JP2001274499A - 半導体レーザ装置及び半導体レーザチップのマウント方法 - Google Patents

半導体レーザ装置及び半導体レーザチップのマウント方法

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JP2001274499A
JP2001274499A JP2000087553A JP2000087553A JP2001274499A JP 2001274499 A JP2001274499 A JP 2001274499A JP 2000087553 A JP2000087553 A JP 2000087553A JP 2000087553 A JP2000087553 A JP 2000087553A JP 2001274499 A JP2001274499 A JP 2001274499A
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groove
heat sink
laser chip
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雅之 田村
Makoto Okada
眞琴 岡田
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    • H01L2924/1015Shape
    • H01L2924/10155Shape being other than a cuboid
    • H01L2924/10158Shape being other than a cuboid at the passive surface

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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体レーザチップをヒートシンクにマウント
する際に、平行度、マウント位置が簡易に決められ、高
精度なマウントが可能な半導体レーザ装置及び半導体レ
ーザチップのマウント方法を提供する。 【解決手段】ヒートシンク11上に半導体レーザチップ
12がマウントされてなる半導体レーザ装置であって、
半導体レーザチップ12がマウントされる面に溝13が
設けられ、この溝13内に導電層14が形成されたヒー
トシンク11と、ヒートシンク11に設けられた溝13
内にその外形が収まるように、溝13内の導電層14上
にマウントされた半導体レーザチップ12とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク等に
用いられる半導体レーザ装置及び半導体レーザチップの
マウント方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、1つの発光点を有する半導体
レーザ素子では発生する熱を放熱するために、さらに複
数の発光点を有する半導体レーザアレイでは各素子を独
立に駆動するために、ヒートシンク上の電極パターンに
合わせてこれらをマウントする必要がある。以下、半導
体レーザ素子及び半導体レーザアレイはマウントされる
前の半導体レーザチップをいい、半導体レーザ装置は半
導体レーザチップがヒートシンク上にマウントされた状
態をいうものとする。
【0003】図17(a)、図17(b)は、それぞれ
従来の半導体レーザ装置の構造を示す側面図である。
【0004】図17(a)に示す装置は、1つの発光点
を有する半導体レーザ装置である。ヒートシンク101
上には、電極パターン102が形成されている。ヒート
シンク101の電極パターン102上には、半導体レー
ザ素子103が接合されている。
【0005】また、図17(b)に示す装置は、2つの
発光点を有する半導体レーザ装置である。ヒートシンク
111上には、電極パターン112が形成されている。
ヒートシンク111の電極パターン112上には、半導
体レーザアレイ113が接合されている。
【0006】前記半導体レーザ素子及び半導体レーザア
レイをヒートシンクにマウントする際には、その平行度
及びマウント位置精度はマウンター装置の精度によって
決定される。例えば、画像認識装置を用いたマウンタ装
置の場合は、認識精度及び装置の機械的精度によってそ
の平行度及びマウント位置精度が決定される。また、機
械的に素子の平行度及びマウント位置を決めているマウ
ンタ装置では、装置の機械的精度及び使用部品の寸法精
度によってその平行度及びマウント位置精度が決定され
る。
【0007】また、前記半導体レーザアレイでは、例え
ば同一の半導体基板上に活性領域が光導波路方向に平行
となるように形成される。さらに、電流駆動が独立に行
えるように、各素子間の半導体多層膜の一部を電流防止
層に至るまで除去した分離溝が形成される。このとき、
応用上の必要や低価格な小チップを実現するために、分
離溝の溝幅をできる限り狭くすることが要求される。
【0008】前記半導体レーザアレイがマウントされる
ヒートシンクには、半導体レーザアレイの各素子を独立
に駆動するために、各素子に合わせて分離された電極パ
ターンが形成される。
【0009】そして、半導体レーザアレイをヒートシン
クにマウントする際には、図17(b)に示すように、
半導体レーザアレイ113の分離溝をヒートシンク11
1の電極パターン112間の中心に合わせてマウントす
る必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
レーザアレイをヒートシンクにマウントする際に、半導
体レーザアレイのマウント位置にずれが生じると、各素
子間での電極ショートが発生して独立発光ができなくな
ったり、発光点の位置ずれが生じたりなどにより、製造
歩留まりを低下させてしまう。
【0011】以下に、図18〜図21を参照して従来の
問題点を詳細に説明する。
【0012】半導体レーザアレイ(あるいは半導体レー
ザ素子)をヒートシンクにマウントする際には、微小プ
ローブやナイフエッジなどによる突き当て調整、または
顕微鏡などを用いての肉眼による相対位置調整、または
自動認識装置などを用いた画像処理による精密調整など
の手法が用いられている。
【0013】図18は、微小プローブによる突き当て方
式の一例を示す図である。半導体レーザアレイには、外
形形成上、生じる寸法誤差Wや、製法上の光軸のずれな
どの影響を受けているものがある。このような半導体レ
ーザアレイに対し、プローブによる突き当てにて位置合
わせを行った場合、位置ずれを起こし、マウント時にお
いて要求される調整誤差範囲を超えてしまう。
【0014】すなわち、半導体レーザアレイの外形にず
れがなく矩形状になっている場合はよい。しかし、例え
ば図18に示すように、半導体レーザアレイ113の外
形が矩形状になっていない場合、プローブ114を用い
て設計上の寸法で外形から位置合わせを行うと、本来は
中心に存在する半導体レーザアレイ113の分離溝とヒ
ートシンク111の設計中心とが合わなくなってしま
う。115は、半導体レーザアレイ113を保持するバ
キュームツールである。
【0015】また、図19は、肉眼による調整方式を示
