JP2001274810A - 優先データ転送方法 - Google Patents

優先データ転送方法

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JP2001274810A
JP2001274810A JP2000087060A JP2000087060A JP2001274810A JP 2001274810 A JP2001274810 A JP 2001274810A JP 2000087060 A JP2000087060 A JP 2000087060A JP 2000087060 A JP2000087060 A JP 2000087060A JP 2001274810 A JP2001274810 A JP 2001274810A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット衝突時における再送処理をパケット
の優先度合いに基づいて行う優先データ転送方法を提供
する。 【解決手段】 本発明の優先データ転送方法は、子局3
Cからの送信パケットと中継局2Bからの送信パケット
とが中継局2Aに対して同時に送信した場合に、パケッ
ト同士の衝突を検出すると、衝突したパケットのホップ
数記録フィールドに記録されているホップ数に基づいて
当該衝突したパケットのバックオフ時間を算出する。従
って、ホップ数が多いほどバックオフ時間が短くなるよ
うに設定されるので、再送信処理を行った際に他のパケ
ットと衝突せずに送信できる確率が高くなり、ホップ数
の多いパケットを優先的に送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優先データ転送方
法に関し、特にランダムアクセス制御によるデータ衝突
時におけるデータの優先度合いに基づいて再送処理を行
う通信システムの優先データ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有線や無線のLANのように、同
一のパケット伝送路に複数のパケット送信者が存在する
と、同じタイミングでパケットを送信することにより衝
突が発生する場合があった。このような場合、データ
(パケット)同士が衝突することにより、送信データが
破壊されたり、または、送信データの品質を保証できな
くなってしまうため、例えば、以下に示すような方法に
よりデータ衝突を回避する方法が知られている。
【0003】データ衝突の検出、制御、管理するための
方法として、CSMA/CD(carrier sense multiple
access with collision detection :搬送波感知多重ア
クセス/衝突検知)方式がある。この方式によれば、デ
ータを送信前に、伝送路上における搬送波を検出するC
S(キャリア・センス)を行い、データ送信した際に、
伝送路上にて他のデータと衝突した場合には、その衝突
信号を検出するCD(コリジョン・ディテクション)を
行う。この衝突信号が検出されると、衝突したデータを
送信した各々の端末装置は、それぞれで生成されたラン
ダム時間分だけデータの再送処理を待機してから再度デ
ータ送信を行う。このCSMA/CD方式によれば、再
度衝突が起きないように、衝突確率が対数的に減るよう
な計算方法により、ランダム時間を算出するものであ
る。
【0004】また、他の方法として、ICMA/PE(i
dle-signal casting multiple access with partial ec
ho:部分エコー付き空線制御)方式がある。従来、上り
チャネルの空き/塞がりを空線/禁止ビットにより表
し、衝突検出表示ビットで衝突による受信/非受信を示
すものであったが、本方式では、さらに送信データの一
定の処理を施したものを部分エコーとして下り衝突制御
ビットに部分エコーとして折り返すので、フレーム単位
での送達確認を行うことができるものである。
【0005】例えば、特開平05−128059号公報
の優先データ転送方法は、衝突したパケットが通常デー
タあるいは優先データであるかに基づき、優先データで
あると判定された場合に、優先すべきパケットを優先的
に再送するようにバックオフ時間を決定するものであ
る。
【0006】図13は、従来の優先データ転送方法の概
略を示すブロック図である。図13に示される従来の優
先データ転送方法は、通信装置1310と通信装置13
20とがバス1330を介して接続されてなり、通信装
置1310は、衝突検出部1311と、再送時間生成部
1312と、優先データ判定部1313と、乱数発生部
1314と、を有して構成され、通信装置2においても
同様の構成を備えるものである。
【0007】上記従来の優先データ転送方法において、
衝突検出部1311は、バス1330上での衝突があら
かじめ定められた回数、連続して生じたことを検出する
と、再送時間生成部1312に対してバス1330上で
の衝突により送信できなかった送信データ再送時間の生
成を依頼すると共に、優先データ判定部1313に対し
てバス1330上の衝突により送信できなかった送信デ
ータの優先度の判定を依頼する。
【0008】再送時間生成部1312は、乱数発生部1
314に対して乱数の発生を依頼し、この乱数発生部1
314からの乱数に対応した送信データの再送時間を生
成する。
【0009】優先データ判定部1313は、衝突検出部
1311から依頼を受けた送信データの優先度をチェッ
クし、依頼を受けた送信データが普通データか優先デー
タかを判定し、再送時間生成部1312に通知する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示される優先データ転送方法においては、衝突し
たデータが優先データであるか否かの判定を行う優先デ
ータ判定部における判定処理が具現化されていないもの
である。
【0011】また、上記従来例においては、バス(有
線)により接続される通信装置間におけるデータ衝突を
回避するものであり、無線通信においては言及されてい
ないものであった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、バス上でのパケット衝突時における再送処理
をパケットの優先度に基づいて行う優先データ転送方法
を提供することを目的とする。
【0013】より詳細には、CSMA/CD方式やIC
MA/PE方式等のランダムアクセス制御方法におい
て、衝突したパケットが優先すべきものかどうかを判定
し、優先すべきものであれば、そのパケットの再送時間
(バックオフ時間)を優先度に基づいて算出し、優先的
に送信する優先データ転送方法を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、衝突したパケットの段階的
な優先度合いに基づいて該衝突したパケットの再送処理
を行うことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、ランダムアクセス
制御による通信システムの優先データ転送方法におい
て、送信パケットの伝送路上での衝突を検出する衝突検
出工程と、衝突検出工程により衝突を検出すると乱数を
