JP2001266383A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001266383A
JP2001266383A JP2000077163A JP2000077163A JP2001266383A JP 2001266383 A JP2001266383 A JP 2001266383A JP 2000077163 A JP2000077163 A JP 2000077163A JP 2000077163 A JP2000077163 A JP 2000077163A JP 2001266383 A JP2001266383 A JP 2001266383A
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tilt
signal
track
correlation
optical
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JP2000077163A
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Kazuo Watabe
一雄 渡部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスクと光ヘッドの相対的な傾きを精度良く
検出することができ、チルト検出のためにディスクの容
量を低下させることなく、ラジアル及びタンジェンシャ
ル方向のチルトを同時に検出可能な光ディスク装置を提
供すること。 【解決手段】3ビームを用いて再生した隣接3トラック
の信号を複数の遅延素子を用いて基準再生点を中心とし
たディスク上の一定範囲の再生信号をタップ信号として
検出する。これらのタップ信号のうち、目標トラックの
ミラー部を再生しているタイミングのみを抽出して基準
再生点の信号との相関値を取り、相関値間の演算を行な
うことによりディスクと光学系の相対的な傾きを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクと光デ
ィスクに対して光ビームを照射する光ヘッドとの相対的
な傾きを求める光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは高密度化が進み、ディスク
を再生する光学系はビームスポット径の縮小を要求され
る。ビームスポット径は、光源の波長に比例し、対物レ
ンズの開口数(NA)に反比例する。したがって高密度
化に伴い光源の波長は短波長化する必要がある。また、
ディスクの基板厚を一定とすると、ディスクチルト時に
発生するコマ収差は波長に反比例して増加するため、短
波長化分だけコマ収差が増加することになる。
【0003】したがって、高密度化に伴ってディスクチ
ルトに伴う再生信号の歪みは増大する方向にあるため、
ディスクと光ヘッドの相対的なチルトを補正して収差に
よる影響をキャンセルしようとする技術が注目されてい
る。そのような技術を支える要素として、ディスクと光
ヘッドの相対的なチルト量や方向を検出する技術が重要
となってくる。
【0004】このようなディスクのチルトを検出する試
みがこれまでになされてきた。例えば特開平7−210
888に開示されている光ディスク再生装置がある。こ
れは、目標トラック再生信号における基準時点の再生信
号と基準時点から前後に一定時間ずつ離れた第1、第2
時点での再生信号との、第1および第2の相関をそれぞ
れ計算し、第1の相関と第2の相関との差分を求めて、
光ディスク上のトラックのタンジェンシャル方向のチル
ト量を検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−21088
8に開示されている光ディスク再生装置では、検出でき
るチルトは光ディスク上のトラックの正接方向(タンジ
ェンシャルチルト)のみであり、トラック法線方向のチ
ルト(ラジアルチルト)を検出することは原理的に不可
能である。トラックピッチが縮小された高密度光ディス
クではラジアルチルトのマージンが狭くなる傾向にある
ため、これを補正するためにラジアルチルトを検出する
必要性が高く、この光ディスク再生装置では十分なマー
ジンを確保できなくなる可能性がある。
【0006】また、この公知例ではチルトを正確に検出
するためには、長いピット領域に挟まれた短いミラー領
域といった孤立パターンを発生させる基準パターンを光
ディスク上に予め用意させておく必要がある。このよう
にチルト検出のために特殊なパターンを用意すること
は、ディスク容量の低下を招いてしまい、できれば避け
たい方法である。
【0007】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、ディスクと光ヘッドの相対
的な傾きを精度良く検出することができ、チルト検出の
ためにディスクの容量を低下させることなく、ラジアル
及びタンジェンシャル方向のチルトを同時に検出可能な
