JP2001274200A - 平面表示装置の製造のためのテープキャリアパッケージの熱圧着装置 - Google Patents

平面表示装置の製造のためのテープキャリアパッケージの熱圧着装置

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JP2001274200A
JP2001274200A JP2000082715A JP2000082715A JP2001274200A JP 2001274200 A JP2001274200 A JP 2001274200A JP 2000082715 A JP2000082715 A JP 2000082715A JP 2000082715 A JP2000082715 A JP 2000082715A JP 2001274200 A JP2001274200 A JP 2001274200A
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heater head
temperature
thermocompression bonding
bonding apparatus
heater
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Koji Satsunai
浩二 札内
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面表示装置を製造するためのテープキャ
リアパッケージの熱圧着装置において、ヒーターヘッド
11の圧着面11aと表示パネル載置台との間の平行度
の微調整を容易に行えるとともに、ネジの焼付け等の不
具合が生じない熱圧着装置を提供する。 【解決手段】長尺板状のヒーターヘッド11に、多数の
電熱ヒーター12及び熱伝対13を配置し、ヒーターヘ
ッド11の部位ごとに温度を制御する。そして、ヒータ
ーヘッド11の温度差にしたがう熱膨張の度合いの調整
により、ヒーターヘッド11の圧着面11aの高低を部
位ごとに適宜調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープキャリアパ
ッケージ(TCP: Tape Carrier Package)を用いて外部
駆動系統から表示パネルへの信号入力を行う平面表示装
置等を製造するにあたり、表示パネルの周縁部にテープ
キャリアパッケージ等を実装するための熱圧着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに置き換わる
平面表示装置が盛んに開発されており、特に、液晶表示
装置は、薄型、軽量、低消費電力を達成できることか
ら、ノートPC、カーナビゲーション装置、小型TV等
に急速に市場を拡大している。
【0003】これら平面表示装置は、画素が配列されて
画像表示領域が形成された表示パネルと、この表示パネ
ルに画像信号その他の駆動信号を入力する駆動回路系統
とからなる。この駆動回路系統から表示パネルへの駆動
信号の入力は、表示パネルの周縁部に設けられた接続部
を通じて行なわれる。一般には、この周縁部に、入力信
号を所定のタイミングで制御して出力信号を生成する駆
動ICチップが複数配置される。
【0004】平面表示装置の表示領域をなす表示パネル
は、通常、2枚の絶縁基板の間に、外部からの制御に従
って光の透過又は反射の程度を調整することのできる複
数の画素を備えてなるものである。多数の加工工程によ
り各絶縁基板の片面に電極領域、カラーフィルター等が
形成され、その後液晶物質等をサンドイッチ状に挟むセ
ル構造体すなわち表示パネルが形成される。
【0005】駆動ICチップを表示パネルに実装する方
式には、駆動ICチップを直接搭載するCOG(Chip On
Glass)方式もあるが、テープキャリアパッケージ(以
下TCPという)を用いる方式が多く用いられている。
図4〜5中に示すように、TCP3とは、通常、ポリイ
ミド等の絶縁フィルム30上に配線パターンが形成され
てなる矩形小片状のフレキシブルプリント基板であっ
て、駆動ICチップ32が搭載されたものである。
【0006】TCP3の矩形状の一辺に沿って出力側端
子群31が設けられ、これに対向する辺に入力側端子群
が設けられる。そして、各TCP3の出力側端子群31
の部分が、CCD6等を用いて位置合わせされて、表示
パネル5の周縁にある接続パッド群51に機械的かつ電
気的に接続される。また、各TCP3の入力側の辺に沿
った部分は、ハンダ付け等により、駆動入力用のプリン
ト基板に機械的かつ電気的に接続される。
【0007】TCP3の出力側端子群31の部分と、表
示パネル5の接続パッド群51との接続は、これら端子
