JP2001267755A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2001267755A
JP2001267755A JP2000078872A JP2000078872A JP2001267755A JP 2001267755 A JP2001267755 A JP 2001267755A JP 2000078872 A JP2000078872 A JP 2000078872A JP 2000078872 A JP2000078872 A JP 2000078872A JP 2001267755 A JP2001267755 A JP 2001267755A
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electronic device
panel
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JP2000078872A
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Katsuhiko Nozaki
克彦 野▲崎▼
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部を大型化可能で、しかもフロントパ
ネルを移動操作可能に装着した、構造が簡素で廉価に製
造可能な電子機器を提供する。 【解決手段】 フロントパネル12を機器本体10の
前方の側面部15に隣接して格納可能に構成し、フロン
トパネル12を、動作手段により格納状態と前方の側面
部から所定距離前進させた前進状態との間で、移動操作
可能に機器本体10に装着する。これにより、前進状態
からフロントパネル12を傾けた傾動状態へ移動する際
に側面部15に当たる障害を無くし、全体をコンパクト
に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロントパネル
を移動操作可能に装着した電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロントパネルを移動操作可能に
装着した電子機器の一つとして、図7及び図8に例示す
るようなカーステレオが提案されている。
【0003】この図示するカーステレオでは、その前面
操作装置Aにおける操作本体1に、フロントパネルであ
る操作ボード2が移動操作可能に装着されている。
【0004】この操作ボード2は、その前側の平面部に
表示部3と操作スイッチ4とが設けられており、その裏
側が円弧状に形成されている。このように構成された操
作ボード2は、迫り出し機構によって、操作本体1に形
成した凹部である収納部11内に収まる図7に示す格納
状態と、図8に示す迫り出し状態との間を移動操作され
る。
【0005】また、このようなカーステレオでは、高機
能化の要請や表示部を大きくしたいという要望を受け
て、収納部11の底面11aに挿入口5を配置して挿入
口5が操作本体1の前面で場所をとらないようにする。
そして、このカーステレオでは、操作ボード2を図8に
示す迫り出し状態としたときに挿入口5を露呈させ、こ
の露呈した挿入口5にカセットテープやディスク等を挿
入又は引き出し操作可能に構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のカ
ーステレオでは、操作ボード2を図8に示す迫り出し状
態に移動させるために、操作ボード2を傾ける動作を、
操作ボード2の下端を前方へ迫り出させると共に操作ボ
ード2の上端を収納部11の奥側へ深く引き込むように
して行う。
【0007】このため、操作本体1に深い収納部11が
必要となるから、それだけ操作本体1の奥行き方向の厚
みが増す。従って、操作本体1の厚みを増した分だけ操
作本体1に続く図示しないカーステレオ本体の奥行き方
向の長さを短くして小型化を図らねばならないので、奥
行き寸法が規格で定められているカーステレオ全体を構
成する上で大きな制約となる。さらに、操作本体1を移
動操作する迫り出し機構は、操作本体1を回転させなが
ら前方へ移動し又は回転させながら後方へ移動させると
いう複雑な動作を行うために、構造が複雑になり部品点
数も増えるので、製品価格が高額になるという問題があ
る。
【0008】また、操作ボード2の前面には操作スイッ
チ4があるから、表示部3を操作ボード2の前面全体に
渡る大きなものにすることができないという問題があ
る。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、表示部をフロ
ントパネルの前面全体に渡る大きなものに構成可能で、
しかもフロントパネルを移動操作可能に装着した、構造
が簡素で廉価に製造可能な電子機器を新たに提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の電子機器は、操作部を設けたフロントパネルと、前記
フロントパネルを、前面に格納可能に構成した機器本体
と、前記フロントパネルを、格納状態と、前記機器本体
の前面から所定距離前進させた前進状態との間で、前記
機器本体の前面に対する平行状態を維持したまま移動さ
せるフロントパネル移動手段と、を有することを特徴と
する。