発生させる乱数発生工程と、送信パケットの優先度合い
を判定する優先度合い判定工程と、乱数発生工程による
乱数と優先度合い判定工程により判定された送信パケッ
トの優先度合いに基づいて該送信パケットを再送するま
での遅延時間を生成する遅延時間生成工程とを有し、遅
延時間生成工程にて生成された遅延時間分だけ送信パケ
ットの送信を待機してから再送処理を行うことを特徴と
する。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、送信パケットに該送信パケットの優先度合
いとしてのホップ数を記録するホップ数記録フィールド
を設け、優先度合い判定工程により送信パケットの優先
度合いを判定する際に、ホップ数記録フィールドに記録
されているホップ数に基づいて該送信パケットの優先度
合いを判定することを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、遅延時間生成工程は、乱数発生工程による
乱数からホップ数に比例した値を減算して遅延時間を生
成し、ホップ数記録フィールドに記録されているホップ
数の多いパケットを優先的に送信することを特徴とす
る。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、送信パケットに該送信パケットの優先度合
いとしての優先度を記録する優先度記録フィールドを設
け、優先度合い判定工程により送信パケットの優先度合
いを判定する際に、優先度記録フィールドに記録されて
いる優先度に基づいて該送信パケットの優先度合いを判
定することを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、遅延時間生成工程は、乱数発生工程による
乱数に送信パケットの優先度を乗算して遅延時間を生成
し、優先度記録フィールドに記録されている優先度が高
いパケットを優先的に送信することを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の発明において、送信パケットの優先度は、該優先
度の値が小さいほど優先度合いが高いことを特徴とす
る。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項2記載の発
明において、送信パケットに、該送信パケットの優先度
合いとしての送信データ長を記録する送信データ長記録
フィールドと、送信パケットの継続データが存在するか
否かを示す継続データ記録フィールドとを設け、優先度
合い判定工程により送信パケットの優先度合いを判定す
る際に、送信データ長と継続データとに基づいて該送信
パケットの優先度合いを判定することを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、遅延時間生成工程は、乱数発生工程による
乱数から送信データ長に比例した値を減算し、また、継
続データが存在する場合は、所定の値を乗算して遅延時
間を生成し、送信データ長に記録されているデータサイ
ズが大きいパケットを優先的に送信し、データサイズが
同じ場合には、継続データ記録フィールドに継続データ
が存在するパケットを優先的に送信することを特徴とす
る。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項2記載の
発明において、送信パケットに、該送信パケットの優先
度合いとしてのホップ数を記録するホップ数記録フィー
ルドと、送信パケットに該送信パケットの優先度合いと
しての優先度を記録する優先度記録フィールドとを設
け、優先度合い判定工程により送信パケットの優先度合
いを判定する際に、ホップ数と優先度とに基づいて該送
信パケットの優先度合いを判定することを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、遅延時間生成工程は、乱数発生工程に
よる乱数に対して優先度を乗算した値からホップ数に比
例した値を減算して遅延時間を生成し、優先度の高いパ
ケット及びホップ数の多いパケットを優先的に送信する
ことを特徴とする。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項10また
は11記載の発明において、送信パケットの優先度は、
該優先度の値が小さいほど優先度合いが高いことを特徴
とする。
【0026】請求項13記載の発明は、請求項1から1
2のいずれか1項に記載の発明において、通信システム
は、無線通信システムであることを特徴とする。
【0027】〈作用〉本発明は、ICMA/PEやCS
MA/CD等のランダムアクセス制御方法において、衝
突したパケットが優先すべきものか否かを判断し、その
優先情報と乱数とにより再送時間を決定して、優先すべ
きパケットを優先的に再送信処理するものである。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態である優先データ転送方法を詳細に説明
する。図1から図12を参照すると、本発明に係る優先
データ転送方法の実施の形態が示されている。
【0029】図1は、本発明の実施形態である優先デー
タ転送方法を適用した通信システムの概略構成図であ
る。図1における通信システムは、中継終端局1と、複
数の中継局2と、複数の子局3と、から構成され、それ
ぞれの局毎に固有のID(識別番号)が割り当てられて
いる。
【0030】中継終端局1は、中継局2及び子局3から
送られてきたデータを蓄積する機能を備えている。
【0031】中継局2は、中継終端局1の電波が到達す
る範囲(セル)以外に存在する子局3のために、当該中
継局2のカバーするセル内に位置する中継局2及び子局
3のデータを中継終端局1もしくは上位の中継局2へ送
信するものである。
【0032】子局3は、例えば、テレメータのようなも
のであり、データを中継終端局1及び中継局2に対して
送信するものである。
【0033】図1においては、個々の中継局2及び子局
3といったノードか中継終端局1というノードまでのグ
ラフ論の意味での距離(ホップ数)が1のものを第1
層、ポップ数が2のものを第2層としている。このよう
にすると、これらの中継終端局1、中継局2、子局3
は、図示されるように中継終端局1を頂点とする階層構
造を備えるネットワーク構成となる。
【0034】このような通信システムにおいては、上位
と下位との間の通信は、無線を用いて行っており、下位
に位置する複数の中継局2及び子局3は、同じ無線のチ
ャネルを共有して上位との通信を行う。ここでのチャネ
ルとは、例えばTDMA(Time Division Multiple Acc
ess :時分割多重接続)のようなものである。従って、
複数の局が同時にパケットを送信すると衝突が発生す
る。本実施形態においては、この衝突の検出をICMA
/PE手法を用いて検出するものとして以下に説明す
る。
【0035】図2は、本発明の実施形態である優先デー
タ転送方法において、ICMA/PE手法による上り/
下りのパケット信号の一般的な構成を示す図である。
【0036】図2において、上りのパケット信号(a)
は、送信データを一定の長さのユニットに分割し、長さ
