JP2017034811A - ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機 - Google Patents

ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017034811A
JP2017034811A JP2015151120A JP2015151120A JP2017034811A JP 2017034811 A JP2017034811 A JP 2017034811A JP 2015151120 A JP2015151120 A JP 2015151120A JP 2015151120 A JP2015151120 A JP 2015151120A JP 2017034811 A JP2017034811 A JP 2017034811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
expansion amount
temperature
rotor
sensor gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015151120A
Other languages
English (en)
Inventor
史 湯川
Fumito Yukawa
史 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2015151120A priority Critical patent/JP2017034811A/ja
Priority to DE102016113623.9A priority patent/DE102016113623A1/de
Priority to US15/220,673 priority patent/US20170033728A1/en
Priority to CN201610617604.XA priority patent/CN106411226A/zh
Publication of JP2017034811A publication Critical patent/JP2017034811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/16Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements
    • G01K7/22Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using resistive elements the element being a non-linear resistance, e.g. thermistor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/16Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. by resistance strain gauge
    • G01B7/24Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. by resistance strain gauge using change in magnetic properties
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/60Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/60Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive
    • H02P29/66Controlling or determining the temperature of the rotor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/21Devices for sensing speed or position, or actuated thereby
    • H02K11/215Magnetic effect devices, e.g. Hall-effect or magneto-resistive elements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】ロータの温度を簡易にかつ正確に推定できる電動機制御装置、およびそれを備えた電動機を提供する。
【解決手段】本発明による電動機制御装置21は、磁気式センサ13の出力信号の強度の変化量に基づいてセンサギア12の膨張量を推定するセンサギア膨張量推定部24と、温度検出器15により検出された温度に基づいてセンサ取付台14の膨張量を推定するセンサ取付台膨張量推定部26と、推定されたセンサギア12の膨張量から、推定されたセンサ取付台14の膨張量を減算することにより、推定されたセンサギア12の膨張量を補正するセンサギア膨張量補正部25と、補正されたセンサギア12の膨張量に基づいて、ロータ11の温度を推定するロータ温度推定部27と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機の温度を監視しながら電動機を制御する電動機制御装置、およびそれを備えた電動機に関する。
