JP2001270318A - 自動車用空気調和装置のケース構造 - Google Patents

自動車用空気調和装置のケース構造

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JP2001270318A
JP2001270318A JP2000086804A JP2000086804A JP2001270318A JP 2001270318 A JP2001270318 A JP 2001270318A JP 2000086804 A JP2000086804 A JP 2000086804A JP 2000086804 A JP2000086804 A JP 2000086804A JP 2001270318 A JP2001270318 A JP 2001270318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準温調ユニットと独立温調ユニットとのケ
ースの共用化を図って製造コストを低減すると共に、ケ
ースの組立作業性を向上させた自動車用空気調和装置の
ケース構造を提供する。 【解決手段】 各ケース素子C1,C2の突き合わせ端
に形成されたケース接合部41、42よりケース内空間
側に、仕切り板31の側面に当接して仕切り板31を挟
持する支持部としての突き出しピン受け部45,46を
形成しているので、この仕切り板31を省略して、標準
温調ユニットのケースCを組み立てることができる一
方、この仕切り板31をケース素子C1,C2の突き出
しピン受け部45,46により挟持することにより、独
立温調ユニットのケースCを組み立てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば前席の左右
各領域に、同じ温度の空気を吹き出す温調ユニットと、
これら左右各領域に独立して温調して異なる温度の空気
を吹き出す温調ユニットと、のケースの共用化を図るこ
とができる自動車用空気調和装置のケース構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用空気調和装置には、例え
ば前席の左右各領域に、同じ温度の空気を吹き出すユニ
ット(以下、「標準温調ユニット」という。)に加え
て、これら左右各領域に独立して温調して異なる温度の
空気を吹き出すユニット(以下、「独立温調ユニット」
という。)がある。
【0003】このような独立温調ユニットでは、コンパ
クト化の要請から、一つの温調ユニット内に、温風と冷
風とを混合する部分が複数設けられており、温調ユニッ
ト内を「仕切り板」で仕切ることによって複数の独立し
た通路が形成されている。これら複数の通路の各々に
は、温風と冷風とをそれぞれ独立した所定の割合で導入
し、これにより、例えば前席の運転者側と助手席側とに
異なる温度に温調した空気をそれぞれ吹き出すことがで
きるようになっている。
【0004】この独立温調ユニットでは、一般的には、
ユニットのケースが一対のケース素子から構成され、こ
れら一対のケース素子の突き合わせ端に形成されたケー
ス接合部が突き合わされて最中状に組み合わされると同
時に、これら両ケース接合部の間に、「仕切り板」が挟
持されるようになっている。
【0005】具体的には、図7に示すように、突き合わ
される一対のケース素子のケース接合部141,142
は、外側に膨出してフランジ状に形成され、これらケー
ス接合部141,142には、各々、一対の凹溝14
3,144が形成されていると共に、挟持される仕切り
板131の例えば周縁部の両側面には、各々、一対の突
条131a,131bが形成されている。
【0006】これにより、一対のケース素子が突き合わ
される際、ケース接合部141,142の凹溝143,
144に、仕切り板131の突条131a,131bが
嵌合されながら、ケース接合部141,142の間に、
仕切り板131が挟持されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、独立温
調ユニットのケース素子として、図7に示したように、
ケース接合部141,142の各々にそれぞれ凹溝14
3,144が形成されていると、これらケース素子は、
仕切り板131を用いない標準温調ユニットのケース素
子として流用することができず、標準温調ユニットのケ
ース素子を別途設けざるを得ず、両者のケース素子の共
用化を図れないといったことがある。その結果、ケース
素子を成形するための樹脂成形型を別々に設ける必要が