情報201、上り情報信号202、誤り訂正符号203
等によって構成され、各ユニット情報の先頭に残りのユ
ニット数を付加して伝送される。
【0037】下りのパケット信号(b)は、下り情報信
号204を付加する形で上り情報ユニットに対応して報
知され、空線/禁止表示ビット205、受信/非受信ビ
ット206、及び部分エコーフィールド(PE:Partia
l Echo)207から構成される。
【0038】空線/禁止ビット205は、受信中のデー
タが存在する場合に”禁止”を表示して、他の移動局か
らのアクセスを禁止するのに用いる。受信/非受信表示
ビット206は、誤り信号を正しく受信した場合に”受
信”を表示し、訂正不能な誤りがある場合や信号を受信
していない場合に”非受信”を表示する。信号送信中
に”非受信”表示された場合、データパケット送信中の
移動局は、送信情報を一時停止し、再送手順に入る。部
分エコーフィールド207は、受信したデータの一部分
を表示移動局がこの情報と照合して、自局が送った情報
が正しく受信されているかどうかを判定するのに用いら
れる。
【0039】図3は、本発明の実施形態である優先デー
タ転送方法において、中継終端局、中継局、子局との間
で上り伝送パケットとして用いられるパケット構成を示
す図である。
【0040】図3において、上り用の伝送パケットは、
長さ情報301と、送信元302と、送信先303と、
ホップ数記録部304と、送信データ305と、誤り訂
正符号306と、から構成されている。
【0041】長さ情報301は、送るべきパケットの残
数である。送信元302は、そのパケットの送信者を識
別するためのものであり、パケット送信者のID番号が
格納されている。送信先303は、そのパケットを送信
先を指定するもので、パケット送信先のIDが格納され
ている。ホップ数記録部304は、このパケットのホッ
プ数を格納する部分であり、最初に送信する時は、”
1”が格納され、それ以降中継される毎に”1”が加算
される。送信データ305は、送信データを格納する部
分である。誤り訂正符号306は、本パケットの受信誤
りを検出、及び訂正するための符号である。
【0042】図4は、本発明の実施形態における中継局
の内部構成を示すブロック図である。図4において、本
発明の実施形態における中継局は、無線部401と、パ
ケット受信部402と、中継処理部403と、ホップ数
加算部404と、パケット送信部405と、送信バッフ
ァ406と、衝突検出部407と、バックオフ時間決定
部408と、乱数発生部409と、優先パケット判断部
410と、を備えて構成される。
【0043】無線部401は、不図示のアンテナを介し
て無線によるパケット送受信を行う。
【0044】パケット受信部402は、無線部401を
介してパケットを受信する部分である。
【0045】中継処理部403は、パケット受信部40
2にて受信されたパケットを次に送るべき送信先に送る
処理を行う。
【0046】ホップ数加算部404は、後述されるホッ
プ数記録部において記録されているホップ数に”1”を
加算し、その結果を同一場所に書き込む処理を行う。
【0047】パケット送信部405は、パケット受信部
402に対して上位の状態(空線/禁止)を問い合わ
せ、空線状態である場合には、ホップ数加算部404か
ら送られてきたパケットを無線部401を介して送信
し、同時に送信したパケットを送信バッファ406へ格
納する。
【0048】また、パケット送信部405は、パケット
の再送回数を送信バッファ206から取得し、再送処理
回数を”1”加算して、送信バッファ206へ再び書き
込む機能を備えている。
【0049】送信バッファ406は、送信したパケット
とそのパケットの再送処理回数を一時的に格納する領域
である。
【0050】衝突検出部407は、無線部401を介し
て送信したパケットが他の送信パケットと衝突していな
いかどうかを決定する部分である。
【0051】バックオフ時間決定部408は、後述の乱
数発生部409及び優先パケット判断部410からの情
報に基づき、衝突したパケットの再送処理におけるバッ
クオフ時間を決定する。
【0052】乱数発生部409は、バックオフ時間決定
部408から依頼されると、ある決まった範囲の乱数を
発生し、当該発生した乱数をバックオフ時間決定部40
8へ渡す。
【0053】優先パケット判断部410は、送信バッフ
ァ406より送信されたパケットを取り出し、当該パケ
ットがどの程度優先されるべきかを調べ、その結果をバ
ックオフ時間決定部408へ送る。
【0054】図5は、本発明の実施形態における中継終
端局及び子局の内部構成を示すブロック図である。図5
において、本発明の実施形態における中継終端局及び子
局は、無線部501と、パケット受信部502と、イン
タフェース部503と、パケット送信部504と、送信
バッファ505と、衝突検出部506と、バックオフ時
間決定部507と、乱数発生部508と、優先パケット
判断部509と、を備えて構成される。
【0055】無線部501は、不図示のアンテナを介し
て無線によるパケット送受信を行う。
【0056】パケット受信部502は、無線部501を
介してパケットを受信する部分である。
【0057】インタフェース部503は、パケット受信
部502にて受信されたパケットを取得すると、当該パ
ケットからデータ部分を抜き出し、それをOPI(Open
System Interconnection )階層での上位レイヤに渡
す。また、インタフェース部503は、上位レイヤから
データを送信するように依頼を受けた場合、そのデータ
をパケット化し、パケット送信部504へ渡す。
【0058】パケット送信部504は、パケット受信部
502に対して上位の状態(空線/禁止)を問い合わ
せ、空線状態である場合には、ホップ数加算部504か
ら送られてきたパケットを無線部501を介して送信
し、同時に送信したパケットを送信バッファ505へ格
納する。
【0059】また、パケット送信部504は、パケット
の再送回数を送信バッファ505から取得し、再送処理
回数を”1”加算して、送信バッファ505へ再び書き
込む機能を備えている。
【0060】送信バッファ505は、送信したパケット
とそのパケットの再送処理回数を一時的に格納する領域
である。
【0061】衝突検出部506は、無線部501を介し
て送信したパケットが他の送信パケットと衝突していな
いかどうかを決定する部分である。
【0062】バックオフ時間決定部507は、後述の乱
数発生部508及び優先パケット判断部509からの情
報に基づき、衝突したパケットの再送処理におけるバッ
クオフ時間を決定する。
【0063】乱数発生部508は、バックオフ時間決定
部507から依頼されると、ある決まった範囲の乱数を
発生し、当該発生した乱数をバックオフ時間決定部50
7へ渡す。
【0064】優先パケット判断部509は、送信バッフ
ァ505より送信されたパケットを取り出し、当該パケ
ットがどの程度優先されるべきかを調べ、その結果をバ
ックオフ時間決定部507へ送る。
【0065】図6は、本発明の実施形態である優先デー
タ転送方法を適用した通信システムにおいて、送信パケ
ットが衝突した場合の概念を示す図である。
