JP5163078B2 - 研磨装置とその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばシリコンウエーハ等の半導体基板を製造する際、あるいはその半導体基板を用いた半導体素子を製造する際の研磨工程において用いて好適な研磨装置とその方法に関する。
半導体素子の集積度が高くなるにつれて、シリコンウエーハ等の半導体基板の表面や、既に下層のパターンが形成された製造途中の基板の表面等の、フォトリソグラフィ等によりさらに上層のパターンを積層する基板表面を、高い平坦度に形成することの重要性が増している。基板表面を平坦にするための研磨方法には種々の方法があるが、近年では、化学的機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法が広く使用されている。CMP法は、研磨液による化学的なエッチング作用と、研磨砥粒及び研磨布による機械的な研削作用との複合作用により、基板表面を高精度に研磨する方法である。
CMP法を含め、このような基板表面を平坦に研磨する研磨方法あるいは研磨装置においては、研磨精度、研磨効率あるいはコストの点等から種々の改善がなされ、種々の方法や装置が提案されている。例えば、基板を保持する部材の反り量を算出し、その反り量に基づいて基板に印加する研磨圧力を制御することにより、平坦度の高い基板を製造する方法及び装置等も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−358638号公報
このような半導体基板の研磨装置においては、研磨に際して大量の研磨液を使用するが、研磨液の使用量は、基板あるいは半導体素子の製造コストに影響を与えることから、これを効率よく使用することが要望されている。そこで、例えば基板研磨後の排液を再生して使用するようにした研磨装置も実現されている。
研磨液を再生する手段を有する従来の研磨装置の一般的な構成を図6に示す。
図6に示す研磨装置19は、複数のウエーハWの表裏両面を同時に研磨する研磨部100、及び、研磨部100に研磨液を供給するとともにその排液を収集して再生する研磨液処理部209を有する。
研磨液処理部209は、研磨部100から排出された研磨液を一旦タンク212に収集し、この使用済の研磨液を適宜ポンプ214により汲み出して所定の圧力でフィルター290を通過させることにより、研磨により生成された異物(研磨生成物)をろ過して除去する。異物の除去された研磨液は、再生された研磨液として再生液タンク255に貯められた後、適宜研磨部100に供給されて研磨に用いられる。
しかしながら、図6に例示したような従来の研磨液の再生装置(研磨液処理部209)においては、フィルター290として通常の精密ろ過フィルター(絶対ろ過フィルター)を使用しているため、比較的大きな異物の除去は可能であるが、小さな異物の除去をすることができなかった。
例えば、図6に示したような半導体基板用の研磨装置においては、通常、ポアサイズが1〜100〔μm〕のフィルターを使用しているが、研磨液の砥粒サイズが0.05〜0.1〔μm〕なので、砥粒よりも大きな(1〔μm〕より大きな)異物は除去できるが、砥粒程度に小さな異物、あるいは砥粒よりも小さな異物は除去できなかった。その結果、研磨時にスクラッチ等のウエーハのキズが発生する可能性があった。
絶対ろ過フィルターにはポアサイズが0.01〔μm〕(=10〔nm〕)程度のものも存在するが、このようなポアサイズの小さなフィルターを使用するとフィルターに目詰まりが発生してフィルターの寿命が短くなる。その結果、フィルターの交換頻度が高くなり、生産コストが増大するという問題が生じ、このような目の細かいフィルターを使用することはできなかった。