【0011】請求項7に記載の発明は請求項1に記載の
電子機器において、前記操作部が、前記フロントパネル
の上端部に設けられていることを特徴とする。
【0012】上述のように構成することにより、フロン
トパネルの上端部等にスイッチ部を設けた場合には、フ
ロントパネルの前面全体に渡る大きな表示部を構成でき
る。また、このとき動作手段によってフロントパネルを
一旦前進させた前進状態にして、上端部等のスイッチを
操作できる。
【0013】本発明の請求項2に記載の電子機器は、フ
ロントパネルを、前面に格納可能に構成した機器本体
と、前記フロントパネルを、格納した状態と、前記機器
本体の前面から所定距離前進させた前進状態と、前記フ
ロントパネルを傾けた傾動状態と、の間を移動させるフ
ロントパネル移動手段とを有する電子機器であって、前
記フロントパネル移動手段が、前記フロントパネルを前
記機器本体の前面に対して平行状態を維持したままスラ
イド動作をする移動部材を持つスライド動作機構と、前
記スライド動作後にフロントパネルを傾動させる傾動動
作機構とを有することを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は請求項2に記載の
電子機器において、前記フロントパネルの一部に、操作
リンクの一端部を軸着し、前記操作リンクの他端部に設
けた連動ピンを前記移動部材の一部に設けた連動用ガイ
ド溝に摺動可能に挿通すると共に、前記機器本体側の固
定された部材に形成した係留操作用ガイド溝に挿通し、
前記移動部材が格納状態と前進状態との間を移動すると
きには、前記連動ピンが前記係留操作用ガイド溝内を移
動することにより、前記移動部材と前記操作リンクとが
相対的に移動しないようにすると共に、前記移動部材が
前進状態と傾動状態との間を移動するときには、前記連
動ピンが前記係留操作用ガイド溝内の移動を制止され、
かつ前記連動ピンが連動用ガイド溝内を移動することに
より、前記移動部材と前記操作リンクとが相対的に移動
して前記フロントパネルを回動操作するよう、前記傾動
動作機構を構成したことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は請求項3に記載の
電子機器において、前記移動部材が格納状態と前進状態
との間を移動する際に、前記移動部材と前記操作リンク
とが相対的に移動しないように付勢するばね部材を装着
したことを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は請求項2に記載の
電子機器において、前記機器本体に対して前後方向にス
ライド可能なスライド手段と、前記スライド手段に追従
可能とされた追従手段と、を有し、前記フロントパネル
は、前記スライド手段の前端と回動可能に連結されると
共に、前記追従手段の前端に回動可能に連結され、前記
スライド動作機構は、前記スライド手段と、前記追従手
段と、前記スライド手段と前記追従手段を連結する連結
部材と、によって構成され、前記傾動動作機構は、前記
スライド手段と、前記追従手段と、前記追従手段の追従
を阻止する追従阻止手段と、によって構成され、たこと
を特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は請求項3に記載の
電子機器において、前記連結部材は、弾性体で構成され
たことを特徴とする。上述のように構成することによ
り、構造が簡素な移動手段を構成するスライド動作機構
と、傾動動作機構とを連動して動作させることにより、
フロントパネルを一旦前進させた前進状態に移動してか
ら、フロントパネルを回動して傾動状態へ移動操作可能
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子機器に係わる
カーステレオの実施の形態について図を参照しながら説
明する。
【0019】図1は、カーステレオに移動操作可能に装
着されたフロントパネルの部分を示す概略側面図であ
る。この図1に示すように、機器本体としてのカーステ
レオ本体10の前方の側面部15には、フロントパネル
12を移動操作可能に装着する。
【0020】このカーステレオ本体10では、前方の側
面部15がフロントパネル12を収める凹部状の格納部
として構成されている。すなわち、側面部15の周囲を
枠体15Aで囲んでフロントパネル12が略隙間なく収
まる大きさの凹部を形成する。
【0021】さらに、側面部15の凹部内にフロントパ
ネル12が収まった格納状態では、フロントパネル12
の前面と、枠体15Aの周囲前端面とが面一となるよう
に構成されている。なお、フロントパネル12の前面を
周囲の壁面と同一にすれば、格納状態のときカーステレ
オ本体10が無いように隠せるので、車に搭乗者がいな
いときの防犯効果を期待できる。
【0022】このフロントパネル12は、厚みが薄くて
長い直方体状に形成され、その前面には表示部14が配
置され、その上端面には複数の操作スイッチを設けたス
イッチ部16(操作部)が配置されている。
【0023】図1乃至図4に示す如く、フロントパネル
12は、その長手方向両端部に装着した移動操作手段を
介して、カーステレオ本体10に取り付けられる。
【0024】この移動操作手段は、フロントパネル12
をカーステレオ本体10の前方へ一旦移動した後に、さ
