JP2001271255A - シャンブレー調の外観を呈する立毛布帛 - Google Patents

シャンブレー調の外観を呈する立毛布帛

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーシート用途など、パイル密度が極めて高
い用途であっても、毛倒れがなく、良好なシャンブレー
調の外観効果を呈する立毛布帛及びその製造方法を提供
すること。 【解決手段】 カチオン染料可染性ポリエステルからな
り、その捲縮率が15%以上の捲縮フイラメントと、沸
水収縮率が3.0%以下、複屈折率が0.12以下の非
捲縮ポリエステルフイラメントとの混繊糸をパイル糸と
して用いて立毛布帛を形成させ、引き続いて該パイル糸
をカットした後、該立毛布帛を熱処理し、カチオン染料
と分散染料とを併用して染色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャンブレー調の外
観を呈する立毛布帛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆるシャンブレー調や玉
虫調と呼ばれる、特異な外観効果を呈する布帛が知られ
ており、これらの布帛は異色に染め分けた経糸及び緯糸
を平織又は綾織する(吉川和志著「新しい繊維の知識
改訂第3版」、1994年4月15日鎌倉書房発行な
ど)、或いは染色性を異にする2種以上のポリマーから
なる複合繊維を用いて製織する(特開平7−16643
0号公報)等の方法により製造される。
【0003】一方、立毛布帛においては、パイル組織と
地組織とを異色に染め分けることにより、同様の効果が
奏されることも知られている。しかしながら、該方法に
おいては、パイル密度が高くなると地組織の色相が視認
し難くなり、その効果が充分に発現しなくなるので、用
途が自ずと限定されるという問題があった。
【0004】このような問題を解決するため、パイル組
織として、易染性、或いはカチオン染料可染性の共重合
ポリエステル繊維とポリエチレンテレフタレート繊維と
の複合糸を用い、パイルを構成する繊維のみで異色効果
を得ることも検討されているが、染色する際、共重合ポ
リエステル繊維へ染料が過度に分配されるので、染色の
色相が限定されるという問題があり、特に、収縮差によ
るパイル長差を付与するための熱処理などを行うと、こ
の傾向が顕著になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の有する問題点を解消し、カーシート用途な
ど、パイル密度が極めて高い用途であっても、毛倒れが
なく、良好なシャンブレー調の外観効果を呈する立毛布
帛及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意検討した結果、カチオン染料可染
性ポリエステルからなる捲縮フイラメントがパイル高さ
の低いパイル面を、また、非捲縮ポリエステルフイラメ
ントがパイル高さの高いパイル面を形成してなる立毛布
帛において、該非捲縮ポリエステルフイラメントとして
低配向の熱処理糸を使用し、捲縮フィラメントと異色に
染め分けるとき、所望の立毛布帛が得られることを究明
した。
【0007】すなわち本発明によれば、(1)カチオン
染料可染性ポリエステルからなる捲縮フイラメントが第
1のパイル面を形成し、非捲縮ポリエステルフイラメン
トが第1のパイル面よりパイル高さの高い第2のパイル
面を形成してなる立毛布帛であって、該第2のパイル面
を形成する非捲縮ポリエステルフイラメントが該第1の
パイル面を形成する捲縮フイラメントとは異なった色相
に染色されていることを特徴とするシャンブレー調外観
を呈する立毛布帛、及び(2)カチオン染料可染性ポリ
エステルからなり、その捲縮率が15%以上の捲縮フイ
ラメントと、沸水収縮率が3.0%以下、複屈折率が
0.12以下の非捲縮ポリエステルフイラメントとの混
繊糸をパイル糸として用いて立毛布帛を形成させ、引き
続いて該パイル糸をカットした後、該立毛布帛を熱処理
し、カチオン染料と分散染料とを併用して染色すること
を特徴とするシャンブレー調外観を呈する立毛布帛の製
造方法が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の立毛布帛にはそのパイル高さを異にする少なく
とも2種のパイル面が形成されており、パイル高さの低
い第1のパイル面はカチオン染料可染性ポリエステルか