また、砥粒無し研磨液を用いて研磨を行う場合、研磨処理により0.005〔μm〕(=5〔nm))程度の異物が発生するが、従来の絶対ろ過型フィルターは前述したように0.01μm程度のポアサイズのものしか存在せず、このような微細な異物を除去することができなかった。すなわち、砥粒無し研磨液を使用した場合には異物の除去ができず、研磨液の再生はできなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、使用済の研磨液から微細な研磨生成物を適切に除去することにより、研磨液を適切に再生して繰り返し使用することができ、またその際にフィルターの目詰まりを防いでフィルターを長寿命に使用することが可能な研磨装置及び研磨方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係る研磨装置は、研磨液を介在させて半導体基板を研磨する研磨手段と、前記半導体基板の研磨に使用された前記研磨液の排液を回収する研磨液回収手段と、前記回収した前記研磨液の排液を限外フィルターでろ過し、当該研磨液の排液に含まれる少なくとも研磨生成物を除去するフィルター手段と、前記研磨生成物の除去された前記研磨液の排液を、再生された研磨液として前記研磨手段に供給する研磨液供給手段と前記研磨手段において前記研磨を行わない洗浄処理時に、前記フィルター手段に前記研磨液の排液が流入せず且つ当該フィルター手段から前記研磨液供給手段に洗浄液が流出しないように流路を設定し、前記フィルター手段に対して前記研磨液の排液を供給する流路に沿って前記洗浄液を供給して前記限外フィルターを洗浄するとともに、洗浄後の洗浄液を前記研磨液供給手段とは異なる手段へ供給する洗浄手段と、を有する。
具体的な一好適例としては、前記研磨液は砥粒入り研磨液であり、前記フィルター手段は、前記排液から少なくとも前記砥粒より小さな物質を除去する。
また、具体的な他の一好適例としては、前記研磨液は無砥粒研磨液であり、前記フィルター手段は、前記排液から所定の大きさ以上の粒状物質を除去する。
また好適には、本発明に係る研磨装置は、前記研磨手段において前記研磨を行わない洗浄処理時に、前記フィルター手段に洗浄液を供給し、前記限外フィルターを洗浄する洗浄手段をさらに有する。
好適には 前記洗浄手段は、アルカリ溶液を前記洗浄液として前記限外フィルターに供給する。
また、本発明に係る研磨方法は、半導体基板の所望の研磨面に研磨液を供給する工程と、前記供給された研磨液を介在させて半導体基板を研磨する工程と、前記半導体基板の研磨に使用された前記研磨液の排液を回収する工程と、前記回収した前記研磨液の排液を限外フィルターでろ過して当該研磨液の排液に含まれる少なくとも研磨生成物を除去する工程と、前記研磨生成物の除去された前記研磨液の排液を、再生された研磨液として前記半導体基板の前記研磨面に再度供給する工程と、前記研磨を行わない洗浄処理時に、前記限外フィルターに前記研磨液の排液が流入せず且つ当該限外フィルターから前記再生された研磨液に洗浄液が流出しないように流路を設定し、前記限外フィルターに対して前記研磨液の排液を供給する流路に沿って前記洗浄液を供給して前記限外フィルターを洗浄するとともに、洗浄後の洗浄液を前記再生された研磨液とは異なる手段へ供給する工程と、を有する。
本発明によれば、使用済の研磨液から微細な研磨生成物を適切に除去することにより研磨液を適切に再生して繰り返し使用することができ、またその際にフィルターの目詰まりを防いでフィルターを長寿命に使用することが可能な研磨装置及び研磨方法を提供することができる。
また、使用済の研磨液から微細な研磨生成物を適切に除去することにより研磨液を適切に再生して繰り返し使用することができ、またその際にフィルターの目詰まりを防いでフィルターを長寿命に使用することができる研磨液再生装置及び研磨液再生方法を提供することができる。
第1実施形態
本発明の第1実施形態の研磨装置について図1を参照して説明する。
第1実施形態においては、砥粒を含む研磨液を介在させてシリコンウエーハの研磨を行う研磨装置であって、限外フィルターを用いて研磨排液中の異物(研磨生成物)を除去することにより研磨排液を再生し、研磨液を繰り返し使用する研磨装置について説明する。
図1は、その研磨装置11の構成を模式的に示す図である。
図1に示す研磨装置11は、研磨部100及び研磨液処理部201を有する。
研磨部100は、複数のウエーハWの表裏両面を同時的に研磨する両面研磨装置である。研磨部100は、例えば5枚程度の複数のウエーハWを保持する図示しないキャリアプレート、キャリアプレートに保持されたウエーハWを上下から挟みこむように配置された上定盤111及び下定盤112を有し、上定盤111及び下定盤112のウエーハWとの接触面には研磨布が貼着されている。このような構成において、ウエーハWと上定盤111との間、及び、ウエーハWと下定盤112との間に各々研磨液処理部201から管路256を介して研磨液が供給され、上定盤111及び下定盤112がウエーハWの表裏に各々接触されて回転駆動されることにより、ウエーハWの表裏両面が同時に研磨される。この際、研磨に使用された研磨液(研磨排液)は、管路211を介して研磨液処理部201のタンク212に回収される。