あり、製造コストの高騰を招来するといった問題があ
る。
【0008】また、ケース素子の凹溝143,144に
仕切り板131の突条131a,131bを嵌合する構
造は、ケース素子のケース接合部141,142のほぼ
全周にわたって設けられているが、ケース素子を突き合
わせて組み立てる際、組み立てづらく、組立作業性が必
ずしも良好ではないといった問題もある。
【0009】これに対し、標準温調ユニットと独立温調
ユニットとのケース素子の共用化を図れるようにしたも
のとして、特開平8−104126号公報に開示された
ものがある。当該公報では、図8に示すように、一対の
ケース素子の各ケース接合部241,242は、外側に
大きく膨出してフランジ状に形成され、これらケース接
合部241,242には、各々、凹溝243と突条24
4が形成されていると共に、ケース接合部241,24
2の領域内に、仕切り板231の周縁部を収納して支持
する凹溝を形成するための一対の段部241a,242
aが形成されている。
【0010】しかしながら、当該公報に開示された技術
では、仕切り板231のための段部241a,242a
を設ける必要があることから、ケース接合部241,2
42は、この段部241a,242aの凹み分だけ、外
側に大きく膨出せざるを得ず、その結果、ケース接合部
241,242の肉厚が厚くなって無駄となるだけでな
く、樹脂成形時、ひずみが生じる虞れもある、といった
問題がある。
【0011】また、ケース素子の段部241a,242
aに仕切り板231を収納して支持する構造は、ケース
素子のケース接合部241,242のほぼ全周にわたっ
て設けられているが、図7に示したものと同様に、組立
作業性が必ずしも良好ではないといった問題もある。
【0012】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、本発明の目的は、標準温調
ユニットと独立温調ユニットとのケースの共用化を図っ
て製造コストを低減すると共に、ケースの組立作業性を
向上させた自動車用空気調和装置のケース構造を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0014】(1) 車室内に向けて所望温度の空気を
吹き出す温調ユニットのケースが、2つのケース素子を
互いに組み合わせるとともに、2つのケース素子の間に
仕切り板を配置して構成されることにより、前記温調ユ
ニットのケース内に複数の通路を形成するようにした自
動車用空気調和装置のケース構造において、前記各ケー
ス素子の突き合わせ端に形成されたケース接合部よりケ
ース内空間側に、前記仕切り板の側面に当接して前記仕
切り板を挟持する支持部を形成したことを特徴とする自
動車用空気調和装置のケース構造。
【0015】(2) 前記支持部は、前記各ケース素子
の成形時に成形型離脱用の突き出しピンが当接する突き
出しピン受け部であることを特徴とする上記(1)に記
載の自動車用空気調和装置のケース構造。
【0016】(3) 前記仕切り板の周縁部の少なくと
も一部に、前記2つのケース素子のケース接合部を互い
に突き合わせる際にこれらのケース接合部を案内する傾
斜ガイドを設けたことを特徴とする上記(1)に記載の
自動車用空気調和装置のケース構造。
【0017】(4) 前記仕切り板の周縁部の側面に、
位置決め孔を形成すると共に、前記各ケース素子の少な
くとも一方に、当該位置決め孔に挿入する位置決めピン
を形成したことを特徴とする上記(1)に記載の自動車
用空気調和装置のケース構造。
【0018】(5) 車室内に向けて所望温度の空気を
吹き出す温調ユニットのケースが、2つのケース素子を
互いに組み合わせて構成された自動車用空気調和装置の
ケース構造において、前記各ケース素子の突き合わせ端
に形成されたケース接合部よりケース内空間側に、前記
温調ユニットのケース内に複数の通路を形成するための
仕切り板の側面に当接して前記仕切り板を挟持可能な支
持部を形成したことを特徴とする自動車用空気調和装置
のケース構造。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0020】図1は、本発明が適用された自動車用空気
調和装置の断面図である。
【0021】図1に示す自動車用空気調和装置は、車室
内の前部のインスツルメントパネル内に設定される縦置
き型のものである。この自動車用空気調和装置は、クー
ラユニット1とヒータユニット2とを一体化し、車両の
前後方向の寸法を短くしたケースCを有し、ケースCの
上流側風路内にはエバポレータ3が設けられ、下流側風