す図である。この図19に示される肉眼による調整方式
では、調整する人間の熟練度などの影響により、安定し
た位置調整結果が得られない。また、自動機械による精
密な位置決め方式では、費やされる時間が多大となり、
一般量産に向かないものとなってしまう。
【0016】また、半導体レーザアレイがマウントされ
るヒートシンク上には、独立駆動のための電極パターン
が形成されている。このようなヒートシンク上では、融
着接合材(例えば半田など)の微妙な染み出しが電極パ
ターン間の短絡を引き起こし、致命的な不良となること
がある。
【0017】また、図20は、マウント時の半導体レー
ザアレイとヒートシンクを側面から見た図である。図2
0に示すように、半導体レーザアレイ113と融着側の
ヒートシンク111との相対位置関係が何らかの要因で
平行ではない場合、半導体レーザアレイ113をヒート
シンク111に接合させたとき、図21に示すように、
非平行状態の半導体レーザアレイ113の端部がヒート
シンク111に突き当たり、回転して光軸をずらすこと
になる。
【0018】このような事態をなくすため、図19に示
すように、肉眼で観察し修正する方法があるが、作業を
行うものの熟練が要求されるため、一般量産に向かない
ものとなってしまう。
【0019】そこでこの発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、半導体レーザチップをヒートシンクに
マウントする際に、平行度、マウント位置が簡易に決め
られ、高精度なマウントが可能な半導体レーザ装置及び
半導体レーザチップのマウント方法を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る半導体レーザ装置は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップがマウントされてなる半導体レ
ーザ装置にであって、前記半導体レーザチップがマウン
トされる面に溝が設けられ、この溝内に導電層が形成さ
れたヒートシンクと、前記ヒートシンクに設けられた前
記溝内にその外形が収まるように、前記溝内の導電層上
にマウントされた前記半導体レーザチップとを具備する
ことを特徴とする。
【0021】また、さらに前記ヒートシンクに設けられ
た前記溝内の一方の側面には前記導電層が形成されてお
らず、この側面に前記半導体レーザチップの側面が接触
するように、前記半導体レーザチップがマウントされて
いることを特徴とする。
【0022】また、さらに前記半導体レーザチップは、
複数のレーザ素子を有する半導体レーザアレイであるこ
とを特徴とする。
【0023】また、さらに前記半導体レーザアレイは、
複数のレーザ素子の各々を独立に駆動するために分離さ
れた複数の第1導電層を有し、前記ヒートシンクは前記
溝内に分離された複数の第2導電層を有し、前記複数の
第2導電層の各々に前記複数の第1導電層がそれぞれ接
続されていることを特徴とする。
【0024】また、さらに前記半導体レーザアレイは、
同一の半導体基板上に活性領域が光導波路方向に平行と
なるように形成され、かつ電流駆動が独立に行えるよう
に、前記レーザ素子間の半導体多層膜の一部を電流防止
層に至るまで除去した分離溝を有することを特徴とす
る。
【0025】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザ装置は、ヒートシンク上に半導体レーザ
チップがマウントされてなる半導体レーザ装置であっ
て、前記半導体レーザチップがマウントされる面に第1
の溝が設けられたヒートシンクと、前記第1の溝の幅と
ほぼ同じ幅の第2の溝が設けられ、この第2の溝と前記
第1の溝とが一致するように、前記ヒートシンク上にマ
ウントされた半導体レーザチップとを具備することを特
徴とする。
【0026】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザチップのマウント方法は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップをマウントして半導体レーザ装
置を製造する半導体レーザチップのマウント方法におい
て、前記半導体レーザチップがマウントされる面に溝が
設けられ、この溝内に導電層が形成されたヒートシンク
に対し、前記溝内に半導体レーザチップが収まるよう
に、前記溝内の前記導電層上に前記半導体レーザチップ
をマウントすることを特徴とする。
【0027】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザチップのマウント方法は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップをマウントして半導体レーザ装
置を製造する半導体レーザチップのマウント方法におい
て、前記半導体レーザチップがマウントされる面に第1
の溝が設けられたヒートシンクに対し、前記第1の溝の
幅とほぼ同じ幅の第2の溝が設けられた半導体レーザチ
ップを、この第2の溝と前記第1の溝とが一致するよう
にマウントすることを特徴とする。
【0028】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザチップのマウント方法は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップをマウントして半導体レーザ装
置を製造する半導体レーザチップのマウント方法におい
て、第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、
第2の溝が形成された前記ヒートシンクの上方に保持す
る工程と、前記半導体レーザチップの側面に、前記第1
の溝を横切るように前記ヒートシンクのマウント面に平
行な平行光を照射すると共に、前記ヒートシンクの側面
に、前記第2の溝を横切るように前記ヒートシンクのマ
ウント面に平行な平行光を照射する工程と、2つの前記
側面から反射される2つの前記平行光の反射光を受光
し、前記第1の溝による反射光の抜け及び第2の溝によ
る反射光の抜けから、前記第1の溝及び第2の溝の所在
位置を検出する工程と、前記所在位置を検出する工程に
おける検出状況を確認しながら、前記第1の溝及び第2
の溝の所在位置が一致するように、前記半導体レーザチ
ップの位置を調整する工程とを具備することを特徴とす
る。
【0029】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザチップのマウント方法は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップをマウントして半導体レーザ装
置を製造する半導体レーザチップのマウント方法におい
て、第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、
前記ヒートシンクの上方に保持する工程と、前記半導体
レーザチップの側面に、前記分離溝を横切るように前記
ヒートシンクのマウント面に平行な平行光を照射する工
程と、前記半導体レーザチップの前記第1の溝に照射さ
れた平行光のうち、前記第1の溝を通過した光を受光す
