JP2001266784A - 集束イオンビーム装置 - Google Patents

集束イオンビーム装置

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JP2001266784A
JP2001266784A JP2000071924A JP2000071924A JP2001266784A JP 2001266784 A JP2001266784 A JP 2001266784A JP 2000071924 A JP2000071924 A JP 2000071924A JP 2000071924 A JP2000071924 A JP 2000071924A JP 2001266784 A JP2001266784 A JP 2001266784A
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Yoshihiro Sakagami
好弘 坂上
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/006Details of gas supplies, e.g. in an ion source, to a beam line, to a specimen or to a workpiece

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス導入機構の小型化を図る。 【解決手段】 被照射物チャンバー2にイオンビーム照
射系1と、ガス導入機構21を取り付ける。ガス導入機
構21は、ガス化材料室23とガス化したガスを被照射
物3上に導くためのガス導入管22Sを有し且つ被照射
物3方向及び反被照射物方向に移動可能に構成されてい
るガス導入系ケーシング22と、ガス化材料室23を被
照射物3方向及び反被照射物方向に移動させてガス化材
料室内のガスをガス導入管22とへ流したり、或いは該
流れを止めたりするバルブ機構を駆動する様に成したガ
ス化材料室バルブ駆動軸24とを備えている。ガス化材
料室バルブ駆動軸24は、ガス導入系ケーシング22に
沿ってアクチュエーター35の駆動により移動可能にガ
ス導入系ケーシング22に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、被照射物チャンバー内
にガスを供給する機構を備えた集束イオンビーム装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】イオン源からのイオンビームを被照射物
上で集束して照射する集束イオンビーム装置の中に、被
照射物のエッチングやデポジション等を行う為に、被照
射物のイオンビーム照射点に適宜なガスを吹き付ける為
のガス導入機構を備えたものがある。
【0003】図1はこの様なガス導入機構を備えた集束
イオンビーム装置の概略を示したものである。図中1は
集束イオンビーム光学系鏡筒で、内部には、イオン源、
イオン源からのイオンビームを被照射物上で集束させる
ための集束レンズ、該イオンビームの被照射物上での照
射位置をコントロールするための偏向器、該イオンビー
ムの被照射物方向への照射/非照射(オン/オフ)を行
うためのブランキング機構等が設けられている。
【0004】図中2は前記集束イオンビーム光学系1を
載置している被照射物チャンバーで、内部に、被照射物
3を載置したステージ4及びガス導入機構5が設けられ
ている。
【0005】該ガス導入機構5はチャンバー2の上部壁
に取り付けられ、二重管構造になっており、外側の管が
ガス化するための材料(ガス化材料と称す)を収納する
ためのガス化材料収納部6に成っており、内側の管、即
ち、中心軸O上の管がガス導入管7となっている。この
ガス導入管はそのまま前記二重管構造の部材から被照射
物側に延びており、先端部がノズル状になっている。前
記ガス化材料収納部6とガス導入管7とは上部空間部8
で繋がっており、この空間部に、中心軸Oに沿って移動
するガス供給コントロール用バルブ9が設けられてい
