JP2001268335A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001268335A
JP2001268335A JP2000077902A JP2000077902A JP2001268335A JP 2001268335 A JP2001268335 A JP 2001268335A JP 2000077902 A JP2000077902 A JP 2000077902A JP 2000077902 A JP2000077902 A JP 2000077902A JP 2001268335 A JP2001268335 A JP 2001268335A
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English (en)
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Kenji Izumiya
賢二 泉宮
Tadayuki Ueda
忠行 植田
Shinobu Kishi
岸  忍
Takatami Soma
宇民 相馬
Hidefumi Nishikawa
英史 西川
Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Takaharu Okutomi
隆治 奥富
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿に白紙がある場合には対応するコピー画
像も白紙となるため、白紙判別を行って対処し、作成さ
れた文書に白紙が出ないような画像形成装置が提案され
ている。このような画像形成装置における白紙判断の精
度を向上して、白紙の除去が確実に行われるようにす
る。 【解決手段】 領域を設定し、該領域内の画像データの
量を基準値と比較することによって、白紙判別を行い、
原稿の白紙頁に対応する画像形成をスキップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置に関し、原稿の画像を読み取って電気信号に変換
し、変換された電気信号から得られた画像データやパソ
コン等の外部機器から送信された画像データに基づいて
画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像形成装置は、自動原稿搬送
装置により、多数枚原稿を1枚ずつ読取位置に搬送して
読取を行い、画像データを取得し、読取により取得され
た画像データに基づいて画像形成手段により記録紙に画
像を形成する。
【0003】記録紙の両面に画像を形成する両面画像形
成モードにおいては、例えば、両面原稿から両面画像形
成モードで画像を形成する場合、自動原稿搬送装置によ
って複数枚の両面原稿を1枚づつ読取位置に搬送し、表
面画像を読み取った後、原稿を逆方向に搬送して表裏反
転し、再び読取位置に搬送して裏面画像の読取を行う。
そして、読み取った表裏の各画像データを一旦、画像メ
モリに記憶し、該画像データに基づいて画像形成手段に
よって記録紙の両面に画像形成(複写)を行っている。
【0004】ところで、原稿の中に白紙ないしは白紙に
近い画像量の少ない原稿が混在している場合には、この
ような原稿に対応する原稿のコピーは当然白紙ないしは
白紙に近い画像量の少ないものが混在した文書として出
来上がる。
【0005】次に、両面原稿の中に裏面が白紙のものが
混在する原稿から、記録紙の片面に画像を形成する片面
モードで複写を行う場合を例に原稿とコピーの関係を図
1により説明する。
【0006】図1において、両面原稿Eの表面画像を
F、裏面画像をRで示し、原稿Eに対応するコピーをC
で示し、コピーCのコピー画像をfで示す。1枚目の原
稿E1については、コピーC1として原稿E1の表面画像
1に対応したコピー画像f1が形成され、片面コピーで
あるから原稿E1の裏面画像R1に対応するコピーC2
はコピー画像f2が形成される。2枚目原稿E2の表面画
像F2に対応するコピーC3にはコピー画像f3が形成さ
れるが、原稿E2の裏面画像R2は白紙BLのため、コピ
ーC4には白紙BL(f4)が作成されることになる。
【0007】同様に、裏面が白紙BLである3枚目の原
稿E3の裏面画像R3のコピーC6も白紙BL(f6)とし
て作成される。白紙BLとしては、画像が全くないもの
と画像が存在はするが、その量が極めて少なく白紙に近
いものがある。
【0008】このように、白紙が混在するコピーは文書
の量を不必要に増大させる結果となって、文書の取り扱
い上問題になるだけでなく、資源の浪費になって、望ま
しくない。
【0009】このように、作成される文書に不要な白紙
が混入するという問題に対する対策として、本出願人
は、画像形成において、1頁当たりの画像データの量を
基準値よりも少ないか否かを判断して、少ないと判断し