電動機を作動させると、電動機のロータの温度はある程度の温度まで上昇する。このようにロータの温度が上昇している間は、電動機に与えた指令が同じであっても、電動機の出力が変化する場合がある。電動機のロータにより工具を駆動する工作機械においては、ロータの温度変化に伴って電動機の出力が変化すると、工作機械の加工品質に影響を与えるおそれがある。そこで、工作機械の電動機においては、ロータの温度を推定する技術が検討されている。つまり、推定したロータの温度に基づいて、同じ指令であっても電動機の出力が一定になるように電動機を制御することが可能となる。
そのようなロータの温度、すなわち回転体の温度を推定する技術として、特許文献1は、自動車またはその他の車両の車輪のブレーキ装置の温度または温度変化を推定する温度推定装置を開示している。
特許文献1に記載の温度推定装置は、車輪と一緒に回転する回転体から隙間を空けて、回転しない部位に設置された信号発生手段を備えている。そして、信号発生手段は、回転体との隙間に応じて変化する信号を発生するようになっている。回転体が熱膨張すると、信号発生手段と回転体との隙間が変化する。その隙間の変化量は回転体の熱膨張量と見なすことができる。そして、特許文献1に記載されている温度推定装置は、信号発生手段から発生する信号の強度の変化から回転体の熱膨張量を取得し、その熱膨張量をもとに回転体の温度上昇量を推定している。
特開2008−170354号公報
しかし、特許文献1に記載された温度推定装置を電動機に適用した場合には、次のような問題点がある。電動機の場合は、ロータの温度上昇に伴って電動機全体の温度が上昇するため、ロータだけでなく信号発生手段の取付部も熱膨張する。そのため、特許文献1に記載された温度推定装置によって、信号発生手段から発生する信号の強度の変化からロータの温度を推定したとしても、推定されるロータの温度は正確ではない。つまり、特許文献1に記載された温度推定装置においては、回転体の温度を推定するときに信号発生手段の取付部が熱膨張している点が考慮されていない。よって、特許文献1に記載された温度推定装置においては、ロータの温度が正確でないため、同じ指令に対する電動機の出力が一定にならない可能性がある。
また、別の方法によってロータの温度を正確に測定することを考えたとき、ロータについては回転体であるため、温度計を回転中のロータに直接接触させるのは困難である。そこで、非接触での温度測定方法としては赤外線を使用する方法が考えられる。しかし、電動機に赤外線温度測定装置を別途取付ける必要が生じるため、コストが大幅に増加する。また、赤外線の場合は被測定物の表面の温度しか計測できないという問題もある。
そこで本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑み、ロータの温度を簡易にかつ正確に推定できる電動機制御装置、およびそれを備えた電動機を提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、電動機のロータに取付けられたセンサギアと、センサギアの外周部に所定の間隔で順次設けられた複数の歯部の各々の有無を信号として検出する磁気式センサと、磁気式センサが取付けられたセンサ取付台と、センサ取付台の温度を検出する温度検出器とを備えた電動機を制御する電動機制御装置であって、
磁気式センサの出力信号の強度の変化量に基づいてセンサギアの膨張量を推定するセンサギア膨張量推定部と、
温度検出器により検出された温度に基づいてセンサ取付台の膨張量を推定するセンサ取付台膨張量推定部と、
推定されたセンサギアの膨張量から、推定されたセンサ取付台の膨張量を減算することにより、推定されたセンサギアの膨張量を補正するセンサギア膨張量補正部と、
補正されたセンサギアの膨張量に基づいて、ロータの温度を推定するロータ温度推定部と、を備えた電動機制御装置が提供される。
この第一態様により上述の課題が解決される。しかし、本発明は、第一態様に限られず、以下の第二態様ないし第四態様のいずれかの電動機制御装置、および第五態様の工作機械用電動機を提供することもできる。
本発明の第二態様によれば、第一態様の電動機制御装置であって、
磁気式センサの出力信号の強度を、温度検出器により検出された温度に基づいて補正するセンサ出力信号補正部をさらに備え、
センサギア膨張量推定部は、センサ出力信号補正部により補正された磁気式センサの出力信号の強度の変化量に基づいてセンサギアの膨張量を推定するようになされた、電動機制御装置が提供される。
本発明の第三態様によれば、第一態様または第二態様の電動機制御装置であって、
センサギア膨張量補正部は、推定されたセンサギアの膨張量から、推定されたセンサ取付台の膨張量とともに、ロータの回転速度に応じたセンサギアの遠心力による膨張量を減算することにより、推定されたセンサギアの膨張量を補正するようになされた、電動機制御装置が提供される。
本発明の第四態様によれば、第三態様の電動機制御装置であって、
ロータの回転速度は、磁気式センサの出力信号の周波数をもとに算出され、
センサギア膨張量補正部は、センサギアの遠心力による膨張量とロータの回転速度との相関関係を示すテーブルを記憶保持していて、算出されたロータの回転速度に対応する、センサギアの遠心力による膨張量をテーブルにより求めるようになされた、電動機制御装置が提供される。
本発明の第五態様によれば、第一態様から第四態様のいずれかの電動機制御装置を備えた電動機が提供される。