る。10は該バルブの移動を制御するアクチュエータで
ある。前記二重管構造部材及びガス導入管が延びた単管
部の外側には加熱用ヒータ11が設けられている。
【0006】この様な集束イオンビーム装置において、
例えば、デポジションを行う場合、外部からの指令に基
づいてアクチュエータ10を作動させ、ガス供給コント
ロール用バルブ9を被照射物方向に移動させガス化材料
収納部6とガス導入管7との間を遮断した状態にしてお
き、排気手段(図示せず)により被照射物チャンバー2
内を所定の真空度にした後、加熱用ヒータ11をオンの
状態にしてガス化材料収納部6に収容されたガス化材料
(例えば、デポジション等の場合には、有機金属)を加
熱し昇華(ガス化)させる。この時、外部からの指令に
基づいてアクチュエータ10を作動させ、前記ガス供給
コントロール用バルブ9を反被照射物方向に移動させガ
ス化材料収納部6とガス導入管7との間を連通した状態
する。この結果、前記収納部6で昇華したガス化材料は
ガス導入管7を通り、その先端のノズル部から被照射物
3上に向け吹き出される。このガス化材料の被照射物上
への噴射と共に、集束イオンビーム光学系鏡筒1のイオ
ン源(図示せず)からの集束イオンビームを被照射物上
の所定の位置に照射することにより、その位置にガス化
材料が堆積する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、被照射物にエッ
チングを施す場合、エッチング向上に最適な腐食性ガス
はエッチング対象物の種類により異なる。又、被照射物
上に複数種類の被照射物のデポジションを行う場合があ
り、この様なデポジションを行う場合や、前記最適なエ
ッチングを行うような場合、それぞれガス化材料の異な
った複数のガス導入機構を被照射物チャンバー2に取り
付け、使用する種類のガス化材料が収容されたガス導入
機構のみを被照射物に近づけ、他のガス導入機構を使用
中のガス導入機構と干渉しないように被照射物から離す
ようにしている。又、台数に関係なくガス導入機構が取
り付けられた集束イオンビーム装置において、エッチン
グやデポジションを行わずに、被照射物上にパターンを
描画したり、被照射物上の微小箇所に集束イオンビーム
を照射する事により検出された微小箇所からのイオンに
基づいて微小箇所の分析など行う場合にはガス導入機構
を被照射物から離すようにしている。
【0008】この様にガス導入機構を被照射物に近づけ
たり離したりするために、図1では特に示さなかった
が、例えば、前記ガス導入機構5全体を被照射物3方向
に移動させたり、反被照射物に移動させたりするアクチ
ュエーター等から成るリトラクタブル機構を被照射物チ
ャンバー2に別に取り付ける必要があった。この様に別
途リトラクタブル機構を設けることにより、ガス導入機
構とリトラクタブル機構を合わせたものは極めて大きな
ものとなり、集束イオンビーム装置全体が大きなものと
なっていた。
【0009】本発明は、この様な問題点を解決する為に
なされたもので、新規な集束イオンビーム装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の集束イオンビー
ム装置は、被照射物に集束イオンビームを照射するため
のイオンビーム照射系と、被照射物上のイオンビーム照
射箇所にガスを吹き付けるためのガス導入機構を被照射
物チャンバーに取り付けた集束イオンビーム装置であっ
て、前記ガス導入機構の少なくとも前記被照射物に対向
するガス導入管が共通のアクチュエーターの駆動により
ガスを吹き付ける時の位置と吹き付けない時の位置の間
で移動可能に構成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の集束イオンビーム装置は、被照射
物に集束イオンビームを照射するためのイオンビーム照
射系と、被照射物上のイオンビーム照射箇所にガスを吹
き付けるためのガス導入機構を被照射物チャンバーに取
り付けた集束イオンビーム装置であって、前記ガス導入
機構は、ガス化材料室及び該ガス化材料室でガス化した