光ディスク装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の光ディスク装置は、以下の
ように構成されている。
【0009】本発明のチルト検出装置は、光ディスク上
の目標トラックとその両側隣接トラックの3トラックに
光ビームを同時に照射し、これら3トラックに記録され
た情報が反映された反射光を検出する光学手段と、前記
光学手段により検出された反射光に反映された情報を電
気信号に変換し、再生信号として提供する再生手段と、
前記再生手段から提供される3トラックの再生信号の前
記光ディスク上でのトラック接線方向のずれ量を補正す
る補正手段と、目標トラックの再生信号の基準再生点の
信号とその前後一定距離ずつ離れた点における再生信号
を同時に出力させるとともに、両側隣接トラックの基準
再生点の信号とその前後一定距離ずつ離れた点における
再生信号を同時に出力させる遅延手段と、前記目標トラ
ックの基準再生点の信号と、同時に出力される前記再生
信号群との各々の相関をそれぞれ計算して出力する相関
演算手段と、前記相関演算手段出力のうち複数の出力を
用いて演算することにより前記光ディスクと前記光学手
段との相対的なチルトを算出するチルト演算手段と、前
記チルト演算手段の出力を積分してチルト信号とする積
分手段とを有し、前記積分手段は目標トラックの基準再
生点が前記光ディスク上のマークでない領域を再生して
いるときのみ前記チルト演算手段の出力を積分すること
により、精度良くチルトを検出する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の光ディスク装置の一例に相
当するディスクチルト検出装置の概略構成を表す図であ
る。
【0012】ディスクチルト検出装置は大きく分けて、
光ディスクから情報を検出する光学ヘッド部10と、信
号処理部20に分けられる。
【0013】レーザ光源1より放射された光ビームはコ
リメートレンズ2で平行光となり、回折格子3に入射す
る。回折格子において回折された0次光、および±1次
光の3本のビームは、偏光ビームスプリッタ(以下PB
S)4、4分の1波長板5を透過し、対物レンズ6によ
り光ディスク7の情報記録面に集光される。
【0014】集光されたビームは、図示しないフォーカ
スサーボ・トラッキングサーボ系により、記録面上に最
良の微小スポットが得られる状態で維持されるように制
御が掛けられる。
【0015】このときの光ディスク記録面上でのビーム
スポットの配置の例を図2に示す。
【0016】光ディスク7には情報信号がデジタル変調
方式によって変調された信号としてスパイラル状あるい
は同心円状にマーク列として記録されている。マーク列
は物理的な凹凸によって形成されるピット列であっても
良いし、記録膜の相変化によってアモルファス化された
暗部によるマーク列であっても良い。
【0017】光ディスク7上に形成された3個のビーム
スポットのうちメインビームが再生すべきデータが記録
された目標トラック(Track n)に照射され、そ
の両隣接トラック(Track n−1, Track
n+1)に左ビームおよび右ビームが照射される。
【0018】これらのビームスポットによる反射光は対
物レンズ6を逆方向に透過し、再度平行光となる。
【0019】反射光は4分の1波長板5を透過し、入射
光に対して垂直な偏光を持ち、PBS4では反射され
る。PBS4で反射されたビームは集光レンズ8により
収束光となり、光検出器9に入射される。光検出器9は
複数の領域に分割されており、3ビームによる信号は独
立に検出される。このとき、メインビームによる反射光
は光電変換されて信号Scとなり、左ビームおよび右ビ
ームによる反射光は各々信号Sl,Srとなる。
【0020】メインビームによる再生信号Scは等化回
路21にて周波数特性が補正される。さらに、復調回路
22にて所定の変調方式に対応した復調動作を施されて
記録された情報が再生される。
【0021】一方、信号Sl,Sc,Srは、それぞれ
遅延回路11,12,13に送られ、各ビームの照射位
置のトラック走査方向の時間的ずれを補正される。すな
わち、遅延回路11,12,13通過後の信号は、3ビ
ームが図2の右ビーム中心を通りディスク半径方向に平
行な線30上に並んで各トラックを走査した場合と同等
な信号となる。
【0022】したがって、光ディスク上で最も先行した
位置を再生したビーム(図2では左ビーム)に対する遅
延量は最も長く、最後方を再生したビーム(図2では右
ビーム)に対する遅延量は最も短くなる。このとき、遅
延回路11〜13のうち最も短い遅延量を与える遅延回
路は省略しても構わない。
【0023】遅延回路11,12,13で互いの位相ず
れを補正された信号Sl’,Sc’,Sr’はチルト検
出部14に入力される。このチルト検出部14にて、光
ディスクと光学系の相対的なチルトのうち、ディスク上
のトラック接線方向のチルト(タンジェンシャルチル
