JP2001269868A - 純水回収・再生・供給装置 - Google Patents

純水回収・再生・供給装置

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JP2001269868A
JP2001269868A JP2000088246A JP2000088246A JP2001269868A JP 2001269868 A JP2001269868 A JP 2001269868A JP 2000088246 A JP2000088246 A JP 2000088246A JP 2000088246 A JP2000088246 A JP 2000088246A JP 2001269868 A JP2001269868 A JP 2001269868A
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JP2000088246A
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Mutsumi Tanigawa
睦 谷川
Mitsunori Komatsu
三教 小松
Kiyotaka Kawashima
清隆 川島
Hiroshi Shimomoto
博 下元
Katsuya Okumura
勝弥 奥村
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Ebara Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/04Lapping machines or devices; Accessories designed for working plane surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B57/00Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents
    • B24B57/02Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents for feeding of fluid, sprayed, pulverised, or liquefied grinding, polishing or lapping agents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 純水を使用する装置から回収した純水の再生
処理工程が簡単で、且つ再生純水供給ライン毎に独立し
て圧力をコントロールして再生純水を使用する装置に供
給できる純水回収・再生・供給装置を提供すること。 【解決手段】 純水を使用する装置から排出される純水
を回収・再生し、再生した純水を純水を使用する純水使
用装置に供給する純水回収・再生・供給装置であって、
純水回収再生装置34を具備し、同一工程Pr1の純水
使用装置(研磨装置10、20)から排出される純水を
回収し、該回収した純水を純水回収再生装置34で不純
物を除去して再生し、再生した純水を再生純水供給ライ
ン32、33を通して同一工程Pr1の純水使用装置
(研磨装置10、20)に供給するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
板を研磨する研磨装置等、純水を使用する純水使用装置
から排出される純水を回収再生し、再生した純水を純水
使用装置に供給する純水回収・再生・供給装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造工場では大量の純水
を使用している。純水の製造には費用がかかり、使用済
みの純水を排水として捨てたのではコストが嵩むので、
コスト削減のため、従来から純水を使用する装置から排
出された純水を回収し、再生し、再利用するための純水
回収・再生設備がある。この従来の純水回収・再生設備
は、全工場の全製造工程で使用される装置から排出され
る純水を集約して一括処理し、再生しているため下記の
ような問題があった。
【0003】・異なる製造工程からの排水と混合する結
果、排水に含まれている不純物が影響して副生成物が発
生することがある。 ・酸やアルカリ等の種々の排液が混入するため、回収し
た純水の処理、再生に多くの工程を必要とする。 ・回収と再生を別装置で行うなど、処理設備の規模が大
きくなる。
【0004】また、従来の回収・再生設備では、再生し
た再生純水は共通の供給ラインを通して各装置に供給し
ている。そのため、回収・再生設備から各装置毎に圧力
をコントロールして再生純水を供給できないという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、純水を使用する純水使用装置から
回収した純水の再生処理工程が簡単で、且つ再生純水供
給ライン毎に独立して圧力をコントロールして再生純水
を純水使用装置に供給できる純水回収・再生・供給装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、純水を使用する純水使用装置
から排出される純水を回収・再生し、再生した純水を純
