JP2001264718A - レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装置 - Google Patents

レーザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装置

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JP2001264718A
JP2001264718A JP2000074527A JP2000074527A JP2001264718A JP 2001264718 A JP2001264718 A JP 2001264718A JP 2000074527 A JP2000074527 A JP 2000074527A JP 2000074527 A JP2000074527 A JP 2000074527A JP 2001264718 A JP2001264718 A JP 2001264718A
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laser
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beam scanning
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Kozo Mano
晃造 眞野
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザがレーザ強度変調部を正確に通過する
レーザビーム走査ユニットを提供することである。 【解決手段】 レーザビーム発生部104と、該レーザ
ビーム発生部から入力されたレーザビームに変調を施し
て出力するレーザ強度変調部108とを有し、前記レー
ザ強度変調部は透光孔108c,108dが形成された
レーザビーム入射面体108aとレーザビーム射出面体
108b及び前記両面体近くに配された複数の面体で形
成された収納箱体1081,1082を有し、この収納
箱体は前記両面体に交差する少なくとも2面体であって
互いに交差関係にある面体108A,108Bの少なく
とも一部に透光部が形成されていることを特徴とするレ
ーザビーム走査ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置のレ
ーザビーム走査装置に関し、特に、レーザビームで走査
露光することにより写真感光材料に画像を形成するレー
ザビーム走査ユニット及びレーザビーム走査ユニットを
備えた写真処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネガフィルムやポジフィルムの写真フィ
ルムの画像または、デジタルカメラで撮影してICカー
ド(メモリカード)に保存された画像データ等を写真感
光材料に画像形成するレーザビーム走査ユニットにおい
ては、近年、R(赤)、G(緑)、B(青)のレーザを
発生するレーザビーム発生部を有し、該レーザビーム発
生部で発生させたR、G、Bのレーザビーム毎に画像デ
ータに応じてレーザ強度変調部で変調させ、さらにポリ
ゴンミラーにより主走査方向に照射するとともに、写真
感光材料としての印画紙を副走査方向に搬送して、写真
感光材料上にカラー画像を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】レーザビーム走査ユニ
ットにおいては、レーザビーム(レーザ光)がレーザ強
度変調部の光を変調する部分を正確に通過させる必要が
ある。
【0004】しかしながら、レーザビーム発生部で発生
されるレーザビームの径は略100μmと小さい。ま
た、レーザ強度変調部自体が略2cm四方の矩形体(四
角柱)であり、光を変調する部分の直径も略0.3mm
と小さい。このため、レーザビーム走査ユニットの組立
時、レーザビーム走査ユニット内のレーザビーム発生部
で発生されるレーザビームがレーザ強度変調部の光を変
調する部分を正確に通過しているのか、レーザ強度変調
部の外部カバーのために確認できず、その組立作業時、
支持体である筐体へのレーザ強度変調部の位置決めが極
めて困難であった。
【0005】従って、本発明の目的は、レーザビーム走
査装置の組立時、レーザビームがレーザ強度変調部の光
(レーザビーム)を変調する部分を正確に通過するよう
に、レーザ強度変調部をレーザビーム走査ユニットに簡
単容易に取り付けることのできるレーザビーム走査ユニ