【0066】図6には、子局3Cからの送信パケットと
中継局2Bからの送信パケットとが中継局2Aに対して
同時に送信した場合が示されている。以下、図7及び図
8を参照しながら、各局における動作例を説明する。
【0067】〈第1の実施形態〉図7は、本発明の第1
の実施形態における中継局の動作例を示すフローチャー
トである。図7において、中継局2Bは、ある時刻t1
に子局3E〜子局3Gのいずれかから、無線部201を
介してデータを受信したか否かを判定する(ステップS
701)。ここで、データを受信していないと判定され
た場合は(ステップS701/NO)、無線部201に
おける受信処理を継続して行う。
【0068】ステップS701において、無線部201
を介して受信したデータがある場合には(ステップS7
01/YES)、そのパケットが正しく受信されたか否
かが確認され(ステップS702)、正しく受信されて
いない場合には(ステップS702/NO)、異常受信
であることを示す下りパケットをパケット受信部202
を介して無線部201に渡し、当該パケットの送信処理
を行う(ステップS704)。
【0069】ステップS702において、受信されたパ
ケットが正しく受信されている場合には(ステップS7
02/YES)、正常受信であることを示す下りパケッ
トをパケット受信部202を介して無線部201に渡
し、当該パケットの送信処理を行う(ステップS70
3)。
【0070】正しく受信されたパケットは、中継処理部
203において、送信元402及び送信先403にそれ
ぞれ、自分のID、次に送るべき中継局2AのIDに書
き換えられた後(ステップS705)、後段のホップ数
加算部204にてホップカウンタの加算処理を行う(ス
テップS706)。このホップ数加算部204でのホッ
プカウンタの加算処理は、ホップ数記録部404の値
に”1”を加えた値を同じ場所に書き込み、パケット送
信部205へ渡すものである。
【0071】パケット送信部205は、パケット受信部
202に対して上位の状態が空線状態か否かを問い合わ
せ(ステップS707)、上位から”空線”表示を受信
した場合(空線状態である場合)には、ホップ数加算部
204から受信したパケットをパケット送信部205、
無線部201と渡して中継局2Aに対しての送信処理を
行う(ステップS708)。この時の時刻をt2とす
る。
【0072】次に、衝突検出部207において、送信時
における衝突が発生したか否かを判定する(ステップS
709)。ここで、衝突検出部207による衝突が検出
されない場合には(ステップS709/NO)、部分エ
コーフィールドに格納される部分エコーの一致判定が行
われる(ステップS710)。
【0073】ステップS710において、判定された部
分エコーが一致した場合には(ステップS710/YE
S)、さらに送信すべきデータが存在するか否かが判定
される(ステップS717)。
【0074】ステップS717において、送信すべきデ
ータが存在すると判定された場合(ステップS717/
YES)、当該データをパケット送信部205を介して
送信処理を行い(ステップS718)、衝突検出部20
7にて送信されたデータの衝突の有無を検出する(ステ
ップS719)。ここで、衝突が検出されない場合には
(ステップS719/NO)、ステップS717に処理
を戻し、衝突が検出された場合には(ステップS719
/YES)、ステップS701へ処理を移行する。
【0075】ステップS709において、衝突検出部2
07にて衝突を検出した場合(ステップS709/YE
S)、または、ステップS710において、部分エコー
が一致しないと判定した場合(ステップS710/N
O)、中継局2Bは、パケット送信部205に対して衝
突を検出した旨を通知し、当該通知を受け取ったパケッ
ト送信部205は、送信バッファ206から、その衝突
したパケットの再送回数を取り出してリサイクルオーバ
ーか否かを確認、すなわち、再送リトライアウトを行う
(ステップS711)。
【0076】ステップS711において、衝突したパケ
ットがリサイクルオーバーであると判定された場合には
(ステップS711/YES)、当該パケットの送信を
失敗とし、ステップS701の処理へと移行する。
【0077】ステップS711において、衝突したパケ
ットがリサイクルオーバーでないと判定された場合には
(ステップS711/NO)、バックオフ時間決定部2
08に対してバックオフ時間を決定する依頼を通知し、
このバックオフ時間決定部208から乱数発生部209
に対して乱数の発生を依頼し(ステップS712)、優
先パケット判断部210に対して衝突したパケットがど
の程度優先されるべきものであるか優先度合いを調査す
るように依頼する(ステップS713)。
【0078】以上の依頼を受けた乱数発生部209は、
発生した乱数をバックオフ時間決定部208に通知し、
優先パケット判断部210は、パケットの優先度合いの
調査結果をバックオフ時間決定部208に通知する。
【0079】バックオフ時間決定部208は、通知され
た乱数及びパケットの優先度合いの調査結果に基づいて
バックオフ時間を計算し(ステップS714)、パケッ
ト送信部206に当該算出されたバックオフ時間を通知
する。
【0080】パケット送信部206は、通知されたバッ
クオフ時間分だけパケットの送信を待機させる(ステッ
プS715)。
【0081】ステップS715におけるバックオフ時間
分の待機が完了すると、パケット送信部206は、送信
バッファ208から再送するパケットを取得し(ステッ
プS716)、ステップS707の処理へと移行する。
【0082】図8は、本発明の第1の実施形態における
子局の動作例を示すフローチャートである。図8におい
て、子局3Cは、インタフェース部303にてOSI参
照モデルでの上位レイヤよりデータを送信する要求(依
頼)があるか否かを判定する(ステップS801)。こ
こで、データを送信する要求(依頼)があった場合(ス
テップS801/YES)、パケット送信部304は、
パケット受信部302に対して上位の状態が空線状態か
否かを問い合わせ(ステップS802)、上位から”空
線”表示を受信した場合(空線状態である場合)には、
インタフェース部303から受け取ったパケットを無線
部301を介して送信する(ステップs803)。
【0083】次に、衝突検出部306において、送信時
における衝突が発生したか否かを判定する(ステップS
804)。ここで、衝突検出部306による衝突が検出
されない場合には(ステップS804/NO)、部分エ
コーフィールドに格納される部分エコーの一致判定が行
われる(ステップS805)。
【0084】ステップS805において、判定された部
分エコーが一致した場合には(ステップS805/YE
S)、さらに送信すべきデータが存在するか否かが判定
される(ステップS812)。
【0085】ステップS812において、送信すべきデ
ータが存在すると判定された場合(ステップS812/
YES)、当該データをパケット送信部304を介して
送信処理を行い(ステップS813)、衝突検出部30
6にて送信されたデータの衝突の有無を検出する(ステ
ップS814)。ここで、衝突が検出されない場合には