なお、本実施形態においては、研磨液処理部201から研磨部100には、粒径が50〔nm〕〜100〔nm〕の球状のシリカ粒子を砥粒として含む研磨液が供給される。
また、研磨部100から回収される研磨排液には、研磨生成物(異物)として粒径5〜50〔nm〕程度のいびつな形状の(球状ではない)シリカ粒子が含まれる。
研磨液処理部201は、研磨部100に研磨液を供給するとともにその排液を収集して再生する。
研磨液処理部201は、タンク212、ポンプ214、プレフィルター215、フィルター部220、及び管路211,213,251,253及び256を有する。
タンク212は、研磨液を貯溜しておく槽である。タンク212に貯溜された研磨液は、管路256を介して研磨部100に供給され、研磨部100における研磨に供される。また、研磨部100において使用された研磨液の排液が、管路211を介してタンク212に戻される。
また、タンク212に収容された研磨液は、ポンプ214によりプレフィルター215及びフィルター部220を通過するように循環され、研磨部100における研磨により生成されて研磨液に含まれる異物(研磨生成物)が除去され、再生される。
すなわちタンク212に収容された研磨液は、管路213の中途に設置されたポンプ214により汲み出され、管路213を介してプレフィルター215に供給される。ポンプ214は、例えば毎分60リットル程度の流量で研磨排液を循環させる。
プレフィルター215は、例えばポアサイズが比較的大きめの絶対ろ過フィルターであって、フィルター部220の限外ろ過膜によるろ過に支障が生じないように、研磨液から極端に大きな異物等を除去する。
プレフィルター215を通過した研磨液は、管路213を介してフィルター部220に流入される。
フィルター部220は、限外ろ過膜221を有し、これにより研磨液に含まれる異物(研磨生成物)を除去する。本実施形態において限外ろ過膜221は 孔径が50〔nm〕(=0.05〔μm〕)のフィルターである。前述したように、研磨装置11には粒径が50〔nm〕〜100〔nm〕の砥粒を含む研磨液が供給されており、また、研磨により発生する異物(研磨生成物)は、粒径が5〔nm〕〜50〔nm〕程度のシリカ粒子である。従って孔径が50〔nm〕の限外ろ過膜221を使用すれば、異物と砥粒とを分離することができる。
フィルター部220には、ポンプ214により所定の圧力がかけられた研磨排液が、管路213を介して流入される。フィルター部220に流入された研磨排液の中の粒径が50〔nm〕以下の異物は、限外ろ過膜221を通過し、排液の一部とともに管路253を介して廃液として外部に排出される。一方、粒径が50〔nm〕以上の研磨砥粒は、限外ろ過膜221を通過できないので、研磨液とともに管路251を介してタンク212に戻される。
このように本実施形態の研磨装置11においては、タンク212に溜められた研磨液は常時フィルター部220を通過するように循環されているので、液中の異物の除去が繰り返し行われる。タンク212には、研磨部100から研磨に使用した排液が戻されるが、このように常にタンク212内の研磨液をフィルター部220に循環させることにより、タンク212に貯溜された研磨液は、実際に研磨に使用しても問題がない程度に再生される。そして、このような状態に再生された研磨液が、管路256を介して研磨部100に供給される。
すなわち、本実施形態の研磨装置11においては、フィルター部220に限外ろ過膜221を使用することにより、使用済の研磨排液から、粒径が5〔nm〕〜50〔nm〕程度の微細な異物(研磨生成物)を適切に除去することができ、研磨液を再生して繰り返し使用することができる。また、異物が適切に除去されるので、研磨の際にウエーハにキズをつける可能性を低くすることができる。
限外ろ過膜を用いたろ過の前後の研磨液(研磨排液)のTEM写真(透過電子顕微鏡写真)を図2に示す。