らなる捲縮フイラメントから、また、該第1のパイル面
よりパイル高さの高い第2のパイル面は非捲縮ポリエス
テルフイラメントから形成されている。
【0009】ここで、上記の第1のパイル面が非捲縮フ
ィラメントから形成されている場合は、パイル糸の毛倒
れが起こりやすくなる。また、上記の第1のパイル面、
第2のパイル面共に捲縮フィラメントから形成されてい
る場合は、本発明の目的とするシャンブレー調の外観効
果が奏されなくなる。
【0010】上記の第2のパイル面を形成する非捲縮ポ
リエステルフイラメントは、第1のパイル面を形成する
捲縮フィラメントとは異なった色相に染色されているこ
とが必要である。例えば、該非捲縮ポリエステルフイラ
メントが捲縮フィラメントと同じポリマーからなる場合
は、染色した際、該非捲縮ポリエステルフィラメントと
捲縮フィラメントとが同じ色相に染色されてしまう。ま
た、該非捲縮ポリエステルフイラメントが、後述する沸
水収縮率(以下BWSと称する)やΔnの値を共に満足
しない場合は、捲縮フイラメントに染料が過度に分配さ
れ、非捲縮のポリエステルフィラメントは実質的に染色
されなくなり、本発明の目的とするシャンブレー調の外
観効果が奏されなくなる。
【0011】上記の立毛布帛のパイル密度は34000
〜220000dtex/cm2の範囲にあることが好
ましい。該パイル密度が34000dtex/cm2
満の場合は、毛倒れが起こりやすくなり、特にカーシー
ト用布帛のような過酷な条件では使用できなくなる場合
がある。一方、該密度が220000dtex/cm 2
を越えると、第1のパイル面の色相が見えにくくなり、
シャンブレー効果が著しく劣ると共に、風合いが硬化
し、製造コストが高くなる場合がある。
【0012】上記の立毛布帛は以下に例示する方法によ
り製造することができる。先ず、第1のパイル面を形成
する捲縮フイラメントとしては、カチオン染料可染性ポ
リエステルからなり、その捲縮率が15%以上、好まし
くは20〜40%の捲縮フイラメントを使用することが
必要である。ここで、カチオン染料可染性ポリエステル
とは、従来公知のカチオン染料可染性ポリエステルが任
意に選択可能であり、具体的には、ナトリウムスルホイ
ソフタル酸成分が全酸成分に対して1.0〜5.0モル
%共重合されたカチオン染料可染性ポリエステル繊維が
好ましく例示される。
【0013】該捲縮フイラメントの捲縮率が15%未満
の場合は、熱処理による捲縮が充分に発現せず、後述す
るように、立毛布帛を形成させた後、熱処理を施した
際、パイル高さの低い第1のパイル面が形成されないの
で、シャンブレー調外観を示さない。
【0014】次に、第2のパイル面を形成する非捲縮フ
イラメントとしては、そのBWSが3.0%以下である
非捲縮フイラメントを使用することが必要である。該B
WSの値が3.0%を越える場合は、後述するように、
立毛布帛に熱処理を施した際、収縮し過ぎて第1のパイ
ル面と第2のパイル面のパイル高さに差がなくなり、シ
ャンブレー調の外観効果を示さない。
【0015】上記BWSの値を3%以下にするために
は、通常、フイラメント糸を熱処理するが、この際、配
向性の高いフィラメント糸を熱処理すると繊維のヤング
率が高くなり、繊維の剛直性が増して風合いが粗硬にな
る上、染着性が低下するので、立毛布帛を染色した際、
捲縮フイラメントに染料が過度に分配され、非捲縮のフ
ィラメントが染色されないので、シャンブレー調の外観
効果を示さなくなる。
【0016】従って、本発明においては、配向性を高め
ることなく熱収縮を抑えるため、例えばポリエステルの
半延伸糸や部分配向糸(POY)を180℃〜220℃
で熱処理することにより、得られる非捲縮ポリエステル
フイラメントの複屈折率(以下Δnと称する)を0.1
2以下とすることが肝要である。
【0017】次いで、上記捲縮フィラメントと非捲縮ポ
リエステルフィラメントとは混繊され、立毛布帛のパイ
ル糸として用いられて布帛が形成される。混繊の手段と
しては、引き揃え合糸、インターレースノズルによる抱
合、合撚等の手段が用いられるが、インターレースノズ
ルによる抱合がパイルの形成には最適である。
【0018】カットパイルを形成させるには、上記の混
繊糸を用い、シンカーパイル、ポールトリコット、ダブ
ルラッセルなどのパイル組織を製編してそのパイルをカ
ットするか、或いは、トリコットのパイル編みを起毛機
を使ってパイル組織とした後、ループ状のパイルをカッ
トして形成させる。また、織物の場合はモケット組織を