(ステップS814/NO)、ステップS812に処理
を戻し、衝突が検出された場合には(ステップS814
/YES)、ステップS801へ処理を移行する。
【0086】ステップS804において、衝突検出部3
06にて衝突を検出した場合(ステップS804/YE
S)、または、ステップS805において、部分エコー
が一致しないと判定した場合(ステップS805/N
O)、子局3Cは、パケット送信部304に対して衝突
を検出した旨を通知し、当該通知を受け取ったパケット
送信部304は、送信バッファ305から、その衝突し
たパケットの再送回数を取り出してリサイクルオーバー
か否かを確認、すなわち、再送リトライアウトを行う
(ステップS806)。
【0087】ステップS806において、衝突したパケ
ットがリサイクルオーバーであると判定された場合には
(ステップS806/YES)、当該パケットの送信を
失敗とし、ステップS801の処理へと移行する。
【0088】ステップS806において、衝突したパケ
ットがリサイクルオーバーでないと判定された場合には
(ステップS806/NO)、バックオフ時間決定部3
07に対してバックオフ時間を決定する依頼を通知し、
このバックオフ時間決定部307から乱数発生部308
に対して乱数の発生を依頼し(ステップS807)、優
先パケット判断部309に対して衝突したパケットがど
の程度優先されるべきものであるか優先度合いを調査す
るように依頼する(ステップS808)。
【0089】以上の依頼を受けた乱数発生部308は、
発生した乱数をバックオフ時間決定部307に通知し、
優先パケット判断部309は、パケットの優先度合いの
調査結果をバックオフ時間決定部307に通知する。
【0090】バックオフ時間決定部307は、通知され
た乱数及びパケットの優先度合いの調査結果に基づいて
バックオフ時間を計算し(ステップS809)、パケッ
ト送信部304に当該算出されたバックオフ時間を通知
する。
【0091】パケット送信部304は、通知されたバッ
クオフ時間分だけパケットの送信を待機させる(ステッ
プS810)。
【0092】ステップS810におけるバックオフ時間
分の待機が完了すると、パケット送信部304は、送信
バッファ305から再送するパケットを取得し(ステッ
プS811)、ステップS802の処理へと移行する。
【0093】次に、図7のステップS714及び図8の
ステップS809におけるバックオフ時間決定部20
8,307にて決定されるバックオフ時間は、以下の式
によって算出される。
【0094】 バックオフ時間=乱数発生部(209,308)からの乱数×(1−優先パケ ット判断部210,309から受け取ったホップ数/最大ホップ数) ・・・・式1
【0095】ここでの最大ホップ数とは、図5に示され
るネットワーク構成において起こり得る最大のホップ数
である。上述される式1にて算出される値は、ホップ数
が大きければ大きいほどバックオフ時間が短くなるもの
である。
【0096】本発明の実施形態によれば、子局3Cから
送信されるパケットのホップ記録部403に格納されて
いる値は、”1”となる。一方、中継局2Bから送信さ
れるパケットのホップ記録部403に格納されている値
は、”2”となり、中継局2Bから送信されるホップ数
の方が大きい。従って、子局3Cのバックオフ時間決定
部307にて算出されるバックオフ時間よりも、中継局
2Bのバックオフ時間決定部208にて算出されるバッ
クオフ時間の方が短くなる確立が高くなる。
【0097】以上のようにバックオフ時間決定部20
8,307にて算出されたバックオフ時間は、パケット
送信部205,304にのそれぞれに通知され、各々通
知されたバックオフ時間だけ待機した後、送信バッファ
206,305に対して先に衝突を検出されたパケット
を取り出して、再送処理を実行する。
【0098】本発明の第1の実施形態である優先データ
転送方法によれば、ホップ数が多いほどバックオフ時間
が短くなるように設定される。このバックオフ時間が短
いと、パケット送信部においてバックオフ時間待機した
後でパケットを再送する際に、他のパケットと衝突せず
に送信できる確率が高いため、ホップ数の多いパケット
ほど優先してデータを送信できる。
【0099】ホップ数の多いパケットは、図1または図
6の通信システム構成に示されるように、途中で中継局
2を多数経由しているため、その分だけ途中での送信失
敗による欠損が生じやすく、また遅延時間および遅延の
変動幅も大きくなる。そのようなパケットを優先して送
出することにより、送信時にリサイクルオーバーにより
パケットが欠損する確率を減らすことが可能になる。
【0100】また、上述されるようなパケットを優先的
に送出することにより、遅延時間および遅延の変動幅を
小さくすることも可能となり、遅延及びその変動によっ
て生じるTCPなど上位レイヤのトランスポートプロト
コルによる再送を抑え、そのパケット自身が無駄となっ
てしまう確率を減らすことが可能となる。
【0101】〈第2の実施形態〉図9は、本発明の第2
の実施形態における中継局の概略構成を示すブロック図
である。図9において、本発明の第2の実施形態におけ
る中継局は、無線部901と、パケット受信部902
と、中継処理部903と、パケット送信部904と、送
信バッファ905と、衝突検出部906と、バックオフ
時間決定部907と、乱数発生部908と、優先パケッ
ト判断部909と、を備えて構成される。
【0102】なお、上述される第1の実施形態とは、ホ
ップ数加算部204を設けていない点にて相違するもの
である。
【0103】無線部901は、不図示のアンテナを介し
て無線によるパケット送受信を行う。
【0104】パケット受信部902は、無線部901を
介してパケットを受信する部分である。
【0105】中継処理部903は、パケット受信部90
2にて受信されたパケットを次に送るべき送信先に送る
処理を行う。
【0106】パケット送信部904は、パケット受信部
902に対して上位の状態(空線/禁止)を問い合わ
せ、空線状態である場合には、中継処理部903から送
られてきたパケットを無線部901を介して送信し、同
時に送信したパケットを送信バッファ905へ格納す
る。
【0107】また、パケット送信部904は、パケット
の再送回数を送信バッファ905から取得し、再送処理
回数を”1”加算して、送信バッファ905へ再び書き
込む機能を備えている。
【0108】送信バッファ905は、送信したパケット
とそのパケットの再送処理回数を一時的に格納する領域
である。
【0109】衝突検出部906は、無線部901を介し
て送信したパケットが他の送信パケットと衝突していな
いかどうかを決定する部分である。
【0110】バックオフ時間決定部907は、後述の乱
数発生部908及び優先パケット判断部909からの情
報に基づき、衝突したパケットの再送処理におけるバッ
クオフ時間を決定する。
【0111】乱数発生部908は、バックオフ時間決定
部907から依頼されると、ある決まった範囲の乱数を
発生し、当該発生した乱数をバックオフ時間決定部90
7へ渡す。
【0112】優先パケット判断部909は、送信バッフ
ァ905より衝突したパケットを取り出し、当該パケッ