ット及びレーザビーム走査ユニットを備えた写真処理装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、レーザビーム発生部と、該レ
ーザビーム発生部から入力されたレーザビームに変調を
施して出力するレーザ強度変調部とを有し、前記レーザ
強度変調部は透光孔が形成されたレーザビーム入射面体
とレーザビーム射出面体及び前記両面体近くに配された
複数の面体で形成された収納箱体を有し、この収納箱体
は前記両面体に交差する少なくとも2面体であって互い
に交差関係にある面体の少なくとも一部に透光部が形成
されていることを特徴とするレーザビーム走査ユニット
として構成されている。
【0007】上記構成によれば、レーザビームは、レー
ザビーム発生部で発生し、レーザ強度変調部でレーザの
強度が変調される。そして、収納箱体における前記2面
体の透光部を通してレーザビームを見ながら、レーザビ
ームがレーザビーム入射面体及びレーザビーム射出面体
の透光孔を通過するようにレーザ強度変調部をレーザビ
ーム走査ユニットの所要位置に容易に組み込むことがで
きる。
【0008】さらに、前記レーザ強度変調部は音響光学
変調素子である(請求項2)ので、音響光学変調素子の
2面体の透光部を通してレーザビームを見ながら音響光
学変調素子のレーザ強度変調部にレーザビームを入射さ
せることができるように音響光学変調素子をレーザビー
ム走査ユニットの所要位置に容易に組み込むことができ
る。
【0009】さらに、前記収納箱体が四角柱状である場
合に前記2面体はレーザ強度変調部における側面体のう
ちの隣接する面体である(請求項3)ので、前記収納箱
体が四角柱状である場合に、レーザ強度変調部における
隣接する2面体の透光部を通してレーザを見ながら強度
変調部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容易
に組み込むことができる。
【0010】さらに、前記レーザ入射面体、レーザ射出
面体以外の面体に透光部を設けた(請求項4)ので、レ
ーザ強度変調部における入射面体、射出面体以外のいず
れかの面体の透光部を通してレーザビームを見ながら強
度変調部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容
易に組み込むことができる。
【0011】上記目的を達成するために、本発明の請求
項5は、請求項1〜4のいずれかに記載のレーザビーム
走査ユニットと、現像ユニットと、感光材料を収納する
感光材料ユニットを備えた写真処理装置として構成され
ている。
【0012】上記構成によれば、レーザビームは、レー
ザビーム発生部で発生し、レーザ強度変調部でレーザの
強度が変調される。そして、レーザ強度変調部における
レーザビーム入射面体、レーザビーム射出面体に交差す
る少なくとも2面体に透光部が構成されているので、2
面体の透光部を通してレーザビームを見ながら強度変調
部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容易に組
み込むことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のレーザビーム走査
ユニットが用いられる写真処理装置の一構成例を示す図
であり、以下同図に基づいてレーザビーム走査ユニット
を説明する。
【0014】写真処理装置1はフィルム(ネガ、ポジ)
からラインCCDスキャナで読み取られた画像データ、
デジタルカメラで撮影された画像データ、パソコンで作
成された画像データ等の画像を、感光材料(印画紙)2
(図2参照)に露光させるレーザビーム走査ユニット1
00と、ロール状に巻回された印画紙2を収納し、所定
サイズに切断してレーザビーム走査ユニット100に供
給する感光材料ユニット200と、レーザビーム走査ユ
ニット100で露光された印画紙2を現像、漂白定着及
び安定処理する現像ユニット300及び安定処理された
印画紙2を乾燥させる乾燥ユニット400等で構成され
ている。
【0015】感光材料ユニット200はレーザビーム走
査ユニット100の下部に設けられており、ロール状に
巻回された印画紙2を感光させないように内蔵した印画
紙マガジン201が収納されている。ロール状に巻回さ
れた新品の印画紙2の一例では、その長さが約180m
であり、印画紙マガジン201を含めた重量が14Kg
にもなる。そのため、扉202を開いた内側には、印画
紙マガジン201を載置して感光材料ユニット200の
内部に収納するための引き出し可能な支持レール(図示