本発明の第一態様によれば、センサギアと間隔を置いて配置された磁気式センサの出力信号の強度の変化量に基づいて、センサギアの膨張量を推定することができる。そして、センサギアの熱膨張量が分かれば、センサギアの材料の熱膨張係数をもとにセンサギアの温度、すなわちロータの温度が推定される。特に、本願においては、センサ取付台に取付けられた温度検出器の検出温度からセンサ取付台の膨張量を推定し、推定されたセンサギアの膨張量から、推定されたセンサ取付台の膨張量を減算している。それにより、推定されたセンサギアの膨張量をより正確な値に補正することができる。したがって、ロータの温度上昇に伴ってセンサ取付台の温度も上昇する電動機において、ロータの温度を正確に推定することができる。
さらに、センサ取付台にサーミスタのような簡易な温度検出器だけを追加すれば上記のようにロータの温度を推定できるため、大幅なコストアップ無しで電動機を提供することができる。
本発明の第二態様によれば、磁気式センサの出力信号の強度が温度上昇に応じて低下する特性がある場合、温度に基づいて磁気式センサの出力信号の強度を補正することにより、ロータの温度を上記第一態様よりも正確に推定することができる。
本発明の第三態様および第四態様によれば、推定したセンサギアの膨張量から、ロータの回転速度に応じたセンサギアの遠心力による膨張量をさらに減算しているため、推定されたセンサギアの膨張量を第一態様よりもさらに正確な値に補正することができる。それにより、ロータの温度を上記第一態様または第二態様よりも正確に推定することができる。
本発明の第五態様によれば、電動機のロータの温度を正確に推定できるため、その正確なロータの温度に基づいて、同じ指令であっても電動機の出力が一定になるように電動機を制御することが容易となる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれらの目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明確になるであろう。
本発明の一実施形態の電動機制御装置を模式的に示すブロック図である。 図1に示される電動機制御装置により制御される電動機の正面図である。 ホール素子の出力信号の温度特性を示すグラフである。 電動機の動作開始時から所定の時間が経過したときの、磁気式センサの出力電圧を表したグラフである。 電動機の動作開始時における磁気式センサの出力電圧を表したグラフである。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の図面において、同じ部材には同じ参照符号が付けられている。そして、異なる図面において同じ参照符号が付されたものは同じ機能を有する構成要素であることを意味するものとする。また、理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明の一実施形態の電動機制御装置を模式的に示すブロック図、図2は図1に示される電動機制御装置により制御される電動機の正面図である。
図1および図2を参照すると、本実施形態の電動機10は、電動機10のロータ11に取付けられたセンサギア12と、センサギア12の外周部に所定の間隔で順次設けられた複数の歯部12aの各々の有無を信号として検出する磁気式センサ13と、磁気式センサ13が取付けられたセンサ取付台14と、センサ取付台14の温度を検出する温度検出器15、例えばサーミスタと、電動機制御装置21とを備える。電動機10は、例えばサーボモータである。
センサ取付台14に取付けられた磁気式センサ13は、図1に示されるように、センサギア12の外周部と所定の間隔Gを置いて互いに対向配置されるようになっている。さらに、温度検出器15はセンサ取付台14上に設置されている。また、センサ取付台14は電動機本体(図示せず)に支持されており、センサ取付台14には貫通穴14aが形成されている。そして、ロータ11がセンサ取付台14と接触しないで貫通穴14aを貫通している。
さらに、磁気式センサ13は、磁場の変化に応じて出力電圧が変化するホール素子13aを備えている。センサギア12は磁性材料からなるので、ホール素子13aに対向する位置にセンサギア12の歯部12aが有る時と無い時とでは、ホール素子13aに対する磁場が変化する。このため、センサギア12の複数の歯部12aのうちの一つがホール素子13aに対向して配置されたとき、磁気式センサ13のホール素子13aは、歯部12aが有る旨の検出信号(パルス信号)を出力する。また、センサギア12がロータ11の回転に伴って回転しているとき、センサギア12の複数の歯部12aが磁気式センサ13の前方を横切るように移動するので、磁気式センサ13から信号が周期的に出力される。このため、電動機制御装置21は、電動機10の磁気式センサ13から出力される信号の周波数をもとにロータ11の回転速度や回転位置を取得することができる。つまり、磁気式センサ13は回転エンコーダとして使用される。
なお、電動機制御装置21は、電動機10に与えられた指令値に従って、磁気式センサ13の検出値を監視しつつロータ11のトルクや回転速度、回転位置などを制御するようになっている。
また、上述の磁気式センサ13から出力される信号の強度は、図1に示されるセンサギア12と磁気式センサ13との間の間隔Gが短くなるほど大きくなり、間隔Gが長くなるほど小さくなる。そこで、本願においては、そのような間隔Gと磁気式センサ13の出力信号の強度との相関関係を利用して、磁気式センサ13の出力信号の強度から間隔Gを求められるようになっている。
