JP2001269027A - 地下茎作物の茎葉処理機 - Google Patents

地下茎作物の茎葉処理機

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JP2001269027A
JP2001269027A JP2000089054A JP2000089054A JP2001269027A JP 2001269027 A JP2001269027 A JP 2001269027A JP 2000089054 A JP2000089054 A JP 2000089054A JP 2000089054 A JP2000089054 A JP 2000089054A JP 2001269027 A JP2001269027 A JP 2001269027A
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JP
Japan
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conveying device
foliage processing
foliage
nipping
transport
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Application number
JP2000089054A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kuroda
智之 黒田
Minoru Kuwabara
桑原  穣
Kazuyuki Watabe
和之 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の地下茎作物茎葉処理機は前輪ロ−ラを
具備し、挟持搬送装置を斜設して、その駆動入力部を終
端部とするために、伝動装置を前記装置の上面に沿って
配設し、又搬送ベルトの伸びを吸収するテンションロ−
ラを終端部に設けた為に、挟持搬送装置造の清掃性、保
守管理性が悪かった。本願発明はこれらの問題点を解消
した挟持搬送装置を地下茎作物茎葉処理機にて提供す
る。 【解決手段】 伝動部材を内蔵する伝動ケ−スを挟持ベ
ルト仕組の下面に沿って配設し、該挟持ベルト仕組のフ
レ−ムを兼ねると同時に挟持ベルト仕組の上面カバ−を
着脱容易にして清掃性・保守管理性を改善し、且つ搬送
ベルトの伸びを吸収するテンションロ−ラを搬送始端側
に設けて、搬送される茎葉との干渉を回避した構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下茎作物の茎葉
処理機における、挟持搬送装置の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の地下茎作物茎葉処理機の挟持搬送
装置は、機体の前部より後部上方に向け後上がりに傾設
し、傾斜平面内で平面回動自在に左右一対の搬送ベルト
仕組を主に構成され、該搬送ベルト仕組の上面に沿って
駆動チェ−ンケ−スを重設し、且つ搬送ベルトの緩みを
吸収するテンションロ−ラを搬送ベルトの終端側に設け
たのが知られている。(特許公報 第2883800号
参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、搬送
ベルト仕組の上面を被覆している搬送ベルトカバ−の上
に駆動チェ−ンケ−スを設けているので、搬送ベルト仕
組の清掃や保守管理上、駆動チェ−ンケ−スの着脱が伴
い作業性を悪くしていた。更に搬送ベルトの緩みを搬送
ベルトの終端側で吸収調整するので、搬送される茎葉が
引掛かったり等の不具合があった。この様な問題点を解
決するために、本願発明は挟持搬送装置の下面に駆動チ
ェ−ンケ−スを重設し、フレ−ムとして兼用し付加価値
を高めると同時にテンションロ−ラを搬送ベルトの始端
側に設け、清掃性や保守管理性を改善した挟持搬送装置