路内にはヒータコア4が設けられる。ここに、「エバポ
レータ」とは、周知のように冷房サイクル中の膨張弁な
どで減圧された低温低圧冷媒が内部を流通し、ここに導
入された空気を冷媒との熱交換により冷却するものであ
る。また、「ヒータコア」とは、高温のエンジン冷却水
が内部を流通し、ここに導入された空気を高温のエンジ
ン冷却水との熱交換により加熱するものである。
【0022】車幅方向(図1の紙面に垂直な方向)から
導入口Oを通って導入された空気は、ケースC内で車両
の前後方向に曲げられ、エバポレータ3を通って冷却さ
れるようになっている。また、空気の取り込みを行うイ
ンテークユニットは、ケースCの側面に配置され、車両
前後方向の装置の長さが短くされている。
【0023】そして、上流側風路から流下した空気は、
エバポレータ3とヒータコア4との間に設けられたミッ
クスドア15が図中矢印方向にスライド移動することに
より、ヒータコア4を通過する温風通路6と、当該ヒー
タコア4をバイパスする冷風通路Bとに選択的に流され
たり、あるいは所定の比率で流される。このようにミッ
クスドア15の作動スペースを小さくすることが可能と
なるので、ミックスドア15の上流側と下流側に、エバ
ポレータ3とヒータコア4とをより近接して設けること
ができ、ユニットの一層のコンパクト化が図られてい
る。
【0024】ミックスドア15は、エバポレータ3とヒ
ータコア4との間で上流側風路からの空気流を遮断する
方向に延伸されかつ所定の曲率半径で下流側に膨出する
ような円弧状を呈している。このようにすれば、エバポ
レータ3を通過して冷却された空気を、第2ドア部の円
弧状の表面に沿ってスムーズに冷風通路Bないし温風通
路6の方向に向くように流れ方向を変えることができ
る。
【0025】ミックスドア15を作動するためのスライ
ド駆動機構は、例えばミックスドア15の両側端近傍に
形成された歯部に噛合する一対の歯車をモータ等で駆動
する構成とされる。なお、スライド駆動機構は、これに
限定されるものではなく、場合によってはコントローラ
とワイヤーケーブルを介して連結された手動操作機構と
してもよい。
【0026】ケースCには、冷風通路Bに隣接してその
上方に、ベント吹出口Fvとデフ吹出口Fdとが開設さ
れた上部チャンバ20が形成されている。ヒータコア4
の下流側には、壁部8が形成されており、したがって、
ヒータコア4により加熱され温風通路6を流れる温風
は、一旦冷風側に上昇し、冷風通路Bを通った冷風とケ
ースCの上方に位置される上部チャンバ20において衝
突して混合されるようになっている。
【0027】壁部8と壁部Caとの間には、上部チャン
バ20からフット吹出口Ffを経てケースCの下流に向
けて延伸するフット風通路25が形成されている。ここ
では、ベントドアDvが、ベント吹出口Fvとフット風
通路25の入口に位置するフット吹出口Ffとを開度調
整するようになっている。また、ベント吹出口Fvおよ
びフット吹出口Ffの双方を閉鎖する場合を設定するた
め、デフドアDdにより、デフ吹出口Fdと、ベント吹
出口Fvおよびフット吹出口Ffに連通する第1開口部
26と、を開閉する構成とされている。但し、このよう
な構成に限られず、フット吹出口Ffとこれを開度調整
するフットドアとをフット風通路25の例えば下流側に
別途設けて、ベントドアDvはベント吹出口Fvのみを
開度調整する構成とすることも可能である。
【0028】そして、冷風通路Bおよび温風通路6の後
流側の上部チャンバ20内に、当該上部チャンバ20内
の上方に空気を導くガイド部材としての複合モードドア
10が回動可能に設けられている。複合モードドア10
は、壁部8と第1開口部26との間に形成される第2開
口部27を開閉することができるように構成されてい
る。
【0029】導入口Oから導入された空気は、エバポレ
ータ3により冷却され、ミックスドア15により上下に
2分して流される。2分された空気流の内の下部の空気
流は、ヒータコア4により加熱されて温風となり温風通
路6を通って流れ、上部の空気流(冷風)は、このヒー
タコア4をバイパスする冷風通路Bを通って流れ、前記
温風と上部チャンバ20においてミックスされる。ミッ
クスされた空気は、所定の温度となって種々の配風モー
ドに応じて各種吹出口F(ベント吹出口Fv、デフ吹出
口Fd、フット吹出口Ffの総称)から車室内に向けて
配風されたり、あるいは前記ミックスが行なわれること
なく冷風や温風のまま吹出される。各吹出口Fから吹出
される冷風あるいは温風の温度は、ミックスドア15の