ト)とトラック法線方向のチルト(ラジアルチルト)を
同時に検出する。検出されたそれぞれのチルト信号は積
分回路15に入力される。このとき、スペース検出回路
16はセンタートラック再生信号Sc’をモニタして、
目標トラックに含まれる信号系列におけるスペース部
(ミラー部)のタイミングを抽出する。積分回路15で
はこのスペース検出回路16が検出したタイミングにお
けるチルト信号が積分され、その信号に補正係数乗算器
17で積分したスペースの累積長に応じた補正係数が掛
けられて検出チルト量として出力される。
【0024】図3にチルト検出部14の内部構成を示
す。チルト検出部は大きく分けて相関演算回路18とチ
ルト演算回路19に分けられる。相関演算回路18は、
3ビーム再生信号からチルト検出に必要となる光ディス
ク上のポイントのタップ信号を取りだし、メインビーム
の基準再生点との相関値を演算して出力する回路であ
る。一方、チルト演算回路19では、これら相関値の中
からタンジェンシャルチルトおよびラジアルチルトを検
出するために必要な信号を用いて演算処理を行ない、結
果を出力する。
【0025】相関演算回路18の内部構造を図4に示
す。
【0026】相関演算回路18に入力された3ビームに
よる再生信号Sl’,Sc’,Sr’は、それぞれ遅延
回路31,32,33に入力される。
【0027】信号Sl’に対する遅延回路31は複数
段、この例では2段の単位遅延素子34,35を縦続接
続したものであり、複数個のタップ信号、この例では3
個のタップ信号L(−1),L(0),L(1)を取り
出すことができる。各遅延素子は信号Sl’がアナログ
信号である場合には例えばディレイラインによって構成
される。デジタル信号である場合には例えばDフリップ
フロップにて構成することが出来る。この例では全ての
遅延素子はτの遅延時間をもつ素子であるが、各々異な
る遅延時間を持たせることも可能である。
【0028】一方、信号Sc’に対する遅延回路32は
複数段、この例では2段の単位遅延素子36,37を縦
続接続したものであり、複数個のタップ信号、この例で
は3個のタップ信号C(−1),C(0),C(1)を
取り出すことができる。この例では全ての遅延素子はτ
の遅延時間をもつ素子であるが、各々異なる遅延時間を
持たせることも可能である。
【0029】さらに、信号Sr’に対する遅延回路33
は複数段、この例では2段の単位遅延素子38,39を
縦続接続したものであり、複数個のタップ信号、この例
では3個のタップ信号R(−1),R(0),R(1)
を取り出すことができる。この例では全ての遅延素子は
τの遅延時間をもつ素子であるが、各々異なる遅延時間
を持たせることも可能である。
【0030】以上の遅延回路31,32,33から得ら
れるタップ信号L(−1),L(0),L(1),C
(−1),C(0),C(1),R(−1),R
(0),R(1)に対応した光ディスク上の位置関係を
示した図が図5(a)である。この図では、光ディスク
と光学系に相対的なチルトが無い場合のメインビームス
ポットの等高線図と、目標トラックおよび両側隣接トラ
ックの位置を重ね合わせて表示しており、タップ信号C
(0)が得られる瞬間のメインビームスポット位置を表
している。
【0031】タップ信号C(1)はビームスポットがタ
ップ信号C(0)が得られる位置から前方に距離D離れ
た位置を再生したときに得られる信号であり、タップ信
号C(−1)はビームスポットがタップ信号C(0)が
得られる位置から後方に距離D離れた位置を再生したと
きに得られる信号である。このとき、ビームがトラック
を走査する速度をvとすると距離Dと遅延素子の遅延時
間τにはD=vτなる関係が成り立つ。
【0032】信号Sl’,Sc’,Sr’は、3ビーム
が互いに半径方向に揃った位置を再生した場合の信号と
なるように遅延回路11,12,13によって位相が補
正されている。したがって、タップ信号L(0)とR
(0)は、タップ信号C(0)が得られる目標トラック
上の位置に対して半径方向に揃った隣接トラック上の位
置を各々左ビーム、右ビームが再生したときに得られる
信号である。
【0033】同様に、タップ信号L(−1)とR(−
1)、タップ信号L(1)とR(1)は、それぞれタッ
プ信号C(−1)、C(1)が得られる目標トラック上
の位置に対して半径方向に揃った隣接トラック上の位置
を左ビーム、右ビームが再生したときに得られる信号で
ある。
【0034】したがって、タップ信号C(0)を基準再
生点とすると、前後左右の再生信号がタップ信号として
得られたことになる。
【0035】なお、この例では各トラック3タップの信
号を取り出したが、本発明の効果は3タップに限らず、
特にタップ数に制限はない。
【0036】さらに、相関演算回路18では、基準再生
点のタップ信号C(0)と残りのタップ信号との相関を
求める。これには、タップ信号C(0)と残りのタップ
信号各々との乗算により相関値を求めている。こうし