た場合には、画像形成をスキップして次の頁の画像を形
成することによって、作成された文書に白紙が混入する
のを無くする画像形成装置を特願平11−83674号
において提案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の提案を実際に使
用する場合には、画像形成工程をスキップする判断を改
良することにより、白紙文書の混入をより適切に防止
し、前記特許出願における提案の有用性を増すことがで
きることが明らかになった。
【0011】即ち、前記の判断が適切に行われないと、
必要な情報を含んだ頁の複写が省略されたり、不要な白
紙が混入する等の不都合が生ずる場合があり、例えば、
原稿の1頁にほんの僅かの文字やマークがある場合や、
順序としての頁の数字が付けられている場合などでは、
1頁の画像占有率が、例えば、「白紙」の判断の基準値
である1%以下と低いために、白紙と判断されて画像形
成をスキップする処理が行われ、該当するコピーが欠落
する結果、必要な印字情報、必要なマーク、頁情報等が
失われる場合がある。このように前記特許出願における
提案には改良の余地がある。
【0012】従って、本発明の目的は従来技術における
前記のような問題を解決することにあり、「白紙」判断
の的中率を高くして、適切に白紙の文書の混入を防止す
ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す発明によって達成される。
【0014】1.画像データに基づいて記録紙に画像を
形成する画像形成手段、1頁内の領域を設定する領域設
定手段、該領域設定手段により設定された領域の画像デ
ータ量が基準値よりも少ないか否かを判断する判断手段
及び、該判断手段により、前記画像データ量が前記基準
値より少ないと判断されたときに、前記画像データ量が
少ない頁に対応する画像形成工程をスキップして、次の
頁についての画像形成工程に入る制御を行う制御手段を
有することを特徴とする画像形成装置。
【0015】2.前記画像形成手段は、記録紙の表裏面
に画像を形成することが可能であり、前記制御手段は、
記録紙の表裏面に画像を形成する両面画像形成モードに
おいて、表面裏面の区別をすることなく頁単位で画像形
成工程をスキップする制御を行うことを特徴とする前記
1に記載の画像形成装置。
【0016】3.画像形成工程をスキップするスキップ
モードと前記画像データ量が前記基準値より少ない場合
にも画像形成工程を実行する通常モードを有することを
特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
【0017】4.前記判断手段は、1頁全体の画像デー
タ量が他の基準値よりも少ないか否かを判断するととも
に、前記制御手段は、前記判断手段により、前記領域設
定手段により設定された領域の画像データの量が前記基
準値よりも少なく、且つ、1頁全体の画像データ量が前
記他の基準値よりも少ないと判断された場合に、画像形
成工程をスキップする制御を行うことを特徴とする前記
1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0018】5.前記基準値及び前記他の基準値を種々
の値に設定する基準値設定手段を有することを特徴とす
る前記1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0019】6.原稿を読み取り、画像データを生成す
る読取手段を有することを特徴とする前記1〜5のいず
れか1項に記載の画像形成装置。
【0020】7.前記読取手段は、両面原稿の表裏面を
読み取ることができることを特徴とする前記6に記載の
画像形成装置。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態においては、
原稿の部分領域を指定して、指定された部分領域におけ
る画像データの量に基づいて、「白紙」の判断を行って
いる。このような「白紙」の判断について図2によって
説明する。
【0022】原稿の外側の部分まで複写したコピーのよ
うに周辺部分にかぶりを伴ったコピー文書、パンチ孔、
欠損部分、皺、不要な書込のみが存在する文書の原稿は
「白紙」と判断して、画像形成を行うことが望ましい
が、頁、マーク等が付された原稿は「白紙」として処理
するのでなく、これらの画像情報のみが存在する頁を複
写してコピーを作成することが望ましい。しかるに、頁
や必要なマークの画像量は、頁全体に対する画像量の割
合として見た場合には、前記の不要な画像の割合と変わ
らない場合があり、頁全体として「白紙」の判断をする
と必要な情報を不要な情報から区別することが困難にな
る場合がある。
【0023】しかしながら、必要な情報は、文書の特定
の位置に付される場合が一般的であり、文書中の判定領
