JP2001265154A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001265154A
JP2001265154A JP2000077365A JP2000077365A JP2001265154A JP 2001265154 A JP2001265154 A JP 2001265154A JP 2000077365 A JP2000077365 A JP 2000077365A JP 2000077365 A JP2000077365 A JP 2000077365A JP 2001265154 A JP2001265154 A JP 2001265154A
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JP
Japan
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fixing
fixing roller
driving
switch
image forming
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Pending
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JP2000077365A
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English (en)
Inventor
Masafumi Yamagami
雅史 山上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の定着装置におけるジャム処理
性を改良し、ジャム紙を除去する上で使用者が用紙を見
ながら操作できるようにする。 【解決手段】 通常時には、画像形成装置本体のドアが
開けられたときにはドアスイッチ30がオフとなって定
着モータ11の駆動系への駆動電源31からの電源供給
を切断し、定着モータ11の動作を防止する。使用者が
ジャム処理等で、ドアを開けた状態で定着モータ11を
回転駆動したい場合には、正転スイッチ9aもしくは逆
転スイッチ9bを押下する。すると定着モータ11に電
源が供給されて動作可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に関し、特に定着装置におけるジャム
処理性を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複写機
等では、コピー動作中にジャム(紙詰まり)等が発生す
ると機械の動作を停止するようになっており、機械の停
止後に使用者が機械のドア(外装カバー)を開けて機内
に残っている用紙を取り除く操作を行うようになってい
る。このとき、当然使用者が機内に手を入れるので、突
然駆動系が動き出す危険であるため、ドアが開いている
時には駆動系への電源供給を遮断するようになってい
る。
【0003】もちろん、ジャムが定着装置の定着ローラ
と加圧ローラの間で生じた場合にはローラの回転駆動系
への電源供給もストップする。すると両ローラの間に挟
まった状態で存在している用紙を取り除くためには、使
用者が直接に用紙を手で引っ張ったり、手動でローラを
回転させることが必要になるが、高温の定着ローラに手
が接触するおそれがあり、かつ定着ローラと加圧ローラ
間には圧力が加えられているため、手で回転させること
も難しい。
【0004】そこで、機械の動作が停止した時にモータ
を駆動させ、定着装置のローラ間に存在する用紙を排紙
するようにした装置が提案されている(たとえば特開昭
59−19979号公報参照)。また市販の複写機等に
おいても、サービスマンが複写機等の負荷のON/OF
Fチェック用に予めプログラムしたモードに、機械の動
作が停止していても定着ローラを駆動できるようにした
ものが知られている。すなわち市販の多くの複写機等で
は、安全性の向上のために、カバーが開いている場合は
定着ローラ等の負荷を駆動する電源を切る構成を採用し
ている。しかしながら、これらの装置では、ドアを閉め
てモータを駆動するため、用紙の挙動が使用者には把握
できず、定着装置のローラを回転させても用紙が引っか
かったままになっている場合には機械にダメージを与え
たり、用紙がさらに取りにくくなったりして、せっかく
機械の動作を停止させても、有効なジャム処理への対処
にならないことがあるという問題がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点にかんがみ、上
述のような構成の機械においても動作可能であり、ジャ
ム紙を除去する上で使用者が用紙を見ながら操作できる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
画像形成装置は、上記目的を達成するために、転写紙上
に形成されたトナー像を加熱、加圧して該転写紙に定着
させるための一対の定着ローラと加圧ローラを備える定
着装置と、上記定着ローラを駆動する定着ローラ駆動手
段と、開閉可能な外装カバーと、該外装カバーが開いた
時に上記定着ローラ駆動手段への電源供給を切断する電
源切断手段とを備え、電子写真プロセスにより、入力し
た画像信号に基づいた画像を形成する画像形成装置にお