さらに、本願においては、電動機制御装置21がロータ11の温度を推定できる機能を備えている。つまり、本願の電動機制御装置21においては、上述したような磁気式センサ13の出力信号の強度から求められる間隔Gの変化量をもとにセンサギア12の熱膨張量を推定し、推定した熱膨張量からセンサギア12の温度を算出している。そして、センサギア12の温度がロータ11の温度とほぼ一致すると考えて、センサギア12の温度をロータ11の温度と見なしている。
具体的には、電動機の動作によりロータ11の温度が上昇すると、センサギア12やセンサ取付台14がそれぞれ熱膨張する。このとき、センサ取付台14に沿った方向においては、センサギアは図1に矢印Aにより示される方向に熱膨張し、センサ取付台14は図1に矢印Bにより示される方向に熱膨張する。そのようなロータ11とセンサ取付台14の両方の熱膨張により、センサギア12と磁気式センサ13との間の間隔Gは、間隔G’まで低下する。間隔Gから間隔G’への変化は、前述したように磁気式センサ13の出力信号の強度の変化として現れる。したがって、間隔Gの変化量(Δd=G−G’)は、磁気式センサ13の出力信号の強度の変化をもとに算出することができる。算出された間隔Gの変化量Δdはセンサギア12の熱膨張量であると仮定することができる。センサギア12の熱膨張量が分かれば、センサギア12の材料の熱膨張係数をもとにセンサギア12の温度、すなわちロータ11の温度を推定することができる。
しかし、算出された間隔Gの変化量Δdは、センサギア12およびセンサ取付台14の両方の熱膨張を受けたものである。つまり、熱膨張後の間隔G’にはセンサ取付台14の熱膨張量が含まれている。そのため、より正確にロータ11の温度を推定するには、算出された間隔Gの変化量Δdから、センサ取付台14の膨張量を減算することにより、センサギア12自体の膨張量を求める必要がある。したがって、本願においては、センサギア12の正確な膨張量を求め、その膨張量をもとにセンサギア12の温度、すなわちロータ11の温度を推定する。
上記のようにロータ11の温度を正確に推定するために、電動機制御装置21は、図1に示されるように、温度記憶部22、センサ出力信号補正部23、センサギア膨張量推定部24、センサギア膨張量補正部25、センサ取付台膨張量推定部26、およびロータ温度推定部27を備えている。以下、これらの構成部について順次詳しく説明する。
温度記憶部22は、温度検出器15により検出されるセンサ取付台14の温度の経時変化を記憶保持する。具体的には、温度記憶部22は、温度検出器15により、電動機の動作開始時における温度検出器15の周囲の温度を取得して記憶し、さらに、電動機の動作中における温度検出器15の周囲の温度を一定時間ごとに順次取得して記憶する。
センサ出力信号補正部23は、磁気式センサ13から出力される信号を補正する。本実施形態の磁気式センサ13は、ホール素子13aによって、センサギア12の外周部の歯部12aの有無を検出するセンサである。
図3はホール素子13aの出力信号の温度特性を示すグラフである。特に図3は、電動機の動作開始時の温度が20℃であり、その動作開始から所定の時間Hが経過した時の温度が70℃であり、さらに時間Hが経過した時の温度が120℃になった場合のホール素子13aの出力信号の強度の変化を示している。図3のグラフから分かるように、ホール素子13aの出力信号の強度は磁気式センサ13の温度の上昇に従って低下している。そこで、ロータ11の温度をより正確に推定するために、センサ出力信号補正部23は、磁気式センサ13から出力される信号に対して、温度上昇に応じた信号低下量を補足する。
例えば、図3に示されるように温度上昇によるホール素子13aの信号低下は非線形であるので、ホール素子13aの信号強度と温度との相関関係を示すテーブルが事前に作成されて、センサ出力信号補正部23に予め記憶保持させる。そして、センサ出力信号補正部23は、電動機の動作開始時から所定の時間Hが経過したときの、温度検出器15の周囲の温度(図3においては70℃)を温度記憶部22から取得する。さらに、センサ出力信号補正部23は、その取得した温度をもとに上記のテーブルを参照して、信号強度の低下量(図3に符号Qにより示された信号低下量)を求める。そして、センサ出力信号補正部23は、磁気式センサ13から出力される信号に対して、求めた信号強度の低下量を補足する。
なお、温度検出器15は磁気式センサ13に隣接して配置されていることが好ましい。これにより、図3に示すような信号強度と温度との相関関係を示すテーブルを正確に作成することができる。また、本実施形態においては、温度上昇に応じて出力信号の強度が低下するホール素子13aを磁気式センサ13に使用しているため、センサ出力信号補正部23が設けられている。しかし、出力信号の強度が温度の影響を受けにくい素子、例えば磁気抵抗効果素子を磁気式センサ13に使用した場合には、本発明の電動機制御装置21は、センサ出力信号補正部23を備えていなくてもよい。
続いて、センサギア膨張量推定部24は、磁気式センサ13の出力信号の変化量からセンサギア12の膨張量を推定する。ここで使用される磁気式センサ13の出力信号は、センサ出力信号補正部23により補正されているものとする。また、センサギア12の膨張量は、図1に示されるようなセンサギア12と磁気式センサ13との間隔Gの変化量Δd(すなわちΔd=G−G’)であると仮定することができる。
図4Aは、電動機の動作開始時から所定の時間Hが経過したときの、磁気式センサ13の出力電圧を表したグラフである。図4Bは、電動機の動作開始時における磁気式センサ13の出力電圧を表したグラフである。
上記した間隔Gの変化量Δdは、磁気式センサ13から出力される信号の強度の変化、すなわち図4Bから図4Aに示されるような電圧信号の振幅Vの変化に基づいて求めることができる。このとき、磁気式センサ13の電圧信号の振幅Vはロータ11の回転速度Rwに比例するため、ロータ11の回転速度Rwは一定とすることが好ましい。
或る回転数Rwで電動機の動作を開始した時、磁気式センサ13の電圧信号の振幅は、図4Bに示されるようにV0(以下、「基準電圧」とする。)である。そして、電動機の動作を開始してから、回転速度Rwを一定に保ちつつ所定の時間Hが経過したときに、センサギア12と磁気式センサ13との間隔GがΔd(すなわちΔd=G−G’)だけ変化したとする。このとき、磁気式センサ13の電圧信号の振幅は、図4Aに示されるようにV1となり、基準電圧V0から拡大する。そのため、図4Bに示される電圧信号の振幅の変化量(すなわちΔV=V1−V0)は、Δdに比例すると仮定することができる。つまり、ΔVは、
ΔV=k・Δd ・・・(1)
として表すことができる。但し、kは比例定数である。この比例定数kは、実験やシミュレーションなどにより事前に取得された値である。勿論、ΔVとΔdとの相関関係を表す式は上記の式(1)に限定されず、実験やシミュレーションなどにより導出した相関関係式を使用してもよい。
本実施形態においては、上記の式(1)より、間隔Gの変化量Δd、すなわち、仮定したセンサギア12の膨張量は、下記の式(2)により算出される。
Δd=ΔV/k ・・・(2)
但し、上記の間隔Gの変化量Δdは、センサギア12およびセンサ取付台14の両方の熱膨張を受けたものである。つまり、図1に示されるような熱膨張後の間隔G’にはセンサ取付台14の熱膨張量が含まれている。
そのため、センサギア膨張量補正部25は、算出された間隔Gの変化量Δdからセンサ取付台14の膨張量Sを減算して、センサギア12自体の膨張量を求める。言い換えれば、センサギア膨張量補正部25は、上記の式(2)により算出された間隔Gの変化量Δdをより正確な値に補正する。
ここで、補正後の変化量Δd’は、
Δd’=Δd−S ・・・・(3)
として表すことができる。
なお、センサ取付台膨張量推定部26は、センサ取付台14の膨張量Sを推定して、上記センサギア膨張量補正部25に出力している。センサ取付台14の膨張量Sは、センサ取付台14の材料の熱膨張係数を用いて、下記の式(4)のように表される。
S=R1・α1・ΔTa ・・・(4)
但し、R1はセンサ取付台14の直径[m]であり、α1はセンサ取付台14の材料の熱膨張係数であり、ΔTaはセンサ取付台14の温度上昇量[℃]である。
上記センサ取付台14の温度上昇量ΔTaは、電動機の動作開始時から所定の時間Hが経過するまでセンサ取付台14上の温度検出器15により検出された温度の変化量であり、温度記憶部21から取得される。また、センサ取付台14の直径R1および熱膨張係数α1の各値は電動機の設計段階において取得できる既知の値であるので、上記式(4)に事前に入力されていることが好ましい。
そして、上記の式(2)により算出された間隔Gの変化量Δdと、上記式(4)により求まる膨張量Sとを上記式(3)に代入することにより、補正後の変化量Δd’、すなわちセンサギア12自体の膨張量が算出される。
続いて、ロータ温度推定部27は、センサギア12自体の膨張量Δd’からセンサギア12の温度、すなわちロータ11の温度を推定する。具体的には、センサギア12自体の膨張量Δd’は、センサギア12の材料の熱膨張係数を用いて、下記の式(5)として表すこともできる。
Δd’ =R2・α2・ΔTb ・・・(5)
但し、R2はセンサギア12の直径[m]であり、α2はセンサギア12の材料の熱膨張係数であり、ΔTbはセンサギア12の温度上昇量[℃]である。
さらに、現在のセンサギア12の温度T1は、電動機の動作開始時のセンサギア12の温度T0を用いて、
T1=T0+ΔTb ・・・(6)
として表すことができる。
上記の式(5)より、センサギア12の温度上昇量ΔTbは、
ΔTb=Δd’/(R2・α2) ・・・(7)
となる。
そして、ロータ温度推定部27は、上記の式(7)により求まるΔTbを上記の式(6)に代入することにより、現在のセンサギア12の温度T1が算出される。ここで、上記の式(7)によりΔTbを求めるのに際して、Δd’は上記の式(3)より事前に算出される。さらに、上記センサギア12の直径R2および熱膨張係数α2は電動機の設計段階において取得できる既知の値である。また、電動機の動作開始時のセンサギア12の温度T0の値としては、電動機の動作開始時に温度検出器15により検出した温度を使用する。
なお、本実施形態のロータ温度推定部27は、算出されたセンサギア12の温度T1をロータ11の温度と見なしている。センサギア12はロータ11に締り嵌めにより嵌合されているので、センサギア12の温度がロータ11の温度とほぼ一致すると考えられるからである。但し、互いに嵌合したセンサギア12とロータ11の間に熱伝達抵抗が存在する場合には、算出したセンサギア12の温度T1に一定の補正係数を乗じて、ロータ11の温度を推定することが好ましい。
(その他の実施形態)
また、上述したセンサギア膨張量補正部25においては、センサギア膨張量推定部24により推定されたセンサギア膨張量(すなわち間隔Gの変化量Δd)から、センサ取付台14の膨張量Sを減算して、センサギア12自体の膨張量を正確に求めている。しかし、本願発明においては、さらに正確にセンサギア12自体の膨張量を求めるために次のような事を考慮することが好ましい。
つまり、ロータ11の回転速度が速くなるほど、センサギア11の遠心力が大きくなる。そして、センサギア11の遠心力が大きくなるほど、センサギア11の膨張量が大きくなる。したがって、ロータ11の温度上昇によるセンサギア11の膨張量にはセンサギア11の遠心力に起因した膨張量が含まれることがある。つまり、図1に示されるような熱膨張後の間隔G’にはセンサ取付台14の熱膨張量だけでなく、センサギア11の遠心力に起因した膨張量も含まれている。
このため、センサギア12自体の膨張量、すなわち変化量Δd’を求めるとき、上記の式(3)ではなく下記の式(8)を使用することが好ましい。
Δd’=Δd−S−L ・・・・(8)
但し、Lはセンサギア11の遠心力に起因した膨張量である。
そこで、センサギア11の遠心力による膨張量Lとロータ11の回転速度との相関関係を示すテーブルを事前に実験やシミュレーションなどにより作成して、センサギア膨張量補正部25に記憶保持しておく。また、ロータ11の回転速度は、磁気式センサ13の出力信号の周波数をもとに算出される。つまり、磁気式センサ13から出力されるパルス信号をカウントし、一定時間あたりに何個のパルス信号が出力されているかを調べることにより、ロータ11の回転速度を算出できる。
それにより、図1に示されるセンサギア膨張量補正部25は、磁気式センサ13を用いてロータ11の回転速度を取得し、上述の膨張量Lと回転速度との相関関係を示すテーブルを参照して、その取得したロータ11の回転速度に対応する膨張量Lを求めることができる。そして、このように求めた膨張量Lと、上記の式(2)により算出された間隔Gの変化量Δdと、上記式(4)により求まる膨張量Sとを上記式(8)に代入することにより、より正確なセンサギア12自体の膨張量が算出される。
このように本願においては、センサ取付台14の熱膨張と、センサギア11の遠心力に起因した膨張とを考慮してセンサギア12自体の膨張量を正確に求めているため、ロータ11の温度を正確に推定することが可能となる。つまり、ロータ11の温度上昇に伴ってセンサ取付台14の温度も上昇する電動機10において、ロータ11の温度を精度よく推定することができる。
なお、以上に説明した実施形態においては、電動機10を工作機械用電動機として説明しているが、本発明の工作機械用電動機は工作機械への適用に限定されず、加工において産業用ロボットを使用する場合にはそのようなロボットの各軸を駆動する電動機にも適用してもよい。
以上では典型的な実施形態を示したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲で上述の実施形態を様々な形、構造や材料などに変更可能である。
10 工作機械用電動機
11 ロータ
12 センサギア
12a 歯部
13 磁気式センサ
13a ホール素子
14 センサ取付台
15 温度検出器
21 電動機制御装置
22 温度記憶部
23 センサ出力信号補正部
24 センサギア膨張量推定部
25 センサギア膨張量補正部
26 センサ取付台膨張量推定部
27 ロータ温度推定部

Claims (5)

  1. 電動機(10)のロータ(11)に取付けられたセンサギア(12)と、前記センサギア(12)の外周部に所定の間隔で順次設けられた複数の歯部(12a)の各々の有無を信号として検出する磁気式センサ(13)と、前記磁気式センサ(13)が取付けられたセンサ取付台(14)と、前記センサ取付台(14)の温度を検出する温度検出器(15)とを備えた電動機(10)を制御する電動機制御装置(21)であって、
    前記磁気式センサ(13)の出力信号の強度の変化量に基づいて前記センサギア(12)の膨張量を推定するセンサギア膨張量推定部(24)と、
    前記温度検出器(15)により検出された温度に基づいて前記センサ取付台(14)の膨張量を推定するセンサ取付台膨張量推定部(26)と、
    推定された前記センサギア(12)の膨張量から、推定された前記センサ取付台(14)の膨張量を減算することにより、前記推定された前記センサギア(12)の膨張量を補正するセンサギア膨張量補正部(25)と、
    補正された前記センサギア(12)の膨張量に基づいて、前記ロータ(11)の温度を推定するロータ温度推定部(27)と、を備えた電動機制御装置。
  2. 前記磁気式センサ(13)の出力信号の強度を、前記温度検出器(15)により検出された温度に基づいて補正するセンサ出力信号補正部(23)をさらに備え、
    前記センサギア膨張量推定部(24)は、前記センサ出力信号補正部(23)により補正された前記磁気式センサ(13)の出力信号の強度の変化量に基づいて前記センサギア(12)の膨張量を推定するようになされた、請求項1に記載の電動機制御装置。
  3. 前記センサギア膨張量補正部(25)は、推定された前記センサギア(12)の膨張量から、推定された前記センサ取付台の膨張量とともに、前記ロータ(11)の回転速度に応じた前記センサギア(13)の遠心力による膨張量を減算することにより、前記推定された前記センサギア(12)の膨張量を補正するようになされた、請求項1または請求項2に記載の電動機制御装置。
  4. 前記ロータ(11)の回転速度は、前記磁気式センサ(13)の出力信号の周波数をもとに算出され、
    前記センサギア膨張量補正部(25)は、前記センサギア(13)の遠心力による膨張量と前記ロータ(11)の回転速度との相関関係を示すテーブルを記憶保持していて、算出された前記ロータ(11)の回転速度に対応する、前記センサギア(13)の遠心力による膨張量を前記テーブルにより求めるようになされた、請求項3に記載の電動機制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電動機制御装置(21)を備えた電動機。
JP2015151120A 2015-07-30 2015-07-30 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機 Pending JP2017034811A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015151120A JP2017034811A (ja) 2015-07-30 2015-07-30 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機
DE102016113623.9A DE102016113623A1 (de) 2015-07-30 2016-07-25 Zum Messen einer Rotortemperatur fähiges Motorsteuergerät und damit versehener Motor
US15/220,673 US20170033728A1 (en) 2015-07-30 2016-07-27 Motor control device capable of measuring temperature of rotor and motor provided therewith
CN201610617604.XA CN106411226A (zh) 2015-07-30 2016-07-29 电动机控制装置以及具备该电动机控制装置的电动机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015151120A JP2017034811A (ja) 2015-07-30 2015-07-30 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017034811A true JP2017034811A (ja) 2017-02-09

Family

ID=57795754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015151120A Pending JP2017034811A (ja) 2015-07-30 2015-07-30 ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20170033728A1 (ja)
JP (1) JP2017034811A (ja)
CN (1) CN106411226A (ja)
DE (1) DE102016113623A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10514320B2 (en) 2017-09-07 2019-12-24 Fanuc Corporation Temperature estimation device and temperature estimation method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202017102161U1 (de) * 2017-04-11 2018-07-12 ARCA Beteiligungen GmbH & Co. KG Rohrmotor für eine Verdunkelungseinrichtung
WO2020069749A1 (en) * 2018-10-05 2020-04-09 Abb Schweiz Ag Arrangement and method for measuring temperature of rotating shaft

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5255981A (en) * 1992-01-30 1993-10-26 Mercedes-Benz Ag Temperature sensor
JPH10299688A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ターボ分子ポンプ
JP2001269828A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 工作機械用の磁気軸受装置
JP2008170354A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyota Motor Corp 車輪のブレーキ温度推定装置
JP2010220472A (ja) * 2010-05-31 2010-09-30 Hitachi Automotive Systems Ltd 同期モータ駆動装置