域を特定することにより、必要な情報の有無を正確に判
定することが可能になる。
【0024】次に、頁情報を例に必要な情報の有無の判
断について説明する。図2は原稿Eの1頁の画面を示し
たもので、本例の画像Gは原稿の下端に頁の数字「3」
だけがある場合を示す。従って、該1頁全体の画像デー
タと基準値とを比較したのでは該頁内の画像占有率が低
いため、「白紙」と判断される。そこで、該数字「3」
を囲む領域、即ち、領域点p1、p2、p3、p4で囲
まれ、点線で示した領域Dを後に説明する操作部16
(図8に示す)によって設定しておき、この領域D内の
画像データ量gを予め設定した基準値zと比較して白紙
か否かを判別する。即ち、画像データ量gが基準値zよ
り小さい場合には白紙BLであると判別し、大きい場合
には白紙ではないと判別して処理する。こうすると、領
域内での画像占有率が高くなるため、「白紙」を正確に
判別することができる。第1基準値としての基準値zは
原稿を「白紙」として扱うことができるか否かの判断の
閾値となる値であり、原稿の画質、紙質、画像データの
処理系等に対応して、後述する操作部16から設定され
る。このように領域を限定して、「白紙」の判断を行う
ことにより、判断の精度が格段に高くなり、必要な情報
が存在する原稿を「白紙」原稿と判断する確率を非常に
低くすることが可能になる。
【0025】領域設定手段としての操作部における領域
設定の操作及び基準値設定手段による基準値設定の操作
方法について説明する。
【0026】操作部16はオペレータが必要に応じ入力
されるモード設定など種々の情報を受付け表示する。操
作部16の釦又は後述する基本画面のモード切替キーの
操作によって、スキップモードなどを設定するが、詳細
は省略し、前記領域D及び基準値zの設定方法について
図3〜5を用いて説明する。
【0027】図3は操作部16の基本画面を示す図であ
り、操作部16はタッチパネルで構成され、操作部16
には、通常の複写操作において使用される入力キー54
とともに、基本画面が表示されていて、該基本画面には
応用機能キー55が設けられ表示されている。応用機能
キー55を押すと、図4に示す応用機能画面が表示さ
れ、該応用機能画面には白紙除去キー56が設けられて
おり、白紙除去キー56を押すと図5に示す白紙判定の
ための領域設定画面50に切り替わる。
【0028】図5は領域設定画面50を示し、該領域設
定画面50には領域表示画面51と領域設定パネル52
が表示され、領域表示画面51には原稿画面eと設定さ
れた領域Dを示す領域点p1、p2、p3、p4が十字
マーク「+」で表示される。
【0029】また、領域設定パネル52には領域設定手
段を構成する領域指定キー521が表示され、前記領域
点を選択する4つのキーP1、P2、P3、P4が表示
されている。さらに、領域設定手段を構成する位置指定
キー522が表示され、上下、左右4つの方向を示す矢
印522a、522b、522c、522dが表示され
ていて、各矢印を押すと前記十字マークが移動する。
【0030】そして、例えば、領域選択キーのP1キー
を押すと表示色が変って領域点p1が選択されたことを
示し、位置指定キー522の方向矢印522a、522
b、522c、522dの各矢印部分を押すと、押した
方向に領域表示画面51上の領域点p1の十字マークが
例えば1mmに相当した単位で移動する。こうして領域
点p1の位置を設定し、次に領域選択キーのP2キーを
押すと、前記P1キーの表示色は戻り、P2キーの表示
色が変わる。そして前記同様、領域表示画面51を見な
がら、位置指定キー522の各方向矢印522a〜52
2dの矢印を押して領域点p2の位置を設定する。以下
同様に領域点p3、p4の位置についても設定する。ま
た、領域表示画面51は横長画面として表示することも
できる。
【0031】通常の状態では、画像形成装置には図3に
示すような基本操作画面の入力キー54が表示され、画
像形成枚数や複写倍率等を設定するテンキー541が表
示される。上記各領域点の位置設定操作に、このテンキ
ー541を利用してp1〜p4の位置座標を入力し、設
定する方法も可能である。即ち、テンキー541で領域
設定手段の一部を構成することも可能である。
【0032】また、領域設定画面50には基準値設定パ
ネル53があり、基準値設定キー531とテンキー54
1により基準値が設定され、これらは基準値設定キー5
31とテンキー541は基準値設定手段を構成する。基
準値表示部532には、原稿に対する画像データの量
が、印字部分の占める原稿1頁の面積に対する割合を%
にした数値で表示される。該基準値表示部532を押す
と表示色が変わり、基準値入力手段を構成するテンキー
541を使用して、基準値を入力することができる。入
力した基準値は基準値表示画面532に表示され、基準
値が設定される。そして、画面を基本画面に戻すと、前
記設定した各領域点と基準値の設定が確定される。基準
