JP2001269828A - 工作機械用の磁気軸受装置 - Google Patents

工作機械用の磁気軸受装置

Info

Publication number
JP2001269828A
JP2001269828A JP2000083069A JP2000083069A JP2001269828A JP 2001269828 A JP2001269828 A JP 2001269828A JP 2000083069 A JP2000083069 A JP 2000083069A JP 2000083069 A JP2000083069 A JP 2000083069A JP 2001269828 A JP2001269828 A JP 2001269828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thrust
magnetic
sensor
main shaft
spindle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000083069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001269828A5 (ja
JP4353610B2 (ja
Inventor
Isao Tashiro
功 田代
Toru Nakagawa
亨 中川
Hiroyuki Nakada
広之 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000083069A priority Critical patent/JP4353610B2/ja
Publication of JP2001269828A publication Critical patent/JP2001269828A/ja
Publication of JP2001269828A5 publication Critical patent/JP2001269828A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4353610B2 publication Critical patent/JP4353610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸の熱膨張によってもワークに精度良く加
工処理が施せる工作機械用の磁気軸受装置を提供する。 【解決手段】 主軸1のスラスト位置ターゲット面1c
からスラスト方向に突出して加工ツール8が取り付けら
れる加工ツール取付部1aと、主軸1のスラスト位置タ
ーゲット面1cの近傍位置の主軸1の径を検出する参照
センサ5aを設け、加工ツール取付部位置補正手段17
が参照センサ5aの検出情報に基づいてスラスト制御補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械用の磁気
軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、従来の工作機械用の磁気
軸受装置を示す。図6は主軸1のラジアル制御系の詳細
を示し、図7は加工ツールの取り付け状態を、図8はケ
ーシング10に装着された磁気軸受装置の構成を示す。
【0003】工作機械用の磁気軸受装置は、主軸1を磁
気ラジアル軸受手段Aと磁気スラスト軸受手段Bとで固
定側から磁気浮上させるとともに、主軸1をモータ手段
7で回転駆動し、主軸1の端部に取り付けられた加工ツ
ール8を、矢印Yで示すようにラジアル方向にワーク9
の表面に押し付けて加工を行うよう構成されている。
【0004】磁気ラジアル軸受手段Aは、主軸1の軸方
向に所定間隔で配置されたラジアルマグネットステータ
2a,2bと、主軸1のラジアル位置を検出するラジア
ルセンサ5a,5b,5c,5dと、ラジアル制御手段
14とからなる。磁気スラスト軸受手段Bは、主軸1の
基端部側に配置されたスラスト板3を中央にしてその両
側に配置されたスラストマグネットステータ4a,4b
と、主軸1のスラスト位置を検出するスラストセンサ6
と、スラスト制御手段11とからなる。
【0005】磁気ラジアル軸受手段Aと磁気スラスト軸
受手段Bによって主軸1が磁気浮上すると、ラジアルセ
ンサ5a,5b,5c,5dによってラジアル方向の位
置が検出され、ラジアル制御手段14の制御、例えばP
ID制御により主軸1が基準信号で決められた中心位置
にくるようラジアルマグネットステータ2a,2bの電
流が制御される。同様に、スラスト方向についてもスラ
ストセンサ6とスラスト制御手段11によって主軸1の
位置制御が行われる。
【0006】12は位相補償器、19は電流増幅器であ
り、それぞれスラスト制御手段11を構成している。主
軸1の端部には、図7(a)に示すように、スラスト位
置ターゲット面1cからスラスト方向に突出して加工ツ
ール8が取り付けられる加工ツール取付部1aが形成さ
れている。この加工ツール取付部1aにツールホルダー
16を介して加工ツール8が装着され、図7(b)に示
すように、磁気浮上した主軸1をモータ手段7によって
回転駆動して、加工ツール8をワーク9に当接させて矢
印Y方向に押圧することでワーク9に所定の加工処理が
施される。このとき、磁気軸受装置はケーシング10に
装着されており、ケーシング10の取り付けフランジ1
0aが取付面20に固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ワーク9の加工処理時
には、上述のように、主軸1は磁気浮上するとともにモ
ータ手段7によって回転駆動されるため、温度上昇によ
り主軸1が熱膨張してスラスト方向への延びが発生す