製織してセンターカットすれば良い。
【0019】次に、上記立毛布帛は熱処理され、この熱
処理によって捲縮フィラメントの捲縮が発現し、第1の
パイル面が形成されると共に、非捲縮フィラメントはわ
ずかしか収縮せず、第1のパイル面よりパイル高さの高
い第2のパイル面が形成される。
【0020】この熱処理は、湿熱処理の場合は80〜1
30℃の範囲で実施するのが好ましく、100〜110
℃の範囲がより好ましい。湿熱処理温度が80℃未満の
場合は捲縮フィラメントの捲縮発現が不十分となり、一
方、湿熱処理温度が130℃を越える場合は捲縮フィラ
メントの捲縮のへタリが起こると共に、布帛全体が収縮
を起こし風合いが硬くなることがある。また、乾熱処理
の場合、熱処理は150〜200℃の範囲で実施するの
が好ましく、160〜180℃の範囲がより好ましい。
【0021】さらに、上記熱処理された立毛布帛は、カ
チオン染料と分散染料とを併存させた染液により染色さ
れることにより、第1のパイル面を形成する捲縮フイラ
メントが、該第2のパイル面を形成する非捲縮ポリエス
テルフイラメントとは異なった色相に着色され、シャン
ブレー調の外観効果を呈する。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は、これら実施例によって何ら制限さ
れるものではない。尚、実施例中の各物性は下記の方法
により測定した。
【0023】(1)沸水収縮率(BWS) 周長1.125mの検尺機を用い、試料を10回転サン
プリングしてかせを作り、そのかせをスケール板の吊る
し釘に掛けた後、下部にかせの総繊度の1/30の荷重
を吊るし、処理前のかせの長さL1を読む。次に荷重を
外し、かせを木綿袋に入れて沸騰水に30分浸ける。そ
の後かせを取り出し、濾紙で水分を切って24時間風乾
した後、再びスケール板の吊るし釘に掛け、下部に上記
と同じ荷重を吊るし処理後のかせの長さL2を読み取
る。沸水収縮率(BWS)は下記の式により算出した。
【0024】
【数1】
【0025】(2)複屈折率(△n) 1−ブロモナフタレンを浸透液として用い、偏光顕微鏡
にて波長530nmの単色光下で、干渉縞の数:n、コ
ンペンセーターの回転角度:θ、繊維直径:X(nm)
を測定し、下記式により△nを算出する。
【0026】
【数2】
【0027】(3)捲縮率 周長1.125mの検尺機を用いて総繊度3333dt
exのかせを作り、そのかせをスケール板の吊るし釘に
掛け下部に6gの初荷重と600gの重荷重を吊るし、
かせの長さL0を読み取った後、速やかに重荷重を外す
と共にスケール板より外し、沸騰水に30分漬けて、捲
縮発現処理を行う。その後かせを取り出し、濾紙で水分
を切って24時間風乾した後、再びスケール板に吊る
し、重荷重を掛けて1分後のかせの長さL1を読み取
り、次いで、速やかに重荷重を外し1分後のかせの長さ
L2を読み取る。捲縮率は下記の式により算出した。
【0028】
【数3】
【0029】[実施例1]ポリエチレンテレフタレート
チップを紡糸温度275℃、第一引き取りローラー速度
6000m/分、第二引き取りローラ速度6000m/
分の条件で紡糸して伸度が150%、総繊度が250d
tex/48フイラメントの中間配向マルチフィラメン
ト糸を得た後、該マルチフィラメント糸を、ヒーター長
2m、熱処理温度200℃、熱処理速度500m/分、
オーバーフィード率5%の条件で熱処理して、BWSが
1.2%、Δnが0.094の非捲縮のポリエステルフ
イラメント糸を得た。
【0030】一方、ポリエチレンテレフタレートに、ナ
トリウムスルホイソフタル酸成分が全酸成分に対して
2.6モル%共重合されたカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維(総繊度は167dtex/48フイラメン
ト)を常法にて仮撚捲縮加工し、捲縮率が35%の捲縮
フィラメント糸を得た。
【0031】上記の非捲縮フィラメント糸と捲縮フィラ
メント糸とをインターレースノズルを用いて、オーバー
フイード率3%、混繊速度400m/分で混繊し、総繊
度が417dtex/96フイラメントの混繊糸を得
た。
【0032】次いで、カールマイヤー製28ゲージポー
ルシンカーを備えた経編機を用い、地組織に167dt
ex/48フィラメントの非捲縮のポリエチレンテレフ
タレートマルチフィラメント糸、パイル組織に上記混繊
糸を各筬にフルセット配列し、コース/ウエールが1c
