素管の一部を拡管
    加工する請求項1記載の偏芯拡管パイプの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記同軸拡管工程によって得られる加工
    管の拡管部は拡管率70〜80%であり、前記偏芯拡管
    工程によって得られる偏芯拡管パイプの拡管部は拡管率
    90%以上である請求項1又は2記載の偏芯拡管パイプ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記偏芯拡管工程によって得られる偏芯
    拡管パイプはフューエルインレットパイプである請求項
    1〜3のいずれかに記載の偏芯拡管パイプの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記偏芯拡管工程では、断面をみたとき
    に偏芯方向に対して45°〜135°をなす領域にハズ
    部が配置される請求項4記載の偏芯拡管パイプの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 素管径のままの首部からテーパ部を介し
    て連接された拡管部までが同軸となるように形成された
    加工管を偏芯拡管する偏芯拡管装置であって、 前記加工管の首部の外周を保持した状態で所定ラジアル
    方向へ移動することを許容された首部保持手段と、 前記首部保持手段を所定ラジアル方向へ移動させること
    により、前記首部と前記拡管部とを偏芯させる首部移動
    手段と前記首部保持手段によって保持された加工管の拡
    管部から軸方向に沿って前記拡管部へ圧入されるエキス
    パンダポンチと、 を備えたことを特徴とする偏芯拡管装置。
JP2000091493A 2000-03-29 2000-03-29 偏芯拡管パイプの製造方法 Expired - Fee Related JP3342006B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091493A JP3342006B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 偏芯拡管パイプの製造方法
US09/819,514 US6453714B2 (en) 2000-03-29 2001-03-27 Method of forming an eccentrically expanded pipe and eccentrically pipe-expanding device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091493A JP3342006B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 偏芯拡管パイプの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001276942A true JP2001276942A (ja) 2001-10-09
JP3342006B2 JP3342006B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=18606949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000091493A Expired - Fee Related JP3342006B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 偏芯拡管パイプの製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6453714B2 (ja)
JP (1) JP3342006B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810573B2 (en) 2003-01-30 2004-11-02 Bestex Kyoei Co., Ltd. Method for manufacturing fuel inlet
JP2006122974A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Sakamoto Industry Co Ltd 偏心管の製造方法
JP2006272350A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nisshin Steel Co Ltd 偏心拡径加工用ポンチ及び偏心拡径パイプの製造方法
JP2009028757A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Futaba Industrial Co Ltd 拡管方法
JP4906849B2 (ja) * 2006-05-15 2012-03-28 株式会社小松製作所 鋼管の拡管成形方法および鋼管の拡管成形装置
CN106238595A (zh) * 2016-08-04 2016-12-21 新昌县三才机械有限公司 一种用于生产制冷配件变径管的变径装置及其加工方法
CN107931460A (zh) * 2017-11-14 2018-04-20 山东同创汽车散热装置股份有限公司 一种扩张定位装置及压铆机
CN113351742A (zh) * 2021-08-09 2021-09-07 南通雨奇金属制品有限公司 一种用于自行车车把生产的涨管装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6390124B1 (en) * 1999-08-06 2002-05-21 Futaba Industrial Co. Ltd. Fuel inlet and manufacturing method thereof
US6615489B2 (en) * 2000-12-04 2003-09-09 Futaba Industrial Co., Ltd. Method of manufacturing a fuel inlet
US20040021289A1 (en) * 2002-08-05 2004-02-05 Ku Wu Multi-stage tube forging method for disproportionally enlarging an end section of a tube of a bicycle frame part
US7140226B2 (en) * 2002-08-05 2006-11-28 Giant Manufacturing Co., Ltd. Methods for making a bicycle frame part having a disproportionally enlarged end section
US7431317B2 (en) * 2002-08-05 2008-10-07 Giant Manufacturing Co., Ltd. Bicycle frame part having a disproportionally enlarged end section and process for making the same
JP4346951B2 (ja) * 2003-05-08 2009-10-21 株式会社ベステックスキョーエイ フューエルインレットの製造方法
KR20060021556A (ko) * 2004-09-03 2006-03-08 정재영 자동차용 연료유입관 선단부에 대한 편심확관부 형성방법