位置により制御される。なお、種々の配風モードには、
ベントモード(乗員の上半身に冷風を吹き出すモー
ド)、バイレベルモード(乗員の上半身に冷風を、下半
身に温風を吹き出す、いわゆる頭寒足熱のモード)、デ
フロストモード(フロントおよびサイドの窓ガラスの曇
りを晴らすモード)、フットモード(乗員の下半身に温
風を吹き出すモード)あるいはデフ−フットモード(窓
の曇りを晴らしつつ乗員の下半身に温風を吹き出すモー
ド)等がある。
【0030】バイレベルモードやデフ−フットモードの
ような複合モードの際には、複合モードドア10により
第2開口部27を閉じる方向に所定量回動させることに
よって、冷風通路Bや温風通路6から送られる空気は、
上部チャンバ20内のさらに上方に導かれる。したがっ
て、温風および冷風は、複合モードドア10により、相
互に衝突後一緒になって上昇し、上部チャンバ20のさ
らに上方に集められてから、配風されることになる。こ
のため、温風および冷風の混合を十分に促進させること
が可能なUターン経路が形成され、温風と冷風とは十分
に混合されてエアミックス性が向上する。これにより、
温度調整時における上下吹出し風の温度差を適正に保つ
ことができ、車室内の快適性が向上する。
【0031】一方、冷風を全量加熱せず冷風通路Bを経
て車室内に吹き出すフルクール時には、複合モードドア
10は、シャフトを中心に回動させられて、容易に冷風
通路Bからベント吹出口Fvに向かう方向に略沿うよう
に設定される。したがって、フルクール時には、冷風通
路Bを通った冷風は、複合モードドア10の表面に沿っ
てスムーズに流れた後に、ベント吹出口Fvから車室内
に向かって配風される。したがって、通気抵抗は低く、
多量の冷風が車室内の所定領域に導かれて冷房性能が向
上する。
【0032】図2は、本発明に係るユニットの主要部品
を示す分解斜視図である。
【0033】本実施形態では、自動車用空気調和装置
は、ケースC内が仕切り板31で仕切られて形成された
2つの独立した通路を有しており、各々の通路内でそれ
ぞれ独立に温調することができるようになっている。
【0034】ケースCは、仕切り板31をその内側には
さみ込むようにして、左右に2分割されたケース素子C
1,C2を接合することにより形成される。したがっ
て、仕切り板31は、ケースC内を流れる空気流に沿っ
て設置されている。
【0035】仕切り板31は、エバポレータ3以降の下
流側風路に伸び、この下流側風路を2つの独立した通路
に、左右ほぼ均等に仕切っている。これらの独立した通
路は、前席の左右各領域に対応している。
【0036】ミックスドア15は、仕切り板31で仕切
られた各通路の入口近傍において、仕切り板31の両側
に位置するように、2つのドア部に分離されて構成され
ている。そして、ミックスドア15の各ドア部は、それ
ぞれ図示しない別個のスライド駆動機構により、独立し
て作動されるようになっている。
【0037】この結果、各通路ごとにそれぞれ独立に温
調することができ、既存の1台のユニットのスペース
で、2つの独立して温調された空気流を形成することが
できる。したがって、例えば自動車の前席の左右各領域
に、温風と冷風とがそれぞれ独立した所定の割合で混合
されて異なった温度に温調された空気を、それぞれ吹き
出すことができる。
【0038】図3は、一対のケース素子および仕切り板
を部分拡大して示す分解斜視図、図4は、一対のケース
素子のケース接合部周辺を示す図であって、仕切り板に
形成した突き合わせピン受け部を示す断面図、図5は、
一対のケース素子のケース接合部周辺を示す図であっ
て、仕切り板に形成した傾斜ガイドを示す断面図、図6
は、一対のケース素子のケース接合部周辺を示す図であ
って、ケース素子に形成した位置決めピンおよび仕切り
板に形成した位置決め孔を示す断面図である。
【0039】図3に示すように、ケースCは、仕切り板
31をその内側にはさみ込むようにして、左右に2分割
された半割れのケース素子C1,C2を突き合わせて接
合することにより形成されている。
【0040】各ケース素子C1,C2の突き合わせ端に
形成されたケース接合部41,42は、外側に膨出して
フランジ状に形成され、これらケース接合部41,42
には、それぞれ凹溝43と突条44とが形成されてい
る。
【0041】これにより、一対のケース素子C1,C2
が突き合わされる際、一方のケース接合部41の凹溝4
3に、他方のケース接合部42の突条44が嵌合され
て、ケースCが組み立てられている。「標準温調ユニッ