る工程と、前記第1の溝を通過した光を受光する工程に
おける受光の有無を確認しながら、受光が有るように前
記ヒートシンクのマウント面に対する前記半導体レーザ
チップの角度を調整する工程とを具備することを特徴と
する。
【0030】前記目的を達成するために、この発明に係
る半導体レーザチップのマウント方法は、ヒートシンク
上に半導体レーザチップをマウントして半導体レーザ装
置を製造する半導体レーザチップのマウント方法におい
て、第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、
第2の溝が形成された前記ヒートシンクの上方に保持す
る工程と、前記半導体レーザチップの側面に、前記第1
の溝を横切るように前記ヒートシンクのマウント面に平
行な平行光を照射すると共に、前記ヒートシンクの側面
に、前記第2の溝を横切るように前記ヒートシンクのマ
ウント面に平行な平行光を照射する工程と、前記半導体
レーザチップの側面に照射された平行光のうち、前記第
1の溝を通過した光と、前記ヒートシンクの側面に照射
された平行光のうち、前記第2の溝を通過した光とを受
光し、前記第1の溝及び第2の溝の所在位置を検出する
工程と、前記所在位置を検出する工程における検出状況
を確認しながら、前記第1の溝及び第2の溝の所在位置
が一致するように、前記半導体レーザチップの位置を調
整する工程とを具備することを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0032】[第1の実施の形態]図1は、この発明の
第1の実施の形態の半導体レーザ装置の構成を示す側面
図である。この図1は、半導体レーザ素子の発光点側か
ら見たものである。図2は、半導体レーザ素子がマウン
トされるヒートシンクの構造を示す斜視図である。ここ
で、前記半導体レーザ素子は、単独の発光点を有する半
導体チップとする。
【0033】前記ヒートシンクの構造は以下のようにな
っている。図2に示すように、半導体レーザ素子がマウ
ントされるヒートシンク11のマウント面側には、半導
体レーザ素子12をマウントするための溝部13が形成
されている。溝部13内を含むヒートシンク11上に
は、電極パターン14が形成されている。
【0034】この第1の実施の形態の半導体レーザ装置
の構成は以下のようになっている。図1に示すように、
前記ヒートシンク11の溝部13内の電極パターン14
上には、半導体レーザ素子12がマウントされている。
【0035】前記ヒートシンク11に設けられた溝部1
3の幅は、半導体レーザ素子12の設計幅にばらつき量
を加え、さらにマウント時の位置合わせのばらつき量を
加えた長さで形成されている。例えば、半導体レーザ素
子12のばらつき量を加えた幅を200μm〜400μ
mとし、位置合わせのばらつき量を50μmとした場
合、溝部13の幅は250μm〜450μmとなる。な
お、この溝部13の形成には、エッチングが用いられ
る。
【0036】前記ヒートシンク11は、窒化アルミニウ
ム(AlN)、シリコン(Si)などの材料からなり、
マウント面及びその裏面には前述した電極パターン14
が形成されている。
【0037】この第1の実施の形態では、ヒートシンク
11に半導体レーザ素子12をマウントする際に、ヒー
トシンク11に設けられた溝部13に合わせて、溝部1
3内に半導体レーザ素子12をマウントすることによ
り、ヒートシンク11に対する半導体レーザ素子12の
平行度、マウント位置が簡易に決定でき、高精度な位置
合わせが可能となる。
【0038】[第2の実施の形態]図3は、この発明の
第2の実施の形態の半導体レーザ装置の構成を示す側面
図である。この図3は、半導体レーザ素子の発光点側か
ら見たものである。
【0039】前記ヒートシンクの構造は以下のようにな
っている。図3に示すように、ヒートシンク11のマウ
ント面側には、半導体レーザ素子12をマウントするた
めの溝部13が形成されている。溝部13を含むヒート
シンク11上には、電極パターン14が形成されてい
る。ヒートシンク11の溝部13内における片側の側面
13A上には電極パターン14が形成されていない。
【0040】この第2の実施の形態の半導体レーザ装置
の構成は以下のようになっている。図3に示すように、
前記ヒートシンク11の溝部13内の電極パターン14
上には、半導体レーザ素子12の側面が前記溝部13内
の側面13Aに密着するように、半導体レーザ素子12
がマウントされている。
【0041】このマウントでは、ヒートシンク11に対
する半導体レーザ素子12の平行度、及びマウント位置
の位置決めがヒートシンク11の溝部13の側面13A
を基準面として行われる。
【0042】この第2の実施の形態では、ヒートシンク
11に半導体レーザ素子12をマウントする際に、ヒー
トシンク11の溝部13の側面13Aを基準面とし、こ
の基準面に合わせて半導体レーザ素子12をマウントす
ることにより、ヒートシンク11に対する半導体レーザ
素子12の平行度、マウント位置が簡易に決定でき、高
精度な位置合わせが可能となる。
【0043】[第3の実施の形態]次に、2ビームを有
する半導体レーザアレイがヒートシンクにマウントされ
た半導体レーザ装置について説明する。
【0044】図4は、半導体レーザアレイの構造を示す
断面図である。この図4に示す半導体レーザアレイ20
は、異なる2つの発振波長を有する2ビーム半導体レー
ザアレイである。
【0045】図4において、21は発振波長λ1のレー
ザ素子、22は発振波長λ2のレーザ素子である。レー
ザ素子21、22では、凸ストライプ状に加工された第
3クラッド層23と、GaAs電流防止層24の組み合
わせで横方向に屈折率ステップが形成されている。これ
により、レーザ素子21、22は、ともに屈折率ガイド
レーザとなっている。GaAs電流防止層24は、電流
をそれぞれのリッジストライプ部分に狭窄する役割も果
たしている。
【0046】前記レーザ素子21とレーザ素子22は、
分離溝25によって電気的に分離されている。例えば、
分離溝25の幅は10μm〜50μm程度、その深さは
10μm〜20μm程度とする。p側電極26、27
は、外部よりそれぞれ独立に駆動できるようになってい
る。また、n側電極28は、基板29から共通にとるこ
とができる。
【0047】図5は、前記半導体レーザアレイがマウン
トされるヒートシンクの構造を示す斜視図である。
【0048】半導体レーザアレイ20がマウントされる
ヒートシンク31のマウント面側には、半導体レーザア
レイ20をマウントするための溝部33が形成されてい
る。溝部33を含むヒートシンク31上には、各ビーム
(レーザ素子21、22)を独立に駆動するための分離
された電極パターン32が形成されている。
【0049】ヒートシンク31に設けられた溝部33の
幅は、半導体レーザアレイ31の設計幅にばらつき量を
加え、さらにマウント時の位置合わせのばらつき量を加
えた長さで形成されている。例えば、半導体レーザアレ
イ31のばらつき量を加えた幅を200μm〜400μ
mとし、位置合わせのばらつき量を50μmとした場
合、溝部33の幅は250μm〜450μmとなる。溝
部33の深さは、数10μm程度で形成されている。な
お、この溝部33の形成には、エッチングが用いられ