らに前方へ移動しながら回動し、又はこれらと逆の動作
を可能なように構成する。
【0025】このため移動操作手段は、フロントパネル
12をカーステレオ本体10の前後の主方向に移動操作
する移動手段としてのメイン動作機構(スライド動作機
構)と、フロントパネル12を回動するサブ動作機構
(傾動動作機構)とを連動させて構成する。
【0026】このフロントパネル12の両端部に装着す
る各メイン動作機構を構成するため、カーステレオ本体
10のメカシャーシ26の両横側部には、それぞれ移動
操作部材18(スライド手段)を前後方向へ摺動可能に
装着する。
【0027】この移動操作部材18は、長板状の部材
で、その長手方向の両端側の各所定位置に、それぞれ直
線状に貫通して穿設した長溝であるガイド溝20、21
を穿設する。
【0028】そして、この各ガイド溝20、21に、メ
カシャーシ26の両横側部の各所定位置からそれぞれ突
設したガイドピン22、24を挿通させることによっ
て、各移動操作部材18をメカシャーシ26の両横側部
に対し、それぞれ摺動自在に装着する。
【0029】各移動操作部材18の前方端部には、フロ
ントパネル12の各対応する両端部を軸ピン28で軸着
する。これにより移動操作部材18は、フロントパネル
12を、図の矢印R方向(フロントパネル12の上端部
をカーステレオ本体10の後方へ向けて倒す方向)に回
動可能に軸支することになる。
【0030】上述のように構成した移動操作手段におけ
るフロントパネル12を前後の主方向に移動操作するメ
イン動作機構に連動されるサブ動作機構を構成するた
め、移動操作部材18の長手方向中央部には、鉤状に立
ち上がる形状の連動操作用支受部30を一体に突設す
る。
【0031】この連動操作用支受部30の所定位置に
は、各ガイド溝20、21と平行となるよう直線状に貫
通して穿設した長溝である連動用ガイド溝32(追従阻
止手段)を穿設する。
【0032】この連動用ガイド溝32と、フロントパネ
ル12の対応する長手方向の端部の所定中間位置との間
には、橋渡すように操作リンク34(追従手段)を配置
する。
【0033】この操作リンク34は、動作時に周辺の他
の部材を避けるために図示するようなへの字状の長板材
に形成する。そして、この操作リンク34の前端部は、
フロントパネル12に軸ピン36で軸着する。さらに、
操作リンク34の後端部には、連動ピン38を突設し、
この連動ピン38の自由端部を連動用ガイド溝32内に
挿入して摺動自在に装着する。
【0034】また、操作リンク34には、その後端部か
ら鉤状に突出するレバー部40を設ける。これと共に、
移動操作部材18の前端部の近くから三角形状の支持部
42を突設する。そして、レバー部40と、支持部42
との間に引張コイルばね等の弾性体であるばね部材44
(連結部材)を架設し、連動ピン38が連動用ガイド溝
32内の前方端部まで移動されるように、操作リンク3
4を図の矢印I方向に付勢する。
【0035】この操作リンク34に突設した連動ピン3
8は、その自由端部を連動用ガイド溝32内に挿入した
先の部分を、連動用ガイド溝32に対応したメカシャー
シ46における所定部位に図1に示す状態で前方へ続け
て延びる如く延設された係留操作用ガイド溝48内に摺
動可能に挿入する。
【0036】また、移動操作部材18には、その後端側
の上側辺部にラック50を設ける。このラック50に
は、図示しない駆動モータに接続する減速歯車列52を
噛合させる。そして、駆動モータを回転駆動することに
より、減速歯車列52とラック50とを介して移動操作
部材18を前後方向に移動可能とする。
【0037】さらに、移動操作部材18の後端部上辺の
所定位置に操作突部54を突設する。これと共に、カー
ステレオ本体10の内部には、移動操作部材18が図2
のスイッチ操作を可能とする前進位置に至った際、オン
操作されるように位置検知スイッチ56を設置する。
【0038】図3に示すように、カーステレオ本体10
には、その前面のフロントパネル12の裏側における上
側位置にディスク状記録媒体(CD、MD)58等のプ
レーヤへの出入口60を配置構成する。
【0039】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係る電子機器としてのカーステレオ本体10の作用
及び動作について説明する。
【0040】このカーステレオ本体10は、図1及び図
4に示すフロントパネル12の格納状態と、図2に示す
フロントパネル12をそのままの姿勢で前方へ引き出し
てその上端部に配置したスイッチ部16を操作可能とす
る前進状態と、さらに、フロントパネル12を前進させ
ると共に回動させて傾かせることにより、フロントパネ
ル12の上方にプレーヤへの出入口60を覗かせるよう
にする傾動状態との間を、移動操作手段で移動操作す
る。
【0041】まず、使用者の図示しないスイッチ等の操
作指令に基づいて、カーステレオ本体10を格納状態か
ら前進状態に移行させる場合は、図示しない駆動モータ
を回転駆動することにより、減速歯車列52を回動し、
これに噛合するラック50を動かして移動操作部材18
をカーステレオ本体10の前方向に移動する。
【0042】すると、移動操作部材18の前方向への移
動動作に伴なって前進する操作突部54が位置検知スイ
ッチ56をオン操作する。これにより、位置検知スイッ