ガスを前記被照射物上に導くためのガス導入管を有し且
つ被照射物方向及び反被照射物方向に移動可能に構成さ
れているガス導入系ケーシングと、前記ガス化材料室を
被照射物方向及び反被照射物方向に移動させて該ガス化
材料室内のガスを前記ガス導入管へ流したり、或いは該
流れを止めたりするバルブ機構を駆動する様に成したガ
ス化材料室バルブ駆動軸とを備えており、前記ガス導入
系ケーシングに沿って共通のアクチュエーターの駆動に
より移動可能に該ガス導入系ケーシングに前記ガス化材
料室バルブ駆動軸を取り付ける様に成したことを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0013】図2は本発明の集束イオンビーム装置の1
概略例を示したもので、図中前記図1と同一記号の付さ
れたものは同一構成要素を示す。
【0014】図中21はガス導入機構で、被照射物チャ
ンバー2の上部壁に取り付けられている。22は径の大
きい管部と細管部(ガス導入管)22Sから成るガス導
入系ケーシングで、径の大きい管部の内側に、先端部に
ガス化材料室23が取り付けられたガス化材料室バルブ
駆動軸24がはめ込まれている。尚、前記細管部22S
の先端はノズル状に成っている。
【0015】ガス化材料室23内には先端部にバルブ2
5が取り付けられたバルブ用スプリング26が取り付け
られており、該ガス化材料室内にはガス化材料が収納さ
れている。前記バルブ25は前記スプリング26の押圧
力により前記ガス導入ケーシング22の内部に設けら
れ、前記細管部(ガス導入管)22Sに繋がった凸部分
27の開口を塞ぐように該開口部に常に接触しており、
ガス供給時、ガス化材料室バルブ駆動軸24が被照射物
3方向に押し込まれることにより、該スプリング26が
縮んでガス材料室23の外枠のみが被照射物方向に移動
する事によって、前記凸部分27の側部の開口近傍に開
けられたガス流路27Hを介してガス化したガス化材料
がガス導入系ケーシング22の細管部22Sを通って被
照射物3上に吹き出されるように成っている。
【0016】前記ガス化材料室バルブ駆動軸24は上述
した様に前記ガス導入系ケーシング22内にはめ込まれ
ているが、ガス化材料室バルブ駆動軸24がガス導入系
ケーシング22内で移動でき且つ該ガス導入系ケーシン
グ22から抜けない様に、ガス化材料室バルブ駆動軸2
4に開けられた長穴28とガス導入系ケーシング22間
に抜け止め用ピン29が設けられている。ガス材料を被
照射物上に供給しない時には、この長穴28の長径と抜
け止め用ピン29の外径の差がガス化材料室バルブ駆動
軸24と前記ガス導入系ケーシング22のギャップGに
対応している。
【0017】30はガス導入機構取り付け用フランジ
で、前記ガス導入系ケーシング22の外周の一部を支持
するようにチャンバー2の外壁に取り付けられている。
【0018】前記ガス導入系ケーシング22の外側には
鍔部31が設けられており、該鍔部と前記フランジ30
の間にはリトラクタブルスプリング32が取り付けられ
ており、ガス導入ケーシング22を被照射物近傍(ガス
化材料供給位置)に近づける時、ターゲットガス導入系
ケーシング22を被照射物方向に押し込み、該押し込み
によりリトラクタスプリング32が縮んで前記ガス導入
系ケーシング22が被照射物3方向に移動し、前記鍔部
31が前記フランジ30の端部33にぶつかることによ
って、ガス導入系ケーシング22の細管先端部がターゲ
ット3に近い位置(ガス供給位置)に来る様に成ってい
る。尚、前記ガス導入系ケーシング22は直線移動のみ
して回転しないように、該ガス導入系ケーシング22と
前記フランジ30の間には回転止め用ピン34が設けら
れている。
【0019】35は前記ガス導入系ケーシング22とガ
ス化材料室バルブ駆動軸24を駆動するためのアクチュ
エーター、36は該アクチュエーターにより中心軸Oに
沿って回転するアクチュエーター軸、37は該アクチュ
エーター軸に取り付けられ、前記ガス導入系ケーシング
22とガス化材料室バルブ駆動軸24に接触しながら回
転するアクチュエーター出力棒である。38は前記アク
