JP2001269886A - ロボットを備えた加工工具を正確にガイドするための方法および装置 - Google Patents

ロボットを備えた加工工具を正確にガイドするための方法および装置

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JP2001269886A
JP2001269886A JP2001056600A JP2001056600A JP2001269886A JP 2001269886 A JP2001269886 A JP 2001269886A JP 2001056600 A JP2001056600 A JP 2001056600A JP 2001056600 A JP2001056600 A JP 2001056600A JP 2001269886 A JP2001269886 A JP 2001269886A
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pressing force
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Andreas Lissek
リセック アンドレアス
Joachim Luehr
リューア ヨアヒム
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Kloeckner Desma Schuhmaschinen GmbH
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Kloeckner Desma Schuhmaschinen GmbH
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
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  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作物に対する工具の押し付け力が、空間内
の位置および角度位置とは無関係に一定となるように工
具をガイドする方法を提供する。 【解決手段】 空間内における工具のその都度の角度位
置を、所定の時間間隔で、別個のロボットプログラムを
介してロボット制御によって算出し、算出した角度位置
を目標値として制御部材に伝達し、該制御部材における
その都度の実際値を前記目標値に置き換え、工具の角度
位置に適合した出力値として、工作物に対する工具の押
し付け力を次のように、すなわち工具の自重を、工具を
工作物に押し付ける際に全加工工程に渡って補償するよ
うにガイドするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットを備えた
加工工具を正確にガイドするための方法であって、工具
をロボット制御によって、所定の押し付け力で、加工し
ようとする工作物の輪郭線に沿って移動させる方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような方法は、例えばドイツ特許3
815013.1-26号明細書より公知である。この明
細書に記載の方法は、工業的な靴製造分野に関するもの
である。
【0003】いわゆる回転テーブル工作機上に多数の成
形ステーションが設けられており、この成形ステーショ
ンを用いて、靴型に上張りされた甲部には、ゴム製また
はプラスチック製の底部が射出成形される。底部材料と
甲部材料との間の良好な結合を保証するために、甲部の
結合面を、射出成形工程の前にけば立たせなければなら
ない。場合によっては、この領域に粘着層をも設けなけ
ればならない。射出成形工程後、場合によっては、射出
成形工程の際に生じたバリをカッターによって切り落と
す必要がある。この工程は前記公知の刊行物に基づき、
相応の加工工具をアームに有したロボットによって行わ
れる。靴の形、すなわち加工しようとする領域の輪郭線
のデータ、および靴の大きさは、ロボット制御部にプロ
グラミングされ、これにより、加工工程を自動的に行う
ことができる。
【0004】特に靴底取り付け装置においては、このロ
ボットによる加工は、多くの場合、空間内で45度未満
の角度で行われなければならない。制御された押し付け
力を伴う追従システムが必要となるので、加工工具は目
的物に対し追従可能でなければならない。しかしなが
ら、この可動性は、他の面では、運動させようとする部
材(工具、駆動部)が重力によって、押し付け力に不都
合な影響を与えるということを意味する。運動質量によ
る重力によって、工具は踵領域では工作物から離れて押
しつけが弱まり、一方、つま先領域では押しつけが強く
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、工作物に対する工具の押し付け力が、空間内の位置
および角度位置とは無関係に一定となるように工具をガ
イドすることである。また本発明の別の課題は、この方
法を実施するために適した装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の装置の手段によれば、空間内における工具のその都
度の角度位置を、所定の時間間隔で、別個のロボットプ
ログラムを介してロボット制御によって算出し、算出し
た角度位置を目標値として制御部材に伝達し、該制御部
材におけるその都度の実際値を前記目標値に置き換え、
工具の角度位置に適合した出力値として、工作物に対す
る工具の押し付け力を次のように、すなわち工具の自重
を、工具を工作物に押し付ける際に全加工工程に渡って
補償するようにガイドするようにした。
【0007】このようにして、全加工経過に渡って一定
の加工結果を得ることができる。
【0008】また、この課題を解決した本発明の装置の
手段によれば、空間内における加工工具の位置に影響を
与える操作機構に、制御部材が前方接続されており、該
制御部材の入力側が、別個のロボットプログラムによっ
て所定の時間間隔で算出され、かつ工具のその都度の角
度位置に応じた目標値で負荷されるようになっており、
該目標値に基づき、制御部材が、工作物に対する工具の
押し付け力を制御するのための出力値(実際値)を生ぜ
しめるようにした。
【0009】
【発明の効果】空間内における工具の更新された角度位
置の算出は、ロボット制御を介して行われる。この場