水使用装置に供給する純水回収・再生・供給装置であっ
て、純水再生装置を具備し、同一の工程で使用する純水
使用装置から排出される純水を回収し、該回収した純水
を前記純水再生装置で不純物を除去して再生し、該再生
した純水を再生純水供給ラインを通して同一の工程で使
用する純水使用装置に供給するように構成したことを特
徴とする。
【0007】上記のように純水の回収元と再生純水の供
給先を同一製造工程の純水使用装置に限定することで、
回収する純水に予期しない廃液や薬液の混入を防ぐこと
ができ、再生装置の処理工程の簡素化、小型化が図れ
る。同じ製造工程の純水を使用する純水使用装置に限定
することから、再生純水の純度をそれほど上げる必要が
ない。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の純水回収・再生・供給装置において、再生純水供給ラ
インを複数設けると共に、各再生純水供給ライン毎に独
立した水圧で再生純水を供給できる供給圧力制御機構を
設けたことを特徴とする。
【0009】上記のように供給圧力制御機構を設けたこ
とにより、供給先の純水使用装置の使用条件に応じた圧
力で再生純水の供給が可能となる。また、通常の工程よ
り高い純水圧力を要求する工程への利用も可能となる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の純水回収・再生・供給装置において、供給圧力制御機
構は、純水使用装置からの信号により再生純水の供給圧
力を必要に応じて可変できることを特徴とする。
【0011】上記のように供給圧力制御機構は、純水使
用装置からの信号により再生純水の供給圧力を必要に応
じた圧力に可変できるので、必要とされる条件に応じた
圧力で再生純水を供給でき、各純水使用装置は最適な運
転状態で純水を使用することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の純水回収・再生・供給装置において、純水使用装置か
ら排出される純水を回収する回収ラインと排水する排水
ラインに切り替えて流す切替バルブを具備し、該純水使
用装置から排出される純水の状態により、該純水を前記
回収ラインと排水ラインに振り分けるように構成したこ
とを特徴とする。
【0013】純水使用装置から排出される純水の状態に
より、回収ラインと排水ラインに振り分けることによ
り、回収に適さない不純物等の混入した純水が回収ライ
ンに流入することを防止でき、装置の運転効率を向上さ
せることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。なお、本実施形態例では、純水
を使用する純水使用装置として研磨装置を例に説明する
が、本発明で対象とする純水使用装置は研磨装置に限定
されるものではなく、純水を使用する装置であればよ
い。
【0015】図1は本発明に係る純水回収・再生・供給
装置の構成例を示す図である。本純水回収・再生・供給
装置は半導体ウエハ等の基板に形成されたCu、W、S
iO 2等の膜を研磨する半導体製造工程に関するもので
あり同一の膜種を研磨する工程の研磨装置から排出され
る純水を回収し、再生して、純水を回収した装置と同一
の膜種を研磨する研磨装置に供給するものである。図1
において、10、20はそれぞれ半導体ウエハ等の基板
を研磨する研磨装置(CMP装置)である。研磨装置1
0は2つの基板研磨機構11、14と、2つの基板洗浄
機構12、15、2つの基板洗浄乾燥機構13、16を
具備し、研磨装置20は2つの基板研磨機構21、24
と、2つの基板洗浄機構22、25、2つの基板洗浄乾
燥機構23、26を具備する。
【0016】研磨装置10の基板研磨機構11、基板洗
浄機構12及び基板洗浄乾燥機構13と、研磨装置20
の基板研磨機構21、基板洗浄機構22及び基板洗浄乾
燥機構23とは同一の同じ膜種を処理する製造工程Pr
1に属し、該同一の製造工程Pr1に属する基板研磨機
構11、21、基板洗浄機構12、22及び基板洗浄乾
燥機構13、23から排出される純水は回収ライン30
を通して、純水回収再生装置34に回収される。研磨装
置10、20から排出される純水を回収ライン30と排
水ライン31に振り分ける切替バルブVaが設けられて
いる。
【0017】研磨する膜種によって再生に適さない固形
物や酸・アルカリを含む研磨薬液等の異物の混入した純
水が排出される場合は、その排出された純水を切替バル
ブVaで排水ライン31に導き系外へ排出する。再生に
適さない回収水が回収された場合は回収装置内で酸とア
ルカリで中和反応が起き塩が生成されたり、固形物によ
って装置のメンテナンス頻度が増したりする。また、添
加剤等の薬液の混入によっては研磨レートに影響をおよ
ぼすものもある。
【0018】再生に適した純水は、切替バルブVaから
純水回収再生装置34に導かれる。再生に適した純水は
回収ライン30中に設けられたセンサS1、S2、S3
で検知される。センサS1、S2、S3は光学式の濁度
計、pH計、粒子カウンタ等を用いている。該純水回収
再生装置34では回収した純水から不純物を除去する等
の再生処理を行い、再生した純水を独立した再生純水供
給ライン32、再生純水供給ライン33を介して研磨装
置10の基板研磨機構11、研磨装置20の基板研磨機
構21にそれぞれ供給している。