る。
【0008】スラスト制御手段11は、スラストセンサ
6で主軸1のスラスト位置ターゲット面1cとのギャッ
プgを検出して、このギャップgが規定値に近づくよう
にスラストマグネットステータ4a,4bの励磁を制御
しているが、主軸1の温度が上昇するとそれにともなっ
てスラスト位置ターゲット面1cから主軸端面1bまで
の加工ツール取付部1aにスラスト方向の伸びが発生し
て加工ツール取付部1aの長さmが長くなり、ツールホ
ルダー16を介して装着された加工ツール8の軸先端の
位置がずれて、上記のようなスラスト制御手段11によ
る自動制御だけでは、依然として十分な加工精度が得ら
れない。
【0009】本発明は前記問題点を解決し、主軸の熱膨
張によっても、ワークに精度良く加工処理が施せる工作
機械用の磁気軸受装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の工作機械用の磁
気軸受装置は、主軸の温度関数を測定するセンサと、こ
の検出情報より主軸の温度関数を算出してスラスト制御
を補正する加工ツール取付部位置補正手段を設けたこと
を特徴とする。
【0011】この本発明によると、主軸の熱膨張による
加工ツールの先端位置のズレを自動的に精度良く補正で
き、ワークに高精度の加工処理を行える。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の工作機械
用の磁気軸受装置は、主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁
気スラスト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとと
もに、前記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に
取り付けられた加工ツールによるワークの加工に使用さ
れる工作機械用の磁気軸受装置であって、前記磁気スラ
スト軸受手段には、前記主軸をスラスト方向に駆動する
スラスト磁気駆動部と、主軸のスラスト位置ターゲット
面を検出するスラストセンサと、スラストセンサの検出
ギャップが規定値に近づくように前記スラスト磁気駆動
部を励磁するスラスト制御手段を設け、主軸の前記スラ
スト位置ターゲット面からスラスト方向に突出して前記
加工ツールが取り付けられる加工ツール取付部を設け、
主軸の前記スラスト位置ターゲット面の近傍位置の主軸
の径を検出する参照センサを設け、前記参照センサの検
出情報に基づいて前記主軸の温度情報を計算してこれを
前記加工ツール取付部のスラスト方向の温度膨張長さに
変換し、この加工ツール取付部の温度膨張長さ分を、前
記スラストセンサの検出に基づくスラスト制御手段によ
るスラスト方向制御距離に加算してスラスト制御補正す
る加工ツール取付部位置補正手段を設けたことを特徴と
する。
【0013】本発明の請求項2記載の工作機械用の磁気
軸受装置は、請求項1において、前記参照センサとし
て、前記磁気ラジアル軸受手段において主軸のラジアル
方向の位置を検出しているラジアルセンサを使用したこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3記載の工作機械用の磁気
軸受装置は、主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
機械用の磁気軸受装置であって、前記磁気スラスト軸受
手段には、前記主軸をスラスト方向に駆動するスラスト
磁気駆動部と、主軸のスラスト位置ターゲット面を検出
するスラストセンサと、スラストセンサの検出ギャップ
が規定値に近づくように前記スラスト磁気駆動部を励磁
するスラスト制御手段を設け、主軸の前記スラスト位置
ターゲット面からスラスト方向に突出して前記加工ツー
ルが取り付けられる加工ツール取付部を設け、主軸の加
工ツール取付部または前記スラスト位置ターゲット面の
近傍位置の主軸をターゲットとして表面温度を検出する
非接触センサを設け、前記非接触センサの検出情報に基
づいて前記加工ツール取付部のスラスト方向の温度膨張
長さに変換し、この加工ツール取付部の温度膨張長さ分
を、前記スラストセンサの検出に基づくスラスト制御手
段によるスラスト方向制御距離に加算してスラスト制御
補正する加工ツール取付部位置補正手段を設けたことを
特徴とする。
【0015】本発明の請求項4記載の工作機械用の磁気
軸受装置は、請求項1または請求項3において、加工ツ
ール取付部位置補正手段に設けられた演算部は、主軸の
温度膨張による変形量と主軸の遠心力による変形量とか
らスラスト制御補正することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項5記載の工作機械用の磁気
軸受装置は、主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
機械用の磁気軸受装置であって、前記主軸を取り囲むケ
ーシングに前記ケーシングの温度を検出する温度センサ
ーを設け、前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸を
スラスト方向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸の
スラスト位置ターゲット面を検出するスラストセンサ
と、スラストセンサの検出ギャップが規定値に近づくよ
うに前記スラスト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手
段を設け、主軸の前記スラスト位置ターゲット面からス
ラスト方向に突出して前記加工ツールが取り付けられる