していない)等が設けられている。印画紙マガジン20
1が感光材料ユニット200に装填されると、印画紙2
が印画紙マガジン201から引き出され、カッター(図
示していない)により所定の寸法に切断された後、レー
ザビーム走査ユニット100に搬送される。
【0016】レーザビーム走査ユニット100について
は、後に詳述するが、レーザビーム発生部104と、該
レーザビーム発生部104で発生したレーザビームの強
度を変調するレーザ強度変調部108と、これら構成要
素を支持する支持体115と、これら構成要素及び支持
体115を外囲する筐体102とを少なくとも具備して
構成されている。なお、筐体102が前記レーザビーム
発生部104、レーザ強度変調部108等の構成要素を
支持して支持体115の機能を果たすように構成するこ
とも可能である。
【0017】現像ユニット300は、前述のように露光
された印画紙2を現像、漂白定着及び安定化させるもの
であるが、少なくとも全現像行程と定着行程の初期で
は、外部からの迷光による感光があってはならない。そ
のため、現像ユニット300の内部301は、暗室に構
成されている。
【0018】現像ユニット300により現像、漂白定着
及び安定処理された印画紙2は、乾燥ユニット400に
搬送され、乾燥処理された後、乾燥ユニット400の上
部の排出口401から排出され、第1搬送ベルト302
上に、例えば1本のフィルムに撮影されているコマ数分
だけ積み重ねられる。フィルム1本分の処理が終わる
と、第1搬送ベルト302により第2搬送ベルト303
上に移動され、第2搬送ベルト303上に保持される。
第2搬送ベルト303上には、複数本分の写真(乾燥済
みの印画紙)を載置することができる。
【0019】図2は写真処理装置のレーザビーム走査ユ
ニットの概略を説明する斜視図であり、以下、同図に基
づいてレーザビーム走査ユニットを説明する。
【0020】図2においては、筐体102の上部を省略
して図示しているが、筐体102には外光が入ることな
く、また、筐体102から外部にレーザビームが漏れな
いように暗室に構成され、また、塵が入りこまないよう
に密閉されている。
【0021】レーザビーム走査ユニット100は筐体1
02の上にレーザビーム発生部として機能するレーザ光
源104R、104G、104Bの3個のレーザ光源1
04を備えている。
【0022】レーザ光源104RはR(赤)の波長(例
えば685nm)のレーザビーム(以下、Rレーザビー
ムという。)を射出する半導体レーザ(Laser Diode=
LD)104XRで構成されている。
【0023】同様に、レーザ光源104GはG(緑)の
波長のレーザビーム(以下、Gレーザビームという。)
を射出する半導体レーザ104XGと該半導体レーザ1
04Xから射出されたGレーザビームを1/2の波長
(例えば532nm)のレーザビームに変換する第2高
調波発生器(Second Harmonic Generator=SHG)
104YGで構成されている。なお、波長変換素子から
532nmのレーザビームが射出されるように半導体レ
ーザ104XGの発振波長が定められている。
【0024】同様に、レーザ光源104BはB(青)の
波長のレーザビーム(以下、Gレーザビームという。)
を射出する半導体レーザ104XBと該半導体レーザ1
04XBから射出されたRレーザビームを1/2の波長
(例えば473nm)のレーザビームに変換する波長変
換素子104YBで構成されている。なお、波長変換素
子104YBから473nmのレーザビームが射出され
るように半導体レーザ104XBの発振波長が定められ
ている。
【0025】レーザ光源104R、104G、104B
のレーザ射出側には、コリメータレンズ106、レーザ
強度変調部として機能する音響光学変調素子(Acousto-
Optic Modulator以下単にAOMという)108、レー
ザ整形開口107、ミラー110が順に配置されてお
り、該ミラー110のレーザ反射側には、球面レンズ1
12、シリンドリカルレンズ114及びポリゴンミラー
118が順に配置されている。
【0026】該ポリゴンミラー118のレーザ射出側に
は、fθレンズ120、シリンドリカルレンズ122、
ミラー124、ミラー126が順に配置されている。そ
して、矢印C方向から搬送されてきた印画紙2は前記ミ
ラー126に反射されたR,G,Bのレーザビームに照
射され、画像露光される。なお、前記レーザ整形開口1
07からミラー126までのレンズ、ミラー等が光学系
150を構成している。