図2(A)は、限外ろ過膜透過前の研磨排液のTEM写真を示す図であり、異物(研磨生成物)が多数存在している状態がわかる。一方、図2(B)は、限外ろ過膜透過後の研磨排液(再生研磨液)のTEM写真を示す図であり、異物はほとんど見られない。図2(A)及び図2(B)を比較することにより、限外ろ過膜により異物が適切に除去されていることがわかる。
第2実施形態
本発明の第2実施形態の研磨装置について図3を参照して説明する。
第2実施形態においては、砥粒を含まない研磨液を介在させてシリコンウエーハの研磨を行う研磨装置であって、限外フィルターを用いて研磨排液中の異物(研磨生成物)を除去することにより研磨排液を再生し、研磨液を繰り返し使用する研磨装置について説明する。
図3は、その研磨装置12の構成を模式的に示す図である。
図3に示す研磨装置12は、研磨部100及び研磨液処理部202を有する。
研磨部100の構成及び機能は、前述した第1実施形態と同一なのでその説明は省略する。
研磨液処理部202は、研磨部100に研磨液を供給するとともにその排液を収集して再生する。
研磨液処理部202は、タンク212、ポンプ214、プレフィルター215、フィルター部230、再生液タンク255、及び管路211,213,251,253及び257を有する。
タンク212は、研磨部100で使用された研磨液の排液を貯溜しておく槽である。タンク212に貯溜された研磨液は、ポンプ214によりプレフィルター215及びフィルター部230を通過するように循環される。ポンプ214は、例えば毎分60リットル程度の排液をタンク212から汲み出して、プレフィルター215に送る。
プレフィルター215は、例えばポアサイズが比較的大きめの絶対ろ過フィルターであって、フィルター部230の限外ろ過膜によるろ過に支障が生じないように、研磨液から極端に大きな異物等を除去する。プレフィルター215を通過した研磨液は、管路213を介してフィルター部230に流入される。
フィルター部230には、孔径が0.1〔nm〕の限外ろ過膜231が図示のごとく配置されている。フィルター部230には、所定の圧力がかけられた研磨排液が管路213を介して流入されるが、粒径が0.1〔nm〕より大きい異物は限外ろ過膜231を通過することができず、研磨排液とともに管路251を介してタンク212に戻される。タンク212に戻された研磨排液は、研磨部100から排出される新たな研磨排液とともに繰り返しポンプ214によりプレフィルター215及びフィルター部230を循環される。
一方、粒径が0.1〔nm〕より大きな異物を含まない研磨液は限外ろ過膜231を通過し、再生された研磨液として管路253を介して再生液タンク255に貯溜される。そして再生液タンク255の再生研磨液は、管路257を介して研磨部100に供給され、研磨に供される。
なお、フィルター部230の限外ろ過膜231は、例えば毎分2リットル程度の流量で研磨液を透過させて再生液タンク255に送る。
このように、本実施形態の研磨装置12においては、砥粒を含まない研磨液を使用する研磨装置12において、研磨排液中に含まれる0.1〔nm〕より大きな異物を全て除去することができる。その結果、研磨液は適切に再生されることになり、研磨液を繰り返し使用することができる。また、異物が適切に除去されているので、研磨の際にウエーハにキズをつける可能性も低くすることができる。
なお、本実施形態の研磨装置12の限外ろ過膜231としては、研磨部100で生成される研磨生成物(異物)の粒径、研磨の際に許容できる異物のサイズ、あるいは透過効率等に応じて任意の孔径の限外ろ過膜231を用いてよい。
例えば、研磨部100における研磨により生成される異物の粒径が5〜50〔nm〕程度ならば、孔径が5〔nm〕より若干小さい限外ろ過膜231を用いればよい。
異物の全てを除去できる限外ろ過膜でなくとも、異物の最大粒径より小さい孔径の限外ろ過膜を用いれば異物の除去に関して何らかの効果を得ることができる。従って、前述したような条件に応じて、任意の特性の限外ろ過膜を選択すればよい。
なお、限外ろ過膜231の孔径が0.1〔nm〕以下となると透過効率が悪くなる傾向がある。従って、これ以上の孔径の限外ろ過膜231を選択するのが好適である。
第3実施形態
本発明の第3実施形態の研磨装置について図3を参照して説明する。