加工ツール取付部を設け、主軸の前記スラスト位置ター
ゲット面の近傍位置の主軸の径を検出する参照センサを
設け、前記参照センサの検出情報と前記温度センサーの
検出情報に基づいて前記主軸の温度情報を計算してこれ
を前記加工ツール取付部のスラスト方向の温度膨張長さ
に変換し、この加工ツール取付部の温度膨張長さ分を、
前記スラストセンサの検出に基づくスラスト制御手段に
よるスラスト方向制御距離に加算してスラスト制御補正
する加工ツール取付部位置補正手段を設けたことを特徴
とする。
【0017】請求項6記載の工作機械用の磁気軸受装置
は、主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラスト軸受手
段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前記主軸を
モータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付けられた加
工ツールによるワークの加工に使用される工作機械用の
磁気軸受装置であって、前記主軸を取り囲むケーシング
に前記ケーシングの温度を検出する温度センサーを設
け、前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸をスラス
ト方向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸のスラス
ト位置ターゲット面を検出するスラストセンサと、スラ
ストセンサの検出ギャップが規定値に近づくように前記
スラスト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手段を設
け、主軸の前記スラスト位置ターゲット面からスラスト
方向に突出して前記加工ツールが取り付けられる加工ツ
ール取付部を設け、主軸の加工ツール取付部または前記
スラスト位置ターゲット面の近傍位置の主軸をターゲッ
トとして表面温度を検出する非接触センサを設け、前記
非接触センサの検出情報と前記温度センサーの検出情報
に基づいて前記加工ツール取付部のスラスト方向の温度
膨張長さに変換し、この加工ツール取付部の温度膨張長
さ分を、前記スラストセンサの検出に基づくスラスト制
御手段によるスラスト方向制御距離に加算してスラスト
制御補正する加工ツール取付部位置補正手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0018】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図5
を用いて説明する。なお、従来例を示す図6〜図8と同
様をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【0019】(実施の形態1)図1と図2は、本発明の
(実施の形態1)を示す。この(実施の形態1)では、
主軸1を測定する参照センサと、参照センサの検出情報
より主軸1の温度関数に基づいてスラスト制御を補正す
る加工ツール取付部位置補正手段を設けて、熱膨張によ
る加工ツールの先端位置のズレを精度良く補正できるよ
うにした点で従来例とは異なる。
【0020】図1に示すように、上記従来例を示す図6
〜図8と同様に構成された工作機械用の磁気軸受装置に
おいて、参照センサは、回転駆動する主軸1のスラスト
位置ターゲット面1cの近傍位置の主軸1の径を検出す
るものであり、主軸1の周囲に複数配置されたラジアル
センサ5a〜5dのうちからここではスラスト位置ター
ゲット面1cの近傍に配置されたラジアルセンサ5aを
用いた。
【0021】主軸1が熱膨張するとその径が大きくなる
ため、このラジアルセンサ5aにより主軸1の径から主
軸1の温度を検知して、主軸1の伸びに伴なって膨張し
て加工ツール8の先端位置のズレとなる加工ツール取付
部1aのスラスト方向の伸び分をスラスト制御で補正す
るように、加工ツール取付部位置補正手段17が構成さ
れている。
【0022】加工ツール取付部位置補正手段17を詳し
く説明する。上記のように構成された工作機械用の磁気
軸受装置では、上記従来例と同様に、加工処理時におけ
る主軸1の熱膨張をスラスト制御手段11によってスラ
ストセンサ6とスラスト位置ターゲット面1cとのギャ
ップgを規定値g0に近づけるように制御している。
【0023】しかし、このスラスト制御手段11による
制御だけでは加工ツール取付部1aの熱膨張によるスラ
スト方向の伸びΔmが補正されない。そこで、スラスト
制御手段11のスラストセンサ6の出力信号と位置指令
との加算点に加工ツール取付部1aの熱膨張による伸び
Δmに基づく補正量を加算して主軸1の位置補正を行え
るよう、加工ツール取付部位置補正手段17には演算部
としての補正演算器15が設けられている。
【0024】補正演算器15の中身は、ラジアルセンサ
5aから送られた主軸径dによる関数f(N,d)から
加工ツール取付部1aの長さmの伸びΔmを算出するよ
う構成されている。ここでNは主軸1の回転膨張も考慮
したためで、簡易的には関数f(d)で説明できる。
【0025】具体的には、ラジアルセンサ5aの出力信
号から主軸1の温度変化ΔTは、下記式にて求められ
る。
【0026】
【数1】 ここで、αは主軸熱膨張係数、dは主軸径、d0は停止
状態の主軸径、dNは遠心膨張時の主軸径であり、遠心
膨張時の主軸径dNはあらかじめ構造解析により主軸1
の回転数Nと主軸径dとから求められる。
【0027】スラスト位置ターゲット面1cから主軸端
面1bまでの長さmのスラスト方向への伸びΔmは、下
記式にて表される。 Δm=α×m×ΔT このように構成された磁気軸受装置では、正常な状態で