mあたり23.6/11.0の編密度で編み立てを行
い、混繊糸が2.5mmのループパイルを形成した立毛
編地を得た。
【0033】次いで、日機(株)製シャーリング機にてパ
イルの先端部を0.2mmカットし、カットパイル状の
立毛布帛とした。該布帛を乾熱セッターを用いて180
℃の温度にて45秒間拡布状態で熱処理した。
【0034】次いで、上記編地を(株)日阪製作所製液流
染色機にて130℃×45分間染色した。この際の染料
配合は下記の通りであった。 Teratop Pink 2GLA 1.8%owf Teratop Blue HLB 0.4%owf Aizen Cathilon Black CD-BLH 5.8%owf Irgasol DAM 1g/l 酢酸 0.5g/l
【0035】ここで、Teratop及びIrgasol DAMはチ
バ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、Aizen Cat
hilonは保土谷化学工業(株)の染料である。
【0036】染色後、布帛を(株)ヒラノテクシード製
ショートループドライヤーにて120℃×2分の条件で
乾燥し、乾燥後、染色中に発生した皺の除去のために、
(株)ヒラノテクシード製乾熱セッターにて、160℃
×1分の熱処理を行った。
【0037】得られた布帛は図1に示す如く、捲縮フィ
ラメントが第1のパイル面を形成し、非捲縮ポリエステ
ルフイラメントが第1のパイル面よりパイル高さの高い
第2のパイル面を形成しており、捲縮フィラメントが非
捲縮フィラメントとは異なった色相に、且つ濃色に染め
られており、シャンブレー調の外観効果が顕著に発現し
た立毛布帛であった。また、該布帛のパイル密度は19
4821dtex/cm2であった。
【0038】[比較例1]実施例1において、非捲縮の
ポリエステルフィラメントとして、BWSが3.2%、
Δnが0.138のポリエチレンテレフタレートマルチ
フィラメント延伸熱処理糸を使用した以外は実施例1と
同様に実施した。
【0039】得られた布帛は、第1のパイル面と第2の
パイル面のパイル高さにほとんど差がなく、第2のパイ
ル面を形成する非捲縮のポリエステルフィラメントの剛
直性が高いために風合いが粗硬である上、非捲縮のポリ
エステルフイラメントがほとんど染色されておらず、シ
ャンブレー調の外観効果を示さなかった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、カーシート用途など、
パイル密度が極めて高い用途であっても、毛倒れがな
く、良好なシャンブレー調の外観効果を呈する立毛布帛
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパイル布帛の一例を示す断面図。
【符号の説明】 1 捲縮フイラメント 2 非捲縮ポリエステルフイラメント 3 地糸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン染料可染性ポリエステルからな
    る捲縮フイラメントが第1のパイル面を形成し、非捲縮
    ポリエステルフイラメントが第1のパイル面よりパイル
    高さの高い第2のパイル面を形成してなる立毛布帛であ
    って、該第2のパイル面を形成する非捲縮ポリエステル
    フイラメントが該第1のパイル面を形成する捲縮フイラ
    メントとは異なった色相に染色されていることを特徴と
    するシャンブレー調外観を呈する立毛布帛。
  2. 【請求項2】 パイル密度が34000〜220000
    dtex/cm2である請求項1記載のシャンブレー調
    の外観を呈する立毛布帛。
  3. 【請求項3】 カチオン染料可染性ポリエステルからな
    り、その捲縮率が15%以上の捲縮フイラメントと、沸
    水収縮率が3.0%以下、複屈折率が0.12以下の非
    捲縮ポリエステルフイラメントとの混繊糸をパイル糸と
    して用いて立毛布帛を形成させ、引き続いて該パイル糸
    をカットした後、該立毛布帛を熱処理し、カチオン染料
    と分散染料とを併用して染色することを特徴とするシャ
    ンブレー調外観を呈する立毛布帛の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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