チュエータ35を支持するアクチュエーター支持枠で、
前記ガス導入機構取り付け用フランジ30に取り付けら
れている。
【0020】前記ガス導入系ケーシング22とガス化材
料室バルブ駆動軸24には図3に示す様に、それぞれ、
例えば、右肩上がりの螺旋状の段差39,40が形成さ
れており、前記アクチュエーター出力棒37がこの段差
に接触する様に前記アクチュエーター軸36に取り付け
られている。又、該アクチュエーター出力棒37がガス
導入系ケーシング22の段差39からガス材料室バルブ
駆動軸24の段差40への接触がスムーズに行くよう
に、該アクチュエーター出力棒37の先端部は、ガス導
入系ケーシング22とガス化材料室バルブ駆動軸24ギ
ャップGの長さdより大きい径の球状に形成されてい
る。尚、特に図示しないが、前記ガス導入ケーシング2
2の細管部22S及び/若しくは該細管部に近い系の大
きな管部の外周には加熱用ヒータが設けられている。
【0021】この様な集束イオンビーム装置において、
例えば、デポジションを行う場合についてその動作を以
下に説明する。
【0022】最初の状態、即ち、被照射物上へのガス材
料を供給しない時の状態においては、図2に示す様に、
アクチュエーター出力棒37の先端がガス導入系ケーシ
ング22の段差39の一番下(先端部)辺りに接触して
おり、ガス導入系ケーシング22の細管部22Sの最先
端が被照射物3から離れた状態にあり、又、ギャップG
がdの距離に維持されているので、ガス化材料室23の
内部とガス導入系ケーシング22の細管部22Sの凸部
のガス流路27Hとはバルブ25により遮断された状態
にある。
【0023】この様な状態において、被照射物3上にガ
ス化材料を供給する場合、外部からの指令に基づいてア
クチュエータ35を作動させ、アクチュエーター軸36
を介してアクチュエーター出力棒37を反時計方向に回
転させる。この様にガス導入系ケーシング22の段差3
9の一番下(先端部)辺り接触していたアクチュエータ
ー出力棒37を反時計方向に回転させると、アクチュエ
ーター出力棒37の先端部が段差39を押圧することに
なり、該押圧によりリトラクタブルスプリング32が縮
んで行き、ガス導入系ケーシング22の鍔部31がフラ
ンジ30の最端部33にぶつかるまでガス導入系ケーシ
ング22が中心軸Oに沿って被照射物3方向に移動す
る。該ガス導入系ケーシング22の鍔部31がフランジ
30の最端部33にぶつかった時、細管部22Sの先端
がガス材料供給位置に来る。
【0024】更に、アクチュエーター出力棒37が反時
計方向に回転を続けると、アクチュエーター出力棒37
の先端部がガス導入系ケーシング22の段差39からガ
ス化材料室バルブ駆動軸24の段差40を押圧する事に
なり、該押圧によりガス化材料室バルブ駆動軸24が中
心軸Oに沿って被照射物3方向にギャップの距離dだけ
移動する。該ガス化材料室バルブ駆動軸24の移動によ
り、バルブ用スプリング25が縮んでガス化材料室23
の外枠のみ被照射物方向に移動する事によって、ガス化
材料室23内で既に加熱コイル(図示せず)による加熱
によりガス化されたガス化材料がガス流路27Hを介し
て細管部22Sを通って被照射物3上に吹き出される。
【0025】このガス化材料の被照射物上への噴射と共
に、集束イオンビーム光学系鏡筒1のイオン源(図示せ
ず)からの集束イオンビームを被照射物上の所定の位置
に照射することにより、その位置にガス化材料が堆積す
る。
【0026】次に、ガス化材料供給を止めてガス導入系
ケーシング細管部22Sを最初の位置に戻す場合には、
前記ガス化材料供給時と全く逆の動作をさせる。即ち、
外部からの指令に基づいてアクチュエータ35を作動さ
せ、アクチュエーター軸36を介してアクチュエーター
出力棒37を時計方向に回転させる。すると、この時点
でガス化材料室バルブ駆動軸24の段差40の一番上辺
りを押圧しているアクチュエーター出力棒37の先端部
が段差40の押圧を解除することになり、該押圧解除に
従ってガス化材料室バルブ駆動軸24が中心軸Oに沿っ