ト」のケースCは、仕切り板31を省略して、このよう
にして組み立てられる。
【0042】本実施形態では特に、各ケース素子C1,
C2の突き合わせ端に形成されたケース接合部41,4
2よりケース内空間側に、仕切り板31の側面に当接し
て仕切り板31を挟持するための支持部が形成されてい
る。
【0043】この支持部は、一例として、図3および図
4に示すように、各ケース素子C1,C2の樹脂成形時
に、樹脂成形型(図示略)から各ケース素子C1,C2
を離脱するための一対の突き出しピン(図示略)が当接
する突条形状の一対の突き出しピン受け部45,46で
ある。なお、仕切り板31を支持する支持部は、突き出
しピン受け部45,46に限らず、新たに別途、突条、
リブ等として成形されてもよい。
【0044】これら一対の突き出しピン受け部45,4
6は、一対のケース素子C1,C2にそれぞれ互いに対
向するように形成されており、複数組設けるのが仕切り
板31の確実な保持の観点から望ましい。なお、図示例
では、突き出しピン受け部45,46は、ケース素子C
1,C2の図中下壁に設けられているが、これに限ら
ず、側壁または上壁に設けられていてもよい。
【0045】このように、本実施の形態では、仕切り板
31の両側面を一対の突き出しピン受け部45,46に
より挟持しながら、一方のケース素子C1のケース接合
部41の凹溝43に、他方のケース素子C2のケース接
合部42の突条44を嵌合して、「独立温調ユニット」
のケースCが組み立てられている。
【0046】したがって、仕切り板31を省略して、
「標準温調ユニット」のケースを組み立てることができ
る一方、この仕切り板31を突き合わせピン受け部4
5,46により挟持することにより、「独立温調ユニッ
ト」のケースを組み立てることができるため、両温調ユ
ニットのケースの共用化を図ることができるとともに、
製造コストを低減することができる。
【0047】また、成形型離脱用の突き出しピン(図示
略)が当接するための複数の突き出しピン受け部45,
46を利用して、仕切り板31の支持部を形成している
ため、製造コストを抑えつつ、簡易に支持部を設けるこ
とができる。
【0048】しかも、ケースの組立時には、従来のよう
に、2つのケース素子C1,C2のケース接合部41,
42の間で必ずしも全周にわたって仕切り板31を挟持
する必要がないため、仕切り板31を間にして2つのケ
ース素子C1,C2を容易に組み立てることができ、ケ
ースの組立作業性が向上する。
【0049】また、仕切り板31を挟持するための従来
のようなケース接合部の領域内に設けられた凹溝241
a,242a(図8参照)を不要にできることから、ケ
ース素子C1,C2のケース接合部は、この凹溝の凹み
分だけ、外側に膨出する必要がなく、その結果、ケース
素子C1,C2のケース接合部41,42の肉厚を余分
に厚くする必要がなく、樹脂成形時のひずみの問題もな
くなる。なお、例えば図4は、ケースの外周部に位置さ
れるケース接合部を示しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ケースの内部に位置されるケース
接合部にも適用することができる。ケース内部のケース
接合部の場合、従来のケース接合部は、その領域内で両
側に凹溝を形成するために両側に膨出させなければなら
ないのに対し、本発明のケース接合部は、いずれの側に
も膨出させなくてもよいので、肉厚を余分に厚くしなく
て済むメリットが大きい。
【0050】本実施の形態ではさらに、図3および図5
に示すように、仕切り板31の周縁部の両側面には、2
つのケース素子C1,C2のケース接合部41,42を
互いに突き合わせる際、ケース接合部41,42の内側
に接触しながら、ケース接合部41,42を案内する一
対の傾斜ガイド47,48が設けられている。
【0051】これにより、2つのケース素子C1,C2
を互いに突き合わせる際の凹溝43と突条44の嵌合性
を向上させることができる。傾斜ガイド47,48は、
図3に示すように、突き合わせピン受け部45,46が
当接する部分を除いた仕切り板31の周縁部に形成して
いるが、これに限らず、部分的に形成してあってもよ
く、ほぼ全体にわたって形成してあってもよい。
【0052】本実施の形態ではさらに、図3および図6
に示すように、仕切り板31の周縁部の側面に、位置決
め孔49が形成されていると共に、一方のケース素子C
1に、位置決め孔49に挿入される位置決めピン50
が、別途形成した突条51の上に形成されている。ま
た、位置決めピン50は、突き合わせピン受け部45の