チ56がオン動作されたときのオン信号を受けた図示し
ない制御部は、駆動モータを停止してフロントパネル1
2を図2に示す前進状態に保持する。
【0043】この前進状態では、フロントパネル12が
カーステレオ本体10の前方に引き出されて、そのスイ
ッチ部16が操作し易い状態に保持されている。よっ
て、使用者は、斜め上方の視線位置からフロントパネル
12の大きな表示部14の表示を見ながら、この斜め上
方の視線位置から見易い状態にあるスイッチ部16の各
所望のスイッチを上から押すというやり易い動作により
手際良く押し操作できる。
【0044】次に、使用者の図示しないスイッチ等の操
作指令に基づいて、カーステレオ本体10を前進状態か
ら傾動状態に移行させる場合は、図示しない駆動モータ
を回転駆動することにより、減速歯車列52を回動し、
これに噛合するラック50を動かして移動操作部材18
をカーステレオ本体10のさらに前方向に移動する。
【0045】このとき、移動操作部材18に装着された
操作リンク34は、格納状態から前進状態まで移動する
際には、その連動ピン38が係留操作用ガイド溝48内
を摺動自由な為、移動操作部材18と操作リンク34と
を繋ぐばね部材44の付勢力の作用により一体となって
移動する。
【0046】しかし、図2に示す前進状態では、連動ピ
ン38が係留操作用ガイド溝48の前方端部に当たるの
で操作リンク34がそれ以上矢印Iで示す前方へ移動不
能な状態となっている。
【0047】よって、移動操作部材18が図2に示す前
進状態からさらに前方に移動する動作を開始しても、操
作リンク34は連動ピン38が係留操作用ガイド溝48
の前端部で留め置かれるためにその位置を保持する。
【0048】そして、移動操作部材18は、ばね部材4
4を引き伸ばしながら、図3に示す傾動状態の位置まで
移動する。すなわち、移動操作部材18が前進し、操作
リンク34が留め置かれることになる。
【0049】よって図3に示すように、フロントパネル
12は、移動操作部材18に下端部を前に押し出されそ
の中間部を引き止められるので、矢印R方向に回動して
傾いた状態となり、プレーヤへの出入口60を外部に露
呈させる傾動状態となる。
【0050】また、このフロントパネル12の回動動作
のときには、フロントパネル12がカーステレオ本体1
0の前方の側面部15から所要距離置いた前進状態位置
から回動動作を始めるので、フロントパネル12が傾い
たときに側面部15に当たることがない。
【0051】よって、フロントパネル12を傾かせる動
作を可能とするために側面部15をカーステレオ本体1
0の奥行き側に後退させる必要がないから、カーステレ
オ本体10の奥行き側の寸法を短くせねばならないとい
う制約を回避できる。
【0052】この傾動状態において、使用者は、露呈し
たプレーヤへの出入口60からディスク状記録媒体(C
D、MD)58を挿入してプレーヤに装着又はプレーヤ
から引き出す操作を行う。
【0053】次に、図3に示す傾動状態から図2に示す
前進状態に移動し、さらに、図2に示す前進状態から図
1に示す格納状態に移動する各動作は、それぞれ前述し
た各動作と逆の動作によって実行される。
【0054】また、上述のように構成したカーステレオ
本体10では、表示部14をフロントパネル12の前面
全体に広げられるので、表示部14の面積を最大限に設
定でき、表示部14の表示を見易くできる。
【0055】さらに、スイッチ部16をフロントパネル
12の上端部に配置することによって、使用者がスイッ
チ部16を押し下げるやり易い動作によりスイッチ操作
を実行可能とする。
【0056】これと共に、移動操作手段は、主に移動操
作部材18、操作リンク34、ばね部材44といった簡
素な構造の部材を用いて容易に構成できるから、廉価に
製造できる。
【0057】なお、本実施の形態では、移動操作手段を
カーステレオ本体の動作用に利用したものについて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この
構成を種々の電子機器の動作用に利用できることは勿論
である。
【0058】
【発明の効果】 本発明の電子機器によれば、フロント
パネルの上端部にスイッチ部を設けた場合には、表示部
をフロントパネルの前面全体に渡る大きなものに構成で
きる。また、構造が簡素な移動操作手段によってフロン
トパネルを一旦前進させた前進状態に移動してから、フ
ロントパネルを回動して傾動状態へ移動操作可能とする
ように装着したので、フロントパネルを傾動させても本
体に衝突してしまうことがなく、電子機器を廉価に製造
可能とするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの格納
状態を示す概略全体側面図である。
【図2】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの前進
状態を示す概略全体側面図である。
【図3】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの傾動
状態を示す概略全体側面図である。
【図4】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの部分
を示す概略全体平面図である。