合、角度位置はその都度の軸のデータより読みとられ、
目標値として制御部材に伝達される。このために、請求
項2に基づき0.2秒の間隔で角度位置が算出され、か
つ更新された値が制御部材に提供される別個のロボット
プログラムがバックグラウンドで実行される。
【0010】システムの基本調節後、重量の補償は自動
的にバックグランドで実行される。このようにして、加
工の結果を著しく改善することができる。
【0011】本発明の有利な構成では、制御部材として
圧力比例弁が用いられており、この場合、この圧力比例
弁は空圧シリンダに接続されており、この空圧シリンダ
は、加工工具のその都度の位置に作用する。
【0012】しかし選択的に、電気機械的な解決手段を
設けることができ、この場合、制御部材として電気的な
マイクロプロセッサを、操作機構としては電気的なステ
ップモータを設けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を用いて詳しく説明する。
【0014】図1に、2つの異なる加工位置を占めてい
る加工工具が、靴甲部が上張りされた靴型10と共に概
略的に、共通の符号11で示されている。加工工具11
は、上図では踵領域にあり、一方、下図ではつま先領域
に配置されている。加工工具11の自重mは、この2つ
の極端位置で最も大きな影響を押し付け力に及ぼす。こ
の自重mによって、加工工具11は靴甲部に作用する。
所望の押し付け力は実際には、上図では加工工具11の
自重の影響の分だけ減少し、一方、下図では増加する。
【0015】この不都合な影響を補償するために、加工
ロボット(図示されていない)のアームに配置されてい
る加工工具11の操作機構(この場合、空圧シリンダ1
2)の空圧回路が図2に示されているように補われる。
加工工具11の自重を補償するために、別個のロボット
プログラムを介したロボット制御によって、空間内にお
ける加工工具11のその都度の角度位置が規則的な時間
間隔で算出され、アナログ信号として圧力比例弁13に
伝達される。このアナログ信号基づく圧力によって、加
工工具11の空圧シリンダ12が負荷される。
【0016】このような、比例弁から供給される可変の
圧力で負荷される空圧シリンダ12は、不変の背圧で負
荷されている別の2つの空圧シリンダに抗して働く。こ
の異なる圧力によって生じる力の差が、有効な自重を補
償するために用いられる。
【0017】靴甲部の輪郭部が切断される際、短時間
(0.2秒)で、空間内の加工工具11のその都度の角
度位置に依存して、加工工具11の自重の妨害となる分
が補償され、これにより、加工工具11は所望の押し付
け力で、事実上、輪郭線のすべての点において工作物
(靴甲部)に作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工しようとする靴に対して2つの異なる位置
にある加工工具を示す概略図である。
【図2】加工工具を靴へ押し付けるための空圧式の圧力
制御の回路図である。
【符号の説明】
10靴型、 11 加工工具、 12 空圧シリンダ、
操作機構、 13 圧力比例弁、制御部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットを備えた加工工具を正確にガイ
    ドするための方法であって、工具をロボット制御によっ
    て、所定の押し付け力で、加工しようとする工作物の輪
    郭線に沿って移動させる方法において、 空間内における工具のその都度の角度位置を、所定の時
    間間隔で、別個のロボットプログラムを介してロボット
    制御によって算出し、算出した角度位置を目標値として
    制御部材に伝達し、該制御部材におけるその都度の実際
    値を前記目標値に置き換え、工具の角度位置に適合した
    出力値として、工作物に対する工具の押し付け力を次の
    ように、すなわち工具の自重を、工具を工作物に押し付
    ける際に全加工工程に渡って補償するように制御するこ
    とを特徴とする、ロボットを備えた加工工具を正確にガ
    イドするための方法。
  2. 【請求項2】 工具の角度位置の算出を0.2秒の間隔
    で行う、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工具の角度位置を、ロボットのその都度
    の軸のデータから算出する、請求項1又は2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 制御部材として圧力比例弁を使用する、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項記載
    の方法を実施するための装置であって、ロボットにより
    構成されており、該ロボットのアームに加工工具が配置
    されており、該加工工具が、ロボット制御により操作さ
    れている操作機構によって、加工しようとする工作物の
    輪郭に応じた所定の押し付け力で、規定された曲線形状
    を切断する形式のものにおいて、 空間内における加工工具(11)の位置に影響を与える
    操作機構(12)に、制御部材(13)が前方接続され
    ており、該制御部材の入力側が、別個のロボットプログ
    ラムによって所定の時間間隔で算出され、かつ工具(1
    1)のその都度の角度位置に応じた目標値で負荷される
    ようになっており、該目標値に基づき、制御部材(1
    3)が、工作物(10)に対する工具(11)の押し付
    け力を制御するための出力値(実際値)を生ぜしめるこ
    とを特徴とする、ロボットを備えた加工工具を正確にガ
    イドするための装置。
  6. 【請求項6】 制御部材(13)が圧力比例弁であり、
    操作機構(12)が空圧シリンダである、請求項5記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 制御部材が電気的なマイクロプロセッサ
    であり、操作機構(12)が電気的なステップモータで
    ある、請求項5記載の装置。
JP2001056600A 2000-03-04 2001-03-01 ロボットを備えた加工工具を正確にガイドするための方法および装置 Pending JP2001269886A (ja)

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