て、タップ信号L(−1),L(0),L(1)とタッ
プ信号C(0)との相関値CL(−1),CL(0),
CL(1)、タップ信号C(−1),C(1)とタップ
信号C(0)との相関値CC(−1),CC(1)、タ
ップ信号R(−1),R(0),R(1)とタップ信号
C(0)との相関値CR(−1),CR(0),CR
(1)が得られる。これらの相関値をチルト演算回路1
9へと出力する。
【0037】チルト演算回路19は、例えば、図6で表
されるような加算器41、減算器42を含む回路によっ
て構成される。
【0038】このとき、演算回路19は、タンジェンシ
ャルチルト信号を(CL(1)+CR(1))−(CL
(−1)+CR(−1))なる演算により得ると同時
に、ラジアルチルト信号をCL(0)−CR(0)なる
演算により得るものである。
【0039】これらの演算によりタンジェンシャルチル
トおよびラジアルチルト信号が得られる理由を説明す
る。
【0040】メインビームがミラー領域を再生した場
合、メインビームによる反射光は最大の光量となり再生
信号は最大レベルであるミラーレベルを取ることにな
る。しかし、実際には目標トラックがミラー領域であっ
ても隣接トラックにピットある場合には、隣接トラック
のピットにメインビームの一部掛かることにより、再生
信号はミラーレベルよりも低下することになる。この低
下レベルは、隣接トラックへのメインビームの掛かり方
と隣接トラックのピット位置に依存することになる。
【0041】光ディスクと光学系に相対的なチルトが無
い場合には、メインビームスポットは図5(a)に示す
ように目標トラックに対して左右対称なビーム形状とな
るため、隣接トラックへのメインビームの広がり方は左
右隣接トラックで同一と考えて良い。したがって、タッ
プ信号L(1)とR(1)、L(0)とR(0)、L
(−1)とR(−1)のそれぞれの検出位置におけるピ
ットからのメインビーム再生信号への漏れ込み度合いは
互いに等しいと考えて良い。つまり、十分長い再生信号
系列を考えた場合、例えばタップ信号L(1)とメイン
ビームの再生信号であるタップ信号C(0)との相関値
CL(1)と、タップ信号R(1)とタップ信号C
(0)との相関値CR(1)は等しくなると考えて良
い。すなわち、この2つの相関値の差分を取った場合に
は0となると考えられる。同様にして、相関値CL
(0)とCR(0)の差分や相関値CL(−1)とCR
(−1)の差分も0となると考えられる。すなわちこれ
らの演算結果はチルト量を反映する量となっている。
【0042】一方、光ディスクと光学系に相対的にラジ
アルチルトが0.6度生じた場合には、図5(b)に示
すように目標トラックに対して左右非対称なビーム形状
となり、左右の隣接トラックでメインビームスポットの
掛かり方が大きく異なる。したがって、左右の隣接トラ
ック上のトラック方向について同一位置にあるタップ
(例えばL(1)とR(1))におけるピットからのメ
インビーム再生信号への漏れ込み度合いには大きな差が
生ずる。この図の例で言うと、タップR(1)とR(−
1)とL(0)の位置においてはメインビームのサイド
ローブの高光強度部が掛かっているため、メインビーム
再生信号への漏れ込み度合いは大きいが、タップL
(1)とL(−1)とR(0)の位置においてはメイン
ビームの光強度が低いため、メインビーム再生信号への
漏れ込みの度合は比較的小さい。つまり、十分長い再生
信号系列を考えた場合、例えばタップ信号L(1)とメ
インビーム再生信号であるタップ信号C(0)との相関
値CL(1)と、タップ信号R(1)とタップ信号C
(0)との相関値CR(1)には一定の差が生じると考
えて良い。すなわち、この2つの相関値の差分を取った
場合には、0ではなくラジアルチルトに応じて一定の値
が得られると考えれる。同様にして、相関値CL(0)
とCR(0)との差分や相関値CL(−1)とCR(−
1)との差分も、ラジアルチルトに応じた一定の値が得
られると言える。
【0043】メインビームによるサイドローブの強度は
光ディスクと光学系の相対的なチルト量に対して強い正
の相関を持っているため、上述の隣接トラックに掛かる
サイドローブ強度による漏れ込みの度合いもチルト量に
対して強い正の相関を持つ。したがって、上述したタッ
プ信号の相関値の差がチルト量を表すようになることが
分かる。
【0044】実際に、ラジアルチルト量と相関値の演算
結果との関係を表したグラフの一例を図7に示す。この
例では、目標トラックがミラー領域である場合のCL
(0)−CR(0)なる相関値間の演算結果とラジアル
チルト量との関係を表している。相関値演算結果とチル
トとはほぼ比例関係にあり、この演算によりラジアルチ
ルト量と方向が検出可能であることが分かる。
【0045】一方、タンジェンシャルチルトについても
同様な議論で検出が可能である。光ディスクと光学系に
相対的なチルトが無い場合には、メインビームスポット
は図5(a)に示したように目標トラックに対して左右