値としては、原稿の1頁全体に対する印字部分の面積の
割合wと、設定した領域における印字部分の面積の割合
zとがある。領域指定キー521を押さないで、基準値
設定を行った場合には、他の基準値wが設定され、領域
指定キー521を押して領域と指定した上で基準値設定
を行った場合には、指定領域の基準値zが設定される。
【0033】本実施の形態の作用の例を図6及び図7に
よって説明する。図6に示すように1枚目の原稿E1
表面画像F1と裏面画像R1に対応するコピーC1として
は、表面画像としてf1、裏面画像としてr1が形成され
る。また、2枚目原稿E2のコピーC2の表面画像として
はf2が形成される。白紙BLである原稿E2の裏面画像
2はコピーC2に白紙として形成せずに、3枚目の原稿
3の表面画像F3に対応する再生画像をコピーC2の裏
面画像r2として形成する。この例のように、原稿の裏
面画像R2、R3はコピーとしては形成されず、原稿に実
質画像が存在する原稿の頁のみコピーとして形成され
る。
【0034】また、図7に示すように、両面に実質画像
を有する原稿のE1と表面にのみ実質画像を有し、裏面
が白紙BLである原稿のE2から片面に画像が形成され
る片面コピーを取った場合、形成される画像はf1、f2
及びf3からなる3枚のコピーC1、C2、C3となる。
【0035】図8は本発明の実施の形態の制御系のブロ
ック図である。画像形成装置全体を制御する制御手段と
しての制御部10は多数枚の原稿を読取位置に1枚ずつ
搬送する原稿の搬送手段としての自動原稿搬送装置1
1、読取位置に搬送された原稿を読み取る読取手段とし
てのスキャナ部12、スキャナ部12から出力される画
像データを処理する画像処理部13、画像処理部13か
ら出力される画像データを画像メモリ15に格納し、読
み出すための制御を行うメモリ制御部14及びメモリか
ら読み出された画像データに基づいて、電子写真プロセ
スにより画像を形成する画像形成手段としての画像形成
部17を制御して画像形成を行う。なお、メモリ制御部
14には閾値に基づいて「白紙」原稿か否かの判断を行
う判断手段が設けられている。
【0036】操作部16は全体の制御部10との間で信
号の授受を行って、画像形成条件の設定や各種の表示を
行う。操作部16には、図6と図7に示す画像形成を行
うスキップモードと図1に示す通常の画像形成を行う通
常モードを設定する設定画面や片面画像形成モード/両
面画像形成モードや前述の基準値を設定する画面が表示
され、操作部16は前記のモードの設定を行う設定手段
である。
【0037】次に、図8に示す制御系における制御を図
9及び図10により説明する。図9、図10は図8に示
す制御系において行われる制御のフローチャートであ
る。図9は原稿を読み取って、画像データを画像メモリ
15へ格納するフローを示し、図10は画像メモリ15
から画像データを読み出し、画像形成完了までのフロー
を示している。
【0038】図9において、原稿画像の読取の後、スキ
ップモードに設定されているか、いないかを判定する
(J1)。この判定は制御部10において行われる。も
し設定されていなければ通常の画像形成モードを実行す
る。該通常画像モードの実行は読取によって得られた画
像データを処理し、画像データを画像メモリ15に格納
し、画像メモリ15に格納された画像データを読み出し
て、画像形成部17で記録紙に画像を形成するまでの工
程を含んでいる。そして、ステップJ2で実行される通
常モードは、図1に示すような画像形成を行う通常モー
ドである。図6、図7に示す画像形成を行うスキップモ
ードが設定されている場合には、前記領域設定に基づく
領域指定条件の読取を行って、読み取った画像データを
画像メモリ15に格納する(J1、J3、J4)。画像
データの画像メモリ15への格納は原稿1頁毎に行われ
る。そして、メモリ制御部14により、原稿1頁の中の
設定された領域内の画像データ量g1と、予め設定した
基準値zとを比較するとともに、原稿1頁全体の画像デ
ータ量g2と、予め設定した他の基準値wを比較する
「白紙」判断を行い、画像データ量g1が基準値zより
小さく、且つ、画像データ量g2が他の基準値wよりも
少ない場合「白紙」原稿と判断して、該画像データに白
紙であることの白紙記号(情報)を付与して(J7)、
該白紙記号を画像メモリ15に記憶する。
【0039】原稿1頁の領域内の画像データ量g1が基
準値z以上であるか又は画像データ量g2が他の基準値
w以上である場合には、通常の処理管理が行われる(J
6)。ステップJ3からJ6又はJ7までの工程は原稿
の各頁について、読取が完了するまで行われ、画像メモ
リ15には、実質画像を有する原稿の頁の面像データが
蓄えられる。図9に示すフローにおいて、全体の制御は
制御部10により行われるが、ステップJ4からJ7ま
での制御はメモリ制御部14により行われる。