る。
【0050】前記電極パターン32には、各レーザ素子
21、22を独立して駆動できるように間隙が形成され
ている。電極パターン32は、この間隙の中心と半導体
レーザアレイ20に設けられた分離溝25の中心とを一
致させたときに、p側電極26、27と溝部33内の電
極パターン32が一致するように、ヒートシンク31上
にパターン化されている。
【0051】次に、図4に示す半導体レーザアレイ20
を図5に示すヒートシンク31にマウントした半導体レ
ーザ装置について説明する。
【0052】図6は、この発明の第3の実施の形態の半
導体レーザ装置の構成を示す側面図である。
【0053】前記ヒートシンク31の溝部33内の電極
パターン32上には、電極パターン32の間隙の中心と
分離溝25の中心とが一致するように、半導体レーザア
レイ20がマウントされている。その後、ヒートシンク
31と半導体レーザアレイ20とのマウント部が昇温さ
れ、ヒートシンク31上に、半導体レーザアレイ20が
半田などにより融着接合される。
【0054】この第3の実施の形態では、ヒートシンク
31に半導体レーザアレイ20をマウントする際に、ヒ
ートシンク31に設けられた溝部33に合わせて、溝部
33内に半導体レーザアレイ20をマウントすることに
より、ヒートシンク31に対する半導体レーザアレイ2
0の平行度、マウント位置が簡易に決定でき、高精度な
位置合わせが可能となる。
【0055】また、高精度なマウントができることよ
り、電極パターン32に対する2ビーム半導体レーザア
レイ20のマウント位置ずれによって、各レーザ素子2
1、22間にショートが発生するのを抑えることができ
る。
【0056】[第4の実施の形態]図7は、この発明の
第4の実施の形態の半導体レーザ装置の構成を示す側面
図である。この図7は、半導体レーザ装置の発光点側か
ら見たものである。
【0057】図7に示すように、ヒートシンク31のマ
ウント面側には、半導体レーザアレイ20をマウントす
るための溝部33が形成されている。溝部33を含むヒ
ートシンク31上には、各ビーム(レーザ素子21、2
2)を独立に駆動するための分離された電極パターン3
2が形成されている。すなわち、前記電極パターン32
には、各レーザ素子21、22を独立して駆動できるよ
うに間隙が形成されている。ヒートシンク31の溝部3
3内における片側の側面33A上には、電極パターン3
2が形成されていない。
【0058】前記ヒートシンク31の溝部33内の電極
パターン32上には、半導体レーザアレイ20の側面が
前記溝部33内の側面33Aに密着するように、半導体
レーザアレイ20がマウントされている。
【0059】溝部33内の電極パターン32は、このよ
うな溝部33内の側面33Aを位置合わせの基準面とし
たマウントが行われたとき、半導体レーザアレイ20の
p側電極26、27と溝部33内の電極パターン32が
一致するように、ヒートシンク31上にパターン化され
ている。
【0060】前述したマウントでは、ヒートシンク31
の溝部33の側面33Aを基準面とし、この基準面に半
導体レーザアレイ20の側面を接触させることによっ
て、マウント時の位置決めが行われる。
【0061】この第4の実施の形態によれば、ヒートシ
ンク31に半導体レーザアレイ20をマウントする際
に、ヒートシンク31の溝部33の側面33Aを基準面
としている。そして、この基準面に合わせて半導体レー
ザアレイ20をマウントすることにより、ヒートシンク
31に対する半導体レーザアレイ20の平行度、マウン
ト位置が簡易に決定でき、高精度な位置合わせが可能と
なる。
【0062】また、高精度なマウントができることよ
り、電極パターン32に対する2ビーム半導体レーザア
レイ20のマウント位置ずれによって、各レーザ素子2
1、22間にショートが発生するのを抑えることができ
る。
【0063】なお、前記第3、第4の実施の形態におい
て、2ビーム半導体レーザアレイの発振波長λ1と発振
波長λ2を異なる波長としたが、同一の波長であっても
よい。さらに、発振波長λ1と発振波長λ2を、CD-
R、DVD-ROMの両方が読み込み可能な波長にして
もよい。この場合、例えば発振波長λ1を780nm、
発振波長λ2を650nmとする。
【0064】また、前記第3、第4の実施の形態におい
ては、2つのレーザ素子を有する2ビーム半導体レーザ
アレイを用いたが、n個(n=3、4、5、…)のレー
ザ素子を有するnビーム半導体レーザアレイを用いても
よい。
【0065】[第5の実施の形態]次に、図6、図7に
示した2ビームを有する半導体レーザアレイを用いた受
光集積ユニットについて説明する。
【0066】図8は、この発明の第5の実施の形態の受
光集積ユニットの構成を示す平面図である。
【0067】まず、この受光集積ユニット40の製造プ
ロセスの概要を述べる。9°オフアングルのシリコン
(100)基板41に、集積回路42、受光素子43を
通常の集積回路プロセスで形成する。次に、異方性エッ
チングにより、四角錐台状の凹部斜面の1つが45°と
なるマイクロミラー44を形成する。前記45°のミラ
ー面は、レーザ光の反射ミラーとして使用される。
【0068】エッチング部を絶縁膜で保護し、2ビーム
半導体レーザアレイ20のp側電極26あるいは27と
接続される電極パターン45を形成する。電極パターン
45には、各レーザ素子21、22を独立して駆動でき
るように間隙が形成されている。
【0069】前記電極パターン45は、この間隙の中心
と半導体レーザアレイ20に設けられた分離溝25の中
心とを一致させたときに、電極パターン45の間隙とp
側電極26、27間の間隙とが一致するように、シリコ
ン基板41上にパターン化されている。また、シリコン
基板41上には、光量モニタ用のフォトダイオード46
が形成されている。
【0070】次に、受光集積ユニット40への2ビーム
半導体レーザアレイ20マウント方法について説明す
る。
【0071】前記2ビーム半導体レーザアレイ20を受
光集積ユニット40にマウントする際、シリコン基板4
1に形成されたエッチング斜面47を基準面とし、半導
体レーザアレイ20の側面を前記基準面に合わせてマウ
ントする。すなわち、半導体レーザアレイ20の側面
を、前記基準面の底辺に沿うようにマウントする。これ
により、受光集積ユニット40に対する半導体レーザア
レイ20の平行度、マウント位置が簡易に決定でき、高
精度な位置合わせが可能となる。
【0072】以上説明したようにこの第5の実施の形態
によれば、2ビーム半導体レーザアレイ20を受光集積
ユニット40にマウントする際、シリコン基板41に形
成されたエッチング斜面47を基準面として、半導体レ
ーザアレイ20の側面を前記基準面に合わせてマウント
することにより、受光集積ユニット40に対する半導体
レーザアレイ20の平行度、マウント位置が簡易に決定
でき、高精度な位置合わせが可能となる。また、高精度
なマウントができることより、電極パターン45に対す
る2ビーム半導体レーザアレイ20のマウント位置ずれ
によって、各レーザ素子21、22間にショートが発生
するのを抑えることができる。
【0073】なお、この第5の実施の形態においては、
2ビーム半導体レーザアレイの発振波長λ1と発振波長