【0027】前記AOM108について詳述する。AO
M108は、レーザ光源104R、104G、104B
から入射されたレーザビームがAOM108内部の音響
光学媒質を透過するように筐体102の所要位置に3個
配置されているとともに、各AOM108の下部には超
音波発信器として機能するトランスデューサー109が
各々設けられており、該トランスデューサー109はA
OMドライバ111(図3参照)に接続されている。
【0028】該AOMドライバ111からトランスデュ
ーサー109に画像のR,G,B濃度に応じた信号
(R,G,B毎の出力)が入力されると、AOM108
の音響光学媒質にAOMドライバ111の出力に応じた
超音波光学効果が作用して回折が生じ、AOM108に
入射されたレーザビームは超音波の強度や振幅に応じた
強度となり、AOM108から回折光として射出され、
感光材料2に至り、画像を形成する。
【0029】図3はレーザ強度変調部(AOM)の拡大
した斜視図であり、以下同図も参照してAOM108に
ついて説明を続ける。
【0030】AOM108自体は四角柱形状の収納箱体
1081を有し、該収納箱体1081の大きさは略縦2
cm、横2cm、高さ1cmと小さいものである。また
紙面の左下から右上方向にレーザ光源104から射出し
たレーザビームが照射されている。AOM108の左側
面体はレーザビームが入射される入射面体108aであ
り、右側面体はレーザビームが射出される射出面体10
8bとなっている。
【0031】そして、入射面体108a、射出面体10
8bには透光孔108c、108dが各々形成されてい
る。そして、該透光孔108c、108dの直径は略φ
3mmで、この開口108c、108dを結ぶAOM1
08の中に強度変調部が存在する。ところで、レーザビ
ームのビーム径は直径略φ100μmであり、AOM1
08の光の強度変調部も直径略φ300μm程度である
ため、AOM108を正確に筐体102への組み付ける
のが容易ではない(極めて困難である)。このため、A
OM108自体の上面体108A及びこの上面体108
Aに隣接する前面体108Bの面体を全て透明(透光
部)に構成している。
【0032】この構成により、AOM108を筐体10
2の略所要位置に仮載置し、レーザ光源104R、10
4G、104Bからレーザビームを射出し、筐体120
の上部及び前部からレーザビーム及びAOM108の開
口108c、108d、及び光の強度変調部を透明な上
面体108A及び前面体108Bを通して確認しなが
ら、水平方向(XY軸方向)についてAOM108を筐
体102に位置決めすることで、レーザ光源104R、
104G、104Bで発生したレーザビームを各々対応
するAOM108の光の強度変調部に正確に導くことが
できるものである。
【0033】これによって、レーザ光源104R、10
4G、104Bで発生したレーザビームは、正確にAO
M108のレーザ強度変調部を通過するので、レーザの
強度を画像に応じて正確に変調することができ、所望通
りの画像を感光材料2に形成することができる。なお、
上面体108A及び前面体108Bは全面体を透明とし
たが、レーザビームを確認できる部分だけ透明にするこ
とも可能である。
【0034】また、AOM108の高さ方向(Z軸方
向)の位置調整については、高さ調整部材(図示してい
ない)が別途トランスデューサー109及び筐体102
の間に設けられており、無段階に適宜調整可能である。
なお、高さ方向の調整については、シムを用いて行うこ
とも可能である。このときも、筐体120の上部及び前
部からレーザビーム及びAOM108の透光孔108
c、108d、及び光の強度変調部を透明な上面体10
8A及び前面体108Bを通して確認しながら、水平方
向(XY軸方向)についてAOM108を筐体102に
位置決めすることができる。
【0035】図4は音響光学変調素子(AOM)の他の
実施形態を示す図であり、同図(a)はAOMの側面
図、同図(b)はAOMの正面図であり、以下、同図に
基づいて説明する。
【0036】同図においては、音響光学変調素子(AO
M)108の収納箱体1082を前記本実施形態におけ
る四角柱ではなく、8角柱としたものであり、1082
a、1082bがそれぞれレーザビーム入射面体、レー
ザビーム射出面体となっている。そして、前記レーザビ
ーム入射面体1082a、レーザビーム射出面体108
2bに交差する2面体として、1082e及び1082
fの面体に透光部を設けた実施形態を示している。或い
は、1082eと1082d、1082eと1082c