【0019】再生純水供給ライン32、再生純水供給ラ
イン33には、それぞれ独立した圧力で再生純水を供給
できる供給圧力制御機構(後に詳述)が設けられてい
て、研磨装置10、20から通信ラインL1、L2を通
して伝送される信号に応じて基板研磨機構11、基板研
磨機構21にそれぞれ任意の圧力で再生純水を供給でき
るようになっている。
【0020】また、図示は省略するが、他の同一の研磨
工程Pr2に属する研磨装置10の基板研磨機構14、
基板洗浄機構15及び基板洗浄乾燥機構16と、研磨装
置20の基板研磨機構24、基板洗浄機構25及び基板
洗浄乾燥機構26から排出される純水も同じように純水
回収再生装置に回収され、再生処理され、それぞれ独立
した再生純水供給ラインを通して基板研磨機構14及び
基板研磨機構24に供給されるようになっている。ま
た、本システムでは基板研磨機構11、21、14、2
4から排出されるスラリーを含む排液から純水を回収す
るようにもなっている。
【0021】図2は基板研磨機構での再生純水の使用形
態例を示す図で、図2(a)は再生純水を霧状にして噴
射する場合を、図2(b)は再生純水で研磨クロス面3
6の目立てや再生のために行うドレッシングをする場合
をそれぞれ示す。再生純水を霧状にして噴霧する場合は
図2(a)に示すように、ノズル35に再生純水を再生
純水供給ライン32を通して比較的低圧(例えば0.3
MPa)で供給すると共に、高圧の窒素(N2)ガスを
例えば0.3〜0.7MPaで高圧ガス供給ライン37
を通して供給し、再生純水と窒素ガスの混合流体を霧状
にして研磨テーブルの研磨クロス面36に噴射して研磨
クロス面を洗浄する。
【0022】また、再生純水でドレッシングする場合は
図2(b)に示すように、ノズル35に再生純水を再生
純水供給ライン32を通して高圧(例えば1MPa)で
供給し、再生純水を高速ジェットで研磨クロス面36に
噴射する。このように基板研磨機構11の使用状態に応
じて所定の圧力で再生純水を供給することができる。
【0023】図3は基板研磨機構部でのその他の再生純
水の使用形態例を示す図である。図3(a)は研磨テー
ブル100まわりのカバー101に再生純水を流す場合
を示している。研磨テーブル100まわりのカバー10
1の表面には研磨時に使用するスラリーが付着すること
が多いが、該カバー101の表面にノズル102を介し
て再生純水をかけることにより、スラリーが付着・固着
するのを防止できる。カバー101にかけられた再生純
水は飛散したスラリーと共に、研磨テーブル100の回
りにある排水ピット103に流れる。勿論排水ピット1
03にも再生純水をかけてスラリーの付着を防止してい
る。
【0024】図3(b)は基板を保持し研磨するトップ
リングヘッド104の洗浄を示す図である。トップリン
グヘッド104が、被研磨基板を保持する面に上向きに
ノズル105を介して再生純水を吹きかけている。ま
た、図3(c)は図示しないが、下面に、研磨クロス面
36に接触してドレッシングを行うためのブラシやダイ
ヤモンド粒子が電着されたプレートを備えるドレッサー
106を洗浄する洗浄桶107を示す図であるが、洗浄
桶107に再生純水を供給し、ドレッサー106の乾燥
を防いでいる。
【0025】図4は純水回収再生装置34の構成例を示
す図である。純水回収再生装置34は1次タンク40を
有し、該1次タンク40には回収ライン30を介して研
磨装置10及び20から排出された純水が自然流下によ
り回収されるようになっている。1次タンク40にはp
H値を検出するpHセンサ41、水位センサ42(低水
位検出用)、水位センサ43(高水位検出用)、水位セ
ンサ44(超高水位検出用)及び排水ライン45が設け
られている。
【0026】50は循環用ポンプ、51はフィルタ、5
2は紫外線照射機、53は不純物センサ、54は背圧弁
であり、これら循環用ポンプ50、フィルタ51、紫外
線照射機52、不純物センサ53及び背圧弁54は循環
ライン55で接続され、1次タンク40の回収純水W2
が循環する循環濾過系を構成する。フィルタ51の上流
側と下流側の循環ライン55には圧力計56、57が接
続され、フィルタ51の流入側と流出側の圧力差を検出
することができるようになっている。
【0027】上記フィルタ51で不純物が除去された純
水は再生純水ライン58を通って再生純水タンク59に
送られるようになっている。再生純水ライン58には圧
力計60及び逆洗ライン62が接続され、流量計61が
挿入接続されている。63は純水源64から純水を供給
する純水供給ラインであり、該純水供給ライン63には
前記逆洗ライン62、再生純水タンク59に純水を追加
するための純水追加ライン65が接続されている。ま
た、純水供給ライン63には元圧計66が接続され、更
にレギュレータ67及び逆止弁68が挿入接続されてい
る。また、純水追加ライン65には流量計69が挿入接
続されている。更に純水供給ライン63には、死水防止
のためのライン63aが設けられており、排水ライン4
6に接続されている。
【0028】再生純水タンク59には、オーバフローし
た再生純水を1次タンク40に戻すオーバフローライン
70が接続されている。また、再生純水タンク59に
は、水位センサ71(超低水位検出用)、水位センサ7