トがどの程度優先されるべきかを調べ、その結果をバッ
クオフ時間決定部907へ送る。
【0113】図10は、本発明の第2の実施形態である
優先データ転送方法において、中継終端局、中継局、子
局との間で上り用の伝送パケットとして用いられるパケ
ット構成を示す図である。
【0114】図10において、本発明の第2の実施形態
における上り用の伝送パケットは、長さ情報1001
と、送信元1002と、送信先1003と、優先度10
04と、送信データ1005と、誤り訂正符号1006
と、から構成されている。
【0115】長さ情報1001は、送信すべきパケット
の残数である。送信元1002は、そのパケットの送信
者を識別するためのものであり、送信者のIDが格納さ
れている。送信先1003は、そのパケットを送信する
先を指定するもので、パケット送信先のIDが格納され
ている。優先度1004は、このパケットを早急に送る
べき度合い、すなわち、優先度を表すものであり、1の
整数値をとる。この値が小さいほど優先される度合いが
高いことを示す。送信データ1005は、送信するデー
タを格納する部分である。誤り訂正符号1006は、パ
ケットの受信誤りを検出及び訂正するための符号であ
る。
【0116】次に、図9を参照しながら本発明の第2の
実施形態である優先データ転送方法の動作例を以下に説
明する。図9において、下位に位置する中継局2または
子局3からのパケットを無線部901を経てパケット受
信部902で受信すると、そのパケットは、中継処理部
903に送られる。中継処理部903は、そのパケット
を受け取ると、当該パケットの送信元1002を自分の
IDに書き換え、送信先1003に上位の中継局2もし
くは中継終端局1のIDを書き込み、パケット送信部9
04へ渡す。パケット送信部904は、受け取ったパケ
ットを無線部901に渡し、送信バッファ905にも送
信したパケットと同じパケット(コピー)を格納する。
【0117】ここで、衝突検出部906にてパケット送
信時に衝突が生じたことを検出したとすると、衝突した
旨は、パケット送信部904に通知される。パケット送
信部904は、再送するためのバックオフ時間を決定す
るために、バックオフ時間決定部907へバックオフ時
間を算出するよう依頼する。バックオフ時間決定部90
7は、乱数発生部908にある範囲の乱数を発生するよ
うに依頼し、その結果を受け取る。
【0118】バックオフ時間決定部907は、乱数発生
部908による乱数を受け取ると同時に、先程送信した
パケットがどの程度優先さべきパケットなのかどうか知
るために、優先パケット判断部909に当該パケットの
優先するべき度合い、すなわち、本発明の第2の実施形
態においては、優先度1004の値を調べるように依頼
する。
【0119】優先パケット判断部909は、送信バッフ
ァ905から先程送信したパケットを取り出し、優先度
1004の値を調べ、その値をバックオフ時間決定部9
07に通知する。バックオフ時間決定部907は、乱数
発生部908より受け取った乱数と優先パケット判断部
909より受け取った優先度合いの結果より、例えば以
下の式によってバックオフ時間を算出する。
【0120】 バックオフ時間=優先パケット判断部909より受け取った値/乱数発生部9 08より受け取った値 ・・・・式2
【0121】上述される式2において、バックオフ時間
は、優先パケット判断部909より受け取った値、つま
り、衝突したパケットに記録されている優先度1004
に対して、乱数発生部908にから受け取った乱数を乗
じて算出している。従って、優先度1004の値が小さ
いほど通常時に比べてバックオフ時間が短くなり、より
優先されて送信処理が行われる。
【0122】バックオフ時間決定部907でバックオフ
時間が算出されると、その値はパケット送信部904に
通知される。パケット送信部904は、バックオフ時間
決定部907から通知されたバックオフ時間だけ送信処
理を待機した後、送信バッファ905からり先に衝突し
た送信パケットを取り出し、無線部901を介して再び
送信処理を行う。
【0123】本発明の第2の実施形態である優先データ
転送方法によれば、送信パケットに優先度1004を表
す領域を設け、乱数発生部908得られた乱数に優先度
を乗算し、優先度合いの高いパケットほどバックオフ時
間が短くなるようにすることで、衝突時に優先するべき
パケットを優先的に送信することが可能となる。
【0124】〈第3の実施形態〉本発明の第3の実施形
態である優先データ転送方法における子局の概略構成
は、上述される図9の構成と同様であるため、説明を省
略する。
【0125】図11は、本発明の第3の実施形態である
優先データ転送方法において、中継終端局、中継局、子
局との間で上り用の伝送パケットとして用いられるパケ
ット構成を示す図である。
【0126】図11において、本発明の第3の実施形態
における上り用の伝送パケットは、長さ情報1101
と、送信元1102と、送信先1103と、継続ビット
1104と、データサイズ1105と、送信データ11
06と、誤り訂正符号1107と、から構成されてい
る。
【0127】長さ情報1101は、送信すべきパケット
の残数である。送信元1102は、パケットの送信者を
識別するものであり、送信者のIDが格納されている。
送信先1103は、そのパケットの送信先を指定するも
のであり、パケット送信先のIDが格納されている。継
続ビット1104は、送信するデータがフラグメント処
理によって分割されて送られる場合、送信データ110
6に格納されているデータに続きのデータが存在するか
どうかを表す部分である。データサイズ1105は、送
信データ1106に格納されているデータのサイズを格
納する。送信データ1106は、送信するデータであ
る。誤り訂正符号1107は、本パケットの受信誤りを
検出および訂正するための符号である。
【0128】次に、図9を参照しながら本発明の第3の
実施形態である優先データ転送方法の動作例を以下に説
明する。図9において、下位に位置する中継局2または
子局3からのパケットを無線部901を経てパケット受
信部902で受信すると、そのパケットは、中継処理部
903に送られる。中継処理部903は、そのパケット
を受け取ると、当該パケットの送信元1102を自分の
IDに書き換え、送信先1103に上位の中継局2もし
くは中継終端局1のIDを書き込み、パケット送信部9
04へ渡す。パケット送信部904は、受け取ったパケ
ットを無線部901に渡し、送信バッファ905にも送
信したパケットと同じパケット(コピー)を格納する。
【0129】ここで、衝突検出部906にてパケット送
信時に衝突が生じたことを検出したとすると、衝突した
旨は、パケット送信部904に通知される。パケット送
信部904は、再送するためのバックオフ時間を決定す
るために、バックオフ時間決定部907へバックオフ時
間を算出するよう依頼する。バックオフ時間決定部90
7は、乱数発生部908にある範囲の乱数を発生するよ
うに依頼し、その結果を受け取る。
【0130】バックオフ時間決定部907は、乱数発生
部908による乱数を受け取ると同時に、先程送信した
パケットがどの程度優先すべきパケットなのかどうか知