群の端子ピッチが狭いことから、一般に、異方性導電層
により行なわれる。異方性導電層とは、熱硬化性または
熱可塑性の樹脂層の中に、導電性粒子を分散させたもの
であり、熱圧着を受けた個所で、樹脂層を挟む端子間の
電気的導通を実現するものである。異方性導電層として
は、作業工程上の便宜のため、一般には、テープ状のフ
ィルムとして供給される異方性導電フィルム(ACF)
4が用いられる。
【0008】表示パネル5の周縁部へのTCP3の実装
は、ACF4を用いる場合、例えば、下記(1)〜(5)の工
程により行なわれる。図5には、これらの工程を模式的
に示す。
【0009】(1)ACF4を表示パネル5の周縁部に貼
り付ける。
【0010】(2)ACF加熱ヘッド71を用いてACF
3を加熱する。
【0011】(3)各TCP3の出力側端子群31と表示
パネル5上の接続パッド群51とを、図4に示すように
して位置合わせした後、TCP3の仮圧着を行う。
【0012】(4)ヒーターヘッド11を備える熱圧着装
置により、TCP3の本圧着を行う。
【0013】(5)ハンダ付け加熱ヘッド72を用いて、
TCP3の入力側端子群と、駆動入力用PCB(プリン
ト基板)35上の端子群とを、はんだ付けにより接続す
る。
【0014】上記(4)の本圧着工程において、熱圧着装
置のヒーターヘッド11と、表示パネル5とが互いに精
密に平行になるようにする必要がある。すなわち、ヒー
ターヘッド11の圧着面と、表示パネル載置台との間の
平行の度合い(平行度flatness)を充分なものとする必
要がある。平行度は、通常、間隔が最小となる個所と最
大となる個所との間での、間隔の値の差により表され
る。したがって、値が小さいほど、平行の度合いが高
い。ACFに用いる導電粒子の直径が典型的には約5〜
6μmであり、このとき平行度の値は約5μm以内とす
る必要がある。
【0015】従来の技術におけるTCPの熱圧着装置に
ついて、図6を用いて説明する。
【0016】図6には、熱圧着装置におけるヒーターヘ
ッド11を含むヒーターツール1について、装置正面側
から見た立面図により示す。図に示すように、ヒーター
ツール1は、図面の左右に延びるブレード状のヒーター
ヘッド11と、これと同様に左右に延び、下面の幅方向
(図の紙面を貫く方向)中央部がこのヒーターヘッド1
1の上端に接続する下側の角棒梁(はり)15と、下面
がこの下側角棒梁15の上面に組み合わされる、上側の
角棒梁(はり)18とからなる。
【0017】上側角棒梁18と下側角棒梁15とは、こ
れらの長手方向(図の左右方向)中央部に、幅方向(図
面における手前側及び奥側)の両側からネジ止めされる
矩形状の継ぎ板19により、互いに接合されている。
【0018】また、上側角棒梁18を上下に貫き下側角
棒梁15の内部に至る垂直のねじ孔27が多数設けられ
ており、これらネジ孔27がヒーターツール11の長手
方向の略全体にわたって略均等に配分されている。これ
ら各ネジ孔27に上方からさし込まれるネジ25,26
は、上側角棒梁18と下側角棒梁15との間の間隔を部
位ごとに微調整するためのものである。
【0019】この際、図示の例では、上下の角棒梁1
5,18を互いに引き離す応力を生じさせて下側角棒梁
15を下方に押圧する「押しネジ」25と、逆に、上下
の角棒梁15,18の間を互いに引き付ける応力を生じ
させて下側角棒梁15を上方に引っ張る「引きネジ」2
6とが交互に配列されている。これら押しネジ25及び
引きネジ26を、スパナ等で適宜回転させることによ
り、ヒーターヘッド11の圧着面11aが、表示パネル
載置台との間で必要な平行度をなすよう調整される。
【0020】なお、下側角棒梁15には、ネジ孔27の
形成部よりも下方において、一本の長尺棒状の電熱ヒー
ター12’が、一方の端面15a側から差し込まれ、ほ
ぼ他方の端面15bに至るまで延びている。そして、図
示の例では、棒状電熱ヒーター12’の下方に、棒状電
熱ヒーター12’が差し込まれたと同一の端面15aか
ら、棒状のシース熱電対13’が差し込まれている。ま
た、他方の端面15bの付近には、小寸法の熱電対13
が配されている。
【0021】棒状電熱ヒーター12’は、熱電対1
3’,13による温度検知に基づいて、ヒーターヘッド
11の温度を、例えば220〜230℃に保つように制
御される。
【0022】ヒーターツール1は全体が金属製であって
熱膨張による変形が発生するが、熱膨張の具合を完全に
予想してヒーターヘッド11を加工しておくということ
は非常に困難である。
【0023】そのため、以上に説明したように、従来技
術の熱圧着装置では、かなり高温に加熱されるヒーター
ツール1の角棒梁部分15、18中に押しネジ25及び