2(低水位検出用)、水位センサ73(中間水位検出
用)、水位センサ74(超高水位検出用)及びpHセン
サ76が設けられている。また、再生純水タンク59の
上部には再生純水W3の液面変化時の呼吸用のフィルタ
75が設けられている。なお、オーバフローライン70
は1次タンク40内の雰囲気(排気雰囲気)が戻らない
ように液溜めU字形状70aとなっている。
【0029】不純物を除去するフィルタ51は、限外濾
過膜やセラミックフィルタであり、通常フィルタとは異
なり、交換不要、目詰まりしにくい等の利点を有し、定
期的(又は圧力計56、57でフィルタ51の流入側と
流出側の圧力差を監視し圧力差が所定値を越えた場合)
に逆洗ライン62から所定圧の純水W1を送り逆洗を行
う。循環ライン55を循環する回収純水W2には紫外線
照射機52から紫外線を照射し、回収純水W2にバクテ
リアが発生するのを抑える。
【0030】また、この循環する回収純水W2中の不純
物濃度を不純物センサ53で監視し、該不純物濃度が所
定値を越えた場合、弁V1を開き弁V2を閉じて排水ラ
イン46を通して排水する。なお、不純物センサ53は
純水の比抵抗を測定する比抵抗計や純水中のパーティク
ルをカウントするパーティクルカウンタで構成する。
【0031】再生純水タンク59から研磨装置10の基
板研磨機構11に再生純水W3を供給する再生純水供給
ライン32には、供給ポンプ77、供給フィルタ78、
不純物センサ79及び絞り付き開閉弁80が挿入接続さ
れ、更に圧力センサ81及びリリーフ弁82が接続され
ている。また、研磨装置20の基板研磨機構21に再生
純水を供給する再生純水供給ライン33には、供給ポン
プ83、供給フィルタ84、不純物センサ85及び絞り
付き開閉弁86が挿入接続され、更に圧力センサ87及
びリリーフ弁88が接続されている。
【0032】供給ポンプ77、83はインバータによる
回転数制御することで再生純水の供給条件(圧力や流
量)をコントロールできるポンプであり、再生純水供給
ライン32、33の水圧を圧力センサ81、87で監視
しながらそれぞれ基板研磨機構11、21の使用条件に
合った水圧で再生純水W3を供給する。なお、絞り付き
開閉弁80、86は供給される再生純水の圧力、流量を
調整するためのものである。再生純水供給ライン32、
33から再生純水を供給する場合は、バルブV4、V5
を開き(バルブV3は閉)、供給ポンプ77、83を起
動して行う。
【0033】再生純水タンク59内の再生純水W3の水
位は、水位センサ71、72、73、74により監視さ
れ、図示しない制御手段により供給ポンプ77、83の
運転や純水追加ライン65を通して純水追加が行われ
る。
【0034】上記純水回収再生装置34を構成する各機
器は筐体90内に収容され、該筐体90の底部に設けら
れた液溜り91に溜まった水はドレン配管92を通して
排水される。また、液溜り91には漏水センサ93を設
けている。また、図4において、89は1次タンク内の
回収純水W2を排水するためのバルブである。
【0035】次に研磨装置と純水回収・再生・供給装置
の通信について図5を用いて説明する。上述したよう
に、再生純水は純水回収再生装置34から研磨装置1
0、20で必要とする水圧に昇圧して供給される。必要
とされる水圧は研磨装置10、20の状態によって異な
ってくる。基板の研磨時は、研磨面に砥液が供給されて
いるため、再生純水の使用は研磨面まわりに限られてい
る。即ち、ドレッサーの乾燥防止水や砥液飛散を防ぐカ
バーの乾燥防止等への供給であり、再生純水の流量は少
なく、水圧は低い状態となる。
【0036】この時は純水回収再生装置34は、再生純
水の供給能力を落すことになる(0.03〜0.3MP
a)。また、被研磨基板の研磨が終了し研磨面のドレッ
シングを行っている時には、研磨面の洗浄が必要となる
ため、高圧・大流量の再生純水が必要となる。純水回収
再生装置34は供給ポンプ(昇圧ポンプ)77、78の
回転数を上げて高圧・大流量の再生純水を供給する。こ
のように研磨装置10、20の状態によって、純水回収
再生装置34の運転状態を変えることになるため、研磨
装置10、20との通信が必要となる。
【0037】通信の状態はタイミングを合わせるのに必
要な接点の短絡だけでよいが、お互いの運転状態が監視
できるようなコンピュータを用いた通信を行っている。
これにより、再生純水の昇圧のタイミングを図るだけで
なく、研磨装置10、20で昇圧条件や供給圧力を設定
することも可能となる。純水回収再生装置34と研磨装
置10、20はそれぞれ通信ライン(通信ケーブル)L
1、L2を介して接続されており、それぞれの研磨装置
10、20の条件によって純水回収再生装置34の供給
ポンプ77、83の吐出圧力がそれぞれコントロールさ
れている。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば下記のような優れた効果が期待できる。
【0039】請求項1に記載の発明によれば、純水の回
収元と再生純水の供給先を同一の工程で使用する純水使
用装置に限定することで、回収する純水に予期しない廃
液や薬液の混入を防ぐことができ、純水再生装置の再生
処理工程の簡素化、小型化が図れる。また、同じ工程の
純水使用装置に限定することから、再生純水の純度をそ