の2面体に透光部を設けた形態であっても良い。また、
収納箱体を角柱として3、5、6角柱とすることも可能
である。このように、収納箱体が多角柱であるときに
は、隣接する2面体ではなく、部分的に2つの面体部分
であってもよい。即ちレーザビーム入射面体、レーザビ
ーム射出面体に交差する少なくとも2面体であって図4
(a)において破線で示すように互いに交差関係にある
面体であれば、隣接する2面体ではなく、部分的に2つ
の面体部分であってもよい。
【0037】以上、本実施形態について詳述したが、以
下に示すように変更することも可能である。
【0038】前記実施形態においては、レーザビーム走
査ユニット100を写真処理装置1に適用したものを例
示したが、これに限定されるものではなく、例えば複写
機、医療用のCTスキャナーからの画像形成に適用する
ことも可能である。
【0039】前記実施形態においては、レーザ強度変調
部としてAOMを適用し、該AOMによりレーザビーム
の強度変調を行うものとしたが、AOMに代えて電気光
学変調素子(EOM)、磁気光学変調素子(MOM)を
適用してレーザビームの強度変調を行うことも可能であ
る。
【0040】前記実施形態においては、AOMにおける
レーザ入射面体、レーザ射出面体に交差する少なくとも
2面体を透明にしたものを例示したが、レーザ入射面
体、レーザ射出面体以外の面体全てを透明にすることも
可能である。このようにすれば、前面体、上面体だけで
なく背面体を通してAOMにおけるレーザの入射、射出
を簡単に確認することができる。
【0041】また、前記実施形態において「透明」の意
味するとことは、AOMの内部をレーザが通過するとき
に、その通過が確認できるために透明にすることを意味
しているものであって、完全な透明ではなくてもAOM
の内部をレーザが通過することを確認することができる
程度の「半透明」なものであってもよい。
【0042】前記実施形態においては、レーザビーム走
査ユニット100の構成要素を平面的に筐体120にレ
イアウトしたものを例示しているが、ポリゴンミラーを
レーザ光源104の下部(上部)に配置し、ミラー11
0の下部(上部)にミラー124、126を配置するよ
うな立体的なレイアウトとすることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1は、レ
ーザビーム発生部と、該レーザビーム発生部から入力さ
れたレーザビームに変調を施して出力するレーザ強度変
調部とを有し、前記レーザ強度変調部は透光孔が形成さ
れたレーザビーム入射面体とレーザビーム射出面体及び
前記両面体近くに配された複数の面体で形成された収納
箱体を有し、この収納箱体は前記両面体に交差する少な
くとも2面体であって互いに交差関係にある面体の少な
くとも一部に透光部が形成されていることを特徴とする
レーザビーム走査ユニットとして構成されている。
【0044】上記構成によれば、レーザビームは、レー
ザビーム発生部で発生し、レーザ強度変調部でレーザの
強度が変調される。そして、収納箱体における前記2面
体の透光部を通してレーザビームを見ながら、レーザビ
ームがレーザビーム入射面体及びレーザビーム射出面体
の透光孔を通過するようにレーザ強度変調部をレーザビ
ーム走査ユニットの所要位置に容易に組み込むことがで
きる。これによって、レーザビーム発生部で発生したレ
ーザビームは、正確にレーザ強度変調部のレーザ強度変
調部を通過するので、レーザビームの強度を画像に応じ
て正確に変調することができ、所望通りの画像を形成す
ることができる。
【0045】さらに、前記レーザ強度変調部は音響光学
変調素子である(請求項2)ので、音響光学変調素子の
透明な2面体を通してレーザを見ながら音響光学変調素
子のレーザ強度変調部にレーザを入射させるように音響
光学変調素子をレーザビーム走査ユニットの所要位置に
正確かつ容易に組み込むことができる。
【0046】さらに、前記収納箱体が四角柱状である場
合に前記2面体はレーザ強度変調部における側面体のう
ちの隣接する面体である(請求項3)ので、前記収納箱
体が四角柱状である場合に、レーザ強度変調部における
隣接する2面体の透光部を通してレーザを見ながら強度
変調部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容易
に組み込むことができる。
【0047】さらに、前記レーザ入射面体、レーザ射出
面体以外の面体に透光部を設けた(請求項4)ので、レ
ーザ強度変調部における入射面体、射出面体以外のいず