対称で、かつメインビームスポット中心について走査方
向に前後対称形である。したがって、メインビームの広
がり方は各トラックでタップ位置L(0),C(0),
R(0)を中心に前後対称となっている。したがって、
タップ信号L(1)とL(−1)、R(1)とR(−
1)のそれぞれの検出位置におけるピットからのメイン
ビーム再生信号への漏れ込み度合いは等しいと考えて良
い。つまり、十分長い再生信号系列を考えた場合、例え
ばタップ信号L(1)とメインビームの再生信号である
タップ信号C(0)との相関値CL(1)と、タップ信
号L(−1)とタップ信号C(0)との相関値CL(−
1)は等しくなると考えて良い。すなわち、この2つの
相関値の差分を取った場合には0となると考えられる。
同様にして、相関値CR(1)とCR(−1)の差分や
目標トラックにおける相関値CC(1)とCC(−1)
の差分についても0となると考えられる。すなわちこれ
らの演算結果はチルト量を反映する量となっている。
【0046】それに対し、光ディスクと光学系に相対的
にタンジェンシャルチルトが0.6度生じた場合には、
図5(c)に示すようにビーム走査方向について前後非
対称なビーム形状となり、各トラックの前後でメインビ
ームスポットの掛かり方が大きく異なる。したがって、
各トラック上の中心タップL(0),C(0),R
(0)を中心として前後対称位置にあるタップ(例えば
L(1)とL(−1))におけるピットからのメインビ
ーム再生信号への漏れ込み度合いには大きな差が生ず
る。この図の例で言うと、タップL(1)とR(1)の
位置においてはメインビームのサイドローブの高光強度
部が掛かっているため、メインビーム再生信号への漏れ
込み度合いは大きいが、タップL(−1)とR(−1)
の位置においてはメインビームの光強度が低いため、メ
インビーム再生信号への漏れ込みの度合は比較的小さ
い。つまり、十分長い再生信号系列を考えた場合、例え
ばタップ信号L(1)とメインビーム再生信号であるタ
ップ信号C(0)との相関値CL(1)と、タップ信号
L(−1)とタップ信号C(0)との相関値CL(−
1)には一定の差が生じると考えて良い。すなわち、こ
の2つの相関値の差分を取った場合には、0ではなくタ
ンジェンシャルチルトに応じて一定の値が得られると考
えれる。同様にして、相関値CR(1)とCR(−1)
との差分も、タンジェンシャルチルトに応じた一定の値
が得られると言える。
【0047】実際に、タンジェンシャルチルト量と相関
値の演算結果との関係を表したグラフの一例を図8に示
す。この例では、目標トラックがミラー領域である場合
のCL(1)+CR(1)−CL(−1)−CR(−
1)なる相関値間の演算結果とタンジェンシャルチルト
量との関係を表している。相関値演算結果とチルトとは
−0.4〜0.4度においてほぼ比例関係にあり、この
演算によりタンジェンシャルチルト量と方向が検出可能
であることが分かる。
【0048】また、実際の光ディスクドライブにおいて
は、図9のようにラジアル方向とタンジェンシャル方向
のチルトが混在している場合が考えられる(図の例で
は、ラジアル方向とタンジェンシャル方向に同一量のチ
ルトがある場合を示す)。
【0049】このような場合においては、上述したラジ
アルチルト検出の演算とタンジェンシャルチルト検出の
演算を同時に行うことにより、各々の方向のチルト検出
が可能である。すなわち、例えば上述した演算 CL
(0)−CR(0)とCR(1)+CL(1)−CR
(−1)−CL(−1)を同時に行なうと、各々の演算
からチルトのラジアル成分とタンジェンシャル成分を同
時に検出することが可能である。
【0050】図10にラジアルチルトとタンジェンシャ
ルチルトが混在した場合の、ラジアルチルト量に対する
CL(0)−CR(0)の変化、およびタンジェンシャ
ルチルト量に対するCR(1)+CL(1)−CR(−
1)−CL(−1)の変化、をプロットした図を示す。
それぞれの信号がラジアルチルト並びにタンジェンシャ
ルチルトをよく反映していることが分かる。但し、この
例でもそうであるようにCL(0)−CR(0)信号の
ラジアルチルト検出感度とCR(1)+CL(1)−C
R(−1)−CL(−1)信号のタンジェンシャルチル
ト検出感度が必ずしも同一でない場合は考えられるの
で、このような場合は前記補正係数乗算器17の補正係
数を調整して両者の感度が一致するようにすると良い。
【0051】さて、上述の計算例では、隣接トラックに
はピット列があるが、目標トラックがミラー領域である
場合について例示した。しかし、実際の光ディスクでは
このような箇所は特別に設けない限りは通常は存在しな
い。したがって、チルト検出のためにこのようなミラー
領域を設けて本発明を適用することもできるが、このと
きはその分ディスク全体の容量のうちユーザデータの占
有率が低下することになる。
【0052】このような問題を解決する方法として、本
発明では目標トラックのユーザデータコード中の比較的