【0040】図10は画像メモリ15から画像データを
読み出し、画像形成が完了するまでのフローを示してお
り、この制御は制御部10により行われる。
【0041】画像メモリ15から読み出され伸長処理さ
れた(J10)原稿1頁単位の画像データは白紙記号が
付されているか否かが判定される(J11)。白紙記号
が付されている場合には、画像形成は行われない(J1
2)。白紙記号が付されていない場合には(J11のN
o)、ステップJ13において、所定の頁分の画像デー
タが揃ったか否かを判断し、揃うまで読出伸長処理を行
い(J13のNo)、揃った段階で(J13のYe
s)、画像形成が行われる(J14)。ステップJ10
からJ12又はJ14までの工程が全画像データについ
て行われて、記録紙に必要な画像が形成される。全画像
データについての画像形成が完了した後、次に出力画像
は両面画像を形成する両面コピーモードが設定されてい
るか、片面に画像形成する片面コピーモードが設定され
ているかの判定を行う。記録紙の表裏両画に画像を形成
する両面コピーモードが設定されている場合には、ステ
ップJ16においてYesと判断され、記録紙の片面に
画像を形成する片面コピーモードが設定されていれば、
Noと判定される。
【0042】片面コピーモードの場合は、そのまま終了
するが、両面コピーモードの場合には、出力される画像
の枚数、即ち、コピーの頁数が奇数か偶数かを判定する
(J17)。偶数の場合にはコピーの両面に必ず画像が
形成されるので、そのまま終了する。しかし、奇数の場
合には(Yes)、最終コピーの表面には画像が形成さ
れるが、裏面は白紙となる。従って、出力枚数が奇数の
場合には、コピーの最終頁(最終コピーの裏面)に対し
て白紙画像データにより面像形成する白紙処理を行う
(J18)。即ち、ステップJ17、J18によって、
記録紙の両面に画像を形成する両面コピーモード時の最
終頁に対する処理が行われる。
【0043】以上説明した実施の形態ではスキャナ部1
2で読み取って得られた画像データに基づいて記録紙に
画像を形成する画像形成装置であるが、本発明はこのよ
うな画像形成装置に限られるものではなく、コンピュー
タ等の画像情報出力装置からの画像データに基づいて画
像を形成するプリンタ等の画像形成装置にも使用するこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1又は請求項6の発明により、
「白紙」であるか否かの判断が正確に行われるので、作
成された文書に「白紙」が混入することがより高い精度
で防止され、ファイリング等の文書の取り扱いの合理化
に貢献するとともに、紙資源の浪費を防止することがで
きる。しかも、必要な情報は確実に作成文書に残される
ので、「白紙」文書となした場合に生じがちな必要な情
報の消失が適切に防止される。
【0045】請求項2又は請求項7の発明により、片面
原稿と両面原稿が混在した原稿から文書を作成する場合
のように、白紙の頁が多く存在する確率が高い裏面が白
紙のまま複写文書に再現されることが適切に防止され、
しかも、必要な情報が確実に複製されるので、複写文書
において頁順が乱れる等の弊害が防止される。
【0046】請求項3の発明により、「白紙」の文書の
発生を防止するモードを選択することができるので用途
の広い画像形成装置が実現される。
【0047】請求項4の発明により、「白紙」として画
像形成工程をスキップする場合の判断が極めて正確に行
われる。
【0048】請求項5の発明により、原稿の種類、原稿
の紙質等に応じて、「白紙」の判断の基準値を選択する
ことができるので、種々の場合に適切な「白紙」除去処
理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像形成装置によりコピーを取った場合
の原稿とコピーとの対応関係の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態において、原稿の指定され
た領域を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作
部の基本画面を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作
部の応用画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る操作部の領域設定画
面を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像形成装置により
コピーを取った場合の原稿とコピーの対応関係の一例を
示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像形成装置により
コピーを取った場合の原稿とコピーの対応関係の他の例