いて、上記定着ローラ駆動手段を駆動・停止するための
スイッチと、上記電源切断手段が上記定着ローラ駆動手
段への電源供給を切断した状態でも該スイッチをオンと
した時の上記定着ローラ駆動手段への電源供給を可能と
する接・断回路を有することを特徴とする。
【0007】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記定着ローラ駆動手段は上記定着ローラ
を正・逆転駆動可能で、上記スイッチ及び上記接・断回
路を、正転駆動用及び逆転駆動用それぞれに備えること
を特徴とする。
【0008】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記定着ローラ駆動手段は上記定着ローラ
の駆動速度を可変でき、上記スイッチをオンとした時
は、通常時よりも低速で上記定着ローラを回転駆動する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置
の一実施形態の制御部のブロック図である。CPU1に
はメモリ(ROM2、RAM3、不揮発RAM4)及び
I/Oポート5を介して機械の状態を表示する表示部
6、ドア開閉検知センサ7、用紙搬送路中のジャム検知
センサ8、定着装置を回転駆動するための定着モータの
正転・逆転スイッチ9、モータの回転を検知するモータ
回転検知エンコーダ等の各種センサ10の入力と、定着
モータ11へのオン・オフ信号や回転方向指示信号等を
出力する定着モータドライバ12、メインモータ、現像
モータ、各種クラッチ、ソレノイド等への出力回路13
が接続している。なお不揮発RAM4は、電源オフ時も
保持しておきたい情報を記憶するものである。また定着
モータドライバ12からの出力信号は、定着モータ11
のオン・オフ信号や回転方向指示信号だけでなく、回転
速度指示、パワーダウン指示等も含まれる。
【0010】図2は定着モータ11を含む定着ユニット
の構成を示す斜視図である。図示の定着ユニットは、対
をなす定着ローラ20と加圧ローラ21からなり、定着
ローラ20を加熱するための定着ヒータ22、そして定
着用ローラ20を正・逆転駆動する定着モータ11から
構成してある。現像モータやメインモータと別に定着モ
ータ11を設けることによって、定着ユニットのみを駆
動することができ、ジャム時に定着ローラ20を回転駆
動しても他のユニットにダメージを与えないようにして
ある。
【0011】図3は、定着モータ11の駆動系の電源供
給・切断回路の回路図である。図中30はドアスイッ
チ、31は駆動電源で、定着モータ11の正転・逆転ス
イッチ9は、正転スイッチ9aと逆転スイッチ9bとか
ら構成してある。この回路構成は、図から明らかなよう
に、図示せぬ画像形成装置本体のドアが開けられたとき
にはドアスイッチ30がオフとなって通常は定着モータ
11の駆動系への駆動電源31からの電源供給を切断
し、定着モータ11が動作するのを防止している。その
ため通常では定着モータ11を駆動することはできない
が、使用者がジャム処理等で、ドアを開けた状態で定着
モータ11を回転駆動したい場合には、正転スイッチ9
aもしくは逆転スイッチ9bを押下することによって、
定着モータ11に電源が供給されて動作可能となるよう
にしてある。正転スイッチ9aもしくは逆転スイッチ9
bは、押下状態がロックされないタイプのスイッチを採
用するとよい。
【0012】すなわち、正転スイッチ9aもしくは逆転
スイッチ9bを押下して定着モータ11を駆動している
状態から、定着モータ11を停止させたい場合は、正転
スイッチ9aもしくは逆転スイッチ9bから手を放すだ
けで駆動電源31からの電源供給が再度切断され、たと
えCPU1が暴走したとしても定着モータ11の回転駆
動が停止する。なお図1に示したように、駆動電源の供
給・切断と連動してCPU1でドアスイッチ30や正転
スイッチ9a及び逆転スイッチ9bの状態を監視するこ
とが可能である。
【0013】図4はCPU1における各スイッチの状態
監視、制御のフローチャートである。まず画像形成装置
本体のドアが開いているか否かを判断し(ステップ
1)、開いている時(ステップ1でY)には正転スイッ
チ9aが押下されているか否かを判断し(ステップ
2)、押下されている場合(ステップ2でY)は定着モ
ータドライバ12に正転ON(正転OFFは逆転)、低
速回転駆動を指示する低速ON(低速OFFは高速:通
常の動作時は高速での回転駆動)及び駆動開始を指示す
るON信号ON(OFFで駆動停止)という各信号を出
力し(ステップ3)、ステップ2へ戻る。もちろんステ
ップ1でドアが開いていないと判断すれば通常の制御に
戻る。またステップ2で正転スイッチ9aが押下されて
いないと判断した場合(ステップ2でN)は、ON信号
OFF(駆動停止)、低速OFFとして逆転スイッチ9
bが押下されているか否かを判断し(ステップ5)、押
下されている場合(ステップ5でY)は定着モータドラ
イバ12に正転OFF、低速ON及びON信号ONとい
う各信号を出力し(ステップ6)、ステップ5へ戻る。
ステップ5で逆転スイッチ9bが押下されていないと判
断した場合(ステップ5でN)は、ON信号OFF、低
速OFF、正転ONとして(ステップ7)、その後ステ
ップ1へ戻る。図5に上記動作のタイミングチャートを