るために、優先パケット判断部909に当該パケットの
優先するべき度合い、すなわち、本発明の第3の実施形
態においては、継続ビット1104及びデータサイズ1
105の内容を調べるように依頼する。
【0131】優先パケット判断部909は、送信バッフ
ァ905から先程送信したパケットを取り出し、継続ビ
ット1104及びデータサイズ1105の内容を調べ、
その結果をバックオフ時間決定部907に通知する。バ
ックオフ時間決定部907は、乱数発生部908より受
け取った乱数と優先パケット判断部909より受け取っ
た優先度合いの結果より、例えば以下の式によってバッ
クオフ時間を算出する。
【0132】 バックオフ時間=乱数発生部908より受け取った値×{1−(k×優先パケ ット判断部909より受け取ったデータサイズ/最大データサイズ)}×t ・・・・式3
【0133】ここで、kは0以上1未満の値であり、デ
ータサイズによる優先具合を調べるパラメータであり、
例えば0.5程度にしておく。また、tは優先パケット
部809より通知される継続ビット1104の状態によ
って値が変わり、当該継続ビット1104の状態により
継続するデータがないことを表していれば、t=1であ
り、継続するデータがあることを表していれば、tは0
<t<1となるような値である。例えば、t=0.8程
度とする。従って、上述される式3により算出される値
は、データサイズ1105が大きいほどバックオフ時間
が短くなり、また、同じデータサイズでも継続ビット1
104が継続データの存在を表していれば、よりバック
オフ時短くなる。
【0134】本発明の第3の実施形態である優先データ
転送方法によれば、データのサイズが大きいパケットほ
ど、また同じデータサイズでも継続データの存在するパ
ケットをより優先してデータを送信することができる。
このことにより、全体として大きいサイズのデータの送
信において、遅延を減らすことができる。
【0135】〈第4の実施形態〉本発明の第4の実施形
態である優先データ転送方法における子局の概略構成
は、上述される図3の構成と同様であるため、説明を省
略する。
【0136】図12は、本発明の第4の実施形態である
優先データ転送方法において、中継終端局、中継局、子
局との間で上り用の伝送パケットとして用いられるパケ
ット構成を示す図である。
【0137】図12において、本発明の第4の実施形態
における上り用の伝送パケットは、長さ情報1201
と、送信元1202と、送信先1203と、ホップ数記
録部1204と、優先度1205と、送信データ120
6と、誤り訂正符号1207と、から構成されている。
【0138】長さ情報1201は、送信すべきパケット
の残数である。送信元1202は、パケットの送信者を
識別するものであり、送信者のIDが格納されている。
送信先1203は、そのパケットの送信先を指定するも
のであり、パケット送信先のIDが格納されている。ホ
ップ数記録部1204は、このパケットのホップ数を格
納する部分であり、最初に送信する時は、”1”が格納
され、それ以降中継される毎に”1”が加算される。優
先度1205は、このパケットを早急に送るべき度合
い、すなわち、優先度を表すものであり、1〜4の整数
値をとる。この値が小さいほど優先される度合いが高い
ことを示す。送信データ1206は、送信するデータで
ある。誤り訂正符号1207は、本パケットの受信誤り
を検出よび訂正するための符号である。この場合のバッ
クオフ時間は、次式によって算出される。
【0139】 バックオフ時間=(乱数発生部409より受け取った値)×(優先パケット判 断部410より受け取ったパケットの優先度/4)×(1−優先パケット判断部 410より受け取ったホップ数/最大ホップ数) ・・・・式4
【0140】本発明の第4の実施形態である優先データ
転送方法によれば、発生した乱数値に、優先度を最大1
に換算した値を乗じ、さらにその値に、最大ホップ数に
対するこれまでホップした数の割合を乗じた分を差し引
くことでバックオフ時間を算出している。従って、優先
度が高いパケット及びホップ数の多いパケットほど優先
して送信されるが、さらに、ホップ数が少なくても優先
度が高いパケットを優先して送信するということが可能
になる。
【0141】なお、上述される実施形態は、本発明の好
適な実施形態としてICMA/PE手法によりランダム
アクセス制御(衝突制御)を行うものであるが、これに
限定されるものでなく、例えば、CSMA/CD手法に
よるランダムアクセス制御にも適用することが可能であ
る。
【0142】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の優先データ転送方法によれば、ホップ数が多いほどバ
ックオフ時間が短くなるように設定される。このバック
オフ時間が短いと、パケット送信部においてバックオフ
時間待機した後でパケットを再送する際に、他のパケッ
トと衝突せずに送信できる確率が高いため、ホップ数の
多いパケットほど優先してデータを送信できる。
【0143】また、本発明の優先データ転送方法によれ
ば、送信パケットに優先度を表す領域を設け、乱数発生
部から得られた乱数に優先度を乗算し、優先度合いの高
いパケットほどバックオフ時間が短くなるようにするこ
とで、衝突時に優先するべきパケットを優先的に送信す
ることが可能となる。
【0144】また、本発明の優先データ転送方法によれ
ば、データのサイズが大きいパケットほど、また同じデ
ータサイズでも継続データの存在するパケットをより優
先してデータを送信することができる。このことによ
り、全体として大きいサイズのデータの送信において、
遅延を減らすことができる。
【0145】また、本発明の優先データ転送方法によれ
ば、発生した乱数値に、優先度を最大1に換算した値を
乗じ、さらにその値に、最大ホップ数に対するこれまで
ホップした数の割合を乗じた分差し引くことでバックオ
フ時間を算出している。従って、優先度が高いパケット
及びホップ数の多いパケットほど優先して送信される
が、さらに、ホップ数が少なくても優先度が高いパケッ
トを優先して送信するということが可能になる。
【0146】さらに、本発明の優先データ転送方法によ
れば、従来、各端末装置にて行っていた優先データ転送
制御を中継装置にて行うので、各端末装置における負荷
を軽減することができ、より高速なデータ転送処理を実
現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である優先データ転送方法を
適用したネットワーク構成図である。
【図2】本発明の実施形態におけるICMA/PE手法
による上り/下りのパケットの構成図である。
【図3】本発明の実施形態における中継終端局、中継
局、子局との間で上り用伝送パケットの構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における中継局の内部
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における子局の内部構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態である優先データ転送