作動している場合には、位置指令により入力されたギャ
ップgの規定値g0に近づくようにスラスト制御手段1
1により前記のスラスト制御が行われる。
【0028】主軸1の伸びが発生すると、ラジアルセン
サ5aからの出力信号が補正演算器15に入力され、主
軸径dの膨張から主軸1の温度情報が検出される。ま
た、さらに精度良く補正を行うために、主軸1の回転数
Nが補正演算器15に入力され、上記,式より補正
量が算出される。
【0029】スラスト制御の補正量は下記式にて表さ
れる。 補正量=−Δm この補正量が位置指令に加算され、加工ツール取付部1
aの熱膨張による伸びΔmが考慮されてスラスト制御が
補正され、加工ツールの先端位置のズレを自動的に精度
良く補正でき、ワークに高精度の加工処理を行える。
【0030】なお、上記説明では遠心膨張はラジアル方
向単独だけで考えているが、さらに実際には回転によっ
てスラスト方向にも膨張しており、補正演算器15の中
ではその分を考えて出力信号は上記式に加えて下記
式が出力されるように構成されている。
【0031】Δmt=Δm+ΔmN この場合の補正量は−Δmtで表され、スラスト方向の
遠心膨張分ΔmNは、あらかじめ構造解析により回転数
Nと主軸径dとから求められる。
【0032】また、上記説明では主軸1のスラスト位置
ターゲット面1cの近傍に配置されたラジアルセンサ5
aを参照センサとしたが、参照センサをスラスト位置タ
ーゲット面1cの近傍で加工ツール取付部1aの外周部
の径を測るように構成することにより、より精度よくス
ラスト制御を行える。また、参照センサとしてラジアル
センサ5aとは別のセンサを配置してもよい。
【0033】(実施の形態2)図3は、本発明の(実施
の形態2)を示す。この(実施の形態2)では、参照セ
ンサの代りに非接触センサ18を用いて直接に主軸1の
温度情報を検出できるようにした点で異なるが、それ以
外の構成は上記(実施の形態1)と同様である。
【0034】上記(実施の形態1)と同様に構成された
工作機械用の磁気軸受装置において、非接触センサ18
は加工ツール取付部1aの近傍位置に配置されており、
この非接触センサ18が主軸1の表面温度を検出する
と、上記と同様に加工ツール取付部1aのスラスト方向
の伸び分をスラスト制御で補正するように加工ツール取
付部位置補正手段17が構成されている。
【0035】この(実施の形態2)では非接触センサ1
8により直接に主軸1の表面温度が検出されるため、演
算部としての補正演算器15の構成はより簡易となる。
具体的には、補正演算器15の中身は、非接触センサ1
8から送られた主軸1の温度による関数f(ΔT)から
加工ツール取付部1aの長さmの伸びΔmを算出するよ
う構成されている。スラスト位置ターゲット面1cから
主軸端面1bまでの長さmのスラスト方向への伸びΔm
は、上記式にて表される。
【0036】このように構成された磁気軸受装置では、
正常な状態で作動している場合には、位置指令により入
力されたギャップgの規定値g0に近づくようにスラス
ト制御手段11により前記のスラスト制御が行われる。
【0037】主軸1の伸びが発生すると、非接触センサ
18からの出力信号が補正演算器15に入力され、主軸
1の温度情報から上記式より補正量−Δmが算出され
る。この補正量が位置指令に加算され、加工ツール取付
部1aの熱膨張による伸びΔmも考慮されてスラスト制
御が補正され、加工ツール8の先端位置のズレを自動的
に精度良く補正でき、ワーク9に高精度の加工処理を行
える。
【0038】また、上記(実施の形態1)と同様に主軸
1のスラスト方向への遠心膨張Δm Nや主軸回転数Nを
考慮すれば、さらに精度良くスラスト制御の補正を実行
できる。
【0039】なお、上記説明では、非接触センサ18を
加工ツール取付部1aの近傍位置に設けたが、スラスト
位置ターゲット面の近傍の加工ツール取付部1aの表面
温度を検出するように構成してもよい。
【0040】(実施の形態3)図4は、本発明の(実施
の形態3)を示す。この(実施の形態3)では、ケーシ
ング10に温度センサー21を設けてケーシング10の
熱膨張も考慮して補正を行うようにした点で異なるが、
それ以外の構成は上記(実施の形態1)と同様である。
【0041】具体的には、主軸1を取り囲むケーシング
10にはケーシング10の温度を検出する温度センサー
21が配置されている。主軸1の温度上昇に伴ってケー
シング10の温度が上昇して熱膨張すると、ケーシング
10に設けられたラジアルセンサ5a〜5dとスラスト
センサ6の位置にズレが生じるため、この温度センサー
21によりケーシング10の温度を検知してケーシング
10の位置補正をしてラジアルセンサ5a〜5dとスラ
ストセンサ6の位置補正を行うとともに、上記(実施の
形態1)と同様に加工ツール取付部1aのスラスト方向
の伸び分をスラスト制御で補正するように、加工ツール
取付部位置補正手段17が構成されている。
【0042】補正演算器15の中身は、ラジアルセンサ
5aから送られた主軸径dの情報と温度センサー21か
ら送られたケーシング10の温度情報ΔTcよる関数f
(d,ΔTc,N)から、加工ツール取付部1aの長さ
mの伸びΔmとケーシング10の長さLの伸びΔLを算
出するよう構成されている。ここでNは上記と同様に主
軸1の回転膨張も考慮したためで、簡易的には関数f
(d,ΔTc)で説明できる。
【0043】温度センサー21から送られたケーシング
10の温度情報ΔTcより、ケーシング10の長さLの
伸びΔLは、下記式にて求められる。 ΔL=αC×L×ΔTc ここで、αCはケーシング熱膨張係数、ΔTcはケーシ
ングの温度変化である。
【0044】このように構成された磁気軸受装置では、
正常な状態で作動している場合には、上記と同様のスラ