を、地下茎作物茎葉処理機において提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、走行部の前方に掻込み装置を具備し、且つ
上方に機体の前部下方から後部上方にわたって後上がり
に挟持搬送装置を斜設すると共に、伝動部材を介在させ
前記挟持搬送装置の終端部を駆動入力部とし、更に該挟
持搬送装置の後部を傾斜面に沿って左右方向に回動自在
に構成してなる地下茎作物の茎葉処理機において、伝動
部材を内蔵する伝動ケ−スを左右各搬送ベルト仕組の背
面(下面)に沿って重設し、該搬送ベルト仕組のフレ−
ムを兼ねる様にして、部品構成を簡単にし且つ搬送カバ
−の着脱を容易にし、清掃性や保守管理をやりやすくし
た。
【0005】前記地下茎作物の茎葉処理機において、左
右各搬送ベルト仕組の背面(下面)に沿って重設しフレ
−ムとして兼用させた伝動ケ−スを密閉型として、前記
搬送ベルト仕組の駆動入力部と連動させて、搬送ベルト
仕組の背面(下面)にしてなお防塵性を高め、且つフレ
−ムとして搬送ベルト仕組との支持結合を確固たるもの
になるようにした。
【0006】前記地下茎作物の茎葉処理機において、左
右各搬送ベルト仕組の背面(下面)に沿って重設しフレ
−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、左右の各搬送駆動
軸を中心に左右に回動自在に構成し、該伝動ケ−スをフ
レ−ムとして挟持搬送装置に一体的に連接する事で、伝
動ケ−スの回動に追従して前記挟持搬送装置の後部が左
右方向に回動するようにして、回動装置の構造を簡単に
すると同時に操作性も容易になる様にした。
【0007】前記地下茎作物の茎葉処理機において、左
右各搬送ベルト仕組の背面(下面)に沿って重設しフレ
−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、平面視で前記の各
搬送ベルト仕組に対して、その面積を狭小にして前記搬
送ベルト仕組との間に間隙を設けて、塵埃や茎葉屑の堆
積を回避し、清掃性のよいものにした。
【0008】走行部の前方に掻込み装置を具備し、且つ
上方に機体の前部下方から後部上方にわたって後上がり
に挟持搬送装置を斜設すると共に、伝動部材を介在させ
前記挟持搬送装置の終端部を駆動入力部とし、更に該挟
持搬送装置の後部を傾斜面に沿って左右方向に回動自在
に構成してなる地下茎作物の茎葉処理機において、挟持
搬送装置を構成する左右各搬送ベルト仕組の搬送ベルト
の伸びを吸収する調節テンションロ−ラを搬送ベルト仕
組の始端側(従動側)に配設して、搬送ベルトの張り出
し度合いに影響されることなく、搬送ベルト仕組の終端
側から放出される茎葉の流れが円滑なるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態につ
いて、図面に基づき実施例を以て説明する。図1は挟持
搬送装置の側面視断面図であり、搬送ベルト仕組と搬送
チェ−ンケ−スの相対位置を側面視で示している。図2
は茎葉処理部の平面図で、搬送チェ−ンケ−スの平面視
断面を示している。図3は挟持搬送装置の平面図であ
り、搬送ベルト仕組と搬送チェ−ンケ−スの相対位置を
平面視で示している。図4は本願発明の実施例に係わる
地下茎作物茎葉処理機の全体側面図である。図5は搬送
チェ−ンケ−スの左右回動部の平面図であり、図6は前
輪ロ−ラと芋押えガイド棒の相対位置を平面視した部分
図である。
【0010】本願発明の実施例である茎葉処理機の全体
構成について図4を以て説明する。前記茎葉処理機は機
体の前部に向けて前下りに突出した機台(2)を配置
し、該機台(2)の後部にエンジン(E)・走行伝動装
置(1a)・走行車輪(1b・1b)及び操縦ハンドル(1c)
等を主要構成部分とする走行部(1)を設けて、該走行
部(1)前方の前記機台(2)上に茎葉処理部(3)や
その伝動系を構成する各装置を搭載した構成になってい
る。
【0011】先ず、走行部(1)について図4に基づい
て記述する。(E)はエンジンであり、該エンジン
(E)の左側に走行伝動装置(1a)が直結してあり、該
走行伝動装置(1a)には出力側として茎葉処理部駆動軸
(4)と走行駆動ケ−ス(1d)を具備し、茎葉処理部駆
動軸(4)は伝動装置(5)を介して挟持搬送装置
(6)や掻込み装置(7)を駆動する。また、前記走行
駆動ケ−ス(1d)は車軸を軸支し、該車軸によって左右
走行車輪(1b・1b)が回転する。尚、前記機台(2)に
は下向き支持金(1e)を固設し、該支持金(1e)に複数
個の固定孔をその長手方向に列設して、該固定孔の任意
なものに走行駆動ケ−ス(1d)の前端部を固定してい
る。左右走行車輪(1b・1b)の高さを調節する際は前記
左右走行車輪(1b・1b)の前端部を固定させる前記支持
金(1e)の固定孔を選択し変更する。
【0012】同じく図4に示す様に茎葉処理部(3)
は、畝上方の茎葉部を後方に掻き込む掻込み装置(7)
と、その掻き込まれた茎葉部を前部で挟持して後部上方
に向けて搬送しながら引抜き、且つこの引抜いた茎葉部
を更に後部上方に搬送する挟持搬送装置(6)とを機体
の前部より後部上方に向けて後上がりに傾設してある。
又、前記挟持搬送装置(6)の終端下方には、これによ
って搬送されて放出される茎葉部を収集し、一定量収集
する毎に地上に放出する様に構成した収集放出装置
(8)を配設している。
【0013】図1の如く、前記挟持搬送装置(6)の始
端下方には、畝上面を転動する左右一対の前輪ロ−ラ
(9・9)を配設しているが、該各前輪ロ−ラ(9)は
前処理フレ−ム(3a)に取付金具(12)を介して上下変
位調節自在に装着してある。これによって、茎葉処理部
(3)と前記前輪ロ−ラ(9・9)との上下方向の相対
位置を変位調節して挟持搬送装置(6)の始端部を畝上
面やや上方位置にすることで、掻込み装置(7)を作用
させ畝上面の茎葉部の折れにくい根元近くを挟持する事
ができる。又、図6に示す前記左右の前輪ロ−ラ(9・
9)のそれぞれ平面視機体中央側には、芋押えガイド棒
(10・10)が各前輪ロ−ラ(9)と共に上下し、且つ単
独でも上下左右方向の位置を変位自在なる様ににセット
ボルトを介して装着されている。
【0014】これら前輪ロ−ラ(9・9)は、挟持搬送
装置(6)を始めとする茎葉処理部(3)の高さを調整
すると共に、土中の根部を押さえて引き抜かれない様に
し、根部を畝中に残留させる様に作用する。また、エン
ジン(E)の動力は、図4・図1に示す様に、走行伝動
装置(1a)を経て左右の車軸を介して両方の走行車輪
(1b・1b)に伝達されるほかに、左右各搬送駆動軸(11
a・11b)を介して挟持搬送装置(6)さらには掻込み
装置(7)に伝達される。
【0015】次に、前記掻込み装置(7)について、図
1と図2に基づいて記述する。実施例の掻込み装置
(7)は支持枠(7a)に回転自在に軸支された3個のプ
−リ(7b・7c・7d)と弾性無端体からなる突起付ベルト
(7e)とで左右一対の仕組として構成されているが、こ
れらを回転させて馬鈴薯の茎葉部を掻き寄せ、挟持搬送
装置(6)の始端部に送り込む作用をする。
【0016】更に、掻込み装置(7)について詳述す
る。該掻込み装置(7)は機体前後方向に長いカバ−を
兼用する支持枠(7a・7a)を左右に配設し、各支持枠
(7a)の下面の前後部に3個のプ−リ(7b・7c・7d)を
配置し、該プ−リ(7b・7c・7d)間に一対の前記突起付
ベルト(7e・7e)が巻掛けてある。該突起付ベルト(7
e)はそれぞれ複数個の突起(7f・7f・・)が所定の間
隔で植設されていて、左右の突起(7f・7f・・)は各々
隣接するもの同士が噛合し、噛合部が同一後方に進行す
る様に構成してある。又、後上方に配置したプ−リ(7
b)は支持枠(7a・7a)の後部に固設した軸受部に支持
される入力軸(13)に固着され、前下方のプ−リ(7c・
7d)は各々掻込従動軸(14)に軸着してある。又、支持
枠(7a・7a)の下面には、図1に示す様に下方に側面L
形の支持ア−ム(7g)を固設している。
【0017】一方、前記入力軸(13)には嵌合穴(13
a)を貫通させ、該嵌合穴(13a)に掻込駆動軸(15)
の頭部をスプライン嵌合させている。該掻込駆動軸(1
5)は挟持搬送装置(6)の従動軸から一体延出したも
ので、掻込み装置(7)を連動して回転駆動している。
入力軸(13)は嵌合穴(13a)を介して掻込駆動軸(1
5)にセットボルトによって固着され、逆に取外す場合
はセットボルトを離脱して、入力軸(13)を掻込駆動軸
(15)から離反する。即ち、該入力軸(13)と掻込駆動
軸(15)とはセットボルトの着脱で装着・離脱を容易に
し、掻込み装置(7)を仕組で着脱可能としている。
尚、セットボルト上にはキャップ(16)が被嵌されてい
る。
【0018】一方、掻込従動軸(14)は左右各支持枠
(7a)に支持されるが、その位置は支持枠(7a)に固着
した調節ボルト取付金を介して装着されている調節ボル
トによって調整自在になっている。この調節によって左
右各突起付ベルト(7e)の張りを保持する事ができる。
なお、支持枠(7a)はカバ−として兼用され掻込み装置
(7)の上面を被覆している。
【0019】次に、挟持搬送装置(6)について記述す
る。図1〜図4に示す様に該挟持搬送装置(6)は掻込
み装置(7)で掻き込まれた茎葉部を芋押えガイド棒
(10)の間を通して上方に引上げ、これを挟持しながら
後続の収集放出装置(8)へ搬送するものであり、機体
の前部より後部上方に向け後上がりに傾設し、傾斜平面
内で対向して対向側が共に後方へ周回する左右一対の無
端帯からなり、さらに、傾斜平面内でその後半部を左右
方向へ回動自在にした左右一対からなる搬送ベルト仕組
(6a・6a)を構成している。該搬送ベルト仕組(6a・6
a)は図3に示す様に、その略中央部にある左右各搬送
駆動軸(11a・11b)を中心に回動自在なる搬送チェ−
ンケ−ス(6b・6b)を枢設し、この搬送チェ−ンケ−ス
(6b・6b)をフレ−ムとして兼用構成し、各搬送ベルト
仕組(6a)の後部を支持している。更に前記同様、左右
各搬送駆動軸(11a・11b)を中心に回動自在なる左右
前フレ−ム(6c・6c)を設け、該前フレ−ム(6c・6c)
によって各搬送ベルト仕組(6a)の前部を支持してい
る。
【0020】このように、各搬送ベルト仕組(6a)の背
面に各搬送チェ−ンケ−ス(6b)を重合配設して、各々
前フレ−ム(6c)と協働して挟持搬送装置(6)の支持
フレ−ムを構成し、その始端側には左右従動プ−リ(6e
・6e)を、終端側には左右駆動プ−リ(6d・6d)を各々
装着し、この各駆動プ−リ(6d)と従動プ−リ(6e)と
の間に各搬送ベルト(6f)を巻き掛け、各種テンション
プ−リを配設した構成になっている。なお、これらの各
部材は左右搬送ベルト仕組(6a・6a)として、各々搬送
ベルトカバ−(6t)で上面を被覆している。更に、図2
と図3に示す様に各搬送チェ−ンケ−ス(6b)は平面視
で前記各搬送ベルト仕組(6a)に対して、その面積を狭
小にして前記搬送ベルト仕組(6a)との間に間隙を設
け、塵埃や茎葉屑の堆積を回避し清掃性のよいものにし
た。
【0021】この様に、搬送チェ−ンケ−ス(6b・6b)
を左右各搬送駆動軸(11a・11b)を中心に左右に回動
させ、搬送ベルト(6f・6f)の終端を左右に振回し可能
にしたのは、後続の収集放出装置(8)へ積載する位置
を調節するためである。また、搬送ベルト(6f・6f)の
振回し構造を示す図5又は図1で示すように、左右各搬
送駆動軸(11a・11b)を軸支するハウジング(6g・6
g)を回動自在に構成して、これに前フレ−ム(6c・6
c)を連設してある。さらに、一方側の搬送チェ−ンケ
−ス(6b)にレバ−(6h)を取付け、該レバ−(6h)を
回動して機台(2)に形設した左右回動位置及び中立位
置に対応した位置決め孔(6k)に挿入して各位置を選択
決定するのである。また、各搬送チェ−ンケ−ス(6b)
には、これを左右へ振り回す為の把手(6q)が固着され
ている。
【0022】一方、横連動ケ−ス(5g)からア−ム(6n
・6n)を突設して、各ア−ム(6n)に固設した固定ピン
(6p・6p)と各搬送チェ−ンケ−ス(6b)に設けたピン
との間に捩りコイルばね(19・19)が張設され、該捩り
コイルばね(19・19)は左右搬送チェ−ンケ−ス(6b・
6b)が左回動位置または右回動位置に来ると、いずれも
死点越えする様になっていて、各位置に付勢するもので
ある。
【0023】更に、左右の搬送チェ−ンケ−ス(6b・6
b)どうしは連結金(20)で接続されて、各搬送チェ−
ンケ−ス(6b)の一方を左右回動すると他方も追従して
動くようになっている。なお、左右搬送ベルト(6f・6
f)の対向部分は引張りコイルばね(21)で相互に押圧
すると共に、逆に対向部分の相互離間を許容して、搬送
物や異物の通過を可能とする役目を果たす。このほか、
左右前フレ−ム(6c・6c)は左右コイルばね(22・22)
によって、その始端部が相互に対向側に引張られるが、
同時に相互離間作用を許容し、搬送物や異物の通過を容
易にしている。
【0024】左右搬送ベルト(6f・6f)の対向部分は各
々各種のテンションロ−ラによって互いに押圧させるよ
うになっている。先ず、左右前フレ−ム(6c・6c)側で
あるが、片側の搬送ベルト(6f)には二つの固定ロ−ラ
(23・23)が、他方の搬送ベルト(6f)にはコイルばね
(24・24)で弾発された二つの可動ロ−ラ(25・25)が
それぞれ互い違いに設けてある。さらに、左右搬送ベル
ト(6f・6f)の非搬送下部側には内側から外方向に張り
出し搬送ベルト(6f)の緩みを吸収するように左右調節
テンションロ−ラ(26・26)が可動自在に装着され、そ
の近傍には各搬送ベルト(6f)を外側から保持する左右
外ロ−ラ(27・27)を設け、該左右外ロ−ラ(27・27)
で搬送ベルト(6f)の周回軌跡を固定的に規制してい
る。
【0025】同じく図3に示す様に、中央部の左右各搬
送駆動軸(11a・11b)近傍に配設した二連ロ−ラ(2
8)について説明する。前記の左右二連ロ−ラ(28・2
8)は左右各搬送駆動軸(11a・11b)を中心に回動自
在で、且つ、くの字形に成形された支持金具(29)と二
個のロ−ラ体(30・30)からなり、前記支持金具(29)
の両先端部に同一のロ−ラ体(30・30)が一対で回転自
在に装着されている。このロ−ラ体(30)の一方によっ
て前記搬送ベルト(6f・6f)を相互に相手方に押圧し、
他方で搬送ベルト(6f)の非搬送側を保持している。
尚、前記左右支持金具(29・29)は各々コイルばね(3
1)で一方のロ−ラ体(30)が相互に搬送ベルト(6f・6
f)を押圧する方向に付勢され、茎葉や異物等を噛み込
んだ時には反押圧側に回動してその通過を許容する。
又、各搬送ベルト(6f)を押圧する側と保持する側の各
ロ−ラ体(30)は、搬送ベルト(6f・6f)の終端を左又
は右に振回した時、左右二連ロ−ラ(28・28)は各々二
連の一方側が押圧側になると他方側は保持側となり、こ
の作用は搬送ベルト(6f・6f)の終端切替えによって、
交互に押圧・保持作用を交替する事になる。
【0026】さらに、左右の搬送チェ−ンケ−ス(6b・
6b)側である左右の搬送ベルト仕組(6a・6a)の後半部
には、後固定ロ−ラ(32・32)がそれぞれ設けられ、該
後固定ロ−ラ(32・32)は左右搬送ベルト(6f・6f)の
後対向部分を内側から規制して、左右搬送ベルト(6f・
6f)相互の所定間隔を固定的に保持して、茎葉部の通路
を形成している。
【0027】次に、掻込み装置(7)及び挟持搬送装置
(6)の駆動系について記述する。図1〜図4に示すよ
うにエンジン(E)に直結した走行伝動装置(1a)の前
面には茎葉処理部駆動軸(4)が突出し、伝動装置
(5)の後面に突出した茎葉処理部入力軸(5b)とを自
在継手(5a)で連結して、この伝動装置(5)を介して
挟持搬送装置(6)や掻込み装置(7)に動力が伝達さ
れる。
【0028】続けて、図1・図2・図5に基づいて前記
伝動装置(5)について記述する。伝動装置(5)はウ
ォ−ム部(5h)と横連動部(5c)からなり、動力は茎葉
処理部入力軸(5b)に軸着したウォ−ムを介して、左搬
送駆動軸(11a)に軸着したウォ−ムホイルによって、
左搬送駆動軸(11a)に伝達され、同じく左搬送駆動軸
(11a)に軸着し且つ、左搬送チェ−ンケ−ス(6b)に
内蔵された二個のスプロケット(6r・6r)と搬送チェ−
ン(6s)によって左駆動プ−リ(6d)に伝達されて、左
搬送ベルト仕組(6a)が駆動される。また、左搬送駆動
軸(11a)には横連動部(5c)を構成しているスプロケ
ット(5d)が軸着され、該スプロケット(5d)を介し横
連動部(5c)に入力される。横連動部(5c)は左右各搬
送駆動軸(11a・11b)を連結するもので、二個のスプ
ロケット(5d・5d)と横連動チェ−ン(5e)及び一対の
ギヤ(5f・5f)を横連動ケ−ス(5g)に内蔵密封し仕組
構成をなし、左右搬送駆動軸(11a・11b)を互いに逆
方向に回転させている。したがって、左搬送駆動軸(11
a)に伝達された動力は前記横連動部(5c)を介して右
搬送駆動軸(11b)に伝達され、同じく右搬送駆動軸
(11b)に軸着し且つ、右搬送チェ−ンケ−ス(6b)に
内蔵された二個のスプロケット(6r・6r)と搬送チェ−
ン(6s)によって右駆動プ−リ(6d)に伝達されて、右
搬送ベルト仕組(6a)が駆動される。
【0029】即ち、横連動部(5c)の上方には左右各々
の搬送駆動軸(11a・11b)を共有し、該搬送駆動軸
(11a・11b)を中心に回動自在なる左右一対の搬送チ
ェ−ンケ−ス(6b・6b)が枢設され、各搬送チェ−ンケ
−ス(6b)の上面に搬送ベルト仕組(6a・6a)を構成し
ている各搬送ベルト(6f)や各種テンションプ−リを配
設している。左右各搬送ベルト仕組(6a)の終端側に装
着されている駆動プ−リ(6d)に入力した動力は、巻掛
けられた搬送ベルト(6f)によって始端側の従動プ−リ
(6e)が回転する。この構成によって、左右搬送ベルト
(6f・6f)は互いに対向部分即ち搬送通路側は全長に亘
って張力が働き、常に緊張され搬送状態を良好なものに
している。この形態は搬送ベルト(6f)の終端を左右に
振回した場合でも保持され、緩むことなく良好な搬送機
能を維持することになる。
【0030】又、左右搬送ベルト仕組(6a・6a)の各始
端側に従動プ−リ(6e)を軸着している従動軸は、上方
に一体延出し掻込装置駆動軸(15)となる。該掻込装置
駆動軸(15)の頭部は、掻込み装置(7)の入力軸(1
3)に貫通した嵌合穴(13a)に嵌合して、挟持搬送装
置(6)の従動軸の回転と直結連動する。即ち、該入力
軸(13)と掻込装置駆動軸(15)との連動によって、掻
込み装置(7)は駆動される。
【0031】次に、前記のように構成された茎葉処理機
の作動状態について説明する。畝に沿って植栽された地
下茎作物(馬鈴薯)を畝中に留め置き、茎葉部のみを引
抜く茎葉処理作業において、作業開始前に左右の走行車
輪(1b・1b)が一つの畝を跨ぐ様に機体を位置させ、植
付け状況等を考慮して芋押えガイド棒(10・10)の相互
間隔を固定ボルト(18・18)により適正間隔となるよう
変更調節する。次いで、エンジン(E)を始動させて機
体を畝に沿って前進させて行くと、地下茎作物の茎葉部
が掻込み装置(7)によって後方に掻込まれる。そし
て、掻込まれた茎葉部は、後部上方で更に挟持搬送装置
(6)によって搬送され、該挟持搬送装置(6)の後端
部から収集放出装置(8)に漸次放出され、一定量収集
されるごとに該収集放出装置(8)のシャッタ−を手動
又は動力を用いて水平姿勢から垂下姿勢に切り替えて地
上に放出させ、再び収集姿勢に戻し、以下同様にして収
集と放出とを繰り返し行なって茎葉処理作業が連続的に
行なわれる。
【0032】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような構成と
実施の形態によって、次のような効果を奏するものであ
る。走行部(1)の前方に掻込み装置(7)を具備し、
且つ上方に機体の前部下方から後部上方にわたって後上
がりに挟持搬送装置(6)を斜設すると共に、伝動部材
を介在させ前記挟持搬送装置(6)の終端部を駆動入力
部とし、さらに該挟持搬送装置(6)の後部を傾斜面に
沿って左右方向に回動自在に構成してなる地下茎作物の
茎葉処理機において、伝動部材を内蔵する伝動ケ−スを
左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿って重
設し、この搬送ベルト仕組(6a)のフレ−ムを兼ねるよ
うに構成したので、部品構成を削減簡略化する事がで
き、且つ搬送カバ−(6t)の着脱を容易にして、清掃性
や保守管理性を容易にすることができた。
【0033】前記の地下茎作物の茎葉処理機において、
左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿って重
設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを密閉型にし
て、前記の左右各搬送ベルト仕組(6a)の駆動入力部に
連動させたので、搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)
に配設しても防塵性に支障がなく、且つフレ−ムとして
搬送ベルト仕組(6a)との支持結合を確固たるものに
し、伝動機能とフレ−ム機能を併用させた構造を可能と
する事ができた。
【0034】前記の地下茎作物の茎葉処理機において、
左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿って重
設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、左右各搬
送駆動軸(11a・11b)を中心に左右方向に回動自在に
構成し、伝動ケ−スの回動に追従して前記挟持搬送装置
(6)の後部が左右方向に回動するように構成したの
で、該伝動ケ−スを回動フレ−ムとし、且つ伝動部とし
て挟持搬送装置(6)を一体的に回動自在に構成する事
ができ、回動装置の構造を簡単にし操作性も容易にする
事ができた。
【0035】前記の地下茎作物の茎葉処理機において、
左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿って重
設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、平面視で
前記各搬送ベルト仕組(6a)に対して、その面積を狭小
にして搬送ベルト仕組(6a)との間に間隙を設けたの
で、塵埃や茎葉屑の堆積を回避し、清掃性のよいものに
した。
【0036】走行部(1)の前方に掻込み装置(7)を
具備し、且つ上方に機体の前部下方から後部上方にわた
って後上がりに挟持搬送装置(6)を斜設すると共に、
伝動部材を介在させ前記挟持搬送装置(6)の終端部を
駆動部とし更に該挟持搬送装置(6)の後部を傾斜面に
沿って左右方向に回動自在に構成してなる地下茎作物の
茎葉処理機において、前記の挟持搬送装置(6)を構成
する左右各搬送ベルト仕組(6a)の各搬送ベルト(6f)
の緩みを吸収する調節テンションロ−ラ(26)を搬送ベ
ルト仕組(6a・6a)の始端側(従動側)に配設したの
で、各搬送ベルト(6f)の張り出し度合いに影響される
ことなく、挟持搬送装置(6)の終端側から放出される
茎葉の流れを阻害しないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の要部である挟持搬送装置の側面視断
面図である。
【図2】本願発明に係わる茎葉処理部の平面図である。
【図3】本願発明の要部である挟持搬送装置の平面図で
ある。
【図4】本願発明の実施例に係わる地下茎作物茎葉処理
機の全体側面図である。
【図5】本願発明に係わる搬送チェ−ンケ−スの左右回