【図5】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの部分
を取り出して示す平面図である。
【図6】本発明の電子機器の実施の形態に係るカーステ
レオに移動操作可能に装着されたフロントパネルの部分
を取り出して示す正面図である。
【図7】従来の前面操作装置の部分を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の前面操作装置における操作ボードが前方
に迫り出した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 カーステレオ本体 12 フロントパネル 14 表示部 15 側面部 15A 枠体 16 スイッチ部(操作部) 18 移動操作部材(スライド手段) 20 ガイド溝 22 ガイドピン 26 メカシャーシ 28 軸ピン 32 連動用ガイド溝 34 操作リンク 38 連動ピン 46 メカシャーシ 48 係留操作用ガイド溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部を設けたフロントパネルと、 前記フロントパネルを、前面に格納可能に構成した機器
    本体と、 前記フロントパネルを、格納状態と、前記機器本体の前
    面から所定距離前進させた前進状態との間で、前記機器
    本体の前面に対する平行状態を維持したまま移動させる
    フロントパネル移動手段と、 を有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 フロントパネルを、前面に格納可能に
    構成した機器本体と、 前記フロントパネルを、格納した状態と、前記機器本体
    の前面から所定距離前進させた前進状態と、前記フロン
    トパネルを傾けた傾動状態と、の間を移動させるフロン
    トパネル移動手段とを有する電子機器であって、 前記フロントパネル移動手段が、前記フロントパネルを
    前記機器本体の前面に対して平行状態を維持したままス
    ライド動作をする移動部材を持つスライド動作機構と、
    前記スライド動作後にフロントパネルを傾動させる傾動
    動作機構とを有することを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記フロントパネルの一部に、操作リ
    ンクの一端部を軸着し、 前記操作リンクの他端部に設けた連動ピンを前記移動部
    材の一部に設けた連動用ガイド溝に摺動可能に挿通する
    と共に、前記機器本体側の固定された部材に形成した係
    留操作用ガイド溝に挿通し、 前記移動部材が格納状態と前進状態との間を移動すると
    きには、前記連動ピンが前記係留操作用ガイド溝内を移
    動することにより、前記移動部材と前記操作リンクとが
    相対的に移動しないようにすると共に、前記移動部材が
    前進状態と傾動状態との間を移動するときには、前記連
    動ピンが前記係留操作用ガイド溝内の移動を制止され、
    かつ前記連動ピンが連動用ガイド溝内を移動することに
    より、前記移動部材と前記操作リンクとが相対的に移動
    して前記フロントパネルを回動操作するよう、前記傾動
    動作機構を構成したことを特徴とする請求項2に記載の
    電子機器。
  4. 【請求項4】 前記移動部材が格納状態と前進状態と
    の間を移動する際に、前記移動部材と前記操作リンクと
    が相対的に移動しないように付勢するばね部材を装着し
    たことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記機器本体に対して前後方向にスラ
    イド可能なスライド手段と、 前記スライド手段に追従可能とされた追従手段と、 を有し、 前記フロントパネルは、前記スライド手段の前端と回動
    可能に連結されると共に、前記追従手段の前端に回動可
    能に連結され、 前記スライド動作機構は、前記スライド手段と、前記追
    従手段と、前記スライド手段と前記追従手段を連結する
    連結部材と、によって構成され、 前記傾動動作機構は、前記スライド手段と、前記追従手
    段と、前記追従手段の追従を阻止する追従阻止手段と、
    によって構成され、 たことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記連結部材は、弾性体で構成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記操作部が、前記フロントパネルの
    上端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100520950B1 (ko) * 2002-09-06 2005-10-17 엘지전자 주식회사 카오디오의 프론트패널 개폐장치
US7337450B2 (en) 2002-08-06 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electronic apparatus

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