引きネジ26が差し込まれ、これらのネジのねじ込みの
度合いを調整することによってヒーターヘッド11の圧
着面11aの局部的な高低を調整していた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のように
押しネジ25や引きネジ26を用いるものであると、時
折、これらのネジ25,26に焼付けが発生するという
問題があった。ネジの焼付けとは、加熱膨張や熱圧着操
作の繰り返し等により、ネジ25,26がネジ孔27に
完全に噛み込まれて動かなくなった状態をいう。ネジの
焼付けが生じたならば、そのネジの部分を旋盤で穿孔
し、ネジ孔を切りなおす必要があった。
【0025】一方、ネジの引締め加減によるヒーターヘ
ッド11の局部的な高さの変化は複雑であり、多数のネ
ジ25,26を調整して全体を平行にするまでには、熟
練した作業者であってもかなりの作業時間を要してい
た。また、このような技能を修得するまでには相当の熟
練を要するものであった。
【0026】特には、大型の表示パネルを製造する際、
複数のTCP3の出力端部を同時に熱圧できるように、
長さ寸法の大きいヒーターツール1が用いられるが、こ
のような熱圧着装置にあっては、平行度の調整には、か
なりの作業と熟練を要していた。
【0027】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、平面表示装置を製造するためのテープキャリア
パッケージ等の熱圧着装置において、ヒーターヘッド圧
着面と表示パネル載置台との間の平行度の微調整を容易
に行えるとともに、ネジの焼付け等の不具合が生じない
熱圧着装置を提供するものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1の熱圧着装置
は、表示パネルの周縁部に異方性導電層を介してテープ
キャリアパッケージを実装するための熱圧着装置であっ
て、圧着面が形成されたヒーターヘッドと、このヒータ
ーヘッドを支持する支持部材とを備えた熱圧着装置にお
いて、前記ヒーターヘッドの長手方向に沿った各部位ご
とにて温度を検知するための少なくとも一つの部位温度
検出部と、前記各部位ごとに前記ヒーターヘッドを加熱
するための少なくとも一つの部位加熱部と、前記部位温
度検出部による検知に基づき前記部位加熱部による加熱
動作を制御して前記ヒーターヘッドの温度を前記各部位
ごとに所定の範囲に設定・保持する部位温度設定部とか
らなり、前記各部位間での温度差に基づく熱膨張の差に
より、前記表示パネルの周縁部から前記ヒーターヘッド
の圧着面までの間隔を調整するための間隔調整手段が備
えられることを特徴とする。
【0029】上記のような構成であると、ヒーターヘッ
ド圧着面と表示パネル載置台との間の平行度の微調整を
容易かつ確実に行えるとともに、ネジの焼付け等の不具
合を防止することができる。
【0030】請求項2の熱圧着装置は、前記部位温度検
出部が、前記ヒーターヘッドまたはその支持部材中に、
その長手方向に沿って配列される複数の温度センサであ
り、前記部位温度加熱部は、前記複数の温度センサにそ
れぞれ近接して配置され、当該近接する温度センサの検
知に基づいて加熱動作が制御される、複数のヒーターで
あることを特徴とする。
【0031】上記のようであると、部位ごとの温度の調
整を容易に行うことができ、これにより、各部位でのヒ
ーターヘッド圧着面と表示パネル載置台との間隔の調整
を容易に行うことができる。
【0032】請求項5の熱圧着装置は、前記ヒーターヘ
ッドが前記圧着面を一端面とする板状であり、前記複数
のヒーターがこのヒーターヘッド内に配列されることを
特徴とする。
【0033】上記のようであると、ヒーターヘッドの各
部位において、支持部材により支持される個所から圧着
面までの寸法が、熱容量に比べて大きく、また、各ヒー
ターがこのようなヒーターヘッドを直接加熱するもので
あるため、各部位での温度調整と、これによる熱膨張の
度合いの調整とを容易に行うことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】実施例の熱圧着装置について、図
1〜3を用いて説明する。
【0035】図1は、熱圧着装置10のヒーターツール
1の正面図であり、図2は、このヒーターツール1を端
面側から見た外観図である。図3は、熱圧着装置10の
全体を示す模式的な外観斜視図である。
【0036】図1〜2に示すように、ヒーターツール1
は、左右に延びる細長い長尺板状ないし角棒状のヒータ
ーヘッド11と、同様に左右に延びヒーターヘッド11
の上端面に接続する長尺の下側角棒梁(はり)15と、
これに上方から組み合わされる上側角棒梁18とからな