て反被照射物方向にギャップの距離dだけ移動する。該
移動に連動してバルブ用スプリング25が伸びてガス化
材料室23の外枠のみが反被照射物方向に移動する事に
よって、ガス化材料室23内部とガス流路27Hとの間
がバルブ26により遮断され、被照射物3上へのガス化
材料の吹き出しが止まる。
【0027】更に、アクチュエーター出力棒37が時計
方向に回転を続けると、アクチュエーター出力棒37の
先端部がガス導入系ケイシング22の段差39部分へ差
し掛かり、該段差への押圧を解除するので、該解除に従
ってシングリトラクタブルスプリング32が縮んで行
き、それに従って、アクチュエーター出力棒37の先端
部が段差39の先端部(最下部)に来る迄ガス導入系ケ
イシング22が中心軸Oに沿って反被照射物方向に移動
する。このアクチュエーター出力棒37の先端部が段差
39の先端部(最下部)に来た時が図2に示す最初の状
態である。
【0028】以上説明したように、1つのアクチュエー
ターによりガス導入機構の少なくともガス導入管を被照
射物に近づけたり離したりすることが出来、ガス導入機
構が小型化したばかりか、この様なガス導入機構を備え
た集束イオンビーム装置も結果的にコンパクトになる。
【0029】尚、前記例ではガス導入系ケイシング22
に設けた段差39及びガス化材料室バルブ駆動軸24に
設けた段差40は右肩上がりのものであったが、共に左
肩上がりのものでも良い。但し、左肩上がりの段差の場
合には、チュエーター出力棒37の回転方向は右肩上が
りの段差の場合と逆になる。即ち、ガス化材料給時には
時計方向、ガス化材料供給を止める場合には反時計方向
に回転させる。
【0030】又、図4に示す様に、ガス導入系ケイシン
グ22′の径をガス化材料室バルブ駆動軸24′の径よ
り小さくし、ガス導入系ケイシング22′に複数周の段
差39′を設け、アクチュエーター出力棒37′の先端
部に該段差39′に接触する接触子41を、該先端部よ
り反被照射物側に前記ガス化材料室バルブ駆動軸24′
に設けられた段差40′に接触する接触子42をそれぞ
れ設け、最初に接触子41がガス導入系ケイシング2
2′の段差39′に接触し、その後、接触子42がガス
化材料室バルブ駆動軸24′の段差40′に接触するよ
うに成しても良い。この様に成せば、アクチュエーター
35の出力が可成り小さく済む。
【0031】又、前記例ではデポジションを行う場合を
説明したが、エッチング等を行う場合にも当然のことな
がら応用可能である。
【0032】又、前記例では1つのガス導入機構を備え
た場合を説明したが、複数のガス導入機構を備えた場合
にも応用可能である。
【0033】又、前記例で説明したガス導入機構は図2
及び図3に示したものに限定されないことは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の集束イオンビーム装置の1概略例を示
している。
【図2】 本発明の集束イオンビーム装置の1概略例を
示している。
【図3】 本発明の集束イオンビーム装置の一部詳細例
を示している。
【図4】 本発明の集束イオンビーム装置の他の一部詳
細例を示している。
【符号の説明】
1…集束イオンビーム光学鏡筒 2…被照射物チャンバー 3…被照射物 4…ステージ 5…ガス導入機構 6…ガス化材料収納部 7…ガス導入管 8…空間部 9…ガス供給コントロール用バルブ 10…アクチュエータ 11…加熱用ヒータ 21…ガス導入機構 22…ガス導入系ケーシング 22S…細管部 23…ガス化材料室 24…ガス化材料室バルブ駆動軸 25…バルブ 26…バルブ用スプリング 27…凸部 27H…ガス流路 28…長穴 29…抜け止め用ピン 30…ガス導入機構取り付け用フランジ 31…鍔部 32…リトラクタブルスプリング 33…最端部 34…回転止め用ピン 35…アクチュエーター 36…アクチュエーター軸 37…アクチュエーター出力棒 38…アクチュエーター支持枠 39,40…段差 G…ギャップ 41,42…接触子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被照射物に集束イオンビームを照射する