λ2を、CD-R、DVD-ROMの両方が読み込み可能
な波長にしてもよい。この場合、例えば発振波長λ1を
780nm、発振波長λ2を650nmとする。
【0074】[第6の実施の形態]図9は、この発明の
第6の実施の形態の半導体レーザ素子のマウント方法を
示すマウント装置、半導体レーザアレイ、及びヒートシ
ンクの斜視図である。
【0075】マウント装置において、バキュームツール
51は、半導体レーザアレイ50を吸引して保持する。
プローブ53、54は、半導体レーザアレイ50の位置
を調整するものである。
【0076】前記半導体レーザアレイ50は、2つの発
光点からレーザ光を出力する2ビーム型の半導体チップ
である。2つの発光点の間には、2ビーム半導体レーザ
アレイとして必要な電気的な分離溝55が形成されてい
る。この分離溝55には、寸法的な規定は特にないが、
実質運用上、半導体レーザアレイの縦幅、横幅の各々に
対して1割程度の比率の寸法を有するものとする。
【0077】また、ヒートシンク56は、前記半導体レ
ーザアレイ50がマウントされるべきマウント面に合わ
せ溝58が形成されている。この合わせ溝58は、前記
分離溝55と同様の寸法形状を有するものとする。例え
ば、例えば、合わせ溝58の幅は10μm〜50μm程
度、その深さは10μm〜20μm程度とする。さら
に、ヒートシンク56のマウント面上には、電気的に分
離された電極パターン57が形成されている。
【0078】次に、前記ヒートシンク56上への半導体
レーザアレイ50のマウント方法について説明する。こ
こでは、半導体レーザアレイ50の分離溝55とヒート
シンク56の合わせ溝58とを一致させることにより、
位置合わせを行う。
【0079】まず、半導体レーザアレイ50をバキュー
ムツール51で吸引し、融着接合対象であるヒートシン
ク56の上方に保持する。そして、プローブ53、54
を用いた突き立て方式でおおまかな位置を出す。図10
に、前記突き当て方式でおおまかな位置を出す工程を示
す。
【0080】次に、図11に示すように、半導体レーザ
アレイ50の分離溝55が形成された側面、及びヒート
シンク56の合わせ溝58が形成された側面に、それぞ
れスリット光61、62などの平行光を照射する。この
スリット光61、62の照射部は、モニタ顕微鏡などに
同軸で組み込むこんでおく。これにより、前記スリット
光61、62の反射光の観察と、前記分離溝55及び合
わせ溝58の位置観察とを同時に行う。
【0081】図12(a)〜図12(f)は、前記スリ
ット光を用いた位置合わせの手法を示す概略図である。
図12(a)、図12(c)、図12(e)はスリット
光61、62と分離溝55及び合わせ溝58を示し、図
12(b)、図12(d)、図12(f)はそれぞれ図
12(a)、図12(c)、図12(e)に対する反射
光のモニタ表示を示している。
【0082】まず、図12(a)に示すように、スリッ
ト光61を、半導体レーザアレイ50の側面に沿って分
離溝55に向かって走査していく。このとき、図12
(b)に示すように、スリット光61の反射光をカメラ
などで捉え、モニタ画面内に表示する。同様に、スリッ
ト光62の反射光を観察しながら、スリット光62をヒ
ートシンク56の側面に沿って合わせ溝58に向かって
走査していく。
【0083】そして、スリット光61が分離溝55まで
走査されたとき、図12(d)に示すように、反射光の
抜けを分離溝55の所在位置として観察することができ
る。同様に、スリット光62が合わせ溝58まで走査さ
れたとき、図12(d)に示すように、反射光の抜けを
合わせ溝58の所在位置として観察することができる。
【0084】続いて、図12(f)に示すように、モニ
タ画面内に表示された分離溝55及び合わせ溝58の所
在位置が一致するように、プローブ53により半導体レ
ーザアレイ50を移動する。そして、分離溝55及び合
わせ溝58の所在位置が一致したところで、バキューム
ツール51による吸引を停止し、ヒートシンク56上に
半導体レーザアレイ50をマウントする。その後、ヒー
トシンク56と半導体レーザアレイ50とのマウント部
が昇温され、ヒートシンク56上に、半導体レーザアレ
イ50が半田などにより融着接合される。
【0085】このようなマウント方法により、肉眼であ
れば一瞥して、自動認識装置を用いた場合は複雑な画像
認識技術を用いることなく、二値化変換するだけで、容
易に半導体レーザアレイとヒートシンクの相対的な位置
が精密に把握でき、所望の位置にマウントすることが可
能になる。
【0086】また、前記ヒートシンク56に形成された
合わせ溝58は、前述した光学的位置合わせの基準に用
いられるだけでなく、融着接合時に半田材が溶融して余
分に流出した場合に、流出した半田材が流れ込む溝とし
て用いられる。図13は、融着接合時に溶融した余分な
半田材が合わせ溝に流れ込む様子を示している。図13
に示すように、隣接する電極パターン57間に合わせ溝
58を設けておけば、溶融した余分な半田材63が隣接
する電極パターン57に達することはない。このよう
に、ヒートシンク56の合わせ溝58は、流出した半田
材63が隣接して配線された電極パターン57間をショ
ートさせるのを防止する役割も果たす。
【0087】この第6の実施の形態によれば、ヒートシ
ンク56に半導体レーザアレイ50をマウントする際
に、反射光の抜けを分離溝55または合わせ溝58の所
在位置として捉え、これらの所在位置が一致したところ
で、ヒートシンク56上に半導体レーザアレイ50をマ
ウントすることにより、ヒートシンク56に対する半導
体レーザアレイ50の平行度、マウント位置が簡易に決
定でき、高精度な位置合わせが可能となる。
【0088】また、高精度なマウントができることよ
り、電極パターン57に対する2ビーム半導体レーザア
レイ50のマウント位置ずれによって、各レーザ素子間
にショートが発生するのを抑えることができる。
【0089】[第7の実施の形態]図14は、この発明
の第7の実施の形態の半導体レーザ素子のマウント方法
を示すマウント装置、半導体レーザアレイ、及びヒート
シンクの側面図である。
【0090】図14に示すように、このマウント装置
は、バキュームツール73、2つのプローブ(図示しな
い)、スリット光光源74、及び受光装置75を有して
いる。
【0091】前記バキュームツール73は、半導体レー
ザアレイ50を吸引して保持する。2つのプローブは、
半導体レーザアレイ50の位置を調整するものである。
スリット光光源74は、スリット光71、72などの平
行光を、それぞれ半導体レーザアレイ50及びヒートシ
ンク56の側面に照射する。さらに、前記受光装置75
は、半導体レーザアレイ50の分離溝55を通過したス
リット光71及びヒートシンク56の合わせ溝58を通
過したスリット光72を検出する。
【0092】この第7の実施の形態で用いられる半導体
レーザアレイ、及びヒートシンクの構成は前記第6の実
施の形態で用いられるものと同様である。
【0093】図14に示すマウント装置を用いた、スリ
ット光の光軸方向(あおり方向)対する半導体レーザア
レイの平行位置の設定は下記のように行う。
【0094】まず、スリット光(平行光)71を、半導