JP2014073658A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fujifilm Corp 液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び、液滴吐出ヘッドのヘッドモジュール位置決め方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4137559A1 (de) * 1991-11-15 1993-05-19 Heidelberger Druckmasch Ag Einrichtung zur erfassung mindestens einer zustandsgroesse eines buerstenlosen gleichstrommotors
US8456115B2 (en) * 2011-02-23 2013-06-04 Deere & Company Method and system for controlling an electric motor with variable switching frequency at variable operating speeds
KR101460032B1 (ko) * 2013-06-18 2014-11-11 전자부품연구원 홀센서를 이용한 모터의 온도 추정 장치 및 방법

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5255981A (en) * 1992-01-30 1993-10-26 Mercedes-Benz Ag Temperature sensor
JPH10299688A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ターボ分子ポンプ
JP2001269828A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 工作機械用の磁気軸受装置
JP2008170354A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Toyota Motor Corp 車輪のブレーキ温度推定装置
JP2010220472A (ja) * 2010-05-31 2010-09-30 Hitachi Automotive Systems Ltd 同期モータ駆動装置
JP2014073658A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fujifilm Corp 液滴吐出ヘッド、画像形成装置、及び、液滴吐出ヘッドのヘッドモジュール位置決め方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10514320B2 (en) 2017-09-07 2019-12-24 Fanuc Corporation Temperature estimation device and temperature estimation method

Also Published As

Publication number Publication date
US20170033728A1 (en) 2017-02-02
CN106411226A (zh) 2017-02-15
DE102016113623A1 (de) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6490096B2 (ja) 温度補償付シャント電流測定
TWI465029B (zh) 馬達驅動裝置
JP2017034811A (ja) ロータの温度測定可能な電動機制御装置およびそれを備えた電動機
JP2016222134A (ja) 電動ブレーキ装置
CN109791058A (zh) 校准旋转编码器的方法和旋转编码器
US8836262B2 (en) Method and arrangement for determining the dynamic state of an electric motor
JPWO2012144047A1 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
TWI660162B (zh) 馬達控制裝置及使用該控制裝置之馬達裝置
KR20160125438A (ko) 각위치 센서가 장착된 동기기의 영구 자석의 노화를 측정하는 방법
JP4505385B2 (ja) 工作機械の熱変位推定方法
JP2007315994A (ja) 回転電機の温度変化検知方法およびその装置
US20220349731A1 (en) Encoder and drive device
JP7319178B2 (ja) サーボモータの制御装置
CN109075736A (zh) 电动机的控制系统
JP4658531B2 (ja) 工作機械の熱変位推定方法
JP7121341B2 (ja) エンコーダ及び駆動装置、並びに加熱方法
JP2007007752A (ja) 主軸工具先端の変位補正方法
JP2012037013A (ja) 軸受装置
JP5006270B2 (ja) 絶対型エンコーダ装置とその操作方法
JP6094172B2 (ja) 電動機の制御装置、及び方法
JP6314652B2 (ja) 温度検出装置及び温度検出方法
KR20200101972A (ko) 전동 모터의 제어 장치 및 브레이크 장치
JP6620585B2 (ja) パルス検出装置
JP5784179B1 (ja) 超音波距離測定装置および超音波距離測定方法
JP3760776B2 (ja) 渦電流式減速装置の制動制御方法及び制動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180306