第3実施形態においては、砥粒を含まない研磨液を介在させてシリコンウエーハの研磨を行う研磨装置であって、限外フィルターを用いて研磨排液中の異物(研磨生成物)を除去することにより研磨排液を再生するとともに、限外フィルターが目詰まりした時にその目詰まりを除去することのできる研磨装置について説明する。
図4は、その研磨装置13の構成を模式的に示す図である。
図4に示すように、研磨装置13は、研磨部100及び研磨液処理部203を有する。
研磨部100の構成及び機能は、前述した第1実施形態と同一なのでその説明は省略する。
研磨液処理部203は、タンク212、ポンプ214、プレフィルター215、フィルター部230、再生液タンク255、アルカリタンク263、アルカリ液ポンプ265,バルブ216,252,254,262及び266、及び管路211,213,251,253,257,261及び264を有する。
タンク212、ポンプ214、プレフィルター215、フィルター部230、再生液タンク255、及び管路211,213,251,253及び257の構成及び機能は、前述した第2実施形態の研磨装置12の研磨液処理部202と同一であって、研磨部100に研磨液を供給するとともにその排液を収集して再生するものである。従って、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の研磨液処理部203においては、第2実施形態の研磨液処理部202に加えて、さらにフィルター部230の限外ろ過膜231の目詰まりを除去するための構成、すなわち、フィルター部230の内部にアルカリ溶液を循環させるための構成を有する。
研磨液処理部203は、アルカリ溶液を収容したアルカリタンク263、アルカリ溶液を循環させるためのアルカリ液ポンプ265、アルカリ溶液が循環する管路261及び264、及び、フィルター部230にアルカリ溶液あるいは研磨排液のいずれを流すのかを選択するためのバルブ216,266,254,252及び262を有する。
アルカリタンク263からアルカリ溶液が流出される管路264は、研磨排液を循環させる管路213のプレフィルター215とフィルター部230との間に接続されている。管路264の途中にはアルカリ液ポンプ265が設けられており、アルカリタンク263からアルカリ溶液を汲み出して管路213方向に流出させることにより、アルカリ溶液をフィルター部230内に循環させる。管路264の管路213との接続部の直線には、アルカリ溶液のフィルター部230への供給を制御するバルブ266が設けられている。
また、研磨排液を循環させる管路213の管路264との接続部のプレフィルター215側には、研磨排液のフィルター部230への供給を制御するバルブ216が設けられている。
フィルター部230から再生液タンク255に再生研磨液を流す管路253のフィルター部230の流出口近傍には、フィルター部230からの液体の流出を制御するバルブ254が設けられている。フィルター部230の洗浄が行われる際、すなわちフィルター部230にアルカリタンク263からのアルカリ溶液が流される際には、このバルブ254が閉じられて、アルカリ溶液の再生液タンク255への流出が防止される。
フィルター部230からタンク212への管路251のフィルター部230の流出口近傍には、アルカリ溶液をアルカリタンク263に戻すための管路261が接続されている。この管路261の管路251との接続部近傍には、バルブ262が設けられており、また、管路251の管路261との接続部のタンク212側には、バルブ252が設けられている。
通常の研磨液処理動作中でフィルター部230から研磨排液が流出される場合には、バルブ262を閉じてバルブ252を開放することにより、研磨排液は管路251を介してタンク212に戻される。また、フィルター部230のアルカリ溶液による洗浄動作中でフィルター部230からアルカリ溶液が流出される場合には、バルブ252を閉じてバルブ262を開放することにより、アルカリ溶液は管路261を介してアルカリタンク263に戻される。
このような構成の研磨液処理部203において、通常に研磨排液の再生処理を行う際には、バルブ216、252及び254が開放され、バルブ262及び266が閉じられる。これにより、フィルター部230には管路213から研磨排液が流入され、限外ろ過膜231を通過して再生された研磨液は管路253を介して再生液タンク255に流出され、研磨生成物(異物)を含む研磨排液は管路251を介してタンク212に流出される。