上に形成することもできる。これにより、仕切り板31
を、正確に位置決めしながら、ケース素子C1,C2に
取り付けることができる。これら位置決め孔49および
位置決めピン50は、仕切り板31の位置決めの観点か
ら、少なくとも2箇所以上ずつ設けることが望ましい。
【0053】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0054】例えば、上述した実施形態では、ケースC
内が仕切り板31で仕切られて形成された2つの独立し
た通路を有する独立温調ユニットについて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ケー
ス内が2つ以上の仕切り板で仕切られて形成された3つ
以上の独立した通路を有する独立温調ユニットについて
も適用することができる。さらには、左右に独立した通
路を有する独立温調ユニットについて説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、上下に独
立した通路を有する独立温調ユニットについても適用す
ることができる。
【0055】また、上述した実施形態では、図3に示し
たように、仕切り板31をはさみ込んで一対のケース素
子C1,C2を接合する部分に、突き出しピン受け部4
5,46と、傾斜ガイド47,48と、位置決め孔49
および位置決めピン50とを設けているが、これらは単
独で、あるいは適宜組み合わせて実施することができる
ことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、各ケース素子の突き合わせ端に形成され
たケース接合部よりケース内空間側に、仕切り板の側面
に当接して仕切り板を挟持するための支持部を形成して
いる。したがって、この仕切り板を省略して、標準温調
ユニットのケースを組み立てることができる一方、この
仕切り板をケース素子の支持部により挟持することによ
り、独立温調ユニットのケースを組み立てることができ
るため、両温調ユニットのケースの共用化を図ることが
でき、製造コストを低減することができる。
【0057】また、ケースの組立時にも、従来のように
2つのケース素子のケース接合部の間で必ずしも全周に
わたって仕切り板を挟持する必要がないため、仕切り板
を間にして2つのケース素子を容易に組み立てることが
でき、ケースの組立作業性を向上させることができる。
【0058】さらに、仕切り板を挟持するための従来の
ようなケース接合部の領域内に設けられた凹溝を不要に
できることから、ケース素子のケース接合部は、この凹
溝の凹み分だけ膨出する必要がなく、その結果、ケース
素子のケース接合部の肉厚を余分に厚くする必要がな
く、樹脂成形時のひずみの問題もなくなる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、支持部
は、各ケース素子の成形時に成形型離脱用の複数の突き
出しピンが当接する複数の突き出しピン受け部であり、
このように成形型離脱用の突き出しピンの受け部を利用
して、仕切り板の支持部を形成しているため、製造コス
トを抑えつつ、簡易に支持部を設けることができる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、仕切り板
の周縁部の少なくとも一部に、2つのケース素子のケー
ス接合部を互いに突き合わせる際にこれらのケース接合
部を案内する傾斜ガイドを設けているので、2つのケー
ス素子を互いに突き合わせる際の嵌合性を向上させるこ
とができる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、仕切り板
の周縁部の側面に、位置決め孔を形成すると共に、各ケ
ース素子の少なくとも一方に、当該位置決め孔に挿入す
る位置決めピンを形成しているので、仕切り板を、正確
に位置決めしながら、ケース素子に取り付けることがで
きる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、各ケース
素子の突き合わせ端に形成されたケース接合部よりケー
ス内空間側に、仕切り板の側面に当接して仕切り板を挟
持可能な支持部を形成している。したがって、標準温調
ユニットのケースを組み立てることができる一方、仕切
り板を追加してケース素子の支持部により挟持すること
により、独立温調ユニットのケースを組み立てることが
できるため、両温調ユニットのケースの共用化を図るこ
とができ、製造コストを低減することができる。