スト制御が行われる。主軸1の伸びが発生すると、補正
演算器15の中では、ラジアルセンサ5aからの出力信
号よる主軸径dの膨張と主軸1の回転数Nに加えて、温
度センサー21からの出力信号によりケーシング10の
伸びΔLが考慮され、出力信号は上記式に加えて下記
式が出力されるよう構成されている。
【0045】Δmt=Δm+ΔL この場合のスラスト制御の補正量は−Δmtで表され、
この補正量が位置指令に加算されて、加工ツール取付部
1aの熱膨張による伸びΔmとケーシング10の伸びΔ
Lとが考慮されてスラスト制御が補正され、加工ツール
8の先端位置のズレを自動的に精度良く補正でき、ワー
ク9に高精度の加工処理を行える。
【0046】なお、上記説明では遠心膨張はラジアル方
向単独だけで考えているが、さらに実際には回転によっ
てスラスト方向にも膨張しており、補正演算器15の中
ではその分を考えて出力信号は上記式に変えて下記
式が出力されるように構成されている。
【0047】Δmt=Δm+ΔmN+ΔL この場合の一般式は関数f(d,ΔTc,N)で表され
る。 (実施の形態4)図5は、本発明の(実施の形態4)を
示す。
【0048】この(実施の形態4)では、ケーシング1
0に温度センサー21を設けてケーシング10の熱膨張
も考慮して補正を行うようにした点で異なるが、それ以
外の構成は上記(実施の形態2)と同様である。
【0049】具体的には、主軸1を取り囲むケーシング
10にはケーシング10の温度を検出する温度センサー
21が配置されている。主軸1の温度上昇に伴ってケー
シング10の温度が上昇して熱膨張すると、ケーシング
10に設けられたラジアルセンサ5a〜5dとスラスト
センサ6の位置にズレが生じるため、この温度センサー
21によりケーシング10の温度を検知してケーシング
10の位置補正をしてラジアルセンサ5a〜5dとスラ
ストセンサ6の位置補正を行うとともに、上記(実施の
形態2)と同様に加工ツール取付部1aのスラスト方向
の伸び分をスラスト制御で補正するように、加工ツール
取付部位置補正手段17が構成されている。
【0050】補正演算器15の中身は、非接触センサ1
8からの主軸1の温度情報と温度センサー21からのケ
ーシング10の温度情報ΔTcによる関数f(ΔT,Δ
Tc)から、加工ツール取付部1aの長さmの伸びΔm
とケーシング10の長さLの伸びΔLを算出するよう構
成されている。なお、ここで主軸1の回転膨張を考慮し
て主軸1の回転数Nを入力するようにしてもよい。
【0051】温度センサー21から送られたケーシング
10の温度情報ΔTcより、ケーシング10の長さLの
伸びΔLは、上記式にて求められる。このように構成
された磁気軸受装置では、正常な状態で作動している場
合には、上記と同様のスラスト制御が行われる。
【0052】主軸1の伸びが発生すると、補正演算器1
5の中では、非接触センサ18からの出力信号による主
軸1の温度情報に加えて、温度センサー21からの出力
信号によりケーシング10の伸びΔLが考慮され、上記
式で表される出力信号が出力される。
【0053】この補正量−Δmtが位置指令に加算され
て、加工ツール取付部1aの熱膨張による伸びΔmとケ
ーシング10の伸びΔLとが考慮されてスラスト制御が
補正され、加工ツール8の先端位置のズレを自動的に精
度良く補正でき、ワーク9に高精度の加工処理を行え
る。
【0054】また、この(実施の形態4)においても上
記と同様に主軸1のスラスト方向への遠心膨張ΔmN
考慮すれば、さらに精度良く補正を行える。また、上記
説明では、非接触センサ18を加工ツール取付部1aの
近傍位置に設けたが、スラスト位置ターゲット面の近傍
の加工ツール取付部1aの表面温度を検出するように構
成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明の工作機械用の磁気
軸受装置によると、主軸のスラスト位置ターゲット面の
近傍位置の主軸径を検出する参照センサと、前記参照セ
ンサの検出情報に基づく主軸の温度情報から加工ツール
取付部の温度膨張長さ分をスラスト方向制御距離に加算
してスラスト制御補正する加工ツール取付部位置補正手
段とを設けることで、熱膨張による加工ツールの先端位
置のズレを精度良く補正して、精度良くワークに加工処
理が施せる工作機械用の磁気軸受装置が実現できる。
【0056】また、参照センサの代りに表面温度を検出
する非接触センサを用いても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)における工作機械用
の磁気軸受装置の構成図
【図2】同実施の形態の要部拡大図
【図3】本発明の(実施の形態2)における工作機械用
の磁気軸受装置の要部を示す構成図
【図4】本発明の(実施の形態3)における工作機械用
の磁気軸受装置の要部を示す構成図
【図5】本発明の(実施の形態4)における工作機械用
の磁気軸受装置の要部を示す構成図
【図6】従来の磁気軸受の構成図
【図7】同従来例の磁気軸受装置の先端部を説明する構
成図
【図8】従来の磁気軸受装置の構成図
【符号の説明】
1 主軸 1a 加工ツール取付部 1c スラスト位置ターゲット面 5a ラジアルセンサ 8 加工ツール 9 ワーク 10 ケーシング 10a 取付フランジ 15 補正演算器 17 加工ツール取付部位置補正手段 18 非接触センサ 21 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23Q 1/26 Z (72)発明者 中田 広之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3C001 KA01 KA05 KB10 TA01 TB01 TB08 3C029 AA06 EE01 3C048 CC00 DD12 DD13 3J102 AA01 BA03 BA17 BA18 CA11 CA27 DB04 DB05 DB14 DB24 DB25 DB32 GA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
    ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
    記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
    られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
    機械用の磁気軸受装置であって、 前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸をスラスト方
    向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸のスラスト位
    置ターゲット面を検出するスラストセンサと、スラスト
    センサの検出ギャップが規定値に近づくように前記スラ
    スト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手段を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面からスラスト方向
    に突出して前記加工ツールが取り付けられる加工ツール
    取付部を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面の近傍位置の主軸
    の径を検出する参照センサを設け、 前記参照センサの検出情報に基づいて前記主軸の温度情
    報を計算してこれを前記加工ツール取付部のスラスト方
    向の温度膨張長さに変換し、この加工ツール取付部の温
    度膨張長さ分を、前記スラストセンサの検出に基づくス
    ラスト制御手段によるスラスト方向制御距離に加算して
    スラスト制御補正する加工ツール取付部位置補正手段を
    設けた工作機械用の磁気軸受装置。
  2. 【請求項2】前記参照センサとして、前記磁気ラジアル
    軸受手段において主軸のラジアル方向の位置を検出して
    いるラジアルセンサを使用した請求項1記載の工作機械
    用の磁気軸受装置。
  3. 【請求項3】主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
    ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
    記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
    られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
    機械用の磁気軸受装置であって、 前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸をスラスト方
    向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸のスラスト位
    置ターゲット面を検出するスラストセンサと、スラスト
    センサの検出ギャップが規定値に近づくように前記スラ
    スト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手段を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面からスラスト方向
    に突出して前記加工ツールが取り付けられる加工ツール
    取付部を設け、 主軸の加工ツール取付部または前記スラスト位置ターゲ
    ット面の近傍位置の主軸をターゲットとして表面温度を
    検出する非接触センサを設け、 前記非接触センサの検出情報に基づいて前記加工ツール
    取付部のスラスト方向の温度膨張長さに変換し、この加
    工ツール取付部の温度膨張長さ分を、前記スラストセン
    サの検出に基づくスラスト制御手段によるスラスト方向
    制御距離に加算してスラスト制御補正する加工ツール取
    付部位置補正手段を設けた工作機械用の磁気軸受装置。
  4. 【請求項4】加工ツール取付部位置補正手段に設けられ
    た演算部は、主軸の温度膨張による変形量と主軸の遠心
    力による変形量とからスラスト制御補正する請求項1ま
    たは請求項3記載の工作機械用の磁気軸受装置。
  5. 【請求項5】主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
    ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
    記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
    られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
    機械用の磁気軸受装置であって、 前記主軸を取り囲むケーシングに前記ケーシングの温度
    を検出する温度センサーを設け、 前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸をスラスト方
    向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸のスラスト位
    置ターゲット面を検出するスラストセンサと、スラスト
    センサの検出ギャップが規定値に近づくように前記スラ
    スト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手段を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面からスラスト方向
    に突出して前記加工ツールが取り付けられる加工ツール
    取付部を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面の近傍位置の主軸
    の径を検出する参照センサを設け、 前記参照センサの検出情報と前記温度センサーの検出情
    報に基づいて前記主軸の温度情報を計算してこれを前記
    加工ツール取付部のスラスト方向の温度膨張長さに変換
    し、この加工ツール取付部の温度膨張長さ分を、前記ス
    ラストセンサの検出に基づくスラスト制御手段によるス
    ラスト方向制御距離に加算してスラスト制御補正する加
    工ツール取付部位置補正手段を設けた工作機械用の磁気
    軸受装置。
  6. 【請求項6】主軸を磁気ラジアル軸受手段と磁気スラス
    ト軸受手段とで固定側から磁気浮上させるとともに、前
    記主軸をモータ手段で回転駆動し、前記主軸に取り付け
    られた加工ツールによるワークの加工に使用される工作
    機械用の磁気軸受装置であって、 前記主軸を取り囲むケーシングに前記ケーシングの温度
    を検出する温度センサーを設け、 前記磁気スラスト軸受手段には、前記主軸をスラスト方
    向に駆動するスラスト磁気駆動部と、主軸のスラスト位
    置ターゲット面を検出するスラストセンサと、スラスト
    センサの検出ギャップが規定値に近づくように前記スラ
    スト磁気駆動部を励磁するスラスト制御手段を設け、 主軸の前記スラスト位置ターゲット面からスラスト方向
    に突出して前記加工ツールが取り付けられる加工ツール
    取付部を設け、 主軸の加工ツール取付部または前記スラスト位置ターゲ
    ット面の近傍位置の主軸をターゲットとして表面温度を
    検出する非接触センサを設け、 前記非接触センサの検出情報と前記温度センサーの検出
    情報に基づいて前記加工ツール取付部のスラスト方向の
    温度膨張長さに変換し、この加工ツール取付部の温度膨
    張長さ分を、前記スラストセンサの検出に基づくスラス
    ト制御手段によるスラスト方向制御距離に加算してスラ
    スト制御補正する加工ツール取付部位置補正手段を設け
    た工作機械用の磁気軸受装置。
JP2000083069A 2000-03-24 2000-03-24 工作機械用の磁気軸受装置 Expired - Fee Related JP4353610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083069A JP4353610B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 工作機械用の磁気軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000083069A JP4353610B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 工作機械用の磁気軸受装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001269828A true JP2001269828A (ja) 2001-10-02
JP2001269828A5 JP2001269828A5 (ja) 2006-07-27
JP4353610B2 JP4353610B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=18599771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000083069A Expired - Fee Related JP4353610B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 工作機械用の磁気軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4353610B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316959A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気軸受装置
EP2012032A2 (en) 2007-07-06 2009-01-07 JTEKT Corporation Magnetic bearing unit
JP2010525958A (ja) * 2007-05-07 2010-07-29 ペー ウント エル ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー 重畳駆動システムを有する動特性最適化工作機械
JP2016112635A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 Towa株式会社 切断装置及び切断方法
JP2017034811A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 ファナック株式会社 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機