そしてこのような研磨液の再生処理を行っている際に、限外ろ過膜231が目詰まりをしてきた場合には、フィルター部230の限外ろ過膜231の洗浄(目詰まりの除去)を行う。その際には、フィルター部230にタンク212からの研磨排液が流入しないようにバルブ216を閉じ、また、フィルター部230から再生液タンク255及びタンク212にアルカリ溶液が流出されないようにバルブ252及びバルブ254を閉じる。一方で、バルブ261及び266を開放し、アルカリタンク263、管路264、フィルター部230及び管路261という流路を形成する。そして、管路264上に設置されたアルカリ液ポンプ265を動作させることにより、この流路に沿ってアルカリ溶液が循環される。その結果、フィルター部230の内部がアルカリ溶液に浸され、限外ろ過膜231に目詰まりを生じさせていたシリカ粒子がアルカリ溶液に溶解し、目詰まりが除去される。
なお、フィルター部230に流すアルカリ溶液としては、1〜20wt%のNaOHやKOHの溶液が好適である。1%以下の溶液では、溶解レートが下がり洗浄能力が下がる可能性がある。また、20%以上の溶液では、溶解レートが下がり洗浄能力が下がるのに加えて、粘度が上がり除去効率が下がり、さらにはアルカリ濃度が上がり薬液コストが高くなる等の問題が生じる。
このようなアルカリ溶液による洗浄の効果を図5に示す。
図5は、本実施形態の研磨装置13において、フィルター部230の限外ろ過膜231を透過して研磨液として再生される液体の流量を示すグラフであり、研磨液処理部203の運用時間、すなわちフィルター部230の使用時間に対する透過液体流量の変化を示す図である。
図示のごとく、フィルター部230(限外ろ過膜231)を使用する時間が長くなるにつれて、透過液流量は漸減している。これは、限外ろ過膜231に目詰まりが生じているためと考えられる。その状態で、ある時間帯においてアルカリ洗浄を行うと、図示のごとく透過流量がほぼ元の量(当初の量)に復帰している。
これにより、アルカリ溶液による洗浄がフィルターの目詰まりの除去に有効であることがわかる。
このように、本実施形態の研磨装置13によれば、オンラインでのフィルター部230(限外ろ過膜231)の洗浄が可能になり、連続かつ長期間、限外フィルターの使用が可能になる。
変形例
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、本発明は、シリコンウエーハの研磨にのみ適用可能なものではなく、例えばガリウム−砒素ウエーハ等の他のウエーハの研磨にも適用可能である。
また、前述した各実施形態の研磨装置は、いずれも1の研磨部及び1の研磨液処理部を有する構成であったが、複数の研磨部に対して、その複数の研磨部で使用される研磨液の再生等の処理を行う1の研磨液処理部を有するような装置であってもよい。
また、前述した各実施形態の装置は、研磨部と研磨処理部とが一体的に構成された研磨装置を示したが、研磨液処理部のみが独立して構成された研磨液再生装置にも適用可能である。
図1は、本発明の第1実施形態の研磨装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、図1に示した研磨装置の研磨液処理部における限外ろ過膜の透過前後の研磨排液のTEM写真を示す図である。 図3は、本発明の第2実施形態の研磨装置の構成を模式的に示す図である。 図4は、本発明の第3実施形態の研磨装置の構成を模式的に示す図である。 図5は、図4に示した研磨装置の研磨液処理部の限外ろ過膜における透過液量を示す図であり、透過液量の時間変化及び限外ろ過膜のアルカリ溶液による洗浄の前後における変化を示す図である。 図6は、従来の研磨装置の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
11,12,13,19…研磨装置
100…研磨部
111…上定盤
112…下定盤
201,202,203,209…研磨液処理部
211,213,251,253,256,257、261,266…管路
212…タンク
214…ポンプ
215…プレフィルター
220,230,290…フィルター部
221,231…限外ろ過膜
255…再生液タンク