示す。すなわち、正転スイッチ9aも逆転スイッチ9b
も押下されていない時は定着ローラ11駆動用の駆動電
源31への電源供給が切断されて強制的に定着ローラ1
1の駆動系は停止するが、CPU1も定着モータドライ
バ12へ停止信号を出力する。また、定着ローラ11の
正転駆動時、すなわち正転スイッチ9a押下時は逆転ス
イッチ9bを無視し、逆転スイッチ9b押下時は正転ス
イッチ9aを無視する。
【0014】
【発明の効果】本発明の画像形成装置のうち請求項1に
係るものは、以上説明してきたように、使用者は画像形
成装置本体のドアを開けて用紙の状態を見ながら、スイ
ッチの押下で定着ローラを駆動、停止させることができ
るので、定着ローラに挟まれた用紙を除去するジャム処
理時の操作性が非常に向上するという効果がある。
【0015】請求項2に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、定着ローラをスイッチの押下で正転あ
るいは逆転駆動可能とすることで、上記共通の効果に加
え、用紙を除去しやすい方向に搬送可能としてジャム処
理時の操作性をさらに向上させる得るという効果があ
る。
【0016】請求項3に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、スイッチ押下時は通常の駆動よりも速
度を落として定着ローラを回転駆動することにより、上
記共通の効果に加え、用紙がひっかっかっている場合は
機械へのダメージを低減させ、またその後のジャム処理
の操作性を向上させ得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の制御
部のブロック図である。
【図2】定着ユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】定着モータの駆動系の電源供給・切断回路の回
路図である。
【図4】各スイッチの状態監視、制御のフローチャート
である。
【図5】各スイッチの制御動作のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 不揮発RAM 5 I/Oポート 6 表示部 7 ドア開閉検知センサ 8 ジャム検知センサ 9 定着モータの正転・逆転スイッチ 9a 正転スイッチ 9b 逆転スイッチ 10 各種センサ 12 定着モータドライバ 13 メインモータ等への出力回路 20 定着ローラ 21 加圧ローラ 22 定着ヒータ 30 ドアスイッチ 31 駆動電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙上に形成されたトナー像を加熱、
    加圧して該転写紙に定着させるための一対の定着ローラ
    と加圧ローラを備える定着装置と、上記定着ローラを駆
    動する定着ローラ駆動手段と、開閉可能な外装カバー
    と、該外装カバーが開いた時に上記定着ローラ駆動手段
    への電源供給を切断する電源切断手段とを備え、電子写
    真プロセスにより、入力した画像信号に基づいた画像を
    形成する画像形成装置において、上記定着ローラ駆動手
    段を駆動・停止するためのスイッチと、上記電源切断手
    段が上記定着ローラ駆動手段への電源供給を切断した状
    態でも該スイッチをオンとした時の上記定着ローラ駆動
    手段への電源供給を可能とする接・断回路を有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記定着ローラ駆動手段は上記定着ロー
    ラを正・逆転駆動可能で、上記スイッチ及び上記接・断
    回路を、正転駆動用及び逆転駆動用それぞれに備えるこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記定着ローラ駆動手段は上記定着ロー
    ラの駆動速度を可変でき、上記スイッチをオンとした時
    は、通常時よりも低速で上記定着ローラを回転駆動する
    ことを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
JP2000077365A 2000-03-21 2000-03-21 画像形成装置 Pending JP2001265154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209695B2 (en) * 2003-09-24 2007-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with detaching mechanism for fixing heater
US7283778B1 (en) 2003-09-24 2007-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with heating member control based on door opening state and heating member position

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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