【0063】また、仕切り板を挟持するための従来のよ
うなケース接合部の領域内に設けられた凹溝を不要にで
きることから、ケース素子のケース接合部は、この凹溝
の凹み分だけ膨出する必要がなく、その結果、ケース素
子のケース接合部の肉厚を余分に厚くする必要がなく、
樹脂成形時のひずみの問題もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された自動車用空気調和装置の
断面図である。
【図2】 本発明に係る温調ユニットの主要部品を示す
分解斜視図である。
【図3】 一対のケース素子および仕切り板を部分拡大
して示す分解斜視図である。
【図4】 一対のケース素子のケース接合部周辺を示す
図であって、仕切り板に形成した突き合わせピンを示す
断面図である。
【図5】 一対のケース素子のケース接合部周辺を示す
図であって、仕切り板に形成した傾斜ガイドを示す断面
図である。
【図6】 一対のケース素子のケース接合部周辺を示す
図であって、ケース素子に形成した位置決めピンおよび
仕切り板に形成した位置決め孔を示す断面図である。
【図7】 従来例に係る一対のケース素子と仕切り板の
接合部を示す断面図である。
【図8】 従来の他の例に係る一対のケース素子と仕切
り板の接合部を示す断面図である。
【符号の説明】
6…温風通路、 31…仕切り板、 41,42…ケース接合部、 43…凹溝、 44…突条、 45,46…突き合わせピン受け部(支持部)、 47,48…傾斜ガイド、 49…位置決め孔、 50…位置決めピン、 B…冷風通路、 C…ケース、 C1,C2…ケース素子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に向けて所望温度の空気を吹き出
    す温調ユニットのケース(C) が、2つのケース素子(C1,
    C2) を互いに組み合わせるとともに、2つのケース素子
    (C1,C2) の間に仕切り板(31)を配置して構成されること
    により、前記温調ユニットのケース(C) 内に複数の通路
    を形成するようにした自動車用空気調和装置のケース構
    造において、 前記各ケース素子(C1,C2) の突き合わせ端に形成された
    ケース接合部(41,42)よりケース内空間側に、前記仕切
    り板(31)の側面に当接して前記仕切り板(31)を挟持する
    支持部(45,46) を形成したことを特徴とする自動車用空
    気調和装置のケース構造。
  2. 【請求項2】 前記支持部は、前記各ケース素子(C1,C
    2) の成形時に成形型離脱用の突き出しピンが当接する
    突き出しピン受け部(45,46) であることを特徴とする請
    求項1に記載の自動車用空気調和装置のケース構造。
  3. 【請求項3】 前記仕切り板(31)の周縁部の少なくとも
    一部に、前記2つのケース素子(C1,C2) のケース接合部
    (41,42) を互いに突き合わせる際にこれらのケース接合
    部(41,42) を案内する傾斜ガイド(47,48) を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置の
    ケース構造。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板(31)の周縁部の側面に、位
    置決め孔(49)を形成すると共に、前記各ケース素子の少
    なくとも一方(C1)に、当該位置決め孔(49)に挿入する位
    置決めピン(50)を形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の自動車用空気調和装置のケース構造。
  5. 【請求項5】 車室内に向けて所望温度の空気を吹き出
    す温調ユニットのケース(C) が、2つのケース素子(C1,
    C2) を互いに組み合わせて構成された自動車用空気調和
    装置のケース構造において、 前記各ケース素子(C1,C2) の突き合わせ端に形成された
    ケース接合部(41,42)よりケース内空間側に、前記温調
    ユニットのケース(C) 内に複数の通路を形成するための
    仕切り板(31)の側面に当接して前記仕切り板(31)を挟持
    可能な支持部(45,46) を形成したことを特徴とする自動
    車用空気調和装置のケース構造。
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