れほど上げる必要がない。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、供給圧力
制御機構を設けたことにより、供給先の装置の使用条件
に応じた圧力で再生純水の供給が可能となる。また、通
常より高い工程の純水圧力を要求する工程への利用も可
能となる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、供給圧力
制御機構は、純水使用装置からの信号により再生純水の
供給圧力を必要に応じた圧力に可変できるので、使用条
件に応じた圧力で再生純水を供給でき、各純水使用装置
は最適な運転状態で純水を使用することができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、純水使用
装置から排出される純水の状態により、回収ラインと排
水ラインに振り分けることにより、回収に適さない不純
物等の混入した純水が回収ラインに流入することを防止
でき、装置の運転効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る純水回収・再生・供給装置の構成
例を示す図である。
【図2】本発明に係る純水回収・再生・供給装置の再生
純水の使用形態例を示す図で、図2(a)は再生純水を
霧状にして噴射する場合を、図2(b)は再生純水でド
レッシングする場合を示す図である。
【図3】本発明に係る純水回収・再生・供給装置の再生
純水の使用形態例を示す図で、図3(a)は研磨テーブ
ル回りのカバーに再生純水を流す場合を、図3(b)は
再生純水でトップリングを洗浄する場合を、図3(c)
は再生純水でドレッサーを洗浄する場合を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る純水回収・再生・供給装置の純水
回収再生装置の構成例を示す図である。
【図5】本発明に係る純水回収・再生・供給装置の研磨
装置と純水回収再生装置の通信状態を説明するための図
である。
【符号の説明】
10 研磨装置 11 基板研磨機構 12 基板洗浄機構 13 基板洗浄乾燥機構 14 基板研磨機構 15 基板洗浄機構 16 基板洗浄乾燥機構 20 研磨装置 21 基板研磨機構 22 基板洗浄機構 23 基板洗浄乾燥機構 24 基板研磨機構 25 基板洗浄機構 26 基板洗浄乾燥機構 30 回収ライン 32 再生純水供給ライン 33 再生純水供給ライン 34 純水回収再生装置 35 ノズル 36 研磨クロス面 37 高圧ガス供給ライン L1 通信ライン L2 通信ライン
フロントページの続き (72)発明者 小松 三教 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 川島 清隆 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 下元 博 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 奥村 勝弥 神奈川県川崎市幸区小向東芝町一番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 3C047 GG07 GG13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純水を使用する純水使用装置から排出さ
    れる純水を回収・再生し、再生した純水を純水使用装置
    に供給する純水回収・再生・供給装置であって、 純水再生装置を具備し、同一の工程で使用する純水使用
    装置から排出される純水を回収し、該回収した純水を前
    記純水再生装置で不純物を除去して再生し、該再生した
    純水を再生純水供給ラインを通して前記同一の工程で使
    用する純水使用装置に供給するように構成したことを特
    徴とする純水回収・再生・供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の純水回収・再生・供給
    装置において、 前記再生純水供給ラインを複数設けると共に、各再生純
    水供給ライン毎に独立した水圧で再生純水を供給できる
    供給圧力制御機構を設けたことを特徴とする純水回収・
    再生・供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の純水回収・再生・供給
    装置において、 前記供給圧力制御機構は、前記純水使用装置からの信号
    により前記再生純水の供給圧力を必要に応じて可変でき
    ることを特徴とする純水回収・再生・供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の純水回収・再生・供給
    装置において、 前記純水使用装置から排出される純水を回収する回収ラ
    インと排水する排水ラインに切り替えて流す切替バルブ
    を具備し、該純水使用装置から排出される純水の状態に
    より、該純水を前記回収ラインと排水ラインに振り分け
    るように構成したことを特徴とする純水回収・再生・供
    給装置。
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