体レーザアレイ50の側面に照射する。同様に、スリッ
ト光(平行光)72を、ヒートシンク56の側面に照射
する。ここで、前記スリット光71、72は、いずれも
ヒートシンク56の融着接合面と平行になるように設定
されている。
【0095】また、スリット光71、72が入射される
半導体レーザアレイ50及びヒートシンク56の入射面
とは反対の出射面側に、スリット光71、72と光軸が
平行になるように受光装置75を配置する。受光装置7
5には、撮像管あるいはCCD(電荷結合素子)が用い
られる。
【0096】前記受光装置75は、スリット光光源74
から照射されたスリット光71のうち、半導体レーザア
レイ50の分離溝55を通過した光を検出する。また、
同様に受光装置75は、スリット光光源74から照射さ
れたスリット光72のうち、ヒートシンク56の合わせ
溝58を通過した光を検出する。
【0097】図15(a)に示すように、ヒートシンク
56の融着接合面に平行なスリット光71に対して、半
導体レーザアレイ50が平行な位置関係を保っている場
合は、分離溝55を通過した光が受光装置75にて検出
される。そして、図15(b)に示すように、モニタ画
面内に輝点が映し出される。
【0098】一方、図15(c)に示すように、ヒート
シンク56の融着接合面に平行なスリット光71に対し
て、半導体レーザアレイ50が平行な位置関係になく、
スリット光71の光軸方向(あおり方向)にθだけずれ
ている場合、分離溝55に入射したスリット光71は進
行方向を曲げられてしまい、受光装置75に到達できな
い。よって、この場合、図15(d)に示すように、モ
ニタ画面内には輝点が現れない。
【0099】この第7の実施の形態では、スリット光光
源74から照射されたスリット光のうち、半導体レーザ
アレイ50の分離溝55及びヒートシンク56の合わせ
溝58を通過した光を、背後側に設置された受光装置7
5にて検知している。この検知による画像をモニタする
ことにより、容易に半導体レーザアレイ50とヒートシ
ンク56(あるいは外囲器)の融着接合面との平行位置
関係(スリット光軸方向のずれ)を検知することができ
る。
【0100】同様に、バキュームツール73を軸とする
回転方向のずれに対しても、スリット光71の通過光の
有無により、容易に高精度な光軸合わせを行うことがで
きる。
【0101】また、前記第1の実施の形態と同様に、図
14に示すマウント装置で、前記受光装置75で捉えた
スリット光71、72の通過光を用いることにより、ヒ
ートシンク56の融着接合面に対して水平方向の高精度
な位置合わせを行うことが可能である。
【0102】図14に示すマウント装置を用いた水平方
向の高精度な位置合わせは下記のように行う。
【0103】図16(a)〜図16(f)は、前記スリ
ット光を用いた水平方向の位置合わせの手法を示す概略
図である。図12(a)、図16(c)、図16(e)
はスリット光71、72と分離溝55及び合わせ溝58
を示し、図16(b)、図16(d)、図16(f)は
それぞれ図16(a)、図16(c)、16(e)に対
するスリット光71、72の通過光のモニタ表示を示し
ている。ここでは、スリット光の光軸方向(あおり方
向)に対しては、半導体レーザアレイ50とヒートシン
ク56(あるいは外囲器)の融着接合面との相対位置関
係は一致しているものとして説明する。
【0104】まず、図16(a)に示すように、スリッ
ト光71を、半導体レーザアレイ50の側面に沿って分
離溝55に向かって走査していく。このとき、スリット
光71が分離溝55を通過した光をカメラなどで捉え、
モニタ画面内に表示する。同様に、図16(b)に示す
ように、スリット光72の合わせ溝58を通過した光が
観察できるまで、スリット光72をヒートシンク56の
側面に沿って合わせ溝58に向かって走査していく。
【0105】そして、スリット光71が分離溝55まで
走査されたとき、図16(d)に示すように、スリット
光71の通過光を分離溝55の所在位置として観察する
ことができる。同様に、スリット光72が合わせ溝58
まで走査されたとき、図16(d)に示すように、スリ
ット光72の通過光を合わせ溝58の所在位置として観
察することができる。
【0106】続いて、図16(f)に示すように、モニ
タ画面内に表示された分離溝55及び合わせ溝58の所
在位置が一致するように、プローブ53により半導体レ
ーザアレイ50を移動する。そして、分離溝55及び合
わせ溝58の所在位置が一致したところで、バキューム
ツール51による吸引を停止し、ヒートシンク56上に
半導体レーザアレイ50をマウントする。その後、ヒー
トシンク56と半導体レーザアレイ50とのマウント部
が昇温され、ヒートシンク56上に、半導体レーザアレ
イ50が半田などにより融着接合される。
【0107】このようなマウント方法により、肉眼であ
れば一瞥して、自動認識装置を用いた場合は複雑な画像
認識技術を用いることなく、二値化変換するだけで、容
易に半導体レーザアレイとヒートシンクの相対的な位置
が精密に把握でき、所望の位置にマウントすることが可
能になる。
【0108】この第7の実施の形態によれば、ヒートシ
ンク56に半導体レーザアレイ50をマウントする際
に、スリット光の通過光を分離溝55または合わせ溝5
8の所在位置として捉え、これらの所在位置が一致した
ところで、ヒートシンク56上に半導体レーザアレイ5
0をマウントすることにより、ヒートシンク56に対す
る半導体レーザアレイ50の平行度、マウント位置が簡
易に決定でき、高精度な位置合わせが可能となる。
【0109】また、高精度なマウントができることよ
り、電極パターン57に対する2ビーム半導体レーザア
レイ50のマウント位置ずれによって、各レーザ素子間
にショートが発生するのを抑えることができる。
【0110】なお、前記第6、第7の実施の形態では、
平行光としてスリット光を用いた。しかし、これに限る
わけではなく、レーザ光などを用いてもよい。また、前
記第7の実施の形態では、受光装置に撮像管あるいはC
CD(電荷結合素子)を用いたが、これに限るわけでは
なく、光電変換素子などを用いて電気信号の有無を検出
するようにしてもよい。また、前記実施の形態では、半
導体レーザチップのマウント対象をヒートシンクとした
が、これに限るわけではなく、その他の外囲器であって
もこの発明を適用することができる。
【0111】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、半
導体レーザチップをヒートシンクにマウントする際に、
平行度、マウント位置が簡易に決められ、高精度なマウ
ントが可能な半導体レーザ装置及び半導体レーザチップ
のマウント方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体レーザ装
置の構成を示す側面図である。
【図2】前記第1の実施の形態における半導体レーザ素
子がマウントされるヒートシンクの構造を示す斜視図で
ある。
【図3】この発明の第2の実施の形態の半導体レーザ装
置の構成を示す側面図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態における半導体レ