長いスペース部の中央部をミラー領域として抽出する方
法を提案する。図11(a)は目標トラックがミラー領
域の場合、図11(b)は目標トラックにユーザデータ
が記録されている場合のメインビームによる再生の様子
を表した図である。図11(a)のように目標トラック
がミラー領域の場合は、再生信号の連続した全チャネル
ビットについて上述の相関演算を行なえば良い。一方同
図11(b)のように、目標トラックがユーザデータの
場合は、データ中の長いスペース部(例えばDVDの同
期コード中に含まれる長コード14Tのスペース部)を
ミラー領域とみなす。すなわち、このような長いスペー
スのタイミングを抽出して、このタイミング期間のみ上
述の相関演算を有効とするのである。
【0053】このときのスペース検出回路16の動作を
図12により説明する。
【0054】目標トラック再生信号Sc’は、長いスペ
ースを再生するとその信号レベルがミラーレベルに近付
く。したがって、目標トラック再生信号に一定の閾値を
設けて、信号がこのレベルを超えてミラーレベルに近付
いた期間を検出することで、長いスペース部分を検出す
ることができる。すなわち、スペース検出回路16の出
力は図12のグラフ図のように、通常はLowレベルを
出力しておき、目標トラック再生信号レベルが閾値を超
えた期間においてのみHighレベルになるようにする
のである。
【0055】また、DVDの同期コードのように予め長
いスペースが現われるタイミングが分かっている場合に
は、スペース検出回路16はその長スペース出現期間に
合わせて出力レベルをHighにするように動作させれ
ば良い。
【0056】スペース検出回路16の出力を受ける積分
回路15と補正係数乗算器17はこの出力がHighレ
ベルの期間のみ積分および補正係数乗算動作を行なうこ
とで、装置全体として目標トラックが長いスペースであ
る場合のみにチルト検出を実行することができる。こう
することで、ユーザデータ中に含まれるスペース部を抽
出するため、ディスク上にチルト検出のために特別な領
域を設ける必要がなくディスク全体の容量に占めるユー
ザデータの占有率を低下させることがない。
【0057】なお、長いスペースであってもミラー領域
と比べると、その前後端では前後のピットによる影響が
顕著である。したがって、この前後端では上記のタイミ
ング抽出は行なわず、長スペースの中央部のみを抽出す
るとチルト検出精度が向上する。すなわち、例えば11
(b)の中央部にある14Tスペースのうち前後端を削
った中央部nT分(例えば4T分)をタイミング抽出す
ることで、ミラー領域に近い状態を得ることができ、チ
ルト検出精度が向上するのである。
【0058】このように、長スペースの中央部を抽出し
て相関値を求めた結果を表す図を図13に示す。これ
は、14Tスペース部の中央4T分を抽出したときの相
関値間演算CL(0)−CR(0)とラジアルチルト量
との関係を表したものである。相関値演算結果とチルト
とは−0.4度〜0.4度においてほぼ比例関係にあ
り、この演算によりラジアルチルト量と方向が検出可能
であることが分かる。
【0059】また、図14は同様に14Tスペース部の
中央4T分を抽出したときの相関値間演算CL(1)+
CR(1)−CL(−1)−CR(−1)とタンジェン
シャルチルト量との関係を表したものである。この相関
値演算結果とチルトとはほぼ比例関係にあり、この演算
によりタンジェンシャルチルト量と方向が検出可能であ
ることが分かる。
【0060】但し、図13や図14の結果においては、
チルト量の0点と演算結果が0になる点のずれ、すなわ
ち0点オフセットが見られている。これは、目標トラッ
クが純粋にミラー領域ではないことや、メイントラック
および左右の隣接トラックから抽出した信号系列のラン
ダム性に若干差があったことなどが原因と考えられる。
また、各ビームスポットにトラックオフセットがあった
場合なども、このような0点オフセットを引き起こすと
考えられる。
【0061】例えば、左右の隣接トラックのタップ信号
の相関値が、上記のような理由により、どちらかのトラ
ックにおいてのみ全体的に高い値をとる場合がある。こ
のとき、図13のようなラジアルチルト量検出の相関値
演算CL(0)−CR(0)では、チルト量ゼロのとき
でも信号が検出され、結果的に0点オフセットが生ずる
ことになる。このオフセットをキャンセルする方法とし
ては、ラジアルチルト量検出の相関値演算に左トラック
から右トラックの差分演算だけでなく、右トラックから
左トラックの差分演算を加えてやることが効果的であ
る。ただし、この逆方向の差分演算のうち、検出チルト
も同様に逆符号になる演算を加算すると、肝心のチルト
検出感度が低下してしまうためあまり好ましくない。し
かし、図5(b)から分かるように、L(1)とR
(1)のタップ位置におけるビーム強度の強弱とL
(0)とR(0)のタップ位置におけるビーム強度の強
弱は、左右で逆転している。したがって、相関値演算C
L(0)−CR(0)とCR(1)−CL(1)は演算