CN112828679A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 西安交通大学 一种主轴切削力在线测量系统及方法
WO2021098978A1 (de) * 2019-11-18 2021-05-27 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen Verfahren zur erfassung einer axialen verlängerung einer rotierenden welle relativ zu einem gehäuse

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316959A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気軸受装置
JP4559912B2 (ja) * 2005-05-16 2010-10-13 パナソニック株式会社 磁気軸受装置
JP2010525958A (ja) * 2007-05-07 2010-07-29 ペー ウント エル ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー 重畳駆動システムを有する動特性最適化工作機械
EP2012032A2 (en) 2007-07-06 2009-01-07 JTEKT Corporation Magnetic bearing unit
EP2012032A3 (en) * 2007-07-06 2009-06-10 JTEKT Corporation Magnetic bearing unit
JP2016112635A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 Towa株式会社 切断装置及び切断方法
JP2017034811A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 ファナック株式会社 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機
WO2021098978A1 (de) * 2019-11-18 2021-05-27 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule (Rwth) Aachen Verfahren zur erfassung einer axialen verlängerung einer rotierenden welle relativ zu einem gehäuse
CN112828679A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 西安交通大学 一种主轴切削力在线测量系统及方法
CN112828679B (zh) * 2020-12-31 2022-02-22 西安交通大学 一种主轴切削力在线测量系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4353610B2 (ja) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080226409A1 (en) Dental machining unit with tool spindle
JP2009528173A (ja) 工作機械の変位を補正する方法及び装置
JP2001269828A (ja) 工作機械用の磁気軸受装置
KR940008813A (ko) 회전전후 이송장치
JP2007107584A (ja) 磁気軸受装置
JP2009072879A (ja) 端面研削方法および両面研削装置
EP2012032A2 (en) Magnetic bearing unit
KR960004917B1 (ko) 회전장치
JP4559912B2 (ja) 磁気軸受装置
JP2019149874A (ja) 駆動モータ及び完成品の検査方法
JP2005121114A (ja) スピンドル装置
JP4055074B2 (ja) 工作機械制御装置、工作機械制御方法、工作機械制御プログラム及び工作機械制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2008023683A (ja) 工作機械
JP2004169888A (ja) 磁気軸受装置
JP4125657B2 (ja) 回転主軸の変位補正方法
JPH0847842A (ja) 工作機械及び工作方法
JP2000176793A (ja) 工作機械
JP2003004042A (ja) スピンドル装置及びその回転軸の振れを補正する方法
JP2006084279A (ja) 静圧気体軸受スピンドルおよびその制御装置
JP5862411B2 (ja) 磁気軸受スピンドル装置
JP5179922B2 (ja) 回転体バランス補正装置
JP2008500200A (ja) コンピュータ化数値制御旋盤の切削具の位置を自動的に検出するための装置
JP2001277059A (ja) 回転テーブル
JPH10118925A (ja) 工作機械の状態検出装置
JP2010012563A (ja) 加工方法及び加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090728

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees