JP2001268741A - 常温収縮チューブ装着用の成形体 - Google Patents

常温収縮チューブ装着用の成形体

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JP2001268741A
JP2001268741A JP2000077545A JP2000077545A JP2001268741A JP 2001268741 A JP2001268741 A JP 2001268741A JP 2000077545 A JP2000077545 A JP 2000077545A JP 2000077545 A JP2000077545 A JP 2000077545A JP 2001268741 A JP2001268741 A JP 2001268741A
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shrinkable tube
pipe
expanded
tube
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Application number
JP2000077545A
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English (en)
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Masanori Tsuruyama
正徳 鶴山
Toru Matsumura
徹 松村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収性のある潤滑剤を用いることなく常温収
縮チューブとの摩擦力を低減して拡径パイプの除去作業
が容易な常温収縮チューブ装着用の成形体とこの成形体
を用いた常温収縮チューブの装着方法を提供する。 【解決手段】 電力ケーブルの接続部に被覆する常温収
縮チューブ2と、拡径させたチューブ2の内部に配置さ
れ、その拡径状態を保持させる拡径パイプ1とを具える
常温収縮チューブ装着用の成形体20において、拡径パイ
プ1の外周面には、螺旋状の凹凸を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブルの接
続部に被覆する常温収縮チューブと、このチューブを予
め拡径させてその拡径状態を保持させる拡径パイプとを
具える常温収縮チューブ装着用の成形体に関する。特
に、拡径パイプを引き抜く際の摩擦力を低減することが
できる常温収縮チューブ装着用の成形体に関する。ま
た、本発明は、この成形体を用いた電力ケーブルの接続
部における常温収縮チューブの装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブル同士を繋ぐ直線接続部や電
力ケーブルと端末装置とを繋ぐ終端接続部などの電力ケ
ーブルの接続部には、防水・絶縁・機械的保護などが必
要である。これらの保護として、電力ケーブルの接続部
に適合し常温下で自己収縮性を有する常温収縮チューブ
を被覆することが知られている。また、常温収縮チュー
ブを上記接続部に被覆し易いように、予め同チューブを
拡径させてその拡径状態を保持させる直管円筒状の拡径
パイプを具えた同チューブ装着用の成形体が知られてい
る。上記成形体を用いた被覆は、成形体を電力ケーブル
の接続部に配置した後、拡径パイプを引き抜いて常温収
縮チューブの拡径状態を開放させ自己収縮力によって接
続部の外周面に同チューブを装着させることにより行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、成形体は、直管
円筒状の拡径パイプにより常温収縮チューブを拡径した
状態で長期間保管されることが多い。この間に直管円筒
状の拡径パイプの外周面は、常温収縮チューブの径方向
に働く自己収縮力によって同チューブの内周面と密着す
る。特に、常温収縮チューブの径方向の自己収縮力は、
直管円筒状の拡径パイプの外周面に対し均一に比較的強
く働くため、拡径パイプとの間の摩擦力が非常に大きく
なる。従って、従来の成形体では、電力ケーブルの接続
部に配置した後に拡径パイプを引き抜く際の摩擦力が大
きく密着を剥すことが極めて困難で作業性が悪いという
問題があった。
【0004】上記問題を解決するために、直管円筒状の
拡径パイプの外周面や常温収縮チューブの内周面に密着
性を緩和し摩擦力を小さくするシリコーンオイルなどの
潤滑剤を塗布することが行われている。ところが、シリ
コーンオイルなどの潤滑剤を塗布すると常温収縮チュー
ブがこれを吸収することがあるため、長期保管する場合
には不向きであるという別の問題が生じる。
【0005】そこで、本発明は、吸収され易い潤滑剤を
用いることなく拡径パイプを引き抜く際に常温収縮チュ
ーブとの摩擦力を低減することができる作業性のよい常
温収縮チューブ装着用の成形体を提供することを目的と
する。また、本発明は、上記成形体を用いた電力ケーブ
ルの接続部における常温収縮チューブの装着方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電力ケーブル
の接続部に被覆する常温収縮チューブと、拡径させた同
チューブの内部に配置されその拡径状態を保持させる拡
径パイプとを具える常温収縮チューブ装着用の成形体に
おいて、以下を特徴とする二つの成形体を提案する。
【0007】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体の
一つは、拡径パイプの外周面の形状を工夫することで、
同チューブの内部から拡径パイプを引き抜く際の摩擦力
を小さくできるという知見に基づくものである。この知
見により、本発明常温収縮チューブ装着用の成形体は、
拡径パイプの外周面に螺旋状の凹凸を具えることを特徴
とする。
【0008】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
は、拡径パイプの外周面に螺旋状の凹凸を具えること
で、同チューブの内周面と拡径パイプの外周面とを密着
しにくくし、拡径パイプを引き抜く際の摩擦力を低減す
る。ここで、常温収縮チューブの内周面と拡径パイプの
外周面とが密着しにくくなるのは、同チューブが拡径パ
イプの外周面に具える螺旋状の凹凸に沿って伸ばされる
ことで自己収縮力が均一に働かず、全体として不均一に
伸ばされるためである。
【0009】また、本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体は、同チューブの内部で拡径パイプを回転させて捩
ることで、拡径パイプを引き抜く際の摩擦力を低減す
る。ここで、拡径パイプを回転させることができるの
は、拡径パイプの外周面に回転させ易い螺旋状の凹凸を
具えているからである。また、拡径パイプの回転方向
は、螺旋の撚り方向と同一方向とすることで回転させ易
い。更に、拡径パイプは、常温収縮チューブの自己収縮
力が比較的小さく働いている部分があるため、この部分
を基点として回転させ始めることが可能である。そし
て、拡径パイプを回転させて常温収縮チューブとの密着
が剥がれ出すと、摩擦力は小さくなる。なお、常温収縮
チューブには、上記不均一な伸びによる癖が生じてい
る。しかし、この癖は、拡径パイプの螺旋の撚り方向に
沿っているため回転方向と同一であり、摩擦力は小さく
てすむ。
【0010】以下、本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体について、具体的に説明する。拡径パイプの形状
は、少なくとも外周面に螺旋状の凹凸を具えていれば良
く、内周面の形状は特に問わない。従って、拡径パイプ
の内周面の形状は、例えば、外周面に対応した螺旋状の
凹凸を具えていても良く、また、内部に電力ケーブルの
接続部を挿通し易いように凹凸のない直管円筒状でも良
い。
【0011】拡径パイプの大きさは、その内部に電力ケ
ーブルの接続部を挿通できる程度の断面積を有していれ
ば特に問わないが、常温収縮チューブの大きさに適宜合
わせて形成することが好ましい。また、拡径パイプは、
引き抜く際に端部を掴んで回転させ易いように、同チュ
ーブの長さよりも充分に長いものが望ましい。
【0012】拡径パイプを形成する材料としては、例え
ば、ポリプロピレン・ポリエチレン・ポリ塩化ビニルな
どの合成樹脂やステンレスなどの金属が好適である。ま
た、拡径パイプは、常温収縮チューブの自己収縮力に耐
え得る強度を具えていば良い。
【0013】なお、拡径パイプは、電力ケーブルの接続
部に常温収縮チューブを装着した後に同接続部から取り
除く必要がある。そのために、拡径パイプには、例え
ば、一端から他端に亘って軸方向にまたは螺旋に沿った
ミシン目を設けておくことが望ましい。また、一端から
他端に亘って軸方向にまたは螺旋に沿った破断させ易い
深溝などを設けておいても良い。
【0014】次に、常温収縮チューブの形状は、特に問
わない。例えば、直管状のもの、断面積が一様でないも
の、一端がテーパー状であるもの、中央部が端部よりも
大径であるものなどにおいても適用できる。また、常温
収縮チューブの材質も、特に問わない。例えば、シリコ
ンゴムなどで形成された比較的軟質なものやポリエチレ
ンゴムなどで形成された比較的硬質なものなど何れでも
適する。更に、常温収縮チューブの大きさ・長さも特に
問わないが、電力ケーブルの接続部を被覆するのに充分
な大きさを具えていれば良い。なお、このような常温収
縮チューブは、後述するもう一つの常温収縮チューブ装
着用の成形体においても適する。
【0015】上記常温収縮チューブに対する拡径パイプ
の配置は、同チューブ全体の拡径状態を保持できるよう
にその両端部から拡径パイプの各端部が突出するように
行う。
【0016】上記拡径パイプを具える本発明常温収縮チ
ューブ装着用の成形体は、予め拡径させた同チューブの
内部に、外周面に螺旋状の凹凸を具える拡径パイプを挿
通することにより形成される。
【0017】もう一つの本発明常温収縮チューブ装着用
の成形体は、同チューブと拡径パイプとの間に介在物を
配置させることで、同チューブの内部から拡径パイプを
引き抜く際の摩擦力を小さくできるという知見に基づく
ものである。この知見により、本発明常温収縮チューブ
装着用の成形体は、同チューブと拡径パイプとの間に、
引っ張りに強く伸びにくいフィルムを拡径パイプの一端
から他端に亘って具えることを特徴とする。
【0018】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
は、フィルムを介在させることで、同チューブの内周面
と拡径パイプの外周面とを密着しにくくし、大きな摩擦
力を働きにくくして、拡径パイプの引き抜きを容易とす
る。ここで、常温収縮チューブの内周面と拡径パイプの
外周面とが密着しにくくなるのは、伸びにくいフィルム
を用いることで同チューブと拡径パイプとの間でフィル
ムにしわが生じて、ここに空気を含む僅かな隙間ができ
るからである。また、フィルムは、拡径パイプを引き抜
いた後、同チューブと電力ケーブルの接続部との間から
除去される。このとき、フィルムは、上記隙間により常
温収縮チューブと電力ケーブルの接続部との密着を抑制
することが可能である。なお、本発明常温収縮チューブ
装着用の成形体は、上記隙間により同チューブの自己収
縮力が比較的弱く働く部分ができるので、拡径パイプ・
フィルム自体を引き抜き始めることが容易である。ま
た、拡径パイプ・フィルムを引き抜く際の摩擦力は、密
着が剥がれ出すと比較的小さくなる。
【0019】また、本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体において、フィルムは、引っ張りに強いので、拡径
パイプ・フィルム自体を引き抜く際の摩擦力により破れ
ることがほとんどない。一方、伸縮性があって常温収縮
チューブと同様に拡径可能なフィルムでは、同チューブ
の自己収縮力がフィルムに均一に働くため、フィルムと
拡径パイプの外周面とが密着して、拡径パイプの引き抜
きが困難になる。更に、伸縮性のあるフィルムでは、拡
径パイプを引き抜いた後、今度は電力ケーブルの接続部
の外周面に密着してしまい同フィルム自体が引き抜きに
くい。
【0020】以下、本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体について、具体的に説明する。フィルムの形状は、
特に問わない。例えば、長方形状片でも良いし、拡径パ
イプが挿通できるような円筒状に形成してしても良い。
【0021】フィルムを形成する材料には、引っ張りに
強く伸びにくいようにカーボン・アラミドなどや、フィ
ルム自体を除去し易いように摩擦係数の小さいポリテト
ラフルオロエチレン(PTFT)などのフッ素樹脂などが望
ましい。また、フィルムは、それを引き抜く際、常温収
縮チューブの内周面や電力ケーブルの接続部の外周面に
傷を付けない程度に平滑性のあるものが好ましい。
【0022】なお、フィルムは、拡径パイプと同様に電
力ケーブルの接続部から除去する必要がある。このと
き、長方形状片のフィルムであれば、電力ケーブルの接
続部と常温収縮チューブとの間から引き抜くことにより
除去する。また、円筒状のフィルムであれば、引き抜い
た後に切断するなどにより取り除く。
【0023】フィルムの配置は、常温収縮チューブの内
周面と拡径パイプの外周面とが接触することがないよう
に、拡径パイプの一端から他端に亘って拡径パイプの外
周面を全て覆うように具えられる。特に、フィルムは、
拡径パイプの外周面よりも表面積が大きいものを用い、
常温収縮チューブの内周面と拡径パイプの外周面との間
にしわをつくり充分な隙間ができるようにすることが望
ましい。このとき、フィルムは、拡径パイプの外周面よ
りも表面積が大きいので、常温収縮チューブの自己収縮
力により圧迫された際、拡径パイプの外周面と接触する
部分と接触しない部分とができて周方向に隙間が生じる
ことになる。なお、拡径パイプの外周面よりも表面積を
大きいフィルムとして、例えば、幅広の長方形状片のも
のを複数枚用いて重複するように配置すると良い。この
場合、フィルムが重複した部分に隙間が生じることにな
る。また、拡径パイプの外周面よりも表面積の大きいフ
ィルム1枚で覆うように配置しても良い。或いは、拡径
パイプの外径よりも大きい径を有する円筒状のフィルム
を配置しても良い。
【0024】このようなフィルムは、拡径前の常温収縮
チューブの内部に予め配置しておいても良い。この場
合、拡径後の常温収縮チューブの内周面と拡径パイプと
が接触しないように配置することが望ましい。または、
フィルムは、拡径パイプの外周面を覆った状態で共に拡
径した常温収縮チューブの内部に挿通させて配置しても
良い。なお、本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
は、上記のようにフィルムを常温収縮チューブと拡径パ
イプとの間に配置させることで形成される。
【0025】次に、拡径パイプの形状は、直管円筒形で
も良いし、上記外周面に螺旋状の凹凸を具えるものでも
良い。また、拡径パイプは、引き抜く際に掴み易いよう
に常温収縮チューブの長さよりも充分に長いものが望ま
しい。
【0026】ここで、フィルムは、一重に配置されてい
ても良いが、フィルム自体の引き抜き作業を容易にする
ために、拡径パイプの軸方向に二つ折りにされて配置さ
れることが好適である。そして、フィルムは、電力ケー
ブルの接続部に接している側を引き抜くことで摩擦を小
さくする。ここで、一般に、常温収縮チューブと電力ケ
ーブルの接続部との間からフィルムを引き抜く際は、同
チューブとの摩擦力・同接続部との摩擦力の双方がフィ
ルムに対して働く。このとき、常温収縮チューブは、シ
リコンゴムやポリエチレンゴムなどの合成ゴム製のもの
が多い。一方、電力ケーブルの接続部において常温収縮
チューブが装着される部分は、段剥ぎにより露出された
絶縁体上であり、この絶縁体は、プラスチック製のもの
が多い。従って、フィルムに働く摩擦力は、電力ケーブ
ルの接続部側に比べて常温収縮チューブ側の方が大き
い。そこで、本発明常温収縮チューブ装着用の成形体で
は、フィルムを二つ折りにして配置し、摩擦力が比較的
小さい電力ケーブルの接続部に接している側のフィルム
のみを引き出してフィルムの折れ曲げ端を順次移動させ
ることでフィルムを引き抜く。なお、二つ折れにしたフ
ィルムは、面接触している内側同士が擦れ合って滑り摩
擦が小さくてすむ。従って、フィルムを容易に引き抜く
ことができる。
【0027】一方、特に大きな摩擦力が働く場合に、拡
径パイプが引き抜き易いように拡径パイプとフィルムと
の間には、常温収縮チューブに吸収されにくい粉末を塗
布した成形体が好適である。この成形体は、拡径パイプ
を引き抜き始めると粒子が転がり、更に拡径パイプの引
き抜きを促進させる粉末粒子の回転作用と、フィルムの
介在による隙間とにより拡径パイプの引き抜き作業を簡
便にするものである。ここで、拡径パイプを引き抜いた
後に、上記粉末が、電力ケーブルの接続部の絶縁体に付
着することがある。そこで、粉末は、絶縁体に付着して
も絶縁性を保持することができるように絶縁性のものが
好適である。また、粉末は、空気中の水分を吸収して液
状化しないものが望ましい。更に、空気中の水分を吸収
して液状になっても常温収縮チューブに吸収されにくい
ものが望ましい。このような粉末は、例えば、タルク、
マイカなどの無機材料やセラミックなどの酸化物系の無
機材料が特に好ましい。また、粉末粒子の大きさは、拡
径パイプを引き抜く際の摩擦が小さくなるように極力粒
径の小さいものが好ましい。特に、粉末は、平均粒径0.
1μm〜50μmぐらいの粒子が最適である。なお、絶縁性
の粉末は、拡径パイプの外周面に塗布しても良い。ま
た、フィルムの一面に絶縁性の粉末を塗布し、その面が
拡径パイプ側になるように配置しても良い。
【0028】次に、本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体を用いた電力ケーブルの接続部への常温収縮チュー
ブの装着方法は、以下の工程を具えることを特徴とす
る。 (1) 本発明常温収縮チューブ装着用の成形体を準備す
る工程。 (2) 電力ケーブルの端部から上記成形体を挿通する工
程。 (3) 接続処理した電力ケーブルの接続部に成形体を配
置する工程。 (4) 成形体の端部から拡径パイプを引き抜いて常温収
縮チューブを自己収縮させて接続部の外周面に装着する
工程。
【0029】ここで、外周面に螺旋状の凹凸を具える拡
径パイプを配置した成形体を用いた場合において、拡径
パイプの引き抜き作業は、その螺旋の撚り方向と同一方
向に回転させて捩りながら行うと良い。このとき、拡径
パイプは、外周面に螺旋状の凹凸を具えることと、回転
方向が上記癖に沿った螺旋の撚り方向であることとによ
り容易に回転させることが可能である。なお、この拡径
パイプの外周面は、螺旋状の曲面からなるため回転させ
た際に常温収縮チューブの内周面を傷つけることがな
い。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。 (実施例1)まず、外周面に螺旋状の凹凸を具える拡径
パイプを配置した本発明常温収縮チューブ装着用の成形
体について説明する。図1(A)は、本発明常温収縮チュ
ーブ装着用の成形体に具える拡径パイプ1の上面図であ
り、図1(B)は、その部分斜視図である。また、図2
は、本発明常温収縮チューブ装着用の成形体20におい
て、チューブ2の内部から拡径パイプ1を引き抜く際の
説明図である。なお、図中、同一符号は同一物を示す。
【0031】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体に
具える拡径パイプ1は、その外周面に図1(A)に示すよ
うに螺旋状の凹凸を具える。本例において、螺旋状の凹
凸は、外接円Oと内接円Iとの間で規則的に凹凸を設け
た形状である。また、本例において拡径パイプ1の内周
面は、外周面に対応した螺旋状の凹凸を有している。
【0032】拡径パイプ1の螺旋状の凹凸において、溝
の深さhは、常温収縮チューブに応じて適宜変更すると
良い。螺旋の撚り方向は、時計回りでも反時計回りでも
良い。本例では、図1(B)に示すように矢印の方向から
見た場合に時計回りである。また、溝の本数(撚りの太
さ)は、特に限定しない。本例では、拡径パイプ1を最
も回転させ易い6本としている。更に、螺旋の撚りピッ
チは、使用する常温収縮チューブの断面積に応じて適宜
変更すると良い。例えば、断面積が325mmなどの大径
の常温収縮チューブに対しては、比較的大きな撚りピッ
チが好ましい。また、逆に断面積が38mmなどの小径の
常温収縮チューブに対しては、比較的小さい撚りピッチ
が好ましい。
【0033】本例において拡径パイプ1は、ポリプロピ
レンで形成した。また、本例の拡径パイプ1は、内接円
Iの面積以下である断面積を有する電力ケーブルの接続
部を挿通することができる。本例の拡径パイプ1は、引
き抜く際に掴み易いように常温収縮チューブの全長より
も充分に長くしている。なお、本例の拡径パイプ1に
は、その軸方向に一端から他端に亘ってミシン目(図示
せず)を設けており、このミシン目を破断することで電
力ケーブルの接続部から取り除くことができる。
【0034】図2に示す本発明常温収縮チューブ装着用
の成形体20は、予め拡径パイプ1が挿通できる程度に常
温収縮チューブ2を拡径し、その状態で拡径パイプ1を
挿通することにより形成される。このとき、成形体20
は、常温収縮チューブ2の両端から本例の拡径パイプ1
の各端部を突出させて形成する。成形体20において常温
収縮チューブ2の内周面は、拡径パイプ1の外周面に具
える螺旋状の凹凸に沿って伸ばされ、同チューブ2の自
己収縮力により拡径パイプ1の外周面に密着している。
このとき、成形体20は、拡径パイプ1の外周面に螺旋状
の凹凸を具えることで、常温収縮チューブ2の内周面と
拡径パイプ1の外周面とを密着しにくくし、拡径パイプ
1を引き抜く際の摩擦力を低減することが可能である。
また、成形体20は、拡径パイプ1を回転させることで密
着を剥がし易くするため、拡径パイプ1を引き抜き易
い。
【0035】次に、上記のように形成した成形体20を用
いた電力ケーブルの接続部への常温収縮チューブの装着
方法について説明する。 (1) 電力ケーブルの端部から成形体20を挿通して接続
箇所から離したところに置いておく。
【0036】(2) 電力ケーブルの接続処理をした後、
その接続部に成形体20を配置する。
【0037】(3) 成形体20の端部において、常温収縮
チューブ2から突出している拡径パイプ1の一端を掴ん
で、螺旋の撚り方向と同一方向に回転させて捩りながら
拡径パイプ1を引き出していき常温収縮チューブ2の内
部から引き抜く。このとき、拡径パイプ1が引き抜かれ
ると共に、常温収縮チューブ2は拡径状態が解かれて自
己収縮し、電力ケーブルの接続部の外周面に沿って装着
される。なお、本例の成形体20は、拡径パイプ1を螺旋
の撚り方向に回すことで、拡径パイプ1を引き抜き易
い。また、本例では、拡径パイプ1の螺旋の撚り方向で
ある時計回りに回すと良い。
【0038】(4) 電力ケーブルの接続部から拡径パイ
プ1を除去する。拡径パイプ1は、ミシン目を破断させ
ることにより拡径パイプ1を分解して、上記接続部から
取り除く。これにより、電力ケーブルの接続部への常温
収縮チューブの装着が完了する。
【0039】(実施例2)次に、常温収縮チューブと拡
径パイプとの間に、引っ張りに強く伸びにくいフィルム
を配置した本発明常温収縮チューブ装着用の成形体につ
いて説明する。 フィルムを一重に配置した成形体 図3は、常温収縮チューブ2と拡径パイプ10との間にフ
ィルム3を一重に配置した本発明常温収縮チューブ装着
用の成形体30の部分縦断面図である。また、図6は、常
温収縮チューブ2と拡径パイプ10との間にフィルム3を
配置した本発明常温収縮チューブ装着用の成形体30の正
面図である。
【0040】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体30
は、常温収縮チューブ2と拡径パイプ10との間に引っ張
りに強く伸びにくいフィルム3を拡径パイプ10の軸方向
に一重に配置した構成である。
【0041】本例のフィルム3は、拡径パイプ10を挿通
できる円筒状に形成したものである。この円筒状のフィ
ルム3は、常温収縮チューブ2の内周面と拡径パイプ10
の外周面とが接触せず、かつ1枚で拡径パイプ10の外周
面を覆うことができるように拡径パイプ10の外周面より
も充分に表面積が大きくしている。なお、本例のフィル
ム3は、引っ張りに強く伸びにくく低摩擦で、かつ柔軟
性のあるPTFEで形成しており、拡径パイプ10・フィルム
3自体を引き抜く際に破れることや常温収縮チューブの
内周面などを傷つけることがない。
【0042】成形体30においてフィルム3は、常温収縮
チューブ2の内周面と拡径パイプ10の外周面とが接触し
ないように、拡径パイプ10の外周面を全て覆うように拡
径パイプ10の一端から他端に亘って配置されている。
【0043】本例において成形体30は、拡径パイプ10の
外周面に円筒状のフィルム3を挿通しておき、予め拡径
した常温収縮チューブ2の内部にフィルム3と共に拡径
パイプ10を配置して形成される。なお、本例において成
形体30は、フィルム3が伸びにくく大きいため、常温収
縮チューブ2の自己収縮力により圧迫されると、チュー
ブ2と拡径パイプ10との間に図6に示すようにしわがで
き隙間5が生じる。この隙間5により、成形体30は、常
温収縮チューブ2の内周面と拡径パイプ10の外周面との
密着力・チューブ2と電力ケーブルの接続部との密着を
抑制する。本例において、フィルム3は、拡径パイプ10
の外周面よりも充分に大きいため、隙間5が多くできて
いる。また、成形体30は、隙間5に働く常温収縮チュー
ブ2の自己収縮力が比較的弱いので、この隙間5を基点
として拡径パイプ10を引き抜き始めることが容易にでき
る。このとき、常温収縮チューブ2との密着が剥がれ出
すと、摩擦力は比較的小さくなるため、拡径パイプ10の
除去が容易になる。なお、本例において成形体30に用い
た拡径パイプ10は、ポリプロピレンで形成された直管円
筒状のものを使用しているが、上記螺旋状の拡径パイプ
1(図1参照)でも適用することが可能である。
【0044】上記成形体30を用いた電力ケーブルの接続
部への常温収縮チューブ2の装着方法は、上記の成形体
20の場合と基本的に同じであるが、拡径パイプ10の引き
抜きは、その端部を掴んで軸方向に引き出すことで行
う。このとき、拡径パイプ10は、フィルム3がつくる隙
間5により密着が剥がし易く引き抜き易い。そして、拡
径パイプ10を引き抜いた後、フィルム3を同様に引き抜
いて、常温収縮チューブ2の拡径状態を開放させて自己
収縮させ、電力ケーブルの接続部の外周面に同チューブ
2を装着させる。なお、本例においてフィルム3は、は
さみなどで切断することで上記接続部から取り除く。
【0045】 二つ折りにしたフィルムを配置した成
形体 図4は、常温収縮チューブ2と拡径パイプ10との間に二
つ折りにしたフィルム3を配置した本発明常温収縮チュ
ーブ装着用の成形体40の部分縦断面図である。
【0046】本発明成形体40の基本的構成は、上記成形
体30と同様であるが、フィルム3を二つ折りにして配置
して、フィルム3の引き抜き作業を容易にしたものであ
る。即ち、本発明成形体40において、拡径パイプ10を引
き抜いた後のフィルム3自体の除去は、常温収縮チュー
ブ2に比べて摩擦力が小さい電力ケーブルの接続部に接
している側のフィルム32のみを引っ張って、折れ曲げ端
31を順次移動させることで行う。このとき、二つ折れに
したフィルム3は、面接触している内側同士が擦れ合っ
て摩擦が小さくなるため、フィルム3を比較的容易に引
き抜くことができる。
【0047】なお、本例の成形体40を用いた電力ケーブ
ルの接続部への常温収縮チューブ2の装着において、フ
ィルム3の介在により拡径パイプ10が引き抜き易く、ま
た、フィルム3も容易に引き抜くことができた。
【0048】 フィルムと拡径パイプとの間に絶縁性
の粉末を塗布した成形体 図5は、フィルム3と拡径パイプ10との間に絶縁性の粉
末4を塗布した本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
50の部分縦断面図である。
【0049】本発明成形体50の基本的構成は、上記成形
体30と同様であるが、フィルム3と拡径パイプ10との間
に、常温収縮チューブ2に吸収されにくい絶縁性の粉末
4を塗布している。本発明成形体50は、粉末4を介在さ
せることにより、フィルム3がつくる隙間5に加えて、
拡径パイプ10を引き抜く際に生じる粉末4粒子の回転運
動を利用して拡径パイプ10の除去作業を容易とするもの
である。即ち、成形体50は、フィルム3がつくる隙間5
により常温収縮チューブ2と拡径パイプ10との密着が抑
制され、かつ、絶縁性の粉末4を塗布することで粉末4
粒子の回転運動により拡径パイプ10を滑らせて拡径パイ
プ10の引き抜きを容易とする。なお、本例において絶縁
性の粉末4は、拡径パイプ10を引き抜く際の摩擦が小さ
いように極力粒径の小さい平均粒径約3μmのタルクを
用いた。また、成形体50は、上記絶縁性の粉末4を拡径
パイプ10の外周面に塗布して円筒状のフィルム3を挿通
させ、拡径させた常温収縮チューブ2の内部にその拡径
パイプ10を挿入して形成した。
【0050】なお、本例の成形体50を用いた電力ケーブ
ルの接続部への常温収縮チューブ2の装着において、特
に大きな摩擦力が働いた場合でも、拡径パイプ1が粉末
4粒子の回転運動により容易に引き抜くことができた。
【0051】
【発明の効果】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
によれば、拡径パイプの外周面に螺旋状の凹凸を具える
ことで、同チューブの内周面と拡径パイプの外周面とを
密着しにくくして摩擦力を小さくするという優れた効果
を奏し得る。また、本発明成形体を用いた常温収縮チュ
ーブの装着方法において、拡径パイプの螺旋の撚り方向
と同一方向に回転させることで、拡径パイプの引き抜き
作業が容易に行え作業者の負担が少ない。
【0052】更に、別の本発明常温収縮チューブ装着用
の成形体によれば、同チューブと拡径パイプとの間に引
っ張りに強く伸びにくいフィルムを介在させることで、
同チューブとの密着を抑制し摩擦力を小さくするという
優れた効果を奏し得る。また、本発明成形体を用いた常
温収縮チューブの装着方法において、フィルムにしわが
できて隙間が生じることで、拡径パイプを容易に引き抜
くことができ作業性が良い。特に、本発明成形体は、常
温収縮チューブと拡径パイプとの間に二つ折りにしたフ
ィルムを介在させることで、フィルム自体も引き抜き易
い。
【0053】従って、これら本発明成形体とこの成形体
を用いた常温収縮チューブの装着方法により、電力ケー
ブルの接続部への同チューブの被覆が簡単に行うことが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明常温収縮チューブ装着用の
成形体に具える螺旋状の拡径パイプの上面図であり、図
1(B)は、その部分斜視図である。
【図2】本発明常温収縮チューブ装着用の成形体に具え
る拡径パイプを常温収縮チューブから引き抜く際の説明
図である。
【図3】常温収縮チューブと拡径パイプとの間に一重の
フィルムを配置した本発明常温収縮チューブ装着用の成
形体の部分縦断面図である。
【図4】常温収縮チューブと拡径パイプとの間に二つ折
りにしたフィルムを配置した本発明常温収縮チューブ装
着用の成形体の部分縦断面図である。
【図5】一重のフィルムと拡径パイプとの間に絶縁性の
粉末を塗布した本発明常温収縮チューブ装着用の成形体
の部分縦断面図である。
【図6】常温収縮チューブと拡径パイプとの間にフィル
ムを配置した本発明常温収縮チューブ装着用の成形体の
正面図である。
【符号の説明】
1・10 拡径パイプ 2 常温収縮チューブ 3 フィ
ルム 4 絶縁性の粉末 5 隙間 20・30・40・50 常温収縮チューブ装着用の成形体 31 折り曲げ端 32 電力ケーブルの接続部側のフィル
ム I 拡径パイプの内接円 O 拡径パイプの外接円 h 溝の深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 15/18 H02G 15/18 5G375 // B29K 21:00 B29K 21:00 B29L 23:00 B29L 23:00 Fターム(参考) 3H024 AA01 AB01 AB06 AC03 4F210 AA04 AA33 AA45 AG08 QA06 QG04 QG17 QQ02 4F211 AA04 AA33 AA45 AG08 SA11 SC01 SD04 SD19 SG04 5G333 AA10 AB14 AB23 CB19 CC18 DA03 EA03 EB08 5G355 AA03 BA02 BA15 CA09 CA26 5G375 AA02 BA26 BB43 BB81 CA02 CB07 CD17 DB32 DB42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルの接続部に被覆する常温収
    縮チューブと、拡径させた同チューブの内部に配置され
    その拡径状態を保持させる拡径パイプとを具える常温収
    縮チューブ装着用の成形体において、 前記拡径パイプの外周面には、螺旋状の凹凸を具えるこ
    とを特徴とする常温収縮チューブ装着用の成形体。
  2. 【請求項2】 電力ケーブルの接続部に被覆する常温収
    縮チューブと、拡径させた同チューブの内部に配置され
    その拡径状態を保持させる拡径パイプとを具える常温収
    縮チューブの装着用成形体において、 前記常温収縮チューブと拡径パイプとの間には、引っ張
    りに強く伸びにくいフィルムを拡径パイプの一端から他
    端に亘って具えることを特徴とする常温収縮チューブ装
    着用の成形体。
  3. 【請求項3】 フィルムは、拡径パイプの外周面を全て
    覆うように具えることを特徴とする請求項2記載の常温
    収縮チューブ装着用の成形体。
  4. 【請求項4】 フィルムは、拡径パイプの軸方向に二つ
    折りにされていることを特徴とする請求項2記載の常温
    収縮チューブ装着用の成形体。
  5. 【請求項5】 拡径パイプとフィルムとの間には、絶縁
    性の粉末が塗布されることを特徴とする請求項2記載の
    常温収縮チューブ装着用の成形体。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の常温収縮チューブ装着用
    の成形体を準備する工程と、 電力ケーブルの端部から前記成形体を挿通する工程と、 接続処理した電力ケーブルの接続部に成形体を配置する
    工程と、 成形体の端部から拡径パイプを螺旋の撚り方向と同一方
    向に回転させて捩りながら引き抜いて常温収縮チューブ
    を自己収縮させて前記接続部の外周面に装着する工程と
    を具えることを特徴とする電力ケーブルの接続部におけ
    る常温収縮チューブの装着方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の常温収縮チューブ装着用
    の成形体を準備する工程と、 電力ケーブルの端部から前記成形体を挿通する工程と、 接続処理した電力ケーブルの接続部に成形体を配置する
    工程と、 成形体の端部から拡径パイプを引き抜いて常温収縮チュ
    ーブを自己収縮させて前記接続部の外周面に装着する工
    程とを具えることを特徴とする電力ケーブルの接続部に
    おける常温収縮チューブの装着方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266335A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Jfe Steel Kk ケーブルおよびホース
JP2011043242A (ja) * 2010-11-29 2011-03-03 Kubota-Ci Co スリーブ

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