GB2423513B (en) * 2005-02-26 2008-02-13 Nissan Technical Ct Europ Ltd Fuel filler pipe
CN105683639B (zh) * 2013-10-29 2018-01-19 三菱电机株式会社 管接头、换热器和空调装置
CN104907426B (zh) * 2015-06-18 2017-08-22 深圳市沃尔核材股份有限公司 扩径装置
US11105538B2 (en) * 2015-12-01 2021-08-31 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle apparatus
CN107186096A (zh) * 2017-07-14 2017-09-22 熊卓成 用于将车用异形管部分胀型的结构及方法
US11638943B2 (en) * 2019-04-09 2023-05-02 Jin Yuncheng Enterprise Co., Ltd. Method for manufacturing cold-forged, extruded aluminum alloy tube
CN114309305B (zh) * 2021-12-27 2024-01-12 常州大连理工大学智能装备研究院 一种金属管拉伸扩径机

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2506657A (en) * 1947-06-04 1950-05-09 Webster Corp Formation of tube ends
US4827590A (en) * 1988-04-08 1989-05-09 Metzger Frederick W Method of making of header for automotive air conditioner evaporator
JP3549750B2 (ja) 1997-12-15 2004-08-04 株式会社ベステックスキョーエイ 高拡管の成形方法及び高拡管
US6260401B1 (en) * 1997-12-15 2001-07-17 Bestex Kyoei Co., Ltd. Method of molding high expansion pipe and the high expansion pipe
JP4363582B2 (ja) 1999-03-24 2009-11-11 日新製鋼株式会社 偏心した拡径管端部をもつ金属管の製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810573B2 (en) 2003-01-30 2004-11-02 Bestex Kyoei Co., Ltd. Method for manufacturing fuel inlet
JP2006122974A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Sakamoto Industry Co Ltd 偏心管の製造方法
JP4610298B2 (ja) * 2004-10-29 2011-01-12 坂本工業株式会社 偏心管の製造方法
JP2006272350A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nisshin Steel Co Ltd 偏心拡径加工用ポンチ及び偏心拡径パイプの製造方法
JP4906849B2 (ja) * 2006-05-15 2012-03-28 株式会社小松製作所 鋼管の拡管成形方法および鋼管の拡管成形装置
JP2009028757A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Futaba Industrial Co Ltd 拡管方法
CN106238595A (zh) * 2016-08-04 2016-12-21 新昌县三才机械有限公司 一种用于生产制冷配件变径管的变径装置及其加工方法
CN107931460A (zh) * 2017-11-14 2018-04-20 山东同创汽车散热装置股份有限公司 一种扩张定位装置及压铆机
CN107931460B (zh) * 2017-11-14 2024-01-23 山东同创汽车散热装置股份有限公司 一种扩张定位装置及压铆机
CN113351742A (zh) * 2021-08-09 2021-09-07 南通雨奇金属制品有限公司 一种用于自行车车把生产的涨管装置
CN113351742B (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 南通雨奇金属制品有限公司 一种用于自行车车把生产的涨管装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3342006B2 (ja) 2002-11-05
US20010027675A1 (en) 2001-10-11
US6453714B2 (en) 2002-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3342006B2 (ja) 偏芯拡管パイプの製造方法
US10876565B2 (en) Self-piercing rivet
JP4582887B2 (ja) 偏心拡径管端部をもつ金属管の製造方法
KR100999297B1 (ko) 원통부재의 성형방법, 이를 이용하여 제조된 원통부재 및 촉매변환장치의 하우징으로 사용되는 원통부재
JP4497435B2 (ja) 接続頭部を有する高圧金属配管およびその頭部成形方法並びに接続頭部用スリーブワッシャ
US20200230683A1 (en) Burring method and burring device
JP2006272350A (ja) 偏心拡径加工用ポンチ及び偏心拡径パイプの製造方法
JP2016073986A (ja) 拡径管部品の製造方法および製造装置
JP5307385B2 (ja) 同芯拡管又は偏芯拡管の製造方法
JP6428790B2 (ja) 口広げ金属管の製造方法
JP3445526B2 (ja) 金属製筒体の製造方法
JP2018039014A (ja) 鋼管の拡管方法
JP2015036147A (ja) バーリング加工用パンチおよびバーリング加工方法
JP6665643B2 (ja) 拡径管部品の製造方法および製造装置
JP3430785B2 (ja) 管材のフランジ成形方法
JP2007098420A (ja) スピニング加工方法
JP4442973B2 (ja) 鋼管管端の拡管方法
JP3441274B2 (ja) フューエルインレットの製造方法
JP2011161446A (ja) 楕円筒状部材の製造方法、及びプレス装置。
JP2020011275A (ja) パイプ材の成形方法および成形装置
JP2015208769A (ja) 金属部材の製造方法
WO2018025667A1 (ja) 部材の加工方法および部材の接合方法
JP3854594B2 (ja) 拡管試験方法とその治具
EP4060197A1 (en) Self-piercing rivet and self-piercing riveted joint
JPH0230336A (ja) 金属管の拡管方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130823

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees