JP2001275885A - ポータブルトイレ - Google Patents

ポータブルトイレ

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JP2001275885A
JP2001275885A JP2000374877A JP2000374877A JP2001275885A JP 2001275885 A JP2001275885 A JP 2001275885A JP 2000374877 A JP2000374877 A JP 2000374877A JP 2000374877 A JP2000374877 A JP 2000374877A JP 2001275885 A JP2001275885 A JP 2001275885A
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water supply
portable toilet
toilet
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Masahiro Iijima
正大 飯島
Kazuma Matsui
数馬 松井
Kazuo Tokushima
一雄 徳島
Kenji Nakamura
賢治 中村
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 攪拌機構を設けた便容器と給水手段および移
送手段とを具備させて排泄物の処理と便容器の洗浄を可
能としたポータブルトイレを実現する。 【解決手段】 底部に排泄物および洗浄水を収容する攪
拌槽9cを形成させた便容器9と、この便容器9の内面
を洗浄するように流出する給水口9bと、攪拌槽9c内
の汚水を攪拌させる攪拌翼11と、攪拌された汚水を排
出する排水ポンプ13と、給水口9bに連通する給水接
続口1aと、排水ポンプ13と連通する排水接続口1b
とを備え、給水ホース2の給水元から洗浄水を給水し、
攪拌翼11で汚水を攪拌させ排水ポンプ13で排水ホー
ス3を介して排水先に排出するように配設したことを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排泄物を受ける容
器を備え移動可能なポータブルトイレに関するものであ
り、特に、その容器内の排泄物を移送させて処理するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】幼児、老人、介護を必要とする人の排泄
物を収容するポータブルトイレでは、一般的なもので
は、臀部の置かれる便座下にポリバケツ用の便槽を設け
たものや、特開平8−266445号公報に記載されて
いるものが周知である。後者の従来装置では、便容器内
に好気性発酵菌、植物構成体、および排泄物と植物構成
体とを攪拌する攪拌機を配置して、排泄物を発酵分解処
理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来装置は、使用後(排泄後)便槽を取り外して排
泄物の杷木廃却、便槽の洗浄を行う必要が有り、排泄後
の処理が煩わしく、衛生的にも問題があった。
【0004】また、ポータブルトイレの排泄物を入れる
のに紙バケツを使用した場合、排泄物の入った紙バケツ
は可燃ごみとして処理する必要があったが、日本人の実
生活からして、数日間専用消臭袋に入れておき、ゴミの
収集時に出すという行為は、その排泄物の汚物を生ゴミ
として 家庭から出すまで、家庭内でそれを保管するに
は抵抗が有りしかも不潔感があった。
【0005】次に、上述した不具合が取り除かれる後者
の従来装置では、発酵分解処理を行うため排泄毎に排泄
物の処理が不要となるが、発酵処理のあとに発酵処理残
さが生ずる。その発酵処理残さは一定期間の後に初期時
の植物構成体の容量以上となる。これにより、この装置
では、例えば、定期的にスコップ等でかき出して発酵処
理残さを取り出す必要がある。このような取り出し作業
は、排泄物であることからして非常に大変な作業であ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記点に鑑み、
攪拌機構を設けた便容器と給水手段および移送手段とを
具備させて排泄物の処理と便容器の洗浄を可能としたポ
ータブルトイレを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1ないし請求項8に記載の技術的手段を採用
する。すなわち、請求項1の発明では、底部に排泄物お
よび洗浄水を収容する攪拌槽(9c)を形成させた便容
器(9)と、この便容器(9)の内面を洗浄するように
流出する洗浄水給水手段(9b)と、攪拌槽(9c)内
の汚水を攪拌させる攪拌手段(11、11a)と、この
汚水を排出する排出手段(13)とを備え、洗浄水給水
手段(9b)に外部から洗浄水を給水し、汚水を攪拌手
段(11、11a )で攪拌させて排出手段(13)で
外部に排出するように構成したことを特徴としている。
【0008】請求項1の発明によれば、排泄毎に洗浄水
を便容器(9)に給水させ排泄物と混合させて攪拌槽
(9c)内を攪拌手段(11、11a )で攪拌するこ
とにより、排泄物を細かく粉砕させ汚水とすることで外
部への排出が容易となる。
【0009】また、排泄毎に洗浄水を便容器(9)に給
水することにより、便容器(9)内の汚れの除去が可能
となり衛生的である。
【0010】請求項2の発明では、底部に排泄物および
洗浄水を収容する攪拌槽(9c)を形成させた便容器
(9)と、この便容器(9)の内面を洗浄するように流
出する洗浄水給水手段(9b)と、攪拌槽(9c)内の
汚水を攪拌させる攪拌手段(11、11a )と、攪拌
された汚水を排出する排出手段(13)と、洗浄水給水
手段(9b)に連通する給水接続口(1a)と、排出手
段(13)と連通する排水接続口(1b)と、給水接続
口(1a)および排水接続口(1b)に接続するフレキ
シブルホースで形成され洗浄水を給水する給水手段
(2)およびフレキシブルホースで形成され汚水を排水
する移送手段(3)とを備え、給水手段(2)の給水元
から洗浄水を給水し、攪拌手段(11、11a)で汚水
を攪拌させ排出手段(13)で移送手段(3)を介して
排水先に排出するように構成したことを特徴としてい
る。
【0011】請求項2の発明によれば、便容器(9)と
連通する給水接続口(1a)および排水接続口(1b)
に給水手段(2)および移送手段(3)を接続すること
により、本発明のポータブルトイレは、給水元および排
水先を起点としてフレキシブルホースで寝室や介護室な
どへの配置や移動が自在となることにより、排泄した場
所で洗浄水の給水ができるとともに、排泄物の移送処理
ができる。しかも、排泄した場所で便容器(9)の洗浄
および排泄物の移送処理ができることで寝室や介護室な
どの室内を異臭など残さず衛生的である。
【0012】また、排泄物を攪拌させて汚水とすること
により、移送手段(3)に用いるフレキシブルホースの
内径を小さくできるため、移送手段(3)の取り扱いや
取り回しが簡単である。
【0013】請求項3および6の発明では、給水手段
(2)は、上流側にアルカリ水および酸性水を生成する
洗浄水生成手段(5)を備え生成された洗浄水を給水す
るように構成したことを特徴としている。
【0014】請求項3および6の発明によれば、給水手
段(2)の給水元に洗浄水生成手段(5)を備え、生成
させたアルカリ水および酸性水を洗浄水として便容器
(9)に給水することにより、アルカリ水による洗浄性
の向上と酸性水による脱臭と殺菌効果が図れる。この結
果、便容器(9)の維持管理において、清掃などの煩わ
しさが解消できるとともに清潔感を維持でき衛生的であ
る。
【0015】請求項4および5の発明では、移送手段
(3)は、下流側の排水先を水洗トイレの便器(6)内
に排水するように構成したことと、洗浄水生成手段
(5)は、水洗トイレの水タンク(4)内に収納される
ように構成したことを特徴としている。
【0016】請求項4および5の発明によれば、給水手
段(2)の給水元を水洗トイレの水タンク(4)内に収
納された洗浄水生成手段(5)から洗浄水を給水するこ
とにより、移送手段(3)も水洗トイレの便器(6)内
に排水先を配置できることにより、給水手段(2)と移
送手段(3)を家屋内のトイレから寝室や介護室に取り
回しができる。よって、排泄物を家屋内のトイレに移送
処理できゴミ出しなどが不要となり衛生的である。
【0017】請求項7の発明では、便容器(9)の底部
に形成された攪拌槽(9c)は、断面が略円形の筒状に
形成されて、筒状の下端側に攪拌手段(11、11a、
11d)を配設し、攪拌槽(9c)の内面が便容器
(9)の垂直方向に対し傾けさせるように形成されてい
ることを特徴としている。
【0018】請求項7の発明によれば、筒状に形成させ
た攪拌槽(9c)の内面を便容器(9)の垂直方向に対
し傾けさせるように形成させることにより、攪拌された
汚水を排出する際に攪拌槽(9c)からの排出が良好と
なる。
【0019】また、ポータブルトイレの高さ寸法は、便
座(8)に着座したときの下腿部の長さに起因された高
さ制限を有しているものであって、便容器(9)、攪拌
槽(9c)および排出手段(13)を効率よく配設させ
ることで対応している。そこで、攪拌槽(9c)の内面
を便容器(9)の垂直方向に対し傾けさせるように形成
させることにより、攪拌槽(9c)を垂直方向に形成さ
せるよりも高さ寸法を小さくできる。
【0020】請求項8の発明では、攪拌槽(9c)の内
面には、攪拌手段(11、11a、11d)によって生
ずる攪拌流れを、内側に向かわさせるための複数の突起
部(9d)が形成されていることを特徴としている。
【0021】請求項8の発明によれば、攪拌槽(9c)
の内面に複数の突起部(9d)を形成させることによ
り、攪拌手段(11、11a、11d)による攪拌流れ
が内側に向けた流れとなり、突起部(9d)がないもと
攪拌流れの水流を比べると、突起部(9d)を形成した
方が攪拌流れが内側に向かって水流を起こし攪拌手段
(11、11a、11d)に流れることで排泄物の粉砕
性能が向上する。
【0022】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態を図1〜4に基づいて説明する。ま
ず、図1は本発明を家庭用に適用したもので、給水元お
よび排水先を家屋内の水洗トイレと直結させ寝室や介護
室などの離れた場所に便容器を備えるトイレユニット1
を配置した全体構成図を示すものである。
【0024】トイレユニット1は、幼児、老人、病人な
ど介護が必要な人の居る場所に配置できるように、トイ
レユニット1に洗浄水を給水する給水ホース2と、トイ
レユニット1で発生した汚水を移送する排水ホース3と
を介して水洗トイレに接続されている。給水ホース2の
給水元は、水洗トイレの水タンク4の中に収納した洗浄
水生成装置5(後述する)から給水するように接続され
ている。一方の排水ホース3の排水先は水洗トイレの便
器6内の水中に排水するように配置されている。
【0025】なお、給水ホース2と排水ホース3は軟質
の樹脂またはゴム製のフレキシブルホースで形成されト
イレユニット1が自在に移動できるよう柔軟性の構造で
ある。さらに、取り扱いを容易にするため、トイレユニ
ット1に設けた給水接続口1a及び排水接続口1bと洗
浄水生成装置5に設けた洗浄水給水口5aとは、着脱自
在のジョイントで接続するとともに、図1に示すよう
に、給水ホース2と排水ホース3とを任意の長さごとに
バンド7などで束ねておくと良い。
【0026】次に、トイレユニット1は、図2に示すよ
うに、上方に使用者の臀部および大腿部が置かれる便座
8を配置させてある。この便座8には上部開口8aを有
しておりこの上部開口8aを開閉する便蓋8bを設けて
ある。なお、便座8の上部開口8aは、臀部が載った状
態で排尿および排便が可能なサイズに形成されるととも
に、略環状の形状で形成されている。
【0027】そして、便座8の下方側に排泄物を収容す
る便容器9が配置されている。この便容器9の上方の開
口部9aは、便座8の上方開口8aよりも広い開口を有し
ている。この便容器9の上方の周囲に、洗浄水を流出す
る複数の給水口9bが形成されている。この給水口9b
から便容器9の内面に沿って洗浄水を流出させることに
より便容器9の内面に付着した汚物を洗浄するものであ
る。なお、給水口9bは、流路切替手段である三方弁1
0を介して給水接続口1aと連通されている。
【0028】そして、便容器9の下方には攪拌槽9cを
設けて攪拌翼11が配設されている。この攪拌翼11
は、ステンレス製の小径の丸棒を楕円状に形成したもの
を接合したもので攪拌モータ11aからの回転力で攪拌
槽9c内を攪拌するものである。これにより、洗浄水と
排泄物とを攪拌させることにより、排泄物を細かく粉砕
させて汚水にさせるものである。なお、攪拌モータ11
aの軸11bは便容器9とメカニカルシール11cで気
密機構となっており、攪拌モータ11aの軸11bより
汚水が便容器9の外部に漏れないように設定してある。
また、12は攪拌槽9cを覆うゴム蓋であり攪拌による
上面側への噴き出しを防止するものである。
【0029】そして、13は、攪拌された汚水を排出す
る排水ポンプであり、排水ポンプ13の上流側を攪拌槽
9cの底部に、下流側を排水接続口1bに接続されてい
る。
【0030】なお、14は、噴霧式の洗浄器であり、用
足し後に肛門などに水を噴霧させて洗浄する装置であ
り、上述した三方弁10に接続されている。
【0031】ここで、上述した給水口9bおよび洗浄器
14の給水元である洗浄水生成装置5について説明をす
る。図3に示すように、洗浄水生成装置5は、水洗トイ
レの水タンク4内に収容された給水ポンプ17と電解槽
18とで構成されている。電解槽18は、給水ポンプ1
7が吸引した水タンク4内の水を電気分解を行わせるこ
とで酸性水またはアルカリ水を生成してトイレユニット
1に圧送するものである。すなわち、電解槽18内に食
塩(NaCl)などの電解質を添加して、陰イオン交換
膜19を隔てて配設された一対の電極20a、20bに
電圧を印加し電気分解を行うことで負極側の電解室19
a側にアルカリ水を生成するとともに正極側の電解室1
9b側に酸性水と次亜塩素酸(HOC1)とが生成され
る。そこで電解室19aで生成されたアルカリ水を流出
口19cから洗浄水給水口5aおよび給水ホースを介し
て給水するものである。なお、電解室19bで生成され
た酸性水は流出口19dより水タンク4内に戻され希釈
される。
【0032】また、水タンク4の内の水量が低減したと
きは水量検出フロート装置が作動して所定の水面まで確
保するように上水を補給するよう設定されている。
【0033】ところで、上述した洗浄水はアルカリ水の
給水で説明したが、酸性水をトイレユニット1に給水さ
せるには、電極20a、20bに印加する電圧の正負を
逆にすることにより電解室19a側を正極側に切り替え
ることで酸性水を生成させ、電解室19b側でアルカリ
水を生成させることで対応ができる。なお、酸性水とと
もに生成される次亜塩素酸(HOC1)には殺菌成分が
含まれるので酸性水を給水すると殺菌の効果がある。
【0034】さらに、水洗トイレの便器6内への給水
は、手動操作弁22を回すことにより、鎖23aを持ち
上げて排水弁23bを開くことができるとともに、サー
ボモータ22aを駆動させることで鎖23aを持ち上げ
て排水弁23bを開くことができるように設定されてい
る。
【0035】次に、電気制御部について述べると、図2
に示すように、操作パネル15は、使用者が操作できる
ようトイレユニット1に設けられている。操作パネル1
5には、洗浄器14の作動を指示する洗浄器スイッチ1
5aと便容器9の洗浄作動を指示する洗浄スイッチ15
bを備えている。16は、洗浄用電気制御装置(EC
U、制御手段)で、予め設定されたプログラムに従って
所定の演算処理を行って攪拌モータ11a、排水ポンプ
13、洗浄器14、電解槽18、給水ポンプ17、サー
ボモータ22aの電気装置の作動を制御するものであ
る。
【0036】以上の構成による本実施形態の作動につい
て説明する。図4に示すフローチャートに従って説明す
ると、まず、ステップ31は、使用者が用足しをした
後、操作パネル15の洗浄器スイッチ15aを作動させ
ると、洗浄器ONの信号が洗浄用電気制御装置16に入
力され、ステップ32において、三方弁10が作動して
洗浄器14側に切り替えられ、ステップ33において、
洗浄水生成装置5の給水ポンプ17が作動するとともに
電解槽18では電極20aに負の電圧、20bに正の電
圧を印加(以下、アルカリ電解と呼ぶ)することによ
り、電解室19a側でアルカリ水を生成させてトイレユ
ニット1に圧送させる。
【0037】次に、ステップ34で、洗浄器14の噴霧
洗浄が開始され使用者の局部を洗浄する。洗浄が完了す
れば洗浄器スイッチ15aを停止(ステップ35)する
ことでステップ36において噴霧洗浄、アルカリ電解、
給水ポンプ17とが停止する。
【0038】次に、ステップ37において、操作パネル
15の洗浄スイッチ15bを作動させると便容器9の洗
浄モードが開始される。ステップ38において、三方弁
10が作動し便容器9の給水口9b側に切り替えられ、
ステップ39において給水ポンプ17が作動するととも
に電解槽18ではアルカリ電解が開始されアルカリ水が
生成され圧送される。よって、給水口9bからアルカリ
洗浄水が流出して便容器9の内面を洗浄しながら攪拌槽
9cに洗浄水が溜められる。ステップ40では、アルカ
リ水の給水時間を設定時間に達したかを判定させて、こ
の設定時間に達するとステップ41でアルカリ電解と給
水ポンプ17とを停止させる。
【0039】次に、ステップ42で攪拌モータ11aを
作動させて、排泄物と洗浄水とを攪拌させることにより
汚水とさせるものである。ステップ43では、攪拌時間
が所定の設定時間に達したかどうかを判定させて、この
設定時間に達すると、次のステップ44で攪拌モータ1
1aを停止させる。次に、ステップ45で排水ポンプ1
3を作動させて汚水を水洗トイレの便器6内に排出する
ものである。ステップ46では、攪拌槽9c内の水量の
あり無しをポンプの電流値よって判定させて所定電流値
以下となれば水量なしと判定させ、ステップ47で排水
ポンプ13を停止させる。
【0040】次に、ステップ48では、アルカリ水によ
る洗浄回数を所定の回数に定めておき、洗浄回数を判定
させる。例えば、本実施形態ではn=3回としているの
で、もう一度ステップ39からステップ47実施した
後、ステップ49に至るものである。次のステップ49
では、給水ポンプ17が作動するとともに電解槽18で
は電極20a、20bに印加する電圧の正負を逆(以
下、電解リバースと呼ぶ)にすることにより、電解室1
9a側を正極側に切り替え酸性水を生成させトイレユニ
ット1に圧送される。よって、給水口9bから酸性の洗
浄水が流出して便容器9の内面を洗浄しながら攪拌槽9
cに酸性水が溜められる。ステップ50では、酸性水の
給水時間を設定時間に達したかを判定させて、設定時間
に達するとステップ51で電解リバースと給水ポンプ1
7とを停止させる。
【0041】次に、ステップ52で攪拌モータ11aを
作動させて、酸性水を攪拌させることにより攪拌槽9c
内の脱臭と殺菌をさせるものである。ステップ53で
は、攪拌時間が所定の設定時間に達したかどうかを判定
させて、この設定時間に達すると、次のステップ54で
攪拌モータ11aを停止させる。次に、ステップ55で
排水ポンプ13を作動させて酸性水を水洗トイレの便器
6内に排出するものである。ステップ56では、攪拌槽
9c内の水量のあり無しをポンプの電流値よって判定さ
せて所定電流値以下となれば水量なしと判定させ、ステ
ップ57で排水ポンプ13を停止させる。
【0042】次に、ステップ58では、水タンク4内の
サーボモータ22aを駆動させることにより、鎖23a
を持ち上げて排水弁23bを開くことで水洗トイレの便
器6内に排出した排出物(汚水)が自動的に下水に排水
されるものである。
【0043】以上の実施形態では、排泄毎に洗浄水を便
容器9に給水させ排泄物と混合させて攪拌槽9c内を攪
拌翼11で攪拌することにより、排泄物を細かく粉砕さ
せ汚水とすることで外部への排出が容易となる。
【0044】また、排泄毎に洗浄水を便容器9に給水す
ることにより、便容器9内の汚れの除去が可能となり衛
生的である。
【0045】また、便容器9と連通する給水接続口1a
および排水接続口1bに給水ホース2および排水ホース
3を接続することにより、本実施形態のポータブルトイ
レは、給水元および排水先を起点としてフレキシブルホ
ースで寝室や介護室などへの配置や移動が自在となるこ
とにより、排泄した場所で洗浄水の給水ができるととも
に、排泄物の移送処理ができる。しかも、排泄した場所
で便容器9の洗浄および排泄物の移送処理ができること
で寝室や介護室などの室内を異臭など残さず衛生的であ
る。
【0046】また、排泄物を攪拌させて汚水とすること
により、排水ホース3に用いるフレキシブルホースの内
径を小さくできるため、排水ホース3の取り扱いや取り
回しが簡単である。
【0047】また、給水ホース2の給水元に洗浄水生成
装置5を備え、アルカリ水および酸性水を生成させた洗
浄水を便容器9に給水することにより、アルカリ水によ
る洗浄性の向上と酸性水による脱臭と除菌効果が図れ
る。この結果、便容器9の維持管理において、清掃など
の煩わしさが解消できるとともに清潔感を維持でき衛生
的である。
【0048】さらに、給水ホース2の給水元を水洗トイ
レの水タンク4内に収納された洗浄水生成装置5から洗
浄水を給水することにより、排水ホース3も水洗トイレ
の便器6内に排水先を配置できることにより、給水ホー
ス2と排水ホース3を家屋内のトイレから寝室や介護室
に取り回しができる。よって、排泄物を家屋内のトイレ
に移送処理できゴミ出しなどが不要となり衛生的であ
る。
【0049】(第2の実施形態)以上の第1の実施形態
では、用足し後に楕円状に形成された攪拌翼11により
洗浄水と排泄物とを攪拌させて細かく粉砕させて汚水に
させる説明をしたが、これに限らず、ジューサーミキサ
ーなどに使用されているカッタ刃を用いて攪拌させても
良い。
【0050】図5(a)〜図5(c)に示すように、便
容器9の底部に形成された攪拌槽9cは、断面略円形の
筒状に形成され、便容器9の垂直方向に対して傾けられ
て形成されている。そして、その筒状の攪拌槽9cの下
端側に攪拌モータ11aを配設され、この攪拌モータ1
1aの回転軸11bに攪拌翼11dを結合されている。
本実施形態の攪拌翼11dは、図5(b)に示すよう
に、谷折り状の第1カッタ刃111aと山折り状の第2
カッタ刃11bとで構成されており、ナット111cに
より回転軸11bに結合されている。
【0051】そして、この攪拌翼11dは、上述したよ
うにジューサーミキサーなどに使用されているものと同
じ機能を有するもので攪拌槽9c内を攪拌するととも
に、排泄物などの固形物を粉砕するものである。ところ
で、本実施形態では、ジューサーミキサーと異なり攪拌
槽9cの上端側が開放されているため、図5(c)に示
すように、筒状の攪拌槽9cの内面側に突出させた突起
部9dを複数個設けたものである。これにより、攪拌時
の水流の流れ方向をこの突起部9dで攪拌翼11dの遠
心力によって生ずる旋回流を乱れさせることで攪拌槽9
cの内側へ向けさせて排泄物の粉砕性能を向上させたも
のである。なお、ここでは突起高さを5mm程度内面側
に突出させ、円周方向に4個所設けたが3ヶ所でも効果
がある。
【0052】以上の実施形態によれば、筒状の内面に突
起部9dを設けた攪拌槽9c内に上述した攪拌翼11d
を配設させることにより、第1の実施形態で述べた楕円
状の攪拌翼11を収容した攪拌槽9cに比べて粉砕性能
が優るとともに、攪拌槽9cを小型にできる。
【0053】また、トイレユニット1の高さ寸法は、便
座8に着座したときの下腿部の長さに起因された高さ制
限を有しているものであって、便容器9、攪拌槽9cお
よび排水ポンプ13の配設によって求められる。従っ
て、攪拌槽9cを小型にできることで便容器9、攪拌槽
9cおよび排水ポンプ13の配設に自由度がある。
【0054】また、攪拌槽9cを便容器9の垂直方向に
対して傾けたことにより、攪拌槽9cを便容器9に対し
て垂直方向に形成させたときよりもトイレユニット1の
高さ寸法を低く抑えることができる。
【0055】また、攪拌槽9cの下端側に攪拌翼11d
を配設させ、攪拌槽9cを便容器9の垂直方向に対して
傾けたことにより、攪拌翼11dがゴム蓋12の開口部
からの視界範囲外に隠蔽させることができる。
【0056】また、攪拌槽9cを便容器9の垂直方向に
対して傾けたことにより、排水ポンプ13の取出口の位
置を最下方部より取り出すことが可能となり排水性が優
れる。
【0057】(他の実施形態)上記実施形態では、洗浄
水生成装置5を水洗トイレの水タンク4内に収容させて
給水元として説明したが、これに限らず、給水ポンプ1
7の代わりに電磁弁と電解槽18とを構成させて、上水
(例えば、水道の蛇口)に接続させることでも良い。
【0058】また、排水ホース3の排水先を水洗トイレ
の便器6内に配置したが、浄化槽に直接排出するように
構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるポータブルト
イレの配置を示す全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるポータブルト
イレのトイレユニットを示す要部縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における水洗トイレの
水タンクに収容した洗浄水生成装置を示す要部構成図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるポータブルト
イレの電気制御部の作動を示すフローチャートである。
【図5】(a)は、本発明の第2の実施形態におけるポ
ータブルトイレのトイレユニットを示す要部縦断面図、
(b)は、攪拌翼の構成を示す斜視図、(c)は、図5
(a)で示された攪拌槽の断面を示すAA断面図であ
る。
【符号の説明】
1a…給水接続口 1b…排水接続口 2…給水ホース(給水手段) 3…排水ホース(移送手段) 4…水タンク 5…洗浄水生成装置(洗浄水生成手段) 6…水洗トイレの便器 9…便容器 9b…給水口(洗浄水給水手段) 9c…攪拌槽 9d…突起部 11、11d…攪拌翼(攪拌手段) 11a…攪拌モータ(攪拌手段) 13…排水ポンプ(排出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳島 一雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 中村 賢治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2D036 CB03 HA28 2D038 AA00 ZA06 4D061 DA03 DB07 DB08 DB10 EA02 EB02 EB04 EB13 EB38 EB39 GA15 GA18 GC15 GC18 GC19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に排泄物および洗浄水を収容する攪
    拌槽(9c)を形成させた便容器(9)と、 前記便容器(9)の内面を洗浄するように流出する洗浄
    水給水手段(9b)と、 前記攪拌槽(9c)内の汚水を攪拌させる攪拌手段(1
    1、11a)と、 前記攪拌手段(11、11a)により攪拌された汚水を
    排出する排出手段(13)とを備え、 前記洗浄水給水手段(9b)に外部から洗浄水を給水
    し、汚水を前記攪拌手段(11、11a)で攪拌させて
    前記排出手段(13)で外部に排出するように構成した
    ことを特徴とするポータブルトイレ。
  2. 【請求項2】 底部に排泄物および洗浄水を収容する攪
    拌槽(9c)を形成させた便容器(9)と、 前記便容器(9)の内面を洗浄するように流出する洗浄
    水給水手段(9b)と、 前記攪拌槽(9c)内の汚水を攪拌させる攪拌手段(1
    1、11a)と、 前記攪拌手段(11、11a)により攪拌された汚水を
    排出する排出手段(13)と、 前記洗浄水給水手段(9b)に連通する給水接続口(1
    a)と、 前記排出手段(13)と連通する排水接続口(1b)
    と、 前記給水接続口(1a)および前記排水接続口(1b)
    に接続するフレキシブルホースで形成され洗浄水を給水
    する給水手段(2)およびフレキシブルホースで形成さ
    れ汚水を排水する移送手段(3)とを備え、 前記給水手段(2)の給水元から洗浄水を給水し、前記
    攪拌手段(11、11a)で汚水を攪拌させ前記排出手
    段(13)で前記移送手段(3)を介して排水先に排出
    するように構成したことを特徴とするポータブルトイ
    レ。
  3. 【請求項3】 前記給水手段(2)は、上流側に洗浄水
    を生成する洗浄水生成手段(5)を備え生成された洗浄
    水を給水するように構成したことを特徴とする請求項2
    に記載のポータブルトイレ。
  4. 【請求項4】 前記移送手段(3)は、下流側の排水先
    を水洗トイレの便器(6)内に排水するように構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のポータブルトイレ。
  5. 【請求項5】 前記洗浄水生成手段(5)は、水洗トイ
    レの水タンク(4)内に収納されるように構成したこと
    を特徴とする請求項3に記載のポータブルトイレ。
  6. 【請求項6】 前記洗浄水生成手段(5)は、アルカリ
    水および酸性水を生成させて圧送することを特徴とする
    請求項5に記載のポータブルトイレ。
  7. 【請求項7】 前記便容器(9)の底部に形成された前
    記攪拌槽(9c)は、断面が略円形の筒状に形成され
    て、前記筒状の下端側に前記攪拌手段(11、11a、
    11d)を配設し、前記攪拌槽(9c)の内面が前記便
    容器(9)の垂直方向に対し傾けさせるように形成され
    ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のポータブルトイレ。
  8. 【請求項8】 前記攪拌槽(9c)の内面には、前記攪
    拌手段(11、11a、11d)によって生ずる攪拌流
    れを、内側に向かわさせるための複数の突起部(9d)
    が形成されていることを特徴とする請求項7に記載のポ
    ータブルトイレ。
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