ーザアレイの構造を示す断面図である。
【図5】前記第3の実施の形態における半導体レーザア
レイがマウントされるヒートシンクの構造を示す斜視図
である。
【図6】この発明の第3の実施の形態の半導体レーザ装
置の構成を示す側面図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態の半導体レーザ装
置の構成を示す側面図である。
【図8】この発明の第5の実施の形態の受光集積ユニッ
トの構成を示す平面図である。
【図9】この発明の第6の実施の形態の半導体レーザ素
子のマウント方法を示すマウント装置、半導体レーザア
レイ、及びヒートシンクの斜視図である。
【図10】前記マウント方法における突き当て方式によ
る位置出しを示す側面図である。
【図11】前記マウント方法におけるスリット光の照射
を示す斜視図である。
【図12】(a)〜(f)は、前記スリット光を用いた
位置合わせの手法を示す概略図である。
【図13】前記第6の実施の形態における融着接合時に
溶融した余分な半田材が合わせ溝に流れ込む様子を示す
斜視図である。
【図14】この発明の第7の実施の形態の半導体レーザ
素子のマウント方法を示すマウント装置、半導体レーザ
アレイ、及びヒートシンクの側面図である。
【図15】(a)〜(d)は、前記第7の実施の形態に
おけるスリット光を用いた光軸方向の位置合わせの手法
を示す概略図である。
【図16】(a)〜(f)は、前記第7の実施の形態に
おけるスリット光を用いた水平方向の位置合わせの手法
を示す概略図である。
【図17】(a)、(b)は、それぞれ従来の半導体レ
ーザ装置の構造を示す側面図である。
【図18】微小プローブを用いた突き当て方式による位
置合わせの一例を示す図である。
【図19】肉眼を用いた調整方式による位置合わせを示
す図である。
【図20】マウント工程における半導体レーザアレイと
ヒートシンクの側面図である。
【図21】非平行状態の半導体レーザアレイの端部がヒ
ートシンクに突き当たり回転する様子を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11…ヒートシンク 12…半導体レーザ素子 13…溝部 13A…溝部の側面 14…電極パターン 14が形成されている。 20…半導体レーザアレイ 21…レーザ素子 22…レーザ素子 23…第3クラッド層 24…GaAs電流防止層 25…分離溝 26…p側電極 27…p側電極 28…n側電極 29…基板 31…ヒートシンク 32…電極パターン 33…溝部 33A…溝部内の側面 40…受光集積ユニット 41…シリコン(100)基板 42…集積回路 43…受光素子 44…マイクロミラー 45…電極パターン 46…フォトダイオード 47…エッチング斜面 50…半導体レーザアレイ 51…バキュームツール 53、54…プローブ 55…分離溝 56…ヒートシンク 57…電極パターン 58…合わせ溝 61、62…スリット光 63…半田材 71、72…スリット光 73…バキュームツール 74…スリット光光源 75…受光装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 眞琴 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5F047 AA02 AB03 CA08 5F073 AB02 AB12 BA06 DA21 FA15 FA23 5F089 AA02 AB09 AC02 AC08 AC20 AC24 CA14 CA15 CA16

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンク上に半導体レーザチップが
    マウントされてなる半導体レーザ装置において、 前記半導体レーザチップがマウントされる面に溝が設け
    られ、この溝内に導電層が形成されたヒートシンクと、 前記ヒートシンクに設けられた前記溝内にその外形が収
    まるように、前記溝内の導電層上にマウントされた前記
    半導体レーザチップと、 を具備することを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒートシンクに設けられた前記溝内
    の一方の側面には前記導電層が形成されておらず、この
    側面に前記半導体レーザチップの側面が接触するよう
    に、前記半導体レーザチップがマウントされていること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体レーザチップは、複数のレー
    ザ素子を有する半導体レーザアレイであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体レーザアレイは、複数のレー
    ザ素子の各々を独立に駆動するために分離された複数の
    第1導電層を有し、前記ヒートシンクは前記溝内に分離
    された複数の第2導電層を有し、前記複数の第2導電層
    の各々に前記複数の第1導電層がそれぞれ接続されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の半導体レーザ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザアレイは、同一の半導
    体基板上に活性領域が光導波路方向に平行となるように
    形成され、かつ電流駆動が独立に行えるように、前記レ
    ーザ素子間の半導体多層膜の一部を電流防止層に至るま
    で除去した分離溝を有することを特徴とする請求項4に
    記載の半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】 前記レーザ素子は、異なる発振波長を有
    することを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記レーザ素子は、同一の発振波長を有
    することを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ装
    置。
  8. 【請求項8】 シリコン基板上に形成された集積回路
    と、 前記シリコン基板上に形成された受光素子と、 前記シリコン基板上に形成された光量モニタ用のフォト
    ダイオードと、 半導体基板上に活性領域が光導波路方向に平行となるよ
    うに形成され、かつ電流駆動が独立に行えるように、各
    々のレーザ素子間の半導体多層膜の一部を電流防止層に
    至るまで除去した分離溝を有する半導体レーザアレイ
    と、 を具備することを特徴とする受光集積ユニット。
  9. 【請求項9】 ヒートシンク上に半導体レーザチップが
    マウントされてなる半導体レーザ装置において、 前記半導体レーザチップがマウントされる面に第1の溝
    が設けられたヒートシンクと、 前記第1の溝の幅とほぼ同じ幅の第2の溝が設けられ、
    この第2の溝と前記第1の溝とが一致するように、前記
    ヒートシンク上にマウントされた半導体レーザチップ