る。
【0037】ヒーターヘッド11は、金属製であり、左
右の端面が上下に長い略矩形状である。また、ヒーター
ヘッド11の下端面がTCP3を圧着する圧着面11a
をなし、上端面が、下側角棒梁15の下面の幅方向中央
部に接続する。図示の例で、ヒーターヘッド11は、上
側及び下側の角棒梁15,18より少し短い。ヒーター
ヘッド11の長さは、例えば300mmである。
【0038】ヒーターヘッド11の上部には、多数の短
円柱状の電熱ヒーター12が、ヒーターヘッド11の厚
み方向すなわち熱圧着装置10の正面側または裏面側か
ら差し込まれている。これら電熱ヒーター12は、ヒー
ターヘッド11の左右両端付近を除き、ヒーターヘッド
11の長手方向に均等に配分されている。また、各電熱
ヒーター12の直下の個所ごとに、小寸法の熱伝対13
が、電熱ヒーター12と同様にヒーターヘッド11の正
面側または裏面側から差し込まれている。図示の例にお
いて、各熱伝対13は、ヒーターヘッド11の上下方向
の略中央に配置されている。
【0039】下側角棒梁15は、左右の端面が矩形であ
り、上方の金属部分16と、下方の断熱材部分17とか
らなる。図示の例では、断熱材部分17の上下方向寸法
が、金属部分16の上下方向寸法の半分以下である。断
熱材部分17は、例えば、セラミック板からなる。
【0040】上側角棒梁18は、全体が金属製であり、
形状及び寸法が下側角棒梁15と略同一である。上側角
棒梁18と、下側角棒梁15とは、これらの長手方向中
央部に幅方向両側からネジ止めされる矩形状の継ぎ板1
9により、互いに接合される。接合された状態で、上側
角棒梁18の下面と、下側角棒梁15の上面とが、ぴた
りと合わせられている。
【0041】ヒーターツール1のヒーターヘッド11、
上記金属部分16及び上側角棒梁18は、例えば、WC
−TiC−Co等のWC−Co系合金といった超硬合金
からなる。
【0042】図3に示すように、ヒーターツール1は、
駆動モーター23を備えた上下駆動機構及びガイド機構
を介して、熱圧着装置10のフレーム22から支持され
る。図示のように、一つのヒーターヘッド11が、表示
パネル5の一の端辺に沿って配される複数のTCP1の
出力側端部を、同時に熱圧することにより、熱圧着を行
うように構成されている。
【0043】熱圧着の前における、ヒーターヘッド11
の圧着面11aと、表示パネル載置台21との間の平行
度の調整は、ヒーターヘッド11の長手方向の各部位の
温度を調整することにより、行う。詳しくは、各熱伝対
13による温度検知に基づき、各電熱ヒーター12に流
すパルス電流を制御することにより、部位ごとに適宜温
度差を設けるのである。温度差の分だけ上下方向の熱膨
張の度合いも異なることとなり、ヒーターヘッド11の
圧着面11aの高低について、微妙な調整を行うことが
できるのである。
【0044】ヒーターヘッド11の温度は、例えば、A
CF4を180℃前後に加熱する場合、220〜230
℃に設定すれば良く、この温度範囲内で温度差を設けて
も、熱圧着のプロセスに何ら悪影響を及ぼすことはな
い。
【0045】圧着面11aの高低差について調整すべき
幅、すなわち平行度の値の調整幅は、通常、5μm程度
であるので、10℃以内の温度差を設定することによ
り、充分な平行度の調整が可能である。
【0046】必要な平行度が実現されているかどうかに
ついては、例えば、プレスケール(prescale)と呼ばれる
平行度確認用の樹脂シート片により行うことができる。
これは、加わる圧力の度合いにより発色度が変化する樹
脂シートである。
【0047】以上に説明したように実施例の熱圧着装置
であると、平行度の微調整を容易かつ確実に行うことが
でき、しかも、ネジの焼付けといった不具合が全く生じ
ることがない。したがって、製造効率及び作業効率を大
幅に高めるとともに、メンテナンスコストを大幅に削減
することができる。
【0048】上記実施例の熱圧着装置は、表示パネルの
一端辺に沿って配された複数のテープキャリアパッケー
ジの出力端子部分を一括して熱圧するものであったが、
特に大型の基板であれば、一端辺に沿った部分を数回に
分割して熱圧するものであっても良い。
【0049】また、同様に平行度の微調整を要し、ヒー
ターヘッドがある程度の長手方向寸法を有するものであ
るならば、テープキャリアパッケージの実装用に限ら
ず、他のフレキシブルプリント基板の実装用であっても
良い。
【0050】
【発明の効果】平面表示装置を製造するためのテープキ
ャリアパッケージ等の熱圧着装置において、ヒーターヘ
ッド圧着面と表示パネル載置台との間の平行度の微調整