方向は左右逆であるが、検出チルトは同符号になるた
め、両者を加算することによりむしろチルト検出感度が
向上することが期待できる。同様なことがCR(−1)
−CL(−1)なる演算についても言えるため、CL
(0)+CR(1)+CR(−1)−CR(0)−CL
(1)−CL(−1)なる演算により0点オフセットの
抑制とチルト検出感度の向上が期待される。
【0062】図15にこの演算による出力値とラジアル
チルト量の関係を表す。0点のオフセットは10分の1
以下に低減され、チルト検出感度も向上した。
【0063】一方、同一トラック上のタップ信号の相関
値が、走査方向の前後においてどちらか片側のみ高くな
る傾向があるときも考えられる。このような場合、図1
4のようにタンジェンシャルチルト量検出の相関値演算
CL(1)+CR(1)−CL(−1)−CR(−1)
は、チルト量がゼロのときでも信号が検出され、結果的
に0点のオフセットが生ずることになる。このオフセッ
トをキャンセルする方法としては、タンジェンシャルチ
ルト量検出の相関値演算に走査方向前方タップから後方
タップの差分演算だけでなく、走査方向後方タップから
前方タップの差分演算を加えてやることが有効である。
ただし、これもラジアルチルト同様に、この逆方向の差
分演算のうち、検出チルトも同様に逆符号となる演算を
加算すると、肝心のチルト検出感度が低下してしまうた
めあまり好ましくない。
【0064】そこで、図16のように、各トラックの中
央タップの前後にタップを設けて信号を抽出する構成を
考える。なお、この図のタップR(2),C(2),L
(2)の位置が図5(c)のタップR(1),C
(1),L(1)の位置に相当する。図16のタップR
(1)とR(−1)では、タップ間距離が近く、かつビ
ーム強度が弱いため、これらの差信号に含まれるチルト
成分は極わずかであるである。したがって、相関値演算
CR(2)−CR(−2)にCR(−1)−CR(1)
を加算した場合、演算方向が前後逆方向であるので0点
オフセットの低減が期待できるとともに、チルト検出感
度の低下はほとんどないと考えられる。同様なことがC
L(2)−CL(−2)とCL(−1)−CL(1)な
る演算についても言えるため、CR(2)+CL(2)
+CR(−1)+CL(−1)−CR(−2)−CL
(−2)−CR(1)−CL(1)なる演算により0点
オフセットの抑制が期待される。
【0065】図17にCR(2)+CL(2)+CR
(−1)+CL(−1)−CR(−2)−CL(−2)
−CR(1)−CL(1)なる演算による出力値とタン
ジェンシャルチルト量との関係を表す。0点のオフセッ
トはほぼ0となり狙い通りの効果が得られることが分か
る。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスク上の隣接し
た3トラックの再生信号に対して、目標トラックのミラ
ー部を再生しているタイミングを抽出して互いの相関値
を取り、相関値間の演算を行なうことによりディスクと
光ヘッドの相対的な傾きを精度良く検出することがで
き、チルト検出のためにディスクの容量を低下させるこ
となく、ラジアル及びタンジェンシャル方向のチルトを
同時に検出可能なチルト検出装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一例に相当するディ
スクチルト検出装置の概略構成を示す図である。
【図2】光ディスク上における3ビームの配置を示す図
である。
【図3】チルト検出部の概略構造を示す図である。
【図4】相関演算回路の概略構成を示す図である。
【図5】光ディスク上のメインビームスポットとトラッ
クの関係を示す図である。
【図6】チルト演算回路の概略構成の一例を示す図であ
る。
【図7】相関値演算CL(0)−CR(0)のラジアル
チルトの依存性を示す図である。
【図8】相関値演算CL(1)+CR(1)−CL(−
1)−CR(−1)のタンジェンシャルチルトの依存性
を示す図である。
【図9】光ディスク上のメインビームスポットとトラッ
クの関係を示す図である。
【図10】ラジアルチルトとタンジェンシャルチルトが
混在した場合のチルト検出の結果の一例を示す図であ
る。
【図11】目標トラックのミラー領域の抽出を示す図で
ある。
【図12】スペース検出回路の動作を示す図である。
【図13】相関値演算CL(0)−CR(0)のラジア
ルチルトの依存性を示す図である。
【図14】相関値演算CL(1)+CR(1)−CL
(−1)−CR(−1)のタンジェンシャルチルトの依
存性を示す図である。
【図15】相関値演算CL(0)+CR(1)+CR
(−1)−CR(0)−CL(1)−CL(−1)のラ
ジアルチルトの依存性を示す図である。
【図16】光ディスク上のメインビームスポットとトラ
ックの関係を示す図である。
【図17】相関値演算CR(2)+CL(2)+CR
(−1)+CL(−1)−CR(−2)−CL(−2)