方法を適用した通信システムにおいて、送信パケットが
衝突した場合の概念を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における中継局の動作
例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態における子局の動作例
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態における中継局の概略
構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における中継終端
局、中継局、子局との間で上り伝送パケットの構成図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施形態における中継終端
局、中継局、子局との間で上り伝送パケットの構成図で
ある。
【図12】本発明の第4の実施形態における中継終端
局、中継局、子局との間で上り伝送パケットの構成図で
ある。
【図13】従来の優先データ転送方法の概略構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 中継終端局 2 中継局 3 子局
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HA08 HB11 HB17 HC13 JL01 KA03 KA17 KA21 LA01 LA03 LB12 LE05 MA04 5K033 AA05 AA06 CA06 CB03 CB06 CB08 CB17 DA05 DA17 DB20 5K034 DD03 EE11 HH65 MM03 MM22 QQ01 QQ08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突したパケットの段階的な優先度合い
    に基づいて該衝突したパケットの再送処理を行うことを
    特徴とする優先データ転送方法。
  2. 【請求項2】 ランダムアクセス制御による通信システ
    ムの優先データ転送方法において、 送信パケットの伝送路上での衝突を検出する衝突検出工
    程と、 前記衝突検出工程により衝突を検出すると乱数を発生さ
    せる乱数発生工程と、 前記送信パケットの優先度合いを判定する優先度合い判
    定工程と、 前記乱数発生工程による乱数と前記優先度合い判定工程
    により判定された前記送信パケットの優先度合いに基づ
    いて該送信パケットを再送するまでの遅延時間を生成す
    る遅延時間生成工程とを有し、 前記遅延時間生成工程にて生成された遅延時間分だけ前
    記送信パケットの送信を待機してから再送処理を行うこ
    とを特徴とする優先データ転送方法。
  3. 【請求項3】 前記送信パケットに該送信パケットの優
    先度合いとしてのホップ数を記録するホップ数記録フィ
    ールドを設け、 前記優先度合い判定工程により前記送信パケットの優先
    度合いを判定する際に、前記ホップ数記録フィールドに
    記録されているホップ数に基づいて該送信パケットの優
    先度合いを判定することを特徴とする請求項2記載の優
    先データ転送方法。
  4. 【請求項4】 前記遅延時間生成工程は、 前記乱数発生工程による乱数から前記ホップ数に比例し
    た値を減算して遅延時間を生成し、 前記ホップ数記録フィールドに記録されているホップ数
    の多いパケットを優先的に送信することを特徴とする請
    求項3記載の優先データ転送方法。
  5. 【請求項5】 前記送信パケットに該送信パケットの優
    先度合いとしての優先度を記録する優先度記録フィール
    ドを設け、 前記優先度合い判定工程により前記送信パケットの優先
    度合いを判定する際に、前記優先度記録フィールドに記
    録されている優先度に基づいて該送信パケットの優先度
    合いを判定することを特徴とする請求項2記載の優先デ
    ータ転送方法。
  6. 【請求項6】 前記遅延時間生成工程は、 前記乱数発生工程による乱数に前記送信パケットの優先
    度を乗算して遅延時間を生成し、 前記優先度記録フィールドに記録されている優先度が高
    いパケットを優先的に送信することを特徴とする請求項
    5記載の優先データ転送方法。
  7. 【請求項7】 前記送信パケットの優先度は、該優先度
    の値が小さいほど優先度合いが高いことを特徴とする請
    求項5または6記載の優先データ転送方法。
  8. 【請求項8】 前記送信パケットに、 該送信パケットの優先度合いとしての送信データ長を記
    録する送信データ長記録フィールドと、 前記送信パケットの継続データが存在するか否かを示す
    継続データ記録フィールドとを設け、 前記優先度合い判定工程により前記送信パケットの優先
    度合いを判定する際に、前記送信データ長と前記継続デ
    ータとに基づいて該送信パケットの優先度合いを判定す
    ることを特徴とする請求項2記載の優先データ転送方
    法。
  9. 【請求項9】 前記遅延時間生成工程は、 前記乱数発生工程による乱数から前記送信データ長に比
    例した値を減算し、また、前記継続データが存在する場
    合は、所定の値を乗算して遅延時間を生成し、 前記送信データ長に記録されているデータサイズが大き
    いパケットを優先的に送信し、 前記データサイズが同じ場合には、前記継続データ記録
    フィールドに継続データが存在するパケットを優先的に
    送信することを特徴とする請求項8記載の優先データ転
    送方法。
  10. 【請求項10】 前記送信パケットに、 該送信パケットの優先度合いとしてのホップ数を記録す
    るホップ数記録フィールドと、 前記送信パケットに該送信パケットの優先度合いとして
    の優先度を記録する優先度記録フィールドとを設け、 前記優先度合い判定工程により前記送信パケットの優先
    度合いを判定する際に、前記ホップ数と前記優先度とに
    基づいて該送信パケットの優先度合いを判定することを
    特徴とする請求項2記載の優先データ転送方法。
  11. 【請求項11】 前記遅延時間生成工程は、 前記乱数発生工程による乱数に対して前記優先度を乗算
    した値から前記ホップ数に比例した値を減算して遅延時
    間を生成し、 前記優先度の高いパケット及び前記ホップ数の多いパケ
    ットを優先的に送信することを特徴とする請求項10記
    載の優先データ転送方法。
  12. 【請求項12】 前記送信パケットの優先度は、該優先
    度の値が小さいほど優先度合いが高いことを特徴とする
    請求項10または12記載の優先データ転送方法。
  13. 【請求項13】 前記通信システムは、無線通信システ
    ムであることを特徴とする請求項1から12のいずれか
    1項に記載の優先データ転送方法。
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