    ためのイオンビーム照射系と、被照射物上のイオンビー
    ム照射箇所にガスを吹き付けるためのガス導入機構を被
    照射物チャンバーに取り付けた集束イオンビーム装置で
    あって、前記ガス導入機構の少なくとも前記被照射物に
    対向するガス導入管が共通のアクチュエーターの駆動に
    よりガスを吹き付ける時の位置と吹き付けない時の位置
    の間で移動可能に構成されている集束イオンビーム装
    置。
  2. 【請求項2】 被照射物に集束イオンビームを照射する
    ためのイオンビーム照射系と、被照射物上のイオンビー
    ム照射箇所にガスを吹き付けるためのガス導入機構を被
    照射物チャンバーに取り付けた集束イオンビーム装置で
    あって、前記ガス導入機構は、ガス化材料室及び該ガス
    化材料室でガス化したガスを前記被照射物上に導くため
    のガス導入管を有し且つ被照射物方向及び反被照射物方
    向に移動可能に構成されているガス導入系ケーシング
    と、前記ガス化材料室を被照射物方向及び反被照射物方
    向に移動させて該ガス化材料室内のガスを前記ガス導入
    管へ流したり、或いは該流れを止めたりするバルブ機構
    を駆動する様に成したガス化材料室バルブ駆動軸とを備
    えており、前記ガス導入系ケーシングに沿って共通のア
    クチュエーターの駆動により移動可能に該ガス導入系ケ
    ーシングに前記ガス化材料室バルブ駆動軸を取り付ける
    様に成した集束イオンビーム装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス導入系ケーシングとガス化材料
    室バルブ駆動軸の反被照射物側の一部外周に被照射物か
    ら離れるに従って幅が広くなる段差を設け、該段差に接
    触して回転する曲面体部を有する押圧体を共通アクチュ
    エーターに取り付けた請求項2記載の集束イオンビーム
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス導入系ケーシングの径を前記ガ
    ス化材料室バルブ駆動軸の径より小さくし、該ガス導入
    系ケーシングに複数周の段差を設けた請求項3記載の集
    束イオンビーム。
  5. 【請求項5】 前記押圧体を駆動する共通アクチュエー
    ターを支えた支持体を被照射物チャンバー壁に取り付け
    た請求項3記載の集束イオンビーム。
  6. 【請求項6】 前記ガス導入系ケーシングが反被照射物
    方向に常に押圧されるように該ガス導入系ケーシングを
    チャンバー壁に取り付け、前記ガス化材料室が反被照射
    物方向に常に押圧されるように該ガス化材料室を前記ガ
    ス導入系ケーシング内に設ける様に成し、前記押圧体の
    駆動により前記ガス化材料室駆動軸を介したガス化材料
    室と前記ガス導入系ケーシングとを前記押圧に抗して移
    動出来る様に成した請求項3記載の集束イオンビーム。
  7. 【請求項7】 前記ガス導入系ケーシングの外周に鍔部
    を設け、該鍔部とチャンバー壁との間に弾性体を取り付
    けて該ガス導入系ケーシングが反被照射物方向に常に押
    圧されるように成し、前記ガス化材料室の被照射物側に
    前記ガス導入管より大きい孔を開け、前記ガス導入管の
    側部の開口近傍に孔を開け、前記ガス導入管の開口を塞
    ぐ大きさのバルブを該開口端に押圧する様にガス化材料
    室に弾性体を取り付け、前記押圧体の駆動により前記ガ
    ス化材料室駆動軸を介したガス化材料室と前記ガス導入
    系ケーシングとを前記押圧に抗して移動出来る様に成し
    た請求項3記載の集束イオンビーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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