263…アルカリタンク
265…アルカリ液ポンプ
216,252,254,262,266…バルブ
W…ウエーハ

Claims (10)

  1. 研磨液を介在させて半導体基板を研磨する研磨手段と、
    前記半導体基板の研磨に使用された前記研磨液の排液を回収する研磨液回収手段と、
    前記回収した前記研磨液の排液を限外フィルターでろ過し、当該研磨液の排液に含まれる少なくとも研磨生成物を除去するフィルター手段と、
    前記研磨生成物の除去された前記研磨液の排液を、再生された研磨液として前記研磨手段に供給する研磨液供給手段と
    前記研磨手段において前記研磨を行わない洗浄処理時に、前記フィルター手段に前記研磨液の排液が流入せず且つ当該フィルター手段から前記研磨液供給手段に洗浄液が流出しないように流路を設定し、前記フィルター手段に対して前記研磨液の排液を供給する流路に沿って前記洗浄液を供給して前記限外フィルターを洗浄するとともに、洗浄後の洗浄液を前記研磨液供給手段とは異なる手段へ供給する洗浄手段と、を有することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨液は、砥粒入り研磨液であり、
    前記フィルター手段は、前記排液から少なくとも前記砥粒より小さな物質を除去することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨液は、無砥粒研磨液であり、
    前記フィルター手段は、前記排液から所定の大きさ以上の粒状物質を除去することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  4. 前記洗浄手段は、アルカリ溶液を前記洗浄液として前記限外フィルターに供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の研磨装置。
  5. 前記アルカリ溶液は、1〜20wt%の水酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液であることを特徴とする請求項4に記載の研磨装置。
  6. 半導体基板の所望の研磨面に研磨液を供給する工程と、
    前記供給された研磨液を介在させて半導体基板を研磨する工程と、
    前記半導体基板の研磨に使用された前記研磨液の排液を回収する工程と、
    前記回収した前記研磨液の排液を限外フィルターでろ過して当該研磨液の排液に含まれる少なくとも研磨生成物を除去する工程と、
    前記研磨生成物の除去された前記研磨液の排液を、再生された研磨液として前記半導体基板の前記研磨面に再度供給する工程と、
    前記研磨を行わない洗浄処理時に、前記限外フィルターに前記研磨液の排液が流入せず且つ当該限外フィルターから前記再生された研磨液に洗浄液が流出しないように流路を設定し、前記限外フィルターに対して前記研磨液の排液を供給する流路に沿って前記洗浄液を供給して前記限外フィルターを洗浄するとともに、洗浄後の洗浄液を前記再生された研磨液とは異なる手段へ供給する工程と、を有することを特徴とする研磨方法。
  7. 前記研磨液は、砥粒入り研磨液であり、
    前記研磨生成物を除去する工程においては、前記排液を前記限外フィルターでろ過して当該排液から少なくとも前記砥粒より小さな物質を除去することを特徴とする請求項6に記載の研磨方法。
  8. 前記研磨液は、無砥粒研磨液であり、
    前記研磨生成物を除去する工程においては、前記排液を前記限外フィルターでろ過して当該排液から所定の大きさ以上の粒状物質を除去することを特徴とする請求項6に記載の研磨方法。
  9. 前記限外フィルターを洗浄する工程においては、アルカリ溶液を前記洗浄液として前記限外フィルターに供給することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の研磨方法。
  10. 前記アルカリ溶液は、1〜20wt%の水酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液であることを特徴とする請求項9に記載の研磨方法。
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