れかの面体の透光部を通してレーザビームを見ながら強
度変調部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容
易に組み込むことができる。
【0048】また、本発明の請求項5は、請求項1〜4
のいずれかに記載のレーザビーム走査ユニットと、現像
ユニットと、感光材料を収納する感光材料ユニットを備
えた写真処理装置として構成されている。
【0049】上記構成によれば、レーザビームは、レー
ザビーム発生部で発生し、レーザ強度変調部でレーザの
強度が変調される。そして、レーザ強度変調部における
レーザビーム入射面体、レーザビーム射出面体に交差す
る少なくとも2面体に透光部が構成されているので、2
面体の透光部を通してレーザビームを見ながら強度変調
部材をレーザビーム走査ユニットの所要位置に容易に組
み込むことができる。これによって、レーザビーム発生
部で発生したレーザビームは、正確にレーザ強度変調部
のレーザ強度変調部を通過するので、レーザの強度を画
像に応じて正確に変調することができ、所望通りの画像
を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置のレーザビーム走査装置の概略を
説明する図である。
【図2】写真処理装置のレーザビーム走査ユニットの概
略を説明する斜視図である。
【図3】音響光学変調素子(AOM)の拡大した斜視図
である。
【図4】音響光学変調素子(AOM)の他の実施形態を
示す図であり、同図(a)はAOMの側面図、同図
(b)はAOMの正面図である。
【符号の説明】 1 写真処理装置 2 感光材料 100 レーザビーム走査ユニット 104 レーザ光源(レーザビーム発生部) 108 音響光学変調素子(レーザ強度変調部) 108a レーザ入射面体 108b レーザ射出面体 108c,108d 透光孔 108A 上面体 108B 前面体 200 感光材料ユニット 300 現像ユニット 1081 収納箱体 1082 収納箱体 1082c レーザ入射面体 1082d レーザ射出面体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/113 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2H045 AA01 BA02 BA24 DA02 2H079 AA04 AA12 BA01 CA21 CA24 EA11 EA32 EA34 EB22 GA07 2H106 AA41 AA71 BH00 5C051 AA02 CA07 DA01 DB02 DB30 DB35 DC04 DE21 FA01 5C072 AA03 BA05 CA06 DA01 DA18 DA19 DA23 HA02 HB06 XA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビーム発生部と、該レーザビーム
    発生部から入力されたレーザの強度を変調して出力する
    レーザ強度変調部とを有し、前記レーザ強度変調部は透
    光孔が形成されたレーザビーム入射面体とレーザビーム
    射出面体及び前記両面体近くに配された複数の面体で形
    成された収納箱体を有し、この収納箱体は前記両面体に
    交差する少なくとも2面体であって互いに交差関係にあ
    る面体の少なくとも一部に透光部が形成されていること
    を特徴とするレーザビーム走査ユニット。
  2. 【請求項2】 前記レーザ強度変調部は音響光学変調素
    子であることを特徴とする請求項1記載のレーザビーム
    走査ユニット。
  3. 【請求項3】 前記収納箱体が四角柱状である場合に前
    記2面体はレーザ強度変調部における側面体のうちの隣
    接する面体であることを特徴とする請求項1または2記
    載のレーザビーム走査ユニット。
  4. 【請求項4】 前記レーザ入射面体、レーザ射出面体以
    外の面体に透光部を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のレーザビーム走査ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ
    ビーム走査ユニットと、現像ユニットと感光材料を収納
    する感光材料ユニットを備えた写真処理装置。
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