動部の平面図である。
【図6】本願発明の実施例での前輪ロ−ラと芋押えガイ
ド棒の平面視部分図である。
【符号の説明】
1 走行部 1a 走行伝動装置 1b 走行車輪 1d 走行駆動ケ−ス 2 機台 3 茎葉処理部 5 伝動装置 6 挟持搬送装置 6a 搬送ベルト仕組 6b 搬送チェ−ンケ−ス 7 掻込み装置 9 前輪ロ−ラ 11a左搬送駆動軸 11b右搬送駆動軸 15 掻込装置駆動軸 E エンジン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行部(1)の前方に掻込み装置(7)
    を具備し、且つ上方に機体の前部下方から後部上方にわ
    たって後上がりに挟持搬送装置(6)を斜設すると共
    に、伝動部材を介在させ前記挟持搬送装置(6)の終端
    部を駆動入力部とし、さらに該挟持搬送装置(6)の後
    部を傾斜面に沿って左右方向に回動自在に構成してなる
    地下茎作物の茎葉処理機において、伝動部材を内蔵する
    伝動ケ−スを左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下
    面)に沿って重設して、この各搬送ベルト仕組(6a)の
    フレ−ムを兼ねるように構成したことを特徴とする地下
    茎作物の茎葉処理機。
  2. 【請求項2】 前記の地下茎作物の茎葉処理機におい
    て、左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿っ
    て重設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを密閉型
    として、前記の各搬送ベルト仕組(6a)の駆動入力部と
    連動させたことを特徴とする請求項1記載の地下茎作物
    の茎葉処理機。
  3. 【請求項3】 前記の地下茎作物の茎葉処理機におい
    て、左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿っ
    て重設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、左右
    各搬送駆動軸(11a・11b)を中心に左右方向に回動自
    在に構成し、伝動ケ−スの回動に追従して前記挟持搬送
    装置(6)の後部が左右方向に回動するように構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の地下茎作物の茎葉処理
    機。
  4. 【請求項4】 前記の地下茎作物の茎葉処理機におい
    て、左右各搬送ベルト仕組(6a)の背面(下面)に沿っ
    て重設しフレ−ムとして兼用させた伝動ケ−スを、平面
    視で前記各搬送ベルト仕組(6a)に対して、その面積を
    狭小にして前記搬送ベルト仕組(6a)との間に間隙を設
    けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の地下
    茎作物の茎葉処理機。
  5. 【請求項5】 走行部(1)の前方に掻込み装置(7)
    を具備し、且つ上方に機体の前部下方から後部上方にわ
    たって後上がりに挟持搬送装置(6)を斜設すると共
    に、伝動部材を介在させ前記挟持搬送装置(6)の終端
    部を駆動入力部とし、さらに該挟持搬送装置(6)の後
    部を傾斜面に沿って左右方向に回動自在に構成してなる
    地下茎作物の茎葉処理機において、挟持搬送装置(6)
    を構成する左右各搬送ベルト仕組(6a)の搬送ベルト
    (6f)の緩みを吸収する調節テンションロ−ラ(26)を
    搬送ベルト仕組(6a)の始端側(従動側)に配設したこ
    とを特徴とする地下茎作物の茎葉処理機。
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