−CR(1)−CL(1)のタンジェンシャルチルトの
依存性を示す図である。
【符号の説明】
1…レーザ光源 2…コリメートレンズ 3…回折格子 4…偏光ビームスプリッタ 5…4分の1波長板 6…対物レンズ 7…光ディスク 8…集光レンズ 9…光検出器 11〜13…遅延回路 14…チルト検出部 15…積分回路 16…スペース検出部 17…補正係数乗算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク上の目標トラックとその両側隣
    接トラックの3トラックに光ビームを同時に照射し、こ
    れら3トラックに記録された情報が反映された反射光を
    検出する光学手段と、 前記光学手段により検出された反射光に反映された情報
    を電気信号に変換し、再生信号として提供する再生手段
    と、 前記再生手段から提供される3トラックの再生信号の前
    記光ディスク上でのトラック接線方向のずれ量を補正す
    る補正手段と、 目標トラックの再生信号の基準再生点の信号とその走査
    方向の前後一定距離ずつ離れた点における再生信号を同
    時に出力させるとともに、両側隣接トラックの基準再生
    点の信号とその走査方向の前後一定距離ずつ離れた点に
    おける再生信号を同時に出力させる遅延手段と、 前記目標トラックの基準再生点の信号と同時に出力され
    る前記再生信号群との各々の相関をそれぞれ計算して出
    力する相関演算手段と、 前記相関演算手段出力のうち複数の出力を用いて演算す
    ることにより前記光ディスクと前記光学手段との相対的
    なチルトを算出するチルト演算手段と、 前記チルト演算手段の出力を積分してチルト信号とする
    積分手段とを有し、 前記積分手段は目標トラックの基準再生点が前記光ディ
    スク上のマークでない領域を再生しているときのみ前記
    チルト演算手段の出力を積分することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】前記チルト演算手段は、前記光ディスクと
    前記光学手段との相対的なチルトのうち、前記光ディス
    ク上のトラック接線方向のチルトと前記光ディスク上の
    トラック法線方向のチルトとを同時に算出することを特
    徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記積分手段は、目標トラックの基準再生
    点が前記光ディスク上の同期コード中に含まれるマーク
    でない領域を再生しているときのみ前記チルト演算手段
    の出力を積分することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記チルト演算手段は、前記光ディスク上
    のトラック法線方向のチルトを算出するとき、前記相関
    演算手段出力に含まれる前記目標トラックの基準再生点
    の信号と左右各々の隣接トラック再生信号との相関値の
    うち、左右の隣接トラックの相関値間の差分を取るもの
    であって、左右互いに逆方向の差分演算を含むことを特
    徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の光
    ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記チルト演算手段は、前記光ディスク上
    のトラック接線方向のチルトを算出するとき、前記相関
    演算手段出力に含まれる前記目標トラックの基準再生点
    の信号と目標トラックおよび隣接トラックの基準再生点
    の走査方向の前後一定距離ずつ離れた点における再生信
    号との相関値のうち、基準再生点の前後の相関値間の差
    分を取るものであって、前後互いに逆方向の差分演算を
    含むことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項
    3に記載の光ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008276821A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Taiyo Yuden Co Ltd 光ディスクの反り検出方法及び光ディスクの記録方法並びに光ディスク記録再生装置

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JP2008276821A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Taiyo Yuden Co Ltd 光ディスクの反り検出方法及び光ディスクの記録方法並びに光ディスク記録再生装置

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