    と、 を具備することを特徴とする半導体レーザ装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体レーザチップは複数のレー
    ザ素子を有する半導体レーザアレイであり、前記第2の
    溝は前記複数のレーザ素子を電気的に各々のレーザ素子
    に分離する分離溝であることを特徴とする請求項9に記
    載の半導体レーザ装置。
  11. 【請求項11】 前記ヒートシンクに設けられた前記第
    1の溝は、前記ヒートシンク上に分離されて形成された
    複数の導電層間に設けられていることを特徴とする請求
    項10に記載の半導体レーザ装置。
  12. 【請求項12】 ヒートシンク上に半導体レーザチップ
    をマウントして半導体レーザ装置を製造する半導体レー
    ザチップのマウント方法において、 前記半導体レーザチップがマウントされる面に溝が設け
    られ、この溝内に導電層が形成されたヒートシンクに対
    し、前記溝内に半導体レーザチップが収まるように、前
    記溝内の前記導電層上に前記半導体レーザチップをマウ
    ントすることを特徴とする半導体レーザチップのマウン
    ト方法。
  13. 【請求項13】 前記ヒートシンクに設けられた前記溝
    内の一方の側面には前記導電層が形成されておらず、こ
    の側面に前記半導体レーザチップの側面が接触するよう
    に、前記半導体レーザチップをマウントすることを特徴
    とする請求項12に記載の半導体レーザチップのマウン
    ト方法。
  14. 【請求項14】 ヒートシンク上に半導体レーザチップ
    をマウントして半導体レーザ装置を製造する半導体レー
    ザチップのマウント方法において、 前記半導体レーザチップがマウントされる面に第1の溝
    が設けられたヒートシンクに対し、前記第1の溝の幅と
    ほぼ同じ幅の第2の溝が設けられた半導体レーザチップ
    を、この第2の溝と前記第1の溝とが一致するようにマ
    ウントすることを特徴とする半導体レーザチップのマウ
    ント方法。
  15. 【請求項15】 前記半導体レーザチップは複数のレー
    ザ素子を有する半導体レーザアレイであり、前記第2の
    溝は前記複数のレーザ素子を電気的に各々のレーザ素子
    に分離する分離溝であることを特徴とする請求項14に
    記載の半導体レーザチップのマウント方法。
  16. 【請求項16】 前記ヒートシンクに設けられた前記第
    1の溝は、前記ヒートシンク上に分離されて形成された
    複数の導電層間に設けられていることを特徴とする請求
    項15に記載の半導体レーザチップのマウント方法。
  17. 【請求項17】 前記ヒートシンクに設けられた前記第
    1の溝は、前記半導体レーザチップが前記ヒートシンク
    にマウントされる際、溶融された接合材が流れ込む溝で
    あることを特徴とする請求項16に記載の半導体レーザ
    チップのマウント方法。
  18. 【請求項18】 ヒートシンク上に半導体レーザチップ
    をマウントして半導体レーザ装置を製造する半導体レー
    ザチップのマウント方法において、 第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、第2
    の溝が形成された前記ヒートシンクの上方に保持する工
    程と、 前記半導体レーザチップの側面に、前記第1の溝を横切
    るように前記ヒートシンクのマウント面に平行な平行光
    を照射すると共に、前記ヒートシンクの側面に、前記第
    2の溝を横切るように前記ヒートシンクのマウント面に
    平行な平行光を照射する工程と、 2つの前記側面から反射される2つの前記平行光の反射
    光を受光し、前記第1の溝による反射光の抜け及び第2
    の溝による反射光の抜けから、前記第1の溝及び第2の
    溝の所在位置を検出する工程と、 前記所在位置を検出する工程における検出状況を確認し
    ながら、前記第1の溝及び第2の溝の所在位置が一致す
    るように、前記半導体レーザチップの位置を調整する工
    程と、 を具備することを特徴とする半導体レーザチップのマウ
    ント方法。
  19. 【請求項19】 ヒートシンク上に半導体レーザチップ
    をマウントして半導体レーザ装置を製造する半導体レー
    ザチップのマウント方法において、 第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、前記
    ヒートシンクの上方に保持する工程と、 前記半導体レーザチップの側面に、前記分離溝を横切る
    ように前記ヒートシンクのマウント面に平行な平行光を
    照射する工程と、 前記半導体レーザチップの前記第1の溝に照射された平
    行光のうち、前記第1の溝を通過した光を受光する工程
    と、 前記第1の溝を通過した光を受光する工程における受光
    の有無を確認しながら、受光が有るように前記ヒートシ
    ンクのマウント面に対する前記半導体レーザチップの角
    度を調整する工程と、 を具備することを特徴とする半導体レーザチップのマウ
    ント方法。
  20. 【請求項20】 ヒートシンク上に半導体レーザチップ
    をマウントして半導体レーザ装置を製造する半導体レー
    ザチップのマウント方法において、 第1の溝が形成された前記半導体レーザチップを、第2
    の溝が形成された前記ヒートシンクの上方に保持する工
    程と、 前記半導体レーザチップの側面に、前記第1の溝を横切
    るように前記ヒートシンクのマウント面に平行な平行光
    を照射すると共に、前記ヒートシンクの側面に、前記第
    2の溝を横切るように前記ヒートシンクのマウント面に
    平行な平行光を照射する工程と、 前記半導体レーザチップの側面に照射された平行光のう
    ち、前記第1の溝を通過した光と、前記ヒートシンクの
    側面に照射された平行光のうち、前記第2の溝を通過し
    た光とを受光し、前記第1の溝及び第2の溝の所在位置
    を検出する工程と、 前記所在位置を検出する工程における検出状況を確認し
    ながら、前記第1の溝及び第2の溝の所在位置が一致す
    るように、前記半導体レーザチップの位置を調整する工
    程と、 を具備することを特徴とする半導体レーザチップのマウ
    ント方法。
  21. 【請求項21】 前記半導体レーザチップは複数のレー
    ザ素子を有する半導体レーザアレイであり、前記第2の
    溝は前記複数のレーザ素子を電気的に各々のレーザ素子
    に分離する分離溝であることを特徴とする請求項18ま
    たは20に記載の半導体レーザチップのマウント方法。
  22. 【請求項22】 前記ヒートシンクに設けられた前記第
    1の溝は、前記ヒートシンク上に分離されて形成された
    複数の導電層間に設けられていることを特徴とする請求
    項18、19または20に記載の半導体レーザチップの
    マウント方法。
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