を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御
系のブロック図である。
【図9】図8に示す制御系の画像読取制御のフローチャ
ートである。
【図10】図8に示す制御系の画像形成制御のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 制御部 11 自動原稿搬送装置 12 スキャナ部 13 画像処理部 14 メモリ制御部 15 画像メモリ 16 操作部 17 画像形成部 w 他の基準値 z 基準値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 (72)発明者 相馬 宇民 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 西川 英史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 丸山 宏之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C087 AA09 BA03 BB10 BD10 CB12 DA01 2H027 DB01 ED12 ED13 FA13 FA22 FA30 FD03 FD08 ZA07 2H028 BB04 BB08 5B021 AA01 AA05 AA19 BB04 CC05 LG08 QQ04 5C076 AA03 AA40 BA02 CA02 9A001 HH23 JJ35 KK42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて記録紙に画像を形
    成する画像形成手段、 1頁内の領域を設定する領域設定手段、 該領域設定手段により設定された領域の画像データ量が
    基準値よりも少ないか否かを判断する判断手段及び、 該判断手段により、前記画像データ量が前記基準値より
    少ないと判断されたときに、前記画像データ量が少ない
    頁に対応する画像形成工程をスキップして、次の頁につ
    いての画像形成工程に入る制御を行う制御手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段は、記録紙の表裏面に
    画像を形成することが可能であり、前記制御手段は、記
    録紙の表裏面に画像を形成する両面画像形成モードにお
    いて、表面裏面の区別をすることなく頁単位で画像形成
    工程をスキップする制御を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成工程をスキップするスキップモ
    ードと前記画像データ量が前記基準値より少ない場合に
    も画像形成工程を実行する通常モードを有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、1頁全体の画像データ
    量が他の基準値よりも少ないか否かを判断するととも
    に、 前記制御手段は、前記判断手段により、前記領域設定手
    段により設定された領域の画像データ量が前記基準値よ
    りも少なく、且つ、1頁全体の画像データ量が前記他の
    基準値よりも少ないと判断された場合に、画像形成工程
    をスキップする制御を行うことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記基準値及び前記他の基準値を種々の
    値に設定する基準値設定手段を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿を読み取り、画像データを生成する
    読取手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記読取手段は、両面原稿の表裏面を読
    み取ることができることを特徴とする請求項6に記載の
    画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006279094A (ja) * 2005-03-25 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2010167689A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Ricoh Co Ltd ページプリンタコントローラ、ページプリンタ
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JP2016111535A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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