を容易に行えるとともに、ネジの焼付け等の不具合防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の熱圧着装置におけるヒーターツールの
正面図である。
【図2】実施例の熱圧着装置におけるヒーターツールの
端面からの外観図である。
【図3】実施例の熱圧着装置についての模式的な全体斜
視図である。
【図4】テープキャリアパッケージの出力側端子群と、
表示パネルの接続パッド群との位置合わせについて説明
するための模式的な断面斜視図である。
【図5】表示パネルの周縁部にテープキャリアパッケー
ジ及び駆動入力用プリント基板を実装する工程を、模式
的な斜視図によりそれぞれ説明するための、工程図であ
る。
【図6】従来の技術の熱圧着装置におけるヒーターツー
ルの正面図である。
【符号の説明】
1 ヒーターツール 11 ヒーターヘッド 11a ヒーターヘッドの圧着面 12 短円柱状の電熱ヒーター 13 小寸法の熱伝対 15 下側角棒梁(はり) 16 断熱材部分 17 金属部分 18 上側角棒梁(はり) 19 継ぎ板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示パネルの周縁部に異方性導電層を介し
    てテープキャリアパッケージを実装するための熱圧着装
    置であって、圧着面が形成されたヒーターヘッドと、こ
    のヒーターヘッドを支持する支持部材とを備えた熱圧着
    装置において、 前記ヒーターヘッドの長手方向に沿った各部位ごとにて
    温度を検知するための少なくとも一つの部位温度検出部
    と、前記各部位ごとに前記ヒーターヘッドを加熱するた
    めの少なくとも一つの部位加熱部と、前記部位温度検出
    部による検知に基づき前記部位加熱部による加熱動作を
    制御して前記ヒーターヘッドの温度を前記各部位ごとに
    所定の範囲に設定・保持する部位温度設定部とからな
    り、前記各部位間での温度差に基づく熱膨張の差によ
    り、前記表示パネルの周縁部から前記ヒーターヘッドの
    圧着面までの間隔を調整するための間隔調整手段が備え
    られることを特徴とする熱圧着装置。
  2. 【請求項2】前記部位温度検出部が、前記ヒーターヘッ
    ドまたはその支持部材中に、その長手方向に沿って配列
    される複数の温度センサであり、 前記部位温度加熱部は、前記複数の温度センサにそれぞ
    れ近接して配置され、当該近接する温度センサの検知に
    基づいて加熱動作が制御される、複数のヒーターである
    ことを特徴とする請求項1記載の熱圧着装置。
  3. 【請求項3】前記支持部材には断熱材が配され、 該ヒーターヘッドと前記支持部材とが前記断熱材を介し
    て接続されるか、または、前記支持部材中にあって温度
    調整を受ける部分とそれ以外の部分とが前記断熱材を介
    して接続されることを特徴とする請求項1記載の熱圧着
    装置。
  4. 【請求項4】前記ヒーターヘッドまたは前記支持部材中
    の温度調整を受ける部分が、金属製であることを特徴と
    する請求項1記載の熱圧着装置。
  5. 【請求項5】前記ヒーターヘッドが前記圧着面を一端面
    とする板状であり、前記複数のヒーターがこのヒーター
    ヘッド内に配列されることを特徴とする請求項2記載の
    熱圧着装置。
  6. 【請求項6】前記複数のヒーターは、それぞれパルス電
    流が加えられて制御される電熱ヒーターであることを特
    徴とする請求項2記載の熱圧着装置。
  7. 【請求項7】表示パネルの周縁部の接続パッド群に異方
    性導電層を介してフレキシブルプリント基板の端子群を
    電気的かつ機械的に接続するための熱圧着装置であっ
    て、圧着面が形成されたヒーターヘッドと、このヒータ
    ーヘッドを支持する支持部材とを備えた熱圧着装置にお
    いて、 前記ヒーターヘッドの長手方向に沿った各部位ごとにて
    温度を検知するための少なくとも一つの部位温度検出部
    と、前記各部位ごとに前記ヒーターヘッドを加熱するた
    めの少なくとも一つの部位加熱部と、前記部位温度検出
    部による検知に基づき前記部位加熱部による加熱動作を
    制御して前記ヒーターヘッドの温度を前記各部位ごとに
    所定の範囲に設定・保持する部位温度設定部とからな
    り、前記各部位間での温度差に基づく熱膨張の差によ
    り、前記表示パネルの周縁部から前記ヒーターヘッドの
    圧着面までの間隔を調整するための間隔調整手段が備え
    られることを特徴とする熱圧着装置。
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